JP2801181B2 - シート反転装置 - Google Patents

シート反転装置

Info

Publication number
JP2801181B2
JP2801181B2 JP58002099A JP209983A JP2801181B2 JP 2801181 B2 JP2801181 B2 JP 2801181B2 JP 58002099 A JP58002099 A JP 58002099A JP 209983 A JP209983 A JP 209983A JP 2801181 B2 JP2801181 B2 JP 2801181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
reversing
conveying path
sheet conveying
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58002099A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59128154A (ja
Inventor
昇 水沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP58002099A priority Critical patent/JP2801181B2/ja
Publication of JPS59128154A publication Critical patent/JPS59128154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2801181B2 publication Critical patent/JP2801181B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H15/00Overturning articles
    • B65H15/004Overturning articles employing rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/30Orientation, displacement, position of the handled material
    • B65H2301/33Modifying, selecting, changing orientation
    • B65H2301/333Inverting
    • B65H2301/3332Tri-rollers type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機・印刷機・記録機・その他シートを搬
送する機構を具備する機構等(以下単に複写機等とい
う)のシート取扱い装置に係り、特にシートを反転して
搬送するように取り扱うシート反転取扱い装置に関する
ものである。 この種の反転取扱い装置は例えば複写機等において、
搬送されるシートを排出部に設けたトレー又は排出部か
らシートを分類するソーター等に挿入する前にそのシー
トの頁揃えのため反転したり、あるいはシートの片面に
複写完了したそのシートを反転させて、そのシートの他
面側に再び複写するために、いわゆる中間トレイに搬入
する場合等に用いられてきた。 第1図に従来用いられてきた所謂スイッチバック反転
機構の一例を示す。 即ち、該シート反転機構は複写機構等の第1ステーシ
ョンA側からのシートをソーターや裏面複写機構等の第
2ステーションB側へ表裏反転させて導入すべく両ステ
ーションA・B間に配設され、反転シュート部1と、第
1ステーションAからのシートを反転シュート部1へ導
く第1のシート搬送路2と、反転シュート部1に一旦収
まったシートを逆進させる手段3と、その逆進シートを
第2ステーションB側へ導く第2のシート搬送路4とか
らなる。 5は第1ステーションAから第2ステーションBへシ
ートを反転処置せずに導入するための第3のシート搬送
路としての両ステーションA・B直接連絡路、6は第1
ステーションA側のシート搬送用ローラ対、7は第1及
び第3のシート搬送路2と5との分岐部に配設した両搬
送路切換え用の第1の揺動分岐爪、8は第1及び第2の
シート搬送路2と4の反転シート部1に対するY字分岐
部に配設した両搬送路切換え用の第2の揺動分岐爪、9
・10・11は第1と第2のシート搬送路2と4にまたがら
せて配設した3本の一組のシート搬送用ローラで、第1
のシート搬送路2へ導入されたシートは上記3本のロー
ラのうちの9と10とのローラ対により反転シュート部1
へ搬送される。又反転シュート部1から逆進により第2
のシート搬送路4へ導入されたシートは10と11とのロー
ラ対により第2ステーションBへ搬送される。12は第2
ステーションB側のシート搬入用ローラ対、13は反転シ
ュート部1のシート出入口部(第1及び第2のシート搬
送路2・4のY字分岐部近傍部)に配設したシート検知
器、14は第1ステーションA側のシート搬送路に設けた
シート検知器である。 而してシートの反転給紙のときは操作者が反転給紙選
択釦(不図示)を押すことにより、或は搬送中のシート
の所定位置通過検知信号により第1の分岐爪7が実線示
の回動姿勢に転換保持され、第1ステーションA側と第
1のシート搬送路2が連通し、第3のシート搬送路5は
遮断される。又第2の分岐爪8は実線示の回動姿勢にあ
り、第1のシート搬送路2と反転シュート部1とが連通
し、第2のシート搬送路4は遮断される。従って第1ス
テーションA側からの搬出シートは第1のシート搬送路
2を通って反転シュート部1へ入る。このとき反転シュ
ート部1のシート逆進手段ため正逆転ローラ対3は正転
していてシートをシュート内へ引き込む。シュート内へ
のシート導入が進みシートの後端辺が反転シュート部1
のシート出入口部たるY字分岐部Sを通過し、次いで検
知器13により該検知器位置通過が検知されるとその信号
により直ちに正逆転ローラ対3が逆転に切換えられる。
又第2の分岐爪8が二点鎖線示の回動姿勢に切換えられ
シュート部1と第3のシート搬送路4とが連通し、第1
のシート搬送路2は遮断される。その結果上記正逆転ロ
ーラ対3の逆転によりシュート部1内のシートは後端辺
側を先にしてシュート部から送り出され(逆進)、第2
のシート搬送路4内へ入って第2ステーションBへ導か
れる。これにより第1ステーションAから搬出されたシ
ートは表裏が反転して第2ステーションBへ移行する。
上記シートの逆進により後端側となったシートの先端辺
が検知器13位置を通過すると、その信号によりローラ対
3が正転に切換えられ、次いで第2分岐爪8が再び実線
示の姿勢に切換えられる。 シート反転を要さないときは選択釦(図に省略)を押
すと第1の分岐爪7が二点鎖線示の回動姿勢に切換えら
れて第3のシート搬送路5が開放され、第1のシート搬
送路2が遮断される。その結果第1ステーションA側か
ら搬出されたシートは第3のシート搬送路5を通ってそ
のまま先端辺側を先にして第2ステーションB側へ表裏
反転なく移行する。 シート反転搬送に於て第1ステーションA側から次々
とシートが搬出される場合はシート1枚毎に第2分岐爪
8の回動姿勢切換え、及び正逆転ローラ対3の正逆転切
換えが検知器13によるシートの後端辺・先端辺通過検知
信号により自動的になされて反転されたシートが次々と
第2ステーションB側へ移行する。 ただこの場合、各シート毎の上記第2分岐爪8と正逆
転ローラ対3の切換え制御を、シートの反転シュート部
1への搬入・搬出に応じて検知器13によるシート通過検
知信号によってタイミングよく行わなくてはならず、一
定した間隔をもってシートが次々と搬送されているとき
は良いが、なんらかの原因により、不規則な間隔で反転
機構内へシートが搬入されると、前のシートがまだ反転
シュート部1を脱しきれないで分岐爪8が経路2を遮断
する位置にあるときにつぎのシートが経路2に沿って送
られてきて、そのため分岐爪8の経路遮断部においてつ
ぎのシートがつまって、紙づまりトラブルが発生し、機
械本体を停止させてしまう結果をまねく。このようなト
ラブルを防ぐためには、第1ステーションA側のシート
検知器14を字分岐部Sよりも搬送路中かなり上流に配置
し、検知器14によるシート通過信号の発信時点より、あ
らかじめ検知器14位置と、シート反転位置(検知器13位
置)との搬送路長により決めてある設定時間経過後に分
岐爪8の切り換え及び正逆転ローラ3の逆転動作を行っ
てシートの反転動作を行えば良い。 しかしこの方法によると、あらかじめ決められた設定
時間と、実際のシートが検知器14を過ぎてから、反転シ
ュート部1の反転位置13に到達するまでの時間とはかな
らずしも一致せず、この差が大きい場合には前記と同様
に反転動作のタイミングがずれて、紙づまりトラブルが
発生する。 また、第1ステーションA側から例えば定着直後のシ
ートを反転処理すべくシュート部1へ導入し、次いで逆
進させたとき、定着直後のシートは定着の熱や圧力の影
響でシート全体が又は紙端部がカールした状態にあるこ
とからそのカールの方向によってはシュート部1に一旦
納まったシートの逆進時に先端側となったシート後端辺
が上記のカール性で第1のシート搬送路2方向に向って
しまい、又そのシート後端辺を積極的に第2のシート搬
送路4方向へ向かわせるガイドもないため、第2のシー
ト搬送路4内にスムーズに導入されず、分岐部S付近で
紙自身の座屈の為、折れ曲がって、紙づまりトラブルが
発生する場合がある。 本発明は同じくスイッチバック式シート反転装置であ
るが、シート反転機構へのシート供給間隔が一定でなく
とも、又紙にカールがあっても紙づまりトラブルなく各
シートをスムーズに反転搬送させることができ、しかも
全体的な装置構成が従来のものよりも簡単で、信頼性の
高いものを提供することを目的とする。 即ち本発明は、第1ステーションから搬送されたシー
トを反転シュート部へ導入する第1のシート搬送路と、 反転シュート部に一旦収まったシートを逆進させる手
段と、 その逆進シートを第2ステーション側へ導く第2のシ
ート搬送路と 上記第1,第2のシート搬送路と上記反転シュート部と
が合流するY字分岐部と、 を有するスイッチバック式シート反転装置に於て、 上記第1,第2のシート搬送路及び上記反転シュート部
は対向する一対のガイド板で構成され、この第1のシー
ト搬送路の一方のガイド板と反転シュート部の一方のガ
イド板はなめらかな第1のガイド面を形成し、この反転
シュート部の他方のガイド板と第2のシート搬送路の一
方のガイド板はなめらかな第2のガイド面を形成し、第
1のシート搬送路の他方のガイド板と第2のシート搬送
路の他方のガイド板はV字状にて第3のガイド面を形成
し、更に、上記第1,第3のガイド面のY字分岐部に該当
する部分にスリット状開口を形成し、 上記第1ステーションからの搬送方向に延びた形状を
していて、上記第1のガイド面の搬送路外方に突出した
部分であって且つ第1ステーションからの搬送方向にみ
て搬送の上流側のその突出した部分にて軸支されてい
て、上記第1のガイド面のスリット状開口を通して前記
Y字分岐部の内方へ常時偏倚されて上記第3のガイド面
のスリット状開口へ達してその位置で保持されて第1の
シート搬送路の出口部を閉じているが、第1のシート搬
送路へシートが導入されたときその搬送シートの先端に
押されて上記偏倚力に抗してY字分岐部の外方へ逃げ移
動して反転シュート部へのシートの進入を許容する揺動
リブ板部材を配設し、 その揺動リブ板部材は、上記第1のシート搬送路の出
口部を閉じている状態において、反転シュート部から逆
進されたシートを第2のシート搬送路方向へ偏向案内す
るガイド部を有している ことを特徴とする。 以下、第2図以下に例示した一実施例に基づいて具体
的に説明する。第1図例装置と共通する部材は共通の符
号を付した。 第2図に於て、15は反転シュート部に対する第1及び
第2のシート搬送路2・4のY字分岐部Sに、第1図例
装置に於ける第2の揺動分岐爪8の代りに配設した固定
の横断面略V形のシート振分けガイド板、17・18なY字
分岐部Sの左右側シートガイド板、19は右側シートガイ
ド板18の外側に配設した軸20に該軸を中心に回動自由に
支持させた揺動部材であり、ばね21により常時時計方向
へ回動付勢してある。本例は揺動部材19を略3角形状の
リブ板とし、その1つの頂角部(第1頂角部)19aを上
記軸20に回動自由に軸支させ、且つそのようなリブ板を
軸20に1個、又は軸20に沿って間隔をおいて複数個設け
てある。 18aはY字分岐部Sの右側シートガイド板18面で、揺
動部材たるリブ板19の配設位置に対応する面部分に縦方
向に形成したリブ板出入スリット孔、15aはY字分岐部
Sの横断面略V形シート振り分けガイド板のV形頂部に
形成したリブ板受止めスリット切欠き部である。 而して常時はリブ板19はばね21による時計方向回動付
勢力で第2頂角部19b側が右側ガイド板18のスリット孔1
8aからY字分岐部S内に進入し、第2頂角部19bが略V
形シート振り分けガイド板15のスリット切欠き部に入っ
て受止められた回動姿勢に保持されている(第2図・第
3図a、以下これをリブ板閉じ姿勢という)。このリブ
板19の閉じ姿勢により第1のシート搬送路2のY字分岐
部S側の口部はリブ板19の第1及び第2頂角部19a・19b
間の第1辺19dにより閉じられた状態となる。 上記の状態に於て第1ステーションAから第1のシー
ト搬送通路2へシートPが導入され、その先端部Pa(第
3図a)が第1のシート搬送通路2のシート出口部を閉
じている上記リブ板19の第1辺19dに当接すると、引き
続くシートPの搬送力によるリブ板押圧力でリブ板19が
ばね21による時計方向回動付勢力に抗して軸20を中心に
反時計方向に自動的に回動されY字分岐部S内から右側
シートガイド板18の外方へ逃げ移動して第1のシート搬
送通路2のシート出口部が開放状態となり(以下これを
リブ板開き姿勢という)、シートPはY字分岐部Sを通
って反転シュート部1へ進入する(第3図b)。尚リブ
板19を時計方向に回動付勢するばね21のばね力はシート
Pの搬送力によるリブ板押圧力よりも小さいものに設定
する。 22は光源と受光素子とからなるシート検知器で、リブ
板19が閉じ姿勢にあるときは光源と受光素子間の光路が
開放されてシート検知器からオン信号が出力され、開き
姿勢にあるときは該リブ板19により光路が遮断されてオ
フ信号が出力される。 そして前記のように第1のシート搬送路2から搬送シ
ートの先端部Paがリブ板19を開き回動させてY字分岐部
Sへ進入すると開き姿勢になったリブ板19によりシート
検知器22からオフ信号が出力され(第4図、a点)、こ
のオフ信号により制御回路(不図示)を介して反転シュ
ート部1のローラ対3が正転変換(例えば正逆転クラッ
チの切換え)される。シート検知器22からのオフ信号は
シートPの後端Pb(第3図c)がY字分岐部Sを通過す
ることによりリブ板19が閉じ姿勢に復帰してオン信号
(第4図、c点)が出力されるまで継続して出力される
(第4図、区間b)。従ってこの間ローラ対3は正転駆
動していてY字分岐部Sを通って反転シュート部1内へ
進入したシートPはローラ対3の正転駆動により中継ぎ
搬送されて反転シュート部1内に引き込まれる。 シートPの後端PbがY字分岐部Sを通過することによ
りリブ板19が閉じ姿勢に復帰すると(第3図c)、シー
ト検知器22からオン信号(第4図、c点)が出力され、
このオン信号により制御回路を介して反転シュート部1
のローラ対3が逆転駆動に転じられる。このローラ対3
の逆転駆動により反転シュート内のシートPが逆進す
る。この逆進シートPの後端辺Pb(逆進時、先端)は上
記閉じ姿勢に復帰したリブ板19の第2及び第3の頂角部
19b・19c間の第2辺19eに沿って第2のシート搬送路4
内に偏向案内されて確実に該搬送路4内に進入する。即
ち第1のシート搬送路2のY字分岐部S側の口部はリブ
板19で閉じられており、且つそのリブ板19の第2辺19e
が第2のシート搬送路4方向に向いているから、仮にシ
ートが反転シュート部1の左側シートガイド板方向に凸
曲カールしているものであっても確実に第2のシート搬
送路方向へ偏向案内されて該搬送路4内へ進入するもの
である。 尚、シート検知器22は上記実施例のような光電式セン
サに限らず、例えばマイクロスイッチを用い、これをリ
ブ板19の開閉揺動運動でオン・オフ作動させる構成にす
ることもできる。 又上記実施例はシート検知器22を1個で反転シュート
部1のローラ対3の正転転換信号と逆転転換信号の2つ
を取り出すようにしたが、Y字分岐部Sの部位に配設し
たシート検知器22を第1検知器としたとき、この検知器
の他に第5図示のように反転シュート部1のローラ対3
の部位に同様の揺動リブ板19′と、そのリブ板19のシー
ト進入、逆進通過に伴う揺動でオン・オフされる第2の
シート検知器22′を設け、第1の検知器22により、反転
シュート部1へ進入したシートPの後端辺PbのY字分岐
部S通過のみを検出し、その信号によりローラ対3を逆
転に転換させ、このローラ対3の逆転により逆進したシ
ートPの前端辺Pa(逆進時、後端)がローラ対3部分を
通過したことを第2検知器22′で検出し、その信号によ
りローラ対3を正転に転換させて次のシートの反転シュ
ート部引き込みに備えるようにする。即ち第1及び第2
の検知器22・22′に夫々ローラ対逆転転換機能と同正転
転換機能を分けて反転動作シーケンスを実行させること
により、より高速な連続複写時等のシート順次反転処理
が可能となる。 その場合、Y字分岐部Sにて、第6図のように反転シ
ュート部1から逆進して第2のシート搬送路4内へ入っ
たシートPの現在Y字分岐部通過中のシート前端辺(逆
進時、後端)部分面と、第1のシート搬送路2からリブ
板19を開き回動してY字分岐部Sの進入した次位のシー
トP′の先端辺部分の面とのすり合わせが起る事も考え
られるので、第1のシート搬送路2から反転シュート部
1へ搬入されてくる次位のシートP′の表面に軽く接触
してシートPをリブ板19方向へ偏倚させる弾性部材23
(マイラー片、金属片等)をガイド15の第2のシート搬
送路4側に固定しておき、シートP′の先端Pa′をガイ
ド18の面に沿わせて、前のシートPとは分岐部付近では
非接触になるようにして反転シュート部へ搬入させれ
ば、定着器の熱によるカール紙や、給紙時にくせのつい
たシートに対する高速の反転動作の信頼性を高めること
が可能となる。 第2図例装置に於けるシート検知器22、及び第5図例
装置に於ける第1及び第2のシート検知器22・22′は何
れも搬送シートPにより揺動運動するリブ板19・19′で
オン・オフさせてシートの検知を行うようにしたが、リ
ブ板とは関係なくシート搬送路の適当な位置に直接に又
は間接にシートを検知するセンサを配設してもよい。 又リブ板19を軸20に沿ってシート幅方向に複数個設け
てシート幅全域で反転シュート部1から第2シート搬送
路4への逆進シートの偏向案内を行わせるように構成す
ることによりより安定したシート反転処理が可能とな
る。 以上説明したように、第1のシート搬送路2と第2の
シート搬送路4との分岐部Sにシート反転時シート後端
部を第2の搬送路入口方向へ導く揺動可能な部材19を設
けた反転機構は、従来みられたようなシートの反転シュ
ート部1への搬入及び反転・搬出という動作と一定の紙
間隔を前提とした分岐爪と正逆転ローラとの同期した反
転動作に頼らなくても良く、反転時、第2の搬送路4へ
シートを導くための分岐爪及び分岐爪偏向機構を取り去
り、コスト的に安くかつ信頼性を向上した反転機構を提
供できる。また、シート検知器22・22′の位置・個数及
び正逆転ローラ3の位置を適切に決めることで、複写装
置等の高速化多用的化に対応して、反転機構の性能を高
めることが可能である。 本発明に係るシート反転装置は上述の通りの構成であ
って、シートが反転シュート部へ導入されるとき揺動リ
ブ板部材はY字分岐部の外方へ逃げるので、もし、第2
のシート搬送路へ移送中のシートが在ったとしても、揺
動リブ板部材が押圧することがない。そのため、シート
に負荷がかからず、スムーズに移送ができるという効果
がある。 特に、揺動リブ板部材をリブ板状にしたので、軽くな
って揺動し易い。その上、ガイド板にはこのリブ板が進
入できるスリット開口を形成すればよいのでガイド板の
強度が損なうことがない。また、揺動リブ板部材はスリ
ット開口内に進入しているのでシートがスリット開口に
ひっかかることがなく、シートの搬送がスムーズに行な
われる。 また、更に、揺動リブ板部材は第1のガイド面の搬送
路外方で且つ搬送の上流側の部分にて軸支されているの
で、シートの導入時のシートによる押しのけがスムーズ
に行なわれるとともに逆にシートの逆進時のシートの案
内が確実に行なわれる。 また、弾性部材でシートを第1のガイド面に偏倚させ
ることによっては、反転シュート部から排出されるシー
ト材に反転シュート部へ進入するシート材の先端がこす
れることがない。従ってシート材のすれ違いがスムーズ
に行なえる。 また、反転シュート部へのシートの進入完了を検知す
るセンサーと、反転シュート部からのシートの排出の完
了を検知するセンサーを別々に配置することによって
は、シートをすれ違いでスイッチバックさせることがで
き、シートの高速搬送が可能になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のシート反転機構の一例の断面図、第2図
は本発明の一実施例装置の断面図、第3図a乃至同図d
はシート反転動作に伴う揺動部材の挙動状態図、第4図
はタイミングチャート、第5図は他の実施例装置の断面
図、第6図は前のシートと次位のシートのこすり合い防
止用弾性部材を配設したY字分岐部分の断面図。 1は反転シュート部、2・4・5は第1〜第3のシート
搬送路、19は揺動部材、SはY字分岐部。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.第1ステーションから搬送されたシートを反転シュ
    ート部へ導入する第1のシート搬送路と、 反転シュート部に一旦収まったシートを逆進させる手段
    と、 その逆進シートを第2ステーション側へ導く第2のシー
    ト搬送路と、 上記第1,第2のシート搬送路と上記反転シュート部とが
    合流するY字分岐部と、 を有するスイッチバック式シート反転装置に於て、 上記第1,第2のシート搬送路及び上記反転シュート部は
    対向する一対のガイド板で構成され、この第1のシート
    搬送路の一方のガイド板と反転シュート部の一方のガイ
    ド板はなめらかな第1のガイド面を形成し、この反転シ
    ュート部の他方のガイド板と第2のシート搬送路の一方
    のガイド板はなめらかな第2のガイド面を形成し、第1
    のシート搬送路の他方のガイド板と第2のシート搬送路
    の他方のガイド板はV字状にて第3のガイド面を形成
    し、更に、上記第1,第3のガイド面のY字分岐部に該当
    する部分にスリット状開口を形成し、 上記第1ステーションからの搬送方向に延びた形状をし
    ていて、上記第1のガイド面の搬送路外方に突出した部
    分であって且つ第1ステーションからの搬送方向にみて
    搬送の上流側のその突出した部分にて軸支されていて、
    上記第1のガイド面のスリット状開口を通して上記Y字
    分岐部の内方へ常時偏倚されて上記第3のガイド面のス
    リット状開口へ達してその位置で保持されて第1のシー
    ト搬送路の出口部を閉じているが、第1のシート搬送路
    へシートが導入されたときその搬送シートの先端に押さ
    れて上記偏倚力に抗してY字分岐部の外方へ逃げ移動し
    て反転シュート部へのシートの進入を許容する揺動リブ
    板部材を配設し、 その揺動リブ板部材は、上記第1のシート搬送路の出口
    部を閉じている状態において、反転シュート部から逆進
    されたシートを第2のシート搬送路方向へ偏向案内する
    ガイド部を有している ことを特徴とするシート反転装置。 2.第1のシート搬送路からY字分岐部ヘのシートの進
    入・通過に伴う揺動リブ板部材の揺動運動によりセンサ
    をオン・オフさせてシートの進入・通過を検知するよう
    にした、特許請求の範囲第1項に記載のシート反転装
    置。 3.第1のシート搬送路から揺動リブ板部材を偏倚力に
    抗してY字分岐部の外方へ逃がし移動させてY字分岐部
    へ進入したシートの揺動リブ板部材側とは反対側面に適
    当な押圧力で接触してシートを第1のガイド面側へ偏倚
    させる弾性部材を配設し、この弾性部材は一端でV字状
    の第3のガイド面に固定され、他端は第1のガイド面に
    弾性的に沿わせられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のシート反転装置。 4.逆進させる手段は反転シュート部の下流側に配置さ
    れる正逆転ローラであって、 揺動リブ板部材の搬送路内方への揺動を検知して、上記
    ローラを逆転に切り換える手段と、 上記ローラの位置に配置されていて、シートの存在を検
    知し、シートがこのローラの逆転によりこのローラを抜
    けるとこのローラを正転に切り換える手段と、 を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のシート反転装置。
JP58002099A 1983-01-10 1983-01-10 シート反転装置 Expired - Lifetime JP2801181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002099A JP2801181B2 (ja) 1983-01-10 1983-01-10 シート反転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002099A JP2801181B2 (ja) 1983-01-10 1983-01-10 シート反転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128154A JPS59128154A (ja) 1984-07-24
JP2801181B2 true JP2801181B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=11519898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58002099A Expired - Lifetime JP2801181B2 (ja) 1983-01-10 1983-01-10 シート反転装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2801181B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63136656U (ja) * 1987-02-27 1988-09-08
JPS63157065U (ja) * 1987-04-02 1988-10-14
US5131649A (en) * 1991-01-03 1992-07-21 Xerox Corporation Multiple output sheet inverter
JP4784941B2 (ja) 2007-03-13 2011-10-05 株式会社リコー 搬送装置、画像形成装置
JP7275705B2 (ja) * 2019-03-20 2023-05-18 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 開閉機構及び画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE416544B (sv) * 1972-03-14 1981-01-19 Rohm & Haas Herbicidisk forening samt anvendning som herbicid av foreningen
JPS634039Y2 (ja) * 1980-02-20 1988-02-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59128154A (ja) 1984-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0840622A (ja) 用紙反転装置
JP2000072323A (ja) 搬送路切替手段を備えるシート材搬送装置及びソータ
JP2801181B2 (ja) シート反転装置
JPS5922848A (ja) シ−ト反転装置
JP3649269B2 (ja) シート材積載装置及びこれを備える画像形成装置
JPS58172154A (ja) 用紙反転装置
JP2002211789A (ja) 画像形成装置
JPS59128155A (ja) シ−ト反転装置
JPH11120390A (ja) 自動改札機用集札装置
JPH03259861A (ja) 反転装置
JPH04246055A (ja) 用紙反転装置
JP3476967B2 (ja) 紙葉類表裏反転装置
JP3146621B2 (ja) 湾屈癖矯正装置
JP2657017B2 (ja) 紙葉類表裏反転装置
JPH0423881Y2 (ja)
JPH0721466Y2 (ja) 用紙反転装置
JPH0859046A (ja) 画像形成装置の用紙反転排出装置
JPH11157151A (ja) 画像形成装置
JP3919352B2 (ja) 搬送路切替手段を備えるシート材搬送装置及びソータ
JP3935313B2 (ja) シート搬送装置及びそれを装着した画像形成装置
JPH0840623A (ja) 紙幣表裏取り揃え装置
JPS61140423A (ja) 両面複写装置
JP3451447B2 (ja) 転写紙反転装置
JPH01275366A (ja) 記録媒体のスイッチバック装置
JPS63143162A (ja) 用紙搬送方向切換え装置