JPH0840623A - 紙幣表裏取り揃え装置 - Google Patents
紙幣表裏取り揃え装置Info
- Publication number
- JPH0840623A JPH0840623A JP6193783A JP19378394A JPH0840623A JP H0840623 A JPH0840623 A JP H0840623A JP 6193783 A JP6193783 A JP 6193783A JP 19378394 A JP19378394 A JP 19378394A JP H0840623 A JPH0840623 A JP H0840623A
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- JP
- Japan
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- carry
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型，コンパクトで構造の単純化された紙幣
表裏取り揃え装置の提供。 【構成】 紙幣の搬入手段と、搬出手段の間に紙幣を搬
入時の姿勢で搬送する転送手段と、当該紙幣の表裏を反
転させて搬送する反転手段を配設すると共に、この反転
手段が紙幣の上縁部分を一時的に受領可能であって、下
部が開放状の受領部と、紙幣の下縁部分を前記搬出手段
方向に付勢する羽根車とで構成された構成とされ、別途
紙幣を選択的に誘導しうる振り分け手段を転送手段と、
反転手段に隣接して併設し、紙幣の転送ルートと反転ル
ートとを、その終端部において長距離にわたって合流状
としたもの。
表裏取り揃え装置の提供。 【構成】 紙幣の搬入手段と、搬出手段の間に紙幣を搬
入時の姿勢で搬送する転送手段と、当該紙幣の表裏を反
転させて搬送する反転手段を配設すると共に、この反転
手段が紙幣の上縁部分を一時的に受領可能であって、下
部が開放状の受領部と、紙幣の下縁部分を前記搬出手段
方向に付勢する羽根車とで構成された構成とされ、別途
紙幣を選択的に誘導しうる振り分け手段を転送手段と、
反転手段に隣接して併設し、紙幣の転送ルートと反転ル
ートとを、その終端部において長距離にわたって合流状
としたもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、紙幣入出金機などに
利用される紙幣の反転手段を備えた紙幣表裏取り揃え装
置に関するものである。
利用される紙幣の反転手段を備えた紙幣表裏取り揃え装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、搬入された紙幣を反転処理させる
所謂スイッチバック方式の反転手段を備えたこの種のも
のとしては、例えば、実開昭６１−７８１５７号公報の
技術（公知例）が知られている。
所謂スイッチバック方式の反転手段を備えたこの種のも
のとしては、例えば、実開昭６１−７８１５７号公報の
技術（公知例）が知られている。
【０００３】この公知例の内容は紙幣の表裏を取り揃え
るために、共通の搬入路から供給された紙幣を振り分け
手段によって迂回路もしくは折り返し路に選択的に搬入
し、当該折り返し路において紙幣を反転させると共に、
前記迂回路からの紙幣と、折り返し路からの紙幣とを、
同一のタイミングで共通の搬出路から搬出しうるように
なしたものである。
るために、共通の搬入路から供給された紙幣を振り分け
手段によって迂回路もしくは折り返し路に選択的に搬入
し、当該折り返し路において紙幣を反転させると共に、
前記迂回路からの紙幣と、折り返し路からの紙幣とを、
同一のタイミングで共通の搬出路から搬出しうるように
なしたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記の公知例によって
も、的確に紙幣の表裏の取り揃え処理を実行しうるもの
であるが、次のような解決すべき課題点が残されてい
た。
も、的確に紙幣の表裏の取り揃え処理を実行しうるもの
であるが、次のような解決すべき課題点が残されてい
た。
【０００５】即ち、その第１の点は、装置の大型化を招
来する点であり、紙幣を搬送する長距離に及ぶ迂回路な
らびに折り返し路が別異の搬送ルートとして併設されて
いるため、その大型化が避けられず、その小型化，コン
パクト化が要求されていた。
来する点であり、紙幣を搬送する長距離に及ぶ迂回路な
らびに折り返し路が別異の搬送ルートとして併設されて
いるため、その大型化が避けられず、その小型化，コン
パクト化が要求されていた。
【０００６】又、その第２の点は、折り返し路に臨んで
設けられた搬送手段には、可逆転駆動手段を必要とされ
るものであるため、全装置がその構成において複雑化す
る点である。
設けられた搬送手段には、可逆転駆動手段を必要とされ
るものであるため、全装置がその構成において複雑化す
る点である。
【０００７】この発明の第１の目的は、紙幣表裏取り揃
え装置の小型，コンパクト化を図ったものを提供するこ
とである。
え装置の小型，コンパクト化を図ったものを提供するこ
とである。
【０００８】この発明の第２の目的は、紙幣の移送手段
においては、可逆転推進手段を必要としないもので、構
造が大幅に単純化され、故障の発生を低減できるものを
提供することである。
においては、可逆転推進手段を必要としないもので、構
造が大幅に単純化され、故障の発生を低減できるものを
提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めのこの発明の構成上の特徴点は、次のとおりである。
めのこの発明の構成上の特徴点は、次のとおりである。
【００１０】(1) 紙幣の搬入手段と、搬出手段の間に紙
幣を搬入時の姿勢で搬送する転送手段と、当該紙幣の表
裏を反転させて搬送する反転手段を配設すると共に、前
記転送手段もしくは反転手段に紙幣を選択的に誘導しう
る振り分け手段を併設してなる紙幣表裏取り揃え装置で
あって、前記転送手段と、反転手段ならびに振り分け手
段を隣接状に配備して、紙幣の転送ルートと、反転ルー
トとがその終端部において長距離にわたって合流状に形
成された紙幣表裏取り揃え装置。
幣を搬入時の姿勢で搬送する転送手段と、当該紙幣の表
裏を反転させて搬送する反転手段を配設すると共に、前
記転送手段もしくは反転手段に紙幣を選択的に誘導しう
る振り分け手段を併設してなる紙幣表裏取り揃え装置で
あって、前記転送手段と、反転手段ならびに振り分け手
段を隣接状に配備して、紙幣の転送ルートと、反転ルー
トとがその終端部において長距離にわたって合流状に形
成された紙幣表裏取り揃え装置。
【００１１】(2) 前記反転手段が、紙幣の上縁部分を一
時的に停滞させて受領可能であって、下部が開放状の受
領部と、紙幣の下縁部分を、前記搬出手段方向に付勢す
る羽根車とで構成された前記(1) 記載の紙幣表裏取り揃
え装置。
時的に停滞させて受領可能であって、下部が開放状の受
領部と、紙幣の下縁部分を、前記搬出手段方向に付勢す
る羽根車とで構成された前記(1) 記載の紙幣表裏取り揃
え装置。
【００１２】
【作 用】前記したこの発明の作用は、概ね次のと
おりである。
おりである。
【００１３】即ち、表裏検出手段によって検出した紙幣
の表裏面に基づく信号によって、紙幣を反転する必要が
ない場合には、振り分け材によってこの紙幣を転送手段
に誘導した後、搬出手段から搬出するものであり、裏返
し状であって反転する必要がある場合には、振り分け材
により受領部へ誘導すると共に、その下縁部分を羽根車
によって付勢して反転状に搬出手段に供給して、その表
裏面を反転させて搬出するものである。
の表裏面に基づく信号によって、紙幣を反転する必要が
ない場合には、振り分け材によってこの紙幣を転送手段
に誘導した後、搬出手段から搬出するものであり、裏返
し状であって反転する必要がある場合には、振り分け材
により受領部へ誘導すると共に、その下縁部分を羽根車
によって付勢して反転状に搬出手段に供給して、その表
裏面を反転させて搬出するものである。
【００１４】
【実 施 例】次に、この発明の実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１５】図１には紙幣入出金機などに装備される紙
幣表裏取り揃え装置Ｄの一部側面図が示されており、そ
の構成についてみれば、互に当接領域ＣＡにおいて、紙
幣を挾持して矢印０１方向に推進される第１および第２
のベルトプーリ部１１，１２からなる紙幣の搬入手段１
０と、同様に互に当接領域ＣＢにおいて、紙幣を挾持し
て矢印０２方向に推進される第３および第４のベルトプ
ーリ部２１，２２で構成された紙幣の搬出手段２０を具
備しており、前記第２および第４のベルトプーリ部１
２，２２の内側プーリ３０を共軸的で一体状に同方向に
旋回自在に設け、更に、当該内側プーリ３０と共軸上で
等速で同方向に旋回される羽根車４０を併設しており、
当該羽根車４０の羽根は、弾力性に富み可撓性を備えた
材料で構成したものである。
幣表裏取り揃え装置Ｄの一部側面図が示されており、そ
の構成についてみれば、互に当接領域ＣＡにおいて、紙
幣を挾持して矢印０１方向に推進される第１および第２
のベルトプーリ部１１，１２からなる紙幣の搬入手段１
０と、同様に互に当接領域ＣＢにおいて、紙幣を挾持し
て矢印０２方向に推進される第３および第４のベルトプ
ーリ部２１，２２で構成された紙幣の搬出手段２０を具
備しており、前記第２および第４のベルトプーリ部１
２，２２の内側プーリ３０を共軸的で一体状に同方向に
旋回自在に設け、更に、当該内側プーリ３０と共軸上で
等速で同方向に旋回される羽根車４０を併設しており、
当該羽根車４０の羽根は、弾力性に富み可撓性を備えた
材料で構成したものである。
【００１６】又、前記搬入手段１０と、搬出手段２０と
の間には、紙幣を転送する転送ローラ５１と、これに当
接して対向側に旋回される連動ローラ５２とからなる転
送手段５０ならびに、紙幣を受容して一時的に貯留する
受領部６１とを隣接して併設し、当該受領部６１と、前
記羽根車４０とで紙幣の反転手段７０を形成させたもの
であって、前記転送手段５０と転送ルートと、反転手段
７０の反転ルートとを搬出手段２０の近傍において合流
させるように前記受領部６１を第１，第２の側枠６１
Ａ，６１Ｂおよび頂枠６１Ｃとからなる下方が開放状に
形成させて搬出手段２０の近傍に臨ませた構成としてい
る。
の間には、紙幣を転送する転送ローラ５１と、これに当
接して対向側に旋回される連動ローラ５２とからなる転
送手段５０ならびに、紙幣を受容して一時的に貯留する
受領部６１とを隣接して併設し、当該受領部６１と、前
記羽根車４０とで紙幣の反転手段７０を形成させたもの
であって、前記転送手段５０と転送ルートと、反転手段
７０の反転ルートとを搬出手段２０の近傍において合流
させるように前記受領部６１を第１，第２の側枠６１
Ａ，６１Ｂおよび頂枠６１Ｃとからなる下方が開放状に
形成させて搬出手段２０の近傍に臨ませた構成としてい
る。
【００１７】又、前記搬入手段１０と、搬出手段２０の
間であって、前記搬入手段１０と前記転送手段５０との
間には、図２に示す如くその凹入面８１上で紙幣を転送
手段５０に誘導する第１の位置（Ｘ）と、図３に示すよ
うに、その突出面８２により紙幣を反転手段７０へ搬送
する第２の位置（Ｙ）とに選択的に変位可能な振り分け
材８０を配設しており、当該振り分け材８０について
は、紙幣の共通搬入路１３１に臨ませて配設したイメー
ジセンサなどからなる紙幣の表裏検出手段１００からの
検出信号によって振り分け材８０の駆動手段１１０を作
動させて前記振り分け材８０を、前記第１の位置（Ｘ）
もしくは、第２の位置（Ｙ）に選択的に変位させうるよ
うに構成されている。
間であって、前記搬入手段１０と前記転送手段５０との
間には、図２に示す如くその凹入面８１上で紙幣を転送
手段５０に誘導する第１の位置（Ｘ）と、図３に示すよ
うに、その突出面８２により紙幣を反転手段７０へ搬送
する第２の位置（Ｙ）とに選択的に変位可能な振り分け
材８０を配設しており、当該振り分け材８０について
は、紙幣の共通搬入路１３１に臨ませて配設したイメー
ジセンサなどからなる紙幣の表裏検出手段１００からの
検出信号によって振り分け材８０の駆動手段１１０を作
動させて前記振り分け材８０を、前記第１の位置（Ｘ）
もしくは、第２の位置（Ｙ）に選択的に変位させうるよ
うに構成されている。
【００１８】なお、図中１２１および１２２はいずれも
紙幣の移送を案内する第１および第２の案内枠であり、
１３２は紙幣の共通搬出路を示すものである。
紙幣の移送を案内する第１および第２の案内枠であり、
１３２は紙幣の共通搬出路を示すものである。
【００１９】次に、この実施例の作用について説明する
と、以下のとおりである。
と、以下のとおりである。
【００２０】図示しない紙幣入出金機などの指令操作手
段により、紙幣表裏取り揃え装置Ｄを始動させることに
より、搬入手段１０の第１および第２のプーリ部１１，
１２と、搬出手段２０の第３および第４のプーリ部２
１，２２が、それぞれ当接領域ＣＡ，ＣＢにおいて、矢
印０１もしくは０２方向に推進されるように駆動される
と共に、転送手段５０の転送ローラ５１を反時計方向
に、又、連動ローラ５２を時計方向に始動させた状態で
待機させる。
段により、紙幣表裏取り揃え装置Ｄを始動させることに
より、搬入手段１０の第１および第２のプーリ部１１，
１２と、搬出手段２０の第３および第４のプーリ部２
１，２２が、それぞれ当接領域ＣＡ，ＣＢにおいて、矢
印０１もしくは０２方向に推進されるように駆動される
と共に、転送手段５０の転送ローラ５１を反時計方向
に、又、連動ローラ５２を時計方向に始動させた状態で
待機させる。
【００２１】この状態で共通搬入路１３１から搬入され
た紙幣をそのままの状態で共通搬出路１３２に搬出する
場合を転送処理とし、搬入された紙幣を裏返しとして搬
出する場合については、反転処理と定義して、その作用
について説明する。
た紙幣をそのままの状態で共通搬出路１３２に搬出する
場合を転送処理とし、搬入された紙幣を裏返しとして搬
出する場合については、反転処理と定義して、その作用
について説明する。
【００２２】(1) 転送処理 共通搬入路１３１で紙幣の表面を紙幣の表裏検出手段１
００によって検知し、振り分け材８０の駆動手段１１０
を作動させて、振り分け材８０を図２の第１の位置
（Ｘ）に配置させる。
００によって検知し、振り分け材８０の駆動手段１１０
を作動させて、振り分け材８０を図２の第１の位置
（Ｘ）に配置させる。
【００２３】この状態で共通搬入路１３１から、搬入手
段１０の第１および第２のベルトプーリ部１１，１２間
に供給された紙幣は、当接領域ＣＡにおいて、前記第１
および第２のベルトプーリ部１１，１２間で挾持され
て、矢印０１方向に搬入され、次で、振り分け材８０の
凹入面８１によって誘導されて、転送手段５０へ移送さ
れ、当該転送手段５０において、転送ローラ５１と連動
ローラ５２とで挾持されつつ、第１の案内枠１２１およ
び第２の案内枠１２２によって誘導され、更には、受領
部６１の第１，第２の側枠６１Ａ，６１Ｂによって案内
されて、搬出手段２０上に投下され、しかもその下縁部
分は反時計方向に旋回される羽根車４０によって叩打さ
れることにより、第３および第４のベルトプーリ２１，
２２間に挾入されるように付勢されることとなる。
段１０の第１および第２のベルトプーリ部１１，１２間
に供給された紙幣は、当接領域ＣＡにおいて、前記第１
および第２のベルトプーリ部１１，１２間で挾持され
て、矢印０１方向に搬入され、次で、振り分け材８０の
凹入面８１によって誘導されて、転送手段５０へ移送さ
れ、当該転送手段５０において、転送ローラ５１と連動
ローラ５２とで挾持されつつ、第１の案内枠１２１およ
び第２の案内枠１２２によって誘導され、更には、受領
部６１の第１，第２の側枠６１Ａ，６１Ｂによって案内
されて、搬出手段２０上に投下され、しかもその下縁部
分は反時計方向に旋回される羽根車４０によって叩打さ
れることにより、第３および第４のベルトプーリ２１，
２２間に挾入されるように付勢されることとなる。
【００２４】次で、この紙幣は、第３および第４の両ベ
ルトプーリ２１，２２の当接領域ＣＢにおいて挾持され
て、矢印０２方向に搬送され、共通搬出路１３２から搬
入時の姿勢のままで搬出されることとなる（太線矢印参
照）。
ルトプーリ２１，２２の当接領域ＣＢにおいて挾持され
て、矢印０２方向に搬送され、共通搬出路１３２から搬
入時の姿勢のままで搬出されることとなる（太線矢印参
照）。
【００２５】(2) 反転処理 前記紙幣の表裏検出手段１００によって検知した信号に
より、振り分け材８０の駆動手段１１０により振り分け
材８０を、図３に示す第２の位置（Ｙ）に配置させる。
より、振り分け材８０の駆動手段１１０により振り分け
材８０を、図３に示す第２の位置（Ｙ）に配置させる。
【００２６】この状態で搬入手段１０に供給された紙幣
は、振り分け材８０の突出面８２によって誘導されて、
上縁部分が反転手段７０の受領部６１内に侵入されて、
その頂枠６１Ｃにより一旦進行が停止されると共に、そ
の下縁部分は、前記の羽根車４０によって叩打されるこ
とにより、搬出手段２０の第３および第４のベルトプー
リ部２１，２２間に挾入され、受領部６１から導出さ
れ、反転された状態で共通搬出路１３２から搬出される
こととなるものである（太線矢印参照）。
は、振り分け材８０の突出面８２によって誘導されて、
上縁部分が反転手段７０の受領部６１内に侵入されて、
その頂枠６１Ｃにより一旦進行が停止されると共に、そ
の下縁部分は、前記の羽根車４０によって叩打されるこ
とにより、搬出手段２０の第３および第４のベルトプー
リ部２１，２２間に挾入され、受領部６１から導出さ
れ、反転された状態で共通搬出路１３２から搬出される
こととなるものである（太線矢印参照）。
【００２７】なお、前記搬入手段１０および搬出手段２
０ならびに転送手段５０については、例えば、紙幣表裏
検出手段１００によって紙幣が検出された信号によって
始動させられ、共通搬出路１３２へ紙幣が搬出された時
点で、いずれも自動的に停止させるようにすれば、省エ
ネルギー効果が達成できるものである。
０ならびに転送手段５０については、例えば、紙幣表裏
検出手段１００によって紙幣が検出された信号によって
始動させられ、共通搬出路１３２へ紙幣が搬出された時
点で、いずれも自動的に停止させるようにすれば、省エ
ネルギー効果が達成できるものである。
【００２８】
【発明の効果】以上、説明したこの発明の顕著な効果
は、次のとおりである。
は、次のとおりである。
【００２９】(1) 小型，コンパクト化 搬入手段と搬出手段の間に併設された転送手段と、反転
手段ならびに振り分け手段が隣接状に配備され、紙幣の
転送ルートと反転ルートとが、その終端部付近で長い距
離にわたって合流化されているため、装置全体が大幅に
コンパクト化を図ることができるものである。
手段ならびに振り分け手段が隣接状に配備され、紙幣の
転送ルートと反転ルートとが、その終端部付近で長い距
離にわたって合流化されているため、装置全体が大幅に
コンパクト化を図ることができるものである。
【００３０】(2) 構造の単純化 反転手段が下部開放状の受領部と、羽根車によって構成
されており、格別の可逆駆動手段を必要としないもので
あるため、その構造の単純化を図ることができる。
されており、格別の可逆駆動手段を必要としないもので
あるため、その構造の単純化を図ることができる。
【図１】この発明の紙幣表裏取り揃え装置の実施例を示
す１部側面図。
す１部側面図。
【図２】図１の転送処理状態の説明図。
【図３】図１の反転処理状態の説明図。
Ｄ 紙幣表裏取り揃え装置 ＣＡ，ＣＢ 当接領域 １０ 搬入手段 １１ 第１のベルトプーリ部 １２ 第２のベルトプーリ部 ２０ 搬出手段 ２１ 第３のベルトプーリ部 ２２ 第４のベルトプーリ部 ３０ 内側プーリ ４０ 羽根車 ５０ 転送手段 ５１ 転送ローラ ５２ 連動ローラ ６１ 受領部 ６１Ａ 第１の側枠 ６１Ｂ 第２の側枠 ６１Ｃ 頂枠 ７０ 反転手段 ８０ 振り分け材 ８１ 凹入面 ８２ 突出面 １００ 表裏検出手段 １１０ 駆動手段
Claims (2)
- 【請求項１】 紙幣の搬入手段と、搬出手段の間に紙幣
を搬入時の姿勢で搬送する転送手段と、当該紙幣の表裏
を反転させて搬送する反転手段を配設すると共に、前記
転送手段もしくは反転手段に紙幣を選択的に誘導しうる
振り分け手段を併設してなる紙幣表裏取り揃え装置であ
って、前記転送手段と、反転手段ならびに振り分け手段
を隣接状に配備して、紙幣の転送ルートと、反転ルート
とがその終端部において長距離にわたって合流状に形成
された紙幣表裏取り揃え装置。 - 【請求項２】 前記反転手段が、紙幣の上縁部分を一時
的に停滞させて受領可能であって、下部が開放状の受領
部と、紙幣の下縁部分を、前記搬出手段方向に付勢する
羽根車とで構成された請求項１記載の紙幣表裏取り揃え
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6193783A JP2917203B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 紙幣表裏取り揃え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6193783A JP2917203B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 紙幣表裏取り揃え装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840623A true JPH0840623A (ja) | 1996-02-13 |
| JP2917203B2 JP2917203B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=16313733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6193783A Expired - Fee Related JP2917203B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 紙幣表裏取り揃え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2917203B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1394089A3 (en) * | 2002-08-28 | 2005-01-12 | Glory Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus for reversing sheet |
| WO2005118443A3 (en) * | 2004-06-04 | 2006-09-14 | Rue De Int Ltd | Document sorting machine |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI572543B (zh) * | 2014-11-27 | 2017-03-01 | Paper collection devices and methods for stacking paper in front and back |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6193783A patent/JP2917203B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1394089A3 (en) * | 2002-08-28 | 2005-01-12 | Glory Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus for reversing sheet |
| US7044464B2 (en) | 2002-08-28 | 2006-05-16 | Glory Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus for reversing sheet |
| US7192022B2 (en) | 2002-08-28 | 2007-03-20 | Glory Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus for reversing a sheet |
| WO2005118443A3 (en) * | 2004-06-04 | 2006-09-14 | Rue De Int Ltd | Document sorting machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2917203B2 (ja) | 1999-07-12 |
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