JP3010488U - 紙葉類処理機 - Google Patents

紙葉類処理機

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JP3010488U
JP3010488U JP1994014183U JP1418394U JP3010488U JP 3010488 U JP3010488 U JP 3010488U JP 1994014183 U JP1994014183 U JP 1994014183U JP 1418394 U JP1418394 U JP 1418394U JP 3010488 U JP3010488 U JP 3010488U
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JP
Japan
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path
main
conveyance
switchback
conveyance path
Prior art date
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Application number
JP1994014183U
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English (en)
Inventor
正宏 高橋
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 紙葉類の主搬送路から分岐する各分岐路を1
ケ所に集中させて紙葉類処理機をコンパクト化するとと
もに、搬送経路を有効に切換可能とする。 【構成】 主搬送路(A)の途中からそれぞれ異なる方
向に分岐する2つの分岐路B、Cと、主搬送路Aの搬送
方向に対して正逆方向に搬送可能なスイッチバック兼用
搬送路aと、主搬送路Aを搬送される紙葉類を両分岐路
B、Cと主搬送路Aのいずれかにその搬送方向を振り分
けるとともに、表裏を反転させる紙葉類に対してスイッ
チバック兼用搬送路aの搬送を規制する位置に、移動自
在に設けた一対の振分部材3a、3bと、両振分部材3
a、3bよりも主搬送路Aの上流側に設けられ、タイミ
ングセンサ4からの検出信号を受けて搬送方向の駆動を
制御する制御部Dとを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外部から取り込んだ紙幣等の紙葉類の判別を行なって、その紙葉類 を機体内の目的に応じた位置まで複数の搬送路を経由して搬送することができる 紙葉類処理機である。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種、紙葉類処理機には、例えば特開平5−178531号公報にも 見られるように、機体内に取り込んだ紙幣を収納するとともに収納した紙幣を出 金用として還流する紙幣処理機の場合、機体内に取り込んだ紙幣が収納されるま での間に、機体内に取り込んだ紙幣を搬送する主搬送路や、主搬送路の途中に設 けられ、搬送される紙幣の金種、真偽、正損等を鑑別する入金鑑別部や、該入金 鑑別部の搬送方向後方に設けられ、主搬送路から分岐する第1分岐搬送路を介し て入金鑑別部で鑑別された紙幣が損券である場合に収納する損券収納部や、主搬 送路の第1分岐搬送路より搬送方向後方側に分岐した、第2分岐搬送路に設けら れ、入金鑑別部で鑑別不能とされた紙幣を機外に搬出する入金リジェクト部ゃ、 第2分岐搬送路より搬送方向後方側の主搬送路に設けられ、紙幣の表裏を取り揃 える表裏取り揃え部等が設けられている。
【0003】 すなわち、そのような紙幣処理機では、入金鑑別部によって鑑別されたその鑑 別結果に基づいて、主搬送路から分岐する第2、第3分岐路に振り分けられ、あ るいは、表裏取り揃え部で、紙幣の表裏が取り揃えられることになるが、その主 搬送路から各分岐路が分岐する位置には、搬送方向を振り分けるための振分部材 が設けられるとともに、該振分部材が設けられる主搬送路の上流側には、振り分 ける紙幣の通過を検出することによって振分部材の駆動タイミングを見る検知セ ンサが、それぞれに設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、各分岐路ごとに振分部材やその駆動タイミングをみるタイミン グセンサを設けると、その分岐路の数だけ振分部材からタイミングセンサまでの 主搬送路の長さが必要となるため、装置が複雑で大形化してしまう、といった不 具合を呈する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、そのような不具合を課題として解決するとともに、搬送経路を有効 に切換可能とするものであり、そのため、紙葉類を搬送する主搬送路にはその途 中からそれぞれ分岐する分岐路を設けると共に、該主搬送路の途中に搬送方向に 対して正逆方向に搬送可能なスイッチバック兼用搬送路と、このスイッチバック 兼用搬送路の下流側に通路を設けるものとし、前記主搬送路を搬送される紙葉類 を前記分岐路と主搬送路のいずれかに搬送方向を振り分けるとともに、表裏を反 転させる紙葉類に対しては、上記スイッチバック兼用搬送路の搬送を規制する位 置に移動自在に設けた一対の振分部材と該両振分部材よりも主搬送路の上流側に 設けられて紙葉類の通過を検知するタイミングセンサと、該タイミングセンサか らの検出信号を受けて前記両振分部材を駆動制御するとともに表裏反転を行なう か否かも決定する様構成した紙葉類処理機である。
【0006】
【作用】
したがって、鑑別された紙葉類がタイミングセンサによって検知されると、制 御部が両振分部材を駆動することになって、紙葉類をその鑑別結果に基づき主搬 送路または該主搬送路の途中より分岐する両分岐路側にそれぞれ振り分けること ができることになり、また、反転させる紙葉類の通過をタイミングセンサが検知 すると、両振分部材がスイッチバック兼用搬送路を閉鎖するように駆動されると ともに、スイッチバック兼用搬送路を逆駆動させることになって、反転させる紙 葉類を主搬送路の途中より逆流させながら、主搬送路を前進搬送される紙葉類の 表裏を統一させて合流させることができる。
【0007】
【実施例】 図1は本考案実施例の要部を概略示したものであり、紙葉類処理機である紙幣 入出金機の一部を示し、機体内に取り込まれた紙幣は主搬送路Aによって搬送さ れるとともに、該主搬送Aの途中に設けられる入金鑑別部Eで紙幣の表裏、正損 等を鑑別された後に、該入金鑑別Eの搬送方向下流に設けられる入口5から矢印 方向回転の取り込みロ−ラ6と搬送ベルト7により取り込まれるようにして、前 記入口5に接近する主搬送路Aの途中部位にはスイッチバック兼用搬送路aを配 備するが該搬送路aは、矢印で示すように正逆転するプ−リ8a、8bとプ−リ 9a、9bに掛装する一対の搬送ベルト10a、10bからなり、前記プ−リ9 a、9bの外周側には搬送ベルト10a、10bに連れ沿って矢印で示すように 正逆転するガイドロ−ラ11a、11bをそれぞれ軸架し、正逆転する駆動部1 により両搬送ベルト10a、10bを正逆転駆動可能にして構成する。
【0008】 前記プ−リ8aの外周より延出する前記主搬送路Aの図1より見た搬送方向終 端側は、それぞれ矢印で示すように回転する各プ−リに掛装した両搬送ベルト1 2a、12bからなり、前記搬送ベルト7の終端部と前記搬送ベルト12aの終 端部の間の外方には、前記スイッチバック兼用搬送路aからフイ−ドバックされ る紙幣を、前記搬送ベルト7と矢印で示すように回転するガイドロ−ラ13によ って送り出すこともできる第1出口14を設けて構成する。
【0009】 前記スイッチバック兼用搬送路aの終端部は、前記主搬送路Aの下流側となる 前記ガイドロ−ラ11aの側へ分岐する分岐路と、第2出口15側に延出する分 岐路Bと、第3出口16側に続く、前記ガイドロ−ラ11bの側へ、分岐する分 岐路Cとの3方向に分岐させるとともに、その分岐する部位には一対の振分部材 3a、3bを介装するが、一定間隔おきに対称的に設ける両振分部材3a、3b は、内側面17a、17bが平行の平面で外側面18a、18bが彎曲面となる ように形設して、駆動部2により支点軸19a、19b中心に正逆転駆動可能に し、また、前記入口5の近傍部位には搬送される紙幣の通過を検出するタイミン グセンサ4を配備するとともに、機体には図2に示すように制御機能を有する制 御部Dを装備して構成する。
【0010】 したがって、制御部Dは、入金鑑別部Eで鑑別された鑑別結果から、鑑別され た紙幣がタイミングセンサによって検知されると、駆動部1を駆動させて振分部 材3a、3bを駆動し、紙幣を其の鑑別結果あるいは処理目的に基づいた所定の 第2出口15、第3出口16あるいは主搬送路Aを通しての第1出口14に振り 分けることができる。
【0011】 すなわち、図1に示すように、振分部材3a、3bの内側面17a、17bを 平行間隔にして両搬送ベルト10a、10bの終端部にのぞませると、分岐路B から矢印イで示すように第2出口15側へ搬送させることができることになり、 図4に示すように、振分部材3bの先端側をプ−リ8a側に回動させると、該振 分部材3bの外側面18bにより案内して分岐路C側へ矢印ロで示すように搬送 させることができることになり、また、図3に示すように、振分部材3aの先端 側をプ−リ8b側に回動させると、該振分部材3aの外側面18aにより案内し て主搬送路Aの下流側へ第1出口14に向け矢印ハで示すように搬送させること ができる。
【0012】 また、制御部Dは、入金鑑別部Eの鑑別結果に基づいて紙幣の表裏を反転させ るか否かを判定し、反転させる紙幣の通過をタイミングセンサ4が検知すると、 この信号を受けた制御部Dが駆動部2を駆動して、図5に示すように、搬送ベル ト10a、10bにより搬送される紙幣を阻止できるように振分部材3a、3b が交差するように駆動し、タイミングセンサ4が紙幣の通過を検出してから所定 時間経過後に駆動部1を停止させてスイッチバック兼用搬送路a内に紙幣を停止 させ、次いで、駆動部2を逆転させて、逆転する搬送ベルト10a、10bによ り矢印ニ方向へ第1出口14に向け紙幣を搬送できることになり、主搬送路Aを 搬送されてくる紙幣の表裏と統一させることができる。
【0013】 なお、前記の所定時間とは、タイミングセンサ4が反転させる紙幣を検知して から、スイッチバック兼用搬送路aに完全にその紙幣が取り込まれるまでの時間 であり、また、所定時間経過後に駆動部1を停止させる方法のほかに、スイッチ バック兼用搬送路aの途中でかつ紙幣が該搬送路に完全に取り込まれたことを検 出可能な位置に検知センサを設け、この検知信号を制御部Dが受けることによっ て駆動部2を停止させるようにしても良い。
【0014】 前記実施例においては、主搬送路Aから搬送されてくる紙幣と、スイッチバッ ク兼用搬送路aからスイッチバックする紙幣とが交差しないような搬送間隔がも たれることになっている。
【0015】
【考案の効果】
このように本考案は、外部から取り込んだ紙葉類の判別を行ない、機体内の目 的に応じた位置まで搬送する搬送路を複数有する紙葉類処理機において、主搬送 路(A)の途中部位から分岐する各分岐路(B)、(C)を1ケ所に集中させるととも に、その分岐する部位に搬送経路切換用の一対の振分部材(3a)、(3b)を設けたの で紙葉類の搬送路を短縮化させることができるとともに、搬送経路切換用の切換 部材も1ケ所に設備するだけとなり、装置を小形化してコンパクト構造にするこ とができるとともにコストダウンも達成できて好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の要部を概略示した側面図であ
る。
【図2】駆動部の制御回路を示した制御ブロック図であ
る。
【図3】振分部材の作動状態を示した作動説明図であ
る。
【図4】振分部材の作動状態を示した作動説明図であ
る。
【図5】振分部材の作動状態を示した作動説明図であ
る。
【符号の説明】
A 主搬送路 B、C 分岐路 a スイッチバック兼用搬送路 3a、3b 振分部材 4 タイミングセンサ D 制御部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を搬送する主搬送路(A)と、該主搬
    送路(A)の途中からそれぞれ異なる方向に分岐する2つ
    の分岐路(B)、(C)と、前記主搬送路(A)の途中に設け
    られ、該主搬送路(A)の搬送方向に対して正逆方向に搬
    送可能なスイッチバック兼用搬送路(a)とを、該スイッ
    チバック兼用搬送路(a)の下流側に設けられ、前記主搬
    送路(A)を搬送される紙葉類を前記両分岐路(B)、(C)
    と、主搬送路(A)のいずれかにその搬送方向を振り分け
    るとともに、表裏を反転させる紙葉類に対して、前記ス
    イッチバック兼用搬送路(a)の搬送を規制する位置に移
    動自在に設けた一対の振分部材(3a)、(3b)と、該両振分
    部材(3a)、(3b)よりも主搬送路(A)の上流側に設けら
    れ、該主搬送路(A)を搬送される紙葉類の通過を検知す
    るタイミングセンサ(4)と、該タイミングセンサ(4)か
    らの検出信号を受けて前記両振分部材(3a)、(3b)を駆動
    制御するとともに表裏反転を行なうか否かによってスイ
    ッチバック兼用搬送路(a)の搬送方向の駆動を制御する
    制御部(D)とを有する紙葉類処理機。
  2. 【請求項2】前記一対の振分部材は、そのいずれか一方
    を駆動すると、前記2つの分岐路及び主搬送路の内の特
    定の1搬送路のみを搬送可能とするとともにその他の搬
    送路への侵入を防止し、前記一対の振分部材を駆動する
    と、前記全ての搬送路の侵入を防止して、前記スイッチ
    バック兼用搬送路の搬送を規制するように構成した請求
    項1記載の紙葉処理機。
JP1994014183U 1994-10-21 1994-10-21 紙葉類処理機 Expired - Lifetime JP3010488U (ja)

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JP1994014183U JP3010488U (ja) 1994-10-21 1994-10-21 紙葉類処理機

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JP1994014183U Expired - Lifetime JP3010488U (ja) 1994-10-21 1994-10-21 紙葉類処理機

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