JP3065624B2 - 札間隔制御方式 - Google Patents

札間隔制御方式

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JP3065624B2
JP3065624B2 JP1060007A JP6000789A JP3065624B2 JP 3065624 B2 JP3065624 B2 JP 3065624B2 JP 1060007 A JP1060007 A JP 1060007A JP 6000789 A JP6000789 A JP 6000789A JP 3065624 B2 JP3065624 B2 JP 3065624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 紙幣入出金機における札間隔を制御する札間隔制御方
式に関し、 媒体の異常接近を検出したときは、独立した駆動系の
速度を制御することにより、常に媒体の間隔を一定に保
持するようにした札間隔制御方式を提供することを目的
とし、 媒体が積層された繰出部から繰り出される媒体を搬送
部で搬送し処理部で処理を施す媒体処理装置において、
前記搬送部を搬送速度を変えることができる独立した複
数の駆動系で構成するとともに媒体の通過を検出する通
過センサと、通過センサの出力により媒体の間隔を監視
する間隔監視部と、該間隔監視部の出力により前記駆動
系の搬送速度を制御し、速度変動は媒体の後端が駆動系
に入ったとき行う速度制御部とを設けて、媒体の間隔を
制御するように構成した。
[産業上の利用分野] 本発明は、紙幣入出金機における札間隔を制御する札
間隔制御方式に関する。
紙幣入出金機においては、繰出部より繰り出される媒
体(紙幣)は、搬送部により搬送され、鑑別部で金種が
鑑別された後にゲートを介して金種別の収納部に振り分
けられる。
したがって、鑑別部の鑑別性能と、ゲートの切り替え
能力により、繰り出された媒体の間隔はある一定の距離
が必要である。このため、媒体の間隔を一定に保つよう
に制御する必要がある。
[従来の技術] 従来の紙幣入出金機としては、例えば第3図に示すよ
うにものがある。
第3図において、1は媒体(紙幣)2を繰り出す繰出
部、3はローラ4とベルト5と駆動モータ6よりなる搬
送部、7は媒体2の金種を鑑別する鑑別部、8は媒体2
を振り分けるゲート、9,10は収納部である。
このような紙幣入出金機では例えば図示しない投入口
に媒体である紙幣が束で投入される。この紙幣は投入口
近傍に設けられた繰出部1に積層される。この紙幣は繰
出部1より図示しない繰出しローラにより1枚づつ順次
繰出される。
[発明が解決しようとする課題] ここで、鑑別部7の鑑別性能およびゲート8の切り替
え能力により媒体2の間隔lはある一定以上の距離が必
要であるため、媒体2は繰出部1から一枚ずつ所定の間
隔lで繰り出されるようになっている。すなわち、媒体
2の間隔lは、繰出部1の繰り出しに依存していた。
しかしながら、繰出しローラと媒体との摩擦力が媒体
毎に異なり、又、ローラの周上媒体との接触箇所によっ
ても異なり、前に繰り出された媒体と、ほとんど間隔の
ない状態で次の媒体が繰出される場合があり、間隔を常
に一定以上に保持することができなかった。
媒体を搬送する上下のベルト間にも速度差あるいは摩
擦力の差により、前の媒体と次の媒体とがほとんど間隔
がなくなるといった状態になった。
そのため、ゲートによる振り分けを確実に行なうこと
ができないので、異常接近媒体としてリジェクトするよ
うにしていた。このため、媒体受付率が低下し、処理能
力が低下するという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、媒体の異常接近を検出したときは、独立
した駆動系の速度を制御することにより、常に媒体の間
隔を一定に保持するようにした札間隔制御方式を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
第1図において、11は積層された媒体を繰り出す繰出
部、16は媒体を搬送する搬送部、13は媒体を処理する処
理部、17は前記搬送部16を構成し搬送速度を変えること
ができる独立した複数の駆動系、21は媒体の通過を検出
する通過センサ、22は通過センサ21の出力により媒体の
間隔を監視する間隔監視部、23は該間隔監視部22の出力
により前記駆動系17の搬送速度を制御し、速度変動は媒
体の後端が駆動系に入ったとき行う速度制御部である。
[作用] 本発明においては、繰出部より媒体(紙幣)が繰り出
されたとき、通過センサにより媒体通過を検出し、間隔
監視部で媒体の異常接近をチェックする。そして速度制
御部により独立した複数の駆動系の速度を制御すること
により媒体の間隔を広げる。
したがって、媒体はリジェクトされることなく、収納
部に収納されるので、媒体受付率を向上させることがで
き、処理能力を高めることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す図である。
第2図において、11は媒体(紙幣)12を一枚ずつ繰り
出す繰出部、13は媒体12の金種を鑑別する鑑別部、14は
鑑別された媒体12を金種別に振り分けるためのゲート、
15A,15Bは金種別に振り分けられた媒体12を収納する収
納部である。
16は繰出部11より繰り出された媒体12を搬送する搬送
部であり、搬送部16は独立した複数の駆動系17を集合し
たものである。独立した駆動系17はローラ18とベルト19
とローラ18に設けた小型の駆動モータ20により構成され
ている。
21は駆動系17の前部、中間部、後部にそれぞれ配置さ
れた各通過センサであり、各通過センサ21は媒体11の通
過を検出する。各通過センサ21の出力は間隔監視部22に
入力し、間隔監視部22は収納部15A,15Bに媒体12を金種
別に正しく振り分けることができないような媒体12の異
常接近をチェックする。
23は速度制御部であり、速度制御部23は間隔監視部22
の監視結果に基づいて前記駆動モータ20の速度を制御す
る。
次に動作を説明する。
媒体12は繰出部11より一枚ずつ繰り出されて搬送部16
により搬送される。この時、繰り出された媒体12が繰出
しローラ、或いはベルト等の摩擦力によりほとんど間隔
がない状態で繰出しが発生したとする。すると通過セン
サ21により媒体12の通過が検出されて、間隔監視部22に
より媒体12の異常接近がチェックされる。
この場合には、例えば通過センサ21−aが先行媒体の
後端を検知するタイミングで、速度制御部23により先行
媒体を搬送する駆動系17の速度を上げる。従って、搬送
部16より駆動系17の速度が速くなり、この速度差により
先行媒体が後行する媒体より、速く搬送される。この後
行する媒体の先端を通過センサ21−aが検出すると、駆
動系17の搬送速度をもとにもどし、後行媒体の搬送を行
なうようにする。これにより媒体12の間隔をあけること
ができる。
したがって、繰り出された媒体12はリジェクトされる
ことなく、鑑別部13を経てゲート14により収納部15A,15
Bに収納される。その結果、媒体12の受付率を向上させ
ることができ、処理能力を高めることができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、媒体の異常接近をチェック
して独立した駆動系の速度を制御するようにしたため、
媒体間隔を広げることができる。その結果、媒体がリジ
ェクトされないので、媒体受付率を向上させることがで
き、処理能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例を示す図、 第3図は従来例の説明図である。 図中、 11……繰出部、 12……媒体、 13……鑑別部、 14……ゲート、 15,15A,15B……収納部、 16……搬送部、 17……駆動系、 18……ローラ、 19……ベルト、 20……駆動モータ、 21……通過センサ、 22……間隔監視部、 23……速度制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 7/00 - 7/20 B65H 43/00 - 43/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体が積層された繰出部(11)から繰り出
    される媒体を搬送部(16)で搬送し処理部(13)で処理
    を施す媒体処理装置において、前記搬送部(16)を搬送
    速度を変えることができる独立した複数の駆動系(17)
    で構成するとともに媒体の通過を検出する通過センサ
    (21)と、通過センサ(21)の出力により媒体の間隔を
    監視する間隔監視部(22)と、該間隔監視部(22)の出
    力により前記駆動系(17)の搬送速度を制御し、速度変
    動は媒体の後端が駆動系(17)に入ったとき行う速度制
    御部(23)とを設けて、媒体の間隔を制御するようにし
    たことを特徴とする札間隔制御方式。
JP1060007A 1989-03-13 1989-03-13 札間隔制御方式 Expired - Fee Related JP3065624B2 (ja)

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JPS5922833A (ja) * 1982-07-26 1984-02-06 Ricoh Co Ltd 紙搬送制御装置

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