JP2800649B2 - 芝生折り畳み装置 - Google Patents
芝生折り畳み装置Info
- Publication number
- JP2800649B2 JP2800649B2 JP18306493A JP18306493A JP2800649B2 JP 2800649 B2 JP2800649 B2 JP 2800649B2 JP 18306493 A JP18306493 A JP 18306493A JP 18306493 A JP18306493 A JP 18306493A JP 2800649 B2 JP2800649 B2 JP 2800649B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lawn
- roller
- folded
- take
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マット状に育成した芝
生を、移植などのため格納・保管し、さらには移送する
ための装置に関する。
生を、移植などのため格納・保管し、さらには移送する
ための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は、網状の敷物の上に土を入れ
て芝生種を蒔き芝生をマット状に育成したものを巻き取
る装置を既に考えている。又、この巻き取りをモータで
行なう装置も考えている。このようにマット状の芝生を
そのままの形で回収し、搬送し、敷き詰めることによ
り、大量の芝生を一度に扱え、隙間のない見栄えの良い
天然芝生を移植することができる。
て芝生種を蒔き芝生をマット状に育成したものを巻き取
る装置を既に考えている。又、この巻き取りをモータで
行なう装置も考えている。このようにマット状の芝生を
そのままの形で回収し、搬送し、敷き詰めることによ
り、大量の芝生を一度に扱え、隙間のない見栄えの良い
天然芝生を移植することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マット
状の芝生を巻き取る装置は、芝生を巻き取るに従って芝
生の重量が大きくなるにもかかわらず巻き取る速度が早
くなり、モータに大きな無理な力が加わる。又、巻き取
った芝生を送り出し敷き詰める際には、送り出しが進む
に従い、送り出す速度が小さくなる。このように、力や
速度が変動してしまうため、作業がやりずらくなる可能
性があった。
状の芝生を巻き取る装置は、芝生を巻き取るに従って芝
生の重量が大きくなるにもかかわらず巻き取る速度が早
くなり、モータに大きな無理な力が加わる。又、巻き取
った芝生を送り出し敷き詰める際には、送り出しが進む
に従い、送り出す速度が小さくなる。このように、力や
速度が変動してしまうため、作業がやりずらくなる可能
性があった。
【０００４】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたもので、芝生を取込む速度に変動のない芝生折
り畳み装置を提供することを目的とする。
なされたもので、芝生を取込む速度に変動のない芝生折
り畳み装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するためになされたもので、車体に設けられたフレ
ームと、フレームの上部に設けられ前方からマット状の
芝生を取り込む取り込みローラと、取り込まれ下方へ向
う芝生を案内し、前方後方へ振り動き芝生を折り畳む折
り畳みガイドと、折り畳まれる芝生を受ける台車と、を
備えたことを特徴とする。
達成するためになされたもので、車体に設けられたフレ
ームと、フレームの上部に設けられ前方からマット状の
芝生を取り込む取り込みローラと、取り込まれ下方へ向
う芝生を案内し、前方後方へ振り動き芝生を折り畳む折
り畳みガイドと、折り畳まれる芝生を受ける台車と、を
備えたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】車体が芝生に向って前進すると、マット状の芝
生はフレームの上部の取り込みローラを通って取り込ま
れ、下方へ向う。更に、芝生は折り畳みガイドによって
案内され前方後方へ振り動かされる。この振り動きによ
り、芝生は折り畳まれていく。折り畳まれる芝生は台車
に受けられる。
生はフレームの上部の取り込みローラを通って取り込ま
れ、下方へ向う。更に、芝生は折り畳みガイドによって
案内され前方後方へ振り動かされる。この振り動きによ
り、芝生は折り畳まれていく。折り畳まれる芝生は台車
に受けられる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１に従って説明
する。車体１は４つの車輪３を有し、移動動力機構５に
より移動できるようになっている。又、図示しない操舵
機構により移動方向を変えられるようになっている。
する。車体１は４つの車輪３を有し、移動動力機構５に
より移動できるようになっている。又、図示しない操舵
機構により移動方向を変えられるようになっている。
【０００８】車体１の上には櫓様のフレーム９が設けら
れている。フレーム９の上部には一対の取り込みローラ
１１が設けられている。このうち一方が駆動ローラ１１
Ａであり、取り込み駆動装置１３により回転駆動され
る。他方が従動ローラ１１Ｂであり、両ローラ１１Ａ，
１１Ｂの間に芝生１５を挟む。
れている。フレーム９の上部には一対の取り込みローラ
１１が設けられている。このうち一方が駆動ローラ１１
Ａであり、取り込み駆動装置１３により回転駆動され
る。他方が従動ローラ１１Ｂであり、両ローラ１１Ａ，
１１Ｂの間に芝生１５を挟む。
【０００９】フレーム９の上下方向中央位置，即ち前記
取り込みローラ１１の下方位置には、折り畳みガイド１
７が設けられる。即ち、前記取り込みローラ１１により
取り込まれ下方へ向う芝生１５は、一対の案内ローラ１
９によって案内される。案内ローラ１９は表面がゴム製
であり芝生１５が滑るのを防止する。案内ローラ１９は
前後動リンク２１の後端に設けられる。前後動リンク２
１は、前後方向に長孔２３が形成されており、この長孔
２３へ、フレーム９に設けられた定着ピン２５が挿入さ
れている。従って、前後動リンク２１はこの定着ピン２
５に支えられ長孔２３に沿って前後方向に動くことがで
きる。
取り込みローラ１１の下方位置には、折り畳みガイド１
７が設けられる。即ち、前記取り込みローラ１１により
取り込まれ下方へ向う芝生１５は、一対の案内ローラ１
９によって案内される。案内ローラ１９は表面がゴム製
であり芝生１５が滑るのを防止する。案内ローラ１９は
前後動リンク２１の後端に設けられる。前後動リンク２
１は、前後方向に長孔２３が形成されており、この長孔
２３へ、フレーム９に設けられた定着ピン２５が挿入さ
れている。従って、前後動リンク２１はこの定着ピン２
５に支えられ長孔２３に沿って前後方向に動くことがで
きる。
【００１０】前後動リンク２１の先端には、伸縮アーム
２７の先端がピン結合されている。この伸縮アーム２７
は、前後動リンク２１の前後方向への駆動力を与えるた
め枢軸２９回りに回動する。又、この伸縮アーム２７は
シリンダ３１により長さが伸縮でき、これにより折り畳
まれた芝生１５の厚さに応じて前記案内ローラ１９の位
置を上下方向に調整できるようになっている。伸縮アー
ム２７の途中には、振り動きシリンダ３３のピストンが
ピン結合されている。この振り動きシリンダ３３の他端
は車体１にピン結合されている。
２７の先端がピン結合されている。この伸縮アーム２７
は、前後動リンク２１の前後方向への駆動力を与えるた
め枢軸２９回りに回動する。又、この伸縮アーム２７は
シリンダ３１により長さが伸縮でき、これにより折り畳
まれた芝生１５の厚さに応じて前記案内ローラ１９の位
置を上下方向に調整できるようになっている。伸縮アー
ム２７の途中には、振り動きシリンダ３３のピストンが
ピン結合されている。この振り動きシリンダ３３の他端
は車体１にピン結合されている。
【００１１】車体１の後方には、台車３５が連結されて
いる。この台車３５は折り畳まれる芝生１５を受けるた
めのものであり、芝生１５が一杯になると、次の台車と
交替する。この台車１５には、折り畳まれた芝生１５の
荷崩れなどを防止するために籠を備えることも可能であ
る。
いる。この台車３５は折り畳まれる芝生１５を受けるた
めのものであり、芝生１５が一杯になると、次の台車と
交替する。この台車１５には、折り畳まれた芝生１５の
荷崩れなどを防止するために籠を備えることも可能であ
る。
【００１２】以下、本実施例の作用を説明する。芝生１
５を取り込むには、まず芝生１５の端部を取り込みロー
ラ１１の間、及び案内ローラ１９の間を通して台車３５
に導いておく。台車３５の一部には芝生の端部を押さえ
る押えを設けても良い。
５を取り込むには、まず芝生１５の端部を取り込みロー
ラ１１の間、及び案内ローラ１９の間を通して台車３５
に導いておく。台車３５の一部には芝生の端部を押さえ
る押えを設けても良い。
【００１３】この状態で、車体１が移動動力機構５によ
り芝生１５に向って移動する。同時に、取り込み駆動装
置１３が取り込みローラ１１を回転駆動する。これによ
り、芝生１５には大きな張力が加わることなく取り込み
が行なわれる。この取り込みと同時に、振り動きシリン
ダ３３が往復運動をゆっくりと行ない、伸縮アーム２７
を枢軸２９回りに回動する。この回動により前後動リン
ク２１は前方及び後方へ往復動を行なう。従って、前後
動リンク２１に設けられた案内ローラ１９により案内さ
れる芝生１５も、前方及び後方へ振り動かされる。この
振り動きにより、芝生１５は折り畳まれていく。
り芝生１５に向って移動する。同時に、取り込み駆動装
置１３が取り込みローラ１１を回転駆動する。これによ
り、芝生１５には大きな張力が加わることなく取り込み
が行なわれる。この取り込みと同時に、振り動きシリン
ダ３３が往復運動をゆっくりと行ない、伸縮アーム２７
を枢軸２９回りに回動する。この回動により前後動リン
ク２１は前方及び後方へ往復動を行なう。従って、前後
動リンク２１に設けられた案内ローラ１９により案内さ
れる芝生１５も、前方及び後方へ振り動かされる。この
振り動きにより、芝生１５は折り畳まれていく。
【００１４】折り畳まれた芝生１５の高さが高くなる
と、伸縮アーム２７のシリンダ３１が縮み、これにより
前後動リンク２１が定着ピン２５回りに回動して、案内
ローラ１９の位置が高くなる。このように高くなること
で、案内ローラ１９が、既に折り畳まれた芝生１５と接
触してしまうことを防止でき、芝生１５をより高く折り
畳むことができる。
と、伸縮アーム２７のシリンダ３１が縮み、これにより
前後動リンク２１が定着ピン２５回りに回動して、案内
ローラ１９の位置が高くなる。このように高くなること
で、案内ローラ１９が、既に折り畳まれた芝生１５と接
触してしまうことを防止でき、芝生１５をより高く折り
畳むことができる。
【００１５】以上説明したように、本実施例によれば、
マット状の芝生１５は取り込みローラ１１により取り込
まれ、折り畳みガイト１７により折り畳まれていく。従
って芝生１５を巻き取って取り込む場合に比べ、取り込
んだ芝生１５の量が大きくなっても、取り込みローラ１
１の回転数は変化することがなく、安定した取り込みが
行なわれる。又、芝生１５は巻き取った場合に比べ、折
り畳んだ方が間に隙間ができ空気の流通が良いので、芝
生１５の保存にも適する。又、台車３５に籠などを設け
芝生１５を上方に高く折り畳んでいけば、水平方向のス
ペースは同じままで、多量の芝生１５を上方に向って保
存できる。従って保存スペースを節約できる。
マット状の芝生１５は取り込みローラ１１により取り込
まれ、折り畳みガイト１７により折り畳まれていく。従
って芝生１５を巻き取って取り込む場合に比べ、取り込
んだ芝生１５の量が大きくなっても、取り込みローラ１
１の回転数は変化することがなく、安定した取り込みが
行なわれる。又、芝生１５は巻き取った場合に比べ、折
り畳んだ方が間に隙間ができ空気の流通が良いので、芝
生１５の保存にも適する。又、台車３５に籠などを設け
芝生１５を上方に高く折り畳んでいけば、水平方向のス
ペースは同じままで、多量の芝生１５を上方に向って保
存できる。従って保存スペースを節約できる。
【００１６】なお、以上の実施例においては伸縮アーム
２７及び振り動きシリンダ３３はともに車体１に設けら
れるものであった（図１）が、他の実施例ではフレーム
９に設けても良い。
２７及び振り動きシリンダ３３はともに車体１に設けら
れるものであった（図１）が、他の実施例ではフレーム
９に設けても良い。
【００１７】又、以上の実施例においてはフレーム９は
櫓様であったが、他の実施例においては櫓様ではなく直
方体状の例えば足場のような構造でも良い。
櫓様であったが、他の実施例においては櫓様ではなく直
方体状の例えば足場のような構造でも良い。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の芝生折り
畳み装置によれば、芝生を巻き取って取り込むものでは
なく、前方後方へ振り動く折り畳みガイドにより芝生を
折り畳んで取り込んでいくので、取り込み速度には変動
がなく、取り込み作業が安定し容易に行なえる。
畳み装置によれば、芝生を巻き取って取り込むものでは
なく、前方後方へ振り動く折り畳みガイドにより芝生を
折り畳んで取り込んでいくので、取り込み速度には変動
がなく、取り込み作業が安定し容易に行なえる。
【図１】本発明の一実施例を示す全体側面図である。
１ 車体 ３ 車輪 ５ 移動動力機構 ９ フレーム １１ 取り込みローラ １１Ａ 駆動ロ
ーラ １１Ｂ 従動ローラ １３ 取り込み
駆動装置 １５ 芝生 １７ 折り畳み
ガイド １９ 案内ローラ ２１ 前後動リ
ンク ２３ 長孔 ２５ 定着ピン ２７ 伸縮アーム ２９ 枢軸 ３３ 振り動きシリンダ ３５ 台車
ーラ １１Ｂ 従動ローラ １３ 取り込み
駆動装置 １５ 芝生 １７ 折り畳み
ガイド １９ 案内ローラ ２１ 前後動リ
ンク ２３ 長孔 ２５ 定着ピン ２７ 伸縮アーム ２９ 枢軸 ３３ 振り動きシリンダ ３５ 台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A01C 1/00 A01C 11/00
Claims (1)
- 【請求項１】車体に設けられたフレームと、フレームの
上部に設けられ前方からマット状の芝生を取り込む取り
込みローラと、取り込まれ下方へ向う芝生を案内し前方
後方へ振り動き芝生を折り畳む折り畳みガイドと、折り
畳まれる芝生を受ける台車と、を備えたことを特徴とす
る芝生折り畳み装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18306493A JP2800649B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 芝生折り畳み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18306493A JP2800649B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 芝生折り畳み装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731212A JPH0731212A (ja) | 1995-02-03 |
| JP2800649B2 true JP2800649B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=16129122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18306493A Expired - Lifetime JP2800649B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 芝生折り畳み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2800649B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP18306493A patent/JP2800649B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0731212A (ja) | 1995-02-03 |
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