JP2003134947A - マルチフィルムの巻取回収装置 - Google Patents

マルチフィルムの巻取回収装置

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JP2003134947A
JP2003134947A JP2001337718A JP2001337718A JP2003134947A JP 2003134947 A JP2003134947 A JP 2003134947A JP 2001337718 A JP2001337718 A JP 2001337718A JP 2001337718 A JP2001337718 A JP 2001337718A JP 2003134947 A JP2003134947 A JP 2003134947A
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winding
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trolley
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Moritsugu Senoo
盛次 妹尾
Yasuyuki Okatake
康之 岡武
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチフィルムが巻取回収装置に接触するの
を防止してスムーズに巻取可能とする。 【解決手段】 土壌表面を覆っているマルチフィルムF
を残幹Mを跨いで巻取ドラム11aに巻き取るマルチフ
ィルムの巻取回収装置10であって、巻取機11を搭載
している架台22に前端縦フレーム21を立設し、前端
縦フレーム21の上端に、マルチフィルムFに振動を与
えて付着している土やゴミを除去する振動手段11を取
り付け、振動手段11の支軸14にマルチフィルムFを
最初に巻き掛けする前端ロール15を前端縦フレーム2
1よりも前方に突出させて設け、前端ロール15を前輪
27を除いて最前端位置に配置し、マルチフィルムFが
前端ロール15に巻き掛けられる前にマルチフィルムF
と干渉する部材を設けていない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチフィルムの巻
取回収装置に関し、詳しくは、回収中のマルチフィルム
が残幹等に引っ掛った際にも、スムーズに巻き取り可能
とするものである。
【0002】
【従来の技術】畝に被覆されたマルチフィルムやビニー
ルシートを剥ぎ取って回収する作業には、従来より、種
々のマルチフィルム巻取回収装置が広く使用されてい
る。この種のものとして、図6に示すようなマルチフィ
ルム巻取回収装置1が提案されている。
【0003】マルチフィルム巻取回収装置1のフレーム
8より立設する左右の軸受フレーム部8aに巻取機2を
着脱自在に取り付けており、マルチフィルム巻取回収装
置1は、前後輪5で支持されたフレーム8上の原動機7
で巻取ドラム部2aを回転駆動し、畝Uに被覆されたマ
ルチフィルムFを剥ぎ取りながら巻き取っている。この
際、巻取機2の上流側に設置された振動手段3によりマ
ルチフィルムFに対して機械的な振動を加えることによ
り、マルチフィルムFに付着した土やゴミを除去し、残
幹Mや土中からの剥がし効果を高めながら巻き取ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記マルチフィルム巻
取回収装置1により正常に巻き取られている場合は、マ
ルチフィルムは図6中の一点鎖線に示す状態で巻き取ら
れる。しかしながら、回収中のマルチフィルムFが残幹
Mや脇芽Maに引っ掛ったり、マルチフィルムFの裾が
土中に埋め込まれていること等により強い抵抗を受けて
引き剥がしがうまく行われなかった場合、図6中の実線
で示すように、マルチフィルムFが振動手段3の上流側
のフレーム8の一部に設置された検知ロール4を下方に
押圧することとなる。
【0005】そして、そのマルチフィルムFと検知ロー
ル4との接触により、マルチフィルムFに加えた振動が
該接触部分で遮断され、剥がし効果が低下してマルチフ
ィルムFが切れてしまう場合があると共に、検知ロール
4への押圧力が大きいと原動力7を停止させ、巻取作業
が中断する。特に、タバコの残幹Mを跨いで回収する場
合には、残幹長が1m程度と高いため、葉タバコ収穫後
の残幹Mに発生した脇芽MaにマルチフィルムFが引っ
掛り易く、上記のような現象が顕著なものとなる。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、回収中のマルチフィルムに抵抗が発生した場合
でも、該マルチフィルムが巻取回収装置の機体に接触す
るのを防止してスムーズに巻取可能とすることを課題と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、土壌表面を覆っているマルチフィルムを
残幹を跨いで巻取ドラムに巻き取るマルチフィルムの巻
取回収装置であって、上記巻取ドラムを搭載している台
車に前端縦フレームを立設し、該前端縦フレームの上端
に、マルチフィルムに振動を与えて付着している土やゴ
ミを除去する振動手段を取り付け、該振動手段の支軸に
マルチフィルムを最初に巻き掛けする前端ロールを上記
前端縦フレームよりも前方に突出させて設け、該前端ロ
ールを前輪を除いて最前端位置に配置し、マルチフィル
ムが前端ロールに巻き掛けられる前にマルチフィルムと
干渉する部材が設けられていないことを特徴とするマル
チフィルムの巻取回収装置を提供している。
【0008】上記構成とすると、上記マルチフィルムに
振動を与える振動手段を最前端位置に設置し、該振動手
段の上流側において干渉する部材をなくしているので、
マルチフィルムが残幹等に引っ掛ってしまった場合で
も、振動手段による振動が正常状態と同様にマルチフィ
ルムに十分に伝達されるので、該引っ掛りが解除されて
マルチフィルムの引き剥がしが確実に行われると共に、
土およびゴミの振るい落とし効果を向上させることがで
きる。
【0009】上記振動手段は、上記支軸を前端縦フレー
ムの上端に回転自在に軸支すると共に該支軸を台車に搭
載した駆動源で上下に揺動させる構成とし、かつ、上記
支軸の後方突出部に第1押さえロールを回転自在に軸支
していると共に、上記前端ロールから上記巻取ドラムへ
と巻き取られるマルチフィルムを上記第1押さえロール
により上方から押さえて、巻取ドラムに巻き付けられる
マルチフィルムにテンションを負荷する構成としてい
る。
【0010】上記構成とすると、上記駆動源により上記
支軸を往復回転させて、該支軸に接続された上記前端ロ
ールを上下に揺動させることにより、前端ロールに巻き
掛けられたマルチフィルムを振動させることができる。
また、上記前端ロールの直後において、上記第1押さえ
ロールによりマルチフィルムを上方から押さえているの
で、前端ロールに巻き掛けられたマルチフィルムにテン
ションが加わり、前端ロールによるマルチフィルムへの
振動の伝達が促進されると共に、マルチフィルムの巻取
ドラムへの巻取時の弛みを防止できる。
【0011】なお、上記巻取ドラムの直前にも第2押さ
えロールを追加し、かつ、第2押さえロールを第1押さ
えロールと巻取ドラムの上端との間の接線よりも下方に
設置することにより、マルチフィルムに上方から更にテ
ンションを加えて、マルチフィルムの巻取ドラムへの巻
き取られる際の弛みの防止効果を更に高める構成として
も好適である。
【0012】上記台車は、前輪と後輪との車輪支持材を
上方に突出させ、上記巻取ドラム、振動手段、振動手段
の駆動源を搭載する架台を上記車輪支持材の上端に連結
し該架台の地上高さを大とすると共に、背丈が1.5m
未満30cm以上の残幹があるマルチフィルムの巻き取
り回収用とし、該架台上に搭載している上記振動手段の
前端ロールの地上高さを該残幹高さ以上として、かつ、
上記台車は巻取ドラムにマルチフィルムが巻き付く際の
反力によって自走する構成としている。
【0013】背丈が1.5m未満30cm以上と高い残
幹を跨いでマルチフィルムを回収する場合は、回収中の
マルチフィルムが残幹や脇芽に引っ掛り易いため、上記
振動手段を最前端位置に配置して下方に干渉部材を無く
すと共に、上記前端ロールの地上高さを上記残幹の高さ
以上とすることで、上記振動手段による振動をマルチフ
ィルムに常時伝達することができ、マルチフィルムの巻
取作業が飛躍的にスムーズとなる。また、前輪と後輪が
上記巻取ドラムを搭載する架台と上記車輪支持材を介し
て連結されているので、マルチフィルムを巻き取る際の
反力により自走するので、作業性が向上する。
【0014】上記台車の架台フレームの後端より伸縮自
在なハンドルを突設し、該ハンドルの先端を接地させて
台車を傾倒させた状態で、該ハンドルとフレームとの間
に架け渡す傾倒状態保持用のスタンドを備えている。
【0015】上記のようにハンドルを突設することで、
マルチフィルム回収時は操作用のハンドルとして利用す
る一方で、作業開始時にマルチフィルムの端部を巻取ド
ラムに固着したり、回収したマルチフィルムを巻取ドラ
ムより抜き取る場合等に、台車を傾倒させる支えの役割
も兼用させることができる。また、上記ハンドルとフレ
ームとの間に架け渡すスタンドを備えることで、傾倒状
態が保持されると共に、傾倒状態におけるハンドルとフ
レームの強度を高めることができる。なお、上記ハンド
ルを伸縮自在としているので、傾倒状態ではハンドルを
伸長させて支えとして利用する一方、マルチフィルム巻
き取り時は縮めて収納することで邪魔にならず好適であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態にかかる
マルチフィルムの巻取回収装置を図面を参照して説明す
る。マルチフィルムの巻取回収装置10は、残幹長が高
いタバコ等の作物栽培時に畝Uに被覆されたマルチフィ
ルムFの回収に用いられている。
【0017】マルチフィルムの巻取回収装置10は、一
対の前輪27及び後輪28とを連結しマルチフィルムF
で被覆された畝Uを跨いで走行する台車20と、台車2
0の上後方に搭載した巻取機11と、台車20の上方中
央に搭載された駆動源18と、巻取機11の前方に設置
された第2押さえロール12と、台車20の前端に上方
に立設した前端縦フレーム21と、前端縦フレーム21
の上端に設置された振動手段13と、巻取機11と駆動
源20との間の側方に配置され巻取機11と振動手段1
3の駆動を兼用する動力伝達手段19等を備えている。
【0018】台車20は、前輪27及び後輪28を連結
する連結材26と、該連結材26の前輪27と後輪28
との連結部分より上方に突出した車輪支持材24と、車
輪支持材24の上端を左右方向に調整部33により伸縮
自在に連結する連結材34と、前後の連結材34に架け
渡された架台22と、車輪支持材24と架台22とを斜
めに連結する補強部37と、後方の連結材34に伸縮自
在に取り付けられたハンドル23を備えている。
【0019】巻取機11は糸巻形状で、マルチフィルム
Fを巻き付ける巻取ドラム11aと、巻取ドラム11a
の両端に取り付けたフランジ部11bとを備えている。
巻取ドラム11aは、回転中心となる回転主軸11d
と、該回転主軸11dと弾性材11cを介して同心円状
に配置された複数の巻取アーム11fと、巻取アーム1
1fを縮径及び拡径させるレバー11eとを備えてお
り、連結部34より上方に突設した軸受フレーム36に
より回転自在に支持されている。
【0020】振動手段13は、前端縦フレーム21の上
端を接続板29を介して回転自在に連結した支軸14
と、該支軸14に接続板32を介して回転自在に連結さ
れた前端ロール15と、接続板29の後方突出端におい
て回転自在に連結された第1押さえロール16とを備え
ており、該支軸14には接続板31及び接続軸30を介
してクランク棒17が接続されている。
【0021】動力伝達手段19は駆動源18に接続され
ており、内部で巻取機11の主軸11dの回転運動に動
力を伝達していると共に、クランク棒17の往復運動を
発生させている。なお、動力伝達手段19のケースに連
続して駆動源18の庇部19aを突出させている。
【0022】巻取機11と第1押さえロール16との間
には、第2押さえロール12を回転自在に設置してお
り、巻取機11の巻取アーム11fの上端と第1押さえ
ロール16との接線よりも下方に位置している。なお、
畝Uの上方に突出して残っている残幹Mは1.5m未満
30cm以上の高さHであり、振動手段13の前端ロー
ル15の高さLはそれを上回るように設定されている。
【0023】次に、マルチフィルムFの回収作業につい
て説明する。マルチフィルムFは、前端ロール15の上
側に巻き掛けた後、第1押さえロール16及び第2押さ
えロール12の下面に当接させて、回転する巻取機11
の巻取ドラム11aで巻き取っている。
【0024】振動手段13の動作は、図3(A)(B)
に示すように、動力伝達手段19を介して駆動源18に
接続されたクランク棒17が往復することにより、接続
軸30と接続板31を介して支軸14が往復回転し、該
支軸14の往復回転により接続板32を介して前端ロー
ル15が揺動する。このように、マルチフィルムFの巻
取中に前端ロール15が揺動することによりマルチフィ
ルムFが振動し、マルチフィルムF上に付着した土やゴ
ミが除去できると同時に、残幹Mや土中からの剥がし効
果を向上させることができる。
【0025】しかも、前端ロール15は最前端位置に突
出して設け、その上流側において前方にも下方にも干渉
する部材が存在していないので、タバコ等のように残幹
Mの高さHが高くマルチフィルムFが脇芽Ma等に引っ
掛った場合でも、振動手段13の前端ロール14による
振動が正常状態と同様にマルチフィルムFに十分に伝達
されるので、マルチフィルムの剥がし効果や土およびゴ
ミの振るい落とし効果を安定して得ることができる。
【0026】また、前端ロール15の直後において、第
1押さえロール16によりマルチフィルムFを上方から
押さえているので、前端ロール15に巻き掛けられたマ
ルチフィルムFに張力が発生し、前端ロール15による
マルチフィルムFへの振動の伝達を促進することができ
る。さらに、巻取機11の直前においても、第2押さえ
ロール12によりマルチフィルムFを上方から押さえて
張力を発生させているので、マルチフィルムFは弛みな
く巻取機11に巻き取られる。
【0027】また、前輪27と後輪28が台車20を介
して巻取機11と連結されているので、マルチフィルム
Fを巻取機11で巻き取る際の反力により巻取回収装置
10自体が自走するので、作業性が向上する。
【0028】作業開始時にマルチフィルムFの端部を巻
取機11に固着したり、回収したマルチフィルムFを巻
取機11より抜き取る場合等には、図4に示すように、
ハンドル23を伸長させると共に、ハンドル23側へ巻
取回収装置10全体を傾倒させ、ハンドル23及び後輪
28で支持した状態で作業を行う。
【0029】詳しくは、ハンドル23は、後方の連結材
34に直交状態で固定された固定筒部23bにハンドル
本体23aをスライド自在に内嵌しており、ハンドル本
体23aをスライドさせて伸長した状態で調整部23c
にて位置保持している。後方側の車輪支持材24には、
スタンド35が支点部35bにて回転自在に取り付けら
れており、フック状の先端部35aをハンドル本体23
aの側面に突起した係止ピン23dに係止することで、
車輪支持材24とハンドル本体23aとの間にスタンド
35が架け渡され、傾倒状態が安定して保持されると共
にフレームの強度を高めることができる。さらに、マル
チフィルムFの回収中においては、ハンドル本体23a
を固定筒部23bにスライド収納することにより邪魔に
なることもない。
【0030】なお、本発明によればタバコのように残幹
の背丈が高いものに用いたマルチフィルムを回収する際
にもスムーズに巻き取ることができるが、万が一マルチ
フィルムが引っ掛って取れなくなった場合に緊急停止す
るための引っ掛かり検知手段を設けてもよい。また、本
実施形態では、上記第2押さえロール12を設けて巻取
時の弛みを防止しているが、第1押さえロール16によ
りその役目が十分果たされる場合には第2押さえロール
12を廃止してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、上記マルチフィルムに振動を与える振動手段
を最前端位置に設置することで、該振動手段の上流側に
おいて干渉する部材をなくしているので、マルチフィル
ムが残幹等に引っ掛ってしまった場合でも、振動手段に
よる振動がマルチフィルムに十分に伝達され、マルチフ
ィルムの剥がし効果や土及びゴミの振るい落とし効果を
向上させることができる。
【0032】また、上記振動手段の前端ロールの直後に
おいて、上記第1押さえロールによりマルチフィルムを
上方から押さえているので、マルチフィルムにテンショ
ンが加わり振動の伝達が促進されると共に、マルチフィ
ルムの巻取ドラムへの巻取時の弛みを防止することがで
きる。
【0033】上記台車の後端より伸縮自在なハンドルを
突設することで、回収したマルチフィルムを巻取ドラム
より抜き取る場合等に、ハンドルを伸長させて台車を傾
倒させた際の支えの役割を兼用できると共に、上記ハン
ドルとフレームとの間に架け渡すスタンドを備えること
で、傾倒状態でのハンドルとフレームの強度を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るマルチフィルムの巻
取回収装置の側面図である。
【図2】 マルチフィルムの巻取回収装置の上面図であ
る。
【図3】 (A)(B)は振動手段の揺動を示す拡大図
である。
【図4】 傾倒状態のマルチフィルムの巻取回収装置を
示す側面図である。
【図5】 (A)はハンドルの伸縮を示す拡大図、
(B)は傾倒保持用のスタンドの固定方法を示す拡大図
である。
【図6】 従来のマルチフィルムの巻取回収装置の側面
図である。
【符号の説明】
10 マルチフィルムの巻取回収装置 11 巻取機 12 第2押さえロール 13 振動手段 14 支軸 15 前端ロール 16 第1押さえロール 18 駆動源 20 台車 21 前端縦フレーム 22 架台 23 ハンドル 23c 調整部 24 車輪支持材 27 前輪 28 後輪 35 スタンド F マルチフィルム M 残幹 U 畝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土壌表面を覆っているマルチフィルムを
    残幹を跨いで巻取ドラムに巻き取るマルチフィルムの巻
    取回収装置であって、 上記巻取ドラムを搭載している台車に前端縦フレームを
    立設し、該前端縦フレームの上端に、マルチフィルムに
    振動を与えて付着している土やゴミを除去する振動手段
    を取り付け、該振動手段の支軸にマルチフィルムを最初
    に巻き掛けする前端ロールを上記前端縦フレームよりも
    前方に突出させて設け、該前端ロールを前輪を除いて最
    前端位置に配置し、マルチフィルムが前端ロールに巻き
    掛けられる前にマルチフィルムと干渉する部材が設けら
    れていないことを特徴とするマルチフィルムの巻取回収
    装置。
  2. 【請求項2】 上記振動手段は、上記支軸を前端縦フレ
    ームの上端に回転自在に軸支すると共に該支軸を台車に
    搭載した駆動源で上下に揺動させる構成とし、かつ、上
    記支軸の後方突出部に第1押さえロールを回転自在に軸
    支して、上記前端ロールから上記巻取ドラムへと巻き取
    られるマルチフィルムを上記第1押さえロールにより上
    方から押さえて、巻取ドラムに巻き付けられるマルチフ
    ィルムにテンションを負荷する構成としている請求項1
    に記載のマルチフィルムの巻取回収装置。
  3. 【請求項3】 上記台車は、前輪と後輪との車輪支持材
    を上方に突出させ、上記巻取ドラム、振動手段、振動手
    段の駆動源を搭載する架台を上記車輪支持材の上端に連
    結し該架台の地上高さを大とすると共に、背丈が1.5
    m未満30cm以上の残幹があるマルチフィルムの巻き
    取り回収用とし、該架台上に搭載している上記振動手段
    の前端ロールの地上高さを該残幹高さ以上として、か
    つ、上記台車は巻取ドラムにマルチフィルムが巻き付く
    際の反力によって自走する構成としている請求項1また
    は請求項2に記載のマルチフィルムの巻取回収装置。
  4. 【請求項4】 上記台車の架台フレームの後端より伸縮
    自在なハンドルを突設し、該ハンドルの先端を接地させ
    て台車を傾倒させた状態で、該ハンドルとフレームとの
    間に架け渡す傾倒状態保持用のスタンドを備えている請
    求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のマルチフィ
    ルムの巻取回収装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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