JP2798704B2 - 歯科用根尖孔位置検出装置 - Google Patents

歯科用根尖孔位置検出装置

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JP2798704B2 JP1119298A JP11929889A JP2798704B2 JP 2798704 B2 JP2798704 B2 JP 2798704B2 JP 1119298 A JP1119298 A JP 1119298A JP 11929889 A JP11929889 A JP 11929889A JP 2798704 B2 JP2798704 B2 JP 2798704B2
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明 河合
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/04Measuring instruments specially adapted for dentistry
    • A61C19/042Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining the position of a root apex

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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、歯科治療に用いられる根尖孔位置検出装置
に関する。
従来技術 歯科治療において、根管の拡大、清掃、消毒を行な
い、充填物を充填して根管治療を行なうことにより抜歯
を避けて永久歯を治療することが行なわれている。この
治療には、根管の終端、すなわち、根尖孔の位置を正確
に検出する必要がある。
根尖孔の位置を電気的に検出するものとして、例え
ば、特開昭60−174144号公報に記載されたものは、第2
図に示すように、根管1内に、リーマ2を測定針として
挿入し、口腔粘膜3に当接した片電極4との間に、例え
ば1KHz2と5KHz2の2つの周波数の交流電圧を加え、根尖
孔5の位置を検出するものである。15は2種類の異なる
周波数を発生するパルス発生器で、このパルス発生器15
をリーマ(測定針)2および片電極4にそれぞれ接続す
る。片電極4とパルス発生器15間に抵抗16を接続し、こ
の両端を増幅器17および18にそれぞれ接続する。増幅器
17の出力を5KHz用のフィルタ19に接続し、この出力を整
流回路20で整流して比較器21の一方に人力端子に接続す
る。また、増幅器18の出力を1kHz用のフィルタ22に接続
し、この出力を整流回路23で整流して比較器21の他方の
人力端子に接続する。この比較器21の出力を増幅器25に
接続し、その出力を表示装置に接続する。
第3図は、第2図に×印で示すa点およびb点の出力
を横軸にリーマ2の根管1内での位置を取って示した図
である。
このような回路構成において、パルス発生器15の発生
基本周波数が1KHzに設定されているものとする。いま、
歯科医師がリーマ2を根管1内にゆっくり挿入して行
く。このとき、パルス発生器15からは1KHzのインパルス
信号と5KHzのインパルス信号が所定周期で多重され出力
される。この出力信号およびリーマ2と片電極4間のイ
ンピーダンスとに応答した微弱電流が抵抗16に流れ、こ
の微弱電流は増幅器17および18でそれぞれ増幅される。
このうち1KHzのインパルス信号に応答するものだけが
フィルタ22を通りa点(第2図)の出力は第3図中aで
示すものとなる。同様に、5KHzのインパルス信号に応答
するものだけがフィルタ19を通りb点(第2図)の出力
は第3図中bで示すものとなる。
すなわち、リーマ2が根管1内を移動する間はリーマ
2と片電極4間のインピーダンスはほぼ一定であり人力
信号の各周波数に応答したa点およびb点の出力は第3
図中範囲Iで示すようにそれぞれほぼ直線状に出力され
る。この状態で、リーマ2が根管1内から外出る付近で
はリーマ2と片電極4間のインピーダンスは減少する。
このインピーダンスの変化に応答し、a点およびb点の
出力は増加するが周波数特性により第3図中範囲IIに示
すように出力aは緩やかに変化し、出力bは速やかに変
化する。
ここで、両出力aおよびbの差分に着目すると、各人
力周波数に対する周波数特性により出力aおよびbの変
化率が異なるがこの変化率は根尖孔5付近で最も大きく
なるため、この両出力aおよびbの差分が最小となる点
が根尖孔5の位置として検出される。
このように差分が最小となる位置を検出するには、リ
ーマを多少なりとも根尖孔の位置を先へ進めなければ正
確な最小となる点を見出すことはできない。
しかしながら、根尖孔の位置を越えてリーマを進める
ことは問題であり、住々にしてリーマが根管を突き抜け
ることがあった。
目的 本発明は、上述した問題点を解決するもので差分出力
が特定の値となったことを検出することにより、正確な
根尖位置を検出できることを目的とするものである。
構成 本発明は、測定針と片電極間のインピーダンス変化に
より根尖孔位置を検出する根尖孔位置検出装置におい
て、2種類の異なる周波数信号を発生する回路と、前記
各々の周波数に応答して前記インピーダンス変化を検出
する回路と、前記検出する回路の各出力を逐次比較して
差分を出力する回路と、前記一方の検出する回路にバイ
アス信号を重畳する記憶回路と、リセット信号を発生す
るリセット信号発生回路とを備え、前記リセット信号に
応答して、前記記憶回路の記憶値を前記差分を出力する
回路の出力に応じてセットすることを特徴とするもので
あり、それにより差分を出力する回路の出力値が一定の
値となった位置をもって根尖孔の位置を知ることができ
るものである。上記一定の値の検出はメータ等の指示値
から着取するものに限らず、閾値を検出する回路の出力
にブザー等の警報信号を発する装置を備え、聴覚的ある
いは視覚的に検出を行なうようにすることもできる。
第3図に基づいて差分を検出する回路の出力の状態を
再度説明する。a及びbはすでに説明した例えば1KHz及
び5KHzの周波数による出力信号である。ここでaに対し
て領域Iにおけるbとの差に相当する電圧a′をバイア
ス値として加える。そうすると領域Iにおいてはaとb
の値は等しくなり、領域IIにおいて、aはa″となり、
bはb′となって両者の差はリーマの進行につれて変化
する。而して、本出願人は、上述したaとbとの差の最
小の値に相当する位置におけるa″とb′との差の値が
臨床的なデータから個人差によらずほぼ一定の値(根尖
位置における電流値が全ての人でほぼ同じ)となること
を発見した。
したがって、本発明においては、一方の周波数による
出力信号に領域Iにおける差分をバイアス値として加え
(又は減ずる)ことにより、領域Iにおける両者の値を
等しくし、差分を検出する回路の出力値が所定の一定の
値となった時点をもって根尖孔の位置とするものであ
る。以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は、第2図における比較器21以下の回路を記載
したもので、図中、6は加減算器、7は増幅器、8は表
示器、9は記憶回路、10は消去回路、11,12,13はパルス
発生器である。1KHzの周波数による出力信号は端子a
に、5KHzの周波数による出力信号は端子bに加えられ、
加減算器6によりその差の出力電圧が得られ、増幅器7
を介して表示器8で表示される。記憶回路9はパルス発
生器11からの記憶パルスにより増幅器7の出力値を記憶
し、消去回路10からの信号によりリセットされる。パル
ス発生器12は消去回路10を駆動する消去パルスを発生す
る。パルス発生回路11及び12はリセットスイッチ14が押
圧されたとき、パルス発生器13よりのリセットパルスに
基づいて起動されるが、第4図に示すように、記憶パル
スは消去パルスに次いで発生される。記憶回路の記憶値
は、一方の入力、例えば、入力端子aにバイアス値とし
て加えられる。
第5図は、以上の構成からなる実施例の動作を説明す
るための図で、図中、(I)は表示器、(II)は加減算
器部を示す。(a)図は、スタート時点で、この場合、
記憶回路9からの記憶値は0であり、端子aに2,端子6
に3の電圧値が印加されると、加減算器6の出力は1と
なる。ここでリセットボタン14を押圧すると記憶回路9
がリセットされ(この場合は0であるから変化はな
い。)、次いで、差分1を記憶する。これが(b)図の
状態で、ここではバイアス値として1が端子aに加えら
れるから加減算器6の出力は0となる。リーマを進めて
行くと領域Iから領域IIへ移り、上述した差分の一定
値、ここでは5の値になるとリーマの位置が根尖孔に達
したことが分かる((c)図)。次の検出の際には、
(d)図になるが、根管の状況や患者が変った場合に
は、初期化において必ずしも(a)図と同じ値とはなら
ない。すなわち、(d)図のように端子aが3,端子bが
6であると、記憶回路9は1を記憶しているから、増幅
器7の出力は2となってしまう。ここでリセットボタン
14を押圧すると、消去パルスによる消去回路10の駆動に
より、(e)図に示すように、記憶回路9が先ずリセッ
トされて0となり、加減算器6の出力は3となる。消去
パルスに続く記憶パルスにより記憶回路9は、この差分
3を記憶するようセットされる。したがって、(f)図
に示すように、バイアス値3が端子aに加えられ、
(g)図のように表示器が5を表示した時点で根尖孔の
位置が検出できる。なお、第5図において、説明を簡明
にするために、一定値を5としたが、5という値には意
味はなく、実際には、一定値を相当する位置にマークを
付しておき、モータの針がその位置にきた時に、根尖位
置とするようにする。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、2
つの周波数に基づく出力の差分が一定値となる時点をも
って根尖孔の位置を検出できるから、従来のように最小
値を検出するものに対して適切に根尖孔の位置の検出が
できる。また、差分を閾値を検出する回路等に与えて、
一定値を検出することにより警報を発することも容易と
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を説明するための要部のブ
ロック図、第2図は、従来例のブロック図、第3図乃至
第5図は、動作の説明図である。 1……リーマ、6……加減算器、8……表示器、9……
記憶回路、10……消去回路、13……リセットパルス発生
器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定針と片電極間のインピーダンス変化に
    より根尖孔位置を検出する根尖孔位置検出装置におい
    て、2種類の異なる周波数信号を発生する発振回路と、
    前記各々の周波数に応答して前記インピーダンス変化を
    検出する検出回路と、核検出回路の各出力を逐次比較し
    て差分を出力する差分検出回路と、前記検出回路の一方
    の検出回路にバイアス信号を重畳する記憶回路と、リセ
    ット信号を発生するリセット信号発生回路とを備え、前
    記リセット信号に応答して、前記記憶回路の記憶値を前
    記差分検出回路の出力に応じてセットすることを特徴と
    する歯科用根尖孔位置検出装置。
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