JPH0627065A - 粉体検知装置 - Google Patents

粉体検知装置

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JPH0627065A
JPH0627065A JP18511592A JP18511592A JPH0627065A JP H0627065 A JPH0627065 A JP H0627065A JP 18511592 A JP18511592 A JP 18511592A JP 18511592 A JP18511592 A JP 18511592A JP H0627065 A JPH0627065 A JP H0627065A
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JP
Japan
Prior art keywords
powder
piezoelectric element
output voltage
sweep
reference voltage
Prior art date
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Pending
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JP18511592A
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English (en)
Inventor
Takashi Wada
孝志 和田
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化を可能にしコストダウンを図ると共に
資源の有効活用を図るようにした粉体検知装置を提供す
る。 【構成】 粉体センサとして2端子型圧電素子1を用
い、この圧電素子1をこの共振周波数を含む周波数範囲
で掃引する掃引発振回路2で駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機のトナー
等の粉体の有無を検知する粉体検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機に用いられているトナー等
の粉体は複写枚数の増加につれてその量が消費されるの
で、常に粉体の残量を検知して適当量に減った場合は新
たな粉体を供給する必要がある。このような目的で粉体
の有無又は残量を検知する粉体検知装置が用いられてい
る。
【0003】図9は従来の粉体検知装置の構成を示すも
ので、粉体センサとなる3端子型圧電素子11が用いら
れて、この3端子型圧電素子11の固有振動周波数で発
振する自励発振回路12が構成されている。3端子型圧
電素子11はその表面に第1の端子(電極)T1及び第
2の端子T2が設けられると共に、その裏面には第3の
端子T3が設けられている。13は演算増幅器,R1,
R2,R3は抵抗である。
【0004】このような構成で、粉体容器に粉体が負荷
として加えられるように取付けられた3端子型圧電素子
11は、粉体の有無に応じて加重状態が変化するため圧
力変化が生じるので、出力電圧の減衰量が変化してく
る。この結果、粉体の有無に応じて変化する3端子型圧
電素子11の出力電圧によって演算増幅器13の動作が
オン,オフするように制御されるので、自励発振回路1
2の動作はオン,オフする。
【0005】例えば、粉体が無くなるかその残量が少な
くなると、3端子型圧電素子11の出力電圧の減衰量は
小さくなるので、増幅器13へ加えられる出力電圧は大
きくなるため、自励発振回路12の動作はオンとなっ
て、端子14から発振信号が出力される。
【0006】一方、粉体が十分に有る場合は、3端子型
圧電素子11の出力電圧の減衰量は大きくなるので、増
幅器13へ加えられる出力電圧は小さくなるため、自励
発振回路12の動作はオフとなって、端子14から発振
信号は出力されない。
【0007】従って、自励発振回路12の発振出力の有
無を確認することにより、粉体の有無を検知することが
できる。これは、自励発振回路12の端子14に駆動回
路を介してブザー,アラーム等の出力手段を接続してお
くことで、粉体が無くなったりその残量が少なくなった
場合は、自動発振回路12の発振出力で出力手段が駆動
されることにより、確実にその状態を検知することがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の粉体検
知装置では、粉体センサとして3端子型圧電素子を用い
て自励発振回路を構成しているので次のような問題があ
る。
【0009】(1) 3端子型圧電素子の狭い面積の表面に
第1及び第2の端子T1,T2の2個の端子を複雑な導
電パターンで設けなければならないので、小型化に限界
がある。
【0010】(2) 粉体検知装置は最近使い捨てタイプの
ものが普及しているが、従来構造ではノイズによる誤動
作を避けるため3端子型圧電素子だけでなく演算増幅器
を一体化する必要があり、結果的にこれらの構成全体を
捨てることになるので、コストアップとなり、さらに希
少価値の高い資源の無駄使いとなっている。
【0011】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、小型化を可能にしコストダウンを図る一方
で資源の有効活用を図るようにした粉体検知装置を提供
することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、粉体が負荷として加えられる2端子型圧電
素子と、この2端子型圧電素子をこの圧電素子の共振周
波数を含む周波数範囲で掃引する発振回路と、前記2端
子型圧電素子のインピーダンスに対応した出力電圧を発
生させるように駆動する駆動回路と、予め基準電圧を設
定しこの基準電圧と前記出力電圧とを比較して粉体の有
無を判断する比較手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0013】
【作用】請求項1記載の本発明の構成によれば次のよう
に作用する。発振回路は粉体が負荷として加えられる2
端子型圧電素子をインピーダンスが変化するように、圧
電素子の共振周波数を含む周波数範囲で掃引する。駆動
回路はそのインピーダンスに比例した出力電圧を発生さ
せるように2端子型圧電素子を駆動し、比較手段は予め
基準電圧を設定してこの基準電圧と前記出力電圧とを比
較して粉体の有無を判断する。
【0014】請求項2記載の本発明の構成によれば、比
較手段は発振回路による掃引発振周波数範囲内において
基準電圧より出力電圧が大きくなったときは粉体無しと
判断する。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0016】図1は本発明の粉体検知装置の実施例を示
すブロック図で、本実施例粉体検知装置10は、粉体セ
ンサとなる2個の端子T1及びT2が表面及び裏面に設
けられている2端子型圧電素子1と、この圧電素子1を
インピーダンスが変化するようにこの圧電素子1の共振
周波数を含む周波数範囲で掃引する掃引発振回路2と、
この2端子型圧電素子1と掃引発振回路2とに直列に接
続され、掃引発振回路2によって駆動されてインピーダ
ンスに比例した出力電圧を発生させる抵抗Rのような定
電流駆動回路3と、予め基準電圧を設定しこの基準電圧
と前記出力電圧とを比較して粉体の有無を判断するコン
パレータ回路のような比較手段4と、この比較手段4の
結果を出力するディスプレイ,計器等から構成される出
力手段5とを備えている。
【0017】掃引発振回路2によって2端子型圧電素子
1をこの共振周波数を含む周波数範囲で掃引発振させる
と、粉体の有無によって振動素子1のインピーダンスは
変化する。例えば粉体が無くなるかその残量が少なくな
ると、掃引周波数fに対してそのインピーダンスZは図
3に示すような関係で変化する。一方、粉体が十分に有
る場合には、掃引周波数fに対してそのインピーダンス
Zは図4に示すような関係で変化する。
【0018】図2は掃引発振回路2の具体的構成例を示
すもので、プリセットカウンタ11aと、リップルカウ
ンタ11b,11cと、アップ/ダウンカウンタ11d
とから構成されている。プリセットカウンタ11aは一
巡毎にアップ/ダウンカウンタ11dの値がロードされ
る。
【0019】そしてプリセットカウンタ11aで一旦ホ
ールドされ、リップルカウンタ11bが一巡する。プリ
セットカウンタ11aとリップルカウンタ11bは交互
にカウントし、リップルカウンタ11bは一巡毎にリッ
プルカウンタ11cを進める。リップルカウンタ11c
が一巡するとアップダウンカウンタ11dを進める。
【0020】アップ/ダウンカウンタ11dはアップ/
ダウンカウンタまたはアップカウンタとエクシブルオア
回路で構成され、最上位桁の状態により交互にアップ/
ダウンを繰り返す。
【0021】このような構成により出力される駆動パル
スの周期Tはプリセットカウンタ11a,リップルカウ
ンタ11b,11cの各々のカウント数をA,B,Cと
して、ΔTをクロック周期とすれば、次式で示される。
【0022】T=(A+B)・C・ΔT
【0023】但し、Aの最小値は1で、最大値はAmax
となるので、周期Tの最大値Tmax及び最小値Tmin は
各々次式のように示され、両者の間が可変範囲となる。
【0024】Tmax =(Amax +B)・C・ΔT Tmin =(1+B)・C・ΔT
【0025】一例として、粉体センサである2端子型圧
電素子1の共振周波数が2乃至8KHzにあって、掃引
周波数範囲を1乃至8KHz以上に設定して、可変周期
のステップを約1%とすれば、プリセットカウンタ11
a及びアップ/ダウンカウンタ11dは7ビットすなわ
ち128カウント,リップルカウンタ11bは4ビット
すなわち16カウント,リップルカウンタ11cは3ビ
ットすなわち8カウント(π/4位相毎),クロック周
期ΔTは1μsとなる。
【0026】定電流駆動回路3としての抵抗Rによって
2端子型圧電素子1を駆動すると、圧電素子1は粉体の
有無に応じて図3及び図4のインピーダンス特性に対応
した図5に示すような関係の出力電圧を発生する。比較
手段4としてのコンパレータ回路4Aは、図6に示すよ
うに予め基準電圧VR を有していて圧電素子1からの出
力電圧Vと基準電圧Vとを掃引周波数範囲内において比
較し、図7のように基準電圧VR より出力電圧Vが大き
くなったときは、粉体無しと判断する。一方、図8のよ
うに基準電圧VR より出力電圧Vが掃引周波数範囲内に
おいて常に下回っているときは、粉体有りと判断する。
【0027】次に本実施例の作用を説明する。
【0028】粉体が十分に有って2端子型圧電素子1に
負荷として加わっている場合には、振動素子1は掃引発
振回路2によって共振周波数を含む周波数範囲で掃引発
振されることで、図4に示すようなインピーダンス特性
が得られる。定電流駆動回路3としての抵抗Rは図4の
インピーダンス特性のインピーダンスに比例した出力電
圧を発生させて、比較手段4としてのコンパレータ4A
に出力する。コンパレータ4Aは予め設定した基準電圧
VR と出力電圧Vとを比較して、図8のような出力特性
を得ることにより、粉体有りと判断する。
【0029】一方、粉体が無くなるかその残量が少なく
なると、掃引周波数範囲で図3に示すようなインピーダ
ンス特性が得られる。定電流駆動回路3としての抵抗R
は図3のインピーダンス特性のインピーダンスに比例し
た出力電圧を発生させて、比較手段4としてのコンパレ
ータ4Aに出力する。コンパレータ4Aは予め設定した
基準電圧VR と出力電圧Vとを比較して、図7のような
出力特性を得ることにより、粉体無しと判断する。
【0030】コンパレータ回路4Aによる判断の結果
は、出力電圧が出力手段5に加えられてこの出力手段5
のディスプレイ,計器等に粉体の有無が表示される。
【0031】このように本実施例によれば、粉体センサ
として2端子型圧電素子1を用いこの圧電素子1をこの
共振周波数を含む周波数範囲で掃引発振させる掃引発振
回路2と組合せるようにしたので、次のような効果が得
られる。
【0032】(1) 2端子型圧電素子1の狭い面積の表面
には1個のみの端子T1の導電パターンを設ければよい
ので、この分導電パターンの形成に余裕ができるため、
小型化が可能となる。
【0033】(2) 粉体センサとしての2端子型圧電素子
1を掃引発振回路2によって駆動するので、使い捨てタ
イプの粉体検知装置の場合でも2端子型圧電素子のみを
取出して捨てることができるため、コストダウンを図る
ことができると共に資源の有効活用を図ることができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、粉体
センサとして2端子型圧電素子を用いこれに掃引発振回
路を組合わせて粉体検知装置を構成するようにしたの
で、小型化を可能にしコストダウンを図ると共に資源の
有効活用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物体検知装置の実施例を示すブロック
図である。
【図2】本実施例に用いられる掃引発振回路の構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の動作原理を示す粉体無しの場合のイン
ピーダンス特性図である。
【図4】本発明の動作原理を示す粉体有りの場合のイン
ピーダンス特性図である。
【図5】本発明の動作原理を示す出力電圧特性図であ
る。
【図6】本実施例に用いられるコンパレータ回路の構成
を示す結線図である。
【図7】本実施例における粉体無しの場合の出力電圧特
性図である。
【図8】本実施例における粉体有りの場合の出力電圧特
性図である。
【図9】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 2端子型圧電素子 2 掃引発振回路 3 定電流駆動回路 4A コンパレータ回路 4 比較手段 5 出力手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体が負荷として加えられる2端子型圧
    電素子と、この2端子型圧電素子をこの圧電素子の共振
    周波数を含む周波数範囲で掃引する発振回路と、前記2
    端子型圧電素子のインピーダンスに対応した出力電圧を
    発生させるように駆動する駆動回路と、予め基準電圧を
    設定しこの基準電圧と前記出力電圧とを比較して粉体の
    有無を判断する比較手段とを備えたことを特徴とする粉
    体検知装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段が、前記発振回路による掃
    引発振周波数範囲内において前記基準電圧より出力電圧
    が大きくなったときは、粉体無しと判断する請求項1記
    載の粉体検知装置。
JP18511592A 1992-07-13 1992-07-13 粉体検知装置 Pending JPH0627065A (ja)

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Effective date: 20010403