JP2797927B2 - 景品取得ゲーム装置 - Google Patents

景品取得ゲーム装置

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JP2797927B2 JP5281477A JP28147793A JP2797927B2 JP 2797927 B2 JP2797927 B2 JP 2797927B2 JP 5281477 A JP5281477 A JP 5281477A JP 28147793 A JP28147793 A JP 28147793A JP 2797927 B2 JP2797927 B2 JP 2797927B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、景品の取得が容易
となる景品取得ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用のテレビゲーム装置は広く
普及し、画面の解像度やキヤラクター動作の複雑さなど
の特性が著しく向上している。このため、ゲームセンタ
ー等の遊戯場に設置されたゲーム装置には、さらに優れ
た娯楽性のあるゲーム装置が求められることになり、様
々なものが提案されている。このような状況のなかで、
いままでテレビゲーム機の出現によって注目度が薄れて
いたクレーンゲーム機やピンボール機などの旧来型のゲ
ーム装置にも人気が集まっている。特に、クレーンゲー
ム機は、内部に収納された景品を獲得できる面白味があ
り、また、景品に人気のキャラクターを用いることによ
って挑戦意欲をそそるものとなっている。このため、多
くのゲームセンターに設置され、脚光を浴びている。
【0003】このような景品の獲得操作を楽しむゲーム
装置には、従来から様々なものが提案されている。その
ゲーム装置の一例として、クレーンゲーム機を図面にし
たがって以下に説明する。すなわち、図4に示すよう
に、直方体の基台1の上に箱形の収容部2が設けられて
いる。この収容部2の前面及び側面2aは、透明な樹脂
またはガラスの板状部材によって構成されている。ま
た、後部壁面は、透明や鏡面となる板状部材、または装
飾の施された板状部材によって構成されている。このよ
うな収容部2の内部には、縫いぐるみ等の景品3が多数
個の収容が可能となっている。また、収容部2の底部に
は、筒状の受け部4が垂直方向に設けられている。さら
に、収容部2の内部上面には、クレーンが吊り下げられ
ている。このクレーンは、内部上面から鉛直方向に吊り
下げられる棒状の支持部材5と、その下端に設けられた
景品3を把持するための把持部材とから構成されてい
る。この把持部材は、蟹足状の二本のアーム6が開閉可
能に設けられたものである。なお、このアーム6は、通
常閉じた状態となっており、景品を掴む時、プレーヤー
の操作により開くように構成されている。また、支持部
材5は、収容部2の上部に設けられた駆動源(図示せ
ず)によって、収容部2の上面を左右方向及び前後方向
にスライド移動可能に、且つ上下方向に伸縮可能に設け
られている。
【0004】一方、基台1には、クレーンの支持部材5
を所望の景品3位置に対応して停止させるための、ボタ
ンスイッチ7が設けられている。これは、クレーンを左
右方向の対応位置に停止させるための第1スイッチ7a
と、第1スイッチ7aにより左右方向の位置決めされた
クレーンを前後方向に位置決めする第2スイッチ7bと
からなる。さらに、基台1の下方には、景品の取り出し
口8が設けられ、この取り出し口8はそれぞれ前記受け
部4の下端に接続されている。ここで、図4に示すクレ
ーンゲーム機には、クレーン及びその操作のためのボタ
ンスイッチが2組設けられたものであり、2人でプレイ
可能なゲーム装置である。
【0005】以上のような構成を有する従来例の作用
は、以下の通りである。すなわち、プレーヤがコインを
投入して第1スイッチ7aを押すことにより、駆動源が
作動して、支持部材5は左右方向にスライド移動する。
そして、第1スイッチ7aを離すことにより、所望の景
品に対応する左右方向の位置に停止する。次に、プレー
ヤが第2スイッチ7bを押すことにより、支持部材5は
前後方向にスライド移動する。そして、第2スイッチ7
bを離すことにより、支持部材5は一旦停止し、二本の
アーム6を開きながら下方に伸び、収容部2下部の景品
3位置でアーム6を閉じる(景品の把持)動作を一度行
う。この後、支持部材5は、アーム6を閉じた状態で再
び上方に縮み、受け部4の上方まで移動する。そして、
受け部4の上方でアーム6が開かれる。したがって、景
品の把持動作で、景品を掴むことができた場合には、景
品3はアーム6によって掴まれて受け部4まで運ばれ、
受け部4内に落下する。そして、プレーヤーは下方の取
り出し口8から景品3を取り出すことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次のような問題点がある。すなわち、景品の獲
得には、ボタンスイッチ7の操作によるアーム6の位置
決めが重要となる。このためには、景品とアーム6との
位置関係を把握してボタンスイッチ7を操作することに
なり、これには、ある程度の習熟が必要となっている。
したがって、位置関係の把握やボタンスイッチ7の操作
に馴れていないプレーヤにとっては、景品の獲得は困難
で、楽しみの少ないものとなってしまう。
【0007】特に、景品とアーム6との位置関係につい
ては、収容部の外部側から覗き込んで確認することにな
る。これは、収容部の前面から覗き込む以外に、前後方
向の位置の確認時には、収容部の側面から覗き込むこと
になる。これでは、確実な位置を把握することは難し
く、現実には勘に頼ることになる。このような勘が、ボ
タンスイッチ7の操作に習熟を要することの大きな理由
である。このため、プレーヤによっては、再度ゲームを
行う挑戦意欲が失われることになる。
【0008】さらに、クレーンゲーム機は、対象年齢を
幅広く設定しているため、背が低い子供にとっては、特
に景品の選択及び取得操作が難しいものとなっている。
すなわち、景品とアーム6との位置関係の把握は、通常
ある程度上方から見下ろすことにより確認されるが、背
が低い場合は視点も低く、視線は水平方向に近くなる。
これでは、獲得したい景品の位置や、さらにアーム6に
よる景品の把持等の確認が困難となってしまう。
【0009】本発明は、上記の従来技術における課題を
解決するためになされたものであり、その目的は、幅広
い習熟レベルのプレーヤや幅広い年齢のプレーヤにとっ
て、景品の獲得が容易となり、ゲームを楽しむことので
きる景品取得ゲーム装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記自的を達成するため
に、本発明の景品取得ゲーム装置では、景品の収納され
るケースと、前記ケース内部の景品を取得するために設
けられた取得手段とを備える景品取得ゲーム装置におい
て、前記景品もしくはその景品に対する前記取得手段の
位置を確認するための位置確認カメラが設けられている
ことを特徴とする。ここで、取得手段及び位置確認カメ
ラは、ケースに設けることができる。また、位置確認カ
メラに付随して、景品を照らす照光手段、または重量セ
ンサが設けられることが望ましい。位置確認カメラとし
ては、広角レンズを備えて、景品の収容部を撮影可能に
構成したり、ズーム率を変化可能に構成したりすること
は好ましい。また、複数のカメラをケース内の複数箇所
に設置し、各々の位置確認カメラを切替可能に構成する
ことも好ましい。
【0011】また、位置確認カメラの確認内容に応じ
て、モニタ等に表示を行う表示手段を、ケースまたは取
得手段に設けることもできる。この表示手段は、前記カ
メラの連続した映像を表示可能とすることが望ましい。
また、表示手段を、景品を掴んでいる場合に、アニメー
ションや花火等の演出を表示可能に構成したり、ルーレ
ット等のサブゲームを表示可能に構成したりしてもよ
い。また、表示手段をタッチパネルとして構成し、取得
手段を操作するための操作手段とすることも可能であ
る。
【0012】
【作用】上記のような構成を有する本発明では、景品取
得ゲーム装置に位置確認カメラが設けられたことによ
り、所望する景品の位置、もしくは取得手段自身の位置
の把握が容易となり、取得手段を正確な位置に移動させ
ることが可能となる。特に、位置確認カメラにより映さ
れたケース内部の景品が、連続映像として表示手段に表
示される時には、直接プレーヤがケース内を覗き込んで
景品の位置を確認する他に、モニタ等の表示手段により
確認することができる。このように、多くの視点により
景品を確認するため、その位置の把握がより正確とな
り、景品の取得が容易となる。
【0013】さらに、前記表示手段は、映像を映す以外
に、位置確認カメラにより得られた確認内容を情報とし
て表示することもでき、この場合は、ゲームに馴れてい
ないプレーヤでも取得手段を景品位置となるように容易
に操作することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(1)主な実施例 以下、本発明による景品取得ゲーム装置の一実施例を、
図面に基づき説明する。なお、本実施例では、景品取得
ゲーム装置の一例として、クレーンゲーム機に本発明を
適用したものである。
【0015】本実施例において、図1は本実施例の景品
取得ゲーム装置を示す斜視図、図2は本実施例によるゲ
ームの流れを示す説明図で、上段がクレーンと景品位置
の状態、下段はクレーンに設けられたカメラからの映像
を表示する表示モニタを示す。なお、本実施例におい
て、従来技術と同一機能を有する部材については、同一
の符号を付し説明は省略する。
【0016】本実施例では、図1に示すように、基台1
の上部に収容部2が設けられている。この収容部2は、
内部に縫いぐるみ等の景品3が多数個の収容可能となっ
ている。このような収容部2の内部には、景品の取得手
段としてクレーンが吊り下げられている。このクレーン
は、鉛直方向に吊り下げられている棒状の支持部材5
と、この先端に設けられた蟹足状の二本のアーム6とか
らなり、景品3を把持するように構成されている。さら
に、このクレーンには、景品3もしくはアーム6の位置
確認手段として、支持部材5にCCD等を利用した小型
カメラ10が設けられている。この小型カメラ10は、
アーム6の下方を映すように、アーム6の基部に配置さ
れている。
【0017】一方、基台1には、支持部材5の操作手段
としてボタンスイッチ7(第1スイッチ7a,第2スイ
ッチ7b)と、前記小型カメラ10からの映像を表示す
る表示手段として、液晶等の画面からなる表示モニタ1
1が設けられている。
【0018】以上の様に構成される本実施例の作用は、
以下のようになる。すなわち、プレーヤがコインを投入
して第1スイッチ7aを押すことにより、支持部材5は
左右方向にスライド移動する。そして、支持部材5が所
望の景品に対応する左右方向の位置となったら、第1ス
イッチ7aを離すことにより、その位置で支持部材5が
停止する。次に、プレーヤが第2スイッチ7bを押すこ
とにより、支持部材5は前後方向にスライド移動する。
そして、第2スイッチ7bを離すことにより、支持部材
5は一旦停止し、二本のアーム6を開きながら下方に伸
び、収容部2下部の景品3位置でアーム6を閉じる(景
品の把持)動作を一度行う。この後、支持部材5は、ア
ーム6を閉じた状態で再び上方に縮み、受け部4の上方
まで移動してアーム6を開く。
【0019】ここで、支持部材5に設けられた小型カメ
ラ10は、プレーヤのコインの投入と同時に作動を開始
し、支持部材5下方の景品を映す。そして、この映像は
基台1に設けられた表示モニタ11に表示される。な
お、小型カメラ10は支持部材5のアーム6基部に設け
られているため、表示モニタ11は、二本のアーム6,
6の先端部分も映されることになる。したがって、表示
モニタ11に表示される映像は、図2(A)に示すよう
に、支持部材5の移動に伴い、二本のアーム6,6間を
景品3が移動するように映される。そして、所望の景品
3位置の近傍では、図2(B)に示すように、所望する
景品3が二本のアーム6,6間となるように、表示モニ
タ11を見ながらボタンスイッチ7を操作して微調整を
行う。さらに、停止後は、図2(C)に示すように、支
持部材5の下降に伴い、表示モニタ11には、二本のア
ーム6,6間に、景品が徐々に接近して来るように映さ
れる。なお、図1に示すクレーンゲーム機は、クレーン
及びその操作のためのボタンスイッチは1組であり、一
人でプレイするゲーム装置である。
【0020】以上のように、本実施例では、クレーンゲ
ームの要となるクレーンに小型カメラ10が設けられ、
この小型カメラ10による景品3の映像を表示モニタ1
1により確認することができるため、従来と異なる視点
によりゲームを行うことができる。したがって、アーム
6位置の把握は、直接収容部2を覗き込んで確認すると
共に、表示モニタ11により細かい位置を確認すること
ができるため、従来は勘に頼っていたアーム6の位置決
めが、大幅に容易となる。しかも、視点が低い子供の場
合でも、表示モニタ11により景品の選択やアーム6の
位置が確認でき、十分にゲームとして楽しむことができ
ると共に、景品の獲得が容易となる。
【0021】さらに、表示モニタ11には、プレーヤ自
身があたかもクレーンのアーム6になったように感じる
映像が映し出されるので、同じクレーンゲームでも従来
に比ベゲームに対して臨場感を味わうことができる。
【0022】したがって、本実施例では、位置確認手段
としての小型カメラと、このカメラからの映像を表示す
る表示モニタが設けられたことにより、プレーヤは多数
の視点により景品及びアーム6の位置を把握することが
でき、ボタンスイッチ7の操作の習熟度や背の高さに関
係なく、景品3の獲得を楽しんで行うことができる。こ
れは、従来のクレーンゲームに習熟しているプレーヤに
とっても新鮮味のあることとなり、他のゲーム機と差別
化を図ることが可能となる。これにより、本実施例のゲ
ーム装置を設置した場所を活性化することができる。
【0023】(2)他の実施例 本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、具
体的な形状、または各々の取付け位置および方法は適宜
変更可能である。例えば、ボタンスイッチ7の形状や操
作方法、及びこれに伴うクレーンの移動方向等は適宜変
更可能である。また、図1では一人でプレイする装置を
示したが、複数組みのクレーン及びボタンスイッチを設
け、複数人数でプレイ可能なゲーム装置とすることも可
能である。
【0024】また、位置確認手段や表示手段について
も、次のように構成することが可能である。
【0025】位置確認手段 位置確認手段である小型カメラの取り付け位置は、クレ
ーンの支持部材5に限定されず、図3に示すように、収
容部2の内部に小型カメラ10用の支持部材12を設け
ることも可能である。この支持部材12は、左右及び前
後方向に移動自在に収容部内部に吊り下げる。この場
合、カメラ10は広角レンズを設け、アームの先端も含
めて収容部内を映すように構成することにより、収容部
を上部から見た映像となる。一方、基台1に、小型カメ
ラ10用の操作ボタン13を設け、このボタン13の操
作により小型カメラ用支持部材12を移動させるように
構成する。このような構成により、収容部2外部からの
視点と共に、収容部2上部の多地点からの視点により景
品3を見ることができる。これは、前述の実施例と同様
の効果を得ることができる。
【0026】また、小型カメラ10は、手動または自動
によりズーム率を変化させるように構成することもでき
る。手動の場合は、プレーヤの手元で操作が可能に構成
する。これにより、ゲーム開始当初はズームを低倍率で
収容部の全体を映し、アームを所望の景品のおおよその
位置まで移動させる。そして、所望の景品3近傍では、
ズームを高倍率にして所望の景品が中央に映るようにア
ーム6を移動させる。このように、状況に応じてズーム
の倍率を変化させることにより、景品3の位置を確実に
把握することができる。
【0027】さらに、本発明では、小型カメラ10を収
容部内部の複数箇所に配置することも可能である。そし
て、表示モニタの表示は各カメラの映像を切替自在とな
るように構成する。この場合、カメラが角度自在となる
ように構成することにより、収容部内の状況を、上方か
らの視点により把握することができる。さらに、このカ
メラは、前記収容部内を前後・左右方向に移動自在とな
る小型カメラと併用することもできる。このようなカメ
ラが設けられたことにより、多数の視点位置から景品を
見ることができ、景品位置をより立体的に把握すること
ができる。したがって、複雑な形状の景品でも従来に比
べて掴み易くなり、面白味の増すものとなる。
【0028】そして、このような小型カメラ10は、景
品3位置の把握の為に収容部内部に設ける以外に、景品
の取り出し口8に落下した景品を映すような位置に設け
ることもできる。これにより、表示モニタ11により景
品3の獲得を確認することができる。
【0029】また、本発明では、上述の小型カメラに代
えて、収容部下部のアーム間の中心点となる位置を照射
する赤色等の集光レーザー、もしくは収容部下部のアー
ム間を照らすライト(サーチライト)等の景品を照らす
照光手段を設けることもできる。この場合は、所望する
景品に光が当たるように支持部材を移動させる。これ
は、赤色集光レーザーの場合は、景品3の中央部分とな
るように、ライト(サーチライト)の場合は、所望の景
品3がライトにより照らされるように支持部材5を移動
させる。
【0030】このように、照光手段を取り付けることに
より、アーム6の位置と、所望する景品の位置とを視覚
的に一致させることが容易となる。また、アーム下降時
には、下降と共に景品に当たる光の照度が高くなり、景
品をライトアップするようになり、プレーヤの景品獲得
の期待と一致し、効果的な演出とすることができる。
【0031】さらに、本発明では、クレーンの支持部材
5またはアーム6に、超音波や赤外線、または重量によ
りスイッチが入切するマイクロスイッチ等からなる重量
センサを設けることもできる。これにより、アームが景
品に接した状態、正確な位置で掴んでいるかどうか等を
判断をすることができる。
【0032】なお、位置確認手段は、カメラ、集光レー
ザーやサーチライト、または重量センサを単独で設ける
ことに限定されず、2種類または複数種類の位置確認手
段を併用した構成とすることも可能である。これによ
り、景品の位置の把握が従来に比べ大幅に容易となる景
品取得ゲーム装置とすることができる。
【0033】表示モニタ 本発明では、表示モニタ11の表示も、カメラ10から
の映像を映す以外に、カメラで捕らえた状況や、他の位
置確認手段に対応して、表示モニタの表示を変えること
もできる。これは、例えば、前記重量センサにより景品
を掴んでいることが判明することに伴い、表示モニタに
喜び表すアニメーションや花火等の表示をする演出を行
うこともできる。また、アームにより把持されている景
品が、途中で把持位置がズレたり、アームから落下した
場合も、その状況に応じた演出を行うこともできる。さ
らに、映像だけでなく、効果音を状況に応じて変化させ
ることもできる。このような演出を行うことにより、状
況に応じて、プレーヤの気分と同調させることができ、
プレーヤがゲーム装置との一体感を得ることができるよ
うな演出を行うことができる。
【0034】また、表示モニタ11には、ルーレット等
のサブゲームを表示することやプレイしていない時にデ
モプレイ等を表示する、またはゲーム中のプレイ方法の
表示やインストラクション等の表示を行うことも可能で
ある。サブゲームは、例えば、景品の挟持が失敗して
も、表示モニタに『当り』または『はずれ』等を示すル
ーレット等の画面を表示し、『当り』が表示されれば、
再度ゲームに挑戦可能とする。これにより、プレーヤー
にとっては敗者復活が可能となり、ゲーム装置の人気が
高いものとなる。また、デモプレイの表示では、ゲーム
装置の存在をアピールすることができ、ゲーム装置の設
置店舗の活性化にもつながる。
【0035】さらに、本発明では、表示モニタ11は、
基台1に設けることに限定されず、収容部2背面に設け
ることやクレーンの支持部材5に設ける等、適宜設置位
置を変更することができる。また、表示モニタ11の画
面の大きさも、適宜変更可能であり、収容部の背面全体
とすることもできる。また、表示モニタ11の画面をタ
ッチパネルとして構成し、画面上に収容部内部を上方か
ら見た状態(フィールド)を表示させる。そして、画面
上でクレーンの支持部材の左右・前後方向の移動を操作
できるように構成することもできる。これにより、基台
にボタンスイッチを設ける必要がなくなり、表示モニタ
の画面を大きくとることができる。これにより、クレー
ンの移動操作が容易となる。また、大きな画面により小
さな子供にとっても、所望する景品の位置の把握が容易
となる。
【0036】そして、本発明の景品取得ゲーム装置は、
クレーンゲーム機に限定されず、景品を取得する他の景
品取得ゲーム装置に適応が可能で、この場合も同様の効
果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の景品取得ゲーム装
置では、位置確認カメラが設けられたことにより、景品
及び取得手段の位置の把握が容易となり、また、位置確
認カメラの確認内容に応じた表示を行う表示手段が設け
られたことにより、多数の視点による景品の把握ができ
る。したがって、本発明により、操作の習熟度や背の高
さに関係なく、ゲームを楽しむことのできる景品取得ゲ
ーム装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の景品取得ゲーム装置の一実施例を示す
斜視図
【図2】図1のゲームの流れを示す説明図で、上段がク
レーンと景品位置の状態、下段はクレーンに設けられた
カメラからの映像を表示する表示モニタを示す
【図3】他の実施例を示す斜視図
【図4】従来の景品取得ゲーム装置の一例であるクレー
ンゲーム機を示す斜視図
【符号の説明】 1…基台 2…収容部 3…景品 4…受け部 5…支持部材 6…アーム 7…ボタンスイッチ 10…小型カメラ 11…表示モニタ 12…カメラ用支持部材 13…操作ボタン

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 景品の収納されるケースと、前記ケース
    内部の景品を取得するために設けられた取得手段とを備
    える景品取得ゲーム装置において、 前記ケース内部における景品の位置を確認するための位
    置確認カメラが設けられていることを特徴とする景品取
    得ゲーム装置。
  2. 【請求項2】 景品の収納されるケースと、前記ケース
    内部の景品を取得するために設けられた取得手段とを備
    える景品取得ゲーム装置において、 前記取得手段の前記景品に対する位置を確認するための
    位置確認カメラが設けられていることを特徴とする景品
    取得ゲーム装置。
  3. 【請求項3】 前記ケースまたは取得手段に、前記位置
    確認カメラの確認内容に応じた表示を行う表示手段が設
    けられていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の景品取得ゲーム。
  4. 【請求項4】 前記位置確認カメラは、広角レンズを備
    え、前記景品の収容部内を撮影することが可能に構成さ
    れている請求項1または請求項2に記載の景品取得ゲー
    ム装置。
  5. 【請求項5】 前記位置確認カメラは、ズーム率を変化
    可能に構成されている請求項1または請求項2に記載の
    景品取得ゲーム装置。
  6. 【請求項6】 前記位置確認カメラは、前記ケース内の
    複数箇所に配置され、各々の前記位置確認カメラを切替
    可能に構成されている請求項1または請求項2に記載の
    景品取得ゲーム装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記取得手段に設けら
    れた重量センサにより、前記景品を掴んでいると判定し
    た場合には、アニメーションや花火等の演出を表示可能
    設けられている請求項1または請求項2に記載の景品
    取得ゲーム装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、前記取得手段による前
    記景品の把持位置がずれたり前記景品が落下した場合に
    は、これに対応した演出を表示可能に構成されている
    求項1または請求項2に記載の景品取得ゲーム装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、ルーレット等のサブゲ
    ームを表示可能に構成されていることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の景品取得ゲーム装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段は、タッチパネルとして
    構成され、当該タッチパネル対する操作に応じて前記取
    得手段を操作可能に構成されている請求項1または請求
    項2に記載の景品取得ゲーム装置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、連続映像が表示可能
    に設けられていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の景品取得ゲーム装置。
  12. 【請求項12】 前記表示手段は、デモプレイを表示可
    能に構成されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の景品取得ゲーム装置。
  13. 【請求項13】 前記景品の収納されるケースと、前記
    ケース内の景品を取得するために設けられた取得手段と
    を備える景品取得ゲーム装置であって、 前記サブゲームを表示する表示モニタと、 プレーヤが景品の把持に失敗した場合に、サブゲームが
    実施され、該サブゲームのゲーム結果に応じて、プレー
    ヤが景品取得ゲームに再挑戦可能に構成したサブゲーム
    の実行手段と、を備えたことを特徴とする景品取得ゲー
    ム装置。
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