JP2795607B2 - レーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機

Info

Publication number
JP2795607B2
JP2795607B2 JP5337753A JP33775393A JP2795607B2 JP 2795607 B2 JP2795607 B2 JP 2795607B2 JP 5337753 A JP5337753 A JP 5337753A JP 33775393 A JP33775393 A JP 33775393A JP 2795607 B2 JP2795607 B2 JP 2795607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
chip
moving
processing table
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5337753A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07185868A (ja
Inventor
栄吉 林
光信 押村
司 松野
秀一 澤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5337753A priority Critical patent/JP2795607B2/ja
Priority to TW083100598A priority patent/TW237407B/zh
Priority to US08/362,192 priority patent/US5585015A/en
Priority to DE4446975A priority patent/DE4446975C2/de
Priority to KR1019940037574A priority patent/KR0137185B1/ko
Priority to CN94120474A priority patent/CN1087206C/zh
Publication of JPH07185868A publication Critical patent/JPH07185868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2795607B2 publication Critical patent/JP2795607B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/16Removal of by-products, e.g. particles or vapours produced during treatment of a workpiece
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/08Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
    • B23K26/083Devices involving movement of the workpiece in at least one axial direction
    • B23K26/0838Devices involving movement of the workpiece in at least one axial direction by using an endless conveyor belt
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/70Auxiliary operations or equipment
    • B23K26/702Auxiliary equipment

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,レーザ加工機に関
し,特に,レーザ加工されて落下するチップ(被加工
物)を,その落下位置から外部へ搬出する機構を備えた
レーザ加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,この種の装置としては,実公平4
−28711号公報に開示されている「レーザ加工機の
加工物排出装置」がある。従来におけるレーザ加工機の
構造を図9に示す正面断面図,図10に示す平面断面
図,図11に示す側面図にしたがって説明する。
【0003】各図において,1は加工物2を支持ピン3
により支持することにより載置し,図9,図10におい
て左右方向に移動する加工テーブルであり,4は加工テ
ーブル1および加工物2の上で加工テーブル1の移動方
向と直角方向に移動し,レーザビームを加工物2に照射
する加工ヘッドである。上記加工テーブル1と加工ヘッ
ド4の案内装置や駆動装置は図示してはいないが,加工
テーブル1をX方向の動作,加工ヘッド4をY方向の動
作とし,図示されていない制御装置を組み合わせて加工
物2にはX−Y平面内における任意形状のレーザ加工が
可能となる。
【0004】レーザ切断加工では,加工ヘッド4からの
レーザビームが加工物2の下へ貫通するのを保証するた
め,加工物2は先端が針状の上記支持ピン3により支持
されている。このため,加工テーブル1には,加工物,
加工片(以下,チップという)が製品か否かに関係な
く,加工テーブル1の下方へ落下する空間が形成されて
いる。
【0005】一方,加工テーブル1の下部において,加
工テーブル移動範囲の全域固定部にはチップコンベア5
が設けられており,レーザ加工により加工テーブル下方
に,落下空間を介して落下したチップを受け止め,加工
テーブル移動範囲外へチップを搬出するよう構成されて
いる。6は回収箱であり,チップコンベア5により搬出
されるチップを回収するため設けられている。
【0006】上記従来装置の特徴的な動作を以下に詳述
すると,レーザ加工が実行されるX−Y平面内の区域は
加工ヘッド4の移動区域に限定され,特に,チップが相
当大きくない限り(チップが大きな場合は,支持ピン3
の干渉により落下しないが)通常の加工にあっては,加
工ヘッド4の移動範囲における限定された幅の区域にチ
ップが落下する。しかしながら,時としてチップは加工
テーブル1の支持ピン3や加工テーブル1の構造物に載
ったり,引っ掛かったりして上記以外の区域,すなわ
ち,加工テーブル1の移動範囲全域に渡って落下するこ
とがあり得るため,いかなる加工手順によっても,すべ
てのチップの回収を保証するためには加工テーブル1の
移動範囲全域に上記チップコンベア5を設けなければな
らない。なお,7はオペレータであり,通常のレーザ加
工機の操作は図示の場所で行われる。
【0007】その他,この発明に関連する参考技術文献
として,特開平2−262939号公報に開示されてい
る「部品取出し装置」,実開昭63−2594号公報に
開示されている「レーザ加工機の被加工物排出装置」,
特開平5−8065号公報に開示されている「長尺棒状
材の自動高速切断装置」,実開平2−16291号公報
に開示されている「レーザー加工機の製品取出し装
置」,特開昭57−159267号公報に開示されてい
る「金属材の溶断装置」がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるレーザ加
工機は以上のように構成されているので,以下のような
問題点があった。すなわち, 第1に,長大なチップコンベアを加工機に設ける必
要があり,装置のコストアップを招来する。 第2に,チップコンベアが長大なサイズのため,取
外し,取付け等の作業が容易にできず,チップコンベア
のメンテナンスが困難であり,作業性が悪い。 第3に,オペレータがチップの回収をするのに加工
機の前方へ回らなければいけないので操作性が悪い。ま
た,特に,この種のレーザ加工機のサイズは,システム
全体において,縦4m×横5mから,大きいものになる
と縦5m×横9m近くあるものがある。したがって,こ
のようなシステムに装備するチップコンベアは必然的に
長大化してしまうものである。
【0009】この発明は,上記のような問題点を解決す
るためになされたもので,レーザ加工機のチップコンベ
アを安価なものとし,かつ,メンテナンスを容易にして
作業性を向上させ,さらに,操作性に優れたレーザ加工
機を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係るレーザ加工機は、加工物を載置
し、かつ、レーザ加工により発生するチップを下方に落
下させる空間を有した移動可能な加工テーブルを有し、
該加工テーブルの移動方向と直角方向に加工ヘッドが移
動して前記加工物に対するレーザ加工を実行するレーザ
加工機において、移動する前記加工ヘッドの下で、か
つ、該加工テーブルの下方固定位置に加工ヘッドの移動
方向と平行に配置され、前記チップをチップ回収領域
移動させるチップ移動手段と、該加工テーブルの移動範
囲下方で前記チップ移動手段が無い部分に配置され、前
記加工テーブルから落下する前記チップを受け止めるチ
ップ回収手段と、前記加工テーブルの下部に配置され、
前記チップ回収手段内を清掃する清掃手段とを具備する
ものである。
【0011】また,請求項2に係るレーザ加工機は,前
記チップ移動手段が,スクレーパ方式の掻寄せ構造であ
る。
【0012】また,請求項3に係るレーザ加工機は,前
記チップ移動手段が,傾斜振動板構造である。
【0013】また,請求項4に係るレーザ加工機は,前
記チップ移動手段が,引出し構造である。
【0014】また,請求項5に係るレーザ加工機は,前
記加工テーブルを駆動する駆動手段が,前記加工テーブ
ルの中心に設けられており,前記駆動手段を覆い,か
つ,チップを前記加工テーブルの下に配置された前記チ
ップ回収手段へ落下させる落下手段を設けたものであ
る。
【0015】また,請求項6に係るレーザ加工機は,前
記加工テーブルの移動を案内する案内手段と,前記加工
テーブルを駆動する駆動手段とが,前記加工テーブルの
移動方向と直角方向の端部に設けられているものであ
る。
【0016】
【作用】この発明に係るレーザ加工機(請求項1)は,
加工ヘッドの下で加工ヘッドの移動方向に平行に配置さ
れたチップ移動手段が,加工ヘッドの移動範囲近傍で落
下するチップを回収し,また,チップ移動手段が無い部
分に設けられたチップ回収手段が,チップ移動手段が無
い部分の加工テーブル移動範囲で落下するチップを受け
止め,さらに,加工テーブルの下部に設けた清掃手段
が,加工テーブルを移動することによりチップ回収手段
内におけるチップを清掃してチップ移動手段に落下させ
る。
【0017】この発明に係るレーザ加工機(請求項2)
は,スクレーパ式の掻寄せ構造がチップ移動手段として
チップの回収を行う。
【0018】この発明に係るレーザ加工機(請求項3)
は,傾斜振動板構造がチップ移動手段としてチップの回
収を行う。
【0019】この発明に係るレーザ加工機(請求項4)
は,引出し構造がチップ移動手段としてチップの回収を
行う。
【0020】この発明に係るレーザ加工機(請求項5)
は,加工テーブルの下部に設けられ駆動機構を覆う落下
手段が,チップを加工テーブル下のチップ回収手段へ落
下させる。
【0021】この発明に係るレーザ加工機(請求項6)
は,加工テーブル移動方向と直角方向の端部に設けた案
内手段と駆動手段が,加工テーブル内および加工テーブ
ル移動範囲内でのチップの落下空間を拡げ,チップが落
下し易い加工テーブル構造を提供する。
【0022】
【実施例】
〔実施例1〕以下,この発明に係るレーザ加工機の一実
施例を図に基づいて説明する。図1は,実施例1に係る
レーザ加工機の一実施例を示す正面断面図,図2は,平
面断面図,図3は,側面断面図であり,各図とも複雑に
なる部分は省略してある。図において,1は加工物を支
持ピン3により支持することにより載置し,図1,図2
において左右方向に移動する加工テーブル,4は加工テ
ーブル1の上で加工テーブルの移動方向と直角方向に移
動し,レーザビームを加工物2に照射する加工ヘッドで
ある。レーザ加工処理の詳細は従来装置と同様なため省
略するが,オペレータ7は通常,図2に示した位置にお
いてレーザ加工機の操作を実行する。
【0023】また,5は移動する加工ヘッド4の下で,
かつ,加工テーブル1の下方固定位置に,加工ヘッド4
の移動方向と平行に配置されたチップコンベアである。
8a,8bは加工テーブル1の移動範囲下方でチップコ
ンベア5の無い部分に設けられたチップトレイ,9a,
9bは加工テーブル1の移動方向両端に設けられたブラ
シである。
【0024】また,6はオペレータ7側に設けられたチ
ップの回収箱である。チップトレイ8a,8bは断面が
コ字形状をしており,チップコンベア5の上に位置し,
かつ,チップコンベア5の近くではチップコンベア5へ
向かって傾斜を有する構造となっている。ブラシ9a,
9bは毛(ワイヤー等も用いてもよい)の部分がチップ
トレイ8a,8bのコ字形状の底に幅方向全域に接触す
るよう配置されている。
【0025】次に,動作について説明する。従来装置の
動作においても説明した如く,レーザ加工を実行する場
合,チップのほとんどは加工ヘッド4の移動範囲で加工
テーブル1の下方に落下するため,加工ヘッド4の下方
位置で加工ヘッド4の移動方向に平行に配置されたチッ
プコンベア5により回収箱6へ回収される。
【0026】しかしながら,時として,上記レーザ加工
位置ではチップが落下せず,加工テーブル1の構造物等
に引っ掛かり,上記以外の加工テーブル1の移動範囲で
加工テーブル下方に落下した場合は,まず,チップトレ
イ8a,8bによりチップは受け止められる。その後,
加工テーブル1の移動によりブラシ9a,9bによりチ
ップコンベア5の方へ掻き寄せられ,ブラシ9a,9b
がそれぞれチップコンベア5の端に達したときに,チッ
プはチップコンベア5の上に落下するので,結局回収箱
6へ回収されることになる。
【0027】以上により,ブラシ9a,9bはチップト
レイ8a,8b内をすべて掃除することにより,すべて
のチップが回収箱6へ回収される。加工テーブル1が全
ストローク範囲を移動しないと,すべてのチップは回収
できないが,チップトレイ8a,8bへのチップの落下
は稀であり,手動押ボタン等により加工テーブル1の移
動を行ってもよいし,予め決められた加工テーブル移動
プログラムを加工の終了時等に自動的に行うことも適宜
可能である。また,チップトレイ8a,8bの加工テー
ブル移動方向の長さ,チップコンベア5の幅,ブラシ9
a,9bの加工テーブル1への取付位置,加工テーブル
1のストロークとの関係等についても適宜設定可能であ
る。
【0028】〔実施例2〕次に,実施例2について説明
する。図4は,実施例2を示し,実施例1におけるチッ
プコンベア5をスクレーパ式の掻寄せ構造とした場合の
断面図である。図において,底板10に落下したチップ
をチェーン11等で駆動される掻寄せ板12により一方
向へ掻き寄せ,端部より装置外へ落下させるよう構成さ
れている。
【0029】〔実施例3〕次に,実施例3について説明
する。図5は,実施例3を示し,実施例1におけるチッ
プコンベア5を傾斜振動板構造とした場合の斜視図であ
る。図において,傾斜振動板13は片側に切欠をもった
箱構造となっており,切欠部側が下方に傾斜するよう取
りつけられる。切欠部のない側はヒンジ14を中心とし
て回転動作可能に支持され,一方,切欠部側の下方には
偏心カム15が設けられている。偏心カム15は図示さ
れていない駆動手段により回転し,傾斜振動板13は切
欠側に行くほど大きく上下振動する。そして,傾斜振動
板13に落下したチップは傾斜と振動動作により順次切
欠部側へ移動し,切欠部側端部より装置外へ落下するよ
う構成されている。
【0030】〔実施例4〕次に,実施例4について説明
する。図6は,実施例4を示し,実施例1におけるチッ
プコンベア5を引出し構造とした場合の斜視図である。
図において,引出し16は,実施例1におけるチップコ
ンベア5の代わりに相当の場所に設置され,チップを回
収する。引出しが小さな場合は引出しごとに引抜いて回
収箱6の代替とし得る。引出し16が大きく,重量のあ
る場合は引出し側下面にチップの落下口17を設けて,
これによりチップを回収箱6へ落下させる構成も適宜可
能である。
【0031】〔実施例5〕次に,実施例5について説明
する。図7は,実施例5を示す説明図である。図7にお
いて,高速,高精度の加工を安価に実現するためには,
加工テーブル1の駆動機構を加工テーブル1の近傍で,
かつ,加工テーブル1の中心に設けられるのが良いこと
は周知であるが,加工テーブル1の上面はレーザ加工を
実施するため,加工テーブル1の下方中心に駆動機構を
設けざるを得ない。本実施例の場合,18は加工テーブ
ル1の下方中心に設けたボールナットで,19はボール
ネジであり,該ボールネジ19を固定側より回転動作さ
せることにより,加工テーブル1を移動させる駆動機構
を構成している。
【0032】また,20a,20bはシュート板でボー
ルナット18,ボールネジ19等の駆動機構をチップの
落下から覆い,かつ,チップの加工テーブル下における
チップトレイ8aに対する落下を保証するために設けら
れている。本実施例では,チップトレイ8aやブラシ9
bの幅を狭くし,安価にするため加工テーブル下部の駆
動機構が無い側にも,シュート板20c,20dを設け
た構成としているが,上記のような構成も可能である。
本実施例では,実施例1の構成と比較してチップトレイ
が4分割となり,ブラシが4個所の取付けとなるが,同
様の効果を得ることができる。
【0033】〔実施例6〕次に,実施例6について説明
する。図8は,実施例6を示した側面断面図である。上
記各実施例にあっては,加工テーブル1の駆動を安価
に,かつ,高速,高精度に実現することが主目的であっ
たが,加工テーブル1の下部におけるチップの落下空間
が狭くなるため,チップの回収効率が低下する。
【0034】この実施例にあっては,安価で,かつ,高
速,高精度駆動を多少犠牲にしてもチップの回収効率を
高めるよう構成したものである。図において,21a,
21bは案内機構としての直線ガイドである。また,2
2は加工テーブル1の移動方向と平行に加工テーブル1
の側面に設けられたラック,23はピニオン,24は固
定側に設けられたピニオン23を回転動作させるモータ
であり,上記ラック22,ピニオン23,モータ24に
より加工テーブル1の駆動機構を構成している。
【0035】このように,加工テーブル1の移動を案内
する案内機構と加工テーブル1を駆動する駆動機構を加
工テーブル1の移動方向と直角方向の端部に設けること
により加工テーブル1の下方のチップの落下空間を狭め
ることなく,チップの回収効率を高める構成が実現す
る。なお,本実施例では,駆動機構はラックピニオン式
とし,片側駆動としているが,多少高価になるがボール
ネジ式としたり,加工テーブルの両側において2軸同期
駆動することもできる。
【0036】この発明に係る各実施例について説明した
が,以下の方法や構成によっても本発明の実施例と同様
な効果を奏することができる。すなわち,上記実施例で
は,加工ヘッド4は加工テーブル1と直角方向に移動す
る形式のみ記載しているが,上下方向に動作し,箱状の
加工物を加工したり,加工ヘッド4が傾斜あるいは回転
する構造のものに対してもチップコンベア5の幅等を適
宜変化させて対応することができる。また,加工テーブ
ル1における加工物2の支持は,支持ピン3により行わ
れているいるが,ナイフエッジ形状の構造や,格子(ハ
ニカム)状の形状,メッシュ(網)構造等でもよい。さ
らに,ブラシ9a,9bは固定式のもので説明している
が,回転駆動式等の構造であってもよく,また,清掃の
効果を上げるため加工テーブルの両端以外にも適宜設置
することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように,この発明に係るレーザ加
工機(請求項1)は,チップコンベアを小型化でき,安
価で,チップコンベアのメンテナンスが容易で,しかも
チップがオペレータのすぐ近くで回収できるので,操作
性に優れたレーザ加工機が得られる。
【0038】また,この発明に係るレーザ加工機(請求
項2)は,チップコンベアをスクレーパ式の掻寄せ構造
としたので,より安価で,メンテナンスが容易なレーザ
加工機が得られる。
【0039】また,この発明に係るレーザ加工機(請求
項3)は,チップコンベアを傾斜振動板構造としたの
で,より安価で,メンテナンスが容易なレーザ加工機が
得られる。
【0040】また,この発明に係るレーザ加工機(請求
項4)は,チップコンベアを引出し構造としたので,さ
らに安価で,メンテナンスが容易なレーザ加工機が得ら
れる。
【0041】また,この発明に係るレーザ加工機(請求
項5)は,加工テーブルを駆動する駆動手段が,加工テ
ーブルの中心に設けられており,駆動手段を覆い,か
つ,チップを加工テーブルの下に配置された前記チップ
回収手段へ落下させるシュート板を設けた構成としたの
で,特に,高速,高精度で,かつ,操作性に優れたレー
ザ加工機が得られる。
【0042】また,この発明に係るレーザ加工機(請求
項6)は,加工テーブルの移動を案内する案内手段と,
加工テーブルを駆動する駆動手段とが,加工テーブルの
移動方向と直角方向の端部に設けられている構成とした
ので,特に,チップの回収効率の高く,かつ,操作性に
優れたレーザ加工機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーザ加工機(実施例1)の構
成を示す正面断面図である。
【図2】この発明に係るレーザ加工機(実施例1)の構
成を示す平面断面図である。
【図3】この発明に係るレーザ加工機(実施例1)の構
成を示す側面断面図である。
【図4】この発明に係るレーザ加工機(実施例2)の構
成を示す断面図である。
【図5】この発明に係るレーザ加工機(実施例3)の構
成を示す斜視図である。
【図6】この発明に係るレーザ加工機(実施例4)の構
成を示す斜視図である。
【図7】この発明に係るレーザ加工機(実施例5)の構
成を示す側面断面図である。
【図8】この発明に係るレーザ加工機(実施例6)の構
成を示す側面断面図である。
【図9】従来におけるレーザ加工機の構成を示す正面断
面図である。
【図10】従来におけるレーザ加工機の構成を示す平面
断面図である。
【図11】従来におけるレーザ加工機の構成を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 加工テーブル 4 加工ヘッド 5 チップコンベア 6 回収箱 8a,8b チップトレイ 9a,8b ブラシ 12 掻寄せ板 13 傾斜振動板 14 ヒンジ 15 偏心カム 16 引出し 18 ボールナット 19 ボールネジ 20a〜20d シュート 22 ラック 23 ピニオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤井 秀一 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 三 菱電機株式会社 名古屋製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−52789(JP,A) 特開 平1−317697(JP,A) 特開 平4−22593(JP,A) 特開 平4−162976(JP,A) 実開 昭60−166484(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 26/08 B23K 26/10 B23K 37/00 B65G 45/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工物を載置し、かつ、レーザ加工によ
    り発生するチップを下方に落下させる空間を有した移動
    可能な加工テーブルを有し、該加工テーブルの移動方向
    と直角方向に加工ヘッドが移動して前記加工物に対する
    レーザ加工を実行するレーザ加工機において、 移動する前記加工ヘッドの下で、かつ、該加工テーブル
    の下方固定位置に加工ヘッドの移動方向と平行に配置さ
    れ、前記チップをチップ回収領域に移動させるチップ移
    動手段と、 該加工テーブルの移動範囲下方で前記チップ移動手段が
    無い部分に配置され、前記加工テーブルから落下する前
    記チップを受け止めるチップ回収手段と、 前記加工テーブルの下部に配置され、前記チップ回収手
    段内を清掃する清掃手段と、 を具備することを特徴とするレーザ加工機。
  2. 【請求項2】 前記チップ移動手段が,スクレーパ方式
    の掻寄せ構造であることを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザ加工機。
  3. 【請求項3】 前記チップ移動手段が,傾斜振動板構造
    であることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工機。
  4. 【請求項4】 前記チップ移動手段が,引出し構造であ
    ることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工機。
  5. 【請求項5】 前記加工テーブルを駆動する駆動手段
    が,前記加工テーブルの中心に設けられており,前記駆
    動手段を覆い,かつ,チップを前記加工テーブルの下に
    配置された前記チップ回収手段へ落下させる落下手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のレーザ加工機。
  6. 【請求項6】 前記加工テーブルの移動を案内する案内
    手段と,前記加工テーブルを駆動する駆動手段とが,前
    記加工テーブルの移動方向と直角方向の端部に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工機。
JP5337753A 1993-12-28 1993-12-28 レーザ加工機 Expired - Lifetime JP2795607B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5337753A JP2795607B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 レーザ加工機
TW083100598A TW237407B (en) 1993-12-28 1994-01-25 Laser processing machine
US08/362,192 US5585015A (en) 1993-12-28 1994-12-22 Laser machining apparatus and method
DE4446975A DE4446975C2 (de) 1993-12-28 1994-12-28 Laser-Bearbeitungs-Vorrichtung und Laser-Bearbeitungs-Verfahren
KR1019940037574A KR0137185B1 (ko) 1993-12-28 1994-12-28 레이저가공기 및 그 레이저 가공방법
CN94120474A CN1087206C (zh) 1993-12-28 1994-12-28 激光加工装置和激光加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5337753A JP2795607B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 レーザ加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07185868A JPH07185868A (ja) 1995-07-25
JP2795607B2 true JP2795607B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=18311641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5337753A Expired - Lifetime JP2795607B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 レーザ加工機

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5585015A (ja)
JP (1) JP2795607B2 (ja)
KR (1) KR0137185B1 (ja)
CN (1) CN1087206C (ja)
DE (1) DE4446975C2 (ja)
TW (1) TW237407B (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06142914A (ja) * 1992-11-13 1994-05-24 Komatsu Ltd 熱切断加工機のワーク搬送装置
JPH0930649A (ja) * 1995-07-13 1997-02-04 Mitsubishi Electric Corp ピックアップ装置
JPH1170439A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 横型ホブ盤
US6127648A (en) * 1999-04-30 2000-10-03 W. A. Whitney Co. Laser-equipped machine tool having a retractable scrap removal system
US6392192B1 (en) 1999-09-15 2002-05-21 W. A. Whitney Co. Real time control of laser beam characteristics in a laser-equipped machine tool
US6246025B1 (en) 1999-04-30 2001-06-12 W. A. Whitney Co. Insulated slag collection bed for a laser-equipped machine tool
DE19935222C2 (de) * 1999-07-27 2001-07-05 Meiko Maschb Gmbh & Co Unterlage für Blech
ATE332207T1 (de) * 2002-02-16 2006-07-15 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh Maschine zum thermischen schneiden von werkstücken insbesondere mittels laser
KR100773229B1 (ko) * 2003-08-26 2007-11-05 현대중공업 주식회사 자동 형강절단장치 및 이를 이용한 형강절단방법
US7807946B2 (en) * 2007-04-03 2010-10-05 Gm Global Technology Operations, Inc. Workpiece cutting and free body scrap collection system
DE102008038988B3 (de) * 2008-08-13 2009-09-17 Kraussmaffei Technologies Gmbh Stanz- und Beschnittvorrichtung für Kunststoffbauteile
DE102010027927B9 (de) * 2010-04-19 2012-05-03 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Laserbearbeitungsmaschine und Verfahren zum Umrüsten derselben
JP5197710B2 (ja) * 2010-10-20 2013-05-15 三菱電機株式会社 ワークサポート清掃装置
CN102612921A (zh) * 2012-04-06 2012-08-01 黄中山 油莎豆收获机用滚动刷
CN104308922B (zh) * 2014-10-09 2016-06-22 河北瑞福祥机械制造有限公司 一种用于原木加工流水线中的边料收集装置
CN105598703B (zh) * 2016-02-19 2019-04-12 广州中国科学院先进技术研究所 激光辅助加工系统及激光辅助加工方法
CN105965140A (zh) * 2016-07-19 2016-09-28 苏州誉衡昌精密机械有限公司 一种等离子弧切割机构
CN108480843B (zh) * 2018-04-10 2020-11-13 绍兴文理学院 一种集尘激光切割机
CN109483312B (zh) * 2018-10-29 2020-05-08 武汉华电工程装备有限公司 一种构梁板件的下料设备
EP3900035A4 (en) * 2018-12-21 2022-09-28 Magic Leap, Inc. CONFIGURABLE SHAPE CUTTING ACCESSORY
KR20210004552A (ko) * 2019-07-05 2021-01-13 주식회사 엘지화학 흄 제거 기능이 구비된 용접장치
KR102475157B1 (ko) * 2022-05-04 2022-12-07 주식회사 토르텍 레이저 가공기의 칩 트레이 장치

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2964126A (en) * 1958-10-03 1960-12-13 Joy Mfg Co Reciprocating drag conveyor
US3626561A (en) * 1969-12-15 1971-12-14 Owens Illinois Inc Automatic sheet stacker
US4122736A (en) * 1977-11-14 1978-10-31 Universal Scientific Company Apparatus and method for perforating an article
JPS57159267A (en) * 1981-03-27 1982-10-01 Niigata Meidou Kinzoku Kk Fusion cutting device for metallic material
JPS5994595A (ja) * 1982-11-19 1984-05-31 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ切断機用切断部材仕分け装置
JPS59127987A (ja) * 1983-01-10 1984-07-23 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ切断装置
JPS61189896A (ja) * 1985-02-18 1986-08-23 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ加工装置
JPH0235424Y2 (ja) * 1986-06-19 1990-09-26
JPS6352789A (ja) * 1986-08-21 1988-03-05 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ加工装置
JPH0634069Y2 (ja) * 1988-07-20 1994-09-07 株式会社小松製作所 レーザー加工機の製品取出し装置
JPH02262939A (ja) * 1989-03-31 1990-10-25 Nuclear Fuel Ind Ltd 部品取出し装置
US4950861A (en) * 1989-09-11 1990-08-21 Trumpf Gmbh & Co. Combination punch press and laser cutting machine with movable slag and fume collector
US5049723A (en) * 1990-03-20 1991-09-17 Cincinnati Incorporated System for detecting penetration of a blank
JPH0428711U (ja) * 1990-06-29 1992-03-06
JPH058065A (ja) * 1991-06-27 1993-01-19 Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd 長尺棒状材の自動高速切断装置
EP0548006B1 (de) * 1991-12-04 1996-04-03 Bystronic Laser AG Laser-Bearbeitungsanlage

Also Published As

Publication number Publication date
CN1111552A (zh) 1995-11-15
TW237407B (en) 1995-01-01
JPH07185868A (ja) 1995-07-25
KR0137185B1 (ko) 1998-07-01
DE4446975C2 (de) 1997-02-13
US5585015A (en) 1996-12-17
CN1087206C (zh) 2002-07-10
DE4446975A1 (de) 1995-06-29
KR950017057A (ko) 1995-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2795607B2 (ja) レーザ加工機
EP1254740B1 (en) Machine tool with chip collection means
JP3353083B2 (ja) コラム固定形工作機械
EP1673196A1 (en) Laser cutting installation with workpiece support with parallel spaced grid elements and a parts unloading unit comprising a pair of opposed fork assemblies
JPS59127987A (ja) レ−ザ切断装置
JP3855099B2 (ja) 遮蔽工作空間付のコラム移動形工作機械
JPH1094940A (ja) マシニングセンタのベッド構造
CN108555967A (zh) 一种机械手配件加工废料收集装置
JP4024040B2 (ja) 工作機械
JP2002233926A5 (ja)
WO2005030436A1 (en) Laser processing installation with a c-shaped frame and a laser cutting unit with a rest position for servicing
JPH05305474A (ja) 熱切断加工機
JPH0256175B2 (ja)
JPS61189896A (ja) レ−ザ加工装置
CN112296536A (zh) 一种基于二氧化碳激光和光纤激光的铝基板切割方法、铝基板切割装置及其控制方法
JPH0235424Y2 (ja)
JP2001315039A (ja) コラム移動形マシンニングセンタ
JPH0428711Y2 (ja)
JP3677096B2 (ja) タレットパンチプレスの製品搬出装置
JP4216618B2 (ja) 工作機械の切粉回収機構
JPH03146293A (ja) 加工機械の吸引集塵機構
CN218341016U (zh) 一种液压多刀自动车床
CN213080878U (zh) 一种卧式加工中心
CN217832314U (zh) 一种便于清洁的激光切割机
CN217571789U (zh) 一种用于龙门加工中心的工作台

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080626

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080626

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090626

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100626

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100626

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110626

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term