JP3855099B2 - 遮蔽工作空間付のコラム移動形工作機械 - Google Patents

遮蔽工作空間付のコラム移動形工作機械 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遮蔽作業空間付のコラム移動形工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
コラム移動形工作機械の一種をなすマシンニングセンタとして、図13に示すようなものが存在している。その概要を説明すると、1はベッドであり、これの上面1aは拡大されていて、上面1aの一部にコラム支持面1bを形成されている。2及び2はコラム支持面1bに固定された前後向きガイドレールである。
【0003】
3は前後向きガイドレール2、2に摺動変位自在に係合された送り台で、モーター4により前後方向f1へ作動されるようになされている。送り台3には左右向きガイドレール5、5が固定してあり、このガイドレール5、5にコラム6が摺動変位自在に係合され、モーター7により左右方向f2へ移動されるようになされている。
【0004】
コラム6には主軸装置8が前後向きに装設されていて、モーター9により一定軌道上を上下作動されるようになされている。この際、主軸装置8は前端を刃具装着端となされた前後向きの主軸10と、主軸10を支承した軸受筒11と、主軸10を回転作動させるためのモータ12からなる。
【0005】
コラム6の前面には切削屑やクーラントの飛散に対する密状となされた左右向きの起立カバー壁13が設けられており、このカバー壁13は主軸10の左右各側に固定された左右方向の伸縮カバー壁14、14と、主軸10の上下移動経路上に設けられた縦向きの伸縮カバー壁15からなっている。この際、左右方向の伸縮壁14は金属板の上下端部を鈎状に屈曲してなる板状体14aの複数を左右方向の摺動変位自在に重ねあわせたものとなされ、また縦向きの伸縮カバー壁15は金属板15aの複数を上下方向の摺動変位自在に重ね合わせたものとなされている。
【0006】
16はベッド1の上面1a上にコラム6を被うように設けた箱形のケーシングであり、このケーシング16の内方で起立カバー壁13の前側となる空間が遮蔽工作空間SKとなり、この遮蔽工作空間SKの前部内方に、治具を固定するための治具支持台17が設置されている。
【0007】
18は送り台3の前面にガイドレール2を被うように装着された前後向きの伸縮カバー装置で、山形金属板体18aの複数を前後方向f1の摺動変位自在に重ね合わせて形成し、コラム6の前後移動に拘らずガイドレール2、2を被った状態を保持するようになされている。なお、自動工具交換装置(ATC)は例えば箱形ケーシング16の上方など適宜個所に設けられる。
【0008】
上記マシンニングセンタによりワークを加工する際は、例えば、治具支持台17上の特定箇所にワークを固定させ、図示しない制御装置に所要の情報を入力した後、作動を開始させる。これにより、必要なモータ4、7、9が作動して主軸10が前後左右方向又は上下方向へ作動され、この状態の下で、主軸10の先端に装着された工具が、主軸10と共にモータ12で回転され、ワークを自動的に切削するものとなる。
【0009】
この加工中に於いては、工具及び主軸の回転がワークの切削屑を周囲に撒き散らすのであり、また加工中にクーラントが供給されるクーラント加工による場合にはクーラントが飛散するほか、このように飛散したクーラントが切削屑を撒き散らすように作用する。
【0010】
上記のように撒き散らされた切削屑は、伸縮カバー装置18等の上に落下するが、ガイドレール2、5に直接滞積することはなく、またコラム6に向かう切削屑は左右向きの起立カバー壁13に遮断されてコラム6前面より後方へ侵入することもないのであり、従ってコラム6は円滑に前後左右に作動し、また主軸10も支障なく上下へ作動するのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のマシンニングセンタにあっては、左右方向の伸縮カバー壁14、14が複数の板状体14aを左右方向の摺動変位自在に重ねあわせたものとなされているため、伸縮カバー壁14、14が最も短い状態に短縮されたときでも、それらが存在するための比較的大きな左右方向スペースが必要となり、これに起因して、コラム6の左右方向変位量に対する工作機械の左右方向長さが比較的長くなり、装置のコンパクト化の精神に反するのであり、これに関連して遮蔽工作空間SKの左右巾が大きくなって切削屑の掃除などの手間を増大させるのであり、また前後向きの伸縮カバー装置18が複数の山形金属板体18aを前後方向f1の摺動変位自在に重ね合わせて形成されているため、長期に亘って使用していると、切削屑が山形金属板体18a同士の摺動部に噛み込み、山形金属板体18aの円滑な摺動変位を妨げることが生じるのである。本発明は、斯かる実状を解消するものとした遮蔽工作空間付のコラム移動形工作機械を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明では、請求項1に記載したように、ベッド上面に左右一対の前後向きガイドレールを設け、このガイドレールを介して送り台を前後移動可能に装設すると共に、この送り台上にコラムを左右移動可能に装設し、このコラムの前面に前後向きの主軸を回転自在に支承する軸受筒を介し上下移動可能に装設した工作機械であって、コラム前面側で主軸の上下移動経路の左右各側に第一カバー板を固定すると共に、このカバー板の外側端縁には側部カバー板をこれと送り台の間に形成された案内手段の案内作用による後方への折れ曲がり可能に連設し、また第一カバー板及び側部カバー板の前側に位置して送り台上でのコラムの移動範囲の前面を主軸の上下及び左右移動の許容された状態に覆うものとした第二カバー板を送り台と同体状に設け、この第二カバーはその左右巾を送り台の略全巾に合致させると共に、上縁を軸受筒の最上位置に略合致させ、且つ、下部は送り台よりも下方へ延長して、その下縁をベッドに形成された平面視四角状の落下孔の内方に到達させるほか、軸受筒の上下及び左右方向の移動を許容するものとした正面視方形状の透孔を具備した構成となす。
【0013】
これによれば、コラムが左右方向へ移動したとき、側部カバー板が案内手段の案内作用により第一カバー板に対して前後方向へ折れ曲がるように作動するため、第一カバー板及び側部カバー板は送り台の左右巾程度の範囲内に収まる大きさでこれらに要求されるコラム前面範囲の切削屑遮断機能を奏するものとなる。この結果、遮蔽工作空間の左右巾は送り台のそれに近いもので済むものとなる。そして、第一カバー板及び側部カバー板は、特別な第二カバー板と関連し合うことにより、遮蔽工作空間内で生じた切削屑がコラム前面よりも後側へ飛散するのを確実に阻止するものとなる。
【0014】
ここに上記第二カバーは、次のごとき構成である。即ち、その左右巾を送り台の略全巾に合致させると共に、上縁を軸受筒の最上位置に略合致させ、且つ、下部を送り台よりも下方へ延長して、その下縁をベッドに形成された平面視四角状の落下孔の内方に到達させるほか、軸受筒の上下及び左右方向の移動を許容するものとした正面視方形状の透孔を具備したものとなした構成である。
これによれば、第二カバー板が、主軸に装着された工具の回転により撥ね飛ばされた切削屑を送り台の前側で効果的に遮断するようになるのであり、従って切削屑は送り台の前面よりさらに後方へ飛び散るのを一層効果的に阻止される。
【0015】
また請求項2に記載したように、遮蔽工作空間の上面を囲った天井壁部より高い位置となるコラム上部箇所に工具交換装置を設け、前記天井壁部はベッドに対して取付けた固定天井壁部と、この固定天井壁部に近接して上下の重合状に配置され且つコラムと同体状に固定された移動天井壁部とを備えたものとなされ、さらに前記移動天井壁部は前記工具交換装置の工具交換箇所と対応した位置に開閉口を形成されており、前記固定天井壁部と前記移動天井壁部がコラムの前後移動に関連してそれらの重合量を変化され、また前記開閉口は主軸に装着された工具を交換する時に開閉作動される構成となす。
【0016】
これによれば、遮蔽工作空間はその上面を工具交換装置よりも低い天井壁部で形成されるため、切削屑の飛散により汚れる範囲は天井壁部が工具交換装置よりも高い場合よりも狭くなるのであり、また前記開口の閉鎖状態の下で主軸ヘッドによる工作が実施されるものとなり、従って飛散した切削屑が工具交換装置に到達する事態は回避されるものとなる。
【0017】
また請求項3に記載したように、各前後向きガイドレールのうち送り台の前後移動に必要となる範囲を被うものとしたレールカバー部材を送り台の前面側に送り台と同体状且つ前方への張出状に固設し、且つ、このレールカバー部材が伸縮変形しない構造となす。これによれば、遮蔽工作空間内で生成された切削屑が降り落ちると、それら切削屑の一部はレールカバー部材の上面に到達する。ここに到達した切削屑の一部がレールカバー部材上に堆積したとしても、レールカバー部材は伸縮変形しないため、この堆積した切削屑がレール部材の伸縮変形を損ねる事態は生じないものとなる。
【0018】
また本発明は、前記遮蔽工作空間の前面を囲うものとした前面壁に形成され上縁が前記移動天井壁部よりも高くなされた縦向き開口と、前記固定天井壁部の治具支持台上方部分に前記縦向き開口に関連して形成された横向き開口とからなる作業用開口を形成すると共に、この作業用開口箇所に前記縦向き開口を覆うための起立扉面部と、前記横向き開口を覆うための後方張出扉面部とを備えた扉体を左右方向の開閉移動可能に装着した構成となす 。そして請求項4に記載したように、ベッド上面を取囲む外周囲に、前後左右の周面壁で縦向き四角筒状となされたケーシングを取り付け、該ケーシングの前面壁に対して作業用開口を形成し、この作業用開口には開閉扉が装着されている。
【0019】
これによれば、扉体を開操作することにより、作業用開口が治具支持台に固定される治具の前側及び上側を開放するものとなり、このように開放されることは、天井壁部が低い構造の下において前記治具に固定されるワークを遮蔽工作空間に対し搬入搬出する作業を容易化させる上で寄与する。
【0020】
また本発明では、前記固定天井壁部を前側から順に高位水平天井面部、起立天井面部及び低位水平天井面部を備えた板部材で形成すると共に、前記横向き開口を前記起立天井面部から低位水平天井面部に及ぶものとなし、さらに前記扉体の後方張出天井面部を前記横向き開口に沿わせた形状となす。これによれば、遮蔽工作空間の上面が低くなって、遮蔽工作空間の容積の縮小化につながり、内部掃除の手間を軽減させるものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1〜図9は本発明に係る工作機械の一実施例としてのコラム移動形マシニングセンタを示すものであり、以下の説明では先の従来例のものと異なる箇所を中心に説明するものとする。
【0022】
図1に示すように、コラム6の前面箇所の左右巾中央箇所には、従来の縦向き伸縮カバー壁15を変形したものとした縦向き伸縮カバー壁15Aが装設してある。
【0023】
縦向き伸縮カバー壁15Aの詳細構造について説明すると、主軸10を回転自在に支承した軸受筒11の左右各側をなすコラム6前面箇所に一対の案内溝部材19a、19bを起立状に固定してある。軸受筒11の上側となる一対の案内溝部材19a、19bの案内溝c1、c1間には上側カバー板20aを上下変位自在に係入してその下端縁を軸受筒11の上半分に結合させている。また軸受筒11の下側となる一対の案内溝部材19a、19b間には2枚の下側カバー板21a、21bを配置し、一方の下側カバー板21aを一対の案内溝部材19a、19bの案内溝c1、c1間に上下変位自在に係入してその上端縁を軸受筒11の下半分に結合し、他方の下側カバー板21bを一対の案内溝部材19a、19bの前記案内溝c1、c1の前側に平行に形成された案内溝c2、c2間に上下変位自在に係入している。
【0024】
そして、軸受筒11がその最下位置から上昇するときには、前記一方の下側カバー板21aが先ず単独でその最下位置から上昇変位され、これの下縁が図1に示すように最下位置に位置した他方の下側カバー板21bの上縁に到達したとき、前記一方の下側カバー板21aの下縁が他方の下側カバー板21bの上縁に係止されて2つの下側カバー板21a、21bが同体状に上昇変位されるように作動し、逆に軸受筒11がその最上位置から下降するときには、前記一方の下側カバー板21aがこれの最上位置から他方の下側カバー板21bと共に下降変位される途中で、他方の下側カバー板21bが先ずその最下位置に到達してそれ以上の下降を規制されると、前記一方の下側カバー板21aの下縁が他方の下側カバー板21bの上縁から離れ、この後、前記一方の下側カバー板21aのみが下降変位されるように作動するものとなされている。なお上側カバー板20aは軸受筒11の上下変位に連動して上下変位されるものとなされている。ここに、22は左右の案内溝部材19a、19bを結合した板部材であり、23は各案内溝部材19a、19bをコラム6に固定するための結合片である。
【0025】
図2に示すように、主軸10の上下移動経路の左右各側、即ち縦向き伸縮カバー壁15Aの左右各側には特許第3168328号公報に示すものに準じた折れ曲がりカバー装置24、24が形成してある。これらカバー装置24、24の詳細構造について説明すると、縦向き伸縮カバー壁15Aの左右各側のコラム6前面部分にこの部分の略全巾で軸受筒11の上下移動範囲に対応する上下方向長さ範囲を覆うものとした方形状の第一カバー板25、25を固定している。各第一カバー板25、25の外方側端縁には側部カバー板26、26が、左右各側の側部カバー板26と送り台3との間に形成された案内手段27、27の案内作用による後方への折れ曲がり可能に連設してある。
【0026】
さらに詳細には各第一カバー板25、25の外方側端縁にヒンジ継ぎ手28を介して側部カバー板26、26が前後揺動自在に装着してある。そして、各側部カバー板26、26に対応させてその案内手段27、27を形成するのであり、この案内手段27、27は側部カバー板26の上下に形成した案内機構27a、27bからなるもので、平面視鈎状となされた上下一対の案内板29、29を送り台3の側面に固定された起立支持部材30に固定させ、各案内板29に形成された1/4円弧状の案内路29a内にその対応する側部カバー板26の上下縁に突設されたローラ31を挿入している。さらに、1/4円弧状の案内路29aの曲率中心近傍箇所と前記ローラ31の支持軸との間には図示しないスプリングを張り架け、このスプリングの付勢力で側部カバー板26を後方へ揺動させるように引張させている。
【0027】
図3に示すように、縦向き伸縮カバー壁15A及び左右の折れ曲がりカバー装置24、24の前側には複数の平面板からなる略方形平面状の第二カバー板32が送り台3と同体状に固定してある。この第二カバー板32はその左右巾を送り台3の略全巾に合致させて、上縁を軸受筒11の最上位置に略合致させ、且つ、下部を送り台3よりも下方へ延長して、その下縁をベッド1に形成された平面視四角状の落下孔dの内方に到達させ、さらに軸受筒11の上下及び左右方向の移動を許容するものとした正面視方形状の透孔eを具備したものとなされている。
【0028】
そして、図4に示すように前記コラム6の上部前側には工具交換装置33が配置されコラム6と同体状に固定されている。この工具交換装置33の詳細構造について説明すると、コラム6に固定された装置フレーム部34と、このフレーム部34に支持され前後向き軸g回りへ回転されるロータリ式の工具支持回転部35とを有すると共に、装置フレーム部34の前面に左右一対の側部カバー部材36a、36bを固定し、さらにこれら側部カバー部材36a、36bの下端部の間を軸受筒11の通路hとなしている。この際、工具支持回転部35は前後向き軸gを中心とする円上に多数の工具把持部35aを形成し、各工具把持部35a毎に1つの工具37を把持させるものとなされる。
【0029】
そして、主軸10に装着された工具37を交換するときには、先ず空状態の工具把持部35aが最下位置に位置するように工具支持回転部35が前後向き軸g回りへ回転し、一方では前記主軸10が空状態の工具把持部35aに対応する位置に移動し、次に工具支持回転部35、工具把持部35a及び主軸10関係部が関連作動し、主軸10に装着された工具37が抜き取られて前記空状態の工具把持部35aに把持されるように作動し、次に工具支持回転部35が前後向き軸g回りへ再び回転して、次に使用すべき工具37を把持した工具把持部35aを最下位置に移動させ、この後、再び工具支持回転部35、工具把持部35a及び主軸10が関連作動して最下位置の工具把持部35aに把持された工具37が主軸10に装着されるように作動するものとなしてある。
【0030】
図5に示すように前記第二カバー板32の前側には遮蔽工作空間SKが形成されており、次にその詳細構造について説明する。ベッド1上面の外周囲に、前後左右の周面壁で縦向き四角筒状となされたケーシング38が固定してあり、このケーシング38の左右巾は送り台3のそれに略合致され、またその高さは工具交換装置33の装置フレーム34の上部に略合致されている。そしてケーシング38内方の特定高さ位置に天井壁部39が形成してあり、この天井壁部39は固定天井壁部40と移動天井壁部41からなっている。
【0031】
この際、固定天井壁部40は、ケーシング38の前上部にベッド1の左右巾と略同一巾となされた板部材42を固着すると共に図6に示すように、この板部材42が比較的小さな前後長さとなされた高位水平天井面部42a、後述の縦向き開口j2の高さに関連した寸法となされた起立天井面部42b、そして比較的大きな前後長さとなされた低位水平天井面部42cを前側からこの順に形成されたものとなし、且つ、起立天井面部42bから低位水平天井面部42cに及ぶ範囲の左右巾中央箇所に横向き開口j1を形成すると共に、低位水平天井面部42cの後端縁に左右向きの扉案内部材43を固定した構成となされている。
【0032】
そして移動天井壁部41は、工具交換装置33よりも低い位置でコラム6に同体状に固定され且つ、前記固定天井壁部40の上側にこれと重合状に配置され且つ、前記工具交換装置33と関連した位置に開閉口44を形成されたものとなされている。さらに具体的には、図3に示すように第二カバー板32の上縁から左右一対の方形天井板45a、45bを前方へ水平状に張り出させると共に各方形天井板45a、45bの外側縁を第二カバー板32の対応する外側縁に合致させ、また左右の方形天井板45a、45bの間に形成された開口k箇所には、図7に示すように左右一対の方形状水平扉板47a、47bを配置し、これら方形状水平扉板47a、47bをコラム6前面の左右各側に形成された左右方向駆動部46a、46bを介して左右方向上での近接離反可能に装設し、これら方形状水平扉板47a、47bの近接作動により前記開口kが閉鎖され、またこれらの離反作動により前記開口kが開放される構成となされている。
【0033】
図5に示すように前記ケーシング38の前面壁38aには前記板部材42に形成された前記横向き開口j1(図6)と関連して比較的大きな方形状の縦向き開口j2が形成してあり、この縦向き開口j2と横向き開口j1とが関連して作業用開口をなしている。この作業用開口は左右一対の扉体48a、48bの操作により開閉されるものとなされており、各扉体48a、48bは図8に示すように縦向き開口j2に沿わせた起立扉面部m1と横向き開口j1に沿わせた後方張出扉面部m2とを有すると共に、起立扉面部m1の下端縁を前記ケーシング38の前面壁38aや治具支持台カバー49で支持される扉案内部材50により左右方向の変位自在に支持され、また後方張出扉面部m2の後端縁を前記扉案内部材43により左右方向の変位自在に案内されている。この際、後方張出扉面部m2は板部材42の形状に沿わせるべく高位水平扉面部m20、起立扉面部m21、低位水平扉面部m22を具備している。そして、左右の扉体48a、48bは一方の扉体48bを左右変位させることにより他方の扉体48aが対称状に変位されるように連係されている。
【0034】
上記構造において、第二カバー板32の前側のベッド1上であってケーシング38の前面壁38a及び左右の扉体48a、48b、及び左右の側面壁38b、38c、及び天井壁部39で囲まれた空間が遮蔽工作空間SKをなすものである。
【0035】
図5に示すように遮蔽工作空間SK内の前部には治具支持台51が設けてあり、この支持台51に関連して治具支持台カバー部材49が固設してある。この治具支持台カバー部材49は治具支持台51の上面部を被う水平面部49aと、この支持台51の後面部を覆う起立面部49bとを備えたものとなされており、また治具支持台51上には治具52が固定してあり、この治具52のワーク載置部nを除く部位は治具支持台カバー部材49の水平面部49aで被われた状態となされている。
【0036】
さらに送り台3の前面の左右箇所には図9に示すように結合部材53、53を介してレールカバー部材54a、54bが前向きの片持状に固定され前後向きガイドレール2、2を覆ったものとなされている。そして、各レールカバー部材54a、54bは断面を山形となされた単一の剛性部材で形成され、従来のような部材の摺動による伸縮変形の生じないものとなされており、また図5に示すように各レールカバー部材54a、54bの長さは送り台3がその前後移動範囲の最後方位置に位置した状態で、そのレールカバー部材54a、54bの先端が前記治具支持台カバー部材49の起立面部49bに形成された切欠pを通じてその水平面部49aの下方に挿入されたものとなしてある。この際、前記切欠p箇所には前記レールカバー部材54a、54bの上面に存在する切削屑を掻き落とすものとしたブラシ手段或いは、ゴム板や軟質樹脂板などからなるゴム質材手段を設ける。
【0037】
次に上記のように構成した本発明品の作用等について説明する。主軸10が軸受筒11と共に上下方向へ移動されるときは、縦向きカバー壁15Aの上側カバー板20a及び下側カバー板21a、21bが上下方向へ変位して切削屑等に対する遮断面を形成したまま主軸10などの移動を許容する。またコラム6が左右方向f2へ移動するときは、折れ曲がりカバー装置24、24の左右の側部カバー板26が左右の第一カバー板25に対して前後方向へ折れ曲がるように作動して、縦向きカバー壁15Aの左右側に切削屑等に対する遮断面を形成したままコラム6の左右移動を許容する。従って、主軸10がその上下及び左右方向の一定移動範囲内で任意位置に移動しても、第二カバー板32の透孔eの後側には縦向きカバー壁15A及び折れ曲がりカバー装置24、24による切削屑等に対する遮断面が常に形成されるのである。
【0038】
一方、送り台3が前後方向f1へ移動するときは、主軸10がコラム6及び第二カバー板32と一体的に前後方向f1へ移動されるのであり、この際、左右のレールカバー部材54a、54bもコラム6と同体に前後移動され、コラム6がその前後方向の移動範囲の任意位置にあっても前後向きガイドレール2、2を覆った状態となる。
【0039】
遮蔽工作空間SK内へワークwを搬入する際は、図5に示す閉鎖状態となされた左右の扉体48a、48bのうちの一方の扉体48bを右側へ変位させるのであり、これにより左右の扉体48a、48bは離反変位して開放状態となされる。この開放状態の下では作業用開口j1、j2の略全体が開放されることにより治具52のワーク載置部nの上方及び前側が大きく開放された状態となり、作業者が頭等を工作機械の構成部材に打ち付けることなくワーク載置部n上にワークwを搬入することが可能となる。またワーク載置部nの上方が開放されていることは重いワークwの搬入においてクレーン等の使用を容易となす。
【0040】
ワークwをワーク載置部nに固定した後は扉体48bを元に戻すことにより左右の扉体48a、48bを閉鎖状態となし、この後、主軸10に固定された工具37でワークwを加工させる。ワークwの加工中には、その切削屑が遮蔽工作空間SK内で主軸10と共に回転する工具37に撥ね飛ばされて種々の方向へ飛散されるが、このように飛散された切削屑はケーシング38の前面壁38a及び左右の側面壁38b、38c、及び扉体48a、48b、天井壁部39、第二カバー板32、縦向きカバー壁15A、折れ曲がりカバー装置24、24に衝突してさらに外方へ飛散するのを阻止される。
【0041】
この際、第二カバー板32、縦向きカバー壁15A、折れ曲がりカバー装置24、24は主軸10が如何なる位置に位置したときでも、切削屑がコラム6前面よりも後側へ飛散するのを確実に阻止するものとなる。
【0042】
そして、このように飛散された切削屑は、治具支持台カバー部材49、レールカバー部材54a、54b又はベッド1上面に案内された後、落下孔dを経てベッド1下方へ排出される。この際、治具支持台カバー49は治具52のワーク載置部nを除いた部分や治具支持台51の周囲に切削屑が入り込むのを阻止し、またレールカバー部材54a、54bはコラム6の前後移動に拘わらず前後向きガイドレール2、2上に切削屑が堆積するのを確実に阻止するものとなる。
【0043】
ミスト加工やクーラント加工によるときは、クーラントが切削屑と同様に飛散されるが、この場合も切削屑の場合に準じて遮蔽工作空間SKの外方へクーラントが飛散する事態は確実に阻止される。
【0044】
そして工具交換装置33により主軸10に装着された工具37を交換する際は、主軸10の回転が停止され、次に左右方向駆動装置46a、46bの作動により方形状水平扉板47a、47bが離反されて、開閉口44が開放されるのであり、この後、主軸10が上昇して工具交換位置に移動して工具37の交換装着が行われる。
【0045】
この交換装着が終了した後、主軸10は開閉口44より下方へ降下作動し、開閉口44は閉鎖される。これにより、主軸10は交換装着された工具37による加工の行える状態となる。
【0046】
上記実施例の各側部カバー板26は次のように変形してもよいのであって、即ち、2、3枚の複数のカバー要素板からなるものとなし、且つ、これらカバー要素板の側縁同士をヒンジ継ぎ手等を介して折れ曲がり可能に連設し、各カバー要素板を案内手段27に案内させることを差し支えない。この場合における各カバー要素板のがたつきをなくすには、各カバー要素板をスプリング等の付勢手段により案内手段27の案内面に圧接させるようにすることが必要となる。
【0047】
次に上記実施例の扉体周辺の変形例を図10〜図12を参照して説明する。図10及び図11に示すように、各扉体48a、48bの外側縁部にヒンジ継ぎ手55を介して側部扉板56a、56bが前後揺動自在に装着してある。そして、各側部扉板56a、56bのそれぞれに対応させて上下一対の案内板57、57を設けるのであり、これらの案内板57、57はケーシング38の前面壁38aや側面壁38b、38cに固定させ、各案内板57に形成された円弧状の案内路57a内にその対応する各側部扉板56a、56bの上下縁に突設されたローラ58を挿入している。さらに、円弧状の案内路57aの曲率中心近傍箇所と前記ローラ58の支持軸との間には図示しないスプリングを張り架け、このスプリングの付勢力でその対応する側部扉板56a、56bを後方へ揺動させるように引張させている。
【0048】
そして、ケーシング38の前面壁38aに形成された縦向き開口j20は左右の扉体48a、48bの左右巾に、左右の側部扉板56a、56bの左右巾を加えた寸法よりも幾分小さい寸法となし、且つ、先の実施例の縦向き開口j2よりもその左右巾をかなり大きくなされている。その他の点は先の実施例に準じたものとなされている。
【0049】
上記した扉体48a、48b及び側部扉体56a、56bを開放する際は図10に示すようにそれらが閉鎖された状態の下で、一方の扉体48bを右外方へ移動させるのであり、これにより左右の扉体48a、48bは側部扉体56a、56bと共に左右方向へ離反するように連動し、この離反量が一定大きさを越えたとき、左右の各側部扉体56a、56bがその対応する案内路57aに案内されて後方へ揺動され、最終的には図12に示すように各側部扉板56a、56bが前後向きとなって扉体48a、48b及び側部扉体56a、56bは完全に開放される。一方、扉体48a、48b及び側部扉体56a、56bを閉鎖するときはそれらを開放するときの逆の手順を行うのであり、これにより扉体48a、48b及び側部扉体56a、56bは図11に示すように完全に閉鎖される。
【0050】
このように扉体48a、48bの周辺構造を形成すると、ケーシング38の前面壁38aの左右巾を大きくすることなく、比較的大きな左右巾の縦向き開口j20が形成されるのであり、遮蔽工作空間SKは大きく開放されるものとなる。
【0051】
【発明の効果】
以上の如く構成した本発明によれば、次のような効果が得られる。即ち、第一カバー板及び側部カバー板は送り台の左右巾程度の範囲内に収まる大きさでこれらに要求されるコラム前面範囲の切削屑遮断機能を奏するものとなる。この結果、遮蔽工作空間の左右巾は送り台のそれに近いもので済むものとなる。
而して、第一カバー板及び側部カバー板は、第二カバー板と関連し合うことにより、遮蔽工作空間内で生じた切削屑がコラム前面よりも後側へ飛散するのを確実に阻止するものとなる。とりわけ、本発明では上記の送り台の前面をも覆った状態となされた第二カバー板の下縁を、送り台よりも下方へ延長して、その下縁をベッドに形成された平面視四角状の落下孔の内方へ到達させた構成となされていることから、これによれば、第二カバー板が、主軸に装着された工具の回転により撥ね飛ばされた切削屑を送り台の前側で効果的に遮断するようになるのであり、従って切削屑は送り台の前面よりさらに後方へ飛び散るのを一層効果的に阻止される。
【0052】
請求項2に記載したものによれば、遮蔽工作空間はその上面を工具交換装置よりも低い天井壁部で形成されるため、切削屑の飛散により汚れる範囲は天井壁部が工具交換装置よりも高い場合よりも狭くなるのであり、また前記開口の閉鎖状態の下で主軸ヘッドによる工作が実施されるものとなり、従って飛散した切削屑が工具交換装置に到達する事態は回避されるものとなる。
【0053】
請求項3に記載したものによれば、遮蔽工作空間内で生成された切削屑が降り落ちると、それら切削屑の一部はレールカバー部材の上面に到達する。ここに到達した切削屑の一部がレールカバー部材上に堆積したとしても、レールカバー部材は伸縮変形しないため、この堆積した切削屑がレール部材の伸縮変形を損ねる事態は生じないものとなる。
【0054】
請求項4に記載したものによれば、ワーク積載部を含む装置全体のコンパクトな遮蔽工作空間の形成されるものとなり、作業用開口を通じることによりワークを治具に対し、支障なく搬入搬出することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るコラム移動形マシニングセンタの縦向きカバー壁周辺等を示した斜視図である。
【図2】 前記マシニングセンタの折れ曲がりカバー装置の周辺等を示した斜視図である。
【図3】 前記マシニングセンタの第二カバー板及び固定天井壁部等を示した斜視図である。
【図4】 前記マシニングセンタのケーシングや扉体を除外した状態を示した斜視図である。
【図5】 前記マシニングセンタの全体斜視図である。
【図6】 前記マシニングセンタの固定天井壁部の板部材を示す斜視図である。
【図7】 前記マシニングセンタの第二カバー板及び移動天井壁部等を示した斜視図である。
【図8】 前記マシニングセンタのケーシングを除外した状態を示した斜視図である。
【図9】 前記マシニングセンタのレールカバー部材周辺等を示す斜視図である。
【図10】 前記マシニングセンタの変形例を示す斜視図である。
【図11】 前記変形例に係り、扉体を閉鎖した状態を説明するための斜視図である。
【図12】 前記変形例に係り、扉体を開放した状態を説明するための斜視図である。
【図13】 従来のコラム移動形マシニングセンタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッド
2 前後向きガイドレール
3 送り台
6 コラム
10 主軸
25 第一カバー板
26 側部カバー板
27 案内手段
32 第二カバー板
33 工具交換装置
38 ケーシング
38a 前面壁
39 天井壁部
40 固定天井壁部
41 移動天井壁部
42 板部材
42a 高位水平天井面部
42b 起立天井面部
42c 低位水平天井面部
44 開閉口
48a 扉体
48b 扉体
49 治具支持台カバー部材
49a 水平面部
49b 起立面部
51 治具支持台
54a レールカバー部材
54b レールカバー部材
SK 遮蔽工作空間
j2 縦向き開口
j1 横向き開口
m1 起立扉面部
m2 後方張出扉面部
p 切欠

Claims (4)

  1. ベッド上面に左右一対の前後向きガイドレールを設け、このガイドレールを介して送り台を前後移動可能に装設すると共に、この送り台上にコラムを左右移動可能に装設し、このコラムの前面に前後向きの主軸を回転自在に支承する軸受筒を介し上下移動可能に装設した工作機械であって、コラム前面側で主軸の上下移動経路の左右各側に第一カバー板を固定すると共に、このカバー板の外側端縁には側部カバー板をこれと送り台の間に形成された案内手段の案内作用による後方への折れ曲がり可能に連設し、また第一カバー板及び側部カバー板の前側に位置して送り台上でのコラムの移動範囲の前面を主軸の上下及び左右移動の許容された状態に覆うものとした第二カバー板を送り台と同体状に設け、この第二カバーはその左右巾を送り台の略全巾に合致させると共に、上縁を軸受筒の最上位置に略合致させ、且つ、下部は送り台よりも下方へ延長して、その下縁をベッドに形成された平面視四角状の落下孔の内方に到達させるほか、軸受筒の上下及び左右方向の移動を許容するものとした正面視方形状の透孔を具備したものとなしたことを特徴とした遮蔽工作空間付のコラム移動形工作機械。
  2. 上記遮蔽工作空間の上面を囲った天井壁部より高い位置となるコラム上部箇所に工具交換装置を設け、前記天井壁部はベッドに対して取付けた固定天井壁部と、この固定天井壁部に近接して上下の重合状に配置され且つコラムと同体状に固定された移動天井壁部とを備えたものとなされ、さらに前記移動天井壁部は前記工具交換装置の工具交換箇所と対応した位置に開閉口を形成されており、前記固定天井壁部と前記移動天井壁部がコラムの前後移動に関連してそれらの重合量を変化され、また前記開閉口は主軸に装着された工具を交換する時に開閉作動されることを特徴とする請求項1記載の遮蔽工作空間付のコラム移動形工作機械。
  3. 上記前後向きガイドレールのうち送り台の前後移動に必要となる範囲を被うものとしたレールカバー部材を、送り台の前面側に送り台と同体状且つ前方への張出状に固設し、且つ、このレールカバー部材が伸縮変形しない構造であることを特徴とする請求項1記載の遮蔽工作空間付のコラム移動形工作機械。
  4. 上記ベッド上面を取囲む外周囲に、前後左右の周面壁で縦向き四角筒状となされたケーシングを取り付け、該ケーシングの前面壁に対して作業用開口を形成し、この作業用開口には開閉扉が装着されていることを特徴とした請求項1又は2記載の遮蔽工作空間付のコラム移動形工作機械。
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