JP2795567B2 - 光磁気ディスク及び再生方法 - Google Patents

光磁気ディスク及び再生方法

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JP2795567B2 JP3309034A JP30903491A JP2795567B2 JP 2795567 B2 JP2795567 B2 JP 2795567B2 JP 3309034 A JP3309034 A JP 3309034A JP 30903491 A JP30903491 A JP 30903491A JP 2795567 B2 JP2795567 B2 JP 2795567B2
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magnetic
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    • G11B11/10595Control of operating function

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上に記録層と、読
み出し層を備えた光磁気ディスクと、この光磁気ディス
クを用いて、光ビームの光スポット径よりも小さい記録
ビットを再生する再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクを含め、光メモリ素子の
記録密度は、記録、再生に使用される光ビームの記録媒
体上での大きさに依存する。最近、光ビームの大きさよ
り小さい記録ビットを再生する方法(後述する)が提案
されている。
【0003】通常、光記録において、光ビームは、集光
レンズにより回折限界まで絞りこまれているため、その
光強度分布がガウス分布になり、記録媒体上の温度分布
もほぼガウス分布になる。このため、ある温度以上の温
度を有する領域は、光ビームより小さくなっている。そ
こで、ある温度以上の領域のみを再生に関与させること
ができれば、記録密度は著しく向上することになる。
【0004】ここで、図5を参照しながら、上述の光ビ
ームの大きさより小さい記録ビットを再生できる光磁気
ディスクについて、以下に説明する。
【0005】この光磁気ディスクは、基板21上に、読
み出し層22と記録層23を備えている。記録層23
は、室温で高保磁力を有している。又、読み出し層22
は室温での保磁力は小さい。読み出し層22の再生部位
の温度が上昇すると記録層23の影響を受けて、磁化の
向きが記録層23の磁化の向きと一致する。即ち、読み
出し層22及び記録層23の2層間の交換結合力によっ
て、記録層23の磁化が読み出し層22に転写されるよ
うになっている。
【0006】上記構成によれば、記録は、通常の光熱磁
気記録方法で行われる。記録ビットを再生するには、ま
ず、読み出し層22を初期化する。すなわち、補助磁界
発生装置24からの補助磁界により、読み出し層22の
磁化の向きを所定の向き(図中、上向き)に揃える。次
に、再生ビームを照射し、局部温度上昇させて記録層2
3の磁化情報を読み出し層22に転写する。こうする
と、再生ビームの照射された部位の中心部の温度が上昇
した部位のみの情報が再生できる。従って、光ビームよ
り小さな記録ビットでも読み出せる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、再生ビームの強度が強い場合、隣の記録
ビットの温度も上昇するため、再生信号の振幅が小さく
なり、再生ビームの強度が弱い場合、記録ビットの温度
が上昇しないため、再生信号が得られないというという
問題点を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る光
磁気ディスクは、上記の課題を解決するために、円盤状
の基板上に所定温度以上で面内磁化から垂直磁化に移行
する磁性膜からなる読み出し層と、垂直磁化膜からなる
記録層が積層されており、記録層には、上向き磁化を有
する磁区と、下向き磁化を有する磁区が交互に並んだ領
域が少なくとも1周に渡って形成されており、かつ、上
向き磁化を有する磁区の長さと下向き磁化を有する磁区
の長さはほぼ等しくなるように設定されていることを特
徴としている。
【0009】請求項2の発明に係る光磁気ディスクの再
生方法は、上記の課題を解決するために、円盤状の基板
上に所定温度以上で面内磁化から垂直磁化に移行する磁
性膜からなる読み出し層と、垂直磁化膜からなる記録層
が積層されており、記録層には、上向き磁化を有する磁
区と下向き磁化を有する磁区が交互に並んだ領域が少な
くとも一周に渡って形成されており、かつ、上向き磁化
を有する磁区の長さと下向き磁化を有する磁区の長さは
ほぼ等しくなるように設定されている光磁気ディスクに
光ビームを照射し再生信号を得る光磁気ディスクの再生
方法であって、前記領域より得られた再生信号の振幅が
最大となるように光ビームの強度を設定することを特徴
としている。
【0010】請求項3の発明に係る光磁気ディスクの再
生方法は、上記の課題を解決するために、円盤状の基板
上に磁性膜からなる読み出し層と、垂直磁化膜からなる
記録層が積層されており、所定温度以上になると記録層
の磁化方向が読み出し層に転写されるように構成されて
おり、記録層には、上向き磁化を有する磁区および下向
き磁化を有する磁区の配列により、情報復調に必要なデ
ータ・クロックを生成するための信号を含むセクター・
フォーマットが形成されている光磁気ディスクに光ビー
ムを照射し再生信号を得る光磁気ディスクの再生方法で
あって、前記セクター・フォーマットより得られたデー
タ・クロックを生成するための信号の再生信号の振幅が
最大となるように光ビームの強度を設定することを特徴
としている。
【0011】請求項4の発明に係る光磁気ディスクの再
生方法は、上記の課題を解決するために、円盤状の基板
上に磁性膜からなる読み出し層と、垂直磁化膜からなる
記録層が積層されており、所定温度以上になると記録層
の磁化方向が読み出し層に転写されるように構成されて
おり、記録層には、上向き磁化を有する磁区および下向
き磁化を有する磁区の配列により、セクターの開始を示
すセクター・マークおよび情報復調に必要なデータ・ク
ロックを生成するための信号を含んでいるセクター・フ
ォーマットが形成されている光磁気ディスクに光ビーム
を照射し再生信号を得る光磁気ディスクの再生方法であ
って、前記セクター・フォーマットより得られたデータ
・クロックを生成するための信号の再生信号の振幅と、
セクター・マークの再生信号の振幅の比率が所定値とな
るように光ビームの強度を設定することを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】請求項1の構成によれば、円盤状の基板上に所
定温度以上で面内磁化から垂直磁化に移行する磁性膜か
らなる読み出し層と、垂直磁化膜からなる記録層を積層
しており、記録層には、上向き磁化を有する磁区と、下
向き磁化を有する磁区が交互に並んだ領域を少なくとも
1周に渡って形成しており、かつ、上向き磁化を有する
磁区の長さと下向き磁化を有する磁区の長さをほぼ等し
くなるように設定しているので、再生時、光ビームを基
板側から読み出し層に照射すると、光ビームの中央部に
照射された読み出し層は所定温度以上になり、面内磁化
から垂直磁化に移行する。このため、読み出し層及び記
録層の2層間の交換結合力により、記録層の磁化方向が
読み出し層に転写される。これにより、光ビームの光ス
ポット径よりも小さい記録ビットを再生できる。
【0013】しかも、上記の領域を再生することによ
り、再生信号の振幅が最大となるように光ビームの強度
を設定することが可能である。これにより、高い再生信
号品質を実現できる。
【0014】請求項2の構成によれば、円盤状の基板上
に所定温度以上で面内磁化から垂直磁化に移行する磁性
膜からなる読み出し層と、垂直磁化膜からなる記録層を
積層しており、記録層には、上向き磁化を有する磁区
と、下向き磁化を有する磁区が交互に並んだ領域を少な
くとも1周に渡って形成しており、かつ、上向き磁化を
有する磁区の長さと下向き磁化を有する磁区の長さをほ
ぼ等しくなるように設定している光磁気ディスクに光ビ
ームを照射し再生信号を得る光磁気ディスクの再生方法
であって、前記領域より得られた再生信号の振幅が最大
となるように光ビームの強度を設定するので、再生時、
光ビームを基板側から読み出し層に照射すると、光ビー
ムの中央部に照射された読み出し層は所定温度以上にな
り、読み出し層及び記録層の2層間の交換結合力によ
り、記録層の磁化方向が読み出し層に転写される。これ
が光ビームの反射光によって再生される。これにより、
光ビームの光スポット径よりも小さい記録ビットを再生
できる。
【0015】しかも、上記の領域を再生することによ
り、再生信号の振幅が最大となるように光ビームの強度
を設定するので、高い再生信号品質が得られる。
【0016】請求項3の構成によれば、円盤状の基板上
に磁性膜からなる読み出し層と、垂直磁化膜からなる記
録層を積層しており、所定温度以上になると記録層の磁
化方向が読み出し層に転写されるように構成しており、
記録層には、上向き磁化を有する磁区および下向き磁化
を有する磁区の配列により、情報復調に必要なデータ・
クロックを生成するための信号を含むセクター・フォー
マットを形成している光磁気ディスクに光ビームを照射
し再生信号を得る光磁気ディスクの再生方法であって、
前記セクター・フォーマットより得られたデータ・クロ
ックを生成するための信号の再生信号の振幅が最大とな
るように光ビームの強度を設定するので、記録層に、上
向き磁化を有する磁区と下向き磁化を有する磁区が交互
に並んだ領域を形成することなく、再生信号の振幅が最
大となるように光ビームの強度を設定できる。これによ
り、記録層の情報記録領域を減らすことなく、光ビーム
の光スポット径よりも小さい記録ビットを高い再生信号
品質で再生できる。
【0017】請求項4の構成によれば、円盤状の基板上
に磁性膜からなる読み出し層と、垂直磁化膜からなる記
録層を積層しており、所定温度以上になると記録層の磁
化方向が読み出し層に転写されるように構成しており、
記録層には、上向き磁化を有する磁区および下向き磁化
を有する磁区の配列により、セクターの開始を示すセク
ター・マークおよび情報復調に必要なデータ・クロック
を生成するための信号を含んでいるセクター・フォーマ
ットを形成している光磁気ディスクに光ビームを照射し
再生信号を得る光磁気ディスクの再生方法であって、前
記セクター・フォーマットより得られたデータ・クロッ
クを生成するための信号の再生信号の振幅と、セクター
・マークの再生信号の振幅の比率が所定値となるように
光ビームの強度を設定するので、上記比率が所定値とな
った時点で、光ビームの強度を変える動作を終了でき
る。これにより、光ビームの光スポット径よりも小さい
記録ビットを高い再生信号品質で再生でき、しかも、短
時間で光ビームを最適強度に設定できる。
【0018】
【実施例】本発明の第1実施例について図1ないし図4
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0019】本実施例の光磁気ディスクは、図1に示す
ように、基板1、透明誘電体膜2、読み出し層3、記録
層4、透明誘電体膜5、オーバーコート膜6がこの順に
積層された構成を有している。
【0020】基板1は透光性材料からなっており、例え
ば、直径86mm、内径15mm、厚さ1.2mmのポ
リカーボネートからなっている。基板1の透明誘電体膜
2側の面には、光ビーム7を案内するために、スパイラ
ル状のグルーブ(図示されていない)が形成されてい
る。グルーブは、例えば、基板1の半径19mmから半
径41mmまでの範囲に形成されており、射出成形で基
板1を製造する際に同時に形成されている。なお、グル
ーブのピッチは1〜1.6μmである。
【0021】透明誘電体膜2は、AlN膜、SiN膜、
あるいは、AlSiN膜からなっている。膜厚は、λ/
(4n)程度に設定されている。ここで、λは光ビーム
7の波長、nは透明誘電体膜2の屈折率である。したが
って、光ビーム7の波長を800nmとすると、透明誘
電体膜2の膜厚は80nm程度となる。
【0022】読み出し層3は、室温では磁化容易軸が面
内にあり、再生時に光ビーム7で昇温されたとき、磁化
容易軸が面に対して垂直になる希土類遷移金属合金薄膜
からなっている。
【0023】例えば、GdX ( FeCo)1-Xの磁気状態
は、図2に示すように、温度およびGdの組成によって
変化する。境界線9はキュリー温度を示しており、境界
線10は補償温度を示している。したがって、境界線9
より低い温度領域で磁化を有する。垂直磁化は境界線1
0近傍の非常に狭い範囲Aにのみ現れ、その他の範囲で
は面内磁化が現れる。これは、希土類金属であるGd
と、遷移金属であるFeCoの磁気モーメントが互いに
釣り合う補償温度近傍にだけ垂直磁化が現れるためであ
る。
【0024】希土類金属と遷移金属の磁気モーメント
は、それぞれ温度特性が異なる。高温では遷移金属の磁
気モーメントが希土類金属の磁気モーメントに比べて大
きくなる。このため、室温の補償組成より希土類金属の
含有量を多くしておけば、室温では面内磁化を示し、温
度が上昇すると、垂直磁化を示すように設定できる。
【0025】本実施例では、70℃前後で補償組成とな
るように、換言すれば、補償温度が70℃前後になるよ
うに、x(Gdの含有量)を設定している。
【0026】記録層4は、希土類遷移金属合金薄膜のD
yFeCoからなっている。膜厚は20nmであり、キ
ュリー温度は150℃から250℃になるように設定さ
れている。
【0027】透明誘電体膜5(図1)は、AlN、Si
NやAlSiN等の窒化膜からなる保護膜であり、その
膜厚は50nmである。
【0028】さらに、本実施例の光磁気ディスクでは、
最外周部近傍、または、最内周部近傍の10〜100ト
ラックに記録ビットが予め形成されている。
【0029】ここで、トラックとは、グルーブ上の記録
層4、または、グルーブ間のランド上の記録層4を指し
ている。したがって、トラックの配置は、グルーブの配
置と同様に、スパイラル状になる。
【0030】上記の記録ビットは、単一周波数の再生信
号が得られるように形成されている。すなわち、上向き
の磁化を有する磁区と、下向きの磁化を有する磁区が交
互に形成されており、かつ、これらの磁区の長さがほぼ
等しくなるように形成されている。さらに、これらの磁
区の長さは、採用している変調方式において、最短とな
るように設定されている。
【0031】本実施例では、後述するように、上記の記
録ビットを用いて再生時の光ビーム7の強度の設定を行
う。このため、上記の記録ビットを設定ビットと呼ぶこ
とにし、情報の記録再生に用いる通常の記録ビットとは
区別することにする。
【0032】上記の光磁気ディスクの再生原理につい
て、以下に説明する。
【0033】再生時、光ビーム7は集光レンズ8で収斂
され、光スポットとして基板1の側から読み出し層3に
照射される。
【0034】光ビーム7は集光レンズ8により回折限界
まで絞り込まれるので、光スポットの光強度分布はガウ
ス分布になる。このため、図3に示すように、光ビーム
7が照射されている読み出し層3の領域11の温度分布
もほぼガウス分布になる。すなわち、中央の領域11a
の温度が最も高く、周囲の領域11bになるほど温度が
低下する。
【0035】本実施例では、領域11aは70℃以上の
温度になり、領域11bは70℃以下になるように、光
ビーム7の強度が設定されている。このため、領域11
aは面内磁化から垂直磁化に移行するが、領域11bは
面内磁化に留まっている。
【0036】領域11aの垂直磁化は、読み出し層3と
記録層4の2層間の交換結合力により、記録層4の記録
ビット12aの方向に向く(図1参照)。すなわち、記
録ビット12aの磁化の向きが読み出し層3の領域11
aに転写される。これにより、光ビーム7の反射光から
情報を再生できる。
【0037】一方、領域11bの面内磁化は、記録ビッ
ト12aに隣接した記録ビット12bをマスクする。こ
のため、記録ビット12bは光ビーム7に対して磁気光
学効果を及ぼさない。
【0038】これにより、光ビーム7の光スポット径
(領域11の大きさに等しい)よりも小さい記録ビット
12aを再生できる。しかも、隣接する記録ビット12
bの影響を受けないため、雑音が少ない再生信号が得ら
れる。また、補助磁界を印加する必要もない。
【0039】次に、再生時の光ビーム7の強度の設定方
法について説明する。
【0040】まず、上記の設定ビット(単一周波数の記
録ビット)が形成されているトラックのいずれかに光ビ
ーム7を照射し、設定ビットの再生を行う。このとき、
光ビーム7の強度は、最適と予想される強度よりも低め
に設定しておく。
【0041】次に、光ビーム7の強度を若干強くして再
生を行う。このとき、再生信号の振幅が以前よりも大き
くなるようであれば、さらに光ビーム7の強度を上げて
再生を行う。
【0042】以下、これを繰り返し行い、再生信号の振
幅が以前より小さくなった時点で、この繰り返し動作を
終了する。これにより、再生信号の振幅が最大となるよ
うに光ビーム7の強度を設定できる。
【0043】上記のような光ビーム7の強度の設定を行
わない場合、もし、光ビーム7の強度が強すぎたとする
と、70℃以上の領域11aは大きくなるので、図4に
示すように、記録ビット12aだけでなく、隣接する記
録ビット12b・12bも再生される。このため、再生
信号の振幅が小さくなる。
【0044】逆に、光ビーム7の強度が弱すぎたとする
と、70℃以上に昇温する領域11aが小さくなるの
で、記録ビット12aの再生信号の振幅が小さくなる。
70℃以上の領域11aがないときは、再生信号は得ら
れない。
【0045】本実施例の光磁気ディスクでは、上記のよ
うに、光ビーム7の強度を最適値に設定できるので、再
生信号の振幅は最大となる。これにより、光磁気ディス
クの製造上のばらつき、光磁気ディスクの諸特性の経時
変化、光ビーム7の強度の経時変化、光磁気記録再生装
置の使用温度環境の変化等に依らず、常に良好な再生信
号品質が得られる。しかも、再生のために、補助磁界を
必要としない。
【0046】以上の実施例では、10〜100トラック
にわたって設定ビットを形成したが、正確な位置情報が
なくとも設定ビットを読み出すことができ、かつ、光ヘ
ッド(図示されていない)と光磁気ディスクの取り付け
相対位置誤差等があっても設定ビットを読み出すことが
できるように、ある程度のトラックにわたって設定ビッ
トを形成しておけば良い。
【0047】また、設定ビットを形成するトラックの位
置は、光磁気ディスクの記録再生開始位置の近傍、例え
ば、上記のように光磁気ディスクの最内周、もしくは、
最外周に設けておけば、光ビーム7の強度を設定する際
に便利である。
【0048】さらに、各設定ビットの長さ(磁区の長
さ)は、上記のように、採用している変調方式におい
て、最短になるように設定することが好ましい。これに
より、最も良好な再生信号品質が得られるように、光ビ
ーム7の強度を設定できる。
【0049】なお、上記の実施例において、設定ビット
からの再生信号の振幅を検出する回路は、例えば、設定
ビットの再生信号(単一周波数を有する)だけを通過さ
せることができるバンドパスフィルターと、バンドパス
フィルターで取り出された信号を検波する検波回路と、
検波信号を積分する積分回路で構成し、再生信号の振幅
を電圧に変換して検出すれば良い。
【0050】また、上述の光ビーム7の強度の設定方法
では、光ビーム7の強度を徐々に強くしたが、これとは
逆に、まず、光ビーム7の強度を最適と予想されるより
も強く設定し、徐々に強度を弱くする方法でも良い。こ
うすれば、設定開始時に、必ず再生信号を得ることがで
きる。
【0051】本発明の第2実施例について説明すれば、
以下のとおりである。
【0052】本実施例の光磁気ディスクは、設定ビット
が形成されておらず、セクター・フォーマットが予め形
成されている点で、前記実施例とは異なっている。
【0053】セクター・フォーマットは、光磁気ディス
クを複数のセクターに分割して使用する際に、各セクタ
ーの先頭部に設けられている。セクター・フォーマット
には、トラック番号やセクター番号からなるアドレス情
報が含まれている。
【0054】本実施例のセクター・フォーマットは、I
SO規格で定義されている光ディスクのセクター・フォ
ーマットに準拠している。このため、セクター・マーク
(セクターの開始を表す記号)の後に、VFO信号が記
録されている。ここで、VFO信号とは、復調に必要な
データ・クロック(基準位相信号)を生成するために必
要とされる信号である。VFO信号の記録周波数は、2
−7変調方式等の変調方式において、最短記録ビットの
記録周波数とほぼ同じになるように設定されている。
【0055】次に、再生時の光ビームの強度の設定方法
について説明する。
【0056】本実施例においては、VFO信号を再生
し、その再生信号の振幅が最大となるように光ビームの
強度を設定する。光ビームの強度の最適値は、前記実施
例と同様の方法で見出される。これにより、情報の再生
時に、最短記録ビットを良好な再生信号品質で再生でき
るようになる。しかも、設定ビットを必要としないの
で、フリーエリア(情報記録領域)が減少しない。
【0057】本実施例の光ビームの強度の設定方法は、
コンピューターの外部記憶装置のように、情報のアドレ
ス管理が必要であり、したがって、セクター・フォーマ
ットが必要である場合に、特に効果的である。
【0058】本発明の第3実施例について説明すれば、
以下のとおりである。
【0059】本実施例の光磁気ディスクは前記実施例と
同一であるが、再生時の光ビームの強度の設定方法が異
なっている。
【0060】すなわち、本実施例の再生時の光ビームの
強度の設定方法では、光磁気ディスクに予め形成されて
いるセクター・フォーマットのVFO信号およびセクタ
ー・マークを再生し、これらの再生信号の振幅の比率が
所定値となるように光ビームの強度を設定する。
【0061】上記のセクター・マークの記録ビットは、
VFO信号のそれに比べて、非常に長く、光スポット径
と比べても充分に長い。このため、光スポット内の昇温
領域の大きさが光ビームの強度変化により若干変動して
も、セクター・マークの再生信号の振幅変化はVFO信
号のそれに比べて小さい。
【0062】このように振幅変化の少ないセクター・マ
ークの再生信号の振幅を基準として、VFO信号の再生
信号の振幅の比率を求め、この比率が所定値となるよう
に光ビームの強度を設定しているので、短時間で光ビー
ムの最適強度を見出すことができる。
【0063】すなわち、前記第1および第2実施例にお
いては、設定ビットの再生信号の振幅、あるいは、VF
O信号の再生信号の振幅が最大となるまで、光ビームの
強度を変える必要があるが、本実施例の方法では、上記
比率が所定値となった時点で、光ビームの強度を変える
動作を終了できる。これにより、短時間で光ビームの最
適強度を見出すことができると共に、光ビームの強度の
設定用の回路自体も簡素化する。
【0064】以上の第1〜第3実施例で示した光ビーム
の強度の設定方法は、再生時に、光ビームに照射された
読み出し層3(図1)の局部的な温度上昇範囲を最適な
大きさに制御するための方法である。したがって、情報
の再生時に、光スポット径よりも小さい領域の局部的な
温度上昇を利用して、光スポット径より小さい記録ビッ
トを再生する光磁気ディスクに広く応用することができ
る。
【0065】例えば、図1の透明誘電体膜5とオーバー
コート膜6の間に反射膜を形成し、これにより、磁気光
学効果のエンハンス、すなわち、磁気カー回転角が大き
くなるようにした構成の光磁気ディスクにも、上記の光
ビームの強度の設定方法を適用できる。
【0066】また、読み出し層3、記録層4に加えて、
光変調オーバーライトを行うための補助磁性層、スイッ
チング層、初期化磁界層等を加えた構成の光磁気ディス
クにも適用できる。さらに、読み出し層が記録層を兼ね
る構成の光磁気ディスクにも適用できる。
【0067】それ以上に、上記の光ビームの強度の設定
方法は、以上の実施例で示した読み出し層3とは異なる
磁気特性を有する読み出し層を備えた光磁気ディスクに
も適用できる。
【0068】この光磁気ディスクは、基板上に、読み出
し層と記録層を備えている。記録層は、室温で高保磁力
を有している。読み出し層は室温での保磁力は小さい。
読み出し層の再生部位の温度が上昇すると記録層の影響
を受けて、磁化の向きが記録層の磁化の向きと一致す
る。即ち、読み出し層及び記録層の2層間の交換結合力
によって、記録層の磁化が読み出し層に転写されるよう
になっている。
【0069】上記構成によれば、記録ビットを再生する
には、まず、読み出し層を初期化する。すなわち、補助
磁界発生装置からの補助磁界により、読み出し層の磁化
の向きを所定の向き(例えば、上向き)に揃える。次
に、光ビームを照射し、局部温度上昇させて記録層の磁
化情報を読み出し層に転写する。こうすると、再生ビー
ムの照射された部位の中心部の温度が上昇した部位のみ
の情報が再生できる。従って、光スポット径より小さい
記録ビットでも読み出せる。
【0070】このような光磁気ディスクにおいても、上
述の再生時の光ビームの強度の設定方法を適用すること
により、良好な再生信号品質が得られる。
【0071】以上の実施例では、光磁気ディスクを挙げ
て説明したが、光磁気テープや光磁気カードにも本発明
を応用できる。
【0072】なお、グルーブはスパイラル状に形成する
必要はなく、例えば、同心円状に形成してもよい。ま
た、プリ・ピット(予め形成された凹凸のピット)が形
成されている場合、グルーブは形成しなくてもよい。
【0073】
【発明の効果】請求項1の発明に係る光磁気ディスク
は、以上のように、円盤状の基板上に所定温度以上で面
内磁化から垂直磁化に移行する磁性膜からなる読み出し
層と、垂直磁化膜からなる記録層が積層されており、記
録層には、上向き磁化を有する磁区と、下向き磁化を有
する磁区が交互に並んだ領域が少なくとも1周に渡って
形成されており、かつ、上向き磁化を有する磁区の長さ
と下向き磁化を有する磁区の長さはほぼ等しくなるよう
に設定されているので、再生時、光ビームを基板側から
読み出し層に照射すると、光ビームの中央部に照射され
た読み出し層は所定温度以上になり、面内磁化から垂直
磁化に移行する。このため、読み出し層及び記録層の2
層間の交換結合力により、記録層の磁化方向が読み出し
層に転写される。これにより、光ビームの光スポット径
よりも小さい記録ビットを再生できる。
【0074】しかも、上記の領域を再生することによ
り、再生信号の振幅が最大となるように光ビームの強度
を設定することが可能である。これにより、高い再生信
号品質を実現できるという効果を奏する。
【0075】請求項2の発明に係る光磁気ディスクの再
生方法は、以上のように、上向き磁化を有する磁区と下
向き磁化を有する磁区が交互に並び、かつ、上向き磁化
を有する磁区の長さと下向き磁化を有する磁区の長さが
ほぼ等しくなるように設定されている領域より得られた
再生信号の振幅が最大となるように光ビームの強度を設
定するので、再生時、光ビームを基板側から読み出し層
に照射すると、光ビームの中央部に照射された読み出し
層は所定温度以上になり、読み出し層及び記録層の2層
間の交換結合力により、記録層の磁化方向が読み出し層
に転写される。これが光ビームの反射光によって再生さ
れる。これにより、光ビームの光スポット径よりも小さ
い記録ビットを再生できる。
【0076】しかも、上記の領域を再生することによ
り、再生信号の振幅が最大となるように光ビームの強度
を設定するので、高い再生信号品質が得られるという効
果を奏する。
【0077】請求項3の発明に係る光磁気ディスクの再
生方法は、以上のように、セクター・フォーマットより
得られたデータ・クロックを生成するための信号の再生
信号の振幅が最大となるように光ビームの強度を設定す
るので、記録層に、上向き磁化を有する磁区と下向き磁
化を有する磁区が交互に並んだ領域を形成することな
く、再生信号の振幅が最大となるように光ビームの強度
を設定できる。これにより、記録層の情報記録領域を減
らすことなく、光ビームの光スポット径よりも小さい記
録ビットを高い再生信号品質で再生できるという効果を
奏する。
【0078】請求項4の発明に係る光磁気ディスクの再
生方法は、以上のように、セクター・フォーマットより
得られたデータ・クロックを生成するための信号の再生
信号の振幅と、セクター・マークの再生信号の振幅の比
率が所定値となるように光ビームの強度を設定するの
で、上記比率が所定値となった時点で、光ビームの強度
を変える動作を終了できる。これにより、光ビームの光
スポット径よりも小さい記録ビットを高い再生信号品質
で再生できるように、短時間で光ビームを最適強度に設
定できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気ディスクの概略の構成図であ
る。
【図2】図1の読み出し層に用いられるGdX ( FeC
o)1-Xの磁気状態と、温度およびGdの組成との関係を
示すグラフである。
【図3】図1の光磁気ディスクの再生原理の説明図であ
る。
【図4】図1の光磁気ディスクを再生時、光ビームの強
度が強すぎた場合、隣接する記録ビットも再生されるこ
とを示す説明図である。
【図5】従来の光磁気ディスクの再生を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 透明誘電体膜 3 読み出し層 4 記録層 5 透明誘電体膜 6 オーバーコート膜 7 光ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 太田 賢司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−39250(JP,A) 特開 平3−260933(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 11/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状の基板上に所定温度以上で面内磁化
    から垂直磁化に移行する磁性膜からなる読み出し層と、
    垂直磁化膜からなる記録層が積層されており、記録層に
    は、上向き磁化を有する磁区と、下向き磁化を有する磁
    区が交互に並んだ領域が少なくとも1周に渡って形成さ
    れており、かつ、上向き磁化を有する磁区の長さと下向
    き磁化を有する磁区の長さはほぼ等しくなるように設定
    されていることを特徴とする光磁気ディスク。
  2. 【請求項2】円盤状の基板上に所定温度以上で面内磁化
    から垂直磁化に移行する磁性膜からなる読み出し層と、
    垂直磁化膜からなる記録層が積層されており、記録層に
    は、上向き磁化を有する磁区と下向き磁化を有する磁区
    が交互に並んだ領域が少なくとも一周に渡って形成され
    ており、かつ、上向き磁化を有する磁区の長さと下向き
    磁化を有する磁区の長さはほぼ等しくなるように設定さ
    れている光磁気ディスクに光ビームを照射し再生信号を
    得る光磁気ディスクの再生方法であって、 前記領域より得られた再生信号の振幅が最大となるよう
    に光ビームの強度を設定することを特徴とする光磁気デ
    ィスクの再生方法。
  3. 【請求項3】円盤状の基板上に磁性膜からなる読み出し
    層と、垂直磁化膜からなる記録層が積層されており、所
    定温度以上になると記録層の磁化方向が読み出し層に転
    写されるように構成されており、記録層には、上向き磁
    化を有する磁区および下向き磁化を有する磁区の配列に
    より、情報復調に必要なデータ・クロックを生成するた
    めの信号を含むセクター・フォーマットが形成されてい
    る光磁気ディスクに光ビームを照射し再生信号を得る光
    磁気ディスクの再生方法であって、 前記セクター・フォーマットより得られたデータ・クロ
    ックを生成するための信号の再生信号の振幅が最大とな
    るように光ビームの強度を設定することを特徴とする光
    磁気ディスクの再生方法。
  4. 【請求項4】円盤状の基板上に磁性膜からなる読み出し
    層と、垂直磁化膜からなる記録層が積層されており、所
    定温度以上になると記録層の磁化方向が読み出し層に転
    写されるように構成されており、記録層には、上向き磁
    化を有する磁区および下向き磁化を有する磁区の配列に
    より、セクターの開始を示すセクター・マークおよび情
    報復調に必要なデータ・クロックを生成するための信号
    を含んでいるセクター・フォーマットが形成されている
    光磁気ディスクに光ビームを照射し再生信号を得る光磁
    気ディスクの再生方法であって、 前記セクター・フォーマットより得られたデータ・クロ
    ックを生成するための信号の再生信号の振幅と、セクタ
    ー・マークの再生信号の振幅の比率が所定値となるよう
    に光ビームの強度を設定することを特徴とする光磁気デ
    ィスクの再生方法。
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