JPH1139687A - 光記録方法 - Google Patents

光記録方法

Info

Publication number
JPH1139687A
JPH1139687A JP9192328A JP19232897A JPH1139687A JP H1139687 A JPH1139687 A JP H1139687A JP 9192328 A JP9192328 A JP 9192328A JP 19232897 A JP19232897 A JP 19232897A JP H1139687 A JPH1139687 A JP H1139687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
power
error rate
test
optical recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9192328A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kurita
信一 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP9192328A priority Critical patent/JPH1139687A/ja
Publication of JPH1139687A publication Critical patent/JPH1139687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスト記録において、正常に記録がなされな
かった箇所が、記録パワー条件に起因するものか、媒体
の欠陥に起因するものかを判別し、最適な記録パワー条
件を得る。 【解決手段】 製造者領域7の記録情報を読み出して製
造者領域7での記録パワーを求める。この記録パワーを
あるレベルのパワーに変更してテスト領域8にセクタに
テストパターンを記録、再生し、エラーレートを測定す
る。次に、録パワーを種々に変化させてテスト記録を行
った後再生し、そのエラーレートの測定結果からエラー
レートが良好なパワーが得られたときは良好なテスト領
域と判断する。一方、エラーレートが良好なパワーが得
られなかったときは別のセクタについて記録パワーを種
々に変化させてテスト記録を行い、このテスト記録が正
常に行われなかったときは初めのセクタについて良好な
パワーが得られなかった理由が媒体自体の欠陥に起因す
るものと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクの
記録方法に関し、特にテスト記録において記録が正常に
なされなかったとき、その原因が記録パワーの条件に起
因するものか、媒体自体の欠陥に起因するものかを判別
する光記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高密度、大容量、高いアクセス速
度、ならびに高い記録および再生速度を含めた種々の要
求を満足する光学的記録再生方法、それに使用される記
録装置、再生装置および記録媒体を開発しようとする努
力がなされている。
【0003】広範囲な光学的記録再生方法の中で、光磁
気記録再生方式は、情報を記録した後、消去することが
でき、再び新たな情報を記録することが繰り返し何度も
可能であるという優れた特長を有することから、最も実
用性に満ちた再生方式といえる。
【0004】この光磁気記録再生方法で使用される光磁
気記録ディスク(媒体)は、記録を残す層として1層ま
たは多層からなる磁性膜を有する。磁性膜は、記録密度
が高く、また信号強度も高い垂直磁化膜( perpendicul
ar magnetic layer or layers)が開発され、使用され
ている。このような磁化膜は、例えばアモルファスのG
dFeやGdCo、GdFeCo、TbFe、TbC
o、TbFeCoなどからなる。垂直磁化膜は、一般に
同心円状または螺旋状のトラックを有しており、このト
ラックの上に情報が記録される。
【0005】〔マーク形成の原理〕マーク(情報)の形
成においては、レーザーの特徴である空間的および時間
的に優れた凝集性(coherence )が有利に使用され、レ
ーザー光の波長によって決定される回折限界と殆ど同じ
位に小さいスポットにビームが絞り込まれる。絞り込ま
れた光はトラック表面に照射され、記録膜を熱して記録
膜に直径が14μm以下のマークを形成することにより
情報が記録される。光学的記録においては、理論的に約
108 マーク/cm2 までの記録密度を達成することが
できる。何故ならば、レーザービームはその波長と殆ど
同じ位に小さい直径を有するスポットにまで凝集( con
centrate )することができるからである。
【0006】光磁気記録においては、レーザービームを
垂直磁化膜の上に絞り込み、それを加熱する。その間、
初期化された向きとは反対の向きの記録磁界Hbを加熱
された部分に外部から印加する。そうすると局部的に加
熱された部分の保磁力Hc(coersivity )は減少し、
記録磁界Hbより小さくなる。その結果、その部分の磁
化は、記録磁界Hbの向きに並ぶ。こうして逆に磁化さ
れたマークが形成される。
【0007】〔光磁気再生の原理〕光は、光路に垂直な
平面上で全ての方向に通常は発散している電磁場ベクト
ルを有する電磁波である。光が直線偏光に変換され、そ
して垂直磁化膜に照射されたとき、光はその表面で反射
されるかまたは垂直磁化膜を透過する。このとき、偏光
面は磁化の向きにしたがって回転する。この回転する現
象は、磁気カー( kerr )効果または磁気ファラデー
( Faraday )効果と呼ばれる。
【0008】例えば、もし反射光の偏光面が初期化方向
の磁化に対してθK度回転するとすると、記録方向の磁
化に対しては−θK度回転する。したがって、光アナラ
イザー(偏光子)の軸をθK度傾けた面に垂直にセット
しておくと、初期化方向に磁化されたマークから反射さ
れた光はアナライザーを透過することができない。それ
に対して記録方向に磁化されたマークから反射された光
は、(sin2θK)2 を乗じた分がアナライザーを透
過し、ディテクター(光電変換手段)に捕獲される。そ
の結果、記録方向に磁化されたマークは初期化方向に磁
化されたマークよりも明るく見え、ディテクターにおい
て、強い電気信号を発生させる。したがって、このディ
テクターからの電気信号は、記録された情報にしたがっ
て変調されるので、情報が再生されるのである。
【0009】〔光強度変調オーバーライト〕しかしなが
ら、従来の光磁気記録では、その記録にレーザー光によ
る熱を用いるため、記録した部分を再記録する場合は一
度消去する必要があった。磁気記録では、消去ぜずに新
しい信号を記録する、いわゆるオーバーライトが可能で
あるのに対し、光磁気記録では再記録に時間がかかる欠
点があった。
【0010】もっとも、もし記録磁界Hbの向きを必要
に応じて自由に変調することができれば、オーバーライ
トは可能となる。しかしながら、記録磁界Hbの向きを
高速度に変調することは不可能である。例えば、記録磁
界Hbが永久磁石である場合、磁石の向きを機械的に反
転させる必要があるが、磁石を高速で反転させることは
無理である。記録磁界Hbが電磁石である場合にも、大
容量の電流の向きをそのように高速で変調することは難
しい。
【0011】しかしながら、技術の進歩は著しく、記録
磁界Hbの強度を変調せずに照射する光ビームの強度を
記録すべき2値化情報にしたがい変調するだけで、オー
バーライトが可能な光磁気記録方法と、それに使用され
るオーバーライト可能な光磁気記録媒体と、同じくそれ
に使用されるオーバーライト可能な記録装置が発明さ
れ、特許出願された(特開昭62-175948号=DE3,619,618
A1=USP5,239,524 )(以下、先行発明という)。
【0012】上記の先行発明では、基本的に垂直磁化可
能な磁性薄膜からなるメモリー層(以下、M層という)
と垂直磁化可能な磁性薄膜からなる記録層(以下、W層
という)とを含み、両層は交換結合しており、かつ、室
温でM層の磁化の向きは変えずにW層の磁化のみを所定
の向きに向けておくことができるオーバーライト可能な
多層光磁気記録媒体を使用する。そして、2値化情報に
したがいパルス変調されたレーザービーム(高レベルP
H と低レベルPL )で情報をM層における磁化の向きで
表現し記録を行う。
【0013】M層とW層は、一般に希土類金属と遷移金
属の合金で構成される。交換結合力は、遷移金属の副格
子磁化どうし、希土類金属の副格子磁化どうしを揃える
方向に働く。この媒体は、初期化手段によってW層の磁
化の向きを一方向に揃えることができる。しかも、その
時、M層は磁化の向きは反転せず、さらに一旦、一方向
に揃えられたW層の磁化の向きは、M層からの交換結合
力を受けても反転せず、逆にM層の磁化の向きは、W層
からの交換結合力を受けても反転しない。そして、W層
は、M層に比べて低い保磁力Hcと高いキユリー点Tc
をもつ。
【0014】上記先行発明の記録方法によれば、記録媒
体は、記録前までに初期化手段によりW層の磁化の向き
だけが一方向に揃えられる。初期化手段は、外部からの
磁界を用いる場合もあるし、媒体自体に初期化手段を持
たせる場合もある。その上で、2値化情報にしたがいパ
ルス変調されたレーザービームが媒体に照射される。レ
ーザービームの強度は、高レベルPH と低レベルPL が
ある。この低レベルPL は、再生時に媒体に照射する再
生レベルPR よりも高い。また、この時レーザービーム
が照射される媒体部分には、記録磁界Hbが印加され
る。初期化された媒体は、低レベルPL のレーザービー
ムの照射を受けると、媒体の温度が上昇してM層の保磁
力が非常に小さくなるか極端には零になる。零になるの
は、媒体の温度がM層のキユリー点以上であるときであ
る。このとき、W層の保磁力は十分に大きく、記録磁界
Hbで反転されることはない。そして、W層からM層に
交換結合力が働くため、M層の副格子磁化は、初期化さ
れたW層の副格子磁化にならう。この状態からレーザー
ビームの照射がなくなると、媒体の温度は下降するが、
M層の副格子磁化の方向は変わらない。
【0015】一方、高レベルPH のレーザービームの照
射を受けると、媒体の温度は低レベルPL のレーザービ
ーム照射時よりも上昇し、M層のキュリー点を超えM層
の保磁力は零となり、W層の保磁力は非常に小さくなる
か極端には零になる。保磁力の小さくなったW層の磁化
は記録磁界Hbにより反転する。レーザービームの照射
がなくなると、媒体の温度は下降し、M層のキュリー点
以下になると、M層の磁化は反転したW層の副格子磁化
にならって現れる。さらに媒体温度が下がっても、M層
の副格子磁化の方向は変わらない。この時のM層の副格
子磁化の方向は、低レベルPL のレーザービームを照射
した場合と反対方向を向く。
【0016】以上のように、低レベルPL と高レベルP
H のレーザービーム照射により、元のM層の磁化の向き
には依存せずに、M層の磁化方向が決定されるため、M
層を再記録前に消去する必要がなくなり、オーバーライ
トが可能となる。なお、この光変調オーバーライト方式
に用いられる媒体は、M層とW層を含む多層構造を有す
る。M層は室温で保磁力が大きく磁化反転温度が低い磁
性層である。W層はM層に比べて相対的に磁化反転温度
が高い磁性層である。M層とW層はそれ自体多層膜から
構成されていてもよい。場合によりM層とW層の間に中
間層が存在していてもよい。また、W層を初期化するた
めの初期化層がW層に隣接して設けられていてもよい。
【0017】〔パルストレイン記録〕光記録では、情報
の記録再生方法としてマークが用いられている。そし
て、マークの位置を情報とするピットポジション記録と
マークのエッジ位置を情報とするピットエッジ記録の2
種類の記録方法がある。特にピットエッジ記録では、マ
ークの前端と後端の両方を用いるため、記録密度がピッ
トポジション記録よりも大きくなる。ピットエッジ記録
を行う場合、マークの大きさを厳密にコントロールする
必要がある。しかし、光記録は熱記録のため、単純な2
値のパルスでは熱の蓄積によってマーク後端部が前端部
よりも大きくなり、いわゆる涙滴型のマークとなる。
【0018】そこで、記録レーザーパルスを図5のよう
に変調してマーク形状を補正する記録補正方法としてパ
ルストレイン記録が提案された。このパルストレイン記
録では、レーザーパワーは、Pa,Pw1 ,Pw2 の3
値に設定されており、熱特性から決まる3値の比を元に
記録を行っている。
【0019】また、前述の光強度変調オーバーライトに
パルストレインを応用する場合には、Paが低レベルP
L のレーザーパワーに相当し、Pw1 ,Pw2 が高レベ
ルPH のレーザーパワーに相当する。
【0020】〔テスト記録〕光磁気ディスクに実際に記
録を行う場合には、マーク形状を最適化するために、そ
のディスクの記録感度や、環境温度などに応じてレーザ
ーパワーの微調整が必要となる。しかしながら、第1世
代の光磁気ディスク記録装置では、レーザーパワーの調
整は行わずに記録を行っているものもある。また、第2
世代と呼ばれる光磁気ディスク記録装置は、情報を記録
する前にテスト記録を行って感度調整を行っている。第
2世代の光磁気ディスクには、テスト記録を行うための
テスト領域が予め用意されている。
【0021】上記したパルストレインでのテスト記録で
は、通常レーザーパワーPa,Pw1 ,Pw2 の3値の
比を一定にして、パワーを種々に変化させて行う。最適
パワーの決定方法は、例えぱ、エラー訂正数(error co
rrection cord )やエラーレートを測定する方法、密な
パターンと粗なパターンを記録し、その信号振幅の中心
が一致するように記録パワーを決定する方法などが一般
的である。
【0022】テスト領域は、通常のデータ領域と同様に
セクタと呼ばれる区間に分割されている。テスト記録
は、普通1セクタもしくは複数セクタ毎にパワーを変化
させて行われる。
【0023】エラーレートを測定するテスト記録方法の
一例を詳しく説明する。先ずレーザーパワーPa,Pw
1 ,Pw2 の3値の比を設定し、あるセクタに低パワー
で記録する。非常に低いパワーで記録した場合、パワー
不足のため正常にマークが形成されず、エラーレートは
当然悪く計測される。次に別のセクタに3値の比を一定
にしたまま僅かにパワーを上げて記録し、エラーレート
を測定する。この動作を繰り返すうち、徐々にエラーレ
ートが良くなっていく。さらにパワーを上げていくと、
今度は記録過多の状態となり、再度エラーレートが悪く
なる。すなわち、記録過少、記録過多の間にエラーレー
トが良い(例えば、エラーレートが1×10-4以下とな
る)範囲が存在する。この範囲を記録パワーマージンと
呼ぶ。通常、この記録パワーマージンの中心付近のパワ
ーを最適記録パワーとしている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところが、もし光磁気
ディスクのテスト領域に傷や欠陥などが存在した場合、
エラーレートは当然悪化する。従来のテスト記録方法で
はエラーレートの悪化が、記録過少、記録過多などの記
録パワー条件に起因するものか、ディスク自体の傷や欠
陥に起因するものかを判別していなかった。その結果、
記録パワーマージンを誤って計測してしまい、最適な記
録パワーを決定できないという問題があった。
【0025】例えば、前述のテスト記録方法において、
低パワー側のマージン下限を見つけた後、パワーを徐々
に上げる過程で欠陥セクタを計測してしまうと、そこを
高パワー側のマージン上限と判断してしまい、記録パワ
ーマージンを実際よりも狭く見積もってしまう。この場
合、マージン中心として決定される記録パワーは、真の
マージン中心の値より低くなってしまう。記録パワーは
真のマージン中心に設定しないと、温度変動などで影響
を受け、正常に記録ができなくなるおそれがある。特
に、このようなテスト記録方法を光強度変調オーバーラ
イトに用いる場合には、パワーが低く設定されると消去
不良を起こし、オーバーライトが行えないという問題を
生ずる。これは、パルストレイン記録にのみ起こる問題
ではなく、低レベルと高レベルの2値以上のパワーを変
化させてテスト記録を行う場合、常に問題となる。ま
た、エラーレートを測定する方法に限らず、どのような
テスト記録方法においても問題となる。
【0026】そこで、本発明者は、この問題を解決する
ために鋭意研究した結果、テスト記録において正常に記
録がなされなかった箇所が、記録パワー条件に起因する
ものか、媒体の欠陥に起因するものかを判別すれば最適
な記録パワー条件が得られることを見いだし、さらにそ
の判別方法を開発し、本発明をなすに至った。
【0027】本発明は上記した従来の問題点の把握およ
び研究結果に基づいてなされたもので、その目的とする
ところは、テスト記録において正常に記録がなされなか
ったとき、その原因が記録パワー条件に起因するもの
か、媒体自体の欠陥に起因するものかを判別することに
より最適な記録パワーを得るようにした光記録方法を提
供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも記録する光強度を高レベルと低
レベルの2値に変調することによって光記録媒体に情報
を記録する光記録方法において、テスト領域について記
録パワーを種々に変化させてテスト記録を行い、その測
定結果から正常に記録がなされなかったとき、その原因
が記録パワーの条件に起因するものか、媒体の欠陥に起
因するものかを判別することを特徴とする。
【0029】また、本発明は、少なくとも記録する光強
度を高レベルと低レベルの2値に変調することによって
光記録媒体に情報を記録する光記録方法において、予め
定められた領域に記録されている記録情報を読み出して
前記領域での記録パワーを求め、次に記録パワーをある
レベルに設定してテスト領域のセクタにテストパターン
を記録し、このテストパターンを再生してエラーレート
を測定し、次に再度前記セクタについて記録パワーを種
々に変化させてテスト記録を行った後再生し、そのエラ
ーレートの測定結果からエラーレートが良好なパワーが
得られたときは良好なテスト領域と判断し、エラーレー
トが良好なパワーが得られなかったときは前記テスト領
域の他のセクタについて記録パワーを種々に変化させて
テスト記録を行い、このテスト記録が正常に行われなか
ったときは初めのセクタについて良好なパワーが得られ
なかった理由が媒体の欠陥に起因するものと判断するこ
とを特徴とする。
【0030】また、本発明は、少なくとも記録する光強
度を高レベルと低レベルの2値に変調することによって
光記録媒体に情報を記録する光記録方法において、複数
の異なるセクタについて、記録パワーを各々変化させて
テストパターンを記録し、このテストパターンを再生し
てエラーレートを測定し、そのエラーレートの測定結果
からエラーレートが良好なパワーを得、次にさらに異な
る複数のセクタについて、記録パワーを各々変化させて
テストパターンを記録し、このテストパターンを再生し
てエラーレートを測定し、そのエラーレートの測定結果
からエラーレートが良好なパワーを得、上記2つの測定
結果によるエラーレートが良好なパワーが一致したとき
は、いずれも良好なテスト領域であると判断し、エラー
レートが良好なパワーが一致しないときは、光記録媒体
の欠陥に起因する不良領域が存在するものと判断するこ
とを特徴とする。
【0031】また、本発明は、少なくとも記録する光強
度を高レベルと低レベルの2値に変調することによって
光記録媒体に情報を記録する光記録方法において、複数
の異なるセクタについて、記録パワーを各々変化させて
テストパターンを記録し、このテストパターンを再生し
てエラーレートを測定し、そのエラーレートの測定結果
からエラーレートが良好なパワーを得、エラーレートが
良好なパワーにて、前記測定時にエラーレートが悪かっ
たセクタに記録を行い、これを再生した場合に、エラー
レートが良好であればそのセクタに欠陥は存在しないと
判断し、エラーレートが良好でなかった場合は、その原
因が光記録媒体の欠陥に起因する不良領域が存在するも
のと判断することを特徴とする。
【0032】また、本発明は、少なくとも記録する光強
度を高レベルと低レベルの2値に変調することによって
光記録媒体に情報を記録する光記録方法において、複数
の異なるセクタについて、記録パワーを各々変化させて
テストパターンを記録し、このテストパターンを再生し
てエラーレートを測定するとともに前記セクタからの反
射信号を測定し、エラーレートが良好でなかったセクタ
の反射信号に大きな変動があった場合は、エラーレート
が良好でなかった原因が光記録媒体の欠陥に起因するも
のと判断することを特徴とする。
【0033】また、本発明は、正常に記録されたかった
原因が媒体の欠陥に起因するものであると判断されたと
き、媒体に欠陥情報を記録することをことを特徴とす
る。
【0034】また、本発明は、正常に記録されなかった
原因が媒体の欠陥に起因するものであると判断されたと
き、不良テスト領域のテスト記録結果を補填しエラーレ
ートが良いものとしてパワーマージンを再計算すること
を特徴とする。さらに、本発明は、記録媒体にオーバー
ライト可能な光磁気記録媒体を用いることを特徴とす
る。
【0035】本発明においては、正常に記録がなされな
かった箇所が記録パワー条件に起因するものか媒体自体
の欠陥に起因するものかを判別しているので、最適な記
録パワーを得ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明方法に用
いられる光強度変調オーバーライト可能な光磁気ディス
クの一例を示す要部の断面図、図2は同ディスクの製造
者領域、テスト領域およびユーザーデータ領域を示す図
である。これらの図において、光磁気ディスク10は基
板1上に順次積層された誘電体層2、メモリ層3、中間
層4、記録層5および保護層としての誘電体層6を備え
ている。そして、この光磁気ディスク10は、製造者領
域7、テスト領域8およびユーザーデータ領域9を備え
ている。製造者領域7は、通常ディスクの最外周と最内
周にそれぞれ設けられ、製造日、製造ロット、検査日、
検査結果などの情報を記録しておくための、製造者が使
用する領域である。ユーザーデータ領域9は、ディスク
の径方向に複数のバンド(ゾーンともいう)に分割され
ており、ユーザーがデータを記録する領域である。テス
ト領域8は、テスト記録時に用いられるものであり、各
バンドのユーザーデータ領域9の内周側または外周側に
隣接して設けられている。
【0037】基板1としては、例えば厚さ1.2mm、
直径130mmのディスク状のトラッキング用溝付きガ
ラス基板(トラックピッチ1.2μm)が用いられる。
誘電体層2はSiNによって形成され、70nmの膜厚
を有している。メモリ層3はTbFeCoからなり、3
0nmの膜厚を有している。中間層4はGdFeCoか
らなり、10nmの膜厚を有している。記録層5はTb
DyFeCoからなり、40nmの膜厚を有している。
誘電体層6はSiNによって形成され、70nmの膜厚
を有している。メモリ層3はTM( Transition Metal
:遷移金属)リッチ組成、記録層5は室温とキューリ
ー温度の間に補償温度を持つRE( Rareearth :希土
類)リッチ組成である。
【0038】図3は本発明による記録方式を採用した光
磁気記録再生装置のブロック図である。なお、本実施の
形態においては、エラーレートによりテスト記録を行う
方法の一例を示している。光磁気ディスク10は、駆動
モータ等からなるディスク駆動手段12によって回転さ
れる。レーザードライバ13によって駆動される記録再
生用のレーザーダイオード(レーザー光源)14から出
射されたレーザー光は、偏光子15を透過して直線偏光
に変換されビームスプリッタ16を透過または反射して
レーザー光集光手段17によって光磁気ディスク10上
に集光照射される。また、再生光は、光磁気ディスク1
0から反射された後、レーザー集光手段17で集光さ
れ、ビームスプリッタ16を反射または透過して、検光
子18を透過後、データ検出手段19によって検出され
電気信号に変換される。
【0039】20は制御回路、21はメモリ、22はエ
ラーレート判定手段、23は判別手段、24はテスト記
録用パワーの設定手段、25は記録パワー決定手段、2
6は欠陥情報を光磁気ディスク10に記録する手段とし
ての記録データ用バッファメモリである。制御回路20
は、光磁気ディスク10上の欠陥情報の記録領域からの
再生信号(データ検出手段19から出力される)が入力
されると、その欠陥情報(不良セクタのセクタアドレ
ス)をメモリ21に記憶する。また、テスト記録時に前
記判別手段23が欠陥が存在すると判別したとき、その
欠陥情報はメモリ21および記録データ用バッファメモ
リ26に送られ、光磁気ディスク10に記録される。メ
モリ21に格納された欠陥情報によりそのディスクの不
良セクタには記録がなされないように制御される。
【0040】次に、テスト記録で欠陥セクタを判別する
方法1〜5について説明する。 〔第1の判別方法〕第1の判別方法は以下の手順によっ
て行う。 ローディングされた光磁気ディスク10をディスク駆
動手段12によって回転させ、そのディスク情報を読み
出す。 テスト記録用パワー設定手段24により、基準パワー
値と同一比のまま記録パワーを低レベルに設定し、テス
ト領域8にテストパターンを記録する。 記録したパターンを再生し、エラーレート測定手段2
2によりエラーレートを測定する。 徐々にパワーを上げながら同じセクタでとを繰り
返す。 エラーレートの測定結果から、判別手段23によりエ
ラーレートが良いパワーが得られた場合は、テスト領域
8のセクタは良好であると判断する。もしエラーレート
が良いパワーが得られなかった場合はディスク自体の欠
陥による不良セクタであると判断する。 不良セクタであった場合は、〜までの動作を再度
別のセクタにおいて行う。
【0041】以上のような手順で良好なセクタでテスト
記録が行われたと判断された場合は、記録パワー決定手
段25により最適記録パワーを決定して、記録データ用
バッファメモリ26によりユーザーデータ領域9に記録
すべき情報の記録を行う。
【0042】ここで、欠陥情報の読込みと書込みについ
て説明する。 (1)欠陥情報の読込み テスト記録時は、まず予め決められた欠陥情報記録領域
にアクセスし、そのディスクの欠陥情報を読出し、メモ
リ21に記憶する。欠陥情報記録領域は、ディスクのD
MA領域、製造者領域7またはテスト領域8の一部のい
ずれを使用してもよい。メモリ21に記憶された欠陥情
報にしたがって、制御回路20は不良セクタに記録を行
わないように制御する。 (2)欠陥情報の書込み 制御回路20は、データ検出手段19からの再生信号よ
りセクタアドレスを検出している(現在ビームが照射さ
れているセクタのセクタアドレスを検出)。判別手段2
3は、テスト記録しているセクタが不良セクタと判断し
た場合は、制御回路20に対して制御信号を出力する。
制御回路20は、その制御信号を受け取ると、直前に検
出されたセクタアドレス(不良セクタアドレス)をメモ
リ21に記憶する。次回からのテスト記録では、上記の
「欠陥情報の読込み」と同様に、メモリ21に記憶され
たセクタではテスト記録を行わないよう制御する。制御
回路20は、記録データ用バッファメモリ26に対して
メモリ21に記憶された不良セクタのセクタアドレス情
報を送る。また、テスト記録すべきセクタアドレスが検
出されたら、記録データ用バッファメモリ26から予め
記憶されたテストパターンを出力させ、欠陥情報として
光磁気ディスク10に記録する。
【0043】〔第2の判別方法〕次に、テスト記録で欠
陥セクタを判別する第2の方法を説明する。第2の判別
方法は、上記した第1の判別方法と同様に図3に示した
光磁気記録再生装置が用いられる。また、第2の判別方
法の手順〜までは、第1の判別方法の〜までと
全く同じであるため、その説明を省略し、手順以下に
ついて説明する。 徐々にパワーを上げながら異なるセクタでとを繰
り返す。 判別手段23により、との結果を比較し、エラー
レートが良いパワーが一致すれぱ、不良セクタはないと
判断する。
【0044】以上のような手順で、良好なセクタでテス
ト記録が行われたと判断された場合は、記録パワー決定
手段25により、最適記録パワーを決定して、記録デー
タ用バッファメモリ26がユーザーデータ領域9に記録
すべき情報の記録を行う。
【0045】もしエラーレートが良いパワーが一致しな
い場合は、ディスク自体の欠陥による不良セクタが存在
すると判断し、より広くパワーマージンが得られる結果
を用いて最適記録パワーを決定する。
【0046】〔第3の判別方法〕次に、テスト記録で欠
陥セクタを判別する第3の方法を説明する。第3の判別
方法は、上記した第1の判別方法と同様に図3に示した
光磁気記録再生装置が用いられる。また、第3の判別方
法の手順〜までは、第2の判別方法の〜までと
全く同じであるため、その説明を省略し、手順以下に
ついて説明する。 エラーレートが良いパワー範囲の中心付近に記録パワ
ー決定手段25により記録パワーを決定し、この記録パ
ワーでエラーレートが悪かったセクタに記録を行う。 記録したセクタを再生し、良好なエラーレートが得ら
れた場合、不良セクタはないと判断する。
【0047】以上のような手順で、良好なセクタでテス
ト記録が行われたと判断された場合は、その記録パワー
を最適記録パワーとして、記録データ用バッファメモリ
26によりユーザーデータ領域9に記録すべき情報の記
録を行う。
【0048】もし再記録後もエラーレートが悪かった場
合は、そのセクタをディスク自体の欠陥による不良セク
タと判断し、そのセクタを使用しないで再度テスト記録
を行う。もしくは、そのセクタのエラーレートデータを
補填し、エラーレートが良いものとしてパワーマージン
を再計算する。
【0049】〔第4の判別方法〕次に、テスト記録で欠
陥セクタを判別する第4の方法を説明する。第4の判別
方法は、上記した第1の判別方法と同様に図3に示した
光磁気記録再生装置が用いられる。また、第4の判別方
法の手順〜までは、第2の判別方法の〜までと
全く同じであるため、その説明を省略し、手順以下に
ついて説明する。 エラーレートの良い範囲、すなわち記録パワーマージ
ンの上限と下限のパワーについて、その1段階低いパワ
ーおよび1段階高いパワーで、良好なエラーレートが得
られたセクタに記録する。 判別手段23により、記録パワーマージン下限の1段
階低いパワーおよび上限の1段階高いパワーで記録した
セクタはエラーレートが悪くなり、下限の1段階高いパ
ワーおよび上限の1段階低いパワーで記録したセクタは
エラーレートが良くなれば、不良セクタはないと判断す
る。
【0050】以上のような手順で、良好なセクタでテス
ト記録が行われたと判断された場合は、記録パワー決定
手段25により、最適記録パワーを決定して、記録デー
タ用バッファメモリ26によりユーザーデータ領域9に
記録すべき情報の記録を行う。
【0051】もし記録パワーマージン下限の1段階低い
パワーもしくは上限の1段階高いパワーで記録したセク
タのエラーレートが良かった場合は、はじめにテスト記
録を行ったセクタにディスク自体の欠陥による不良セク
タが存在すると判断し、そのセクタを使用しないで再度
テスト記録を行う。もしくは、そのセクタのエラーレー
トデータを補填し、エラーレートが良いものとしてパワ
ーマージンを再計算する。
【0052】〔第5の判別方法〕次に、テスト記録で欠
陥セクタを判別する第5の方法を説明する。第5の判別
方法は、図4に示す光磁気記録再生装置が用いられる。
図3に示した記録再生装置と異なる点は、テスト記録時
にセクタからの反射信号を検出する反射信号検出手段3
0を備えていることである。第5の判別方法の手順〜
までは、第2の判別方法の〜までと全く同じであ
るため、その説明を省略する。
【0053】第5の判別方法では、エラーレート測定と
同時に反射信号検出手段30により反射信号の検出を行
い、反射信号に大きな変動があった場合には判別手段2
3によりそのセクタに欠陥があると判断する。
【0054】以上のような手順で、良好なセクタでテス
ト記録が行われたと判断された場合は、記録パワー決定
手段25により、最適記録パワーを決定して、記録デー
タ用バッファメモリ26によりユーザーデータ領域9に
記録すべき情報の記録を行う。
【0055】もしテスト領域8の反射信号に大きな変動
があった場合には、そのセクタに欠陥があると判断し、
別のセクタで再度テスト記録を行う。もしくは、そのセ
クタのエラーレートデータを補填し、エラーレートが良
いものとしてパワーマージンを再計算する。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係る光記
録方法によれば、テスト記録時に正常に記録がなされな
かった箇所が記録パワーに起因するものか、媒体自体の
欠陥に起因するものかを判別するようにしたので、光記
録媒体のテスト領域に傷や欠陥などが存在したとして
も、記録パワーマージンを実際よりも狭く見積もってし
まうことがなく、テスト記録によって最適な記録パワー
を決定できる。また、光強度変調オーバーライトに用い
る場合でも、パワーが低く設定されることがないため、
消去不良が発生せずに安定してオーバーライトが行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法に用いられる光強度変調オーバー
ライト可能な光磁気ディスクの一例を示す要部の断面図
である。
【図2】 同ディスクの製造者領域、テスト領域および
ユーザーデータ領域を示す図である。
【図3】 本発明による判別方法1〜4で用いられる光
磁気記録再生装置の構成の一例を示す断面図である。
【図4】 本発明による判別方法5で用いられる光磁気
記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 従来のパルストレイン記録の記録パルスを示
す図である。
【符号の説明】
1…基板、2…誘電体層、3…メモリ層、4…中間層、
5…記録層、6…誘電体層、7…製造者領域、8…テス
ト領域、9…ユーザーデータ領域、10…光磁気ディス
ク、12…ディスク駆動手段、13…レーザードライ
バ、14…レーザー光源、15…偏光子、16…ビーム
スプリッタ、17…レーザー光集光手段、18…検光
子、19…データ検出手段、20…制御回路、21…メ
モリ、22…エラーレート測定手段、23…判別手段、
24…テスト記録用パワー設定手段、25…記録パワー
決定手段、26…記録データ用バッファメモリ、30…
反射信号検出手段。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572C 572F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも記録する光強度を高レベルと
    低レベルの2値に変調することによって光記録媒体に情
    報を記録する光記録方法において、 テスト領域のセクタについて記録パワーを種々に変化さ
    せてテスト記録を行い、その測定結果から正常に記録が
    なされなかったとき、その原因が記録パワーの条件に起
    因するものか、媒体の欠陥に起因するものかを判別する
    ことを特徴とする光記録方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも記録する光強度を高レベルと
    低レベルの2値に変調することによって光記録媒体に情
    報を記録する光記録方法において、 記録パワーをあるレベルに設定してテスト領域のセクタ
    にテストパターンを記録し、 このテストパターンを再生してエラーレートを測定し、 次に再度前記セクタについて記録パワーを種々に変化さ
    せてテスト記録を行った後再生し、 そのエラーレートの測定結果からエラーレートが良好な
    パワーが得られたときは良好なテスト領域と判断し、 エラーレートが良好なパワーが得られなかったときは前
    記テスト領域の他のセクタについて記録パワーを種々に
    変化させてテスト記録を行い、他のセクタでエラーレー
    トが良好なパワーが得られたときは初めのセクタについ
    て良好なパワーが得られなかった理由が媒体の欠陥に起
    因するものと判断することを特徴とする光記録方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも記録する光強度を高レベルと
    低レベルの2値に変調することによって光記録媒体に情
    報を記録する光記録方法において、 複数の異なるセクタについて、記録パワーを各々変化さ
    せてテストパターンを記録し、このテストパターンを再
    生してエラーレートを測定し、 そのエラーレートの測定結果からエラーレートが良好な
    パワーを得、 次にさらに異なる複数のセクタについて、記録パワーを
    各々変化させてテストパターンを記録し、このテストパ
    ターンを再生してエラーレートを測定し、 そのエラーレートの測定結果からエラーレートが良好な
    パワーを得、 上記2つの測定結果によるエラーレートが良好なパワー
    が一致したときは、いずれも良好なテスト領域であると
    判断し、エラーレートが良好なパワーが一致しないとき
    は、光記録媒体の欠陥に起因する不良領域が存在するも
    のと判断することを特徴とする光記録方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも記録する光強度を高レベルと
    低レベルの2値に変調することによって光記録媒体に情
    報を記録する光記録方法において、 複数の異なるセクタについて、記録パワーを各々変化さ
    せてテストパターンを記録し、このテストパターンを再
    生してエラーレートを測定し、 そのエラーレートの測定結果からエラーレートが良好な
    パワーを得、 エラーレートが良好なパワーにて、前記測定時にエラー
    レートが悪かったセクタに記録を行い、 これを再生した場合に、エラーレートが良好であればそ
    のセクタに欠陥は存在しないと判断し、エラーレートが
    良好でなかった場合は、その原因が光記録媒体の欠陥に
    起因する不良領域が存在するものと判断することを特徴
    とする光記録方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも記録する光強度を高レベルと
    低レベルの2値に変調することによって光記録媒体に情
    報を記録する光記録方法において、 複数の異なるセクタについて、記録パワーを各々変化さ
    せてテストパターンを記録し、このテストパターンを再
    生してエラーレートを測定するとともに前記セクタから
    の反射信号を測定し、 エラーレートが良好でなかったセクタの反射信号に大き
    な変動があった場合は、エラーレートが良好でなかった
    原因が光記録媒体の欠陥に起因するものと判断すること
    を特徴とする光記録方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のうちのいずれか1つに記
    載の光記録方法において、 正常に記録されたかった原因が媒体の欠陥に起因するも
    のであると判断されたとき、媒体に欠陥情報を記録する
    ことをことを特徴とする光記録方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のうちのいずれか1つに記
    載の光記録方法において、 正常に記録されなかった原因が媒体の欠陥に起因するも
    のであると判断されたとき、不良テスト領域のテスト記
    録結果を補填しエラーレートが良いものとしてパワーマ
    ージンを再計算することを特徴とする光記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のうちのいずれか1つに記
    載の光記録方法において、 記録媒体にオーバーライト可能な光磁気記録媒体を用い
    ることを特徴とする光記録方法。
JP9192328A 1997-07-17 1997-07-17 光記録方法 Pending JPH1139687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9192328A JPH1139687A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 光記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9192328A JPH1139687A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 光記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1139687A true JPH1139687A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16289470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9192328A Pending JPH1139687A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 光記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1139687A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1026670A2 (en) * 1999-02-02 2000-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and recording/reproduction method and apparatus therefor
US6552982B1 (en) 1999-03-08 2003-04-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, information recording and reproduction method, and information recording and reproduction apparatus
KR100512211B1 (ko) * 2002-01-15 2005-09-05 가부시키가이샤 히타치 엘지 데이터 스토리지 광학적 정보 기록 재생 장치 및 기록 방법
WO2005088613A1 (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Pioneer Corporation 情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
JP2009015942A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置
KR100932646B1 (ko) 2007-09-07 2009-12-21 도시바삼성스토리지테크놀러지코리아 주식회사 최적 파워 제어 수행 영역 결정 방법 및 그에 따른 광기록/재생 장치
KR100998910B1 (ko) 2008-01-25 2010-12-08 엘지전자 주식회사 최적 레이저 파워 결정 방법 및 장치
KR101150986B1 (ko) 2005-07-04 2012-06-08 삼성전자주식회사 최적 기록 파워 결정을 위한 광디스크 구동장치 및 그제어방법

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6535468B2 (en) 1999-02-02 2003-03-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium having an area for recording a plurality of recording/reproduction conditions to be used in recording/reproduction apparatuses and recording/reproduction method and apparatus therefor
EP1026671A1 (en) * 1999-02-02 2000-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and recording/reproduction method and apparatus therefor
EP1026669A2 (en) * 1999-02-02 2000-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and recording/reproduction method and apparatus therefor
WO2000046798A1 (en) * 1999-02-02 2000-08-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and recording / reproduction method and apparatus therefor
EP1026670A3 (en) * 1999-02-02 2000-08-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and recording/reproduction method and apparatus therefor
EP1031967A1 (en) * 1999-02-02 2000-08-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and recording/reproduction method and apparatus therefor
EP1026669A3 (en) * 1999-02-02 2000-08-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and recording/reproduction method and apparatus therefor
EP1026670A2 (en) * 1999-02-02 2000-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and recording/reproduction method and apparatus therefor
US6414922B1 (en) 1999-02-02 2002-07-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium having an area for recording a plurality of recording/reproduction conditions to be used in recording/reproduction apparatuses and recording/reproduction method and apparatus therefore
US6469964B1 (en) 1999-02-02 2002-10-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and recording/reproduction method and apparatus therefor
US6411575B1 (en) 1999-02-02 2002-06-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium having an area for recording a plurality of recording/reproduction conditions to be used in recording/reproduction apparatuses and recording/reproduction method and apparatus therefor
US6940795B2 (en) 1999-03-08 2005-09-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, information recording and reproduction method, and information recording and reproduction apparatus
US6552982B1 (en) 1999-03-08 2003-04-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, information recording and reproduction method, and information recording and reproduction apparatus
KR100512211B1 (ko) * 2002-01-15 2005-09-05 가부시키가이샤 히타치 엘지 데이터 스토리지 광학적 정보 기록 재생 장치 및 기록 방법
US7035180B2 (en) 2002-01-15 2006-04-25 Hitachi-Lg Data Storage, Inc. Optical information recording reproducing apparatus and recording method
WO2005088613A1 (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Pioneer Corporation 情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
KR101150986B1 (ko) 2005-07-04 2012-06-08 삼성전자주식회사 최적 기록 파워 결정을 위한 광디스크 구동장치 및 그제어방법
JP2009015942A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置
KR100932646B1 (ko) 2007-09-07 2009-12-21 도시바삼성스토리지테크놀러지코리아 주식회사 최적 파워 제어 수행 영역 결정 방법 및 그에 따른 광기록/재생 장치
KR100998910B1 (ko) 2008-01-25 2010-12-08 엘지전자 주식회사 최적 레이저 파워 결정 방법 및 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0818783A2 (en) Magneto optical recording medium and method
JPH04258831A (ja) 光磁気ディスクの再生方法
JPH06203417A (ja) 光磁気記録媒体およびその記録方法と記録再生方法
JP2795567B2 (ja) 光磁気ディスク及び再生方法
US5793712A (en) Magneto-optical reproducing method using a reproducing layer of horizontal magnetized state at room temperature
JPH07254175A (ja) 光磁気記録媒体および該媒体を用いた情報記録再生方法
EP0905685A1 (en) Optical recording method and optical recorder
JPH1139687A (ja) 光記録方法
JPH09134557A (ja) 光記録方法
JPH06150418A (ja) 光磁気記録媒体および記録再生方法
KR100308857B1 (ko) 광자기기록매체및그기록방법과광자기기록장치
JPH1139803A (ja) 光記録媒体、光記録方法および光記録装置
US5263015A (en) Magneto-optical recording media and overwrite recording method using the same
JPH11149641A (ja) 光記録方法および光記録装置
JPH06195784A (ja) 光磁気記録媒体及び該媒体を用いた情報記録方法
JPH10293949A (ja) 光磁気記録媒体
JPH10283688A (ja) 光記録方法および光記録装置
JPH06150414A (ja) 光磁気記録媒体
JP3666057B2 (ja) 光磁気記録再生方法およびこれに用いる光磁気記録媒体
JPH1027392A (ja) 光磁気記録媒体
JPH06223421A (ja) 光磁気記憶素子
JP3789861B2 (ja) 光磁気記録媒体
JPH10293925A (ja) 光記録方法および光記録装置
JP3505860B2 (ja) 光磁気記録再生方法およびこれに用いる光磁気記録媒体
JPH11144249A (ja) 光記録方法および光記録再生装置