JP2795167B2 - 光ファイバの融着接続機 - Google Patents

光ファイバの融着接続機

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JP2795167B2
JP2795167B2 JP6059054A JP5905494A JP2795167B2 JP 2795167 B2 JP2795167 B2 JP 2795167B2 JP 6059054 A JP6059054 A JP 6059054A JP 5905494 A JP5905494 A JP 5905494A JP 2795167 B2 JP2795167 B2 JP 2795167B2
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哲章 渡邉
己喜雄 小林
至行 児玉
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/255Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding
    • G02B6/2551Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding using thermal methods, e.g. fusion welding by arc discharge, laser beam, plasma torch

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対向する一対の光フ
ァイバを融着接続する光ファイバの融着接続機の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】相対向する一対の光ファイバの軸芯を一
致させて永久接続する方法としては、熟練度を要求され
ず、しかも、長期信頼性が高い等の理由から融着法が採
用されているが、この融着法の実施に際しては、光ファ
イバの融着接続機が使用されている。
【0003】従来の光ファイバの融着接続機は、図示し
ないが、その上面部に、融着接続機構が設けられ、この
融着接続機構が、V溝チャックに裸状態の一対の光ファ
イバを押さえ板や真空吸着で固定して軸芯を合わせ、電
極間で放電を行い加熱溶融させて接続する機能を営む。
そして、融着接続機の上面部には、融着接続機構等を保
護するカバーが着脱自在に装着されるようになってい
る。
【0004】従って、作業者は、相対向する一対の光フ
ァイバを融着接続する場合には、融着接続機構に一対の
光ファイバをセットした後、融着接続機の複数の操作ボ
タンを適宜押圧操作すれば良い。すると、融着接続機
が、該一対の光ファイバの端面間隔を調整し、次いで、
一対の光ファイバの端面を検査して当該一対の光ファイ
バを調芯する。そして、融着接続機構で一対の光ファイ
バを融着接続し、その後、光ファイバの融着接続部を検
査し、融着接続された光ファイバの外観が良好なら、予
め光ファイバ上に挿入された主に熱収縮チューブで構成
される補強チューブを融着接続部上に加熱・収縮させて
保護し、融着接続作業が終了する。
【0005】然して、融着接続された光ファイバは、そ
の融着接続部付近が余長処理部としてループ状に複数回
巻装され、この融着接続部を含む余長処理部が図示しな
い収納トレイに収納・保護される。そして、この収納ト
レイに関する収納作業は、融着接続機に、別部品である
収納トレイ固定用ホルダを取り付け、この収納トレイ固
定用ホルダに、開放状態の収納トレイを保持させた後、
行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバの融
着接続機は、以上のように構成され、収納トレイを保持
する収納トレイ固定用ホルダが独立した専用の付属品と
して構成されているので、不使用時には収納トレイ固定
用ホルダと融着接続機とを別々に収納・管理せざるを得
なかった。従って、付属品の収納スペースが拡張し、し
かも、収納・管理作業が煩雑であるという問題点があっ
た。
【0007】本発明は上記に鑑みなされたもので、収納
スペースを縮小し、しかも、収納・管理作業を簡素化す
ることができる光ファイバの融着接続機を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を達成するため、融着接続機の上部に設けられ複数
の光ファイバを融着接続する融着接続機構と、該融着接
続機の不使用時には少なくとも融着接続機構を覆う着脱
自在のカバーとを備え、しかも、上記カバーに、融着接
続された光ファイバの融着接続部を収納する収納トレイ
を保持する出没可能な保持手段を設け、このカバーを、
該複数の光ファイバの融着接続時等に融着接続機の立面
部に支承させるようにしている。
【0009】本発明における上記保持手段は、該カバー
に穿設された固定爪用孔と、該カバーの裏面部に回動可
能に軸支され固定爪用孔から外部に突出する固定爪と、
該カバーに穿設された可動爪用溝孔と、該カバーの裏面
部に回動可能に係止され可動爪用溝孔から外部に突出し
て固定爪と対向する変位可能な可動爪とから構成され、
該固定爪と可動爪に収納トレイを挟持させるようにして
いる。
【0010】尚、本発明における融着接続機の立面部
は、該融着接続機の背面部であることが望ましい。
【0011】さらに、上記保持手段の固定爪と可動爪に
保持される収納トレイは、該複数の光ファイバの融着接
続作業と、光ファイバの融着接続部を収納する収納作業
とが同時に行える箇所に位置することが望ましい。
【0012】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、融着接続機
の不使用時には、少なくとも該融着接続機構を覆うカバ
ーの内部に、該収納トレイを保持する固定爪と可動爪と
が収納され、該カバーの表面が平坦化する。これに対
し、該融着接続機の使用時には、先ず、該カバーが融着
接続機から外されて融着接続機の背面に支承され、この
カバーの内部に収納されていた固定爪と可動爪が外部に
突出・露出するとともに、これら固定爪と可動爪とが該
融着接続機構の背後上方に位置する。そして、これら固
定爪と可動爪とが該収納トレイを挟持・保持する。
【0013】
【実施例】以下、図1乃至図6に示す一実施例に基づき
本発明を詳説する。
【0014】本発明に係る光ファイバの融着接続機は、
融着接続機1のカバー11に、収納トレイ13を保持す
る出没可能な保持手段15を設け、このカバー11を、
光ファイバ7の融着接続時に融着接続機1の背面のヒー
タ8に支承させるようにしている。
【0015】上記融着接続機1は、図2に示す如く、基
本的な形状・構造が直方体状の形状・構造に構成される
とともに、操作が容易で軽量となるよう簡易な小型に構
成され、その正面の大部分が前後方向に傾斜している。
この融着接続機1の下面の四隅には、図1に示す如く、
円錐台形の脚2が螺子を介してそれぞれ配設されてい
る。
【0016】これに対し、融着接続機1の上面には、図
2に示す如く、融着接続機構3が設けられ、この融着接
続機構3が、ファイバホルダーチャック30に裸状態の
一対の光ファイバ(図示せず)を内部に固定したファイ
バホルダーを固定して軸芯を合わせ、電極間で放電を行
い加熱溶融させて接続する機能を営む。放電作用を営む
電極(図示せず)は、融着接続機1の上面中央部に配設
され、着脱自在の電極保護カバー31に被覆されて外部
から有効に保護されるようになっている。
【0017】また、融着接続機1の傾斜した正面には、
同図に示す如く、一対の光ファイバの融着接続の状況を
明瞭に表示する単一のモニタ表示部4が設けられるとと
もに、複数の操作ボタン5がこのモニタ表示部4を囲む
態様で配設されている。また、正面の立面下部には、ほ
ぼ凹字形のハンドル6が上下方向に回動可能に取り付け
られている。
【0018】これに対し、融着接続機1の背面には、図
4及び図5に示す如く、光ファイバ7の融着接続部を保
護するチューブ(図示せず)を加熱するヒータ8が着脱
自在に装着され、このヒータ8の背面には、複数のノブ
9が突設されている。然して、このヒータ8は融着接続
機1の背面部を実質的に構成している。さらに、融着接
続機1の両側面の上部と正面の下部とには、図1に示す
如く、融着接続機1にカバー11を着脱自在に装着・固
定する複数の止め具10がそれぞれ配設されている。
【0019】また、上記したカバー11は、同図に示す
如く、側面ほぼく字形に屈曲構成され、その平坦面11
aには、複数のノブ9にそれぞれ嵌入する複数のノブ孔
12が穿設されている。然して、このカバー11は、融
着接続機1の不使用時には、融着接続機1の正面から融
着接続機構3を備えた上面に亘る部分に、複数の止め具
10を介して取り付けられ、融着接続機構3、モニタ表
示部4及び複数の操作ボタン5等を覆って保護する。そ
して、融着接続機1の使用時、換言すれば、一対の光フ
ァイバの融着接続時には、図4及び図5に示す如く、融
着接続機1のヒータ8の複数のノブ9に、複数のノブ孔
12を介してほぼく字形の起立態様で支承されることと
なる。従って、カバー11の斜面11bは、一対の光フ
ァイバの融着接続時には、融着接続機構3の背後上方に
位置することとなる。
【0020】また、上記収納トレイ13は、図6に示す
如く、上面が開口した偏平のほぼ箱構造に構成され、開
閉可能な蓋13aが框着されており、光ファイバ7の融
着接続部を含む余長処理部を収納・保護した状態で組立
式の光ケーブル用メカニカルクロージャ14等に内蔵・
保護されるようになっている。尚、この収納トレイ13
の蓋13aは、必ずしも必要ではなく、なくとも良い。
また、組立式の光ケーブル用メカニカルクロージャ14
を必ずしも使用する必要はなく、その代わりに接続箱等
を使用しても良いのは明らかである。光ファイバ7は、
融着接続部を除いた外周面がプラスチック等で被包さ
れ、同図に示すように複数本が纏まった状態で光ケーブ
ル16を構成するようになっている。さらに、光ケーブ
ル用メカニカルクロージャ14は、図6に示す如く、防
水気密機能を営み、地下等に設置されるようになってい
る。
【0021】さらに、上記した保持手段15は、図1や
図4に示す如く、複数の固定爪用孔150からそれぞれ
外部に突出する固定爪151と、複数の可動爪用溝孔1
52からそれぞれ外部に突出する可動爪153とから出
没可能に構成され、収納トレイ固定用ホルダに相当する
固定爪151と可動爪153とで収納トレイ13を挟持
する機能を有している。
【0022】固定爪用孔150は、図3に示す如く、カ
バー11の斜面11bの両側に複数(本実施例では2
つ)穿設されている。また、固定爪151(本実施例で
は2個)は、その先端部の一部が傾斜して形成され、下
部の両側には、ピン(図示せず)がそれぞれ突設されて
おり、この一対のピンが、カバー11の裏面における固
定爪用孔150の両側に位置する一対の軸支部(図示せ
ず)に回動可能な状態でそれぞれ軸支されている。
【0023】然して、この固定爪151は、カバー11
の覆着時、別言すれば、融着接続機1の不使用時には、
カバー11の内部に埋没し、カバー11の支承時、換言
すれば、融着接続機1の使用時には、複数の固定爪用孔
150からそれぞれ外部に突出するようになっている。
【0024】他方、可動爪用溝孔152は、図3に示す
如く、カバー11の斜面11bの両側に伸長した溝形に
複数(本実施例では2つ)穿設され、カバー11の裏面
側からガイドカバー(図示せず)に覆われている。ま
た、変位可能な可動爪153(本実施例では2個)は、
その先端部の一部が傾斜して形成され、下部の両側に
は、ピン(図示せず)がそれぞれ突設されており、この
一対のピンが、該ガイドカバーの両側のスリット(図示
せず)にそれぞれ回動可能・摺動可能な状態でそれぞれ
嵌入されている。さらに、可動爪153の下部と固定爪
151の下部との間には、固定爪151と可動爪153
の挟持度を増大させる引張コイル発条(図示せず)が張
架されている。
【0025】尚、本実施例では固定爪151の下部に引
張コイル発条を取り付けるものを示すが、引張コイル発
条の固定爪151側の端部をカバー11の裏面に直接取
り付けても良い。さらに、本実施例では引張コイル発条
を示すが、現存する他の種類の発条やゴム等の他の弾性
体を使用しても良い。
【0026】然して、この可動爪153は、カバー11
の覆着時、別言すれば、融着接続機1の不使用時には、
カバー11の内部に埋没し、カバー11の支承時、換言
すれば、融着接続機1の使用時には、複数の可動爪用孔
152からそれぞれ外部に突出して固定爪151と相互
に対向するようになっている。そして、図1に示す如
く、これら固定爪151と可動爪153とに、開放状態
の収納トレイ13が挟持・保持されるようになってい
る。従って、開放状態の収納トレイ13は、一対の光フ
ァイバの融着接続時には、融着接続機構3の背後上方に
位置し、光ファイバ7の融着接続作業と収納・保護作業
とが殆ど同時に行えることとなる。
【0027】尚、固定爪151と可動爪153は、図1
や図4に示す如く、カバー11が融着接続機1の正面か
ら上面に亘る部分に取り付けられる場合と、カバー11
が融着接続機1のヒータ8にほぼく字形の起立態様で支
承される場合とでは、その上下方向に係る位置が逆にな
る。
【0028】次に、使用方法・動作について説明する。
先ず、融着接続機1を使用しない場合には、融着接続機
1の正面から上面に亘る部分に、カバー11を複数の止
め具10を介して取り付ける。この際、収納トレイ固定
用ホルダに相当する固定爪151と可動爪153とは、
カバー11の内部に埋没収納されてカバー11の斜面1
1bを平坦ならしめ、カバー11の表面の美観を維持す
る。従って、融着接続機1の不使用時に、固定爪151
と可動爪153とが突起物等の邪魔になることが全くな
い。
【0029】これに対して、融着接続機1の使用時に
は、先ず、複数の止め具10を解除して融着接続機1か
らカバー11を外し、融着接続機1のヒータ8の複数の
ノブ9に、カバー11の平坦面11aを複数のノブ孔1
2を介してほぼく字形の起立態様で支承させ、カバー1
1の斜面11bを融着接続機構3の背後上方に位置させ
る。
【0030】次いで、カバー11の内部に埋没収納され
ていた固定爪151と可動爪153とを回転させてこれ
らを突出・露出させ、これら複数の固定爪151と可動
爪153とに、開放状態の収納トレイ13を挟持・保持
させる。この際、上位に位置する複数の可動爪153が
該ガイドカバーの内部に収納された状態で可動爪用溝孔
152に案内されつつ長手方向に摺動・変位する構造な
ので、大きさの如何に拘りなく、収納トレイ13を容易
に挟持・保持することができる。そして、融着接続機構
3に、裸状態の一対の光ファイバを突き合った対向状態
でセットし、然る後、融着接続機1の複数の操作ボタン
5を適宜押圧操作すれば良い。
【0031】すると、融着接続機1が、一対の光ファイ
バの端面を清掃して当該一対の光ファイバの端面間隔を
調整し、次いで、一対の光ファイバの端面を検査して当
該一対の光ファイバを調芯する。そして、融着接続機構
3で一対の光ファイバを融着接続し、その後、光ファイ
バ7の端面を検査し、融着接続された光ファイバ7の外
観が良好なら、予め光ファイバ上に挿入された主に熱収
縮チューブで構成される補強チューブを融着接続部上に
加熱・収縮させて保護し、融着接続作業が終了する。
【0032】こうして、光ファイバ7の融着接続作業が
終了したら、その融着接続部付近を余長処理部としてル
ープ状に複数回巻装し、この融着接続部を含む余長処理
部を開放状態の収納トレイ13に収納・保護すれば良
い。この際、融着接続機構3の背後上方に収納トレイ1
3が位置している(図1参照)ので、融着接続作業と収
納・保護作業とを殆ど同時に行うことが可能となり、融
着接続された光ファイバ7の収納・保護作業が極めて容
易となる。
【0033】上記構成によれば、融着接続機1の使用時
に、カバー11の斜面11bが融着接続機構3の背後上
方に位置するとともに、カバー11の内部に埋没収納さ
れていた固定爪151と可動爪153とが突出・露出
し、これら収納トレイ固定用ホルダに相当する固定爪1
51と可動爪153とが収納トレイ13を挟持・保持す
るので、収納トレイ固定用ホルダを独立した専用の付属
品として構成する必要が全くない。従って、工事の際に
必ず必要となる収納トレイ固定用ホルダを、融着接続機
1とは別に収納・管理する必要性を排除でき、付属品の
収納スペースの縮小が可能となり、しかも、収納・管理
作業の簡素化が期待できる。さらに、融着接続作業と収
納・保護作業とを殆ど同時に行うことができるので、作
業の簡素化・単一化等を通じて、融着接続された光ファ
イバ7の収納・保護作業を極めて容易に行うことが可能
となる。さらにまた、光ファイバ7の接続工事の際にお
ける必要機器の準備を著しく簡素化することができる。
【0034】尚、上記実施例では図2に示す構造の融着
接続機1を使用したが、同様の作用・機能を有するもの
であれば、何等、このタイプの融着接続機1に限定され
るものではない。また、上記実施例では図6に示す構造
の収納トレイ13を使用したが、同様の作用・機能を有
するものであれば、何等、このタイプの収納トレイ13
に限定されるものではない。また、上記実施例では複数
のノブ9とノブ孔12を配設したものを示したが、同様
の作用・機能を有するものであれば、他の係止具等を使
用しても上記実施例と同様の作用効果を奏する。また、
上記実施例では融着接続機1のヒータ8にカバー11を
ほぼく字形の起立態様で支承させるものを示したが、融
着接続機1の背面自体にカバー11を支承させても良
く、又、融着接続作業と収納・保護作業とを殆ど同時に
行うことができるものであれば、融着接続機1の側面等
にカバー11を支承させるようにしても上記実施例と同
様の作用効果を奏する。また、カバー11をく字形以外
の態様で形成したり、支持させたりしても良い。また、
上記実施例では図1等に示す構造の保持手段15を使用
したが、同様の作用・機能を有するものであれば、何
等、この名称・形状・構造・数の保持手段15に限定さ
れるものでないのは言うまでもない。特に、複数の固定
爪151と可動爪153のカバー11の対する取り付け
構造は、他の周知技術を使用しても上記実施例と同様の
作用効果を奏する。また、上記実施例では複数の固定爪
151と可動爪153が保持するものを示したが、同様
の作用を営むものであれば、保持の態様に何等限定され
ず、挟持、把持、握持、又は、掴持等の別の態様でも良
いのは言うまでもない。さらに、複数の固定爪151と
可動爪153の出没動作を個別に行ったり、或いは、同
期させて行うようにしても、上記実施例と同様の作用効
果が期待できる。さらにまた、上記実施例では光ファイ
バ7の融着接続時に、カバー11の内部における固定爪
151と可動爪153とを突出・露出させるものを示し
たが、必要であれば、これ以外の時に固定爪151と可
動爪153とを突出・露出させるようにしても上記実施
例と同様の作用効果を奏するのは明白である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、収納トレ
イ固定用ホルダと融着接続機とを別々に収納・管理する
必要性を省くことができ、付属品の収納スペースの縮小
が可能になるとともに、付属品等の収納・管理作業の容
易化・簡素化が期待できるという顕著な効果がある。ま
た、融着接続された光ファイバの収納・保護作業を容易
に行うことができるという格別の効果がある。さらに、
光ファイバの接続工事の際における必要機器の準備の簡
素化が容易に期待できるという優れた効果があるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバの融着接続機の一実施
例を示す側面説明図である。
【図2】本発明に係る光ファイバの融着接続機のカバー
を取り外した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る光ファイバの融着接続機の一実施
例を示す正面図である。
【図4】本発明に係る光ファイバの融着接続機の一実施
例を示す側面図である。
【図5】本発明に係る光ファイバの融着接続機の一実施
例を示す平面図である。
【図6】本発明に係る光ファイバの融着接続機の光ケー
ブル用メカニカルクロージャを示す平面図である。
【符号の説明】
1…融着接続機、3…融着接続機構、7…光ファイバ、
8…ヒータ、9…ノブ、11…カバー、11b…斜面、
12…ノブ孔、13…収納トレイ、15…保持手段、1
50…固定爪用孔、151…固定爪、152…可動爪用
溝孔、153…可動爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−134127(JP,A) 特開 平2−199412(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融着接続機の上部に設けられ複数の光フ
    ァイバを融着接続する融着接続機構と、該融着接続機の
    不使用時には少なくとも融着接続機構を覆う着脱自在の
    カバーとを備えた光ファイバの融着接続機において、上
    記カバーに、融着接続された光ファイバの融着接続部を
    収納する収納トレイを保持する出没可能な保持手段を設
    け、このカバーを、該複数の光ファイバの融着接続時等
    に融着接続機の立面部に支承させることを特徴とする光
    ファイバの融着接続機。
  2. 【請求項2】 上記保持手段は、該カバーに穿設された
    固定爪用孔と、該カバーの裏面部に回動可能に軸支され
    固定爪用孔から外部に突出する固定爪と、該カバーに穿
    設された可動爪用溝孔と、該カバーの裏面部に回動可能
    に係止され可動爪用溝孔から外部に突出して固定爪と対
    向する変位可能な可動爪とから構成され、該固定爪と可
    動爪に収納トレイを挟持させることを特徴とする請求項
    1記載の光ファイバの融着接続機。
  3. 【請求項3】 上記立面部は、該融着接続機の背面部で
    あることを特徴とする請求項1記載の光ファイバの融着
    接続機。
  4. 【請求項4】 上記保持手段の固定爪と可動爪に保持さ
    れる収納トレイは、該複数の光ファイバの融着接続作業
    と、光ファイバの融着接続部を収納する収納作業とが同
    時に行える箇所に位置することを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の光ファイバの融着接続機。
JP6059054A 1994-03-29 1994-03-29 光ファイバの融着接続機 Expired - Lifetime JP2795167B2 (ja)

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