JP2793943B2 - スリーブプレス機のカフス押え操作装置 - Google Patents

スリーブプレス機のカフス押え操作装置

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JP2793943B2
JP2793943B2 JP5153536A JP15353693A JP2793943B2 JP 2793943 B2 JP2793943 B2 JP 2793943B2 JP 5153536 A JP5153536 A JP 5153536A JP 15353693 A JP15353693 A JP 15353693A JP 2793943 B2 JP2793943 B2 JP 2793943B2
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cuff
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sleeves
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holding device
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裕司 玉本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワイシャツの袖部をプ
レス仕上げするスリーブプレス機において、プレスする
ワイシャツのカフスを袖立に固定したカフス押え装置を
自動的に開放するカフス押え操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3ないし図7は従来のスリーブプレス
機の一例を示すもので、1はベース、2はベース1上に
軸3を支点として揺動するように取付けた一対の支持枠
で、この各支持枠にそれぞれ一対の袖立4が固定してあ
る。5は袖立4の上部に設けたカフス押え装置で、図
6、7に示すようなものである。この図において、6は
袖立4の上端に固定した本体でこの本体の上部には上端
に握り玉9を有する操作レバー7の下部を軸10により
揺動自在に取付ける。
【0003】11は倒立T字形の押えばねで、揺動体1
2に固定したものである。この揺動体12は軸13によ
り本体6上の凹所に取付けたもので、この揺動体12の
下部と本体6の間には、揺動体12の下部を外方に押す
戻しばね14を装着する。上記揺動体12の上部には突
片15を一体に設け、前記操作レバー7には、上記突片
15に圧着するローラ16を設ける。突片15の基部は
半円形状に形成され、そこに図7の一点鎖線状に操作レ
バー7が傾きローラ16が位置すると、ローラ16の軸
と軸10が一直線上となり、これにより押えばね11が
セルフロックされるようになっている。そして、本体6
の下部には、上記押えばね11の下端を受けるすべり止
めゴム17を固定する。
【0004】図3ないし図5の21はベース1上に固定
した制御用ボックス、図4の22はベース1上に設けた
軸23を中心として左右に一定の角度で往復旋回する旋
回筒で、この旋回筒22にアーム24を介して熱板ケー
ス25が固定されている。上記ケース25には図5に示
すように袖立4が入る一対の凹所26を設け、この各凹
所26の両側にそれぞれ二枚の熱板27が配置してあ
る。
【0005】上記のプレス機において図3ないし図5の
ように袖立4が熱板ケース25から離れている状態で、
シャツの両袖を左右の袖立4に被せ、各カフスをカフス
押え装置5の本体6に被せる。そして、袖の上端のカフ
スを本体6と押えばね11の間に入れ、図7の実線の位
置にある握り玉9をもって、操作レバー7を同図の鎖線
の位置に倒すと、レバー7のローラ16が突片15を押
して押えばね11を図7の鎖線のように回動して、その
下端とすべり止めゴム17によりカフスを挾んで固定す
る。この状態で支持枠操作用のエアシリンダを作用させ
て支持枠2をケース25の方へ倒し、各袖立4をシャツ
の袖とともに各凹所26内に入れる。
【0006】ついで、熱板駆動用エアシリンダの作用で
左右の熱板27が各袖立4に被せた袖をプレスして仕上
げたのち、各熱板27が開いて元に戻るとエアシリンダ
が作用して支持枠2とともに袖立4が元に戻る。つぎに
操作レバー7を元に戻すと、ローラ16による突片15
の押圧が解かれ、押えばね11は戻しばね14の作用で
元に戻り、その下端は、すべり止めゴム17から離れる
から、その間のカフスの固定が解かれるので袖を外す。
【0007】また、上記のように一方の支持枠2上の左
右の袖立4が凹所26から抜けた条件で旋回用エアシリ
ンダの作用で熱板ケース25が一定角度回り、各凹所2
6を他方の袖立4の方へ向ける。この袖立4に対しても
上記と同様の工程で袖を被せ、プレス仕上げを施す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のス
リーブプレス機において、カフス押え装置は手動操作の
レバー7により操作される。この方法は確実ではあるが
シャツのプレス作業の場合、一人で一日何百枚という処
理を行う必要があるため、カフス押え装置の押え動作は
ともかくとして開放する動作まで全てその都度人手でレ
バーを操作することは大変な労力を費やすことになる。
【0009】また、熱板のプレス動作を利用して操作レ
バー7を蹴って、押えばね11を開放するようにしたも
のもあるが、その開放動作は熱板により袖部分が押えら
れて、動けなくなってから押えばね11の開放動作を行
わねばならないが、そのタイミングを熱板に連動する機
構から機械的にとることはきわめて困難で、かつ、カフ
ス押え装置の経年変化に伴い、開放のタイミングが狂い
易いという問題もある。
【0010】この発明の課題は上記の問題点をカフス押
え装置の押え動作は手動操作とし、開放動作を自動化す
ることにより解決して作業効率を向上させ、省力化を図
ることができ、かつタイミングの取り易いエアシリンダ
により駆動されるカフス押え自動外し装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明はワイシャツの袖部を被せてプレス仕上
げするための一対の袖立と、この両袖立を挟んで袖部を
プレスする二組四枚の熱板と、袖立に被せた袖部の上端
のカフスを押えるための押え部材、及びその押え部材を
押え位置に手動で操作する手動操作レバーを有するカフ
ス押え装置とを備えたスリーブプレス機において、上記
スリーブプレス機のフレーム上に各手動操作レバーに
開、閉両方向のうち開放方向にのみ係合して押すように
連結される左右一対のカフス外しレバーを装着し、この
カフス外しレバーの他端にカフス外し用駆動手段を連結
し、上記両袖立が各熱板の間に入り熱板が各袖立の袖部
をプレスするとその動作条件によりカフス外し用駆動手
段を駆動しカフス外しレバーと手動操作レバーを介して
各カフス押え装置の押え部材を自動的に開放するように
したことを特徴とするスリーブプレス機のカフス押え操
作装置の構成としたのである。
【0012】
【作用】上記構成のスリーブプレス機でプレス作業する
場合、まず熱板の外に位置している左右の袖立にワイシ
ャツの左右の袖部を被せて、この各袖部の上端のカフス
を、各袖立の上端のカフス押え装置の押え部材を手動操
作レバーで操作して押えることにより固定する。つぎに
各袖立を、開いている左右の熱板の間に入れたのち、左
右の熱板が袖立に被せた袖部に圧着してプレス仕上を始
める。
【0013】このように各熱板がプレスを開始した時点
では熱板によりスリーブを挟持しているからカフス押え
装置は開放しても差し支えない。このため、カフスプレ
ス機のフレーム上のカフス外し駆動手段が熱板によるプ
レスを開始したという条件で自動的に動作してカフス外
しレバーと手動操作レバーを作動させ、各カフス押え装
置の押え部材を解除方向に押して各カフス押え装置を解
除する。
【0014】
【実施例】この実施例は図3ないし図7に示す従来のス
リーブプレス機に実施する。図1ないし図2に示す実施
例において、31は図4、図5の熱板ケース25内に設
けたスリーブプレスフレームで、その上に座板32を固
定し、この座板32上の両端近くにそれぞれ軸33を固
定する。
【0015】そして、この各軸33にカフス外しレバー
34の後端のボス35を回動自在に装着し、この各ボス
35にそれぞれ後向きの連動レバー36を固定する。3
7はカフス外しシリンダでエアシリンダなどを用いるも
のであり、このシリンダ37の後端は、一方の連動レバ
ー36に連結し、他方の連動レバー36にはシリンダ3
7の先端から出たピストンロッド39の先端を連結す
る。
【0016】そして、上記シリンダ37の操作用エア回
路の途中に電磁式の切換弁を設け、この切換弁を熱板の
制御用エアシリンダの制御回路中に組み込んで、袖立4
にシャツの袖を被せ、押えばね11で、カフスを押えた
袖立4がプレス機の凹所26に入り、各袖立4の上端の
握り玉9が左右のレバー34の外側に位置し、左右の熱
板27が袖立4の外側の袖をプレスして完全に袖立4を
固定すると同時にシリンダ37が働き、そのピストンロ
ッド39を引込めるように回路を構成する。
【0017】なお、上記シリンダ37の他に電磁石その
他の電気制御の可能な駆動手段を用いることができる。
【0018】上記の実施例において、プレスが開始され
るまではシリンダ37のピストンロッド39が進出して
いて、図1の鎖線のように左右の外しレバー34は接近
している。この状態で、シャツの袖を被せ、押えばね1
1で、カフスを押えた袖立4が図5の凹所26に入って
くると、各袖立4の上端の握り玉9が図1の鎖線のよう
に左右のレバー34の外側に位置する。
【0019】ついで、左右の熱板27が袖立4の外側の
袖をプレスして完全に袖立4を固定すると同時にシリン
ダ37が働き、そのピストンロッド39を引込めるの
で、各レバー34は図1の実線のように左右の握り玉9
を押し開く。このため、図1の鎖線の位置の握り玉9が
実線の位置となるので、手動操作時と同様に確実に押え
ばね11は開放される。
【0020】その後プレスが終ると、従来のプレスと同
様に熱板27が復帰し、各袖立4は元に戻る。一方、カ
フス外しシリンダ37も作用してピストンロッド39が
進出し、左右のカフス外しレバー34は復帰して待機位
置となる。
【0021】
【効果】この発明のカフス押え操作装置は押え動作は手
動操作レバーにより又開放動作はカフス外し用駆動手段
により操作するものであるから、手動操作レバーにより
押え部材を作用させカフス部を押え、開放する際は熱板
がプレス動作となった条件により駆動手段を動作させて
押え部材を自動的に開放することができるから、プレス
作業が効率化、省力化され、又機械式の連動機構に比較
してタイミングがきわめて取り易く、カフス押え装置の
経年変化による摩耗などによりタイミングがずれるおそ
れもなく、常に最適なタイミングでカフス押えを開放す
ることができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図
【図2】同上の側面図
【図3】従来のスリーブプレス機の正面図
【図4】同上の側面図
【図5】同じく平面図
【図6】同上のカフス押え装置の拡大正面図
【図7】同上の拡大縦断側面図
【符号の説明】
4 袖立 5 カフス押え装置 7 操作レバー 27 熱板 31 スリーブプレスフレーム 34 カフス外しレバー 37 カフス外しシリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイシャツの袖部を被せてプレス仕上げ
    するための一対の袖立と、この両袖立を挟んで袖部をプ
    レスする二組四枚の熱板と、袖立に被せた袖部の上端の
    カフスを押えるための押え部材、及びその押え部材を押
    え位置に手動で操作する手動操作レバーを有するカフス
    押え装置とを備えたスリーブプレス機において、上記ス
    リーブプレス機のフレーム上に各手動操作レバーに開、
    閉両方向のうち開放方向にのみ係合して押すように連結
    される左右一対のカフス外しレバーを装着し、このカフ
    ス外しレバーの他端にカフス外し用駆動手段を連結し、
    上記両袖立が各熱板の間に入り熱板が各袖立の袖部をプ
    レスするとその動作条件によりカフス外し用駆動手段を
    駆動しカフス外しレバーと手動操作レバーを介して各カ
    フス押え装置の押え部材を自動的に開放するようにした
    ことを特徴とするスリーブプレス機のカフス押え操作装
    置。
JP5153536A 1993-06-24 1993-06-24 スリーブプレス機のカフス押え操作装置 Expired - Lifetime JP2793943B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63262200A (ja) * 1987-04-20 1988-10-28 有限会社 イツミ製作所 衣類プレス機の袖固定装置
JPH01138399U (ja) * 1988-03-15 1989-09-21

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