JPS6116960Y2 - - Google Patents

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JPS6116960Y2
JPS6116960Y2 JP1145682U JP1145682U JPS6116960Y2 JP S6116960 Y2 JPS6116960 Y2 JP S6116960Y2 JP 1145682 U JP1145682 U JP 1145682U JP 1145682 U JP1145682 U JP 1145682U JP S6116960 Y2 JPS6116960 Y2 JP S6116960Y2
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JP
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relay
line
switch
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slide
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JP1145682U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プレスの寸動所定点停止装置に関わ
り、更に詳細には、操作員の押釦操作により任意
のスライド位置に停止する信号を発する装置と、
例えばスライドの上死点や下死点など特定位置に
関しては押釦を押圧中に自動的に停止信号を発す
る装置とを一体的に備えたプレスの寸動所定点停
止装置に関するものである。
従来、フライホイールの回転慣性を利用し、偏
心機構によつてスライド(ラムと呼ぶこともあ
る)を大きな鍛圧力を持つて移動させる機械プレ
スにおいては、一般に連続、1工程、安全1工
程、寸動の4つの運転モードがセレクトスイツチ
によつて選択できるように構成されており、その
中、連続、1工程運転中に操作員の身体の一部が
上下型の危険限界に入つたり、被加工材の給送装
置に異常が発生したりすると検出装置が作動して
急停止が行なわれて安全作業が確保されるし、操
作員が異常を発見して非常停止釦を押してスライ
ドの移動を停止するなど、何等かの原因でスライ
ドが停止したり、スライドを停止させたりするこ
とがあつた。
この場合に、スライド停止の原因を除去して再
スタートするには、寸動モードを選択してスライ
ドを偏心軸の上死点にもどしてから行わねばなら
ない。ところが寸動運転は両手押釦を押している
間中スライドが移動し、少くとも一方の押釦を解
放したときに直ちに停止する運転モードであるか
ら、熟熱した操作員が紳経を使つて初めて上死点
に復帰停止できるのである。
本考案は上記の不都合を克服して未熟練者でも
容易にスライドを特定の位置に停止させる装置を
提供するもので、以下に図面にもとづいてその好
適実施例を詳細に説明する。
第1図に示したのは本考案装置の回路図で、左
上端部はプレスの運転制御用低圧単相交流電源
(例えば100V)の活線1であり、右側の上下に延
びた線は同上地線3である。
説明の都合上、上段から活線1と接地線3との
間を連絡する横線に番号をつけ、51番ライン、
53,55,57,59,61,63,65,67,69番ラインと
名づける。
51番ラインにはセレクトスイツチSS1が設け
てあつて、SS1を上死点停止寸動モードに選ぶ
と51番ラインには電流が流れリレーCR1のコイ
ルが励磁し、活線1の51番ラインと53番ラインと
の間にあるリレーCR1の接点が閉じる。
53番ラインには活線1側から、図示を省略して
あるプレスの偏心軸と同期回転するロータリーカ
ムによつて作動されるスイツチLS1と、後述す
るリレーCR4の常閉接点CR4と、同様に後述す
るリレーCR5の常開接点CR5と、リレーCR2
のコイルとが直列に連結され、スイツチLS1と
並列に、リレーCR2を自己保持する常開接点CR
2が設けてあつて55番ラインとなつている。
スイツチLS1は、第2図に示すように、偏心
軸の上死点を零度とする回転角度で220〜250度の
間だけ閉じるスイツチである。
59番ラインにも同様にスイツチLS2と、リレ
ーCR3の自己保持用常開接点CR3と、リレー
CR3のコイルとが直列に接続されており、スイ
ツチLS2と並列に、リレーCR2の常閉接点CR
2が設けられて61番ラインをなしており、リレー
CR3とその自己保持接続点CR3との間に、57番
ラインとして、後述するリレーCR4の常開接点
として、同じくリレーCR5の常閉接点と、同じ
くリレーCR6の常閉接点とが直例に接続された
後に連結されている。
スイツチLS2は、第2図に示すように偏心軸
の上死点を零度とした場合に、偏心軸と同期回転
するロータリーカムによつて340度から上死点を
通過し、下死点を通過して310度までの間閉じて
いるスイツチである。
63番ラインには両手押起動釦の左手用押釦PB
1Lと、同じく右手用押釦PB1Rの常閉接点と
リレーCR4のコイルとが直列に設けてあり、65
番ラインには同様に左手用押釦PB1Lと、右手
用押釦PB1Rの常開接点と、リレーCR5のコイ
ルとが直列に設けてある。
67番ラインには、リレーCR5の常開接点と、
リレーCR4の常閉接点と、リレーCR3の常開接
点と、リレーCR6のコイルとが直列に設けてあ
り、69番ラインには、リレーCR6のコイルと並
列にクラツチブレーキを切換えるエアーバルブを
作動するソレノイドSOL1が設けてある。ソレ
ノイドコイルSOL1が励磁すると、クラツチが
作用してスライドが移動し、消磁するとプレーキ
が作用してスライドの移動が停止するのである。
次に第3図も導入して本装置の作動を説明す
る。
前記した検出安全装置による自動的急停止の場
合も、操作員が手動で行う非常停止でも、スライ
ドの位置が上死点から下死点までの間に行われる
場合が絶対的に多いが、稀には下死点から上死点
までの間でスライドが停止することもある。前者
の場合を90度点で、後者の場合を270度点と2つ
の分けて説明する。
スライドが90度点で停止した場合に、停止原因
を除去してセレクトスイツチSS1を寸動上死点
停止に選んでセツトすると、リレーCR1がONと
なり、接点CR1も閉じるから制御電源の活線1
側はすべてのラインに電圧が加わる。第2図に示
したようにスイツチLS2は閉じて、リレーCR4
は励磁され、リレーCR5は開いており、リレー
CR6は、活線側の常閉接点CR4が開いているか
ら消磁状態にあつて、57番ラインにある3つの直
列接点がすべて閉じていることから、CR3のリ
レーが励磁され、59番ラインの自己保持用接点
CR3が閉じ、61番ラインの常閉接点CR2も閉じ
ている。リレーCR6とともにソレノイドSOL1
も消磁しているからスライドはブレーキがかかつ
たままで静止している。
今スライドを上死点まで復帰させるべく、両手
押釦PB1L,PB1Rを押すと、リレーCR4が開
き、CR5が閉じる。この状態で各スイツチとリ
レーの励磁、消磁の状態は第3図の90度の縦線に
示してある。即ちLS1と、CR2と、CR4以外
は全部励磁している。即ちスライドはクラツチが
作用して90度位置から下死点へ向かつて移動を開
始し押釦を押し続ければ更に下死点を通過して上
死点へと向かう。
しかしその過程で両手押釦の何れか一方をゆる
めても、65番ラインのリレー接点CR5が開い
て、ソレノイドSOL1が消磁し、スライドはブ
レーキが作用して停止する。
両手押釦PB1LとPB1Rをともに完全にゆる
めて第1図の状態にもどすと、上記したスタート
開始の状態に復帰するから、再スタートが可能で
あつて普通の寸動制御が行える。
スライドは220〜250度の間の位置でも両手押釦
の一方でもゆるめればリレー接点CR5が開いて
スライドは停止し、59番ラインのリレーCR3は
自己保持されているから再スタートは可能であ
り、普通の寸動動作を行うことができる。
スライドが250〜310度の間に位置するときに両
手押釦の一方でもゆるめれば、67番ラインのリレ
ーCR5が開くので偏心軸にブレーキがかかりス
ライドは停止し、59番ラインのリレーCR3はま
だ自己保持中であるから再スタートも可能であ
る。即ち普通の寸動操作が可能である。
しかしこの再スタート以後は、後述する270度
位置停止のスライドを本装置によつて上死点に復
帰させる場合と重複するから後述することにし
て、90度位置に停止していたスライドを途中どの
ように寸動と、再スタートを繰り返しても最後に
は220〜250度の範囲から一挙に上死点に復帰させ
る場合を考える。
53番ラインに明らかなように、両手押釦を上死
点まで復帰するまで押しつづけると、スイツチ
LS1が開いても、55番ラインの常開接点CR2が
自己保持を続けているから、61番ラインの常閉接
点が開いており、310度でスイツチLS2が開くと
同時にリレーCR3は消磁してしまい、67番ライ
ンの常開接点CR3が開く。その結果第3図にも
示したようにソレノイドSOL1が消磁されて、
偏心軸にブレーキがかかり、スライドは上死点50
度前からブレーキがかかつて高速プレスでも上死
点で停止することになる。
上死点で停止したら両手押釦をゆるめても、67
番ラインの常開接点CR8と、常閉接点CR4とが
ともに開くからスライドは上死点に停止したまま
であつて、セレクトスイツチSS1を切にして作
業を終るのである。
第3図のCR2の部分はダブルハツチングと矢
印が示してあつて複雑な表現をしてあるが、上記
した53番ラインで説明したように、両手押釦を押
したまま220〜250度の間を少しでも通過すれば、
CR2のリレーは両手押釦の押圧を中止するまで
励磁を続けることを意味しているのである。
稀にしかないが、スライドが270度に停止して
いて、これを上死点まで復帰させる場合を考えて
見る。
この場合も、スライドが安全確保のために停止
したか、停止させた筈であるからその原因を除去
してから、セレクトスイツチSS1を寸動上死点
停止に選択し、51番ラインのリレーCR1を励磁
し、その常開接点CR1を閉じて、制御電源の活
線1側を53番ライン以下に導く。この場合はスイ
ツチLS1,リレーCR2,リレーCR5が開いて
いたり消磁中であるから、67番ラインでの常開接
点CR5、常閉接点CR4がともに開いていて、偏
心軸にブレーキがかかつたままでスライドは移動
しない。
今両手押釦PB1LとPB1Rを押圧すると、リ
レーCR4が消磁し、CR5が励磁して、リレー
CR3は励磁のままであるから67番ラインに電流
が流れ、ソレノイドSOL1が作動し、クラツチ
が作動してスライドは上死点に向かつて移動を開
始する。この時のスイツチやリレーの作動状態は
第3図の27度線の通りである。前記したようにス
ライドが310度を越えない範囲では、普通の寸動
ち再スタートが行える。
但し前記したようにスライドが220〜250度の範
囲を外れた後からスタート或いは寸動後の再スタ
ートした場合は、両手押釦を押しつづけていると
スイツチLS1が閉じる機会がないために、リレ
ーCR2は自己保持されず61番ラインの常閉接点
が開くことがない。
従つて59番ラインのリレーCR3は自己保持を
続け、59番ラインの常開接点CR3も閉じつづ
け、偏心軸はクラツチ直結のまま上死点を過ぎ60
度、180度と回転を続け220度から250度の間を通
間して再び上死点に向かつて接近する過程でやつ
と、53番ラインのリレーCR2の自己保持とこれ
にともなう61番ラインの常閉接点CR2の開放が
得られ、59番ラインのスイツチLS2が310度開い
て、リレーCR3が消磁され、67番ラインの常開
接点CR3が開いてブレーキがかかることにな
る。
即ち250度以後のスライド位置から上死点停止
を目指してスタート或いは再スタートするとき
は、一旦上死点を通過して上死点を通つてから1
回余分にまわつて上死点で停止することになるの
である。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、本考案によれ
ば、単に両手押釦を押し続けるだけで容易に所定
点である上死点にスライドを復帰させ得る効果が
あるのである。
上記説明は寸動を兼ねた上死点復帰について述
べたが、金型の着脱や芯合せのために下死点に容
易に停止させることも可能なことは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本装置の回路図、第2a図、第2b
図は2つのロータリーカムスイツチの作動角度を
示す説明図、第3図は、すべてのリレー、スイツ
チ、ソレノイドコイルの両手押釦を押圧したとき
のON−OFF状態を偏心軸の1サイクルにわたつ
て示した説明図である。 図面中の主要部分を表わす符号の説明、1……
制御電源活線、3……制御電源接地線、SS1…
…セレクトスイツチ、LS1……ロータリーカム
のスイツチ、LS2……ロータリーカムのスイツ
チ、PB1L……両手押釦スイツチの左手用、PB
1R……両手押釦スイツチの右手用。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレスにおける制御回路中に複数の押釦PB1
    L,PB1Rを直列に配置して設け、この各押釦
    の常開接点が共に接続されたときに励磁される第
    1のリレーCR5を設け、この第1のリレーCR5
    の常開接点と直列に接続した第2のリレーCR2
    に、プレスの偏心軸に連動して設けられたロータ
    リーカムの所定回転範囲においてのみ閉作動する
    第1のスイツチLS1を直列に接続して設けると
    共に、この第1のスイツチLS1に第2のリレー
    CR2の常開接点を並列に接続して設け、前記各
    押釦PB1L,PB1Rの常閉接点が接続されてい
    るとき励磁される第3のリレーCR3に、前記偏
    心軸の所定の停止位置の直前位置においてのみ開
    作動する第2のスイツチLS2および第3のリレ
    ーCR3の常開接点を直列に接続して設け、前記
    第2のスイツチLS2に、第2のリレーCR2の常
    閉接点を並列に接続して設け、上記第1のリレー
    CR5および第3のリローCR3の励磁時に励磁さ
    れてプレスのクラツチブレーキを制御するソレノ
    イドを設けてなることを特徴とするプレスの寸動
    所定点停止装置。
JP1145682U 1982-02-01 1982-02-01 プレスの寸動所定点停止装置 Granted JPS58116196U (ja)

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JPS58116196U JPS58116196U (ja) 1983-08-08
JPS6116960Y2 true JPS6116960Y2 (ja) 1986-05-24

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ID=30024064

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JP1145682U Granted JPS58116196U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 プレスの寸動所定点停止装置

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