JPS6028388Y2 - 工業用ミシン駆動装置 - Google Patents

工業用ミシン駆動装置

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JPS6028388Y2
JPS6028388Y2 JP16972978U JP16972978U JPS6028388Y2 JP S6028388 Y2 JPS6028388 Y2 JP S6028388Y2 JP 16972978 U JP16972978 U JP 16972978U JP 16972978 U JP16972978 U JP 16972978U JP S6028388 Y2 JPS6028388 Y2 JP S6028388Y2
Authority
JP
Japan
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sewing machine
solenoid
drive device
machine drive
industrial sewing
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Expired
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JP16972978U
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English (en)
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JPS5586679U (ja
Inventor
望 篠崎
茂雄 根木
泰司 森本
猛司 諸藤
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工業用ミシンに内蔵された布送りを逆転する
ための返し縫い用ソレノイドの制御装置に係る。
一般の縫製作業に於て、例えば縫い始めあるいは縫い終
りのほつれ止めのための多重縫い等を目的として、布送
りを逆転させる必要がしばしば発生する。
この返し縫いを楽に行なうため、工業用ミシンにはソレ
ノイドが内蔵されており、このソレノイドを動作させる
ことにより、送り歯を逆転させ、布送りを逆転させる構
造となっていることが普通である。
この返し縫い用ソレノイドの制御技術は、近年急速に進
歩し、マイクロコンピュータ等を使用して、プリセット
された針数だけこのソレノイドを動作させ、作業者はミ
シンのペダルを踏むだけで、一定針数の縫い始め及び縫
い終り返し縫いが自動的に行なえる制御技術が充放して
いる。
この自動返し縫いの他に、作業者の操作容易な位置に設
置された押ボタンスイッチを押すことにより、前記ソレ
ノイドを動作させ、作業者は任意の位置に布送りを逆転
できる手動返し縫い機構を持っているのが普通である。
この手動返し縫い用押ボタンスイッチは、ミシン停止時
にも有効で作業者は、逆縫いをさせたい場合、先ず押し
ボタンスイッチを押してソレノイドが動作したことを音
で確認後、ペダルを踏んでミシンを運転する手順をとる
ことが普通である。
この返し縫い用ソレノイドは、前記自動返し縫い制御の
関連より、ソレノイドの動作時間をできる限り早くした
いという必要性から、一般に過電圧を印加して使用して
いる。
従ってこのソレノイドの時間定格は連続ではなく、一般
に5分程度の短時間定格である。
以上述べた条件より、万一、前記押ボタンスイッチが故
障し、作業者が押していないにもかかわらず動作状態に
なった場合、前記ソレノイドは短時間に焼損に到る結果
となる。
本考案は、手動で布送りを逆転させるための押ボタンス
イッチが故障した場合に於ても、返し縫い用ソレノイド
の焼損を防止することを目的としたものであって、一実
施例を示す図面に従って以下詳細なる説明を行う。
第1図に於て、1は交流電源、2は電源スィッチ、3は
ミシン駆動用モータ、4及び5はペダルに連動したスイ
ッチであり、ペダル中立状態に於ては、4が開き5が閉
じている。
ペダルを踏み込むと4が閉じ5が開く連動スイッチであ
る。
6は布送りを逆転させるための返し縫い用ソレノイドで
ある。
7は作業者が任意の位置で布送りを逆転させるための押
ボタンスイッチである。
8及び9はタイマ装置であり、8はその励磁コイル、9
はその接点をあられし、励磁コイル8に一定時間継続し
て通電されると、接点9が開く。
励磁コイル8への通電が解かれると接点9はただちに閉
状態に復帰する。
次に動作を説明する。
電源スィッチ2が閉じられると、ペダルが中立状態にあ
り、接点4が開、5が閉状態にあると、ミシンモータは
廻らず、ミシンは停止状態にある。
その時、押ボタンスイッチ7が押されると、タイマ装置
の接点9を介してソレノイド6に通電され、ソレノイド
は動作する。
同時にペダル連動スイッチ5を介してタイマ装置の励磁
コイル8に通電され、一定時間以上押ボタンスイッチが
押されているか、もしくは故障して動作状態のままにな
っていると、タイマ装置の接点9が開き、ソレノイド6
への通電を停止する。
押ボタンを離し、オフにするとタイマ装置は、ただちに
リセットされ、再び一定時間ソレノイドを動作させるこ
とができる。
ペダルを踏み込むと、接点4が閉じることにより、モー
タ3が廻転し、縫製作業を始めると同時に、接点5を開
き、タイマ装置の励磁コイル8への通電を不可能にし、
ミシン運転中に於ては、時間無制限に押ボタンスイッチ
7を押すことによりソレノイド6を動作させることがで
きる。
当実施例は極めて模擬的な図で示したが、実際の商品に
於ては、電源1は、電源トランスと整流平滑回路で構成
された直流低電圧電源、モータ3は、電磁クラッチ、ブ
レーキ付モータ、ペダル連動スイッチ4及び5はトラン
ジスタ等半導体スイッチ、タイマ装置8及び9は半導体
タイマで構成されることが一般であり、本考案は、当実
施例に限定したものでなく、電動機により駆動されるミ
シンヘッドと、布送りを逆転するためのソレノイドト、
押ボタンスイッチと、タイマ装置とを具備し、ミシン停
止時にはタイマ装置を有効に、運転時には無効になるよ
うに構成した工業用ミシン駆動装置全てを含むものであ
ることを附記しておく。
以上述べたように、本考案は、簡単な構成で、布送りを
逆転させるための返し縫い用ソレノイドの焼損防止を図
らんとするものであり、実用的効果の極めて大なるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例にかかる電気回路図である。 3・・・・・・ミシン駆動用モータ、6・・・・・・返
し縫い用ソレノイド、7・・・・・・押ボタンスイッチ
、8,9・・・・・・タイマ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機により駆動されるミシンヘッドと、該ヘッドに内
    蔵された布送りを逆転するためのソレノイドと、該ソレ
    ノイドを手動で動作させるための押ボタンスイッチと、
    該ソレノイドの動作時間を制限するためのタイマ装置と
    を具備腰前記タイマ装置は、ミシン停止時には能動状態
    に、ミシン運転時には非能動状態となるよう設は前記タ
    イマ装置を、ミシン停止時かつ前記押ボタンスイッチを
    オフしたとき、またはミシン運転時にリセットするよう
    にした工業用ミシン駆動装置。
JP16972978U 1978-12-08 1978-12-08 工業用ミシン駆動装置 Expired JPS6028388Y2 (ja)

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JP16972978U JPS6028388Y2 (ja) 1978-12-08 1978-12-08 工業用ミシン駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS5586679U JPS5586679U (ja) 1980-06-14
JPS6028388Y2 true JPS6028388Y2 (ja) 1985-08-28

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