JPH078695A - スリーブプレス機のカフス押え自動外し装置 - Google Patents

スリーブプレス機のカフス押え自動外し装置

Info

Publication number
JPH078695A
JPH078695A JP15353693A JP15353693A JPH078695A JP H078695 A JPH078695 A JP H078695A JP 15353693 A JP15353693 A JP 15353693A JP 15353693 A JP15353693 A JP 15353693A JP H078695 A JPH078695 A JP H078695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cuff
sleeve
sleeves
levers
press machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15353693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2793943B2 (ja
Inventor
Yuji Tamamoto
裕司 玉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujicar Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Fujicar Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujicar Manufacturing Co Ltd filed Critical Fujicar Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5153536A priority Critical patent/JP2793943B2/ja
Publication of JPH078695A publication Critical patent/JPH078695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2793943B2 publication Critical patent/JP2793943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリーブプレス機のカフス押え装置の操作レ
バーの解放操作をエアなどで作動するシリンダで自動的
に行うことにより作業者の労力を軽減し、かつ解放操作
のタイミングを正確にする。 【構成】 スリーブプレスフレーム31上に一対のカフ
ス外しレバー34を開閉自在に装着し、この両カフス外
しレバー34の開閉をカフス外しシリンダ37で行うよ
うにする。袖立上のカフス押え装置5の操作レバー7が
カフス押え位置にあって、袖立が熱板の間に入った条件
で、上記両カフス外しレバー34が左右の操作レバー7
の間に入り熱板が袖立に被せた袖部をプレスした条件で
カフス外しシリンダ37が働いて、各カフス外しレバー
34が左右の操作レバー7を押し開いてカフスの固定を
解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワイシャツの袖部をプ
レス仕上げするスリーブプレス機において、プレスする
ワイシャツのカフスを袖立に固定したカフス押え装置を
自動的に開放する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3ないし図7は従来のスリーブプレス
機の一例を示すもので、1はベース、2はベース1上に
軸3を支点として揺動するように取付けた一対の支持枠
で、この各支持枠にそれぞれ一対の袖立4が固定してあ
る。
【0003】5は袖立4の上部に設けたカフス押え装置
で、図6、7に示すようなものである。この図におい
て、6は袖立4の上端に固定した本体でこの本体の上部
には上端に握り玉9を有する操作レバー7の下部を軸1
0により揺動自在に取付ける。
【0004】11は倒立T字形の押えばねで、揺動体1
2に固定したものである。この揺動体12は軸13によ
り本体6上の凹所に取付けたもので、この揺動体12の
下部と本体6の間には、揺動体12の下部を外方に押す
戻しばね14を装着する。
【0005】上記揺動体12の上部には突片15を一体
に設け、前記操作レバー7には、上記突片15に圧着す
るローラ16を設ける。そして、本体6の下部には、上
記押えばね11の下端を受けるすべり止めゴム17を固
定する。
【0006】図3ないし図5の21はベース1上に固定
した制御用ボックス、図4の22はベース1上に設けた
軸23を中心として左右に一定の角度で往復旋回する旋
回筒で、この旋回筒22にアーム24を介して熱板ケー
ス25が固定されている。
【0007】上記ケース25には図5に示すように袖立
4が入る一対の凹所26を設け、この各凹所26の両側
にそれぞれ二枚の熱板27が配置してある。
【0008】上記のプレス機において図3ないし図5の
ように袖立4が熱板ケース25から離れている状態で、
シャツの両袖を左右の袖立4に被せ、各カフスをカフス
押え装置5の本体6に被せる。そして、袖の上端のカフ
スを本体6と押えばね11の間に入れ、図7の実線の位
置にある握り玉9をもって、操作レバー7を同図の鎖線
の位置に倒すと、レバー7のローラ16が突片15を押
して押えばね11を図7の鎖線のように回動して、その
下端とすべり止めゴム17によりカフスを挾んで固定す
る。この状態で支持枠操作用のエアシリンダを作用させ
て支持枠2をケース25の方へ倒し、各袖立4をシャツ
の袖とともに各凹所26内に入れる。
【0009】ついで、熱板駆動用エアシリンダの作用で
左右の熱板27が各袖立4に被せた袖をプレスして仕上
げたのち、各熱板27が元に戻るとエアシリンダが作用
して支持枠2とともに袖立4が元に戻る。つぎに操作レ
バー7を元に戻すと、ローラ16による突片15の押圧
が解かれ、押えばね11は戻しばね14の作用で元に戻
り、その下端は、すべり止めゴム17から離れるから、
その間のカフスの固定が解かれるので袖を外す。
【0010】また、上記のように一方の支持枠2上の左
右の袖立4が凹所26から抜けた条件で旋回用エアシリ
ンダの作用で熱板ケース25が一定角度回り、各凹所2
6を他方の袖立4の方へ向ける。この袖立4に対しても
上記と同様の工程で袖を被せ、プレス仕上げを施す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のス
リーブプレス機において、カフス押さえ装置は手動操作
のレバー7により操作される。この方法は確実ではある
がシャツのプレス作業の場合、一人で一日何百枚という
処理を行う必要があるため、その都度人手でレバーを操
作することは大変な労力を費やすことになる。
【0012】また、熱板のプレス動作を利用して操作レ
バー7を蹴って、押えばね11を開放するようにしたも
のもあるが、その解放動作は熱板により袖部分が押えら
れて、動けなくなってから押えばね11の開放動作を行
わねばならないが、そのタイミングを熱板に連動する機
構から機械的にとることはきわめて困難で、かつ、カフ
ス押え装置の経年変化に伴い、開放のタイミングが狂い
易いという問題もある。
【0013】この発明の課題は上記の問題点を解決して
タイミングの取り易いエアシリンダにより駆動されるカ
フス押え自動外し装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明はワイシャツの袖部を被せる一対の袖立
と、この両袖立を挾んで袖部をプレスする二組四枚の熱
板と、袖立に被せた袖部の上端のカフスを袖立に固定す
るカフス押え装置と、その操作レバーからなるスリーブ
プレス機において、上記スリーブプレス機のフレーム上
に左右一対のカフス外しレバーを開閉自在に装着し、前
記両袖立が各熱板の間に入って、熱板が各袖立の袖部を
プレスしている条件で、働くカフス外し用駆動手段によ
り作動して、各カフス押え装置の各操作レバーを解放方
向に押す一対のカフス外しレバーを設けた構成を採用し
た。
【0015】
【作用】熱板の外に位置している左右の袖立にワイシャ
ツの左右の袖部を被せて、この各袖部の上端のカフス
を、各袖立の上端のカフス押さえ装置により固定する。
【0016】つぎに各袖立を、開いている左右の熱板の
間に入れたのち、左右の熱板が袖立に被せた袖部に圧着
してプレス仕上を始める。
【0017】このように各熱板がプレスを開放した時点
で、カフスプレス機のフレーム上のカフス外しシリンダ
がカフス外しレバーを作動させ、各カフス押え装置の操
作レバーを解除方向に押して各カフス押え装置を解除す
る。
【0018】
【実施例】この実施例は図3ないし図7に示す従来のス
リーブプレス機に実施する。図1ないし図2に示す実施
例において、31は図4、図5の熱板ケース25内に設
けたスリーブプレスフレームで、その上に座板32を固
定し、この座板32上の両端近くにそれぞれ軸33を固
定する。
【0019】そして、この各軸33にカフス外しレバー
34の後端のボス35を回動自在に装着し、この各ボス
35にそれぞれ後向きの連動レバー36を固定する。
【0020】37はカフス外しシリンダでエアシリンダ
などを用いるものであり、このシリンダ37の後端は、
一方の連動レバー36に連結し、他方の連動レバー36
にはシリンダ37の先端から出たピストンロッド39の
先端を連結する。
【0021】そして、上記シリンダ37の操作用エア回
路の途中に電磁式の切換弁を設け、この切換弁を熱板の
制御用エアシリンダの制御回路中に組み込んで、袖立4
にシャツの袖を被せ、押えばね11で、カフスを押えた
袖立4がプレス機の凹所26に入り、各袖立4の上端の
握り玉9が左右のレバー34の外側に位置し、左右の熱
板27が袖立4の外側の袖をプレスして完全に袖立4を
固定すると同時にシリンダ37が働き、そのピストンロ
ッド39を引込めるように回路を構成する。
【0022】なお、上記シリンダ37の他に電磁石その
他の電気制御の可能な駆動手段を用いることができる。
【0023】上記の実施例において、プレスが開始され
るまではシリンダ37のピストンロッド39が進出して
いて、図1の鎖線のように左右の外しレバー34は接近
している。
【0024】この状態で、シャツの袖を被せ、押えばね
11で、カフスを押えた袖立4が図5の凹所26に入っ
てくると、各袖立4の上端の握り玉9が図1の鎖線のよ
うに左右のレバー34の外側に位置する。ついで、左右
の熱板27が袖立4の外側の袖をプレスして完全に袖立
4を固定すると同時にシリンダ37が働き、そのピスト
ンロッド39を引込めるので、各レバー34は図1の実
線のように左右の握り玉9を押し開く。このため、図6
の鎖線の位置の握り玉9が実線の位置となるので、手動
操作時と同様に確実に押えばね11は開放される。
【0025】その後プレスが終ると、従来のプレスと同
様に熱板27が復帰し、各袖立4は元に戻る。一方、カ
フス外しシリンダ37も作用してピストンロッド39が
進出し、左右のカフス外しレバー34は復帰して待機位
置となる。
【0026】
【効果】この発明のカフス押え自動外し装置は上記のよ
うにエアなどで作動するカフス外しシリンダのようなカ
フス外し用駆動手段により操作するものであるから、熱
板などを操作する制御回路により作用させることができ
る。
【0027】従って機械式の連動機構に比較してタイミ
ングがきわめて取り易く、カフス押え装置の経年変化に
よる摩耗などによりタイミングがずれるおそれもなく、
常に最適なタイミングでカフス押えを解放することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図
【図2】同上の側面図
【図3】従来のスリーブプレス機の正面図
【図4】同上の側面図
【図5】同じく平面図
【図6】同上のカフス押え装置の拡大正面図
【図7】同上の拡大縦断側面図
【符号の説明】
4 袖立 5 カフス押え装置 7 操作レバー 27 熱板 31 スリーブプレスフレーム 34 カフス外しレバー 37 カフス外しシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイシャツの袖部を被せる一対の袖立
    と、この両袖立を挾んで袖部をプレスする二組四枚の熱
    板と、袖立に被せた袖部の上端のカフスを袖立に固定す
    るカフス押え装置と、その操作レバーからなるスリーブ
    プレス機において、上記スリーブプレス機のフレーム上
    に左右一対のカフス外しレバーを開閉自在に装着し、前
    記両袖立が各熱板の間に入って、熱板が各袖立の袖部を
    プレスしている条件で、働くカフス外し用駆動手段によ
    り作動して、各カフス押え装置の各操作レバーを解放方
    向に押す一対のカフス外しレバーを設けたスリーブプレ
    ス機のカフス押え自動外し装置。
JP5153536A 1993-06-24 1993-06-24 スリーブプレス機のカフス押え操作装置 Expired - Lifetime JP2793943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153536A JP2793943B2 (ja) 1993-06-24 1993-06-24 スリーブプレス機のカフス押え操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153536A JP2793943B2 (ja) 1993-06-24 1993-06-24 スリーブプレス機のカフス押え操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH078695A true JPH078695A (ja) 1995-01-13
JP2793943B2 JP2793943B2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=15564666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5153536A Expired - Lifetime JP2793943B2 (ja) 1993-06-24 1993-06-24 スリーブプレス機のカフス押え操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2793943B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19702327A1 (de) * 1996-01-25 1997-07-31 Fuji Car Mfg Manschettenhalter an einer Bügelpresse für die Ärmel eines Hemdes

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63262200A (ja) * 1987-04-20 1988-10-28 有限会社 イツミ製作所 衣類プレス機の袖固定装置
JPH01138399U (ja) * 1988-03-15 1989-09-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63262200A (ja) * 1987-04-20 1988-10-28 有限会社 イツミ製作所 衣類プレス機の袖固定装置
JPH01138399U (ja) * 1988-03-15 1989-09-21

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19702327A1 (de) * 1996-01-25 1997-07-31 Fuji Car Mfg Manschettenhalter an einer Bügelpresse für die Ärmel eines Hemdes
DE19702327C2 (de) * 1996-01-25 2000-11-02 Fuji Car Mfg Manschettenhalter für eine Ärmelbügelpresse

Also Published As

Publication number Publication date
JP2793943B2 (ja) 1998-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3030573B2 (ja) 版胴への刷版装着装置
US4057179A (en) Garment pressing machines
JPH078695A (ja) スリーブプレス機のカフス押え自動外し装置
US7370778B1 (en) Solid finishing device for jackets
CS268678B2 (en) Automatic printing machine for text printing on motion picture film
US5075989A (en) Apparatus for automatically and simultaneously ironing shirt front, rear and top portions
JP2625545B2 (ja) ミシン
US3771779A (en) Surface aligner for panel boards
JP2574672B2 (ja) 腰帯端部任上用装置
JPH0810473A (ja) シートカバー装着装置
JPH0747196A (ja) アイロン装置
US1865238A (en) Garment or ironing press
JP5026878B2 (ja) シャツの側部の胴張り装置
CS277070B6 (en) Device for the control of printing pressures
JPS5948085B2 (ja) スライドフアスナ−の仕上加工装置
KR100908511B1 (ko) 셔츠 측부의 긴장법 및 이러한 방법에 사용되는 몸통부텐션장치
US5019116A (en) Sewing machine apparatus for the succesive production of a number of stitch groups in a workpiece
JP3849894B2 (ja) 畳製造用の作業台
JPH0314143Y2 (ja)
EP1978147B1 (en) Solid finishing device for jackets
US3545388A (en) Control means for operating in timed relation the work clamp and the needle of a sewing machine of the tacker type
JPS6037759B2 (ja) 生地のプレス装置
JPS6010550Y2 (ja) 袖プレス機のシヤツ押え装置
JPH06134974A (ja) 印刷機の刷版供給装置
JPS591533B2 (ja) 無端金鋸帯式管材切断機