JP2793549B2 - 引き戸装置 - Google Patents
引き戸装置Info
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- JP2793549B2 JP2793549B2 JP6860196A JP6860196A JP2793549B2 JP 2793549 B2 JP2793549 B2 JP 2793549B2 JP 6860196 A JP6860196 A JP 6860196A JP 6860196 A JP6860196 A JP 6860196A JP 2793549 B2 JP2793549 B2 JP 2793549B2
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Description
て利用される複数枚の引き戸から構成される引き戸装置
に関するものである。
設置される間仕切りドア等においては、間仕切りドア本
体aの上部両側と下部両側にランナー体1,2,3,4
が設けられており、各ランナー体1,2,3,4が上レ
ール5または下レール6に沿って走行することで間仕切
りドア本体aを開閉移動させることができるようになっ
ている。
て、間仕切りドア本体aの一端側を吊り元側とし、他端
側を戸先側とし、戸先側の上下に配された各ランナー体
2,4を上レール5または下レール6より外して吊り元
側を中心として間仕切りドア本体aを水平回動させるよ
うにすることも望まれており、例えば、図22に示され
るように上レール5及び下レール6の端部の適所に切り
欠き100を設け、各間仕切りドア本体aを各レール
5,6の端部まで移動させた後に戸先側のランナー体
2,4をそれぞれ上レール5または下レール6の切り欠
き100を介してレール5,6外に取り出し、これによ
って吊り元側を支点として各間仕切りドア本体aを順次
水平回動させることができるように構成されている。
従来例にあっては、上レール5及び下レール6の端部に
部分的に切り欠き100を設けるようにするために各レ
ール5,6の強度が部分的に低下するという問題があ
り、また、下レール6においては切り欠き100の部分
からレール6内にゴミやほこりが入りやすくてランナー
体4の移動に支障をきたしやすい等の種々の問題が発生
しやすいものであった。
のであり、各レールの強度が部分的に低下したり、ラン
ナー体の走行に支障をきたすようなことのない引き戸装
置を提供しようとするものである。
に、請求項1の発明では、上部側の両端部と下部側の両
端部の4隅に設けられたランナー体1,2,3,4を介
して上下レール5,6に沿って間仕切りドア本体aがス
ライド移動自在とされた引き戸装置において、間仕切り
ドア本体aの一端側を吊り元側とし、他端側を戸先側と
し、戸先側の上部に設けられたランナー体2を上レール
5に対して接離自在とすると共に下部に設けられたラン
ナー体4を下レール6に対して接離自在とする操作部5
0を備え、操作部50に上記各ランナー体2,4を各レ
ール5,6に対して接離移動させる操作レバー51を設
け、該操作レバー51はケース41内に収納配置され、
操作レバー51にはケース41の内側壁に押圧摺動する
バネ板47を備えていることを特徴とするものであり、
戸先側のランナー体2,4をそれぞれ上下移動させるこ
とができ、このランナー体2,4の上下移動によってラ
ンナー体2,4を上レール5または下レール6より外し
て吊り元側のランナー体2,4を軸部分として間仕切り
ドア本体aを水平回動させることができる。
作部50を戸先側の端面の略中央部に配置したことを特
徴とするものであり、背伸びしたり、深く屈んだりする
ようなことなく操作部50を操作してランナー体2,4
の上下移動を行わせることができる。請求項3の発明で
は、請求項1において操作部50は戸先側の各ランナー
体2,4を各レール5,6に対して走行移動自在に係合
した状態と、各レール5,6より離間した状態とに位置
決め固定することができる位置決め保持手段60を備え
ていることを特徴とするものであり、戸先側の各ランナ
ー体2,4を各レール5,6に接した状態と、各レール
5,6より離れる位置とに確実に固定することができ
る。
1に示されるように上部側の両端部と下部側の両端部の
4隅に設けられたランナー体1,2,3,4を介して上
下レール5,6に沿ってスライド移動自在となった複数
の間仕切りドア本体aにて主体が構成されている。図示
したものにおいては、間仕切りドア本体aは3枚である
場合を示しているが、これに限定されるものではなく、
3枚以上または3枚以下であってもよいものである。
向に沿う両端部にそれぞれ下方に開口するレール溝5a
が設けられており、このレール溝5aに沿って上部側の
ランナー体1,2が走行するようになっている。各レー
ル溝5aは対向するように略水平状態で突設された内側
突出片10と外側突出片11との間に形成されており、
外側突出片11は内側突出片10よりも下側に配置され
ている。つまり、外側突出片11の下面は内側突出片1
0の下面よりも下方に位置しており、内側突出片10の
上面は外側突出片11の上面よりも上方に位置してい
る。上レール5の端部には図6に示されるようなランナ
ー受け12が図7に示されるように収納配置されてい
る。
上横片12bを一体に突設すると共に縦片12aの下部
より乗り上げ片7を一体に突設して断面略コ字状に形成
されており、乗り上げ片7の端部からは斜め下方に向け
て傾斜する傾斜ガイド片8が突設されている。このラン
ナー受け12は図7に示されるように固着具13にて上
横片12bを上レール5に連結することで上レール5内
に挿合された状態で上レール5内に設置されており、乗
り上げ片7は外側突出片11よりも上側に位置するよう
に上レール5内に配されている。また、この状態で乗り
上げ片7より突設された傾斜ガイド片8の先部が外側突
出片11の上面に当たった状態となっている。
の端部にはランナー受け12と近接してキャッチ9が設
けられている。このキャッチ9は図7に示されるように
ランナー受け12にランナー体1が乗り上げた状態でラ
ンナー体1のランナー軸1aを回動自在に保持するため
のものであり、コイルスプリングのようなバネ材14と
このバネ材14にて先部がレール溝5a内に突出するよ
うに付勢された一対のキャッチ体15とで主体が構成さ
れている。
向に沿う両端部にそれぞれ上方に開口するレール溝6a
が設けられており、このレール溝6aに沿って下部側の
ランナー体3,4が走行するようになっている。各レー
ル溝6aは対向するように立設された内側立ち上げ片1
6と外側立ち上げ片17との間にそれぞれ形成されてお
り、各レール溝6aの内側立ち上げ片16間には支持片
18が架設されている。この支持片18は各内側立ち上
げ片16の上端より斜め上方に向けて突設されており、
上面は斜めに傾斜した傾斜面19となっている。この各
傾斜面19は外側立ち上げ片17の上端より側方に突設
されると共に床面20と略面一となった横片21の上面
よりも上方に配置されている。
示されるようにキャッチ9が設けられている。このキャ
ッチ9は下側のランナー体3が下レール6の端部に位置
した状態でランナー体3のランナー軸3aを回動自在に
保持するためのものであり、コイルスプリングのような
バネ材14とこのバネ材14にて先部がレール溝6a内
に突出するように付勢された一対のキャッチ体15とで
主体が構成されている。
端にはそれぞれランナー体1,2,3,4が設置されて
おり、このランナー体1,2,3,4が上記各レール
5,6に沿って摺動移動することで間仕切りドア本体a
を上下レール5,6に沿って開閉移動させることができ
るようになっている。この間仕切りドア本体aは一方側
端部(吊り元側)の上下のランナー体1,3を軸部と
し、他方側端部(戸先側)の上下のランナー体2,4を
上下レール5,6より外すことによって水平回動させる
ことができるようになっている。
間仕切りドア本体aの吊り元側の上部に配されるランナ
ー体1と、吊り元側の下部に配されるランナー体3と、
戸先側の上部に配されるランナー体2と、戸先側の下部
に配されるランナー体4とで主体が構成されている。吊
り元側の上部に位置するランナー体1は図3、図14に
示されるようにランナー軸1aと、このランナー軸1a
に回転自在に取付けられたランナー1bとで主体が構成
されている。ランナー軸1aは間仕切りドア本体aの吊
り元側の上部に埋設される角筒状のケース22内に挿合
配置されたベース23の上部に取付けられている。ベー
ス23の長手方向の中間部には長孔状の通孔23aが設
けられており、この通孔23a内に端部を出すようにし
てランナー軸1aがベース23の上部に取付けられてい
る。通孔23a内においてランナー軸1aの端部にはコ
イルスプリングのようなバネ材24が取付けられてお
り、ランナー軸1aと共にランナー1bを下方(通孔2
3a側)に向けて引き下げる力が常時ランナー1bに作
用するようになっている。
本体aに対してネジ止め固定する場合にネジ具25が挿
入される大径の通孔26と、この通孔26よりも小径と
なった通孔27とがそれぞれ設けられている。上下で対
向する大径の通孔26間には長孔28が設けられてお
り、この長孔28を介して固定ネジ29をベース23の
ネジ孔23bに螺合することによってケース22に対し
てベース23が連結固定されている。ここで、長孔28
の範囲内でケース22に対するベース23の取付け高さ
を調整することができるようになっている。また、長孔
28の内面側に位置するようにケース22の内面には滑
り止め用突部30が多数設けられている。
間外周部より突片32を一体に突設して主体が構成され
ており、この突片32が上レール5のレール溝5aを構
成する内側突出片10の上面に載置されることでランナ
ー体1が上レール5に対して走行自在に取付けられてい
る。ここで、上記したように外側突出片11の上面は内
側突出片10の上面よりも下方に位置するようになって
いるために内側突出片10の上面のみに突片32が載置
された状態でランナー体1が上レール5内に係合される
ものであり、上レール5に対して走行自在にランナー体
1を係合するにあたり、上レール5とランナー体1との
接触面積を小さくして上レール5に対するランナー体1
の摺動抵抗を小さくするようになっている。また、ここ
で、このランナー1bにおいては筒状体31の上部にて
ランナー軸1aの上端部が構成されている。
図3、図15に示されるようにランナー軸3aと、この
ランナー軸3aに回転自在に取付けられたランナー3b
とで主体が構成されており、ランナー3bは下側に位置
するガイドローラー33と、ガイドローラー33の上側
に位置するタイヤ34とで主体が構成されている。ガイ
ドローラー33は下レール6のレール溝6a内に挿合さ
れており、タイヤ34は支持片18の上面に形成された
傾斜面19上に載置されている。ここで、傾斜面19は
上記したように外側立ち上げ片17の先端より突設され
た横片21の上面よりも上方に配置されているためにタ
イヤ34は外縁の一部のみが支持片18上に支持された
状態となるものであり、下レール6に対して走行自在に
ランナー体3を係合するにあたり、下レール6とランナ
ー体3との接触面積を小さくして下レール6に対するラ
ンナー体3の摺動抵抗を小さくするようになっている。
また、ここで、ランナー体3は上記したランナー体1と
同様にケース22とベース23を用いて間仕切りドア本
体aに取付けられているものであり、さらに、ベース2
3とケース22とはランナー体1を支持するのに用いら
れるベース23とケース22と同じものが使用されるも
のであり、部材の共通化が図られている。また、ここ
で、このランナー3bにおいては、下方に突出するガイ
ドローラー33にてランナー軸2aの下端部が構成され
ている。
4、図11に示されるようにランナー軸2aと、このラ
ンナー軸2aに回転自在に取付けられたランナー2bと
で主体が構成されている。ランナー軸2aは間仕切りド
ア本体aの戸先側の上部に埋設される角筒状のケース2
2a内に挿合配置されたベース23の上部に取付けられ
ている。ベース23の長手方向の中間部には長孔状の通
孔23aが設けられており、この通孔23a内に端部を
出すようにしてランナー軸2aがベース23の上部に取
付けられている。ランナー軸2aの上部にはコイルスプ
リングのようなバネ材35が取付けられており、ランナ
ー軸2aと共にランナー2bを上方に向けて押し上げる
力が常時ランナー2bに作用するようになっている。ベ
ース23の端部にはネジ孔23bが設けられており、後
述する連結枠36をベース23の端部に重ねた状態で連
結枠36の通孔36aを介してネジ孔23bにネジ具2
5を螺合することによって連結枠36とベース23とが
相互に連結固定されている。ここで、ベース23はケー
ス22aに対して挿合されているだけであるためにベー
ス23はケース22aに対して上下動可能となってい
る。
部外周より突片38を一体に突設して主体が構成されて
おり、筒状体37が上レール5のレール溝5a内に挿合
されると共に突片38が上レール5のレール溝5aを構
成する外側突出片11の下面に当接されることでランナ
ー体2が上レール5に対して走行自在に取付けられてい
る。ここで、上記したように外側突出片11の下面は内
側突出片10の下面よりも下方に位置するようになって
いるために外側突出片11の下面のみに突片38が当接
された状態でランナー体2が上レール5内に係合される
ものであり、上レール5に対して走行自在にランナー体
2を係合するにあたり、上レール5とランナー体2との
接触面積を小さくして上レール5に対するランナー体2
の摺動抵抗を小さくするようになっている。
ンナー軸4aと、このランナー軸4aに回転自在に取付
けられたランナー4bとで主体が構成されており、ラン
ナー4bは下側に位置するガイドローラー33と、ガイ
ドローラー33の上側に位置するタイヤ34とで主体が
構成されている。ガイドローラー33は下レール6のレ
ール溝6a内に挿合されており、タイヤ34は支持片1
8の上面に形成された傾斜面19上に載置されている。
ここで、傾斜面19は上記したように外側立ち上げ片1
7の先端より突設された横片21の上面よりも上方に配
置されているためにタイヤ34は外縁の一部のみが支持
片18上に支持された状態となるものであり、下レール
6に対して走行自在にランナー体3を係合するにあた
り、下レール6とランナー体3との接触面積を小さくし
て下レール6に対するランナー体3の摺動抵抗を小さく
するようになっている。ベース23の端部にはネジ孔2
3bが設けられており、後述する連結枠36をベース2
3の端部に重ねた状態で連結枠36の通孔36aを介し
てネジ孔23bにネジ具25を螺合することによって連
結枠36とベース23とが相互に連結固定されている。
ここで、ベース23はケース22aに対して挿合されて
いるだけであるためにベース23はケース22aに対し
て上下動可能となっている。また、ここで、ランナー体
4は上記したランナー体2と同様にケース22aとベー
ス23を用いて間仕切りドア本体aに取付けられている
ものであり、さらに、ベース23とケース22aとはラ
ンナー体2を支持するのに用いられるベース23とケー
ス22aと同様のものが使用されるものであり、部材の
共通化が図られている。
持するベース23は全て同じ形状のものが使用されるも
のであり、部材の共通化を図ってコスト削減を図ること
ができると共に組立ミスを少なくすることができるよう
になっている。上記したように各レール5,6とランナ
ー体1,2,3,4とを接触させるにあたって、各レー
ル5,6と各ランナー体1,2,3,4とを片側接触と
して接触面積を小さくして摺動抵抗を減少させるように
すれば、一方向に向けて間仕切りドア本体aが倒れ込ん
だりするようなことが考えられるものであるが、本実施
形態においては、間仕切りドア本体aに設けられた4つ
のランナー体1,2,3,4のうち、3つのランナー体
1,3,4のランナー1b,3b,4bを各レール5,
6の一側面がわに対して接するようにし、1つのランナ
ー体2のランナー2bをレール5の他側面がわに対して
接するようにしていることで前後左右のバランスが取れ
て一方向に向けて間仕切りドア本体aが倒れ込んだりす
るようなことがないものである。
央部には図14に示されるような操作部材40が設けら
れており、この操作部材40によって戸先側の上下のラ
ンナー体2,4は上下移動させることができるようにな
っており、この操作部材40によって戸先側の上部に設
けられたランナー体2を上レール5に対して接離自在と
すると共に下部に設けられたランナー体4を下レール6
に対して接離自在とする操作部50が形成されている。
つまり、操作部50としての操作部材40を操作してラ
ンナー体2を下方に移動させることでランナー体2を上
レール5のレール溝5aより外すことができ、また、操
作部材40を操作してランナー体4を上方に移動させる
ことでランナー体4を下レール6のレール溝6aより外
すことができるようになっており、吊り元側のランナー
体1,3を上下レール5,6の端部に移動させてキャッ
チ9にて支持させた状態で各ランナー体2,4を各レー
ル5,6より外すことで間仕切りドア本体aを水平回動
させて開いたり、収納状態とすることができるようにな
っている。
ように一側外面が開口する略筒状となり、間仕切りドア
本体aの端部に固着具39にて埋め込むように固定され
るケース41と、ケース41の上下部において上下動自
在に配された操作レバー51としてのコマ42と、コマ
42に端部が連結された連結枠36とで主体が構成され
ている。ここで、操作部50としての操作部材40の操
作レバー51は戸先側の端面の略中央部に配置されてお
り、操作レバー51を操作する場合には背伸びしたり、
深く屈んだりするようなことなく操作してランナー体
2,4の上下移動を行うことができるようになってい
る。
1のスリット44より外部に突出するようにしてケース
41の上下部に設置されており、両側面より突設された
連結軸45がケース41の側面板に設けられた位置決め
保持手段60としてのガイド溝46内に係合されてい
る。このガイド溝46はそれぞれ垂直方向に延びた第1
溝46aの上部よりスリット44側に向けて第2溝46
bを延出し、第1溝46aの下部よりスリット44側に
向けて第3溝46cを延出して構成されており、連結軸
45が各溝46a,46b,46cに沿って移動するこ
とでコマ42が上下移動するようになっている。つま
り、コマ42を操作して連結軸45を第2溝46b、第
3溝46cのいずれかに位置させることによって戸先側
の各ランナー体2,4を各レール5,6に対して走行移
動自在に係合した状態と、各レール5,6より離間した
状態とに位置決め固定することができるようになってい
る。
は図16に示されるようにベース23を介して戸先側の
上部のランナー体2に連結されている。また、下部側の
コマ42に連結された連結枠36は図17に示されるよ
うにベース23を介して戸先側の下部のランナー体4に
連結されている。ランナー体2のランナー軸2aは間仕
切りドア本体aに埋設されるケース22a内にスライド
自在に挿合されたベース23に連結されており、連結枠
36はベース23に対して連結固定されている。
ドア本体aに埋設されるケース22a内にスライド自在
に挿合されたベース23に連結されており、連結枠36
はベース23に対して連結固定されている。各コマ42
の背部にはバネ性を有する板状のバネ板47が設けられ
ており、このバネ板47によってコマ42は常時スリッ
ト44が設けられたケース41の前面側に向けて押圧付
勢されている。このようにコマ42がバネ板47によっ
てケース41の前面側に押圧付勢されていることによっ
てコマ42を移動させる場合には指でつまみ部43を奥
方に押し込んだ後に上下方向に移動させない限り、連結
枠36が移動しないものであり、バネ力によって勢い良
く連結枠36が勝手に上下方向に移動したりするような
ことがないようになっている。
を奥方に押し込み操作しながら第2溝46bから連結軸
45を出して第1溝46aを介して第3溝46cに移動
させることによってコマ42の下方への移動と共に連結
枠36と共にランナー体2が下方に移動するものであ
り、これによってランナー体2が上レール5より外れる
ようになっている。
奥方に押し込み操作しながら第3溝46cから連結軸4
5を出して第1溝46aを介して第2溝46bに移動さ
せることによってコマ42の上方への移動と共に連結枠
36と共にランナー体4が上方に移動するものであり、
これによってランナー体4が下レール6より外れるよう
になっている。
うに上下レール5,6の一端部寄りに配置されており、
各レール5,6のレール溝5a,6a内のランナー体
1,3のランナー軸1a,3aを各レール5,6の端部
で係合保持することができるようになっている。図10
に示されるキャッチ9の配置状態は、図9に示されるよ
うな3枚引き戸の形態である場合の配置状態を示してお
り、各間仕切りドア本体aのランナー軸1a,3aを係
合保持するにあたり、図9(a)中,にて示される
間仕切りドア本体aにおいては、同じレール溝5a,6
a内を走行しているためにキャッチ9のキャッチ体15
の先部は図10において紙面上側のレール溝5a,6a
内に向けて突出配置されており、また、図9(a)中
にて示される間仕切りドア本体aにおいては、隣接する
隣のレール溝5a,6a内を走行しているためにキャッ
チ9のキャッチ体15の先部は図10において紙面下側
のレール溝5a,6a内に向けて突出配置されている。
間仕切りドア本体aを一端側に移動させることで各間仕
切りドア本体aのランナー軸1a,3aがキャッチ9の
キャッチ体15を乗り越えて(ランナー軸1a,3aの
移動に伴う押圧力がキャッチ体15の先部に作用するこ
とでキャッチ体15はバネ材14のバネ力に抗して後退
移動するものであり、間仕切りドア本体aをレール溝5
a,6aに沿って移動させるだけで自動的にキャッチ9
を構成する一対のキャッチ体15間に形成された保持部
9aにランナー軸1a,3aが係合保持される)各キャ
ッチ体15間の保持部9a内に係合保持されるものであ
り、これによって各間仕切りドア本体aの吊り元側のラ
ンナー体1,3がキャッチ9にて保持されるものであ
り、この状態で操作部材40を操作して戸先側のランナ
ー体2,4を各レール5,6より外すことで各間仕切り
ドア本体aを図9(b)に示されるように水平回動させ
て上下レール5,6間の開口部を全開状態とすることが
できるようになっている。
す場合には保持部9aよりランナー軸1a,3aが外れ
るように間仕切りドア本体aを側方に移動させることに
よって外すことができる。図11乃至図13は4枚引き
戸の形態である場合のキャッチ9の配置状態を示してお
り、各間仕切りドア本体aのランナー軸1a,3aを係
合保持するにあたり、図11(a)中,にて示され
る間仕切りドア本体aにおいては、同じレール溝5a,
6a内を走行しているためにキャッチ9のキャッチ体1
5の先部は図12において紙面上側のレール溝5a,6
a内に向けて突出配置されており、また、図11(a)
中,にて示される間仕切りドア本体aにおいては、
隣接する隣のレール溝5a,6a内を走行しているため
にキャッチ9のキャッチ体15の先部は図12において
紙面下側のレール溝5a,6a内に向けて突出配置され
ている。このものにおいても、上記と同様に各レール
5,6の端部側に各間仕切りドア本体aを移動させるだ
けで自動的にランナー軸1a,3aが係合保持されるも
のであり、図11(b)に示されるように壁面に沿って
各間仕切りドア本体aを配置することができるようにな
っている。
5,6の長手方向の中間部にキャッチ9を配置するよう
にし、このキャッチ9にて図13(a)中にて示され
る間仕切りドア本体aの戸先側のランナー体2,4のラ
ンナー軸2a,4aを係合保持するようにし、図13
(a)中にて示される間仕切りドア本体aの吊り元側
のランナー体1,3のランナー軸1a,3aを係合保持
するようにして閉じた状態で保持するようにしてあって
もよいものである。
重ねるようにして各間仕切りドア本体aを上下レール
5,6間の開口部内に配置することによって開口部を閉
じた状態とすることができるものであり、任意の位置の
間仕切りドア本体aをスライド移動させることによって
開口部の一部を開いて出入り用の出入口とすることがで
きるものである。ここで、各レール5,6に対する各ラ
ンナー体1,2,3,4の接触は片側接触とされている
ために摺動抵抗を小さくしながら各ランナー体1,2,
3,4を各レール5,6に対して走行自在に係合するこ
とができるものであり、開閉移動を安定して楽に行うこ
とができるものである。また、開口部を全て開口させる
ような場合には各間仕切りドア本体aを順次レール5,
6の端部側に移動させて吊り元側のランナー体1を乗り
上げ片7に乗り上げさせることによって吊り元側の上部
のランナー体1と、吊り元側の下部のランナー体3がキ
ャッチ9にて保持されるものであり、このようにキャッ
チ9にて保持された状態では各ランナー体1,3のラン
ナー軸1a,3aが回転自在に保持された状態となって
おり、この状態で操作部材40を操作して戸先側の上部
のランナー体2と、下部のランナー体4を上動あるいは
下動させて各レール5,6より外し、これによって吊り
元側を支点として間仕切りドア本体aを水平回動させる
ことができるものであり、このようにして各間仕切りド
ア本体aを順次壁面に沿うように重ねて配置することで
上下レール5,6間の開口部を全開状態とすることがで
きるものである。
部側の両端部の4隅に設けられたランナー体を介して上
下レールに沿って間仕切りドア本体がスライド移動自在
とされた引き戸装置において、間仕切りドア本体の一端
側を吊り元側とし、他端側を戸先側とし、戸先側の上部
に設けられたランナー体を上レールに対して接離自在と
すると共に下部に設けられたランナー体を下レールに対
して接離自在とする操作部を備え、操作部に上記各ラン
ナー体を各レールに対して接離移動させる操作レバーを
設け、該操作レバーはケース内に収納配置され、操作レ
バーにはケースの内側壁に押圧摺動するバネ板を備えて
いるので、戸先側のランナー体をそれぞれ上下移動させ
ることができ、このランナー体の上下移動によってラン
ナー体を上レールまたは下レールより外して吊り元側の
ランナー体を軸部分として間仕切りドア本体を水平回動
させることができるものであり、各レールの強度が部分
的に低下したり、ランナー体の走行に支障をきたすよう
なことなく間仕切りドア本体を各レールに沿って移動さ
せたり、水平回動させて開閉させたりすることができる
ものである。
部を戸先側の端面の略中央部に配置してあるので、請求
項1の効果に加えて背伸びしたり、深く屈んだりするよ
うなことなく操作部を操作して戸先側のランナー体の上
下移動を行わせることができるものである。請求項3の
発明は、請求項1において操作部は戸先側の各ランナー
体を各レールに対して走行移動自在に係合した状態と、
各レールより離間した状態とに位置決め固定することが
できる位置決め保持手段を備えているので、請求項1の
効果に加えて位置決め保持手段によって戸先側の各ラン
ナー体を各レールに接した状態と、各レールより離れる
位置とに確実に固定することができるものである。
る。
る。
図である。
る。
る。
全開状態を説明する説明図である。
である。
は全開状態を説明する説明図である。
である。
は(a)におけるd部のキャッチの配置状態を説明する
説明図である。
略した正断面図、(b)は一部省略した側断面図であ
る。
図である。
図である。
る。
る。
平断面図、(b)は側断面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 上部側の両端部と下部側の両端部の4隅
に設けられたランナー体を介して上下レールに沿って間
仕切りドア本体がスライド移動自在とされた引き戸装置
において、間仕切りドア本体の一端側を吊り元側とし、
他端側を戸先側とし、戸先側の上部に設けられたランナ
ー体を上レールに対して接離自在とすると共に下部に設
けられたランナー体を下レールに対して接離自在とする
操作部を備え、操作部に上記各ランナー体を各レールに
対して接離移動させる操作レバーを設け、該操作レバー
はケース内に収納配置され、操作レバーにはケースの内
側壁に押圧摺動するバネ板を備えていることを特徴とす
る引き戸装置。 - 【請求項2】 操作部を戸先側の端面の略中央部に配置
して成ることを特徴とする請求項1記載の引き戸装置。 - 【請求項3】 操作部は戸先側の各ランナー体を各レー
ルに対して走行移動自在に係合した状態と、各レールよ
り離間した状態とに位置決め固定することができる位置
決め保持手段を備えていることを特徴とする請求項1記
載の引き戸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6860196A JP2793549B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 引き戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6860196A JP2793549B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 引き戸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09256727A JPH09256727A (ja) | 1997-09-30 |
JP2793549B2 true JP2793549B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=13378484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6860196A Expired - Fee Related JP2793549B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 引き戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2793549B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130024373A (ko) * | 2011-08-31 | 2013-03-08 | 장혁수 | 창호 시스템의 레일과 호차 및 이를 이용한 창호용 창문 거동 장치 |
JP5872987B2 (ja) * | 2012-09-11 | 2016-03-01 | 大建工業株式会社 | 複動式の開閉ドア |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP6860196A patent/JP2793549B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09256727A (ja) | 1997-09-30 |
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