JP2539225Y2 - 跳出し引違いサッシの外れ止め装置 - Google Patents
跳出し引違いサッシの外れ止め装置Info
- Publication number
- JP2539225Y2 JP2539225Y2 JP1991025695U JP2569591U JP2539225Y2 JP 2539225 Y2 JP2539225 Y2 JP 2539225Y2 JP 1991025695 U JP1991025695 U JP 1991025695U JP 2569591 U JP2569591 U JP 2569591U JP 2539225 Y2 JP2539225 Y2 JP 2539225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- sash
- door
- locking
- movable shoji
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
可動障子がサッシ枠から外れることを防止する装置に関
する。
に、サッシ枠に可動障子を閉じ位置と開き位置とに亘っ
て左右摺動自在に設け、この可動障子を開き位置におい
て摺動方向と直角方向に移動自在とした跳出し引違いサ
ッシが知られている。すなわち、摺動子を備えた作動板
を取付ブラケットに揺動自在に支承した上部跳出し装置
を可動障子の上框に取付け、この摺動子をサッシ上枠の
ガイド凹溝に摺動自在に嵌合し、戸車と取付ブラケット
を作動板で揺動自在に連結した下部跳出し装置を可動障
子の下框に取付け、その戸車をサッシ下枠のレールに沿
って走行自在とし、可動障子の縦框に取付けたハンドル
により摺動する摺動杆を前記各作動板にそれぞれ連結し
て、ハンドルを回転操作すると作動板が揺動して可動障
子を摺動方向と直角方向に移動して閉鎖位置と跳出し位
置とする構成である。
ッシは可動障子を跳出し位置、つまりサッシ枠より面外
方向に突出した状態で左右に摺動するので、可動障子の
重量で下部跳出し装置の戸車がサッシ下枠から外れて可
動障子がサッシ枠から外れることがあり、図1に示すよ
うにサッシ下枠aに戸車と干渉する係止片bを長手方向
に連続して一体に形成し、この係止片bに戸車取付用の
切欠部cを形成し、戸車をレールd上に載置して取付け
たら戸車とともに可動障子を移動して切欠部cに外れ止
片eをビスfで取付けて戸車が外れないようにしている
が、このようにすると可動障子をサッシ枠に建付け、外
しするごとに外れ止め片eを取付けたり、外したりする
ので可動障子の建付けが面倒となるし、切欠部c、外れ
止め片eが見えて意匠性が悪くなる。
ようにした跳出し引違いサッシの外れ止め装置を提供す
ることを目的とする。
る戸車の戸車枠に係止突部を有する外れ止め片を、その
係止突部が戸車枠よりサッシ下枠の係止部側に突出した
第1の位置と係止突部が戸車枠内に位置する第2の位置
とに亘って揺動自在に取付け、この外れ止め片を第1の
位置にビスで固定できるようにしたものである。
が係止部に係合して戸車がサッシ下枠から外れることを
防止でき、外れ止め片を第2の位置とすれば可動障子を
建付ける際に係止突部が邪魔にならない。
向一側に嵌め殺し窓2が設けられて他側が開口し、サッ
シ枠1には可動障子3が開口部4と対向した閉じ位置と
嵌め殺し窓2と対向した開き位置とに亘って左右方向に
摺動自在に装着され、この可動障子3は閉じ位置におい
て閉鎖位置と跳出し位置とに亘って摺動方向と直角方向
に移動されて開口部4に引寄せられて嵌め殺し窓2と面
一となるように構成され、跳出し引違いサッシとなって
いる。なお嵌め殺し窓2を可動障子としても良い。前記
サッシ枠1はサッシ上枠10とサッシ下枠11とサッシ
縦枠12と縦中骨13により方形枠状となり、可動障子
3は上框14と下框15と縦框16を方形枠状に枠組み
し、その内部にガラスが装着されており、上框14の左
右両端寄りに上部跳出し装置17が取付けられ、下框1
5の左右両端寄りに下部跳出し装置18が取付けてあ
り、一方の縦框16にハンドル19が取付けてある。前
記上部跳出し装置17は取付けブラケット20と作動板
21と摺動子22を備え、ハンドル19により上框14
に沿って摺動杆23を摺動すると作動板21が揺動する
ように構成され、下部跳出し装置18は取付けブラケッ
ト24と作動板25と戸車26を備え、ハンドル19に
より下框15に沿って摺動杆27を摺動すると作動板2
5が揺動するように構成してあり、前記上部跳出し装置
17の取付けブラケット20が上框14にボルト止めさ
れ、摺動子22がサッシ上枠10のガイド凹溝28に嵌
合し、前記下部跳出し装置18の取付けブラケット24
は下框15にボルト止めされ、戸車26がサッシ下枠1
1のレール29に接し、ハンドル19を回転することで
可動障子3を閉鎖位置と跳出し位置とに亘って移動でき
る。
に基づいて説明する。図3に示すようにサッシ下枠11
にはレール29より室外寄り上部に係止部30となる下
向段部が形成され、下部跳出し装置18の戸車26端面
に摺動板31を介して取付けた外れ止め片32の係止突
部33が係止部30に係合して戸車26、つまり下部跳
出し装置18がサッシ下枠11から外れないようにして
ある。前記戸車26は図4、図5に示すように戸車枠3
4に車輪35を取付けたもので、その戸車枠34の左右
両端部に摺動板31を介して外れ止め板32が取付けら
れ、その摺動板31は図6に示すように縦板36の下部
に一対の摺動片37,37を室内外側方向に間隔を置い
て設けてガイド溝38とし、縦板36の室内側上部に上
片39を設けて一方の摺動片37と上片39との間に凹
陥部40を構成しており、その縦板36に上部孔41、
中間孔42、下部孔43が形成され、前記外れ止め片3
2は縦板状となって支承孔44と透孔45と円弧状孔4
6が上下方向に間隔を置いて有し、その円弧状孔46は
支承孔44を中心とする円弧状となり、外れ止め片32
の係止突部33と反対側に取付部47が設けられ、この
取付部47にビス挿通部48が形成され、支承孔44よ
りリベット等の支持杆49を上部孔41に固着して外れ
止め片32は摺動片31に支持杆49を中心として面外
方向に揺動自在に連結され、円弧状孔46よりリベット
等の支持杆50が下部孔43に固着され、この支持杆5
0と円弧状孔46との間にスプリング51が設けられて
外れ止め片32は室内側に揺動保持され、外れ止め片3
2の透孔45よりビス52を中間孔42を経て戸車枠3
4の端面に螺合して摺動板31が戸車枠34に取付けて
あり、外れ止め片32をスプリング51に坑して揺動し
た状態でビス挿通部48からビス53を戸車枠34のビ
ス孔54に螺合することにより外れ止め片32を図3の
状態で固定できるようにしてある。
ビス53を締付けることで外れ止め片32の係止突部3
3がサッシ下枠11の係止部30に係合するから、戸車
26がサッシ下枠11から外れることがなく、可動障子
3を図3に示すように跳出し位置として安全に左右摺動
できる。可動障子3を取付ける時には図7に示すよう
に、ビス53を外すことで外れ止め片32がスプリング
51で室内側に揺動して係止突部33が戸車26の室外
面より室内寄りとなって戸車26内に位置するので、そ
の係止突部33が邪魔にならず戸車26をサッシ下枠1
1のレール29上に容易に載置できる。この状態で外れ
止め片32をスプリング51に抗して揺動し、ビス53
を締付けることで図3のように係止突部33を係止部3
0に係合でき、この時ビス53は室内から締付け操作で
きるので、その操作が簡単となる。図8、図9は第2実
施例を示し、摺動板31をガイド溝38を有する板状と
し、外れ止め片32を係止突起33を有する板状とし、
支持杆49で摺動板31を戸車枠34に固着し、かつ外
れ止め片32を面外方向に揺動自在に取付け、外れ止め
片32の円弧状孔46よりビス53を戸車枠34にネジ
込んである。この構成であれば、ビス53を弛めること
で外れ止め片32を係止突起33が戸車26より突出し
た位置と戸車26内の位置とに揺動できるから、前述と
同様に可動障子3を建付ける際には係止突起33が邪魔
にならないようにできるし、可動障子3を移動する時に
は係止突起33が係止部30に係合して外れないように
できる。
車26をサッシ下枠11のレール29上に載置する時に
係止突部33が邪魔にならず、可動障子3の建付け作業
を簡単にでき、外れ止め片32を第1の位置とすれば係
止突部33がサッシ下枠11の係止部30に係合して戸
車26が外れないから、可動障子3を跳出し位置として
摺動する時に可動障子3がサッシ枠1から外れることを
防止できる。しかも、戸車26の戸車枠34に外れ止め
片32を取付けたのみであり、サッシ下枠に切欠部を形
成したり、外れ止め片をビス止めしなくとも良いから意
匠性を損なうこともない。
ある。
ある。
上部跳出し装置、18下部跳出し装置、29 レー
ル、26 戸車、30 係止部、32 外れ止め片、3
3 係止突部、53 ビス。
Claims (1)
- 【請求項1】 サッシ枠1内に可動障子3を配設し、こ
の可動障子3の上框14と下框15に、ハンドル操作に
より可動障子3を摺動方向と垂直方向に移動する上部跳
出し装置17と下部跳出し装置18を取付けた跳出し引
違いサッシにおいて、前記下部跳出し装置18を構成し
サッシ下枠11のレール29に沿って走行する戸車26
の戸車枠34に、サッシ下枠11の係止部30と係合す
る係止突部33を有する外れ止め片32を、その係止突
部33が戸車枠34より係止部30側に突出する第1の
位置と係止突部33が戸車枠34内に位置する第2位置
とに亘って揺動自在に取付け、この外れ止め片32を第
1の位置で固定するビス53を設けたことを特徴とする
跳出し引違いサッシの外れ止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025695U JP2539225Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 跳出し引違いサッシの外れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025695U JP2539225Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 跳出し引違いサッシの外れ止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04114972U JPH04114972U (ja) | 1992-10-12 |
JP2539225Y2 true JP2539225Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=31910370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991025695U Expired - Lifetime JP2539225Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 跳出し引違いサッシの外れ止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539225Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP1991025695U patent/JP2539225Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04114972U (ja) | 1992-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5845363A (en) | Adjustable roller assembly | |
JP2539225Y2 (ja) | 跳出し引違いサッシの外れ止め装置 | |
GB2134167A (en) | Shower cubicle sealing door | |
JP2537622Y2 (ja) | 網戸の外れ止め装置 | |
JPS592279Y2 (ja) | スライド回転扉のストツパ装置 | |
JP2588084B2 (ja) | 網戸用戸車装置 | |
JP2008163587A (ja) | 切欠閉鎖部材及び切欠閉鎖部材を備えた建具 | |
CN114391771B (zh) | 一种安装置具及使用安装置具安装马桶的方法 | |
JP2000199377A (ja) | 引戸装置 | |
JP2539224Y2 (ja) | 跳出し引違いサッシの上部跳出し装置 | |
JPH0723499Y2 (ja) | 間仕切り装置のロック構造 | |
JP3355451B2 (ja) | ドアの扉取付構造及び扉取付用ピポットヒンジ | |
JP3602873B2 (ja) | 機能ブロックの取付機構 | |
JP2539226Y2 (ja) | 跳出し引違いサッシの下部跳出し装置 | |
JPH0684703B2 (ja) | 建具の自動外れ止め装置 | |
JPH072939Y2 (ja) | 建具用振れ止め器具 | |
JPH08128249A (ja) | 戸、窓の閉め込み位置決め装置 | |
JPH0423177Y2 (ja) | ||
JPH07133687A (ja) | 連動折り戸用の走行体とヒンジの着脱装置 | |
JPS5938620Y2 (ja) | 障子の引き寄せ装置 | |
JPH0233583Y2 (ja) | ||
JP2909047B2 (ja) | 戸車装置及び引戸の係止装置 | |
JPH0531186Y2 (ja) | ||
JPH0754530Y2 (ja) | 可動障子の跳出装置 | |
JP3616450B2 (ja) | 扉開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040802 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070820 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090820 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100820 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110820 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120820 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120820 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820 |