JPH0754530Y2 - 可動障子の跳出装置 - Google Patents

可動障子の跳出装置

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JPH0754530Y2
JPH0754530Y2 JP2178490U JP2178490U JPH0754530Y2 JP H0754530 Y2 JPH0754530 Y2 JP H0754530Y2 JP 2178490 U JP2178490 U JP 2178490U JP 2178490 U JP2178490 U JP 2178490U JP H0754530 Y2 JPH0754530 Y2 JP H0754530Y2
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準二 沼田
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、跳出し引違いサッシの可動障子を摺動方向と
直角方向に移動する跳出装置に関する。
〔従来の技術〕
特開昭59−480号公報に示すように、サッシ枠に可動障
子を閉じ位置と開き位置とに亘って左右摺動自在に設
け、この可動障子を閉じ位置において摺動方向と直角方
向に移動自在とした跳出し引違いサッシが提案されてい
る。
かかる跳出し引違いサッシであれば、可動障子を閉じた
時に他の障子と面一にしたり、可動障子のサッシ枠に対
する気密保持のための引き寄せストロークを大きくでき
る。
前述のように可動障子を摺動方向と直角方向に移動する
跳出装置としては、例えば特開昭59−480号公報に示す
ものが知られている。
つまり、第10図に示すように、可動障子の横框1に作動
板2を揺動可能に設け、この作動板2の一端部を戸車3
に揺動自在に連結し、かつ他端部に第1・第2係合部4,
5を形成し、前記横框1に沿って摺動自在な摺動板6に
連結した可動板7に第1・第2ピン8,9を設け、この第
1・第2ピン8,9を前記第1・第2係合部4,5に係合し、
摺動板6を摺動して可動板7を移動することで作動板2
を揺動して戸車3に対して横框1、つまり可動障子が第
11図に示すように平行移動する構成としてある。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる跳出装置であると、第10図に示すように可動障子
をサッシ枠側に移動して閉鎖位置とした時には第1・第
2係合部4,5に第1・第2ピン8,9が係合するので、作動
板2が横框1に対して揺動したり、がたついたりしない
が、第11図に示すように可動障子をサッシ枠と離隔した
跳出し位置に移動した時には第2係合部5と第2ピン9
が係合するだけで作動板2が揺動したり、がたついたり
するので可動障子がふらついたり、がたついたりして不
安定となる。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした可
動障子の跳出装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
取付ブラケットと戸車に揺動自在に連結された作動部材
に、直線状ガイド面とガイド凹部を形成し、かつ第1・
第2押付ピンを設け、横框に沿って摺動自在な可動部材
に直線状ガイド面と第1・第2カム面と係合凹部を形成
し、かつガイドローラを設けて、可動障子を閉鎖位置と
した時には作動部材が戸車に対して一方側に揺動して第
1押付ピン、ガイドローラが直線状ガイド面にそれぞれ
当接し、可動障子を跳出し位置とした時には作動部材が
戸車に対して他方側に揺動して第2押付ピン、ガイドロ
ーラが係合凹部、ガイド凹部に係合、嵌合するようにし
て可動障子のふらつき、がたつきを防止できるようにし
たものである。
〔実施例〕
第5図に示すように、方形状のサッシ枠Aの一側室外側
には嵌め殺し窓Bが設けられて他側が開口し、そのサッ
シ枠Aの室内側には可動障子Cが開口部Dと対向した閉
じ位置と嵌め殺し窓Bと対向した開き位置とに亘って左
右方向に摺動自在に装着され、この可動障子Cは閉じ位
置において閉鎖位置と跳出し位置とに亘って摺動方向と
直角方向に移動されて開口部Dに引き寄せられて嵌め殺
し窓Bと面一となるように構成され、跳出し引違いサッ
シとなっている。
第6図に示すように、前記可動障子Cの上框である横框
10とサッシ枠Aの上枠である横枠11とに亘って一対の跳
出装置12が取付けられ、下框である横框13と下枠である
横框14とに亘って本考案に係る跳出装置15が左右一対取
付けてあり、前記各横框10,13と各横枠11,14とに亘って
安全装置16がそれぞれ取付けられ、縦框17にハンドル18
が取付けてあり、前記跳出装置15は横框15にボルト19で
連結された取付ブラケット20と、下枠14に沿って移動す
る戸車21と、取付ブラケット20と戸車21とに亘って揺動
自在に連結した作動部材22と、前記ハンドル18によって
横框13に沿って摺動する可動部材23とを備えている。
次に跳出装置15の詳細を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
前記取付ブラケット20は縦板24と横板25でL字状とな
り、その縦板24に突出片26が一体的に設けてあり、突出
片26にナット27で締付け固着した縦軸28が横板25の窓25
aより下方に突出している。
前記戸車21は戸車枠29に一対の戸車ローラ30を取付ける
と共に、その戸車枠29の左右端面に摺動片31がそれぞれ
ビス止めされ、各摺動片31に外れ止め片32が長穴33を挿
通したビス34で取付けてあり、前記戸車枠29の左右方向
中間部に取付用開口部35が幅方向両面に開口して形成し
てある。
前記作動部材22は略く字状のアーム36の上面にカムプレ
ート37をビス38で連結してあり、そのアーム36の両端部
には縦孔39がそれぞれ形成され、カムプレート37には縦
孔39と同心状の透孔40が形成してあり、一側面37aには
直線状のガイド面41、ガイド凹部42が形成され、そのガ
イド凹部42はガイド面41と直角に連続した一端面42a、
この一端面42aと連続した斜面42b、半円形凹部42c、円
弧状面42dとにより略U字状となり、かつカムプレート3
7における透孔40側には第1・第2押付ピン43,44が取付
けられ、この第1・第2押付ピン43,44は前記透孔40の
中心を支点とする仮想円上に位置している。
そして、前記アーム36の一方の縦孔39に戸車枠29の取付
用開口部35に設けた縦軸45が回転自在に挿入されてアー
ム36の一端部が戸車枠29に水平面方向に揺動自在に連結
され、アーム36の他方の縦孔39に前記縦軸28が回転自在
に挿入されてアーム36の他端部が取付ブラケット20に水
平面方向に揺動自在に連結してあり、その縦軸28のフラ
ンジ28aとカムプレート37との間に軸受46が設けてあ
る。
前記可動部材23の一側面23aには直線ガイド面47、略山
形状の第1カム面48、第2カム面49、略円形状の係合凹
部50が長手方向の順次連続して有し、下面にはガイドピ
ン51が下向きに取付けてある。
第4図に示すように、取付ブラケット20の縦板24が横框
13の室内側板13aにボルト19で連結され、戸車21の戸車
ローラ30が横枠14のガイドレール14aに接し、かつ摺動
片31の下向凹部31aがガイドレール14aの上部に嵌まり合
い、外れ止め片32の突部32aが横枠14の段部14bに対向し
て戸車21が外れないようにしてある。
つまり、戸車21を装着した後にビス34を弛めて外れ止め
片32を長穴33に沿って移動して突部32aを段部14bと対向
させ、その後にビス34を締付けて外れ止め片32を取付け
ている。
前記可動部材23は横框13の凹条溝13dに沿って摺動自在
な摺動板52にビス止めされ、その摺動板52は前記ハンド
ル18に連結されてハンドル18を回転操作すると凹条溝13
dに沿って左右に摺動するようにしてある。
次に作動説明する。
第1図に実線で示す状態は可動障子Cを一方側に揺動し
てサッシ枠A側に引き寄せた閉鎖位置の状態であり、第
1押付ピン43が可動部材23の直線状ガイド面47に当接
し、ガイドローラ51がカムプレート37の直線状ガイド面
41に当接している。
これにより、可動障子Cを縦軸28の回りに矢印(イ)方
向に揺動する力をガイドローラ51とカムプレート37の直
線状ガイド面41の当接部で支持でき、可動障子Cを縦軸
45の回りに矢印(ロ)方向に揺動する力を第1押付ピン
43と可動部材23の直線状ガイド面47の当接部で支持でき
る。
第1図実線で示す状態よりハンドル18を操作して摺動杆
52とともに可動部材23を矢印(ハ)方向に移動すると、
第7図に示すように第1カム面48が第1押付ピン43に当
接し、ガイドローラ51がガイド凹部42に臨み、第2押付
ピン44が係合凹部50と対向する。
この状態よりハンドル18を更に操作して可動部材23を更
に矢印(ハ)方向に摺動すると、第8図のように作動部
材22は縦軸45の回りを矢印(ニ)方向に揺動し、かつ取
付ブラケット20が縦軸28を介して可動部材22の回りに相
対的に揺動して可動障子Cは平行姿勢を維持してサッシ
枠と離れる方向に平行移動する。
これとともに可動部材23のガイドローラ51がカムプレー
ト37のガイド凹部42内に相対的に順次入り込み、第2押
付ピン44が第2カム面49に当接する。
前述の状態より更にハンドル18を操作して可動部材23を
更に矢印(ハ)方向に移動すると第9図に示すように、
第2カム面49と第2押付ピン44の当接部で更に揺動して
第2押付ピン44が係合凹部50に嵌合し、ガイドローラ51
がガイド凹部42に嵌合して可動障子Cが他方側に所定ス
トローク揺動して跳出し位置となる。
これによって、ガイドローラ51とガイド凹部42との当接
部で可動障子Cの矢印(イ)方向の揺動を規制し、第2
押付ピン44と係合凹部50との当接部で可動障子Cの矢印
(ロ)方向の揺動を規制するので、可動障子Cがふらつ
いたり、がたついたりすることを防止できる。
〔考案の効果〕
可動部材23を横框に沿って摺動することで第1カム面48
が第1押付ピン43に当接し、更に可動部材23を摺動する
ことで第1カム面48、第2カム面49と第1・第2押付ピ
ン43,44で作動部材22が戸車21に対して他方側に揺動し
て可動障子Cを戸車21に対して平行に移動できるから、
可動障子Cを摺動方向と直角方向に移動できる。
また、可動障子を閉鎖位置とした時には作動部材22が戸
車21に対して一方側に揺動して第1押付ピン43、ガイド
ローラ51が直線状ガイド面47,41にそれぞれ当接するか
ら可動障子Cが揺動することを規制でき、可動障子を跳
出し位置とした時には作動部材22が戸車21に対して他方
側に揺動して第2押付ピン44、ガイドローラ51が係合凹
部50、ガイド凹部42に係合、嵌合するから可動障子Cが
揺動することを規制できる。
したがって、可動障子Cをサッシ枠A側に移動して閉鎖
位置とした時でも、サッシ枠Aと離隔する方向に移動し
て跳出し位置とした時でも可動障子Cがふらついたり、
がたついたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の実施例を示し、第1図は取付
ブラケットを外した状態の跳出装置の平面図、第2図は
第1図のII−II線断面図、第3図は跳出装置の正面図、
第4図は跳出装置の取付状態の縦断面図、第5図は跳出
し引違いサッシの正面図、第6図は可動障子取付状態の
正面図、第7図、第8図、第9図は動作説明図、第10
図、第11図は従来例の平面図である。 Aはサッシ枠、Cは可動障子、20は取付ブラケット、21
は戸車、22は作動部材、23は可動部材、41は直線状ガイ
ド面、42はガイド凹部、43,44は第1・第2押付ピン、4
7は直線状ガイド面、48は第1カム面、49は第2カム
面、50は係合凹部、51はガイドローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サッシ枠Aに左右摺動自在に設けた可動障
    子Cを、閉じ位置において摺動方向と直角方向に移動自
    在とした跳出し引違いサッシにおけるサッシ枠Aの横枠
    と可動障子の横框とに亘って取付けられる可動障子の跳
    出装置であって、 前記横框に取付けられる取付ブラケット20と、前記横枠
    に沿って摺動する戸車21と、前記ブラケット20と戸車21
    の戸車枠29とに亘って水平面方向に揺動自在に連結され
    た作動部材22と、前記横框に沿って摺動自在に設けられ
    る可動部材23より成り、 前記作動部材22に直線状ガイド面41とガイド凹部42を形
    成すると共に、第1・第2押付ピン43,44を設け、 前記可動部材23に、直線状ガイド面47と第1カム面48と
    第2カム面49と係合凹部50を連続して形成すると共に、
    ガイドローラ51を設け、 前記可動障子を閉鎖位置とした時には作動部材22が戸車
    21に対して一方側に揺動して第1押付ピン43が可動部材
    23の直線状ガイド面47に当接し、かつガイドローラ51が
    作動部材22の直線状ガイド面41に当接し、可動障子を跳
    出し位置とした時には作動部材22が戸車21に対して他方
    側に揺動して第2押付ピン44が係合凹部50に係合し、か
    つガイドローラ51がガイド凹部42に嵌合する構成とした
    ことを特徴とする可動障子の跳出装置。
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