JP3226974U - 安全ゲート - Google Patents
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Abstract
【課題】占有スペースが小さく、エントランスが塞がれる範囲を制御するのが容易な安全ゲートを提供する。【解決手段】安全ゲート10は、2つの壁取り付け柱アセンブリ100、メインフレーム200及び2つの接続アセンブリ300を有する。壁取り付け柱アセンブリは、エントランスの2つの側にある壁に取り付けられる。メインフレームは、第1のフレーム部分210、第2のフレーム部分220及び摺動セット230を有する。摺動セットは、第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分を接続し、それによって、第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分は、重なり合う面積を調整するように互いに対して摺動できる。接続アセンブリは、メインフレームの2つの側に取り付けられ、壁取り付け柱アセンブリに着脱可能に取り付けられる。したがって、メインフレームは壁に着脱可能に取り付けられる。加えて、第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分は、互いに対して移動できる。【選択図】図1
Description
本考案は、安全ゲートに関する。
建物又はエリアへのアクセスを制御するために、建物又はエリアのエントランスに安全ゲートが取り付けられる。
従来の安全ゲート及びその壁取り付け柱アセンブリは、占有するスペースが大きいため、組み立てが困難であるとともに使用上不便である。加えて、従来の安全ゲートは幅が調整できないため、従来の安全ゲートは、様々な幅を有するエントランスに適合できず、この点も不便である。
例えば、特許文献1において開示されているように、安全ゲートは、メインフレーム、2つの壁取り付けアセンブリ、及び、2つの接続アセンブリを有する。2つの接続アセンブリは、メインフレームの2つの反対の側にそれぞれ移動可能に取り付けられる。各接続アセンブリは、第1の接続部分及び第2の接続部分を有する。各壁取り付けアセンブリは、第1の枢動ベース及び第2の枢動ベースを有する。各第1の接続部分は、対応する第1の枢動ベースに回転可能かつ着脱可能に接続される。各第2の接続部分は、対応する第2の枢動ベースに回転可能かつ着脱可能に接続される。1つの接続アセンブリを対応する壁取り付けアセンブリから取り外して回転させることによって、メインフレームをゲートとして開閉できる。全ての接続部分を対応するベースから取り外すことによって、メインフレームを特定の場所に容易に設置し、その場で解体できる。
本考案の主な目的は、安全ゲートを提供することであり、その占有スペースはより小さく、エントランスを塞ぐ範囲を調整可能である。
安全ゲートは、2つの壁取り付け柱アセンブリ、メインフレーム及び2つの接続アセンブリを有する。2つの壁取り付け柱アセンブリは、エントランスの2つの側の2つの壁にそれぞれ取り付けられる。メインフレームは、エントランスを塞ぐように構成されており、第1のフレーム部分、第2のフレーム部分及び少なくとも1つの摺動セットを備える。少なくとも1つの摺動セットは、第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分を接続し、それによって、第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分は、第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分の重なり合う面積を調整するように互いに対して摺動可能である。2つの接続アセンブリは、メインフレームの2つの端にそれぞれ取り付けられる。接続アセンブリの各1つは、壁取り付け柱アセンブリのそれぞれ1つに着脱可能に接続される。
したがって、上述した安全ゲートの場合、メインフレームは、接続アセンブリ及び壁取り付け柱アセンブリを介して、エントランスの2つの側にある壁に着脱可能に接続されるため、メインフレームは容易に取り外される。加えて、第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分は、摺動セットによって移動可能に接続され、第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分の重なり合う面積は、エントランスを塞ぐか又はエントランスを開くように調整できる。第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分がその延在する方向に移動可能であることで、枢動する第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分を介してエントランスを開閉することと比較して、占有されるスペースはより小さく、エントランスが塞がれる範囲を任意に調整できる。
本考案の理解を容易にするために、以下では、添付の図面を参照して本考案をより完全に記載する。図面には本考案の好ましい実施形態が示されている。しかし、本考案は、多くの異なる形態で具現でき、本明細書において記載される実施形態に限定されない。むしろ、これらの実施形態は、本開示がより完全に理解されるように提供されるものである。
或る構成要素が別の構成要素に「固定される」ものとして言及するとき、或る構成要素は上記別の構成要素に直接的に取り付けできるか、又は、また別の構成要素をその構成要素と上記別の構成要素との間に配置できることに留意されたい。或る構成要素が別の構成要素に「接続される」と言及するとき、或る構成要素は上記別の構成要素に直接的に接続できるか、又は、また別の構成要素をその構成要素と上記別の構成要素との間に配置できる。本明細書において用いられるような「垂直」、「水平」、「左」、「右」等の用語は、説明のためのものであり、唯一の実施形態であることを意図しない。
本明細書において用いられる全ての技術的及び科学的な用語は、当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本考案の記載において用いられる用語は、特定の実施形態を記載するためのものであり、本考案を限定することは意図されない。本明細書において用いられる「及び/又は」という用語は、関連する列挙されるアイテムの1つ又は複数のあらゆる組み合わせを含む。
図1を参照されたい。本考案の安全ゲート10は、エントランスを塞ぐように構成されている。
本考案の安全ゲート10の実施形態のうちの1つは、少なくとも1つの壁取り付け柱アセンブリ100、メインフレーム200及び少なくとも1つの接続アセンブリ300を備える。少なくとも1つの壁取り付け柱アセンブリ100は、エントランスの壁に取り付けられ、少なくとも1つの接続アセンブリ300は、少なくとも1つの壁取り付け柱アセンブリ100に着脱可能に取り付けられる。
メインフレーム200は、第1のフレーム部分210、第2のフレーム部分220及び摺動セット230を備える。第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220は互いに対して平行である。摺動セット230は、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220を接続し、それによって、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220は、互いに対して摺動可能であり、これが、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220の重なり合う面積を調整する。
この実施形態では、少なくとも1つの壁取り付け柱アセンブリ100の数は2つであり、少なくとも1つの接続アセンブリ300の数は2つである。2つの接続アセンブリ300は、メインフレーム200の2つの端にそれぞれ固定して取り付けられ、2つの壁取り付け柱アセンブリ100にそれぞれ着脱可能に取り付けられる。
この実施形態では、少なくとも1つの壁取り付け柱アセンブリ100の数は2つであり、少なくとも1つの接続アセンブリ300の数は2つである。2つの接続アセンブリ300は、メインフレーム200の2つの端にそれぞれ固定して取り付けられ、2つの壁取り付け柱アセンブリ100にそれぞれ着脱可能に取り付けられる。
本考案の安全ゲート10の上述した実施形態では、メインフレーム200は、接続アセンブリ300及び壁取り付け柱アセンブリ100を介して壁に取り付けでき、メインフレーム200は、容易に壁に設置されるか又は壁から取り外される。加えて、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220の重なり合う面積は、摺動セット230を介して調整でき、これによってエントランスを塞ぐか又はエントランスを開く。
第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220は、その延在方向に互いに対して摺動可能であるため、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220のみが、直線に沿って移動できる。エントランスを塞ぐか又は開くように互いに対して枢動できる第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分を有する従来の安全ゲートと比較して、本考案の安全ゲート10は、占有されるスペースがより小さく、エントランスにおいて塞がれる範囲を任意に調整できる。
第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220は、その延在方向に互いに対して摺動可能であるため、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220のみが、直線に沿って移動できる。エントランスを塞ぐか又は開くように互いに対して枢動できる第1のフレーム部分及び第2のフレーム部分を有する従来の安全ゲートと比較して、本考案の安全ゲート10は、占有されるスペースがより小さく、エントランスにおいて塞がれる範囲を任意に調整できる。
好ましい実施形態では、第1のフレーム部分210は、第1の横棒211、第2の横棒212及び複数の第1の支持棒213を備えることが可能である。第1の支持棒213の各1つの2つの端は、第1の横棒211及び第2の横棒212にそれぞれ接続されている。また、第2のフレーム部分220は、第3の横棒221、第4の横棒222及び複数の第2の支持棒223を備えることが可能である。第2の支持棒223の各1つの2つの端は、第3の横棒221及び第4の横棒222にそれぞれ接続されている。
次に、図2及び図3も参照されたい。摺動セット230は、第1の摺動構成要素240及び第2の摺動構成要素250を備えることが可能である。第1の摺動構成要素240及び第2の摺動構成要素250は互いに接続されている。第1の摺動構成要素240は、ねじによって第1の横棒211の一端に取り付けられている。
第1の摺動構成要素240は、第1の摺動路241及び第1の固定チャンバ242を形成し、第1の固定チャンバ242及び第1の摺動路241は互いに対して平行に延在する。第1の横棒211の上記一端は、第1の固定チャンバ242内に固定して取り付けられており、第3の横棒221は、第1の摺動路241内に移動可能に取り付けられるため、第1の摺動構成要素240及び第1の横棒211は、第3の横棒221に沿って移動可能である。
第1の摺動構成要素240は、第1の摺動路241及び第1の固定チャンバ242を形成し、第1の固定チャンバ242及び第1の摺動路241は互いに対して平行に延在する。第1の横棒211の上記一端は、第1の固定チャンバ242内に固定して取り付けられており、第3の横棒221は、第1の摺動路241内に移動可能に取り付けられるため、第1の摺動構成要素240及び第1の横棒211は、第3の横棒221に沿って移動可能である。
第2の摺動構成要素250は、ねじによって第3の横棒221の一端に取り付けられている。第2の摺動構成要素250は、第2の摺動路251及び第2の固定チャンバ(図示せず)を形成し、第2の固定チャンバ及び第2の摺動路251は互いに対して平行に延在する。第3の横棒221の上記一端は、第2の固定チャンバ内に固定して取り付けられており、第1の横棒211は、第2の摺動路251内に移動可能に取り付けられるため、第2の摺動構成要素250及び第3の横棒221は、第1の横棒211に沿って移動可能である。
また、摺動セット230は、第2の横棒212及び第4の横棒222に取り付けられている別の第1の摺動構成要素240及び別の第2の摺動構成要素250を備えることが可能である。したがって、第2の横棒212及び第4の横棒222も接続され、それによって、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220は、より安定して摺動できる。加えて、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220の上側部分及び下側部分が同時に、すなわち一緒に摺動する場合、エントランスは、上側及び下側が開くか又は塞がれる。換言すると、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220は、エントランスが開くときに敷居を残すのではなく全体的に移動できるため、これによって、人々が敷居に対してつまづくことを防止する。
好ましい実施形態では、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220は、第1の状態及び第2の状態に移動できる。図1を参照されたい。第1の状態では、第1の摺動構成要素240及び第2の摺動構成要素250は、互いに当接し、エントランスを塞ぐ。
続いて、図4を参照されたい。第2の状態では、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220の重なり合う面積が最も大きい。エントランスが開く幅は、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220の幅に等しくできる。この実施形態では、第1の状態又は第2の状態は、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220の位置を制限することを表す。ユーザは、エントランスを特定の幅まで開くことが可能であるため、種々の状況において安全ゲート10を使用できる。具体的には、エントランスが安全ゲート10によって開くか又は塞がれるとき、ユーザは、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220を互いに対して摺動するように任意に操作できるため、安全ゲート10は使用が簡便である。
続いて、図4を参照されたい。第2の状態では、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220の重なり合う面積が最も大きい。エントランスが開く幅は、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220の幅に等しくできる。この実施形態では、第1の状態又は第2の状態は、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220の位置を制限することを表す。ユーザは、エントランスを特定の幅まで開くことが可能であるため、種々の状況において安全ゲート10を使用できる。具体的には、エントランスが安全ゲート10によって開くか又は塞がれるとき、ユーザは、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220を互いに対して摺動するように任意に操作できるため、安全ゲート10は使用が簡便である。
次に、図5を参照されたい。好ましい実施形態では、座部110が、壁取り付け柱アセンブリ100の各1つの、メインフレーム200付近の側に取り付けられる。接続柱111が座部110に取り付けられている。
続いて、図6も参照されたい。接続アセンブリ300の各1つは、接続孔310を形成する。接続孔310は、接続柱111に及び接続柱111の周りに位置付けられ、これは、接続アセンブリ300を対応する壁取り付け柱アセンブリ100から分離することを容易にする。誰かがエントランスを通過しようとする場合、接続アセンブリ300のうちの1つを接続柱111から分離した後、ユーザは、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220を移動させてエントランスを部分的に開くか、又は、接続アセンブリ300を壁取り付け柱アセンブリ100から取り外してエントランスを完全に開くことが可能である。したがって、通過がより容易である。
続いて、図6も参照されたい。接続アセンブリ300の各1つは、接続孔310を形成する。接続孔310は、接続柱111に及び接続柱111の周りに位置付けられ、これは、接続アセンブリ300を対応する壁取り付け柱アセンブリ100から分離することを容易にする。誰かがエントランスを通過しようとする場合、接続アセンブリ300のうちの1つを接続柱111から分離した後、ユーザは、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220を移動させてエントランスを部分的に開くか、又は、接続アセンブリ300を壁取り付け柱アセンブリ100から取り外してエントランスを完全に開くことが可能である。したがって、通過がより容易である。
安全ゲート10は、壁取り付け柱アセンブリ100及び接続アセンブリ300の上述した構造によって、設置及び取り外しが簡便である。加えて、安全ゲート10は、種々の状況で設置できる。
例えば、通常はエントランスの2つの側にある壁は互いに対して平行であるため、安全ゲート10を通常通りに設置できる。しかし、エントランスの2つの側にある壁が互いからずれた配置である場合、従来の安全ゲートのフレーム部分は、枢動するときに壁によって干渉を受ける可能性があるため、この状況に適合できない。これに対し、本考案の安全ゲート10は、このような状況であっても設置可能である。正確には、壁取り付け柱アセンブリ100をエントランスの2つの側にある2つの壁に取り付け、接続アセンブリ300を壁取り付け柱アセンブリ100に取り付けた後で、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220は互いに対して摺動できるため、メインフレーム200は壁によって干渉されない。
例えば、通常はエントランスの2つの側にある壁は互いに対して平行であるため、安全ゲート10を通常通りに設置できる。しかし、エントランスの2つの側にある壁が互いからずれた配置である場合、従来の安全ゲートのフレーム部分は、枢動するときに壁によって干渉を受ける可能性があるため、この状況に適合できない。これに対し、本考案の安全ゲート10は、このような状況であっても設置可能である。正確には、壁取り付け柱アセンブリ100をエントランスの2つの側にある2つの壁に取り付け、接続アセンブリ300を壁取り付け柱アセンブリ100に取り付けた後で、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220は互いに対して摺動できるため、メインフレーム200は壁によって干渉されない。
別の実施形態では、接続アセンブリ300は、第1のフレーム部分210若しくは第2のフレーム部分220に一体的に形成できるか、又は、安全ゲート10がいずれの接続アセンブリ300も有しない場合があるが、接続柱111を受け入れるように、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220に孔が形成される。
この実施形態では、安全ゲート10は、壁取り付け柱アセンブリ100のそれぞれ1つに取り付けられる2つの停止アセンブリ400をさらに備えることが可能である。正確には、停止アセンブリ400の各1つは、壁取り付け柱アセンブリ100の対応するものの側に取り付けられる。壁取り付け柱アセンブリ100の上記側は、メインフレーム200に近い。停止アセンブリ400の各1つは、対応する壁取り付け柱アセンブリ100内で弾性的に延在可能であり、それによって、対応する壁取り付け柱アセンブリ100に接続される接続アセンブリ300を適所に制限するように構成されている。したがって、接続アセンブリ300及び壁取り付け柱アセンブリ100は安定して接続される。
好ましい実施形態では、壁取り付け柱アセンブリ100の各1つは、設置チャンバ120を形成する。設置チャンバ120は、停止アセンブリ400のうちの1つを受け入れるように構成されている。停止アセンブリ400の各1つは、停止ブロック410及び弾性構成要素420を備える。弾性構成要素420の一端は、設置チャンバ120内に取り付けられ、弾性構成要素420の別の端は、停止ブロック410に接続される。停止ブロック410及び座部110は互いから離間される。弾性構成要素420は、停止ブロック410に弾性力を加え、これが、接続アセンブリ300を停止ブロック410によって停止ブロック410と座部110との間に制限し、接続アセンブリ300が接続柱111から取り外されることを防止する。
具体的には、ユーザは、安全ゲート10を開くことを望む場合、停止ブロック410を押し、停止ブロック410を、対応する接続アセンブリ300から離すように移動できる。ユーザは、停止ブロック410が設置チャンバ120内に下がった後で、接続アセンブリ300を持ち上げて接続柱111から分離でき、それによって、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220が対応する壁取り付け柱アセンブリ100から取り外される。次に、ユーザは、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220を枢動させ、本考案の安全ゲート10を完全に開く。
ユーザは、安全ゲート10がエントランスを塞ぐことを望まない場合、安全ゲート10を開くのと同様に、双方の側にある2つの停止ブロック410を同時に押すか、又は、連続的に、第1のフレーム部分210を対応する壁取り付け柱アセンブリ100から分離させることで、第2のフレーム部分220を対応する壁取り付け柱アセンブリ100から分離できる。こうして、メインフレーム200を取り外しできる。
ユーザは、メインフレーム200を壁取り付け柱アセンブリ100に取り付けることを望む場合、停止ブロック410を押し、対応する接続アセンブリ300からそれぞれ離すように移動でき、それによって、停止ブロック410は対応する設置チャンバ120内に下がる。次に、ユーザは、接続アセンブリ300を接続柱111にそれぞれスリーブ接続するとともに停止ブロック410を解放し、それによって、停止ブロック410は、弾性構成要素420を介して対応する接続アセンブリ300に向かって移動し、対応する設置チャンバ120から延在させる。したがって、接続アセンブリ300は、停止ブロック410と対応する座部110との間に制限される。換言すると、接続アセンブリ300が固定され、すなわち、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220は、対応する壁取り付け柱アセンブリ100にそれぞれロックされ、それによって、安全ゲートが完全に設置される。
次に、図5及び図7を参照されたい。好ましい実施形態では、設置チャンバ120の各1つは、設置チャンバ120の底面にガイドトラック121を備える。停止ブロック410の各1つは、ガイドトラック121に接続される摺動スロット430を備える。摺動スロット430は、接続されるガイドトラック121に対して摺動可能であり、これが、設置チャンバ120における移動中に停止ブロック410をガイドし、逸脱しない。
さらに、停止ブロック410の各1つはガイドチャンバ411を形成し、設置チャンバ120の各1つは内部にガイドブロック123を備える。ガイドブロック123の断面形状及び断面サイズ、並びに、ガイドチャンバ411の断面形状及び断面サイズは同じである。弾性構成要素420の各1つは、ガイドチャンバ411のそれぞれ1つ及びガイドブロック123のそれぞれ1つを接続する。ガイドチャンバ411及びガイドブロック123は、停止ブロック410を一緒にガイドするように構成されており、これは、停止ブロック410が移動中に所定の方向から逸脱することを防止する。したがって、停止ブロック410は設置チャンバ120内で安定して移動できる。
好ましい実施形態では、ガイドブロック123は、設置孔125及び第1のガイド構成要素127を備える。第1のガイド構成要素127は設置孔125内に取り付けられている。停止ブロック410はそれぞれ、ガイドチャンバ411内に第2のガイド構成要素413を備える。弾性構成要素420の一端は第1のガイド構成要素127に取り付けられ、弾性構成要素420の別の端は第2のガイド構成要素413に取り付けられ、これが、弾性構成要素420をガイドし、弾性構成要素420が圧縮又は伸張中に曲がることを防止する。
次に、図1及び図8を参照されたい。好ましい実施形態では、本考案の安全ゲート10は、少なくとも1つの第1の補助的な接続アセンブリ500及び少なくとも1つの第2の補助的な接続アセンブリ600をさらに備える。少なくとも1つの第1の補助的な接続アセンブリ500の各1つ及び壁取り付け柱アセンブリ100のうちの1つは、互いに離間し、同じ垂直線内に位置付けられる。少なくとも1つの第2の補助的な接続アセンブリ600の各1つは、メインフレーム200に取り付けられており、別の垂直線において接続アセンブリ300から離間される。少なくとも1つの第1の補助的な接続アセンブリ500及び少なくとも1つの第2の補助的な接続アセンブリ600は、互いに枢動可能かつ着脱可能に接続されている。また、少なくとも1つの第1の補助的な接続アセンブリ500の各1つは、補助的な柱510を備え、少なくとも1つの第2の補助的な接続アセンブリ600の各1つは、補助的な孔610を形成する。
補助的な孔610は、補助的な柱510に及び補助的な柱510の周りに位置付けられる。補助的な柱510が補助的な孔610内にスリーブ接続された状態で、メインフレーム200を壁取り付け柱アセンブリ100により安定して固定できる。正確には、少なくとも1つの第1の補助的な接続アセンブリ500の数は2つである。2つの第1の補助的な接続アセンブリ500は、エントランスの2つの壁にそれぞれ取り付けられ、2つの壁取り付け柱アセンブリ100から離間される。少なくとも1つの第2の補助的な接続アセンブリ600の数は2つである。2つの第2の補助的な接続アセンブリ600は、第1の支持棒213及び第2の支持棒223にそれぞれ取り付けられ、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220を安定させるように構成されている。別の実施形態では、第1の補助的な接続アセンブリ500及び第2の補助的な接続アセンブリ600の数はこれらに限定されない。
補助的な孔610は、補助的な柱510に及び補助的な柱510の周りに位置付けられる。補助的な柱510が補助的な孔610内にスリーブ接続された状態で、メインフレーム200を壁取り付け柱アセンブリ100により安定して固定できる。正確には、少なくとも1つの第1の補助的な接続アセンブリ500の数は2つである。2つの第1の補助的な接続アセンブリ500は、エントランスの2つの壁にそれぞれ取り付けられ、2つの壁取り付け柱アセンブリ100から離間される。少なくとも1つの第2の補助的な接続アセンブリ600の数は2つである。2つの第2の補助的な接続アセンブリ600は、第1の支持棒213及び第2の支持棒223にそれぞれ取り付けられ、第1のフレーム部分210及び第2のフレーム部分220を安定させるように構成されている。別の実施形態では、第1の補助的な接続アセンブリ500及び第2の補助的な接続アセンブリ600の数はこれらに限定されない。
次に、図1を参照されたい。好ましい実施形態では、安全ゲート10は車輪700を備えることが可能である。車輪700は、メインフレーム200の、接続アセンブリ300から離れた側に取り付けられており、これは、開閉中のメインフレーム200の抵抗を低下させる。正確には、安全ゲート10は、第2の横棒212の、対応する壁取り付け柱アセンブリ100に近い一端、及び、第4の横棒222の、他方の対応する壁取り付け柱アセンブリ100に近い一端、並びに、第2の横棒212及び第4の横棒222が接続される部分にそれぞれ取り付けられる複数の車輪700を有することが可能である。これによって、第1のフレーム部分210又は第2のフレーム部分220はスムーズに移動できる。
Claims (13)
- 安全ゲートであって、
エントランスの2つの側にある2つの壁にそれぞれ取り付けられる2つの壁取り付け柱アセンブリ、
前記エントランスを塞ぐように構成されているメインフレームであって、第1のフレーム部分、第2のフレーム部分、並びに、少なくとも1つの摺動セットであって、前記第1のフレーム部分及び前記第2のフレーム部分を接続し、それによって、前記第1のフレーム部分及び前記第2のフレーム部分が、該第1のフレーム部分及び該第2のフレーム部分の重なり合う面積を調整するように互いに対して摺動可能である、少なくとも1つの摺動セット、を備える、メインフレーム、並びに、
前記メインフレームの2つの端にそれぞれ取り付けられる2つの接続アセンブリであって、該接続アセンブリはそれぞれ、前記壁取り付け柱アセンブリのそれぞれ1つに着脱可能に接続される、2つの接続アセンブリ、を備える、
安全ゲート。 - 前記少なくとも1つの摺動セットはそれぞれ、第1の摺動構成要素であって、前記第1のフレーム部分の一端に固定して取り付けられ、第1の摺動チャネルを形成し、前記第2のフレーム部分は前記第1の摺動チャネル内に移動可能に取り付けられる、第1の摺動構成要素、を備え、前記第1の摺動構成要素が押されると、前記第1のフレーム部分は前記第2のフレーム部分に対して移動し、第2の摺動構成要素が押されると、前記第2のフレーム部分は前記第1のフレーム部分に対して移動することを特徴とする、請求項1に記載の安全ゲート。
- 前記少なくとも1つの摺動セットはそれぞれ、第2の摺動構成要素であって、前記第2のフレーム部分の一端に固定して取り付けられ、第2の摺動チャネルを形成し、前記第1のフレーム部分は前記第2の摺動チャネル内に移動可能に取り付けられる、第2の摺動構成要素をさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の安全ゲート。
- 前記第1のフレーム部分及び前記第2のフレーム部分は、第1の状態であって、該第1の状態では、前記第1のフレーム部分及び前記第2のフレーム部分は、前記第1の摺動構成要素及び前記第2の摺動構成要素が互いに当接するときに最も遠くに摺動する、第1の状態、並びに、第2の状態であって、該第2の状態では、前記第1のフレーム部分及び前記第2のフレーム部分の前記重なり合う面積が最も大きい、第2の状態、を有することを特徴とする、請求項3に記載の安全ゲート。
- 前記第1のフレーム部分は、第1の横棒、第2の横棒、並びに、複数の第1の支持棒であって、2つの端がそれぞれ、前記第1の横棒及び前記第2の横棒にそれぞれ接続されている、複数の第1の支持棒、を備え、前記第2のフレーム部分は、第3の横棒、第4の横棒、並びに、複数の第2の支持棒であって、2つの端がそれぞれ、前記第3の横棒及び前記第4の横棒にそれぞれ接続されている、複数の第2の支持棒、を備え、前記少なくとも1つの摺動セットは2つの前記摺動セットを含み、前記2つの摺動セットの前記第1の摺動構成要素は、前記第1の横棒及び前記第2の横棒にそれぞれ固定して取り付けられ、前記第3の横棒及び前記第4の横棒はそれぞれ、前記摺動セットの前記第1の摺動構成要素の前記第1の摺動チャネル内に移動可能に取り付けられ、前記2つの摺動セットの前記第2の摺動構成要素は、前記第3の横棒及び前記第4の横棒にそれぞれ固定して取り付けられ、前記第1の横棒及び前記第2の横棒はそれぞれ、前記摺動セットの前記第2の摺動構成要素の前記第2の摺動チャネル内に移動可能に取り付けられることを特徴とする、請求項3に記載の安全ゲート。
- 前記少なくとも1つの摺動セットの前記第1の摺動構成要素はそれぞれ、前記第1の摺動チャネルに対して平行に延在する第1の固定チャンバをさらに形成し、前記第1のフレーム部分の一端は、前記第1の固定チャンバ内に固定して取り付けられることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか一項に記載の安全ゲート。
- 前記少なくとも1つの摺動セットそれぞれにおいて、前記第1の摺動構成要素は、前記第1の摺動チャネルに対して平行に延在する第1の固定チャンバをさらに形成し、前記第1のフレーム部分の一端は、前記第1の固定チャンバ内に固定して取り付けられ、前記第2の摺動構成要素は、前記第2の摺動チャネルに対して平行に延在する第2の固定チャンバをさらに形成し、前記第2のフレーム部分の一端は、前記第2の固定チャンバ内に固定して取り付けられることを特徴とする、請求項3〜5のいずれか一項に記載の安全ゲート。
- 前記壁取り付け柱アセンブリはそれぞれ、前記壁取り付け柱アセンブリの、前記メインフレームに近い側にある座部、及び、前記座部上の接続柱、を備え、 前記接続アセンブリはそれぞれ、接続孔を備え、前記壁取り付け柱アセンブリの前記接続柱はそれぞれ、対応する前記接続アセンブリの前記接続孔内に取り付けられることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の安全ゲート。
- 前記2つの壁取り付け柱アセンブリそれぞれに取り付けられる2つの停止アセンブリをさらに備え、前記停止アセンブリはそれぞれ、前記対応する壁取り付け柱アセンブリの、前記メインフレームに近い側に取り付けられ、前記対応する壁取り付け柱アセンブリ内で弾性的に延在可能であり、それによって、前記対応する接続アセンブリを制限するように構成されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の安全ゲート。
- 前記壁取り付け柱アセンブリはそれぞれ、前記対応する停止アセンブリを受け入れるように構成されている設置チャンバを形成し、前記停止アセンブリはそれぞれ、停止ブロック、及び、弾性構成要素であって、該弾性構成要素の2つの端のうちの一方は、前記対応する壁取り付け柱アセンブリの前記設置チャンバ内に取り付けられ、該弾性構成要素の2つの端のうちの別の端は、前記停止ブロックに接続され、それによって、該弾性構成要素の弾性力が前記停止ブロックに加えられる、弾性構成要素、を備えることを特徴とする、請求項9に記載の安全ゲート。
- 前記壁取り付け柱アセンブリの前記設置チャンバはそれぞれ、前記設置チャンバの底面にガイドトラック、を備え、前記停止アセンブリの前記停止ブロックはそれぞれ、前記対応する壁取り付け柱アセンブリの前記ガイドトラックに接続されるとともに、前記ガイドトラックに対して摺動可能な摺動スロット、を備えることを特徴とする、請求項10に記載の安全ゲート。
- 前記停止アセンブリの前記停止ブロックはそれぞれ、ガイドチャンバ、を備え、前記壁取り付け柱アセンブリはそれぞれ、前記設置チャンバ内にあり、前記対応する停止アセンブリの前記ガイドチャンバに形状が適合するガイドブロック、を備え、前記停止アセンブリの前記弾性構成要素はそれぞれ、前記停止アセンブリの前記ガイドチャンバ及び前記壁取り付け柱アセンブリの前記ガイドブロックに接続することを特徴とする、請求項10に記載の安全ゲート。
- 前記メインフレームの、前記接続アセンブリから離れた側に取り付けられる車輪をさらに備える、請求項1〜12のいずれか一項に記載の安全ゲート。
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