JP3085644B2 - 浴室戸の上部取付構造 - Google Patents

浴室戸の上部取付構造

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JP3085644B2 JP07311691A JP31169195A JP3085644B2 JP 3085644 B2 JP3085644 B2 JP 3085644B2 JP 07311691 A JP07311691 A JP 07311691A JP 31169195 A JP31169195 A JP 31169195A JP 3085644 B2 JP3085644 B2 JP 3085644B2
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政義 和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、浴室と脱衣場との
間に設置される浴室戸に関するもので、特にその上部取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、浴室戸として、引戸、折戸及
び開戸の3種類のものが使用されている。これらの各浴
室戸は、方形状に枠組みされた枠体に開閉自在に引戸、
折戸、開戸などの戸本体を取り付けたものである。これ
ら浴室戸では、戸本体の周囲に配置された框に各種の取
付部品を装着し、浴室への出入り口開口部に設置された
枠体内に取り付られて使用される。ここで、戸本体を取
り付ける枠体を構成する枠材(上枠、下枠及び一対の縦
枠)及び取付部品は、引戸、折戸、開戸それぞれ、別々
の構造のものが使用される。これは、戸本体を摺動させ
る為の機構と回転支持する為のため機構とが異なること
による。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の浴室
戸である引戸、折戸、開戸は、それぞれについて別構造
の枠材や取付部品が必要であり、製造コストの上昇を招
いていた。また、戸本体の框に取付部品を装着する方法
も、浴室戸の種類によって装着方法が異なり、取付け作
業が繁雑化し、組立コスト高を招いていた。そこで、引
戸、折戸、開戸に共通して使用可能な枠体及び取付部品
から構成された浴室戸の上部取付構造の開発が要望され
ていた。従って、本発明の目的は、共通して使用可能な
枠体及び取付部品から構成された浴室戸の上部取付構造
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決し
た本発明は、方形状に枠組みされた枠体に開閉自在に戸
本体を取り付けた浴室戸の上部取付構造において、枠体
は上下枠と一対の縦枠からなり、該上枠は平行に延びる
一対の軌道とその中間に位置する空間部を有してなると
共に、該上枠内には摺動部材が設けられてなり、戸本体
は上下框と一対の縦框を有してなり、該戸本体の上側の
一隅又は二隅には上側基台が取り付けられてなり、前記
上側基台は戸本体の縦框上端部に取り付けられ、前記摺
動部材は上枠の軌道に沿って摺動可能に支持されてなる
と共に、上側基台が回転可能に連結されてなり、前記上
側基台は上方に突出する連結部を有してなると共に、前
記摺動部材は前記上側基台の連結部が前記上枠の空間部
を介して着脱可能に結合する結合部と上枠の軌道に沿っ
て摺動可能な一対の摺動面とを有してなり、前記上側基
台の連結部は、上方に突出し前記上枠の空間部内に挿入
される軸部と、該軸部の頂部に設けられた該軸部よりも
大きな直径のフランジ部とを有してなり、また、前記摺
動部材の結合部は、前記上側基台の軸部及びフランジ部
を摺動部材の摺動方向から横方向に挿入する案内通路
と、該案内通路から落し込むことにより該上側基台を回
転自在に且つ摺動方向には移動できないようにして支持
する軸受け部とを有してなる構成としてなる。
【0005】請求項2に記載の発明では、上側基台の基
部下面には弾性片が一体に設けられ、該弾性片の下端に
は縦框の内壁に掛止されるフックが形成されてなる構成
としてなる。
【0006】請求項3に記載の発明では、上側基台が引
戸の上二隅に設置され、各摺動部材が上枠に固定されず
軌道に沿って摺動可能とされる構成としてなる。
【0007】請求項4に記載の発明では、上側基台が折
戸の上二隅に設置され、一方の摺動部材が上枠に固定さ
れると共に、他方の摺動部材が上枠に固定されず軌道に
沿って摺動可能とされる構成としてなる。
【0008】請求項5に記載の発明では、上側基台が開
戸の一方の上隅に設置され、摺動部材が上枠に固定され
る構成としてなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明に係
る浴室戸の上部取付構造について詳細に説明する。本発
明に係る浴室戸の上部取付構造において、引戸、折戸又
は開戸のいずれかからなる戸本体1は、図6に概略的に
示されているように、方形状に枠組みされた枠体2に開
閉自在に取り付けられている。
【0010】枠体2は、引戸、折戸又は開戸のいずれに
も共通して使用可能な上枠5、下枠4及び一対の縦枠3
からなる。枠体2を構成する各枠材は、アルミニウムを
押し出し成形したものを使用しており長手方向に同一の
断面形状を有している。上枠5は、図1に最も良く示さ
れているように、平行に延びる一対の軌道5aとその中
間に位置する空間部5bを有している。
【0011】戸本体1は、その四周に、上框6、下框7
及び一対の縦框8を有している。戸本体1の上側の一隅
又は二隅には、引戸、折戸又は開戸のいずれにも共通し
て使用可能な摺動/回転支持用の上側基台10が固定さ
れている。また、上記上枠5の軌道5aに対しては摺動
部材20が摺動自在に取り付けられている。上記上側基
台10と摺動部材20とによって本発明の浴室戸の上部
取付構造部材が構成されており、各部材は合成樹脂製に
て形成されている。上記上側基台10は、戸本体1の縦
框8上端部に固定されると共に、摺動部材20は上側基
台10に対して回転可能に且つ上枠5の軌道5aに沿っ
て摺動可能に支持されてなる。また、上側基台10と摺
動部材20とは、上側基台10の上方に向って突出する
連結部11と摺動部材20の結合部21とを介して着脱
可能に結合されている。
【0012】上側基台10は、図2に示されているよう
に、縦框8の内側上端部に嵌装される大きさの基部12
と、基部12の上面12aから上方に向って突出した円
柱状の軸部14と、そして、該軸部14の頂部に設けら
れた該軸部14よりも大きな直径のフランジ部16とを
有している。フランジ部16は、上枠5の一対の軌道5
aの間に位置する空間部5bを通って上下方向に出し入
れ可能な大きさとされる。上記した基部12とフランジ
部16とで連結部11が構成されている。基部12の下
面12bには、脚部18と該脚部18に対向する弾性片
19とが一体に形成されている。脚部18の所定位置に
は、ネジ孔18aが形成されており、一方、弾性片19
の下端には、縦框8の対応する内側壁面に形成された凹
部に掛止されるフック19aが形成されている。
【0013】摺動部材20は、図3及び図4に示されて
いるように、概略箱形をしてなり、上側基台10の軸部
14及びフランジ部16を該摺動部材20の摺動方向か
ら横方向に挿入する案内通路22と、この案内通路22
の最奥部に位置する軸受け部24とを有している。この
案内通路22と軸受け部24とで前記結合部21を構成
している。上記案内通路22は、上側基台10の軸部1
4とフランジ部16とがそれぞれ通る下側空間22aと
上側空間22bとを有している。下側空間22aは上側
基台10の軸部14の直径とほぼ等しい間隔を有し、上
側空間22bは上側基台10のフランジ部16の直径と
ほぼ等しい間隔を有している。この案内通路22内に
は、また上側基台10のフランジ部16下面を案内する
案内面22cが設けられている。この案内面22cの外
側に近い部分には、傾斜面22dが軸受け部24に向っ
て上昇するようにして設けられている。
【0014】軸受け部24は、上側基台10の軸部14
の直径とほぼ等しい直径の小直径部24a、その上方に
位置する上側基台10のフランジ部16の直径とほぼ等
しい直径の大直径部24b及びその間に位置する円環状
の座24cとから構成されている。この円環状の座24
cの位置は、図4(c)に示されているように、大直径
部24bに隣接する案内面22cより低い位置となって
いる。従って、案内通路22を通って摺動部材20の内
側に挿入される上側基台10は、そのフランジ部16が
傾斜面22dに案内されて徐々に上昇しながら奥に向っ
て移動し、軸受け部24の位置で円環状の座24cまで
フランジ部16が落とし込まれる(図5参照)。その結
果、フランジ部16、従って、上側基台10は、摺動部
材20の軸受け部24に回転自在に且つ摺動方向には移
動できないようにして支持される。
【0015】摺動部材20の下面には、軸受け部24を
挟んで一対の摺動面26、26が設けられており、この
摺動面26、26が上枠5の軌道5aに沿って摺動す
る。摺動面26の摺動方向先端には、引っ掛かりを防止
するための丸みを付けることが好ましい。案内通路22
の下側空間22aを画成する摺動部材20の外側縁も、
上側基台10の軸部14が滑らかに挿入できるように丸
みを付けることが好ましい。上記摺動部材20には、ま
た上下方向に貫通する貫通孔28が設けられている。こ
の摺動部材20を上枠5に対して固定する場合には、こ
の貫通孔28を通してネジ等の締結部材を挿入固定する
だけで、簡単に固定作業を行うことができる。すなわ
ち、摺動部材20は、上枠5の軌道5aに沿って摺動可
能に支持されているが、(A)摺動部材20を上枠5に
対して摺動しないようにネジなどを用いて固定すれば、
上側基台10は、折戸及び開戸の回転軸の位置に配置さ
れる回転支持部材として機能し、(B)摺動部材20を
上枠5に対して固定しなければ、摺動部材20が上枠5
の軌道5aに沿って摺動するから、引戸及び折戸の摺動
支持部に配置される摺動支持部材として機能する。
【0016】図示されていないが、摺動部材20の下面
の摺動面26に、上枠5の一対の軌道5a上を転動する
一対のローラを配置することができる。摺動部材20の
製造コストはやや上昇するものの、摺動部材20の上枠
5の軌道5aに沿う移動は滑らかとなり、軽く戸本体1
を摺動することができる利点を有する。
【0017】次に、本発明に係る浴室戸の上部取付構造
によれば、共通の上側基台10、摺動部材20及び枠体
2を用いて引戸、折戸、開戸のいずれにも構成できるこ
とを図6を用いて説明する。図6(a)〜(c)は、そ
れぞれ、引戸、折戸、開戸の概略図である。これらの戸
本体は、いずれも、図1に示したような一対の軌道5a
とその中間に位置する空間部5bを有する上枠5と、図
7に示したような案内溝4aを有する下枠4及び一対の
縦枠3からなる枠体2内に装着されている。
【0018】図6(a)に示された引戸1aの場合、本
発明の上側基台10は、引戸1aの上2隅に設置され
る。引戸1aの下二隅には、例えば、図7に示したよう
な下枠4の案内溝4aに沿って移動可能な円柱状の突起
66を持つ下側取付部材60が設置される。引戸1aと
して使用する場合、引戸1aの上二隅とも、摺動部材2
0は、上枠5に固定せず軌道5aに沿って摺動可能とさ
れる。なお、下側取付部材60は、引戸1aの縦框8下
端に固定される下側基台62と縦框8の下端部壁部と当
接する脚部64とを有している。
【0019】図6(b)に示された折戸1bの場合も、
引戸1aの場合と同様に、折戸1bの上二隅に本発明の
上側基台10が、そして、折戸1bの下二隅に下側取付
部材60が設置される。折戸1bとして使用する場合、
垂直な軸を中心に回転可能とする側、すなわち、図6
(b)の左側において、摺動部材20を上枠5に摺動し
ないように固定する。これは、締結部材、例えば、雄ネ
ジを摺動部材20の貫通孔28を通して、上枠5の所定
位置に形成された雌ネジ穴に螺合することによって達成
する。また、折戸1bの回転軸側の下隅に配置された下
側取付部材60の円柱状突起66は固定部材70の円筒
状の穴72に回転可能に軸支される。固定部材70は、
雄ネジ74などを用いて下枠4に固定される。折戸1b
に固定される上側基台10の軸部14及び下側取付部材
60の円柱状の突起66の軸心を合わせるようにして、
摺動部材20及び下側取付部材60を上枠5及び下枠4
に摺動しないように固定すると、折戸1bの左半分は図
の左側に位置する垂直な軸を中心として回転する。一
方、折戸1bの右半分は、折戸1bの右上隅に配置され
た上側基台10及び折戸1bの右下隅に配置された下側
取付部材60が上枠5及び下枠4に沿って摺動し、折戸
1bは2つ折りとなって開閉される。
【0020】図6(c)に示された開戸1cの場合は、
開戸1cの左上隅にのみ上側基台10が、そして、開戸
1cの左下隅にのみ下側取付部材60が設置される。そ
して、開戸1cの右側の上隅及び下隅に、上側基台10
及び下側取付部材60が配置されない点を除いて開戸1
cの構成及び動作は折戸1bと同様である。一方、戸本
体1の枠体2からの取り外しは、折戸1bの例で示せば
以下のとおりである。まず、固定側となる摺動部材20
の上枠5への固定を解除して二つの摺動部材20、20
を上枠5に対し摺動自在とした状態において、戸本体1
を持ち上げて摺動部材20と上側基台10との結合を解
除することにより、きわめて簡単に行なうことができ
る。上述した取付け・取外し作業は、作業員一人で簡単
且つ短時間で行えるものであるから、作業の効率も飛躍
的に向上する。上記説明より明らかなように、引戸1
a、折戸1b、開戸1cのいずれの場合にも、共通の枠
体2と共通の上側基台10を用いて構成することができ
るようになっている。
【0021】
【発明の効果】このように本発明に係る浴室戸の上部取
付構造においては、上枠は平行に延びる一対の軌道とそ
の中間に位置する空間部を有して該上枠内には摺動部材
が設けられてなり、戸本体は上下框と一対の縦框を有し
て該戸本体の上側の一隅又は二隅には上側基台が取り付
けられてなり、これら上側基台と摺動部材は上側基台の
上方に突出する連結部と摺動部材の連結部とを介して着
脱可能に結合するように構成したことにより、戸本体の
上側の二隅に上側基台を取り付けた場合には引戸とな
り、戸本体を二つ折り可能とすると共に摺動部材の一方
を上枠に固定した場合には折戸となり、そして、戸本体
の上側の一隅に上側基台を取り付け且つ摺動部材を上枠
に固定した場合には開戸として利用できる。本発明に係
る浴室戸の上部取付構造は、このように共通の枠体と共
通の上側基台と摺動部材とを用いて引戸、折戸、開戸の
いずれの浴室戸に対しても、簡易な構成によって戸本体
を摺動させる為の機構と回転支持する為のため機構とを
任意に利用できる効果がある。しかも本発明は、上側基
台の連結部が上枠の空間部内に挿入される軸部とその頂
部に設けたフランジ部とを有し、摺動部材の結合部が上
側基台の軸部とフランジ部を挿入する案内通路と該案内
通路から落し込むことにより上側基台を回転自在に且つ
摺動方向には移動できないようにして支持する軸受け部
とを有してなる特異な構成を採ることから、このような
共通の上側基台と摺動部材とを用いて引戸、折戸、開戸
のいずれの浴室戸に対しても、簡易な構成によって戸本
体を的確に摺動させることができる効果がある。 更に本
発明は、上側基台の基部下面に弾性片を一体に設け、該
弾性片の下端に縦框の内壁に掛止されるフックを形成し
てなるため、上側基台の縦框への取付けを容易且つ確実
になしうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴室戸の上部取付構造の一実施例
の装着方法を説明するための分解斜視図である。
【図2】図1の上側基台を示すもので、(a)〜(d)
はそれぞれ正面図、右側面図、左側面図及び中央縦断面
図である。
【図3】図1の摺動部材を示すもので、(a)〜(e)
はそれぞれ平面図、正面図、背面図、左側面図及び右側
面図である。
【図4】図3に示された摺動部材を示すもので、(a)
〜(c)はそれぞれ図3(a)の中央縦断面図、AーA
線断面図及びBーB線断面図である。
【図5】図1に示された浴室戸の上部取付構造の組み立
て時の縦断面図である。
【図6】本発明に係る使用方法を説明するための図で、
(a)〜(c)はそれぞれ引戸、折戸及び開戸の概略図
である。
【図7】浴室戸の下部取付構造を説明するための分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 戸本体、 1a、1b、1c 引戸、折戸、開戸 2 枠体 3 縦枠 4 下枠、 4a 溝 5 上枠、 5a 軌道、 5b 空間部 6 上框 7 下框 8 縦框 10 上側基台 11 連結部 12 基部 14 軸部 16 フランジ部 18 脚部 19 弾性片 20 摺動部材 21 結合部 22 案内通路 22c 案内面、22d 傾斜面 24 軸受け部 26 摺動面 28 貫通孔 60 下側取付部材 70 固定部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/00 - 15/48 E04H 1/12 301

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状に枠組みされた枠体に開閉自在に
    戸本体を取り付けた下記の要件を備えたことを特徴とす
    る浴室戸の上部取付構造。 (イ)枠体は上下枠と一対の縦枠からなり、該上枠は平
    行に延びる一対の軌道とその中間に位置する空間部を有
    してなると共に、該上枠内には摺動部材が設けられてな
    る。 (ロ)戸本体は上下框と一対の縦框を有してなり、該戸
    本体の上側の一隅又は二隅には上側基台が取り付けられ
    てなる。 (ハ)前記上側基台は戸本体の縦框上端部に取り付けら
    れ、前記摺動部材は上枠の軌道に沿って摺動可能に支持
    されてなると共に、上側基台が回転可能に連結されてな
    る。 (ニ)前記上側基台は上方に突出する連結部を有してな
    ると共に、前記摺動部材は前記上側基台の連結部が前記
    上枠の空間部を介して着脱可能に結合する結合部と上枠
    の軌道に沿って摺動可能な一対の摺動面とを有してな
    る。 (ホ)前記上側基台の連結部は、上方に突出し前記上枠
    の空間部内に挿入される軸部と、該軸部の頂部に設けら
    れた該軸部よりも大きな直径のフランジ部とを有してな
    り、また、前記摺動部材の結合部は、前記上側基台の軸
    部及びフランジ部を摺動部材の摺動方向から横方向に挿
    入する案内通路と、該案内通路から落し込むことにより
    該上側基台を回転自在に且つ摺動方向には移動できない
    ようにして支持する軸受け部とを有してなる。
  2. 【請求項2】 上側基台の基部下面には弾性片が一体に
    設けられ、該弾性片の下端には縦框の内壁に掛止される
    フックが形成されてなる請求項1に記載の浴室戸の上部
    取付構造。
  3. 【請求項3】 上側基台が引戸の上二隅に設置され、各
    摺動部材が上枠に固定されず軌道に沿って摺動可能とさ
    れる請求項1又は2に記載の浴室戸の上部取付構造。
  4. 【請求項4】 上側基台が折戸の上二隅に設置され、一
    方の摺動部材が上枠に固定されると共に、他方の摺動部
    材が上枠に固定されず軌道に沿って摺動可能とされる請
    求項1又は2記載の浴室戸の上部取付構造。
  5. 【請求項5】 上側基台が開戸の一方の上隅に設置さ
    れ、摺動部材が上枠に固定される請求項1又は2に記載
    の浴室戸の上部取付構造。
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