JP2793509B2 - 印字装置付電子機器 - Google Patents

印字装置付電子機器

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JP2793509B2 JP6215896A JP21589694A JP2793509B2 JP 2793509 B2 JP2793509 B2 JP 2793509B2 JP 6215896 A JP6215896 A JP 6215896A JP 21589694 A JP21589694 A JP 21589694A JP 2793509 B2 JP2793509 B2 JP 2793509B2
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    • G06F15/02Digital computers in general; Data processing equipment in general manually operated with input through keyboard and computation using a built-in program, e.g. pocket calculators
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式卓上計算機のよ
うな印字装置付電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印字装置付電子機器の一例として
電子式卓上計算機(以下、「電卓」という)を例にして
説明する。この電卓は、機種に応じた所定の印字速度の
印字装置を備え、この印字装置はキー操作、特に加算
「+」、減算「−」、乗算「×」、除算「÷」、および
等号「=」等のファンクションキーの操作に追従して印
字を行うように構成されている。そして、例えば、銀行
や会社、事務所等で使用される本格的事務用電卓には印
字速度が3.8l/sや、5l/sの比較的高速の印字
装置が搭載され、他方、普及型の電卓には、印字速度が
2l/sや3l/sの比較的低速の印字装置が搭載され
ている。したがって、銀行事務のように高速印字処理を
望むユーザは、印字速度が、例えば、5l/sの高速印
字装置が搭載された機種を購入し、高速印字処理を必要
としない一般ユーザは、印字速度が、例えば、2l/s
の低速印字装置が搭載された機種を購入することが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の印字装置付電子
機器には、機種ごとに異なる印字速度の印字装置が搭載
されているので、次のような問題がある。
【0004】一般的に印字装置の印字速度と印字の際に
発生する騒音は比例関係にあり、印字速度が速くなるほ
ど印字の際に発生する騒音が大きくなる。
【0005】また、印字速度と電力消費量も同様に比例
関係にあり、印字速度が速くなるほど、電力消費量が多
くなる。
【0006】したがって、このように、機種ごとに異な
る印字速度の印字装置が搭載され、且つ、印字速度が一
定速度に固定されていると、銀行や会社、事務所等で使
用される本格的事務用電卓の場合、ユーザがキーを遅く
操作したときにも常に高速印字を行うので、印字の際に
発生する騒音が大きく、また、電力消費量も多くなると
いう問題点がある。他方、普及型の電卓の場合には、ユ
ーザがキー操作に慣れてキー操作速度が速くなると、低
速の印字装置ではユーザのキー操作に追従することがで
きなくなるという問題点がある。
【0007】これらの問題を解決するために、ユーザの
キー操作速度に応じて印字速度(印字モード)を変化さ
せる提案がすでになされている。例えば、キーの入力速
度に応じて印字速度を変化させるもの(特開平5−18
1805号公報)、キーバッファの量に応じて印字速度
を変化させるもの(特開平5−342165号公報)、
印字処理中のキーバッファの量に応じて印字速度を変化
させるもの(特願平5−139992号)がある。これ
らは印字が速く必要なときに印字速度を上げているもの
である。
【0008】しかしながら、上記の従来の印字装置付電
子装置は、基本的には速いキー操作には高速印字、遅い
キー操作には低速印字にするものである。このため、遅
いキー操作のとき、または速いキー操作はできないが印
字は早く見たいとき(例えば、演算結果印字のとき)に
は必ずしも印字速度は速くならないといった問題点があ
った。
【0009】本発明は上記の従来例の印字装置付電子機
器の問題点に鑑みなされたもので、本発明の目的は、ユ
ーザのキー操作に応じた印字速度で印字を行い、かつ、
演算結果のようなキー操作とは無関係で印字を早く見た
いときには速く印字できる印字装置付電子機器を提供す
ることである。又、本発明の目的は演算結果を印字中に
行われる他の入力に対しても、演算結果と同じ印字モー
ドで同時に処理を行い、極端に印字速度変化のない印字
装置付電子機器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、印字を行うように設定され
たキー群を含むキーボードと、該キーボードを介して入
力したデータを演算する演算部と、該演算部により演算
された結果を印字する印字装置とを有する印字装置付電
子機器において、印字装置を複数の印字速度で制御する
制御手段と、演算結果(途中結果を含む)を印字するキ
ー入力を識別する識別手段と、識別手段の結果、演算結
果を印字するキー入力が行なわれたときに特定の印字速
度を選択する選択手段とを備えることを特徴とする印字
装置付電子機器である。
【0011】請求項2記載の発明は、演算結果(途中結
果を含む)を印字するキー入力を行ったときには、その
印字装置の最高速の印字モードで印字することを特徴と
した請求項1記載の印字装置付電子機器である。
【0012】請求項3記載の発明は、演算結果(途中結
果を含む)の印字中に行なわれた、印字するキー入力に
対しては、演算結果の印字モードを継続する手段を有し
ていることを特徴とする請求項1記載の印字装置付電子
機器である。
【0013】
【作用】本発明によれば、複数の印字モードを制御する
印字装置付電子機器において、演算結果印字を判定する
手段を持ち、その印字には特定の、特に最高速の印字速
度を設定することにより、どんな印字モードに設定して
いても早く印字することができる。キー操作により印字
速度を制御する機器において、キー操作の遅いユーザで
は速い印字速度になることは少ないので、その利点は大
きい。
【0014】また、演算結果印字中の新たな印字入力に
対しては演算結果印字中の印字モードを継続する手段を
有することにより、演算結果印字は最高速で、その後の
印字は最低速印字といった極端な印字速度変化がなくな
るので、ユーザは違和感なく使え、印字装置の機械的,
電気的な負担が小さくてすむ。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】まず、本発明の第1実施例を、図1〜図4
により説明する。図2は、本発明の第1実施例に係る印
字装置付電子機器の制御回路の概略構成を示すブロック
図であり、本発明を電卓に適用したものである。
【0017】図2に示すように、実施例の電卓は、キー
ボード部1と、演算手段としての中央演算処理部(マイ
クロプロセッサ)2と、計算結果等を表示するための表
示装置3と、計算結果等を可変印字速度で印字可能な印
字装置4とから大略構成されている。そして、実施例の
電卓全体は中央演算処理部2により制御される。
【0018】キーボード部1は、ユーザが数値データを
入力するための数値キーと、加算「+」、減算「−」、
乗算「×」、除算「÷」および等号「=」を含む四則計
算キーと、クリアキー「C」、メモリキー「M+」等の
ファンクションキーとを備えている。
【0019】ファンクションキーには、押下した場合
に、演算結果を印字するキーがある。この演算結果キー
には、「*」(トータルキー)、「=」(イコールキ
ー)、「*=」(トータルイコールキー)、「%±」
「%」(パーセント計算,割り増し割引計算)、「Δ
%」(増減率計算キー)、「MU/MD」(マークアッ
プ,マークダウンキー)、「T」「M*」(トータルメ
モリキー)がある。
【0020】また、ファンクションキーには、演算の途
中結果を印字するキーがある。このキーとしては、
「◇」(サブトータルキー)、「S」「M◇」(サブト
ータルメモリキー)などが代表的である。
【0021】以下の説明で、「演算結果印字キー」に
は、上記の演算の結果を印字するファンクションキーと
演算の途中結果印字するファンクションキーとが含まれ
る。
【0022】もちろん、メーカーや機種によって記号や
呼び方が異なる場合または他の機能を持つ印字キーも多
数あるが、もちろんある演算結果を印字するキーであれ
ば、この「演算結果印字キー」に含まれるのは言うまで
もない。
【0023】中央演算処理部2は、主としてキーボード
部1からのキー入力に対応した演算を実行する演算部2
1と、この演算部21で実行する制御プログラムが予め
格納された固定記憶部(ROM;リードオンリメモリ)
22と、RAM(ランダムアクセスメモリ)により構成
され且つ入力データや計算結果等を格納するためのメモ
リユニット部23と、例えば5ms毎にタイミングパル
スを発生し且つ演算部21に割込み処理を行わせるため
のタイマー部24と、キーボード部1に対してキー信号
を出力してキー操作信号を検出する入力制御部25とを
備えている。
【0024】そして、演算部21は加算回路や8ビット
のアキュムレータAccを有しており、固定記憶部22
に予め格納された制御プログラムに基づいて、入力制御
部25と、タイマー部24と、メモリユニット部23と
を制御し、キーボード部1の数値キーおよびファンクシ
ョンキー等の操作に応じた演算を行う。
【0025】メモリユニット部(MU)23は、キーボ
ード部1から入力されたキーにそれぞれ対応するキーコ
ード情報を、キー操作された順に格納するキー入力バッ
ファ手段としてのキーバッファレジスタ(KB)23a
と、入力された数値データや演算データを格納するため
のARレジスタ23bと、制御に必要とするカウント情
報(KC)等を格納するためのキーバッファカウンタ2
3cと、制御に必要とするフラグ(F1)を格納するた
めのF1メモリ23dを備えている。
【0026】また、中央演算処理部2は、演算部21に
よる演算結果を演算部21の制御により表示装置3と印
字装置4とに出力する制御手段としての出力制御部26
を有している。
【0027】ここで、印字装置としては種々の方式のも
のが知られている。例えば、2色用印字リボンを備え、
印字用ハンマを一斉に駆動することにより印字を行うパ
ラレル印字方式や、数ドット分の発熱素子が縦一列に配
列されたサーマルヘッドをモータ駆動により左右に移動
させてサーマル紙に印字を行うサーマル印字方式や、発
熱素子を発熱させてバブルによりインクを吐出するバブ
ルジェットヘッドをモータにより左右に移動させて印字
を行うシリアルバブルジェット方式の印字装置等が公知
である。
【0028】この実施例では、図1に示すように、数ド
ット分の発熱素子41が縦一列に配列されたサーマルヘ
ッドをステッピングモータ42により左右に移動させて
サーマル紙に印字を行うサーマル印字方式の印字装置4
が用いられている。
【0029】この印字装置4では、ドライバ回路43が
サーマルレジスタ27を介して出力制御部26に接続さ
れており、またドライバ回路44がモータレジスタ28
を介して出力制御部26に接続されている。
【0030】印字装置4の発熱素子41は、ドライバ回
路43により印字データに応じて選択的に通電されて発
熱し、またステッピングモータ42はドライバ回路44
により回転駆動してサーマルヘッドを左右に移動させ
る。そして、この印字装置4の印字速度はステッピング
モータ42の駆動速度により決定され、中央演算処理部
2の制御命令に基づいて出力制御部26からモータ駆動
用のモータレジスタ28に駆動信号を出力することによ
り制御される。
【0031】また、発熱素子41は中央演算処理部2の
制御命令に基づいて出力制御部26からサーマルレジス
タ27に、印字に必要とする通電用信号を出力すること
により選択的に発熱する。
【0032】次に、図1,図3〜図4を参照して実施例
の動作、特に演算部21の動作を説明する。
【0033】図3は実施例に係る電卓の印字速度制御手
順を示すメインフローチャートである。先ず、図示しな
い電源がオンされると、ステップS3−1でメモリユニ
ット部(MU)23の記憶内容が「0」にクリアされ
る。次に、ステップS3−2でタイマー部24のタイマ
ー(TM)値が5msに設定された後、ステップS3−
3でタイマー割込み動作がオンとなる。これにより、前
記ステップS3−2で設定されたタイマー値5ms毎に
図4に示す割込み処理が実行され、キーが押下されてい
ると、該押下されているキーコード情報をキーバッファ
レジスタ23aに格納する処理を実行する。この図4に
示された割込み処理は、後で詳細に説明する。
【0034】次いで、ステップS3−4でキーバッファ
レジスタ(KB)23aにキーコード情報が格納されて
いるか否か(キーバッファカウンタKC=0?)の判別
を、該キーコード情報が格納されるまで行う。これは、
キーが操作されない間、この処理を繰り返し、キーが操
作されるのを待機している状態である。前記ステップS
3−4において、キーが操作されキーバッファレジスタ
23aにキーコード情報が格納される(詳細は図4)
と、キーバッファカウンタは0でなくなり、次のステッ
プS3−5に進む。このステップS3−5ではキーバッ
ファレジスタ23aに格納されているキーコード情報を
演算部21のアキュムレータAccに呼び出す。
【0035】次に、ステップS3−6にてキーバッファ
カウンタ(KC)23cのカウント値から「1」を減算
する。これは、キーコード情報をキーバッファレジスタ
23aに格納すると、キーバッファカウンタ23cのカ
ウント値に「1」が加算される(図4 S4−3参照)
ので、キーコード情報をキーバッファレジスタ23aか
ら呼び出すと、キーバッファカウンタ23cのカウント
値から「1」が減算している。これにより、キーバッフ
ァカウンタ23cのカウント値を調べることによって、
キーバッファレジスタ23a内に格納されているキーコ
ード情報の数を知ることができる。
【0036】次いで、ステップS3−7に進んで、アキ
ュムレータAccに呼び出されたキーコード情報が数値
(N)キーか、その他の演算キーか否かを判別する。ア
キュムレータAcc内のキーコード情報が数値キーであ
れば、ステップS3−8に進んで、操作された数値キー
に対応する置数処理が実行される。
【0037】次に、ステップS3−9に進んで表示処理
が実行され、置数処理を行った結果を表示装置3に表示
した後、前記ステップS3−4に戻り、キーが操作され
るのを待機する。
【0038】一方、前記ステップS3−7で、数値キー
以外の演算キーが操作され、キーバッファレジスタ23
aにキーコード情報が格納されると、ステップS3−1
5で印字を行うプリントキー(Pキー)か否かの判定を
行い、PキーであればステップS3−10に進み、キー
コード情報に対応した演算処理、例えば「+」キーであ
れば加算処理、「−」キーであれば演算処理等が実行さ
れる。
【0039】次いで、ステップS3−11でタイマー割
込み動作をオフにしてタイマー割込みによるキーの取り
込みを禁止する。これは、次の印字処理ルーチンである
ステップS3−12の印字処理の方が優先度が高いの
で、印字処理ルーチンの中でキーの取り込みを行うこと
を禁止する。印字処理ルーチンについては図1を用い
て、後で詳細に説明する。
【0040】印字処理が終了すると、ステップS3−1
3でタイマー割込み動作をオンにして再び5ms毎の割
込みによるキーの取り込みを解除する。次に、ステップ
S3−14で演算結果内容を表示装置3に表示する処理
を実行した後、前記ステップS3−4に戻り、キー操作
待機状態となる。また、ステップS3−15でPキーで
ないと判定した場合は、ステップS3−16で演算処理
をしてステップS3−17で表示処理した後、ステップ
S3−4に戻りキー操作待機状態となる。このようにし
て、キー操作されたキーに対応した処理が実行される。
【0041】図4はサブルーチンプログラムであるキー
の割込みプログラムを示し、同図において、タイマー
(TM)割込みがかかっても、キー(Key)読み込み
がコールされてもステップS4−1のステップから処理
が実行される。このサブルーチンでキーボードからキー
コードが読み込まれる。
【0042】先ず、ステップS4−1ではキーが操作さ
れているか否か、また操作されているキーがまだ取り込
んでいない最初のキーか否かを判定し、キーが操作され
ていないか、または既にキーを取り込んでいる場合は、
ステップS4−6でリターン命令が実行されサブルーチ
ン処理が終了する。
【0043】もし、前記ステップS4−1で、まだ取り
込んでいない最初のキーが操作されている場合には、ス
テップS4−2に進んで操作されているキーコードをキ
ーバッファレジスタ(KB)23aに格納する。
【0044】次いで、ステップS4−3でキーバッファ
カウンタ(KB)23cのカウント値に「1」に加算す
る。このようにキーコードをキーバッファレジスタ23
aに1つ格納する毎に前記カウント値に「1」を加算す
る処理を行い、メインプログラムの中でキーコードを1
つ読み出す毎に前記カウント値から「1」を減算する処
理を行うことにより、キーバッファレジスタ23aに格
納されているキーコードの数と等しいカウント値とな
り、このカウント値を調べることによって、キーバッフ
ァレジスタ23aに格納されているキーコードの数を知
ることができる。
【0045】次いで、ステップS4−4に進んでキーバ
ッファカウンタ23cのカウント値が10か否かを判定
し、キーバッファの容量の上限である10であれば、ス
テップS4−5に進んでエラー処理を行なった後、ステ
ップS4−6のリターン命令を実行してこの処理動作を
終了する。また、前記ステップS4−4でキーバッファ
カウンタ23cのカウント値が10未満であれば、前記
ステップS4−6でリターン命令が実行され、この処理
動作を終了する。
【0046】以上のようにして、5ms時間毎の割込み
動作により、キーの読み込み処理が実行されてキーが取
り込まれ、キーバッファレジスタ23aにキーコードが
格納される。これは上述した図3のメインプログラムで
説明したように、印字処理中以外は全て実行される。
【0047】図1は印字処理サブルーチンを示してい
る。図3のステップS3−12でこの印字処理プログラ
ムがコールされると、図1のステップS1−1で、キー
バッファレジスタ23aのキーコード情報から、演算結
果印字キーか否かの判定を行う。
【0048】演算結果印字キーでない場合は次のステッ
プS1−2で、キーバッファメモリ23a内に格納され
ているキーコードの数が5キー分つまりキーバッファカ
ウンタ23cのカウント値が5以下か否かを判定する。
そして、キーバッファカウンタ23cが5以下であれば
ステップS1−3に進み、ステッピングモータ42を
0.2KHzの周波数で駆動し印字速度1l/sで印字
処理が実行され、このサブルーチンの処理を終了する。
【0049】ステップS1−2でキーバッファカウンタ
23cのカウント値が5より多い場合は、ステップS1
−4で、更にキーバッファカウンタ23cのカウント値
が10以下か否かを判定する。10以下であればステッ
プS1−5に進みステッピングモータ42を0.6KH
zの周波数で駆動し、印字速度3l/sで印字処理が実
行される。
【0050】また、ステップS1−4でキーバッファカ
ウンタ23cのカウント値が10を越えていれば、ステ
ップS1−6で、ステッピングモータ42を1KHzの
周波数で駆動し、印字速度5l/sの最高速度で印字処
理が実行され、印字処理が終了する。
【0051】ステップS1−1で演算結果印字であると
判断した場合は、次のステップS1−6に進みキーバッ
ファカウンタ23cのカウント値によらず印字速度5l
/sの最高速度で印字処理が実行される。
【0052】以上説明したように、キーバッファの量
(キーバッファカウンタのカウント値)によって印字モ
ードを制御する印字装置付電子機器において、キーバッ
ファカウンタのカウント値の判断の前に演算結果印字キ
ーか否かの判断を行っている。このことにより、どんな
ユーザであっても早く結果を知りたい印字結果を、キー
操作とは無関係に最高速、または所定の印字モードで印
字することが可能となる。特にキー操作の遅いユーザに
とっては印字速度が高速になりにくいことから、その効
果は大きい。しかも、ユーザのキー操作に応じた印字速
度を変化させる印字装置は電子機器として、印字騒音の
低減、電力消費の節約、操作性の向上といった長所は生
かしている。
【0053】(第2実施例)第1実施例では、演算結果
印字を特定印字モード、特に最高速印字を行った場合、
その印字中の印字キー入力は少ないことが多いため、演
算結果印字中の入力に対しては、演算結果印字後に最低
速印字になることが多い。つまり演算結果を最高速印字
で行った後に、最低速による印字へと急激に変化するこ
とが多いため、使用感が悪いだけでなく印字装置にも大
きな負担を強いることになる。
【0054】第2実施例は、第1実施例の問題点に鑑み
なされたものであり、図5にその印字処理のサブルーチ
ンを示している。その他の構成は、第1実施例と同様の
構成である。
【0055】第1実施例と同様に、図3のステップS3
−12でこの印字処理プログラムがコールされると、図
5のステップS5−1に進む。ステップS5−1では後
述説明するフラグF1が「1」か否かを判定する。フラ
グF1が「0」であればステップS5−2でキーバッフ
ァレジスタ23aのキーコード情報で演算結果印字キー
でないと判断した場合は、第1実施例と同様にキーバッ
ファカウンタ23cのカウント値によって印字速度を選
択する処理をしてリターンする。
【0056】ステップS5−2で演算結果印字キーと判
定された場合、ステップS5−5でフラグF1を「1」
にセットし、ステップS5−8で印字速度5l/sの最
高速度で印字処理が実行される。そして演算結果印字の
印字処理が終了した後に、ステップS5−9でキーバッ
ファカウンタ23cのカウンタ値が0か否かの判定、つ
まり演算結果印字中にキー入力があったか否かの判定を
行う。ステップS5−9でキーバッファカウンタ23c
のカウンタ値が0でない場合(演算結果印字中にキー入
力があった場合)は、そのままこの図5のサブルーチン
はリターンして図3のステップS3−13,S3−14
へと通常のルーチンへ戻っていく。ここでステップS3
−4では、キーバッファのカウント値は当然0ではない
ので、ステップS3−7まで順次プログラムが処理され
る。そして演算結果印字中のキー入力がP(プリント)
キーであった場合、図5のサブルーチンを再びコールす
ることになる。
【0057】このとき、ステップS5−5で、フラグF
1は「1」にセットされたままであるので、この印字命
令はステップS5−8で印字速度5l/sの最高速度
(演算結果の印字速度と同じ)で処理される。そして、
ステップS5−9でキーバッファカウンタ23cが0に
なるまで、印字命令は演算結果印字と同じ速度で処理さ
れることになる。
【0058】ステップS5−9でキーバッファカウンタ
23cが0と判定されたときはステップS5−10でフ
ラグF1を「0」にリセットしてサブルーチンを終了す
る。
【0059】以上説明したように、演算結果印字時には
フラグをセットして、その印字または演算結果印字中の
キー入力が処理されるまでフラグをリセットせず、この
フラグで演算結果印字と同じ印字速度で行うという、い
わば演算結果印字中に行なわれた新たなキー入力に対し
ては演算結果の印字モードを継続しているので、前述し
たような演算結果は最高速印字を行い、その直後の印字
は最低速で印字を行うという極端な印字速度の変化がな
くなる。このため、ユーザは違和感なく使え、しかも印
字装置に対しても機械的,電気的な負担が小さくてす
む。
【0060】尚、演算結果印字が、アイテムカウント,
アンダーライン印字など複数行にまたがる場合、そのす
べての行、または一部の行に本発明を実施してもかまわ
ない。
【0061】また、文中演算結果印字の一例を示してあ
るが、もちろんこれがすべてではなく、これに関連した
印字キー、演算結果を示すキーなら何でもよいことは言
うまでもない。
【0062】また、実施例では印字モードを制御する手
段としてキーバッファの量(キーカウンタ値)で行なっ
たが、キーの入力速度等、他のどんな方法でもかまわな
い。更に、実施例ではキー操作により印字モードが自動
的に可変していくが、印字モードをスライドSW等で選
択するタイプでも適用できる。したがって、本発明は複
数の印字モードを設けていれば、印字モードを手段・自
動で選択する方法にはよらない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の印字モードを制御する印字装置付電子機器におい
て、演算結果印字を判定する手段を持ち、その印字には
特定の、特に最高速の印字速度を設定することにより、
どんな印字モードに設定していても早く印字結果を知る
ことができる。キー操作により印字速度を制御する機器
では、キー操作の遅いユーザには速い印字速度になるこ
とは少ないので、その効果は大きい。
【0064】また、演算結果印字中の新たな印字入力に
対しては演算結果印字中の印字モードを継続する手段を
有することにより、演算結果印字は最高速で、その後の
印字は最低速印字といった極端な印字速度変化がなくな
るので、ユーザは違和感なく使え、印字装置の機械的,
電気的な負担が小さくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電卓の印字速度制御
手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施例に係る電卓の制御回路の概略構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例に係る電卓の制御手順を示すメ
インフローチャートである。
【図4】本発明の実施例に係る電卓のキー割り込みサブ
ルーチンプログラムを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例に係る電卓の印字速度制御
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 キーボード部 2 中央演算処理部 3 表示装置 4 印字装置 21 演算部 22 固定記憶部 23 メモリユニット部 23a キーバッファレジスタ 23b ARレジスタ 23c キーバッファカウンタ 23d フラグF1 26 出力制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字を行うように設定されたキー群を含
    むキーボードと、該キーボードを介して入力したデータ
    を演算する演算部と、該演算部により演算された結果を
    印字する印字装置とを有する印字装置付電子機器におい
    て、 前記印字装置を複数の印字速度で制御する制御手段と、 演算結果(途中結果を含む)を印字するキー入力を識別
    する識別手段と該識別手段の結果、演算結果を印字する
    キー入力が行なわれたときに特定の印字速度を選択する
    選択手段とを備えることを特徴とする印字装置付電子機
    器。
  2. 【請求項2】 演算結果(途中結果を含む)を印字する
    キー入力を行ったときには、その印字装置の最高速の印
    字モードで印字することを特徴とした請求項1記載の印
    字装置付電子機器。
  3. 【請求項3】 演算結果(途中結果を含む)の印字中に
    行なわれた、印字するキー入力に対しては、演算結果の
    印字モードを継続する手段を有していることを特徴とす
    る請求項1記載の印字装置付電子機器。
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