JPH07205527A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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Publication number
JPH07205527A
JPH07205527A JP6005123A JP512394A JPH07205527A JP H07205527 A JPH07205527 A JP H07205527A JP 6005123 A JP6005123 A JP 6005123A JP 512394 A JP512394 A JP 512394A JP H07205527 A JPH07205527 A JP H07205527A
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JP
Japan
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printing
battery
voltage
key
unit
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JP6005123A
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Inventor
Seiji Mori
政治 森
Kazuaki Koie
和明 鯉江
Shoji Sakuragi
章二 桜木
Minako Ishida
美菜子 石田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリーウィークの際には、使用者に警告
を与えると共に印刷動作を一定の区切りで停止させて印
刷媒体の無駄を生じさせない文書処理装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 CPU16は電池電圧検出回路46により電
池44の電圧を監視し、電池寿命を感知した際には直ち
に警告文を液晶ディスプレイ10に表示し、使用者に告
知する。第一の文書処理装置は、それを受けて使用者が
キャンセルキー6aを押下した場合には、そこから頁,
ブロック,行,単語等一定の区切りまで印刷してからサ
ーマルヘッド12の駆動を停止させる。第二の文書処理
装置は電池寿命を検知してから一定の区切りまで印刷し
てからサーマルヘッド12の動作を一旦停止させる。そ
して液晶ディスプレイ10にメッセージを表示し、継続
して印刷動作を行うか否かを使用者に仰ぐことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を電源とした文書
処理装置に係るものであり、特に印字中における電源の
衰弱に関連して印刷動作を制御する文書処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の印刷機構付き文書処理装置におい
て、その小型化と携帯性の向上にともない駆動電源とし
て電池を使用するものがある。
【0003】この電池を使用する場合、通常の家庭用電
源とは異なり寿命があるため、装置を駆動できる期間に
制限がある。そして、又、電池の寿命はその外観からは
伺い知ることが出来ないため、作業者は残り少ない寿命
の電池で文書処理装置を駆動させてしまい、その印刷処
理途中に電池切れにより文字のかすれ,行間の不揃い等
の印字不良や突然の印刷動作停止を引き起こす虞があっ
た。
【0004】そのため、従来の文書処理装置、例えば、
電池を電源としたテープ印字装置においては、電池の残
量が所定以下になった場合、その旨を使用者に表示する
機能を備えたものが存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
文書処理装置は、その電池電圧が低下したことを表示す
るだけでそのまま印字を続けてしまうものや、電池の残
量が所定量以下になった時点で、その旨を表示すると共
に、印刷動作を自動停止するものであった。
【0006】つまり、電池の残量が所定量以下になって
も、その旨を表示するだけでそのまま印刷動作を続けて
しまうような文書処理装置では、電池の容量が不足した
状態で強引に印刷動作を続行してしまうので、印字不良
や、印刷途中に突然電池切れで止まってしまう虞が依然
として残っている。印字途中で停止すれば、当然中途半
端な印刷結果が出力されてしまい、被印字媒体の無駄と
なっていた。また、文書処理装置に記憶された印字情報
等のメモリに記憶された内容も失われてしまう。
【0007】また、電池の残量が所定量以下になった時
点で、その旨を表示するとともに印刷動作を直ちに停止
するような文書処理装置では、その印字動作が印刷プロ
セスのどこにあるかに拘らずに停止してしまうので、電
池切れによる停止と同様、中途半端な文書が出来てしま
い、そのプロセスで使用した被印刷媒体が無駄になると
いう欠点があった。また、多くの場合、このように電池
の衰弱が検出されても、まだある程度印字動作を行う余
力を残していることがある。場合によっては、あと数行
で印字動作完了というところで停止させられる虞もあ
る。
【0008】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、電池が消耗して電池の電圧が低下
したときには、使用者にその旨を知らせるだけでなく、
印字不良や中途半端な文書を出力せず、被印刷媒体の無
駄も防止する文書処理装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の文書処理装置は、文字や記
号及び各種指令などを入力するための入力手段と、その
入力手段により入力されたデータを記憶する記憶手段
と、その記憶手段に記憶されたデータを出力媒体に出力
する印刷手段とを備えたものであり、更に、電源として
の電池と、前記電池の電圧が所定の電圧以下になったこ
とを検出する電圧検出手段と、前記印刷手段の動作の停
止を指令する停止指令キーと、前記電圧検出手段が電池
電圧の低下を検出し、且つ前記印刷手段の動作中に前記
停止指令キーによる停止指令を受けた場合に、その印刷
手段が特定の区切りまで印刷した後にその印刷手段の動
作停止を行う停止制御手段とを備えている。
【0010】請求項2に記載の文書処理装置は、文字や
記号及び各種指令などを入力するための入力手段と、そ
の入力手段により入力されたデータを記憶する記憶手段
と、その記憶手段に記憶されたデータを出力媒体に出力
する印刷手段とを備えたものであり、更に、電源として
の電池と、前記電池の電圧が所定の電圧以下になったこ
とを検出する電圧検出手段と、前記印刷手段の動作中に
前記電圧検出手段が電池電圧の低下を検出した場合に、
その印刷手段が特定の区切りまで印刷した後にその印刷
手段の動作停止を行う停止制御手段と、前記停止制御手
段による動作停止後に、継続して印刷を行うか否かを選
択する選択手段とを備えている。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1に記載の
文書処理装置は、電圧検出手段により電池の電圧が所定
の電圧以下になったことを検出し、且つ前記印刷手段の
動作中に前記停止指令キーによる停止指令を受けた場合
に、停止制御手段により、その印刷手段が特定の区切り
まで印刷した後にその印刷手段の動作停止を行う。
【0012】また、請求項2に記載の文書処理装置は、
印刷手段の動作中に電圧検出手段により電池電圧の低下
を検出した場合に、停止制御手段により、その印刷手段
が特定の区切りまで印刷した後にその印刷手段の動作停
止を行う。そして、その停止制御手段による動作停止後
に、選択手段により、使用者は継続して印刷を行うか否
かを選択する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0014】まず、図1は、本発明の文書処理装置が適
用されたテープ印字装置2の外観を表す外観図である。
【0015】図1に示す如く、テープ印字装置2の本体
フレーム4の前面部には、入力手段たるキーボード6が
配設されており、キーボード6の上方で本体フレーム4
内部には印字用テープ8に文字を印字する印字手段とし
ての印字機構PMが備えられている。また、キーボード
6の上方で本体フレーム4の表面には湾曲した湾曲フレ
ーム部4aがあり、この湾曲フレーム部4aに、文字や
記号を表示可能な小型の液晶ディスプレイ(以下、LC
Dという)10が設けられている。
【0016】キーボード6には、本発明の停止指令キー
に相当するキャンセルキー6a、各動作を実行させるE
NTERキー6b、印字を実行する印字キー6cに加え
て、アルファベット,ひらがな,数字,及び記号等を入
力するための文字キー6d、スペースキー6e、LCD
10に表示された文字列を左右にスクロールさせるカー
ソルキー6f、無変換キー6gの他、文字入力コードを
「ローマ字」と「ひらがな」と「アルファベット」のう
ちから択一的に切換えて設定するための入力モード切換
えキー、印字フォーマットを設定するためのフォーマッ
ト設定キー、文字枠による文字装飾を設定するための文
字装飾設定キー、印字用テープ8をテープ送りするため
のテープ送りキー、及び電源をON・OFFするための
電源キー等、種々のキーが備えられている。
【0017】また、印字機構PMは、上下方向に所定数
の通電発熱素子を列設した周知のサーマルヘッド12
(図2参照)を備えており、通電したサーマルヘッド1
2に、透明なフィルムからなる所定幅(例えば、12m
m)の印字用テープ8とインクリボンとを供給すること
により、印字用テープ8の表面に複数のドット列からな
る文字や記号を印字する。そして、このように印字され
た印字用テープ8には、両面テープが接合されて、本体
フレーム4の側面部から外部に送り出されるようになっ
ている。
【0018】尚、このような印字用テープ8,インクリ
ボン,及び両面テープ等は図示しない矩形状のテープ収
納カセットに一体的に内蔵されており、簡単に取り替え
可能となっている。
【0019】次に、テープ印字装置2の制御系の構成に
ついて図2を用いて説明する。
【0020】図2に示す如く、テープ印字装置2の制御
系の中核をなす制御回路14は、中央処理装置(CP
U)16と、パターンデータメモリ(以下、CGROM
という)18と、ROM20,22と、RAM24と、
入出力インターフェース26と、これらを接続するバス
28とから構成されている。
【0021】そして、入出力インターフェース26に
は、キーボード6と、LCD10に表示データを出力す
るための表示用RAMを備えたディスプレイコントロー
ラ(以下、LCDCという)30と、サーマルヘッド1
2を駆動するための駆動回路32と、上述の印字用テー
プ8,インクリボン,及び両面テープ等を巻装した複数
のスプール及び各種ローラ等を回転させることにより印
字用テープ8を外部に送り出すテープ送りモータ34を
駆動するための駆動回路36と、警告用ブザー38を駆
動するための駆動回路40と、ワードプロセッサ等の外
部装置WPから送出される文書データを受信する入力手
段としてのインターフェースボード(以下、I/Fボー
ドという)42とが夫々接続されている。
【0022】又、各部に電力を供給する電池44が備え
られ、その電池の電圧を監視する電池電圧検出回路46
も同時に設けられている。尚、電池電圧検出回路46が
本発明の電圧検出手段に相当する。
【0023】電池電圧検出回路46は、コンパレータ等
を用いた周知の回路であり、電池電圧Vccと、サーマル
ヘッド12やテープ送りモータ34等を用いた正確な印
字動作を保証するのに必要な最低電圧VR とを比較す
る。電池電圧Vccが最低電圧VR より大きいときにはL
OW(ロー)信号をCPU16に出力し、電池電圧Vcc
が最低電圧VR より小さいときにはHIGH(ハイ)信
号をCPU16に出力するようになっている。尚、この
電池電圧Vccが最低電圧VR より小さくなり、電池の放
電容量の少なくなった状態をバッテリーウィーク状態と
記述する。
【0024】CGROM18には、夫々のキャラクタを
表示するためのドットパターンデータが、夫々のコード
データに対応して格納されている。ROM20には、夫
々のキャラクタを印字するための各キャラクタの輪郭線
を規定するアウトラインデータが、ゴシック系書体,明
朝体系書体等の書体毎に分類されて、夫々のコードデー
タに対応して格納されている。
【0025】また、RAM24は、キーボード6から入
力された文字や記号などのコードデータ、及び設定文字
サイズデータ,書体データを規定する文字修飾データ,
縦・横の印字方向等の種々の印字書式情報を文書データ
として格納する文書メモリtm、イメージ展開された複
数の文字や記号のドットパターンデータを格納する印字
バッファpb、各制御処理中に使用する作業バッファw
b、各制御処理に必要なフラグデータを格納するフラグ
メモリfm、バッテリーウィークか否かを示すバッテリ
ーウィークフラグbwf等の各記憶領域に分けられてい
る。
【0026】そして、ROM22には、キーボード6か
ら入力された文字や記号等の各キャラクタのコードデー
タに対応させてLCDC30を制御する表示駆動制御プ
ログラム、文書メモリtm内の各コードデータに対応す
るアウトラインデータを印字書式情報に従って印字用ド
ットパターンデータに変換処理して印字バッファpbに
イメージ展開するイメージ展開処理制御プログラム、印
字バッファpbのデータを順次読み出してサーマルヘッ
ド12やテープ送りモータ34を駆動する印字駆動制御
プログラム、テープ印字制御プログラム、及び、後述す
る本願特有のプログラム等が格納されている。
【0027】以上のように構成されたテープ印字装置2
において、制御回路14内のCPU16により行われる
文書データの入力、文字装飾処理、文字サイズ設定及び
印字等にかかわる処理について、図3乃至図5に示すフ
ローチャートと、このときLCD10に表示される表示
内容を表す図6に基づき説明する。
【0028】まず、図3は、本文書処理装置のメイン処
理全体を表わすフローチャートである。図3に示す如
く、本装置2の電源が投入されると、まずステップ(以
下、ステップを、単にSと記す)1にて、フラグメモリ
fm、印字バッファpb、作業バッファwb、及びLC
D10を初期化すると共に、S2にて文書メモリtmを
クリアし、文書メモリtmの先頭に標準の書式情報を登
録する。
【0029】また、その後、S3からS13のメインル
ープ処理が実行される。
【0030】メインループ処理においては、S4にてキ
ーボード6の何れかのキーが操作されたか否かを判断
し、キーが操作されると次のS5に進み、キーが操作さ
れないときはキーが操作されるまで待つ。S5に進み、
文字装飾設定キーが操作されたか否かを判断する。文字
装飾設定キーが操作されたときには、S5からS6に進
んで、設定キーに対応した文字装飾番号を現在の書式情
報に追加し、書式情報を再編成し文書メモリtmに登録
する。その後、S3に戻り、次のキー入力を待つ。
【0031】文字装飾設定キーが操作されていないとき
には、S5からS7に進んで、文字サイズ設定キーが操
作されたか否かを判断する。文字サイズ設定キーが操作
されたときには、S8へ進んで設定キーに対応した文字
サイズを現在の書式情報に追加し、書式情報を再編成し
文書メモリtmに登録する。その後、S3に戻り次のキ
ー入力を待つ。
【0032】文字サイズ設定キーが操作されていないと
きには、S7からS9に進んで、文字キー6dが操作さ
れたか否かを判断する。文字キー6dが操作されたとき
には、S10へ進んで操作された文字・記号キー6dに
応じたコードデータを文書メモリtmに書き込んだ(図
示しない文字・記号入力処理による)後、S3に戻り次
のキー入力を待つ。
【0033】S9にて、文字キーが操作されないと判断
したときには、S11に進み、操作されたキーが印字キ
ー6cであるか否かを判断する。印字キー6cが操作さ
れたときには、S11からS12へ進んで、後述の印字
処理を行う。その後はS3に戻り次のキー入力を待つ。
【0034】S11にて、印字キー6cが操作されない
と判断すると、S13に進み、操作されたキーに応じた
処理(図示しない各機能処理による)を行なった後、S
3に戻り印字イメージを液晶ディスプレイに表示し、次
のキー入力を待つ。すなわち、S13では、例えば、平
仮名を漢字に変換するための変換キーや入力モードを平
仮名入力からローマ字入力に切り替えるための切り替え
キー等のキーが操作された場合に、それらの機能キーの
指示に応じた処理を行なう。
【0035】本メインループの終了は、電源オフキーが
操作された場合に実行される図示しない電源オフキー割
り込み処理によって実行される。
【0036】つぎに、図4に基づき、前述のメイン処理
のS12において実行される印字処理を説明する。
【0037】印字キーが押下されると、バッテリーウィ
ークフラグbwfが「1」であるか、リセット状態
「0」であるかを判断する(S15)。バッテリーウィ
ークフラグbwfが「1」の場合、LCD10にバッテ
リーウィークであることを警告するメッセージを表示す
る(S20)。また、バッテリーウィークフラグbwf
が「0」であればLCD10に印字イメージ作成中であ
る旨を表示する(S21)。
【0038】そして、文書メモリtm中の1ラベル分の
コードデータをドットによるイメージデータに展開し印
字バッファpbに格納する(S30)。
【0039】データのイメージ変換が終了すると、LC
D10に印字を行うことを表示して、印字を開始する
(S35)。そして、サーマルヘッド12を1ライン駆
動させる毎に(S40)、電池電圧検出回路によりバッ
テリーウィークであるか否かを検出させ(S41)、バ
ッテリーウィークであるときにはバッテリーウィークフ
ラグbwfをON状態「1」にし(S42)、図6
(a)に示すように、LCD10にその旨の警告表示を
行う(S43)。
【0040】尚、キャンセルキー6aの押下がなければ
(S45:NO)、印字バッファpbに蓄えられたデー
タが尽きるまで上記の1ライン印字とバッテリーウィー
ク検出を繰り返す(S47)。印字バッファpbに蓄え
られたデータの印字を完了した後も、キャンセルキー6
aの押下が無く(S45:NO)、更に、連続印字の設
定がなされており(S50:YES)、その連続印字が
完了していない場合には(S51:NO)、S15に戻
り、文書メモリtmに記憶されている次の1ラベル分の
テキストデータをイメージ変換して印字を継続する。そ
して、全てのデータを印字し終わったら(S51:YE
S)、バッテリーウィークフラグbwfが「1」である
か「0」であるか判断し(S52)、「1」であるなら
LCD10に警告を表示して(S53)、印字を終了す
る(S60)。「0」なら何もせずそのまま終了する
(S60)。
【0041】印字動作中にキャンセルキーを押下すると
(S45:YES)、CPU16はバッテリーウィーク
フラグbwfがON状態「1」であるかリセット状態
「0」であるかを検出する(S46)。そして、バッテ
リーウィークフラグbwfが「0」であるときには(S
46:NO)、直ちにサーマルヘッド12の動作を停止
させる(S60)。又、バッテリーウィークフラグbw
fが「1」であるときには(S46:YES)、すぐに
はサーマルヘッド12の停止は行わず、印字バッファp
bに蓄えられたデータを全て印字した後に(S48,S
49)、LCD10にバッテリーウィークの警告を示す
メッセージを表示し(S53)、サーマルヘッドの駆動
を停止する(S60)。
【0042】尚、本実施例におけるS45→S46→S
48→S49→S53→S60という処理工程が、本発
明の停止制御手段に相当する。
【0043】上記のようにバッテリーウィーク時の印字
中に、印字動作停止を指令するキャンセルキー6aが押
下されても、直ちにサーマルヘッド12の駆動を停止さ
せるのではなく、1枚分のラベルが作成されるまで駆動
させた後に停止させる。そのため、中途半端な印字結果
を残さず、印刷テープの無駄をなくすことが出来得る。
【0044】又、印字処理の第2の実施例を、図5のフ
ローチャートに基づいて説明をする。
【0045】印字キー6cが押下されると、バッテリー
ウィークフラグbwfが「1」であるか、リセット状態
「0」であるかを判断する(S110)。バッテリーウ
ィークフラグbwfが「1」の場合(S110:YE
S)、LCD10にバッテリーウィークであることを警
告するメッセージを表示する(S120)。また、バッ
テリーウィークフラグbwfが「0」であれば(S11
0:NO)LCD10には印字イメージ作成中を表示し
て(S121)、文書メモリtm中の1ラベル分のデー
タをドットによる印字イメージに展開し印字バッファp
bに格納する(S141)。
【0046】データのイメージ変換が終了すると、LC
D10に印字を行うことを表示して(S145)、印字
を開始する。その際に、サーマルヘッドを1ライン駆動
させる毎に(S150)、電池電圧検出回路によりバッ
テリーウィークであるか否かを検出させ(S151)、
バッテリーウィークであるときには(S151:YE
S)バッテリーウィークフラグbwfをON状態「1」
にする(S152)。
【0047】そして、印字バッファpbに蓄えられたデ
ータが尽きるまで上記の1ライン印字とバッテリーウィ
ーク検出を繰り返す(S150〜S153)。
【0048】連続印刷を行っており、更なる印字データ
が文書バッファtmに存在するときには(S154:N
O)、S110に戻り、次の1ラベル分のテキストデー
タをイメージ変換して印字を継続する。
【0049】全ての印字データを印字し終わったら(S
154:YES)、バッテリーウィークフラグbwfが
「1」であるか「0」であるか判断し(S155)、
「1」であるならLCD10に警告を表示して(S15
5)、印字を終了する(S160)。「0」なら何もせ
ずそのまま終了する(S160)。
【0050】印字動作中にバッテリーウィークを検出す
ると(S151:YES)、CPU16はバッテリーウ
ィークフラグbwfをON状態「1」にし(S15
1)、とりあえずそのまま印字を継続し、印字バッファ
pbに蓄えられたデータを全て印字する(S150〜S
153)。連続印刷を行っており、印字バッファpb中
のイメージデータを全て印字した後でも(S153:N
O)、更に、印字データが文書メモリtmに存在すると
きには(S154:NO)、S110に戻る。すると、
バッテリーウィークフラグbwfがON状態「1」であ
るから(S110:YES)、LCD10に図6(b)
に示すようなバッテリーウィークを警告するメッセージ
を表示して(S120)、印字処理を一時中断し、使用
者のキー入力待ち状態になる(S130)。このとき使
用者がキャンセルキー6aを押下すると(S140:Y
ES)、後続の印字指令はキャンセルされ印字処理を終
了する(S160)。使用者がキャンセルキー6c以外
のキーを押下すると(S140:NO)、継続して印字
処理を行う。
【0051】尚、本実施例におけるS153→S154
→S110→S120→S130という処理工程が、本
発明の停止制御手段に相当する。又、処理工程のS14
0が本発明の選択手段に相当する。
【0052】上記の実施例では、バッテリーウィークを
検出すると、1枚のラベルを印字する度に印字処理を一
旦停止するため、続けて後続データの印字を行うか、こ
こまでで印刷処理を打ち切るかどうかを使用者は選択す
ることが出来る。この例では、バッテリーウィークの際
には自動的に停止してくれるので、使用者がバッテリー
ウィークに気がつかず、うっかりして電池切れによる印
字不良のテープを作成することを防いでくれる。
【0053】尚、本発明は上記実施例のテープ印字装置
に限定されるものではなく、ドットプリンタやサーマル
プリンタ等の文書処理装置にも適応できるものである。
【0054】また、本発明における「特定の区切り」は
実施例にあげたものの他に、頁、ブロック(段落)、
行、文字等を単位とするものであってもよい。更に、使
用者がこの「特定の区切り」を自由に選択して設定でき
るようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の文書処理装置は、電池の消耗による印刷不良等の
不適確な動作を行わせることなく、また、特定の区切り
をもって動作を停止するため、被印字媒体を無駄にする
ことなく、その際印刷されていた文書を有効に活用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるテープ印字装置の外観
斜視図である。
【図2】同テープ印字装置の制御系のブロック図であ
る。
【図3】同テープ印字装置のメイン処理の制御動作を示
したフローチャートである。
【図4】同テープ印字装置の印字処理の制御動作を示し
たフローチャートである。
【図5】同テープ印字装置におけるもう1つの印字処理
の制御動作を示したフローチャートである。
【図6】印字処理における液晶ディスプレイの表示例を
示した図である。
【符号の説明】
6 キーボード 6a キャンセルキー 10 液晶ディスプレイ 12 サーマルヘッド 16 CPU 22 ROM 24 RAM 34 テープ送りモータ 44 電池 46 電池電圧検出回路 PM 印字機構
フロントページの続き (72)発明者 石田 美菜子 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号及び各種指令などを入力する
    ための入力手段と、その入力手段により入力されたデー
    タを記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶されたデ
    ータを出力媒体に出力する印刷手段とを備えた文書処理
    装置において、 電源としての電池と、 前記電池の電圧が所定の電圧以下になったことを検出す
    る電圧検出手段と、 前記印刷手段の動作の停止を指令する停止指令キーと、 前記電圧検出手段が電池電圧の低下を検出し、且つ前記
    印刷手段の動作中に前記停止指令キーによる停止指令を
    受けた場合に、その印刷手段が特定の区切りまで印刷し
    た後にその印刷手段の動作停止を行う停止制御手段とを
    備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 文字や記号及び各種指令などを入力する
    ための入力手段と、その入力手段により入力されたデー
    タを記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶されたデ
    ータを出力媒体に出力する印刷手段とを備えた文書処理
    装置において、 電源としての電池と、 前記電池の電圧が所定の電圧以下になったことを検出す
    る電圧検出手段と、 前記印刷手段の動作中に前記電圧検出手段が電池電圧の
    低下を検出した場合に、その印刷手段が特定の区切りま
    で印刷した後にその印刷手段の動作停止を行う停止制御
    手段と、 前記停止制御手段による動作停止後に、継続して印刷を
    行うか否かを選択する選択手段とを備えたことを特徴と
    する文書処理装置。
JP6005123A 1994-01-21 1994-01-21 文書処理装置 Pending JPH07205527A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045001A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010194853A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Casio Computer Co Ltd 印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラムが記憶された記憶媒体

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JP2007045001A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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