JP2792994B2 - ライン可変符号化装置 - Google Patents

ライン可変符号化装置

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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 MR符号化するライン数を動的に可変するライン可変符
号化装置に関し、 前回と今回のラインの画像データが一致するときにK
ラインの値に係わらずMR符号化を行い、画像データの圧
縮効率を向上させることを目的とし、 前回のラインの画像データと今回のラインの画像デー
タとを比較して一致するときに次回のラインについてK
ラインの値に係わらずMR符号化を行い、一方、一致しな
いときに次回のラインについてKラインの値をもとにMR
符号化/MH符号化を行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、MR符号化するライン数を動的に可変するラ
イン可変符号化装置に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
従来、ファクシミリ装置において、通信時間の短縮を
図るために、読み取った原稿の画像データをMH(Modifi
ed Huffman)符号による1次元圧縮、あるいは更に圧縮
効率の良好なMR(Modified READ)符号による2次元圧
縮を行って送信している。後者のMR符号によって圧縮す
る際、データ伝送中に発生するエラーによって記録画に
エラーが波及することを避けるために決められたライン
数(Kライン)に1回、MH符号による1次元符号を挿入
するようにしている。このため、例えばK=2としてMR
符号化した場合、第4図(イ)に示すように、MH符号と
MR符号とによって1ライン毎に符号化する必要があり、
縦方向に同一の空白や縦罫線などからなる同一画像デー
タが連続した場合に圧縮効率が悪いという問題があっ
た。
本発明は、前回と今回のラインの画像データが一致す
るときにKラインの値に係わらずMR符号化を行い、画像
データの圧縮効率を向上させることを目的としている。
〔課題を解決する手段〕
第1図は、本発明の原理構成図を示す。
第1図において、同一画素判定部22は、前回のライン
の画像データと今回のラインの画像データとを比較して
一致するか否かを判別するものである。
圧縮部20は、指示されたMR符号あるいはMH符号によっ
て画像データを圧縮するものである。
〔作用〕
本発明は、第1図に示すように、同一画素判定部22が
前回のラインの画像データと今回のラインの画像データ
とを比較して一致/不一致を判定し、一致したときにK
ラインの値に係わらずMR符号化に設定し、一方、不一致
のときにKラインの値をもとにMR符号化/MH符号化に設
定し、圧縮部20が設定されたMR符号化あるいはMH符号化
して圧縮するようにしている。
従って、前回と今回のラインの画像データが一致する
ときにKラインの値に係わらずMR符号化を行うことによ
り、画像データの圧縮効率を向上させることが可能とな
る。
〔実施例〕
次に、第1図から第4図を用いて本発明の1実施例の
構成および動作を順次詳細に説明する。
第1図において、信号処理部10は、セットされた原稿
を読み取って生成したアナログ信号を2値の画像データ
に変換するものである。
信号格納部11は、信号処理部10によって変換した画像
データを一時的に格納するものである。
画像処理部12は、信号処理部10から入力される現ライ
ンの画像データと信号格納部11から入力される前ライン
の画像データとから指示されたMR符号化あるいはMH符号
化して圧縮した信号を出力するものであって、MR符号/M
H符号化して圧縮する圧縮部20および指示された符号化
方式を一時的に格納する符号化方式格納部21などから構
成されるものである。
画素判定部13は、信号処理部10から入力される現ライ
ンの画像データと信号格納部11から入力される前ライン
の画像データとを比較して一致するか否かを比較する同
一画素判定部22、およびこの同一画素判定部22によって
判定された結果を一時的に記憶するレジスタ部23などか
ら構成されるものである。
制御部14は、レジスタ部23から取り出した結果をもと
に次のラインについて決定したMR符号化あるいはMH符号
化のいずれかを符号化方式格納部21に格納して指示を与
えるなどの各種制御を行うものである。
次に、第1図構成の動作を説明する。
(1) 信号処理部10が原稿から読み取ったアナログ信
号を2値の画像データに変換し、信号格納部11に格納す
ると共に、圧縮部20、同一画素判定部22に入力する。
(2) 同一画素判定部22は、信号格納部11から入力さ
れた前ラインの画像データと、信号処理部10から入力さ
れた現ラインの画像データとを画素単位に比較して一致
するか否かを判別し、その結果をレジスタ23に格納す
る。
(3) 制御部14は、1ライン毎にレジスタ部23から取
り出した結果が一致の場合(前ラインの画像データと現
ラインの画像データとの画素が一致、即ち空白や縦罫線
の存在する原稿の場合)、次のラインについてKライン
の値に係わらずMR符号化するように符号化方式格納部21
に設定する。一方、一致しない場合、次のラインについ
てKラインの値に等しい、超えているときにMH符号化、
以下のときにMR符号化するように符号化方式格納部21に
設定する。
(4) 圧縮部20は、符号化方式格納部21から取り出し
た符号化方式(MR符号化あるいはMH符号化)に従って、
MR符号化のときは現ラインの画像データおよび前ライン
の画像データをもとに符号化して圧縮、MH符号化のとき
は現ラインの画像データをもとに符号化して圧縮する。
以上のように、前ラインの画像データと現ラインの画
像データとを比較して一致するときに次のラインについ
てKラインの値に係わらずMR符号化、一致しないときに
次のラインについてKラインの値に等しい、超えている
ときにMH符号化、以下のときにMR符号化することによ
り、空白や縦罫線などが連続する場合にいわばKライン
の値を動的に変更してMR符号化を連続して行い、効率的
な圧縮を行うことが可能となる。
次に、第2図、第3図および第4図(ロ)を用いて本
発明の1実施例の構成および動作を具体的に説明する。
第2図において、パネル回路30は、原稿の読み取り指
示を与えるなどの各種操作を行うパネルである。
制御回路31は、各種制御を行う回路である。
読取回路32は、原稿を読み取る回路である。
信号処理回路33は、読取回路32で読み取ったアナログ
信号を2値の画像データに変換するものである。
圧縮回路34は、現ラインの画像データおよび前ライン
の画像データをもとにMR符号化あるいは、現ラインの画
像データをもとにMH符号化して圧縮する回路である。
メモリ回路35は、信号処理回路33で2値化された画像
データを一時的に記憶する回路である。
符号化レジスタ回路36は、符号化する方式(MR符号化
あるいはMH符号化)を格納する回路である。
回線制御回路37は、圧縮した後の画像データを変調し
て回線を介して相手先の装置(例えばファクシミリ装
置)に転送したりなどの各種回線制御を行うものであ
る。
画素判定回路38は、EXOR(排他的論理和回路)および
FF(JK−フリップフロップ)から構成され、現ラインの
画像データと前ラインの画像データとを画素単位に比較
し、一致するか否かを判定するものである。一致すると
きには、FFの出力Qから0を出力し、一致しないときは
FFの出力Qから1を出力する。
次に、第3図フローチャートに示す順序に従い、第2
図構成の動作を詳細に説明する。
第3図において、は、読み取り開始する。これは、
第2図読取回路32がパネル回路30からの読み取り開始入
力に対応して原稿の読み取りを開始する。
は、2値信号化する。これは、第2図信号処理回路
33が、で原稿を読み取ったアナログの信号を2値の信
号(画像データ)に変換する。
は、メモリに入力する。これは、第2図メモリ回路
35に対して、信号処理回路33によって2値の画像データ
に変換された現ラインのものを格納する。
は、現ラインの画像データと前ラインの画像データ
とが一致か否かを判別する。これは、第2図画素判定回
路38が現ラインの画像データと前ラインの画像データと
を画素単位に比較して一致するか否かを判別する。YES
の場合には、で次回のラインをMR圧縮に設定する。NO
の場合には、で次回のラインをMH圧縮に設定する。こ
れら、は、第2図制御回路31がレジスタ回路39から
取り出した一致/不一致の結果をもとに、符号化レジス
タ回路36にMR符号化/MH符号化を設定する。尚、で、
不一致であっても、Kラインの値以下のときは通常のMR
方式と同様に、MR圧縮と設定する。
は、圧縮する。これは、前回に第2図符号化レジス
タ回路36に設定されたMR符号化に対応して前ラインの画
像データおよび現ラインの画像データをもとに圧縮、あ
るいはMH符号化に対応して現ラインの画像データをもと
に圧縮する。
は、モデム(変調)する。
は、回線に転送する。
第4図(ロ)は、本発明の動作説明図を示す。これ
は、K=2とし、の部分で前ラインの画像データと現
ラインの画像データとが一致する限り、次のラインをMR
符号化したものである。これにより、第4図(イ)従来
のMR符号化方式に比し、K=2であっても、前ラインの
画像データと現ラインの画像データとが一致する限り、
K=2にとらわれずいわば動的にKの値を変更してMR符
号化を連続することにより、空白や縦罫線が連続した場
合に、MR符号化を連続して行い、圧縮後のデータ量を少
なくすることができる。
尚、MH符号化方式およびMR符号化方式について以下簡
単に説明する。
MH符号化方式は、ライン単位に符号化して圧縮する方
式であって、隣接する画素間の相関を利用して符号化す
る方式である。白あるいは黒の連続する画素の長さ(ラ
ンレングス)を2進符号によって表し、この2進符号の
ことをMH符号と呼んでいる。MH符号は、白および黒のそ
れぞれについて0ビットから63ビットのランレングスを
表すターミネイティング・コード(Terminating Code)
と、64ビットの倍数のランレングスを表すメイクアップ
・コード(Make−up Code)の2種類があり、これらの
組合せによって符号化するものである。
MR符号化方式は、隣接する画素のほかに隣接する走査
線間の相関を利用して符号化する方式である。MR符号
は、画素の変化点を直前の変化点からのランレングスの
長さで表現する水平モードと、画素の変化点を前ライン
の変化点からの相対位置で表現する垂直モードと、黒画
素あるいは白画素のランレングスの終了を表すパスモー
ドの3種類のモードを組み合わせて符号化する方式であ
る。この際、データ伝送中に発生するエラーによって記
録画にエラーが波及することを避けるために、決められ
たライン数(Kライン)に1回、MH符号による1次元符
号化方式を採り入れて符号化している。MR方式は、MH方
式に比して符号化の効率が良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、前回と今回の
ラインの画像データが一致するときにKラインの値に係
わらずMR符号化を行い、一致しないときにKラインの値
に等しい、超えたときにMH符号化、以下のときにMR符号
化する構成を採用しているため、同一の画像データが続
く限り連続してMR符号化を行い、圧縮効率を向上させる
ことができる。特に、本発明は、CCITTに準拠したMR符
号化/MH符号化を用い、そのkラインの値(Kパラメ
タ)を動的に可変する方式を採用しているため、自社の
ファクシミリ装置の間でしか可能でなかった圧縮率の向
上が、他社の装置間でも容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、第2図は本発明の1実施
例構成図、第3図は本発明の動作説明フローチャート、
第4図は従来技術と本発明の説明図を示す。 図中、10は信号処理部、11は信号格納部、12は画像処理
部、13は画素判定部、14は制御部、20は圧縮部、21は符
号化方式格納部、22は同一画素判定部、23はレジスタ部
を表す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MR符号化するライン数を動的に可動するラ
    イン可変符号化装置において、 前回のラインの画像データと今回のラインの画像データ
    とを比較する手段と、 上記比較した結果、一致するときに次回のラインについ
    てKラインの値に係わらずMR符号化を行い、一方、一致
    しないときに次回のラインについてKラインの値をもと
    にMR符号化/MH符号化を行う手段と を備えたことを特徴とするライン可変符号化装置。
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