JP2792591B2 - テープローディング機構 - Google Patents

テープローディング機構

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JP2792591B2
JP2792591B2 JP5034954A JP3495493A JP2792591B2 JP 2792591 B2 JP2792591 B2 JP 2792591B2 JP 5034954 A JP5034954 A JP 5034954A JP 3495493 A JP3495493 A JP 3495493A JP 2792591 B2 JP2792591 B2 JP 2792591B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR装置などの磁気
記録再生装置に適用されるテープローディグ機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】VTR装置などの磁気記録再生装置で
は、装着したテープカセットの磁気テープをローディン
グ/アンローディングするテープローディグ機構を備え
ていることがよく知られている。
【0003】例えば、図4に示すVTR装置は、装着し
たテープカセットTの磁気テープTaをテープローディ
ング機構により引き出して、磁気ヘッドを備えた回転ド
ラムHに所定角度範囲にわたって巻回する所定テープパ
スを形成し、この磁気テープTaに対して磁気記録再生
を行わせている。このVTR装置に適用したテープロー
ディング機構1は、磁気テープTaを案内するローディ
ング手段2a,2bを後述する駆動機構3により、所定
テープパスを形成するローディング位置(実線位置)と
テープカセットT内のアンローディング位置(鎖線位
置)との間で移動させ、磁気テープTaをローディング
状態とアンローディング状態とにしている。
【0004】駆動機構3は、例えば図5に示す簡略図の
ように、モードコントロールモータ31、ベルトを介し
てモードコントロールモータ31の回転動力が伝達され
るウォームギア32、ウォームホイルギア33、ドライ
ブギア34、上下2枚のドライブリング35a,35
b、ドライブリング35a,35bに取り付けたスライ
ドリング36a,36b、高さ規制用フランジを有する
垂直ガイドローラと傾斜ポールとからなるローディング
手段2a,2bを備え、ガイド溝36a,36bにより
案内されるポールベース37a,37b、モードコント
ロールモータ31の駆動を行う駆動回路38から構成す
ることができる。駆動回路38からモードコントロール
モータ31に送る制御電圧を制御することで、モードコ
ントロールモータ31の回転軸31aを正転および逆転
させることができ、例えば、回転軸31aを矢印方向
(正転方向)に回転することで、ウォームギア32、ウ
ォームホイルギア33、は矢印方向に回転し、ドライブ
リング35aは時計方向、ドライブギア34を介してド
ライブリング35aは反時計方向に回動することで、ポ
ールベース37a,37bはガイド溝36a,36bに
沿って矢印方向に移動し、テープローディング手段2
a,2bは図示するアンローディング位置からローディ
ング位置(図示しない)にまで変位する。なお、ローデ
ィングポール2a,2bをローディング位置からアンロ
ーディング位置にまで変位させたいときには、モードコ
ントロールモータを逆転させればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のVT
R装置では、例えば、酸化鉄テープとメタルテープなど
のようなテープ厚やテープ種類の違う磁気テープを同一
装置に用いることが一部で提案されている。
【0006】しかし、従来のテープローディング機構3
では、テープローディング手段2a,2bの移動速度を
予め定めた一の設定速度で行うようにしている。この装
置にメタルテープのような薄手テープを用いた場合、テ
ープローディング手段2a,2bの移動途中段階(ロー
ディング/アンローディングの途中段階)のテープテン
ション増加により、磁気テープTaが傾斜ポールなどに
案内されて上昇し、磁気テープTaの上エッジがテープ
ガイドのフランジ部で座屈を起こしテープエッジにダメ
ージが生じてしまうおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解消するものであり、高さ規制フランジを有する一対の
ガイドローラを少なくも有するテープローディング手段
により装着されたテープカセットの磁気テープを所定テ
ープパスを形成するローディング位置とテープカセット
内のアンローディング位置との間で移動させるテープロ
ーディング機構において、前記テープローディング手段
を駆動する駆動機構と、前記磁気テープの厚み又は種類
を検出する検出手段と、この検出手段による検出結果に
対応して、前記駆動機構による前記ローディング手段の
移動速度を可変制御する移動速度制御手段とを備えたこ
とを特徴とするテープローディング機構と、また、この
ようなテープローディング機構において、前記磁気テー
プの厚みが厚い磁気テープに対して薄い磁気テープのテ
ープローディング手段の移動速度を遅くするようにした
テープローディング機構と、また、このようなテープロ
ーディング機構において、酸化鉄テープに対してメタル
テープのテープローディグ手段の移動速度を遅くするよ
うにしたテープローディング機構とを提供するものであ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に沿って説明する。
【0009】図1は本発明によるテープローディング機
構の一実施例を示す図、図2はテープカセットを示す斜
視図、図3はローディングポールの移動速度特性を表す
グラフである。なお、従来例であげた同一構成部分には
同一符号を付し、その詳細な説明は省略してある。
【0010】図1に示すテープローディング機構10
は、従来例であげたテープローディング機構1の構成
に、磁気テープの厚み又は種類を検出する検出器11
と、この検出器11による検出結果に応じて、駆動機構
3によるローディング手段2a,2bの移動速度を可変
制御する制御部12とを備えたものである。
【0011】検出器11を、磁気テープTaのテープ厚
(例えば「厚手テープ」,「薄手テープ」)またはテー
プ種類(例えば「酸化鉄テープ」,「塗付型メタルテー
プ」,「蒸着型メタルテープ」など)を検出している。
ここでは、単に「厚手テープ」として酸化鉄テープを、
「薄手テープ」としてメタルテープを一例としてあげて
いる。
【0012】図2に示すテープカセットTにおいて、磁
気テープTaに酸化鉄テープを用いた場合は、カセット
筐体Tbの底面に図示するようなテープ厚検出孔Tcを
塞ぎ、磁気テープTaにメタルテープを用いた場合は、
カセット筐体Tbの底面にテープ厚検出孔Tcを開口し
てそれぞれ形成しておく。
【0013】検出器11は凸部11aがテープ厚検出孔
Tcに進入したか否かでテープ厚検出孔Tcの有無を検
出する。このようにしてテープ厚検出孔Tcの有無を検
出することで、磁気テープTaが「厚手テープ」か「薄
手テープ」かを検出することができる。なお、このよう
な検出は別に異種類の磁気テープでなくても、同一種類
の磁気テープで厚みが違うものにも適用できるのは勿論
である。
【0014】検出器11による検出結果は制御部12に
入力されている。制御部12は上記検出結果に基づき、
駆動機構3によるテープローディング手段2a,2bの
移動速度を制御する。実際には制御部12は駆動機構3
のモータ駆動回路38を制御しており、これによりテー
プローディング手段2a,2bの移動速度は次のように
設定されている。
【0015】図3に示すものは、テープローディング手
段2a,2bがアンローディング位置からローディング
位置まで移動するまでの速度特性である。同図に示すよ
うに、磁気テープTaが「厚手テープ」のとき(例え
ば、磁気テープTaが酸化鉄テープ)は、ローディング
ポール2a,2bの移動速度は標準速度Vaまで高めら
れる。また、同図に示すように、磁気テープTaが「薄
手テープ」のとき(例えば、磁気テープTaがメタルテ
ープ)は、テープローディング手段2a,2bの移動速
度は上記した標準速度Vaよりも遅い速度Vbまで高め
られる。即ち、磁気テープTaの厚みが薄くなるほどテ
ープローディング手段2a,2bの移動速度を遅くする
のが技術的なポイントである。なお、ローディング手段
2a,2bがローディング位置からアンローディング位
置まで移動するまでの速度特性も同様にすればよい。
【0016】このようなテープローディング機構10で
は、磁気テープTaの厚みにそれぞれ対応してテープロ
ーディング手段2a,2bの移動速度を適切に設定でき
るため、たとえ磁気テープTaが「薄手テープ」であっ
ても、テープローディング手段2a,2bの移動時のテ
ープテンション増加を各テープの許容範囲内に抑えるこ
とができ、磁気テープTaの上エッジがテープガイドの
高さ規制用フランジ部で座屈するのを確実に防止するこ
とができ、テープエッジにダメージが起こらなくなる。
【0017】なお、本実施例では図3に示すように、図
3に示したようにローディング/アンローディング動作
の初期及び終了時のテープテンションの急激な増減を極
力少なくするため、ローディング/アンローディング動
作初期には徐々に移動速度を増減するようにしているの
で好ましいが、これに限定されることはない。
【0018】また、本実施例では制御部12によりモー
タ駆動回路38を制御して、モードコントロールモータ
31の制御電圧を変えるようなものであったが、これに
限らず、例えば、駆動力伝達手段中に切換え自在な減速
ギアを介在させてローディングポール2a,2bの移動
速度を磁気テープaの厚みまたは種類に対応して適切に
変えるようにしてもよい。
【0019】なお、本実施例では、検出器11により磁
気テープTaの厚み又は種類をテープカセットTのテー
プ厚検出孔Tcの有無を検出し、この検出結果に応じて
テープローディング手段2a,2bの2つの移動速度を
切り換え制御していたが、これに限らず、例えば、磁気
テープの厚みや種類などにより細分化し、これらに対応
してテープローディング手段2a,2bの移動速度を複
数段に可変制御し夫々適切に設定するようにしてもよ
い。
【0020】また、本実施例では、磁気テープTaの厚
み又は種類をテープカセットTのテープ厚検出孔Tcの
有無によって検出していたが、例えば、磁気テープTa
に照射した光の反射波の特性などにより検出するように
してもよい。
【0021】なお、本実施例のローディング機構10で
は、駆動機構3にローディングリング(ドライブリング
35a,35b)を用いたものであったが、例えば、駆
動機構に左右一対のローディングアームを用いたもので
あっても、本発明を適用できるのは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本発明のテープローディング機構では、
磁気テープの厚み又は種類が異なるに場合であっても、
それぞれ対応してローディングポールの移動速度を適切
に設定できるため、テープ厚やテープ種類の異なる磁気
テープを同一装置に用いても、テープローディング手段
の移動時のテープテンション増加を各テープの許容範囲
内に抑えることができ、テープガイドの高さ規制用フラ
ンジ部で生じていたテープエッジのダメージを防止でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープローディング機構の一実施例を
示す図である。
【図2】テープカセットを示す斜視図である。
【図3】ローディングポールの移動速度特性を表すグラ
フである。
【図4】一般的なVTR装置を示す平面図である。
【図5】従来のテープローディング機構を示す図であ
る。
【符号の説明】
2a,2b ローディングポール 3 駆動機構 10 テープローディング機構 11 テープ厚検出器(検出手段) 12 制御器(移動速度制御手段) T テープカセット Ta 磁気テープ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高さ規制フランジを有する一対のガイドロ
    ーラを少なくも有するテープローディング手段により装
    着されたテープカセットの磁気テープを所定テープパス
    を形成するローディング位置とテープカセット内のアン
    ローディング位置との間で移動させるテープローディン
    グ機構において、 前記テープローディング手段を駆動する駆動機構と、 前記磁気テープの厚み又は種類を検出する検出手段と、 この検出手段による検出結果に対応して、前記駆動機構
    による前記ローディング手段の移動速度を可変制御する
    移動速度制御手段とを備えたことを特徴とするテープロ
    ーディング機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載のテープローディング機構に
    おいて、前記磁気テープの厚みが厚い磁気テープに対し
    て薄い磁気テープのテープローディング手段の移動速度
    を遅くするようにしたテープローディング機構。
  3. 【請求項3】請求項1記載のテープローディング機構に
    おいて、酸化鉄テープに対してメタルテープのテープロ
    ーディグ手段の移動速度を遅くするようにしたテープロ
    ーディング機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0654575B2 (ja) * 1984-01-23 1994-07-20 キヤノン株式会社 記録又は再生装置
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JPH04368650A (ja) * 1991-06-18 1992-12-21 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

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