JPH11185328A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH11185328A
JPH11185328A JP9357079A JP35707997A JPH11185328A JP H11185328 A JPH11185328 A JP H11185328A JP 9357079 A JP9357079 A JP 9357079A JP 35707997 A JP35707997 A JP 35707997A JP H11185328 A JPH11185328 A JP H11185328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
post
magnetic tape
tension
rotation
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP9357079A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Koga
昭 古賀
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9357079A priority Critical patent/JPH11185328A/ja
Publication of JPH11185328A publication Critical patent/JPH11185328A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるドラム回転数で良好なヘッドタッチを
得ることができる磁気記録再生装置を提供すること。 【解決手段】 回転ドラム6の入側とテンションポスト
11の間に可動ポスト17を設け、回転ドラム6の回転
数がR1のときは可動ポスト17が磁気テープ1と接触
しない位置に移動する。回転ドラム6が回転数R2(>
R1)のときは可動ポスト17が磁気テープ1と巻付く
位置まで移動することにより、テンションポスト11の
テンションを変えずに回転ドラム6の入側のテンション
を増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘリカルスキャン方
式の磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装
置では、異なる記録レートでの記録再生を実現する場
合、以下の2つの方法が考えられる。第1の方法はドラ
ム回転数を一定とし、記録ヘッドの数とテープスピード
を変化させる方法である。第2の方法はヘッドの数を変
えずに、回転ドラムの回転数および、テープスピードを
変化させる方法である。
【0003】上記の2つの方法を比較するとコストや装
置の小型化等の問題からヘッドの数は少ない方が望まし
いため、ヘッドの数を増やさずにドラム回転数を上げる
方法が得策である。
【0004】異なるドラム回転数で記録再生を行う場
合、回転ドラムが高速回転時には、磁気テープのエアフ
ィルムが増加する。その結果ヘッドと磁気テープのスペ
ーシングが増加し、良好なヘッドタッチが得られず出力
が低下する。そこでドラム回転数が高速のときは、ドラ
ム回転数が低速の時よりも磁気テープのテンションを増
加させることにより、異なるドラム回転数で良好なヘッ
ドタッチを得ることができる。従来の磁気記録再生装置
ではテンション制御を電気的に切り替えることによりテ
ンションの切り替えを実現している(例えば特開平6−
309740号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の磁
気記録再生装置においては、回転数に応じた幅広いテン
ションを得ることができるテンション機構を設計し、さ
らにテンションを切り替え可能な制御回路を新たに付加
しなければならずコストが大幅に増加するという問題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、回転ドラムの回転数に応じて磁気テ
ープとの摩擦状態が変化するポストを回転ドラムの入側
とテンションポストの間に設けることとした。そして、
このように磁気テープとポストの摩擦状態を変化させ、
ポスト前後でのテンション増加率を変化させることによ
り、テンションポストのテンションを一定に保持しなが
ら回転ドラム入側のテンションを変化させている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、記録再生をおこなうヘッドを備えた回転ドラムと、
前記回転ドラムに斜めに巻き付けられて走行する磁気テ
ープと、前記磁気テープの走行方向に対して前記回転ド
ラムの上流側に設けられた前記磁気テープのテンション
を制御するテンションポストを設けた磁気記録再生装置
において、可動ポストと前記可動ポストを移動させる手
段を有し、前記磁気テープとの巻付け角が変化するよう
に前記可動ポストを移動させ、前記磁気テープが前記可
動ポストの表面を滑りながら走行することにより、前記
磁気テープのテンションを変化させることを特徴とする
磁気記録再生装置、としたものであり、かかる構成をと
ることで回転ドラムの回転数に応じて磁気テープとポス
トの摩擦状態を変化させ、ポスト前後でのテンション増
加率を変化させることにより、回転ドラム入側のテンシ
ョンを変化させている。
【0008】本発明は、ヘリカルスキャン方式の磁気記
録再生装置において、回転ドラムの入側とテンションポ
ストの間に磁気テープとの巻付け角を変化させるように
移動可能な可動ポストを設け、ドラム回転数が低速時に
は巻付け角を小さく、ドラム回転数が高速時には巻付け
角が大きくなるように可動ポストを移動させるものであ
る。
【0009】また上記可動ポストの代わりに磁気テープ
との摩擦係数が異なる表面を形成した固定ポストを設
け、ドラム回転数が低速時には、摩擦係数が小さい面を
磁気テープと接触させ、ドラム回転数が高速時には、摩
擦係数が大きい面を磁気テープと接触させるように固定
ポストを移動させることもできる。
【0010】また後記する理由により上記可動ポストお
よび上記固定ポストは磁気テープが巻戻し方向に走行す
るときには回転可能となるような構造にするのが効果的
である。
【0011】また上記可動ポストの代わりに、回転と停
止を切り替えるブレーキを有する回転ポストを設け、ド
ラム回転数が低速時にはブレーキを解除し、ドラム回転
数が高速時にはブレーキを作動させることもできる。
【0012】上記のように構成することで、異なるドラ
ム回転数で記録再生を行うとき、回転ドラムの回転数が
変化してもテンションポストでのテンションを変化させ
ることなく、回転ドラムの入側のテンションを切り替え
ることが出来る。
【0013】また磁気テープが巻戻し方向に走行すると
きは、可動ポストおよび固定ポストを回転可能とするこ
とにより磁気テープとの摩擦負荷をなくし、テンション
ポスト位置でのテンション増加を抑制できる。
【0014】次に、本発明の第1の実施の形態に付いて
図面を参照して説明する。図1は本実施の形態における
磁気記録再生装置のテープパスを示す図である。
【0015】図1において、1は磁気テープであり、供
給側リール2と巻取り側リール3の間に巻かれている。
4は供給側リール台、5は巻取り側リール台である。供
給側リール台4、巻取り側リール台5はそれぞれ図示さ
れていない供給側リールモータおよび巻取り側リールモ
ータにより駆動される。
【0016】また6はヘッド(図示せず)を搭載した回
転ドラムである。回転ドラム6は2種類の回転数R1、
R2(R1<R2)で記録再生を行うことができるよう
になっている。7は回転ドラム6の入側に対する磁気テ
ープ1の進行方向を規制する傾斜ポストであり、8はド
ラム入側の磁気テープ1の高さを規制する垂直ガイドポ
ストである。また9は回転ドラム6の出側の進行方向を
規制する傾斜ポストであり、10はドラム出側の磁気テ
ープ1の高さを規制する垂直ガイドポストである。
【0017】11はテンションポストであり、図示され
ていないテンションアーム上に取り付けられて、該テン
ションアームの一部に取り付けられたマグネット(図示
せず)と、メカシャーシ(図示せず)に固定されたホー
ル素子(図示せず)からの出力によりテンションを検出
し、供給側および巻取り側リールモータの電圧を制御
し、磁気テープ1のテンション制御を行っている。12
はピンチローラであり、キャプスタン13との間に磁気
テープ1を挟んで圧着されキャプスタン13の回転によ
り磁気テープ1が搬送される。14、15、16はメカ
シャーシ(図示せず)上に垂直に固定された垂直回転ポ
ストである。
【0018】ここで、垂直ガイドポスト8及び垂直回転
ポスト14,15はローラー径に対するシャフト径の比
率を小さくしたり或いはベアリング内蔵の構成としてお
り、ポスト前後でのテープテンション増加は無視できる
構成となっている。
【0019】17は矢印の方向に移動可能な可動ポスト
である。図2は回転ドラム6が回転数R1のときの可動
ポスト17付近のテープパスである。
【0020】図3は回転ドラム6が回転数R2のときの
可動ポスト17付近のテープパスである。θは磁気テー
プ1の可動ポスト17への巻付け角である。
【0021】図4は可動ポスト17の側面図である。2
0はフランジ、21はローラで、22はシャフトであ
る。ローラ21は軸受(図示せず)を介してシャフト2
2に支持されており、シャフト22は駆動アーム23に
取り付けられている。ストッパ24はバネ25によりロ
ーラ21に押圧されている。ストッパ24とローラ21
は図4に示すような鍵型の噛み合わせ形状をした、いわ
ゆるラチェット構造となっており、矢印の方向にのみロ
ーラ21は回転可能となっている。
【0022】以上のように構成された本発明の第1の実
施の形態について以下その動作について説明する。
【0023】回転ドラム6が回転数R1で記録再生する
とき、図2に示すように可動ポスト17は磁気テープ1
と接触しない位置に移動する。このとき垂直ガイドポス
ト8及び垂直回転ポスト14,15は、ポスト前後での
テープテンション増加は無視できる為、A、B点でのテ
ンションはほぼ等しくなる。回転数R1のときのB点で
の最適テンションがT1であるならばテンションポスト
11での制御はT1になる。
【0024】次に回転ドラム6が回転数R2(>R1)
で記録再生するとき、回転数の増加に伴い磁気テープ1
の浮上が増加するため、良好なヘッドタッチを得るには
回転ドラム6まわりのテンションを増加しなければなら
ない。図3に示すように可動ポスト17は磁気テープ1
と巻付け角θをなす位置まで移動する。このとき可動ポ
スト17はストッパ24により回転ができなくなってお
り、磁気テープ1はローラ21を滑りながら走行するた
め、ローラ21との摩擦によりB点でのテンションはA
点よりも増加する。回転数R2のときのB点の最適テン
ションがT2(>T1)であるとき、可動ポスト17の
位置は以下の条件により決定される。
【0025】A点で制御するテンションは変えずにT1
とし、磁気テープ1と可動ポスト17の摩擦係数をμと
すると、力のつりあいから一般的に以下の関係が成立す
る。以下自然対数の底数をeとし、自然対数をlnで表
記する。
【0026】T2/T1=eμθ 上式を変形すると θ=(1/μ)×ln(T2/T1) 従って巻付け角θが上式で与えられる位置に可動ポスト
17を移動することによりB点のテンションはT2とな
り、A点でのテンションはT1となる。
【0027】また可動ポスト17は磁気テープ1が巻戻
し方向に走行するときは、回転可能となっており、巻戻
しのときには摩擦負荷によるテンションの増加が発生し
ないため、A、B点のテンションは等しくなりテンショ
ンポスト11でのテンション変動が小さくなり、良好な
巻戻し走行を得る。
【0028】さらに回転ドラム6の回転数がR2よりも
高速になった場合であっても巻付け角θを増加させるこ
とによりB点のテンションを増加させることができる。
【0029】本発明の第2の実施の形態について図面を
参照して説明する。図5は第2の実施の形態における磁
気記録再生装置の回転ドラム入側付近のテープパスであ
る。
【0030】なお図5に示す本実施の形態の磁気記録再
生装置は、基本的には図1に示した第1の実施の形態と
同じ構成であるので、同一構成部分には同一番号を付し
て詳細な説明を省略する。31は固定ポストであり、固
定ポスト31の表面には磁気テープ1との摩擦係数がμ
1およびμ2(>μ1)となる面が形成されている。
【0031】磁気テープ1と固定ポスト31の巻付け角
はθ1であり、磁気テープ1は固定ポスト31の表面を
滑りながら走行する。固定ポスト31はベルト32によ
りリール33に連結されており、リール33の回転に連
動して固定ポスト31が回転可能となっている。
【0032】以上のように構成された本発明の第2の実
施の形態について以下その動作について説明する。
【0033】回転ドラム6が回転数R1で記録再生する
とき、図5に示すように固定ポスト31は摩擦係数μ1
の面が磁気テープ1と接触する位置でリール33を停止
させる。
【0034】回転ドラム6が回転数R2(>R1)で記
録再生するとき、固定ポスト31は摩擦係数μ2の面が
磁気テープ1と接触する位置までリール33が回転して
停止する。摩擦係数が増加するためB点でのテンション
は回転数R1のときよりも増加する。このときの摩擦係
数の関係は以下の条件により決定される。
【0035】回転数R1、R2のときのB点での最適テ
ンションがそれぞれT1、T2であるとき、A点での制
御テンションをTaで一定とすると力のつりあいから以
下の関係が成立する。
【0036】T1/Ta=eμ1θ1 T2/Ta=eμ2θ1 上の2つの式からTaを消去して整理すると μ2−μ1=(1/θ1)×ln(T2/T1) 従って上式の関係を満たすμ1、μ2を固定ポスト31
の表面に形成することによりA点のテンションを一定に
保持しながら、B点のテンションをT1とT2に切り替
えることが可能となる。
【0037】本発明の第3の実施の形態について図面を
参照して説明する。図6は本実施の形態における磁気記
録再生装置のテープパスの一部である。なお図6に示す
本実施の形態の磁気記録再生装置は、基本的には図1に
示した第1の実施の形態と同じ構成であり、同一構成部
分には同一番号を付して詳細な説明を省略する。41は
回転ポストであり、42は回転ポストを停止させるブレ
ーキアームである。ブレーキアーム42はバネ43、固
定ピン44により回転ポスト41に圧着するように取り
付けられており、スライドアーム45を矢印の方向に移
動することによりブレーキアーム42が回転ポスト41
から離れ、回転ポスト41が回転可能となる。θ2は磁
気テープ1と回転ポスト41の巻付け角である。
【0038】以上のように構成された本発明の第3の実
施の形態について以下その動作について説明する。
【0039】回転ドラム6が回転数R1で記録再生する
とき、スライドアーム45を矢印の方向に移動させ、回
転ポスト41を回転可能とする。回転数R1でのB点の
最適テンションがT1であるときA点での制御テンショ
ンもT1となる。
【0040】回転ドラム6が回転数R2(>R1)で記
録再生するとき、図6に示すようにブレーキアーム42
が回転ポスト41に圧着するようにスライドアーム45
を移動させ、回転ポスト41の回転を停止させる。回転
ポスト41と磁気テープ1の摩擦によりB点のテンショ
ンはA点より増加する。回転数R2のときのB点での最
適テンションがT2であるとき、A点での制御テンショ
ンはT1で一定とし、磁気テープ1と回転ポスト41の
摩擦係数をμ3とすると力のつりあいから以下の関係が
成立する。
【0041】T2/T1=eμ3θ2 従って上式を満足するμ3、θ2に設定することにより
回転数R2のときのB点のテンションがT2となり、A
点のテンションはT1となる。また、回転数R2で磁気
テープ1が巻戻し方向に走行するときは回転ポスト41
のブレーキを解除することにより摩擦負荷をなくし、良
好な巻戻し走行を実現する。
【0042】なお第1〜第3の実施の形態においては回
転ドラムの回転数に応じてテンションを変化させる場合
について説明したが、回転ドラムの回転数が変化しない
場合であっても適用することが可能である。例えば剛性
が異なる磁気テープを走行させる場合などでも本実施の
形態を適用することができる。
【0043】以上のように本発明の第1〜第3の実施の
形態によれば、回転ドラムの回転数に応じて最適なテン
ションに切り替えることが可能となり、常に良好なヘッ
ドタッチを得ることができる。さらにテンションポスト
位置でのテンションはドラム回転数によらず常に一定に
保持されるため、ドラム回転数が変化しない機種とテン
ション制御系を共用することができ、安価に実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置におけるテープパス
を示す図
【図2】本発明の磁気記録再生装置において回転ドラム
が低速回転時の可動ポスト付近のテープパスを示す図
【図3】本発明の磁気記録再生装置において回転ドラム
が高速回転時の可動ポスト付近のテープパスを示す図
【図4】本発明の磁気記録再生装置における可動ポスト
の側面図
【図5】本発明の磁気記録再生装置の回転ドラム入側付
近のテープパスを示す図
【図6】本発明の磁気記録再生装置の回転ドラム入側付
近のテープパスを示す図
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 供給側リール 3 巻取り側リール 4 供給側リール台 5 巻取り側リール台 6 回転ドラム 7、9 傾斜ポスト 8、10 垂直ガイドポスト 11 テンションポスト 12 ピンチローラ 13 キャプスタン 14、15、16 垂直回転ポスト 17 可動ポスト 20 フランジ 21 ローラ 22 シャフト 23 駆動アーム 24 ストッパ 25、43 バネ 31 固定ポスト 32 ベルト 33 リール 41 回転ポスト 42 ブレーキアーム 44 固定ピン 45 スライドアーム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録再生をおこなうヘッドを備えた回転ド
    ラムと、 前記回転ドラムに斜めに巻き付けられて走行する磁気テ
    ープと、 前記磁気テープの走行方向に対して前記回転ドラムの上
    流側に設けられた前記磁気テープのテンションを制御す
    るテンションポストを設けた磁気記録再生装置におい
    て、 可動ポストと前記可動ポストを移動させる手段を有し、
    前記磁気テープとの巻付け角が変化するように前記可動
    ポストを移動させ、前記磁気テープが前記可動ポストの
    表面を滑りながら走行することにより、前記磁気テープ
    のテンションを変化させることを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】前記可動ポストは前記回転ドラムと前記テ
    ンションポストの間に設けられ、 前記回転ドラムの回転数が増加すると前記磁気テープと
    の巻付け角が増加するように前記可動ポストを移動させ
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】記録再生をおこなうヘッドを備えた回転ド
    ラムと、 前記回転ドラムに斜めに巻き付けられて走行する磁気テ
    ープと、 前記磁気テープの走行方向に対して前記回転ドラムの上
    流側に設けられた前記磁気テープのテンションを制御す
    るテンションポストを有する磁気記録再生装置におい
    て、 前記磁気テープとの摩擦係数が異なる複数の外周面を形
    成した固定ポストと、前記固定ポストの外周面を切り替
    える手段を有し、前記磁気テープと前記固定ポストの摩
    擦係数を切り替えることにより、前記磁気テープのテン
    ションを変化させることを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】前記固定ポストは前記回転ドラムと前記テ
    ンションポストの間に設けられ、 前記回転ドラムの回転数が第1の回転数のときは前記固
    定ポストの第1の摩擦係数の面を前記磁気テープに当接
    させ、 前記回転ドラムの回転数が第1の回転数よりも高速であ
    る第2の回転数のときは前記固定ポストの第1の摩擦係
    数よりも大きい第2の摩擦係数の面を前記磁気テープに
    当接させることを特徴とする請求項3記載の磁気記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】記録再生をおこなうヘッドを備えた回転ド
    ラムと、 前記回転ドラムに斜めに巻き付けられて走行する磁気テ
    ープと、 前記磁気テープの走行方向に対して前記回転ドラムの上
    流側に設けられた前記磁気テープのテンションを制御す
    るテンションポストと、 前記磁気テープとの接触部分が回転可能な回転ポストを
    有する磁気録再生装置において、 前記回転ポストの回転を停止させる手段を有し、前記回
    転ポストの回転と停止を切り替えることにより前記磁気
    テープのテンションを変化させることを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記回転ポストは前記回転ドラムと前記テ
    ンションポストの間に設けられ、 前記回転ドラムの回転数が第1の回転数のときは前記回
    転ポストを回転可能とし、 前記回転ドラムの回転数が第1の回転数よりも高速であ
    る第2の回転数のときは前記回転ポストの回転を停止さ
    せることを特徴とする請求項5記載の磁気記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】前記可動ポスト、前記固定ポスト、前記回
    転ポストは前記磁気テープが巻戻し方向に走行するとき
    は回転可能となる手段を有することを特徴とする請求項
    2、4、6記載の磁気記録再生装置。
JP9357079A 1997-12-25 1997-12-25 磁気記録再生装置 Pending JPH11185328A (ja)

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