JP2792468B2 - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置の製
造方法に係わり、特にLDD構造の絶縁ゲート電界効果
トランジスタ(以下、MOSトランジスタ、と称す)と
抵抗素子や配線層となる多結晶シリコン(以下、ポリシ
リコン、と称す)を有する半導体集積回路装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】CMOS型シリコン集積回路装置は集積
度に優れており、マイクロコンピュータ、メモリ、ゲー
トアレー等様々な分野に応用されている。そして近年の
微細化に伴い、ドレイン端での電界が強くなり、所謂ホ
ットキャリアの問題で素子寿命が短くなることから、こ
の電界を緩和するためにLDD(Lightly Do
ped Drain)構造が採用されるようになってき
た。
【0003】一方、多くのシリコン集積回路は抵抗素子
等を有しており、特に高速性を要求されるような回路で
は、寄生容量の大きい拡散抵抗より寄生容量が小さいポ
リシリコンの抵抗素子が用いられる。またバイポーラト
ランジスタとCMOSトランジスタを同一シリコン基板
上に混載するBi−CMOSでは、NPNバイポーラト
ランジスタのエミッタとして高濃度に砒素を添加したポ
リシリコンが用いられる。
【0004】図3は、CMOSトランジスタのゲート電
極に第1層目のポリシリコン層(以下、第1ポリシリコ
ン層、と称す)を有し、抵抗素子に第2層目のポリシリ
コン層(以下、第2ポリシリコン層、と称す)を有した
LDD型CMOSトランジスタの従来の製造方法を工程
順に示した断面図である。
【0005】まず図3(A)に示すように、P- 型シリ
コン基板301を用意し、トランジスタ形成領域にP型
ウェル領域302およびN型ウェル領域303を形成し
た後、素子分離用酸化膜304をLOCOS法といわれ
ている選択酸化法により選択的に形成する。そして素子
分離用酸化膜304により区画された基板表面にゲート
酸化膜305を形成した後、第1ポリシリコン層あるい
は第1ポリシリコン層上にシリサイドを積層したポリサ
イド層を成長し、これをパターニングしてゲート電極3
06を形成する。
【0006】次に図3(B)に示すように、Nチャネル
型MOSトランジスタ形成領域およびPチャネル型MO
Sトランジスタ形成領域にそれぞれN型およびP型低濃
度領域307,308をそれぞれのゲート電極306と
自己整合的に形成する。これらN型およびP型低濃度領
域307,308はLDD型ソース、ドレイン領域のチ
ャネル領域に対面する低濃度領域となる。
【0007】続いてサイドウォ−ルとなるシリコン酸化
膜(以下、HTO膜、と称す)309を比較的高温のC
VD法で膜厚100〜300nmで成長する。
【0008】次に図3(C)に示すように、HTO膜3
09を異方性ドライエッチングによりエッチバックして
それぞれのゲート電極306の側面にサイドウォ−ル3
10を形成する。さらに、後の熱処理による不純物の外
方拡散を防止するために、膜厚20〜30nmのシリコ
ン酸化膜311を通常のCVD法あるいは熱酸化法によ
って成長する。
【0009】しかる後、砒素のイオン注入を行ってサイ
ドウォ−ル310に対し自己整合的にN+ 型ソース、ド
レイン領域312を形成し、BF2 イオン注入を行って
サイドウォ−ル310に対し自己整合的にP+ 型ソー
ス、ドレイン領域313を形成する。その後、窒素雰囲
気中で850〜900℃、10〜30分の熱処理を行っ
てイオン注入した不純物の活性化を行う。
【0010】次に図3(D)に示すように、層間絶縁膜
314を膜厚200nm程度成長し、続けて第2ポリシ
リコン層315を所望の厚さに成長する。そして所望の
抵抗率を得るために適切な量の不純物を添加した後、微
細パターン形成が可能な異方性ドライエッチングを用い
たフォトリソグラフィ工程を行ってパターニングし、例
えば抵抗素子315を形成する。以下、層間絶縁膜31
6を形成し、アルミ配線317を形成して集積回路を完
成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術の製造方法では、HTO膜309からサイドウォー
ル310を形成するための異方性エッチングと第2ポリ
シリコン層315から抵抗素子等を形成するための異方
性エッチングとを別々に行うから全体の工程数が多くな
り煩雑な製造方法となる問題を有する。さらに第2ポリ
シリコン層315下に絶縁膜を設けて異方性エッチング
で第2ポリシリコン層から抵抗素子等を形成する際に基
板にダメージを与えることを防止しかつ抵抗素子等を基
板からなるべく離間させて寄生容量を抑制する必要があ
るが、上記従来技術ではこの絶縁膜として層間絶縁膜3
14をHTO膜309とは別の工程で形成する必要があ
り、この点からも全体の工程数が多くなり煩雑な製造方
法となる問題を有する。
【0012】したがって本発明の目的は、全体の工程数
を減少させることにより簡素化された方法により、半導
体基板のMOSトランジスタ形成領域上のゲート電極の
側面にサイドウォール絶縁膜を有しこの半導体基板の他
の領域上にパターニングされたポリシリコン層を有する
半導体集積回路装置を製造することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、素子分
離絶縁膜により区画された半導体基板の第1の素子形成
領域上にMOSトランジスタのゲート電極を形成する工
程と、全面にシリコン酸化膜のHTO膜等の絶縁膜を形
成しその上にポリシリコン層を積層形成する工程と、前
記ポリシリコン層上にマスクパターンを形成する工程
と、前記マスクパターンをマスクにして異方性エッチン
グを行うことにより前記ポリシリコン層を所定形状にパ
ターニングし、その後さらにこの異方性エッチングを続
行することにより前記ゲート電極の側面に残余した前記
多結晶シリコンからなるサイドウォールを全て除去し、
その後さらにこの異方性エッチングを続行することによ
り前記ゲート電極の側面に前記絶縁膜からなるサイドウ
ォールを形成する工程とを有する半導体集積回路装置の
製造方法にある。ここで前記ポリシリコン層と前記絶縁
膜の選択比が10以上の条件で前記異方性エッチングを
行うことが好ましい。また、前記ポリシリコン層のパタ
ーニングにより、前記素子分離絶縁膜上の前記絶縁膜の
上に抵抗素子を構成することができる。あるいは、前記
半導体基板の第2の素子形成領域にバイポーラトランジ
スタのベース領域が形成され、前記ポリシリコン層のパ
ターニングにより周辺部が前記絶縁膜上に位置し中央部
が前記ベース領域に当接することによりエミッタの拡散
源となって前記ベース領域内にエミッタ領域を形成する
エミッタ電極を構成することができる。そして前記ゲー
ト電極が第1ポリシリコン層を有して構成される場合
は、前記ポリシリコン層は第2ポリシリコン層となる。
また前記サイドウォールは一般的にはMOSトランジス
タのLDD型のソース、ドレイン領域を形成するために
用いられる。
【0014】
【作用】このように本発明では、マスクパターンをマス
クにして異方性エッチングを行うことによりポリシリコ
ン層を所定形状にパターニングし、さらにこの異方性エ
ッチングを続行することによりゲート電極の側面に絶縁
膜からなるサイドウォールを形成するから、一回の異方
性エッチングでポリシリコン層のパターニングとサイド
ウォールの形成を行うことができる。またポリシリコン
層はサイドウォールを形成するための絶縁膜上に成長さ
れるから、ポリシリコン層下に他の絶縁膜を設ける必要
がない。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明を説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例の半導体集積
回路装置の製造方法を工程順に示した断面図である。
【0017】まず図1(A)に示すように、P- 型単結
晶シリコン基板101のトランジスタ形成領域に1×1
17cm-3程度の不純物濃度のP型ウェル領域102お
よび1×1017cm-3程度の不純物濃度のN型ウェル領
域103を形成した後、素子分離用酸化膜104を選択
酸化法により選択的に形成する。そして素子分離用酸化
膜104により区画された基板表面にゲート酸化膜10
5を形成した後、第1ポリシリコン層あるいは第1ポリ
シリコン層上にシリサイドを積層したポリサイド層を成
長し、これをパターニングしてゲート電極106を形成
する。
【0018】その後、Nチャネル型MOSトランジスタ
形成領域およびPチャネル型MOSトランジスタ形成領
域にLDD型ソース、ドレイン領域のチャネル領域に対
面する低濃度領域となるN型およびP型低濃度領域10
7,108をそれぞれのゲート電極106をマスクとす
るイオン注入によりこれらゲート電極106と自己整合
的に形成する。N型低濃度領域107の形成は加速エネ
ルギー40〜100keV、ドーズ量2〜3×1013
-2のリンのイオン注入で、P型低濃度領域108の形
成は加速エネルギー10〜40keV、ドーズ量2〜3
×1013cm-2のボロンのイオン注入でそれぞれ行う。
【0019】続いてHTO膜109を比較的高温のCV
D法で膜厚100〜300nmで全体的に成長する。こ
こまでは従来技術の図3(A),(B)と同じである。
【0020】しかしながらここで従来技術のようにHT
O膜109のエッチバックは行なわないで、本発明では
HTO膜109上に第2ポリシリコン層110を所望の
厚さに全体的に成長し、所望の抵抗率を得るための不純
物の添加を行う。
【0021】次に図1(B)に示すように、第2ポリシ
リコン層110をパターニングするためのフォトレジス
ト111を形状形成し、これをマスクにして第2ポリシ
リコン層110を異方性ドライエッチングでエッチング
し、例えば抵抗素子112を第2ポリシリコン層から形
成する。この抵抗素子112は基板から素子分離用酸化
膜104およびHTO膜109により離間している。
【0022】第2ポリシリコン層を丁度膜厚分だけエッ
チングした時点では、ポリシリコンゲート電極106上
のHTO膜表面の段差部に第2ポリシリコン層の側壁1
13が残余するが、オーバーエッチ時間帯に入ると、エ
ッチャントのラジカルがこのポリシリコンの残りに集中
するために急速にエッチングされてなくなってしまう。
さらにオーバーエッチをかけることにより、下地のHT
O膜109が異方性ドライエッチングによりエッチング
(エッチバック)される。このときポリシリコンとシリ
コン酸化膜のHTO膜の選択比が10以上あれば、HT
O膜のエッチレートは十分小さくなるのでエッチング膜
厚の制御が容易になる。
【0023】(ポリシリコンのエッチレート)/(HT
O膜のエッチレート)が10以上になるエッチング条件
の一例は、圧力が400〜450mTorr(例えば、
425mTorr)、RFパワーが200〜250W
(例えば、225W)、Clガス流量が150〜250
SCCM(例えば、200SCCM)、HBrガス流量
が50〜100SCCM(例えば、75SCCM)、電
極間距離が6〜10mm(8mm)である。
【0024】このオーバーエッチは、図1(C)に示す
ように、第1ポリシリコン層によるポリシリコンゲート
電極106の側面にHTO膜の膜厚分の幅をもったサイ
ドウォール114が形成され、ポリシリコンゲート電極
106上ならびにN型低濃度領域107上およびP型低
濃度領域108上には20〜30nmの薄く膜厚が残る
ところまで行う。すなわちHTO膜109はゲート酸化
膜105と選択比がとれないから、このように薄く残存
する程度で異方性ドライエッチングを停止することによ
り、基板表面への損傷を防止する。
【0025】その後、図1(D)に示すように、Nチャ
ネル型MOSトランジスタ形成領域に加速エネルギー5
0〜70keV、ドーズ量3〜5×1015cm-2の砒素
のイオン注入をサイドウォール114とゲート電極10
6をマスクにして行って、サイドウォ−ル114に対し
自己整合的にN+ 型ソース、ドレイン領域115を形成
し、Pチャネル型MOSトランジスタ形成領域に加速エ
ネルギー50〜70keV、ドーズ量3〜5×1015
-2のBF2 イオン注入をサイドウォール114とゲー
ト電極106をマスクにして行って、サイドウォ−ル1
14に対し自己整合的にP+ 型ソース、ドレイン領域1
16を形成する。その後、窒素雰囲気中で850〜90
0℃、10〜30分の熱処理を行ってイオン注入した不
純物の活性化を行う。そして、層間絶縁膜117をを形
成し、アルミ配線118を形成して集積回路を完成す
る。
【0026】図2は本発明の第2の実施例の製造方法に
より得られた半導体集積回路装置を示す断面図である。
先の第1の実施例では第2ポリシリコン層を抵抗素子と
して用いたが、この第2の実施例では第2ポリシリコン
層をNPN型バイポーラトランジスタのエミッタ不純物
の拡散源として用いている。
【0027】製造方法としては、NPN型バイポーラト
ランジスタ形式に必要なN型コレクタウェル203,N
+ 型コレクタ引き出し拡散層202などをP型ウェル2
04およびN型ウェル205の形成の前後で形成した
後、ゲート酸化膜207、第1ポリシリコン層によるポ
リシリコンゲート電極208を形成し、LDD型ソー
ス、ドレイン領域のチャネル領域に対面する低濃度領域
となるN型およびP型低濃度領域209,210をそれ
ぞれのゲート電極208と自己整合的に形成し、またN
PN型バイポーラトランジスタのP型ベース領域219
を形成する。
【0028】次にポリシリコンゲート電極208の側面
でサイドウォールとなるHTO膜211を全体に成長す
る。
【0029】先の第1の実施例ではこの後、続けて第2
ポリシリコン層を成長したが、この第2の実施例ではこ
こでエミッタ拡散窓を開孔してから第2ポリシリコン層
212を成長する。エミッタ不純物として、例えば加速
エネルギーが70keV、ドーズ量が1×1016cm-2
の条件でヒ素のイオン注入を行い、その後の熱処理によ
りP型ベース領域219内にN+ 型エミッタ領域216
を形成する。
【0030】次に、第2ポリシリコン層212をパター
ニングするためのフォトレジストを形状形成し、これを
マスクにして第2ポリシリコン層212を異方性ドライ
エッチングでエッチングして、エミッタ拡散源となった
+ 型ポリシリコンのエミッタ電極212を形成する。
すなわちこのエミッタ電極212は中央部がN+ 型エミ
ッタ領域216に接続し、周辺部がP型ベース領域21
9からHTO膜211により離間している。この異方性
エッチングも第1の実施例と同様に(ポリシリコンのエ
ッチレート)/(HTO膜のエッチレート)が10以上
になるエッチング条件で行なわれるから、オーバーエッ
チ時間帯に入ると、ポリシリコンゲート電極208上の
HTO膜表面の段差部の第2ポリシリコン層の残余部分
が急速にエッチングされてなくなってしまい、さらにオ
ーバーエッチをかけることにより、下地のHTO膜21
1が異方性エッチングされて第1ポリシリコン層による
ポリシリコンゲート電極208の側面にHTO膜の膜厚
分の幅をもったサイドウォール211が形成され、ポリ
シリコンゲート電極208上ならびにN型低濃度領域2
09上およびP型低濃度領域210上には、第1の実施
例と同様に、20〜30nmの膜厚が残るところまで行
う。
【0031】その後、Nチャネル型MOSトランジスタ
形成領域に砒素のイオン注入を行ってサイドウォ−ル2
11に対し自己整合的にN+ 型ソース、ドレイン領域2
13を形成し、Pチャネル型MOSトランジスタ形成領
域にBF2 イオン注入を行ってサイドウォ−ル211に
対し自己整合的にP+ 型ソース、ドレイン領域214を
形成する。またこのP+ 型ソース、ドレイン領域214
を形成するためのイオン注入の際に、ポリシリコンゲー
ト電極211をマスクにしてP型ベース領域219内に
もBF2 イオン注入を行っP+ 型外部ベース領域215
を形成する。そして窒素雰囲気中で850〜900℃、
10〜30分の熱処理を行ってイオン注入した不純物の
活性化を行う。その後、層間絶縁膜217を形成し、ア
ルミ配線218を形成して集積回路を完成する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
2ポリシリコン層のパターニングのための異方性エッチ
ングとサイドウォールを形成するためのHTO膜の異方
性エッチングとを同じ工程で行ない、かつ第2ポリシリ
コン層下の絶縁膜としてにサイドウォール材のHTO膜
を用いているから、工程数が減少し簡素化された製造方
法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体集積回路装置の
製造方法を工程順に示した断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の製造方法により得られ
た半導体集積回路装置を示した断面図である。
【図3】従来技術の半導体集積回路装置の製造方法を工
程順に示した断面図である。
【符号の説明】
101,201,301 P- 型単結晶シリコン基板 102,204,302 P型ウェル領域 103,205,303 N型ウェル領域 104,206,304 素子分離用酸化膜 105,207,305 ゲート酸化膜 106,208,306 第1ポリシリコン層による
ゲート電極 107,209,307 N型低濃度領域 108,210,308 P型低濃度領域 109,309 HTO膜(シリコン酸化膜) 110 第2ポリシリコン層 111 フォトレジスト 112 第2ポリシリコン層による抵抗素子 114,310 HTO膜のサイドウォール 115,213,312 N+ 型ソース、ドレイン領
域 116,214,313 P+ 型ソース、ドレイン領
域 117,217,314,316 層間絶縁膜 118,218,317 アルミ配線 202 N+ 型コレクタ引き出し拡散層 203 N型コレクタウェル 211 HTO膜(サイドウォール) 212 第2ポリシリコン層(エミッタ不純物拡散
源:エミッタ電極) 215 P+ 型外部ベース領域 216 N+ 型エミッタ領域 219 ベース領域 311 シリコン酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/092 H01L 29/78 301L 29/78 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子分離絶縁膜により区画された半導体
    基板の第1の素子形成領域上に絶縁ゲート電界効果トラ
    ンジスタのゲート電極を形成する工程と、全面に絶縁膜
    を形成しその上に多結晶シリコン層を積層形成する工程
    と、前記多結晶シリコン層上にマスクパターンを形成す
    る工程と、前記マスクパターンをマスクにして異方性エ
    ッチングを行うことにより前記多結晶シリコン層を所定
    形状にパターニングし、その後さらにこの異方性エッチ
    ングを続行することにより前記ゲート電極の側面に残余
    した前記多結晶シリコンからなるサイドウォールを全て
    除去し、その後さらにこの異方性エッチングを続行する
    ことにより前記ゲート電極の側面に前記絶縁膜からなる
    サイドウォールを形成する工程とを有することを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記多結晶シリコン層のパターニングに
    より、前記素子分離絶縁膜上の前記絶縁膜の上に抵抗素
    子を構成することを特徴とする請求項1記載の半導体集
    積回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板の第2の素子形成領域に
    バイポーラトランジスタのベース領域が形成され、前記
    多結晶シリコン層のパターニングにより周辺部が前記絶
    縁膜上に位置し中央部が前記ベース領域に当接すること
    によりエミッタの拡散源となって前記ベース領域内にエ
    ミッタ領域を形成するエミッタ電極を構成することを特
    徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記多結晶シリコン層と前記絶縁膜の選
    択比が10以上の条件で前記異方性エッチングを行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記ゲート電極は第1層目の多結晶シリ
    コン層を有して構成され、前記多結晶シリコン層は第2
    層目の多結晶シリコン層であることを特徴とする請求項
    1記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記絶縁ゲート電界効果トランジスタは
    LDD型のソース、ドレイン領域を有することを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路装置の製造方法。
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