JP2792261B2 - 警報開始遅延回路 - Google Patents
警報開始遅延回路Info
- Publication number
- JP2792261B2 JP2792261B2 JP3096132A JP9613291A JP2792261B2 JP 2792261 B2 JP2792261 B2 JP 2792261B2 JP 3096132 A JP3096132 A JP 3096132A JP 9613291 A JP9613291 A JP 9613291A JP 2792261 B2 JP2792261 B2 JP 2792261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- output
- clock
- input terminal
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は警報開始遅延回路に係
り、特に、デジタル回路における警報開始遅延回路に関
するものである。
り、特に、デジタル回路における警報開始遅延回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の警報開始遅延回路は、モノステー
ブルマルチバイブレータと抵抗とコンデンサを用いて、
生警報に対しての警報開始を遅らせるようにしていた。
そして、このとき遅らせる時間は抵抗とコンデンサによ
る時定数で規定される。
ブルマルチバイブレータと抵抗とコンデンサを用いて、
生警報に対しての警報開始を遅らせるようにしていた。
そして、このとき遅らせる時間は抵抗とコンデンサによ
る時定数で規定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の警報開始遅
延回路では、抵抗とコンデンサを用いて遅延時間を設定
する方法のため、遅延時間が抵抗値と容量のばらつきに
より異なり、遅延時間が一定にならないためデジタル回
路での処理に不向きな場合があるという課題があった。
延回路では、抵抗とコンデンサを用いて遅延時間を設定
する方法のため、遅延時間が抵抗値と容量のばらつきに
より異なり、遅延時間が一定にならないためデジタル回
路での処理に不向きな場合があるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の警報開始遅延回
路は、クロック入力端子と初期設定入力端子と警報出力
端子とを有し、初期設定入力端子に供与される生警報が
警報状態でない場合に初期設定状態とされ、警報状態に
変わった場合にクロック入力端子からの入力クロックの
カウントを開始し、そのカウント値が所定値に達した場
合に警報出力端子からの警報出力を警報状態とするnビ
ットバイナリカウンタと、このnビットバイナリカウン
タの警報出力端子からの警報出力を反転するインバータ
ゲートと、このインバータゲートによって反転された警
報出力とクロックとを入力とし、その出力が前記クロッ
ク入力端子に接続されたアンドゲートとを備えたもので
ある。
路は、クロック入力端子と初期設定入力端子と警報出力
端子とを有し、初期設定入力端子に供与される生警報が
警報状態でない場合に初期設定状態とされ、警報状態に
変わった場合にクロック入力端子からの入力クロックの
カウントを開始し、そのカウント値が所定値に達した場
合に警報出力端子からの警報出力を警報状態とするnビ
ットバイナリカウンタと、このnビットバイナリカウン
タの警報出力端子からの警報出力を反転するインバータ
ゲートと、このインバータゲートによって反転された警
報出力とクロックとを入力とし、その出力が前記クロッ
ク入力端子に接続されたアンドゲートとを備えたもので
ある。
【0005】
【作用】本発明においては、警報開始の遅延時間をクロ
ックのi倍で規定でき、また、クロックに同期した警報
出力を得る。
ックのi倍で規定でき、また、クロックに同期した警報
出力を得る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路構成図で
ある。この図1において、1は任意のクロックをクロッ
ク入力端子に入力し、生警報情報にて初期値設定を解除
するnビットバイナリカウンタ、2はクロック4とイン
バータゲート3の出力を入力とするアンドゲート、5は
生警報、6は警報出力で、この警報出力6はインバータ
ゲート3の入力端に接続されている。
ある。この図1において、1は任意のクロックをクロッ
ク入力端子に入力し、生警報情報にて初期値設定を解除
するnビットバイナリカウンタ、2はクロック4とイン
バータゲート3の出力を入力とするアンドゲート、5は
生警報、6は警報出力で、この警報出力6はインバータ
ゲート3の入力端に接続されている。
【0007】そして、nビットバイナリカウンタ1の初
期設定入力(初期設定時「L」)に生警報5(警報時
「H」)を入力し、また、このnビットバイナリカウン
タ1のクロック入力にはアンドゲート2の出力が接続さ
れている。このアンドゲート2の2つの入力のうち一方
にはクロック4を入力し、他方にはインバータゲート3
の出力が接続されている。このインバータゲート3の入
力にはnビットバイナリカウンタ1のi出力(iをカウ
ントした時点で「H」となる。0≦i≦n)が接続され
ている。また、nビットバイナリカウンタ1のi出力は
警報出力6となる。このように、nビットバイナリカウ
ンタ1の出力を警報として発出し、この警報の発出によ
ってこのnビットバイナリカウンタ1を停止するように
構成されている。
期設定入力(初期設定時「L」)に生警報5(警報時
「H」)を入力し、また、このnビットバイナリカウン
タ1のクロック入力にはアンドゲート2の出力が接続さ
れている。このアンドゲート2の2つの入力のうち一方
にはクロック4を入力し、他方にはインバータゲート3
の出力が接続されている。このインバータゲート3の入
力にはnビットバイナリカウンタ1のi出力(iをカウ
ントした時点で「H」となる。0≦i≦n)が接続され
ている。また、nビットバイナリカウンタ1のi出力は
警報出力6となる。このように、nビットバイナリカウ
ンタ1の出力を警報として発出し、この警報の発出によ
ってこのnビットバイナリカウンタ1を停止するように
構成されている。
【0008】図2は図1の動作説明に供するタイムチャ
ートで、(a)はクロック4を示したものであり、
(b)は生警報5、(c)は警報出力6を示したもので
ある。
ートで、(a)はクロック4を示したものであり、
(b)は生警報5、(c)は警報出力6を示したもので
ある。
【0009】つぎに図1に示す実施例の動作を図2を参
照して説明する。まず、生警報5が「L」のとき(警報
状態でない場合)nビットバイナリカウンタ1は初期設
定状態である。すなわち、nビットバイナリカウンタ1
は、カウント動作を行わず、i出力を「L」としてい
る。
照して説明する。まず、生警報5が「L」のとき(警報
状態でない場合)nビットバイナリカウンタ1は初期設
定状態である。すなわち、nビットバイナリカウンタ1
は、カウント動作を行わず、i出力を「L」としてい
る。
【0010】つぎに、生警報5が図2の(b)に示すよ
うに「H」(警報状態)となると、nビットバイナリカ
ウンタ1の初期設定状態は解除され、カウントアップを
開始し、図2の(a)に示すクロック4をiカウントし
た時点でi出力、すなわち警報出力6が「H」(警報状
態)となる。警報出力6が「H」となると、この警報出
力6が「H」とされている間、nビットバイナリーカウ
ンタ1へのクロック4の入力がアンドゲート2によって
阻止される。nビットバイナリカウンタ1は、生警報5
が「L」に変化するとまで、警報出力6を「H」(警報
状態)とする。
うに「H」(警報状態)となると、nビットバイナリカ
ウンタ1の初期設定状態は解除され、カウントアップを
開始し、図2の(a)に示すクロック4をiカウントし
た時点でi出力、すなわち警報出力6が「H」(警報状
態)となる。警報出力6が「H」となると、この警報出
力6が「H」とされている間、nビットバイナリーカウ
ンタ1へのクロック4の入力がアンドゲート2によって
阻止される。nビットバイナリカウンタ1は、生警報5
が「L」に変化するとまで、警報出力6を「H」(警報
状態)とする。
【0011】これにより、本実施例は、生警報5の
「H」に対して警報出力5を「H」とする時の遅延時間
を、すなわち警報開始時の遅延時間を、クロックのi倍
で規定でき、また、クロックに同期した警報出力を得ら
れるため、ディジタル回路での処理に適する。
「H」に対して警報出力5を「H」とする時の遅延時間
を、すなわち警報開始時の遅延時間を、クロックのi倍
で規定でき、また、クロックに同期した警報出力を得ら
れるため、ディジタル回路での処理に適する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、警報開始
時の遅延時間をクロックのi倍で規定でき、またクロッ
クに同期した警報出力を得られるため、ディジタル回路
での処理に適するという効果を有する。
時の遅延時間をクロックのi倍で規定でき、またクロッ
クに同期した警報出力を得られるため、ディジタル回路
での処理に適するという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図であ。
【図2】図1の動作説明に供するタイムチャートであ
る。
る。
1 nビットバイナリカウンタ 2 アンドゲート 3 インバータゲート 4 クロック 5 生警報 6 警報出力
Claims (1)
- 【請求項1】 クロック入力端子と初期設定入力端子と
警報出力端子とを有し、前記初期設定入力端子に供与さ
れる生警報が警報状態でない場合に初期設定状態とさ
れ、警報状態に変わった場合に前記クロック入力端子か
らの入力クロックのカウントを開始し、そのカウント値
が所定値に達した場合に前記警報出力端子からの警報出
力を警報状態とするnビットバイナリカウンタと、 このnビットバイナリカウンタの警報出力端子からの警
報出力を反転するインバータゲートと、 このインバータゲートによって反転された警報出力とク
ロックとを入力とし、その出力が前記クロック入力端子
に接続されたアンドゲート と備えたことを特徴とする警
報開始遅延回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3096132A JP2792261B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 警報開始遅延回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3096132A JP2792261B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 警報開始遅延回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04306797A JPH04306797A (ja) | 1992-10-29 |
JP2792261B2 true JP2792261B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=14156868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3096132A Expired - Lifetime JP2792261B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 警報開始遅延回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2792261B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0787827B2 (ja) * | 1990-02-28 | 1995-09-27 | ホシザキ電機株式会社 | 揚げ物用調理器における揚げ種の揚げ上がり検出装置及び揚げ種の揚げ時間表示装置 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP3096132A patent/JP2792261B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04306797A (ja) | 1992-10-29 |
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