JP2791443B2 - ポリエステル被覆弾性糸の製造方法 - Google Patents

ポリエステル被覆弾性糸の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、実撚を有し、かつ抗ピル性に富んだポリエ
ステル被覆弾性糸の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来から弾性糸と熱可塑性合成繊維フイラメント糸と
を芯/鞘状に引揃えて複合仮撚加工する方法は、例え
ば、特公昭56−5850号公報や特開昭60−231836号公報に
よって知られている。これらは良好な嵩高性を有すると
ともに、融着によりスリツプ防止を図ったものである。
また、先撚りを付与した後、仮撚加工する方法は、例
えば、特公昭42−25511号公報、特開昭48−33143号公報
によって知られている。これらは被覆性を改善するとと
もに、カバーリング撚糸に比べ生産性の向上を図ったも
のである。
つまり、従来のカバーリング撚糸法の被覆弾性糸を含
めた仮撚被覆弾性糸にあっては、ソフトな風合とフイッ
ト性を追及する方向でインナーウエアー分野の高級化が
図られてきた。特に、レデイスインナーウエアーはカバ
ーリング撚糸法の差別化素材としてウーリーナイロン糸
の極細マルチフイラメント糸や、細物化によって、薄地
でかつソフト感を得、さらに仮撚被覆弾性糸の開発によ
って、肌着で圧迫感を一層弱めたルーズフイット性を有
するものを得ることで、綿100%肌着に一線を画した被
覆弾性糸交編の高級、保温インナーとして市場の地位を
得ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の仮撚被覆弾性糸使いのインナー
ウエアは、着用回数を数回繰返すだけで、シャツであれ
ばバストあるいは腋の下等の部位に、ショーツや長めの
下穿きであれば股下等の部位に短期間で毛玉が多発し、
次第に薄くなって着用に耐えられなくなるという問題を
有していた。
また、ナイロン糸使いの被覆弾性糸交編のインナーウ
エアは黄変を発生するために、ポリエステル使い被覆弾
性糸交編による晒加工製品が上市されてきたが、風合の
硬さや紳士物のインナーウエアとしては未だ普及してい
るとは言えない。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消せ
んとするものであり、防寒肌着の如く厚地で嵩高なイン
ナーウエアでなく、軽くて薄地でしかも保温性に富んだ
インナーウエア用途に好適なソフトで、かつルーズフイ
ット性を有し、しかも抗ピル性に富んだポリエステルマ
ルチフイラメント糸使いの仮撚被覆弾性糸の製造方法を
提供せんとするものである。
さらに、本発明の他の目的は、擦過時にポリエステル
マルチフイラメント糸の摩擦による毛羽の編地表面への
浮き出しがなく、例えば紡績糸との交編に際しても該紡
績糸の毛羽との絡みがほとんど生じない抗ピル性に富ん
だポリエステル被覆弾性糸の製造方法を提供せんとする
ものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成する本発明の構成は、伸長された弾
性糸と、交絡係数(CF値)が70以下、単糸繊度が1.2デ
ニール以下であるインターレース加工が施されたポリエ
ステルマルチフイラメント糸とを300T/m以下の撚数で合
撚した後、仮撚加工を施すことを特徴とするポリエステ
ル被覆弾性糸の製造方法である。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を更に詳し
く説明する。
第1図は、本発明の一実施例よりなる被覆弾性糸の側
面図である。
第1図において、弾性糸1が被覆弾性糸の芯を形成
し、インターレース加工が施されたポリエステルマルチ
フイラメント糸2が鞘糸を形成する。ポリエステルマル
チフイラメント糸2は、弾性糸1を捲回しており、仮撚
加工によって付与された捲縮は粗く、ウーリーの如く間
歇的に開繊された部分はほとんどなく、交絡部分ばかり
が存在し、捲回は比較的強固である。
第2図は、第1図のY−Y′断面図である。第2図に
おいて、弾性糸1がマルチフイラメント数3本の偏平に
配置された個所を示し、この個所においては、周囲にあ
るポリエステルマルチフイラメント糸2と相互に接触部
1′で接触し合っている。
ここで、被覆弾性糸が伸縮作用を受けると、弾性糸1
は糸長手方向の大半の部分にあっては伸長が一様である
が、接触部1′が存在する部分では、幾分伸長が阻害さ
れる。また、接触しているポリエステルマルチフイラメ
ント糸2の伸長をも阻害する。その結果、両者が一体と
なった伸縮挙動を発揮して、ポリエステルマルチフイラ
メント糸2が単独作用で糸条表面に出ないために、弾性
糸1の裁断カット端や糸切れなどから派生するスリップ
インが抑制されたり、丸編地の抗ピル性が向上する。
本発明者等は、編地の使用面でのピリング発生は、ま
ず、カバード糸の擦過伸長による開繊部のカール発生、
さらにはフイラメント割れ、フイラメント切れが起こ
り、これが毛羽立ち、ピリング発生となることを従来の
カバーリング撚糸にウーリーナイロン糸を用いたフライ
ス片袋編地で考察した。この際、着用中の過酷な擦過
で、カバード糸がフイラメント割れするのは、編地ルー
プの中での被覆弾性糸の自由運動量との関係があること
の知見を得た。つまり、編地ループの中で、被覆弾性糸
の自由運動量が多ければ多い程、繊維相互の擦過により
フイラメント割れが発生する。このため、被覆弾性糸の
表面を構成するカバード糸を一時的に接触の固定と捲縮
発現性を少なくすれば、ピリングは発生しないのであ
る。
次いで、カバード糸を構成するウーリ仮撚糸に言及す
ると、従来のナイロン糸やポリエステル糸の単糸デニー
ルと抗ピル性の関係は、ナイロン糸では、0.75〜6dの単
糸デニールの範囲でデニールに関係なくピリングを発生
するが、ポリエステル糸は2d付近以下でピリングを発生
することが判明した。
さらに、仮撚加工条件と糸構造、特に捲縮形態で接触
部1′をよくよく観察すれば、仮撚温度が190℃を境に1
85〜190℃まではポリエステル糸も弾性糸も収縮は大き
くないが、190℃付近から高温になれば、弾性糸が幾分
収縮接着で内層部を形成し、ポリエステル糸は捲縮発現
が大きくなり、外層に離れていくために、ポリエステル
マルチフイラメント糸をインターレース加工をすること
が有効であることを見い出したものである。
本発明で用いられる弾性糸には、ポリウレタン弾性
糸、ポリエステル弾性糸、ポリアミド弾性糸が含まれる
が、なかんずくポリウレタン弾性糸が広く用いられる。
ポリウレタン弾性糸は85%またはそれ以上のセグメン
トポリウレタンを含有する長鎖合成重合体からなる繊維
形成物質から製造された通称“スパンデックス”繊維で
あって、ポリエステルジオール、ポリエーテルジオー
ル、ポリカーボネートジオールのようなポリマージオー
ルとポリイソシアネートおよび低分子鎖伸長剤、所望に
より末端停止剤を反応させて得られるポリウレタンエラ
ストマーが例示されるが、特にポリエーテル系ポリウレ
タンエラストマーにポリエチレンエーテルグリコール、
ポリテトラメチレングリコール等を80重量%以上共重合
させることによって融点を230℃以下にすることが容易
で広く用いられている。
また同様に、ポリエーテル系ポリウレタンエラストマ
ーに低融点を有する熱可塑性繊維形成重合体として、ポ
リアミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ンを主成分とする共重合体で紡糸することも有力であ
る。
上記のポリウレタン弾性糸はマルチフイラメントが好
適であり、インナーウエア用途では10〜70デニールが好
ましく、フイラメント数も2〜10本程度が好ましい。ま
た、破断伸度は400%以上であることが好ましい。
一方、鞘糸を構成するポリエステルマルチフイラメン
ト糸は、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリオキシエチレンベンゾエートおよび
これらを主成分とする共重合体などのポリエステル等か
ら溶融紡糸されたマルチフイラメント糸、あるいは常圧
カチオン可染系ポリエステルであってもよい。
ブライトネスは、艶消し剤を実質的に含まないか、ま
たは含んでも3重量%以下の酸化チタン等を添加すると
よいい。断面形状は丸断面、三角断面などいずれであっ
てもよい。
また、単糸繊度は、インナーウエア用でソフト感およ
びインターレース加工性などから1.2デニール以下であ
ればよいが、これらのデニールミックスであってもよ
い。
本発明の被覆弾性糸の製造方法において、ポリエステ
ルマルチフイラメント糸には、インターレース加工が施
されているが、インターレース加工が施されていないポ
リエステルマルチフイラメント糸は、下撚り(合撚)工
程で毛羽立ちを発生し、次工程の仮撚加工で不良捲縮を
誘発する。
上記の如く、本発明においては、毛羽立ち、あるいは
糸切れを防止するために、インターレース加工を施した
ものが必要であるが、インターレース糸の交絡係数は、
後述する測定法による“フックドロップテスト”のCF値
で70以下、好ましくは20〜50程度とする。
また、仮撚加工で、仮撚加撚の方向は下撚りと同一方
向であって、後記する仮撚係数Kが16000〜20000の範囲
を満たし、ヒータータッチ時間(t)が0.2〜0.6秒で、
かつ仮撚温度(T)が185〜195℃とする条件を充足する
ものであることが好ましい。
さらに、仮撚加工を施した後の当該ポリエステルマル
チフイラメント糸(分解後)の初期ヤング率は35以上有
することが好ましい。これによって、擦過によるカバー
ド糸のフイラメント伸長や、毛羽立ちなどが発生しにく
いものとなる。
ここで、本発明において、仮撚係数Kは、次式で定義
する。
<仮撚係数Kの定義> 本発明で用いられるインターレース加工を施したポリ
エステルマルチフイラメント糸のデニールDと仮撚数T
(T/m)は次式の関係にある。
ただし、ρ:繊維の比重 K:仮撚係数 本発明においては、仮撚係数(K)が16000〜20000の
範囲が好ましく、仮撚温度は185〜220℃であることが好
ましい。この範囲であると、捲縮が粗いものでありなが
ら均一に発現し、しかもソフト風合の被覆弾性糸とな
る。
また、本発明は、前記したように、予め伸長せしめら
れた弾性糸とインターレース加工が施されたポリエステ
ルマルチフイラメント糸に下撚りを施すものであり、こ
のことによって、仮撚工程で両者が一体に仮撚されるた
めに弾性糸の熱的劣化を抑制するとともに、ポリエステ
ルマルチフイラメント糸の自由な捲縮発現をも抑制する
ように働く。
その際、効果的な作用は、本発明の下撚り方向と仮撚
方向が同一であること、仮撚係数Kが16000〜20000の範
囲にあることによってポリエステルマルチフイラメント
糸が弾性糸の走行中のストレッチを適度に拘束するよう
に働き、仮撚における熱的劣化を緩和し、しかもインタ
ーレース加工を施したポリエステルマルチフイラメント
糸が効果的に締めつけ、捲縮発現性を幾分減ずるなどの
複合効果によって、仮撚時弾性糸の走行を安定すること
ができる。
また、仮撚加工時のヒータタッチ時間tを0.2〜0.6
秒、仮撚温度Tを185〜195℃の範囲に選択することによ
って、弾性糸とポリエステルマルチフイラメント糸との
密着が進む方向に働く。
そして上記した理由から、編織物に利用する際に、ポ
リエステルマルチフイラメント糸が弾性糸を充分に被覆
し、捲縮形状が比較的粗く、ストレートな形状に近いも
のであるため、通過性も良好であり、得られた編織物で
は裁断カット端からのスパンデックス抜け(通常“スリ
ップイン”と呼称)もなく、抗ピン性の優れた製品が得
られる。
なお、本発明におけるインターレース加工の交絡係数
(CF値)の測定法は次のとおりである。
(A)試料の準備 約1000mの糸をパッケージから解舒し、完全に無撚の
状態(横取り)に保持する。この際、パッケージ表面も
しくは最内層は糸損傷の危惧を除くために除去する。
測定時は試料を100cmずつ一定間隔で約1000mから100
個とる。
(B)測定 a)試料の一端を垂直なスケール(cmの目盛)の上端に
固定し、試料下端には0.2g/dの荷重をかける。
b)スケールの上端0.5〜1cmのところで糸束の全フイラ
メントを1/3に分割し、フイラメントデニールと等しい
荷重をもつフックを挿入する。ただし、フックの荷重は
最高10gとする。
c)荷重をかけたフックを1〜2m/secの早さで下降させ
(この間フックは、糸によって支えられている状態)、
最初にフックを挿入した部分からフックが糸束中を下降
した距離を記録する。
(C)交絡係数の算出 交絡係数(CF値)=100/フックドロップ距離(cm) 次に、本発明を実施例によって具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではな
い。
実施例1 交絡係数(CF値)が27であるインターレース加工が施
された75デニール、96フイラメントのポリエステルマル
チフイラメント糸(東レ株式会社製、登録商標“ソーフ
イン"T75−96−200X)とポリウレタン弾性糸タイプ127
c、20デニール、3フイラメント数(東レ・デュポン株
式会社製、登録商標“オペロン”)をドラフト3.2倍、
下撚り数230t/M、S撚に設定して、弾性糸積極供給装置
付リング撚糸機で合撚し、続いて1ヒータ/スピンドル
タイプの仮撚加工機を用いて、仮撚係数、仮撚温度は第
1表のとおりに設定してポリエステル被覆弾性糸を得
た。
第1表から明らかなように、得られた本発明の実験N
o.1〜3の丸編(フライス片袋;綿30′コーマとの交
編、M/S 18G使用)の抗ピル性(I.C.I;5hrs)は3級以
上で一般のウーリーナイロン75D使いシングルカバーリ
ング交編地の1〜2級とは格段に良好で編地がしっかり
していた。
実施例2 75デニールのポリエステルマルチフイラメント糸{い
ずれも東レ株式会社製、登録商標“テトフアイン”糸
(T75−72−200)、“ロック”−II糸(T75−72−H89
F)およびレギュラータイプ“テトロン”糸(T75−36−
215)}を第2表に示すインターレース加工を施し、20
デニールのポリウレタン弾性糸(東レ・デュポン株式会
社製、登録商標“オペロン”タイプ127c)を実施例1と
同一工程で、生産条件は第2表のとおりに設定して、ポ
リエステル被覆弾性糸を得た。第2表から明らかなよう
に、本発明の単糸デニールが1.2デニール以下である実
験No.4,5のものは、良好な結果を得た。
しかしながら、実験No.6のものは、単糸デニールが2
デニール付近とポリエステルマルチフイラメント糸では
細デニールの部類にありながら、得られた丸編地(フラ
イス片袋);ポリノジック50綿55′混紡糸との交編;M
/C 19.5G)の抗ピル性は1級の毛玉多発のものでしかな
かった。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、下記のような効
果を奏することができる。
イ)あらかじめ伸長された弾性糸とインターレース加工
を施したポリエステルマルチフイラメント糸に下撚りを
付与してから仮撚加工することによって、ポリエステル
被覆弾性糸は、比較的ストレートに近い粗い捲縮を発現
したポリエステルマルチフイラメント糸で弾性糸を緊密
に被覆している。その結果、通常の編織物の準備工程で
の通過性が良好である。
ロ)しかも、弾性糸とポリエステルマルチフイラメント
糸が相互に接触し合っているので、被覆弾性糸使いイン
ナーウエア丸編地は優れた抗ピル性を有し、実用性に富
んだものである。
ハ)さらに、インターレース加工を施したポリエステル
マルチフイラメント糸として、単糸デニールが1.2デニ
ール以下のものを用いて下撚り、引続き仮撚加工するこ
とによつ、インナーウエアー丸編地でサラットしたソフ
ト風合でかつ黄変がほとんどない生地を得ることができ
る。
その結果、従来メンズ肌着に被覆弾性糸使いが普及で
きていなかったが、肌に対する緊迫感の少ない、保温性
に富んだ薄地のインナーウエアーとして好適で特に冬季
ゴルフのアンダーウエアーに好適なものとすることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例よりなる被覆弾性糸の側面
図である。第2図は、第1図のY−Y′断面図である。 1:弾性糸 2:ポリエステルマルチフイラメント糸
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−33143(JP,A) 特開 昭60−231836(JP,A) 特開 昭60−65137(JP,A) 特開 昭51−112957(JP,A) 特開 昭59−163436(JP,A) 特公 昭42−25511(JP,B1) 特公 昭56−5850(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D02G 3/00 - 3/42 D02J 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸長された弾性糸と、交絡係数(CF値)が
    70以下、単糸繊度が1.2デニール以下であるインターレ
    ース加工が施されたポリエステルマルチフイラメント糸
    とを300T/m以下の撚数で合撚した後、仮撚加工を施すこ
    とを特徴とするポリエステル被覆弾性糸の製造方法。
  2. 【請求項2】仮撚加工の仮撚係数(K)が16000〜2000
    0、仮撚温度[T]が185〜195℃であって、仮撚加撚方
    向を下撚りと同一方向とすることを特徴とする請求項1
    記載のポリエステル被覆弾性糸の製造方法。
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CN115045020A (zh) * 2022-07-04 2022-09-13 福建景丰科技有限公司 一种复合空气包覆纱的加工方法

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