JP2789283B2 - ヒト糖転移酵素遺伝子 - Google Patents

ヒト糖転移酵素遺伝子

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  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト糖転移酵素遺伝子
及び糖質工学の分野において有用な該酵素の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】糖転酵素の1種であるUDP−N−ア
セチルグルコサミン:β−D−マンノシドβ1−4N−
アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼIII(E
C2.4.1.144:以下GnT−IIIと略す)
は、アスパラギン結合型糖鎖のβ1−4結合したマンノ
ース残基(Man)に、UDP−N−アセチルグルコサ
ミン(UDP−GlcNAc)中のGlcNAcを転移
する酵素であり、ナラシムハンによって初めて報告され
た〔ナラシムハン,S.(Narasimhan,
S.)、ジャーナル オブ バイオロジカル ケミスト
リー(J.Biol.Chem.)、第257巻、第1
0235〜10242頁(1982)〕。GnT−II
Iによって転移されたGlcNAcはバイセクティング
GlcNAcと称され、各種の糖タンパク質の糖鎖に見
出されている。また、ラット肝のガン化に伴ってGnT
−IIIの活性が上昇することもナラシムハンら〔ナラ
シムハン,S.らジャーナル オブバイオロジカル ケ
ミストリー、第263巻、第1273〜1282頁(1
988)〕、パスカルら〔Pascale,R.らカル
シノゲネシス(Carcinogenesis)、第1
0巻、第961〜964頁(1989)〕によって報告
されている。他に、ヒトでは肝ガンの患者血清中でGn
T−III活性の上昇がイシバシらによって報告されて
いる〔イシバシ(Ishibashi)ら、クリニカ
キミカ アクタ(Clinica Chimica A
cta)、第185巻、第325〜332頁(198
9)〕。また、遺伝子に関しては、ラット由来のGnT
−III(ラットGnT−III)をコードする遺伝子
が本発明者らのうちの1人によって単離されている(特
願平4−69345号明細書)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に、GnT−
III は生体内で重要な役割を持ち、また、ガン化と関連
して活性が上昇するといったガン診断においても有用な
酵素であるにもかかわらず、ヒトGnT−III に関する
報告はその活性の測定にとどまり、ヒトGnT−III 遺
伝子が単離されたという報告は無い。本発明の目的は、
ヒトGnT−III 遺伝子を特定し、ヒトGnT−III の
遺伝子工学的製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明の第1の発明は下記(a)〜(d)に記載の遺伝子
から選択され、かつ、GnT一III活性を有すること
を特徴とするヒト糖転移酵素をコードする遺伝子に関す
る。 (a)配列表の配列番号1の塩基番号169〜1770
番目で示される塩基配列を有する遺伝子、 (b)配列表の配列番号1の塩基番号169〜1770
番目で示される塩基配列において、1個又は複数個の塩
基が欠失、付加、挿入若しくは置換の少なくとも1つが
なされている遺伝子、 (c)上記(a)又は(b)に記載の遺伝子に厳密な条
件下でハイブリダイズする遺伝子、 (d)上記(a)、(b)又は(c)に記載の遺伝子を
含んでなる遺伝子。本発明の第2の発明は組換えベクタ
ーに関し、第1の発明の遺伝子を含有することを特徴と
する。 本発明の第3の発明はヒト糖転移酵素の製造方法に関
し、第2の発明の組換えベクターを導入させた形質転換
体を培養し、該培養物からヒト糖転移酵素を採取するこ
とを特徴とする。
【0005】本発明者らは、ラットGnT−III 遺伝子
からプローブを調製し、これを用いてヒトcDNAライ
ブラリーよりヒトGnT−III をコードする遺伝子を含
有するクローン体を検索し、ヒトGnT−III をコード
する遺伝子の単離及び該遺伝子を用いたヒトGnT−II
I の発現に成功し、本発明を完成させた。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。ヒトGn
T−IIIをコードする遺伝子の検索に用いるプローブ
としては、例えば特開平6−38767号公報に記載さ
れているラットGnT−III遺伝子を含むプラスミド
SV3を制限酵素HindIIIで切断することによっ
て得られる約1.4kbのDNA断片を用いることがで
きる。プラスミドSV3は通商産業省工業技術院生命工
工業技術研究所に寄託されている大腸菌Escher
ichia coliXL1−Blue SV3(FE
RM BP−4352)より調製できる。該DNA断片
をプローブとしてプラークハイブリダイゼーション法に
より、例えば市販のヒトcDNAライブラリーから、ヒ
トGnT−IIIをコードする遺伝子を検索することが
できる。検索の結果、3×10個のプラークから2個
の陽性クローンが得られ、それぞれH2、H3と命名し
た。これらのクローンはEcoRI分解後、例えばブル
ースクリプトIISK(Bluescript II
SK、ストラタジーン社製)のEcoRIサイトにサ
ブクローニングされる。サブクローニングされたプラス
ミドをそれぞれpBluescript II(H
2)、pBluescript II(H3)と命名し
た。
【0007】H2、H3の制限酵素分析による関係を図
2に示す。これらH2、H3の塩基配列を確認したとこ
ろ、開始コドンATGが含まれていなかったため、ヒト
GnT−III をコードする遺伝子全長を得るために、H
2、H3をプローブとして再度ヒトcDNAライブラリ
ーより検索を行った。検索の結果、7×105 個のプラ
ークより4個の陽性クローンが得られ、これらのクロー
ンはEcoRI分解後例えばブルースクリプトIISK+
のEcoRIサイトにサブクローニングされる。
【0008】サブクローニングされたDNAのうち、開
始コドンを含む2種をそれぞれH15、H20と命名
し、これがサブクローニングされているプラスミドをそ
れぞれpBluescript II (H15)、 pBluescript II
(H20)と命名した。H15、H20の制限酵素分析
による関係を図2に示す。
【0009】次に、ヒトGnT−III 遺伝子全長を含む
発現プラスミドの構築は、例えば、H20を pBluescri
pt II (H20)からEcoRIで切り出し、pSVK
3(ファルマシア社製)に組込みpSVK3(H20)
を作製することができる。また例えばH3が組込まれた
pBluescript II (H3)からNotIとXhoIで切
り出した断片を、pSVK3(H20)より切り出した
NotI−XhoI断片を交換するようにpSVK3
(H20)に組込み、発現プラスミドEX20Fを作製
することができる(図3)。
【0010】EX20Fに組込まれているDNA断片の
塩基配列をジデオキシ法で決定することができる。決定
した塩基配列の一部を配列表の配列番号1に示す。オー
プンリーディングフレーム(ORF)を検索した結果、
塩基番号169〜1770にORFが認められた。該O
RF部分の制限酵素地図を図1に示す。
【0011】発現プラスミドで発現用細胞を形質転換
し、ヒトGnT−III の発現性の有無を検討することに
より、ヒトGnT−III 産生細胞を得ることができる。
発現用細胞としては、例えばCOS−1細胞(ATCC
CRL 1650)を用いることができ、例えば、前
述の発現プラスミドEX20FでCOS−1細胞を形質
転換すればよい。形質転換体を培養し、形質転換体中に
発現されたGnT−III活性を測定することにより、ヒ
トGnT−III をコードする遺伝子が特定される。該遺
伝子はEX20Fに組込まれその塩基配列の一部が配列
表の配列番号1で示されるDNA断片上に存在する。そ
して該形質転換体を培養することにより、ヒトGnT−
III を遺伝子工学的に製造することができる。
【0012】また、得られた遺伝子をプローブとして厳
密な条件下でハイブリダイゼーションを行えば、本酵素
と配列は少し異なるが同様の酵素活性を持つと期待され
るすべての本酵素類似の遺伝子を得ることが期待でき
る。ここで言う厳密な条件下とは、以下の条件下のこと
を言う。すなわち、DNAを固定したナイロン膜を、6
×SSC(1×SSCは塩化ナトリウム8.76g、ク
エン酸ナトリウム4.41gを1リットルの水に溶かし
たもの)、1%ラウリル硫酸ナトリウム、100μg/
mlのサケ精子DNA、5×デンハルツ( Denhardt's
) (ウシ血清アルブミン、ポリビニルピロリドン、フ
ィコールをそれぞれ0.1%の濃度で含む)を含む溶液
中で65℃で20時間プローブとハイブリダイゼーショ
ンを行うことを言う。
【0013】以上、詳細に説明した様に、本発明により
ヒトGnT−III の遺伝子が単離され、該遺伝子を用い
たヒトGnT−III の製法が提供される。該遺伝子及び
その分解物は、ヒトGnT−III の生体中での発現過程
の測定に使用することもでき、ガン診断等の遺伝子診断
においても有用である。また、本発明遺伝子のコードす
るポリペプチドを用いて、種々の抗体を免疫学的に作製
することもでき、これらの抗体も、診断の分野や、ヒト
GnT−III の精製等に有用である。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げるが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
【0015】実施例1 (1)cDNAライブラリーのスクリーニング プラスミドSV3で形質転換された大腸菌Escher
ichia coliXL1−BlueSV3(FER
BP−4352)よりSV3を調製し、該プラスミ
ドをHindIIIで消化し、約1.4kbのDNA断
片を得た。該DNA断片をマルチプライムDNAラベリ
ングシステム(アマーシャム社製)を用い、〔α−32
P〕αCTP(3000Ci/mmol)(アマーシャ
ム社製)で放射性標識し、プローブを作製した。該プロ
ーブを用い、ヒトcDNAライブラリー(ヒューマン
フェイタル リバー<λgt10>、クローンテック社
製)よりプラークハイブリダイゼーション法にて目的の
クローンを検索した。その結果、3×10個のプラー
クから2個の陽性クローンが得られた。これらのクロー
ンからDNAを抽出し、そのEcoRI分解物をブルー
スクリプトIISKにサブクローニングし、サブクロ
ーニングされた2種のそれぞれ約1.3kb、約1.5
kbのDNAをH2、H3と命名し、プラスミドをそれ
ぞれpBluescript II(H2)、pBlu
escript II(H3)と命名した。各DNAの
制限酵素地図及びその関係を図2に示す。
【0016】(2)開始コドンを含む上流領域のクロー
ニング H2、H3を実施例1−(1)と同様にして放射性標識
し、プローブを作製した。該プローブを用い、実施例1
−(1)と同様にしてヒトcDNAライブラリーをスク
リーニングし、7×105 個のプラークから4個の陽性
クローンを得、そのEcoRI分解物をブルースクリプ
トIISK+ にサブクローニングした。サブクローニング
されたDNAの塩基配列を確認し、開始コドンを含む2
種のそれぞれ約1.6kb、約1.5kbのDNAをH
15、H20と命名し、各プラスミドをそれぞれ pBlue
script II (H15)、 pBluescript II (H20)と
命名した。各DNAの制限酵素地図及びそのH2、H3
との関係を図2に示す。
【0017】実施例2 (1)発現プラスミドの構築 実施例1−(2)で調製した pBluescript II (H2
0)をEcoRIで消化してH20を切り出し、真核細
胞用の発現ベクターpSVK3(ファルマシア社製)の
EcoRIサイトに組込み、pSVK3(H20)を作
製した。一方、実施例1−(1)で調製した pBluescri
pt II (H3)をNotIとXhoIで消化し、ヒトG
nT−III 遺伝子の下流部分を含むNotI−XhoI
断片(約0.9kb)を得た。次に、pSVK3(H2
0)をNotIとXhoIで消化し、NotI−Xho
I断片を切除し、その部分に pBluescript II (H3)
のNotI−XhoI断片(約0.9kb)を組込み、
真核細胞での発現プラスミドEX20Fを構築した(図
3)。
【0018】EX20Fに組込まれているDNA断片の
塩基配列をジデオキシ法にて決定した。その一部を配列
表の配列番号1に示す。DNASIS(宝酒造社製)に
てORFを検索し、塩基番号169〜1770にORF
を確認した。該ORF部分の制限酵素地図を図1に示
す。
【0019】(2)形質転換及びヒトGnT−III 遺伝
子の発現 ヒトGnT−III 発現用のCOS−1細胞は5%CO2
下、湿条件で37℃で、10%FCSを含むダルベッコ
変法イーグル培地で培養した。次に、実施例2−(1)
で調製したEX20Fを、ジーンパルサー(バイオラッ
ド社製)を用いエレクトロポレーションによりCOS−
1細胞に導入した。約5×106 の細胞と組換えプラス
ミド、又は対照のベクターは137mM NaCl、5mM
KCl、0.7mM Na2 HPO4 、6mM デキスト
ロースを含む0.8mlの20mM ヘペスバッファー、p
H7.05中に懸濁され、電圧250V/0.4cm、キ
ャパシタンス960μFDで処理を行った。形質転換
後、2日間培養を行い、細胞を集め、PBS中で超音波
破砕を行い、破砕液中のGnT−III 活性を測定した。
プラスミド無処理の細胞、対照のプラスミドpSVK3
処理の細胞にはGnT−III 活性は認められないのに対
し、プラスミドEX20Fで形質転換した細胞ではGn
T−III 活性が認められヒトGnT−III 遺伝子が発現
していた。つまり、EX20Fに組込まれ、その塩基配
列の一部が配列表の配列番号1で示されるDNA断片上
にヒトGnT−III をコードする遺伝子が存在すること
を確認した。
【0020】(3)GnT−III 活性の測定 ビオキミカ エ ビオフィジカ アクタ( Biochimica
et Biophysica Acta )第1035巻、第313〜318
頁(1990)に記載の様に、80μMのピリジルアミ
ノ(PA)化Gn,Gn−bi〔 GlcNAc β1−2Man
α1−6( GlcNAc β1−2Man α1−3)Man β1−
4 GlcNAc β1−4 GlcNAc −PA〕を受容体とし、1
0mM MnCl2 、200mM GlcNAc 、0.5%(v
/v)トリトンX100を含む125mM 2−(N−モ
ルホリノ)エタンスルホン酸バッファー(MESバッフ
ァー、pH6.25)溶液に、最終濃度80μMになる
ように糖供与体であるUDP− GlcNAc を加え、37℃
1時間反応を行った後、HPLCにて分析し、GnT−
III 活性を測定した。
【0021】
【発明の効果】本発明によって、生体内で重要な役割を
有するヒトGnT−III の遺伝子及び該酵素の工業的製
造方法が提供された。該遺伝子及び酵素は生化学、診断
等の分野で有用である。
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:2246 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 配列: CCGGCTGCGA TGCCGGGCGC CCGCCGCAGC CGCTGCCGCC GGAGCCCGGG ATGGGGCGAG 60 AGGCTGCGGC GGACGCCAGC ATCTCCCCGC CGGGGACCCC GGGGGCCGCG GAGCCGCCGC 120 CGCCGCTGCT GCCGCCGTTG CTGAGACCCA GCGGGCGATG GGATGAAGAT GAGACGCTAC 180 AAGCTCTTTC TCATGTTCTG TATGGCCGGC CTGTGCCTCA TCTCCTTCCT GCACTTCTTC 240 AAGACCCTGT CCTATGTCAC CTTCCCCCGA GAACTGGCCT CCCTCAGCCC TAACCTGGTG 300 TCCAGCTTTT TCTGGAACAA TGCCCCGGTC ACGCCCCAGG CCAGCCCCGA GCCAGGAGGC 360 CCTGACCTGC TGCGTACCCC ACTCTACTCC CACTCGCCCC TGCTGCAGCC GCTGCCGCCC 420 AGCAAGGCGG CCGAGGAGCT CCACCGGGTG GACTTGGTGC TGCCCGAGGA CACCACCGAG 480 TATTTCGTGC GCACCAAGGC CGGCGGCGTC TGCTTCAAAC CCGGCACCAA GATGCTGGAG 540 AGGCCGCCCC CGGGACGGCC GGAGGAGAAG CCTGAGGGGG CCAACGGCTC CTCGGCCCGG 600 CGGCCACCCC GGTACCTCCT GAGCGCCCGG GAGCGCACGG GGGGCCGAGG CGCCCGGCGC 660 AAGTGGGTGG AGTGCGTGTG CCTGCCCGGC TGGCACGGAC CCAGCTGCGG CGTGCCCACT 720 GTGGTGCAGT ACTCCAACCT GCCCACCAAG GAGCGGCTGG TGCCCAGGGA GGTGCCGCGC 780 CGCGTCATCA ACGCCATCAA CGTCAACCAC GAGTTCGACC TGCTGGACGT GCGCTTCCAC 840 GAGCTGGGCG ACGTGGTGGA CGCCTTTGTG GTGTGCGAGT CCAACTTCAC GGCTTATGGG 900 GAGCCGCGGC CGCTCAAGTT CCGGGAGATG CTGACCAATG GCACCTTCGA GTACATCCGC 960 CACAAGGTGC TCTATGTCTT CCTGGACCAC TTCCCGCCCG GCGGCCGGCA GGACGGCTGG 1020 ATCGCCGACG ACTACCTGCG CACCTTCCTC ACCCAGGACG GCGTCTCGCG GCTGCGCAAC 1080 CTGCGGCCCG ACGACGTCTT CATCATTGAC GATGCGGACG AGATCCCGGC CCGTGACGGC 1140 GTCCTTTTCC TCAAGCTCTA CGATGGCTGG ACCGAGCCCT TCGCCTTCCA CATGCGCACG 1200 TCGCTCTACG GCTTCTTCTG GAAGCAGCCG GGCACCCTGG AGGTGGTGTC AGGCTGCACG 1260 GTGGACATGC TGCAGGCAGT GTATGGGCTG GACGGCATCC GCCTGCGCCG CCGCCAGTAC 1320 TACACCATGC CCAACTTCAG ACAGTATGAG AACCGCACCG GCCACATCCT GGTGCAGTGG 1380 TCGCTGGGCA GCCCCCTGCA CTTCGCCGGC TGGCACTGCT CCTGGTGCTT CACGCCCGAG 1440 GGCATCTACT TCAAGCTCGT GTCCGCCCAG AATGGCGACT TCCCACGCTG GGGTGACTAC 1500 GAGGACAAGC GGGACCTGAA CTACATCCGC GGCCTGATCC GCACCGGGGG CTGGTTCGAC 1560 GGCACGCAGC AGGAGTACCC GCCTGCAGAC CCCAGCGAGC ACATGTATGC GCCCAAGTAC 1620 CTGCTGAAGA ACTACGACCG GTTCCACTAC CTGCTGGACA ACCCCTACCA GGAGCCCAGG 1680 AGCACGGCGG CGGGCGGGTG GCGCCACAGG GGTCCCGAGG GAAGGCCGCC CGCCCGGGGA 1740 AACTGGACGA GGCGGAAGTC TAGAGCTGCA TGATCTGATA GGGTTTGTGA CAGGGCGGGG 1800 GTGGCGGCGG CCCCTAGCGC TATCTCCCTG CCTCCTGCCG GCTCCTTGGT TCTTGAGGGG 1860 ACCAGGAGTG GGTGGGGAGT GGGGGTGGGG CTAGGGTTTC CCTACTGAAG CCCTTGTGAT 1920 CAAGGGTCAG GCCTTTGAGC TCAGAAAATA TCCCTCCTGT TGGGAGAGGG CGCAGGCCGT 1980 GACGTCTGGG TGGCCCTTAT GACTGCCAAG ACTGCTGTGG CCAGGAGGTG CCACTGGAGT 2040 GTGCGTGGTG GTCCCTGGGT AGCGGGGGAG GGTAGGCAGG ATTGGGGAAG AGAGCCTGCA 2100 GGATCTCACC AGGCAGCCTC TGGGGGGTGG CCAGGCCGGA AAAAGCCCAC CATTTGGCAT 2160 CCCTGGGCCT TGGGCTCCGT GTGGGAGACC GGCCTGCCAG GAGGACCCAG GGCTCTGTAA 2220 GTAGATGCAT TTGGGTCCAG GAGGAA 2246
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒトGnT−III をコードする遺伝子の制限酵
素地図を示す図である。
【図2】4種のDNA、H2、H3、H15、H20の
関係を示す図である。
【図3】プラスミドEX20Fの構築を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12N 15/54 ZNA C12N 5/10 C12N 9/10 BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(a)〜(d)に記載の遺伝子から
    選択され、かつ、UDP−N−アセチルグルコサミン:
    β−D−マンノシドβl−4N−アセチルグルコサミニ
    ルトランスフェラーゼIII活性を有することを特徴と
    するヒト糖転移酵素をコードする遺伝子。 (a)配列表の配列番号1の塩基番号169〜1770
    番目で示される塩基配列を有する遺伝子、 (b)配列表の配列番号1の塩基番号169〜1770
    番目で示される塩基配列において、1個又は複数個の塩
    基が欠失、付加、挿入若しくは置換の少なくとも1つが
    なされている遺伝子、 (c)上記(a)又は(b)に記載の遺伝子に厳密な条
    件下でハイブリダイズする遺伝子、 (d)上記(a)、(b)又は(c)に記載の遺伝子を
    含んでなる遺伝子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遺伝子を含有すること
    を特徴とする組換えベクター。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の組換えベクターを導入
    させた形質転換体を培養し、該培養物からヒト糖転移酵
    素を採取することを特徴とするヒト糖転移酵素の製造方
    法。
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