JP2787748B2 - 窓枠用カバーの取付構造 - Google Patents

窓枠用カバーの取付構造

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JP2787748B2 JP5259130A JP25913093A JP2787748B2 JP 2787748 B2 JP2787748 B2 JP 2787748B2 JP 5259130 A JP5259130 A JP 5259130A JP 25913093 A JP25913093 A JP 25913093A JP 2787748 B2 JP2787748 B2 JP 2787748B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水器を備えるタイプ
の窓枠に取り付けられる窓枠用カバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9に、従来の引違い型の窓の下枠の縦
断面図を示す。この窓は、水密性を高めた排水器を備え
る内外し型のサッシ窓であり、下枠124には、外障子
140の開閉を可能にすべく、その戸車142を転動さ
せる外障子用レール124bが設けられている。この外
障子用レール124bの見付面には、左右に一対の排水
器160が設けられている。これらの排水器160は、
外障子用レール124bと内障子用レール(図示せず)
との間の溝124d、すなわち障子を室内側から取り外
しするための溝124dに溜まる雨水を効果的に排水す
るためのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の窓の下枠では、外観を構成する外障子用レール12
4bの一部に排水器160を取り付けているので、見映
えが悪く窓自体の美観を損なうものとなっていた。すな
わち、排水器160は、小型化が困難であり、かつ、外
側障子用レールから突出せざるを得ないので、外部から
はっきり視認することができ、美観上目障りなものとな
り易かった。また、排水器160は、埃や泥を吸収して
汚れ易く、外観をなおさら悪化させる原因ともなってい
た。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、排水器を下枠に備えるタイプの窓であ
ってもすっきりした美観を実現することができる窓枠用
カバーを提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、下枠の屋外側に面して下枠と一体に形成した障
子用レールと、障子用レールの側面に設けられた下枠底
部の排水を屋外に流出させる排水器とを有する窓枠に、
排水器を下端を開放した状態で覆う窓枠用カバーを取り
付けた窓枠用のカバーの取付構造であって、窓枠用カバ
ーは、下枠と長手方向に略同一寸法に形成され、排水器
を覆った状態で下枠に沿わせて障子用レールの側面に固
定されていることを特徴とするものである。
【0006】この場合、窓枠用カバーの前部には、網戸
を取り付けるためのレール部が延設されていることが好
ましい。
【0007】
【作用】請求項1に記載の窓枠用カバーの取付構造は、
窓枠用カバーが下枠と長手方向に略同一寸法に形成さ
れ、排水器を覆った状態で下枠に沿わせて障子用レール
の側面に固定されるので、下枠の外観を構成する部分
を、排水器を含めて一様に覆うことができ、窓枠に違和
感のない美観を実現することができる。
【0008】請求項2に記載の窓枠用カバーの取付構造
は、窓枠用カバーの前部には、網戸を取り付けるための
レール部が延設されているので、窓枠自体に網戸レール
を形成する必要がなく、網戸の縦寸法を短くすべく、排
水器を覆った状態でレール部を高い位置に配設すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参
照しながら説明する。
【0010】図1は、本発明の第1実施例に係る窓枠用
カバーを装着した窓の縦断面図である。窓枠は、アルミ
ニウムの押出形材などで構成された上枠22、下枠24
および縦枠26を枠組みして成り、窓枠22、24、2
6内には、内障子30と外障子40とが嵌め込まれてい
る。内外障子30、40の各々は、框30a、40a、
横桟30b、40b、ガラスなどのパネル30c、40
cを組み込んで構成されている。上枠22には、その下
方の内外障子30、40側に延びる内外案内レール22
a、22bが形成されており、これら内外案内レール2
2a、22bは、内外障子30、40の上端を移動可能
に案内する。下枠24には、その上方の内外障子30、
40側に延びる内外障子用レール24a、24bが形成
されており、これら内外障子用レール24a、24b
は、内外障子30、40の下端を移動可能に案内する。
内外障子用レール24a、24bの上端には、内外障子
30、40の戸車32、42がそれぞれ嵌まっており、
内外障子30、40の滑らかな開閉動作を可能にしてい
る。なお、上枠22および下枠24の屋外側(図面左
側)の端部には、これらからそれぞれ対向して上下方向
に延びる一対の網戸レール22c、24cが形成され、
これらの間に、網戸(図示せず)が嵌め込まれるように
なっている。
【0011】内外障子用レール24a、24bの間に
は、内外障子30、40を室内側から外すための障子用
溝24dが設けられている。この障子用溝24dは、そ
の中央に固定された風止ブロック50によって2つの部
分に仕切られている。障子用溝24dの外障子40が面
する部分は、この部分から雨水を積極的に排水する必要
が生ずる。このため、この障子用溝部分で、外障子用レ
ール24bの壁面の2ヶ所に一対の開口が形成され、そ
れぞれの開口に排水器60が取り付けられている(図3
参照)。この排水器60は、風圧の変動等にかかわら
ず、障子用溝24dから屋外への一定の排水を可能にす
る。
【0012】図2は、下枠24の排水器60周辺の部分
拡大断面図である。排水器60は、外障子用レール24
bの外側から嵌め込まれる外部品60aと外障子用レー
ル24bの内側から嵌め込まれる内部品60bとから構
成されており、内外各部品60a、60bは、これらを
互に固定するため雌雄具(図示せず)を備えている。内
外各部品60a、60bは、フェルト製のフィルタ部分
と多数の通口を有する樹脂板部分とを重ね合わせた構造
となっており、両部品60a、60bを外障子用レール
24bの外側および内側から固定した場合には、フィル
タ部分が樹脂板部分の間に挟み込まれる構造となる。
【0013】排水器60の屋外側には、アルミニウムの
押出形材などで構成された窓枠用カバー70が設けられ
ている。この窓枠用カバー70は、下枠24の外障子用
レール24bの長手方向に関してこれと略同一寸法とな
っており、外障子用レール24bが屋外側に露出する下
側部分のほぼ全体を覆うように、外障子用レール24b
に固定されている。この結果、一対の排水器60は窓枠
用カバー70に覆い隠されることとなる。
【0014】窓枠用カバー70は、上板部72と前板部
74とからなる。この上板部72の先端下面からは、リ
ブ72aが突設され、このリブ72aは、外障子用レー
ル24bから突出する庇部分24fに形成された溝24
gと嵌合している。前板部74の上下の中間位置の内側
からは、外障子用レール24bに向けてフック74aが
延びている。このフック74aは、外障子用レール24
bから延びている別のフック24hと係合している。窓
枠用カバー70は、この上板部72を庇部分24fにビ
スでネジ止めすることにより、外障子用レール24b側
に固定されている。なお、排水器60がある部分では、
外障子用レール24bおよび窓枠用カバー70のフック
24h、74aの部分は共に切り欠かれている。なお、
窓枠用カバー70を、上板部72を庇部分24fにビス
止めすることで、十分に強度を保持できる場合には、フ
ック24h、74aは必ずしも必要としない。
【0015】図3は、図1の窓を正面から見た場合の姿
図である。図中の点線で示すように、下枠24の外障子
用レール24bの前面に固設された排水器60は、窓枠
用カバー70に完全に覆い隠され、屋外側から見た窓枠
の意匠が簡素ですっきりしたものとなる。殊に、排水器
60は埃や泥を吸収して汚れ易いものであるから、長期
の使用によって窓枠の外観が見苦しくなることを有効に
防止できる。また、排水器60が外部に直接露出しない
ことから、結果的に排水器60の耐久性を向上させるこ
とにもなる。
【0016】図4は、本発明の第2実施例に係る窓枠用
カバーを装着した窓の縦断面図である。重複説明を省く
ため、図1に示した窓の部分と共通する部分について
は、同一の符号を付してその説明を省略する。第2実施
例に係る窓枠用カバー70は、上板部72および前板部
74の他、網戸80用のレール部76を備える。この結
果、下枠24からは網戸レール24cが除かれている。
すなわち、網戸80は、上枠22の網戸レール22cと
窓枠用カバー70のレール部76との間に嵌め込まれて
いる。
【0017】図5は、窓枠用カバー70周辺の部分拡大
断面図である。同図に示すように、窓枠用カバー70の
前板部74の上端からは、この前板部74をそのまま上
方に延長してレール部76が形成され、このレール部7
6上に網戸の戸車が嵌まるようになっている。そして、
窓枠用カバー70は、第1実施例と同様に下枠24の外
障子用レール24bにネジ止めされている。
【0018】図示のように、第2実施例に係る窓枠用カ
バーでは、さらに網戸を取り付けるためのレール部76
を設けているので、下枠24の網戸レール24cを省略
することができる一方、レール部76の位置を比較的高
くでき、網戸の縦寸法をより小さくすることができる。
このため、網戸を経済的なものとすることができるとと
もに、網戸の運搬その他の取扱いを比較的容易なものと
することができる。また、この実施例では、前板部74
が排水器60から十分に離れた位置に設けられているの
で、前板部74と排水器60との間に空間が生じ、排水
器60の機能が損なわれ難く、窓の水密性能が良好にな
る。しかも、網戸レール24cが無いので、下枠24に
排水孔を形成する必要がなく、かつこの面でも排水が良
好になる。もっとも、下枠24の網戸レール24cを高
くしても同様の効果が得られるが、この場合、外障子用
レール24bと網戸レール24cとの間に深い溝が形成
され、ゴミが溜まり易いなどといった問題が生じること
となる。
【0019】図6は、本発明の第3実施例に係る窓枠用
カバーの縦断面図である。第3実施例に係る窓枠用カバ
ー70の前板部74は、レール部76よりも室内側(図
面右側)に後退した位置に設けられている。この前板部
74の上端から、L字状の断面形状を有したレール部7
6が延びている。これにより、窓枠を横方向のラインを
強調したデザインにすることができる。
【0020】図7は、本発明の第4実施例に係る窓枠用
カバーの縦断面図である。第4実施例に係る窓枠用カバ
ー70のレール部76は、L字状の断面形状を有する
が、これまでの実施例と異なって、前板部74の下端部
分から上方に延びるように形成されている。このため、
前板部74は、排水器60の屋外側の側面に近接した位
置に設けられ、レール部が良好に支持されている。
【0021】図8は、本発明の第5実施例に係る窓枠用
カバーの縦断面図である。第5実施例に係る窓枠用カバ
ー70のレール部76も、L字状の断面形状を有るが、
第4実施例と異なって、前板部74の上下の中間部分か
ら上方に延びるように形成されている。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の窓枠用カバーは、
窓枠の下枠と長手方向に略同一寸法に形成され、排水器
を覆った状態で下枠に沿わせて固定されるので、下枠の
外観を構成する部分を排水器を含めて一様に覆うことが
できる。したがって、水密性を保持しつつ窓枠に違和感
のない美観を実現することができ、汚れの少ない優れた
意匠を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る窓枠用カバーを装着した窓の
縦断面図である。
【図2】図1中の窓枠用カバー周辺の部分拡大断面図で
ある。
【図3】図1の窓を屋外側からみた正面図である。
【図4】第2実施例に係る窓枠用カバーを装着した窓の
縦断面図である。
【図5】図1中の窓枠用カバー周辺の部分拡大断面図で
ある。
【図6】第3実施例に係る窓枠用カバーの縦断面図であ
る。
【図7】第4実施例に係る窓枠用カバーの縦断面図であ
る。
【図8】第5実施例に係る窓枠用カバーの縦断面図であ
る。
【図9】従来の窓の下枠の一部を示した縦断面図であ
る。
【符号の説明】
24 下枠 60 排水器 70 窓枠用カバー 76 レール部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下枠の屋外側に面して当該下枠と一体に
    形成した障子用レールと、当該障子用レールの側面に設
    けられ下枠底部の排水を屋外に流出させる排水器とを有
    する窓枠に、当該排水器を下端を開放した状態で覆う窓
    枠用カバーを取り付けた窓枠用のカバーの取付構造であ
    って、 前記窓枠用カバーは、前記下枠と長手方向に略同一寸法
    に形成され、前記排水器を覆った状態で前記下枠に沿わ
    せて前記障子用レールの側面に固定されていることを特
    徴とする窓枠用カバーの取付構造
  2. 【請求項2】 前記窓枠用カバーの前部に、網戸を取
    り付けるためのレール部が延設されていることを特徴と
    する、請求項1記載の窓枠用カバーの取付構造
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JPS5897275U (ja) * 1981-12-25 1983-07-01 株式会社コトブキ 窓枠

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