JP2786989B2 - 糸引き通し方法及びその装置 - Google Patents
糸引き通し方法及びその装置Info
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- JP2786989B2 JP2786989B2 JP5276785A JP27678593A JP2786989B2 JP 2786989 B2 JP2786989 B2 JP 2786989B2 JP 5276785 A JP5276785 A JP 5276785A JP 27678593 A JP27678593 A JP 27678593A JP 2786989 B2 JP2786989 B2 JP 2786989B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布織り準備工程において
ジェットエアを利用して筬の筬目に糸を通す方法及び装
置に関し、特にヘルド及び(又は)ドロッパへの糸の引
き通しに併せて筬の筬目に糸を引き通すドローイングマ
シンにおいて筬目に糸を引き通す場合に適した糸引き通
し方法及び装置に関する。
ジェットエアを利用して筬の筬目に糸を通す方法及び装
置に関し、特にヘルド及び(又は)ドロッパへの糸の引
き通しに併せて筬の筬目に糸を引き通すドローイングマ
シンにおいて筬目に糸を引き通す場合に適した糸引き通
し方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ジェットエアを利用して筬の筬目に糸を
通す従来の方法としては、実開昭63−199179号
公報に示された方法がある。しかしながら、この従来の
方法は、図6に示されるように、筬aの筬目bにのみ糸
tを引き通す方法であるから、糸を先端からヘルド及び
(又は)ドロッパに通した後にそのまま筬の筬目へ通す
ドローイングマシンに適用することはできない。
通す従来の方法としては、実開昭63−199179号
公報に示された方法がある。しかしながら、この従来の
方法は、図6に示されるように、筬aの筬目bにのみ糸
tを引き通す方法であるから、糸を先端からヘルド及び
(又は)ドロッパに通した後にそのまま筬の筬目へ通す
ドローイングマシンに適用することはできない。
【0003】一方、従来ドローイングマシンにおいて筬
目に糸を通す方法としては、図7に示されるように、ヘ
ルド及び(又は)ドロッパに糸の引き通すための直列に
配列された複数の引き通しヘッドhの下流側において、
糸tの引き通し位置より上側でノズルnから筬目間にジ
ェットエアを吹き付けて筬目を横方向に拡げ、その拡大
した筬目に、引き通しヘッドhに形成された通路を通過
してきた糸を先端から通すようにしている。しかしなが
ら、このような従来の方法だと、筬目内に入った糸tの
先端が図7で破線で示されるように筬目拡大用のジェッ
トエアによって直接下方に押し下げられ、或いは、筬の
下流側で糸を案内する通路w内で筬目拡大用のジェット
エアによって発生する乱流によって筬目を通過した糸が
下方に押し下げられ、糸が案内通路の所定位置に達せ
ず、糸の引き通し状態を確認できない問題或いは筬目へ
の糸の引き通しが行われず後続の糸通し作業に支障を来
す問題が発生する。
目に糸を通す方法としては、図7に示されるように、ヘ
ルド及び(又は)ドロッパに糸の引き通すための直列に
配列された複数の引き通しヘッドhの下流側において、
糸tの引き通し位置より上側でノズルnから筬目間にジ
ェットエアを吹き付けて筬目を横方向に拡げ、その拡大
した筬目に、引き通しヘッドhに形成された通路を通過
してきた糸を先端から通すようにしている。しかしなが
ら、このような従来の方法だと、筬目内に入った糸tの
先端が図7で破線で示されるように筬目拡大用のジェッ
トエアによって直接下方に押し下げられ、或いは、筬の
下流側で糸を案内する通路w内で筬目拡大用のジェット
エアによって発生する乱流によって筬目を通過した糸が
下方に押し下げられ、糸が案内通路の所定位置に達せ
ず、糸の引き通し状態を確認できない問題或いは筬目へ
の糸の引き通しが行われず後続の糸通し作業に支障を来
す問題が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の糸の引き通し方法及び装置の問題に鑑み成されたもの
であって、上記方法及び装置において、筬目拡大用のジ
ェットエアとは別に補助ノズルから筬目内にジェットエ
アを吹き付けることによって糸を案内通路内の所定の位
置に通すことである。
の糸の引き通し方法及び装置の問題に鑑み成されたもの
であって、上記方法及び装置において、筬目拡大用のジ
ェットエアとは別に補助ノズルから筬目内にジェットエ
アを吹き付けることによって糸を案内通路内の所定の位
置に通すことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、複
数の筬羽が所定の間隔で配置してなる筬の該筬羽間の筬
目に、糸の流れ方向で見て筬より上流側からエアを吹き
付けて該筬目を拡大し、該筬目に糸を引き通した後該糸
を筬の下流側に隣接して設けた案内通路内に通す糸引き
通し方法において、該筬の上流側の位置で糸の引き通し
位置から離れた位置に筬目拡大用ノズルとは別の補助ノ
ズルを設けて該補助ノズルからエアを筬目に向かって吹
き付け、該糸の先端が所定の位置に達した時、該筬目拡
大用のエアの吹き付けを一時的に一定時間だけ停止さ
せ、吹き流されてきた糸を該補助ノズルからのエアによ
り所望する経路に矯正案内するように構成されている。
数の筬羽が所定の間隔で配置してなる筬の該筬羽間の筬
目に、糸の流れ方向で見て筬より上流側からエアを吹き
付けて該筬目を拡大し、該筬目に糸を引き通した後該糸
を筬の下流側に隣接して設けた案内通路内に通す糸引き
通し方法において、該筬の上流側の位置で糸の引き通し
位置から離れた位置に筬目拡大用ノズルとは別の補助ノ
ズルを設けて該補助ノズルからエアを筬目に向かって吹
き付け、該糸の先端が所定の位置に達した時、該筬目拡
大用のエアの吹き付けを一時的に一定時間だけ停止さ
せ、吹き流されてきた糸を該補助ノズルからのエアによ
り所望する経路に矯正案内するように構成されている。
【0006】上記発明において、該補助ノズルからエア
を筬目に向かって吹付け、ヘッドからの糸通しジェット
エアにより該案内通路内に発生する背圧と該糸通しジェ
ットエアの下方への分散力とによる糸の偏向を抑制し、
筬目内に入った糸を案内通路の所定の領域内に案内させ
るように構成されてもよい。
を筬目に向かって吹付け、ヘッドからの糸通しジェット
エアにより該案内通路内に発生する背圧と該糸通しジェ
ットエアの下方への分散力とによる糸の偏向を抑制し、
筬目内に入った糸を案内通路の所定の領域内に案内させ
るように構成されてもよい。
【0007】本願の他の発明は、複数の筬羽が所定の間
隔で配置してなる筬の該筬羽間の筬目に、糸の流れ方向
で見て筬より上流側に設けられた筬目拡大用ノズルから
エアを吹き付けて該筬目を拡大し、該筬目に糸を引き通
した後該糸を筬の下流側に隣接して設けた案内通路内に
通す糸引き通し装置において、該筬の上流側の位置で糸
の引き通し位置を挟んで該筬目拡大用ノズルと反対側の
位置に、該筬目に向かってエアを吹き付ける補助ノズル
を設けて構成されている。
隔で配置してなる筬の該筬羽間の筬目に、糸の流れ方向
で見て筬より上流側に設けられた筬目拡大用ノズルから
エアを吹き付けて該筬目を拡大し、該筬目に糸を引き通
した後該糸を筬の下流側に隣接して設けた案内通路内に
通す糸引き通し装置において、該筬の上流側の位置で糸
の引き通し位置を挟んで該筬目拡大用ノズルと反対側の
位置に、該筬目に向かってエアを吹き付ける補助ノズル
を設けて構成されている。
【0008】上記発明において、案内通路の下部に、案
内通路の下流側に向かってエアを吹き付ける糸端補助ノ
ズルを設けてもよい。
内通路の下流側に向かってエアを吹き付ける糸端補助ノ
ズルを設けてもよい。
【0009】
【作用】上記構成の糸の引き通し装置において、筬目へ
の糸の引き通しを開始する場合、筬目拡大ノズルからエ
アを筬目に向かって吹き付けて筬目の幅を拡大させてお
くと共に、補助ノズルからもエアを筬目に向かって吹き
付けて筬目内で筬目拡大用エアの下方向への流れを抑制
しておく。このような状態の下で、例えばドローイング
マシンの引き通しヘッドを通過して筬の上流側で引き通
し位置に到達した糸の先端は、引き通しヘッドの通路内
を流れるジェットエアに運ばれてほぼ先端から所定の筬
目内に入る。筬目内に入った糸の先端は、筬目に入った
直後に筬目拡大用エアが停止されるため、筬目拡大用エ
アの下方向流れが補助ノズルからのエアによって抑制さ
れて筬目拡大用エアによって下方に偏向されないため、
或いは偏向されたとしても補助ノズルからのエアによっ
て所定の位置に押し流されるため、筬の下流側に設けら
れた案内通路内の所定の位置に達する。案内通路内の所
定の位置に達すると補助ノズルからの吹き付けが停止さ
れる。
の糸の引き通しを開始する場合、筬目拡大ノズルからエ
アを筬目に向かって吹き付けて筬目の幅を拡大させてお
くと共に、補助ノズルからもエアを筬目に向かって吹き
付けて筬目内で筬目拡大用エアの下方向への流れを抑制
しておく。このような状態の下で、例えばドローイング
マシンの引き通しヘッドを通過して筬の上流側で引き通
し位置に到達した糸の先端は、引き通しヘッドの通路内
を流れるジェットエアに運ばれてほぼ先端から所定の筬
目内に入る。筬目内に入った糸の先端は、筬目に入った
直後に筬目拡大用エアが停止されるため、筬目拡大用エ
アの下方向流れが補助ノズルからのエアによって抑制さ
れて筬目拡大用エアによって下方に偏向されないため、
或いは偏向されたとしても補助ノズルからのエアによっ
て所定の位置に押し流されるため、筬の下流側に設けら
れた案内通路内の所定の位置に達する。案内通路内の所
定の位置に達すると補助ノズルからの吹き付けが停止さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1において、本実施例の糸引き通し装置
10が示されている。この装置10は、ドローイングマ
シンの一部として組み込まれているものであって、固定
された筬oの伸長方向(図1で紙面に垂直な方向)にそ
の筬に沿って移動可能になっている。同図において、筬
oは一対のフレームfの間において所定の間隔で配置さ
れていて両端が一対のフレームfに固定された多数の筬
羽pを備え、隣接する筬羽p間に筬目gが限定されてい
る。そして糸tは各筬目g内に順次通されるようになっ
ている。
て説明する。図1において、本実施例の糸引き通し装置
10が示されている。この装置10は、ドローイングマ
シンの一部として組み込まれているものであって、固定
された筬oの伸長方向(図1で紙面に垂直な方向)にそ
の筬に沿って移動可能になっている。同図において、筬
oは一対のフレームfの間において所定の間隔で配置さ
れていて両端が一対のフレームfに固定された多数の筬
羽pを備え、隣接する筬羽p間に筬目gが限定されてい
る。そして糸tは各筬目g内に順次通されるようになっ
ている。
【0011】装置10は、筬oの上流側(図1で右側)
に配置された筬ノズル部材11と、筬oの下流側(図1
で左側)に配置された案内通路部材21とを備え、それ
らの部材はドローイングマシンのフレーム2及びブラケ
ット3にそれぞれ支持されていて、ドローイングマシン
の移動と共に筬oに関して相対的に移動(紙面に直角の
方向に)するようになっている。
に配置された筬ノズル部材11と、筬oの下流側(図1
で左側)に配置された案内通路部材21とを備え、それ
らの部材はドローイングマシンのフレーム2及びブラケ
ット3にそれぞれ支持されていて、ドローイングマシン
の移動と共に筬oに関して相対的に移動(紙面に直角の
方向に)するようになっている。
【0012】筬ノズル部材11には横方向(図1で見
て)に貫通する糸通し通路12が形成されている。糸通
し通路12の幅は筬oの筬羽pによって限定される筬目
gの幅とほぼ同じの薄い幅を有していて、高さは幅に比
較してかなり大きくなっている。糸通し通路12は入口
側(図1において右端)から出口側に向かって高さが入
口と出口の断面積が同等になるように末広がりに広がる
形状になっている、糸通し通路12の入口側の高さは、
筬ノズル部材11に隣接して配置されるドローイングマ
シンの糸引き通しヘッド4に形成された糸通し通路5の
高さとほぼ同じになっている。
て)に貫通する糸通し通路12が形成されている。糸通
し通路12の幅は筬oの筬羽pによって限定される筬目
gの幅とほぼ同じの薄い幅を有していて、高さは幅に比
較してかなり大きくなっている。糸通し通路12は入口
側(図1において右端)から出口側に向かって高さが入
口と出口の断面積が同等になるように末広がりに広がる
形状になっている、糸通し通路12の入口側の高さは、
筬ノズル部材11に隣接して配置されるドローイングマ
シンの糸引き通しヘッド4に形成された糸通し通路5の
高さとほぼ同じになっている。
【0013】筬ノズル部材11には、更に、糸通し通路
の上側でその糸通し通路に近接して筬目拡大用ノズル1
3が、かつ糸通し通路の下側にその糸通し通路から離れ
て補助ノズル14がそれぞれ形成されている。筬目拡大
用ノズル13及び補助ノズル14は筬ノズル部材11の
下流側すなわち筬に面した端面15に開口している。筬
目拡大用ノズル13及び補助ノズル14は、いずれも、
筬目の幅にほぼ等しい狭い幅と、幅に比較して大きな高
さを有している。筬ノズル部材11は、好ましくは、図
2に示されるように、フレーム2に固定される部分11
aとその部分に取り外し可能に固定される部分11bと
で構成され、部分11bの部分11a側の面18に上記
糸通し通路12及び筬目拡大用ノズル13を限定する溝
が形成されるとよい。筬目拡大用ノズル13は部分11
aに形成されたポート17を介して図示しないエア供給
源にかつ補助ノズル14は部分11bに形成されたポー
ト16を介してエア供給源に接続される。筬ノズル部材
11には、糸通し通路12から筬ノズル部材の外側に糸
を取り出すために、図に示されるように、糸通し通路1
2の底から下方に伸びる狭いスリット19が形成されて
いる。このため、単にスリット19を限定する部分11
bの面18aに溝を形成するだけで補助ノズル14とす
ることはできない。このため、図6に示されるように、
面18aに溝14aを形成してその溝内に細いパイプ1
4bを複数本、パイプが面18aから突出しないよう
に、埋め込み、そのパイプ14bの後端をポート16に
接続すればよい。
の上側でその糸通し通路に近接して筬目拡大用ノズル1
3が、かつ糸通し通路の下側にその糸通し通路から離れ
て補助ノズル14がそれぞれ形成されている。筬目拡大
用ノズル13及び補助ノズル14は筬ノズル部材11の
下流側すなわち筬に面した端面15に開口している。筬
目拡大用ノズル13及び補助ノズル14は、いずれも、
筬目の幅にほぼ等しい狭い幅と、幅に比較して大きな高
さを有している。筬ノズル部材11は、好ましくは、図
2に示されるように、フレーム2に固定される部分11
aとその部分に取り外し可能に固定される部分11bと
で構成され、部分11bの部分11a側の面18に上記
糸通し通路12及び筬目拡大用ノズル13を限定する溝
が形成されるとよい。筬目拡大用ノズル13は部分11
aに形成されたポート17を介して図示しないエア供給
源にかつ補助ノズル14は部分11bに形成されたポー
ト16を介してエア供給源に接続される。筬ノズル部材
11には、糸通し通路12から筬ノズル部材の外側に糸
を取り出すために、図に示されるように、糸通し通路1
2の底から下方に伸びる狭いスリット19が形成されて
いる。このため、単にスリット19を限定する部分11
bの面18aに溝を形成するだけで補助ノズル14とす
ることはできない。このため、図6に示されるように、
面18aに溝14aを形成してその溝内に細いパイプ1
4bを複数本、パイプが面18aから突出しないよう
に、埋め込み、そのパイプ14bの後端をポート16に
接続すればよい。
【0014】案内通路部材21は、筬oの筬羽pを間に
挟んで筬ノズル部材11と対峙して配置されている。案
内通路部材21には、図1に示されるように、上流側
(筬側)から下流側に向かって斜めに下がって行く案内
通路22が形成されている。案内通路は、図3に示され
るように、上側の幅の広い部分22aと、下側の幅の狭
い部分22bとを有していて、幅の広い部分22a及び
幅の狭い部分22bは案内通路部材21の下縁に沿った
部分で排出通路23を介して案内通路部材の外部と通じ
ている。案内通路部材21の下側にはガイドプレート2
4が配置されている。案内通路部材21はセンサ光の透
過が可能な材料で形成されている。案内通路部材21の
下部にはガイドプレート24に沿って案内通路22内に
ジェットエアを流し、糸の先端を先に向ける糸端補助ノ
ズル26が設けられている。この糸端補助ノズル26は
図3に示されるように案内通路部材21の下側に配置さ
れたノズル部材27に形成されている。糸端補助ノズル
26も図示しない加圧エア源に接続されるようになって
いる。
挟んで筬ノズル部材11と対峙して配置されている。案
内通路部材21には、図1に示されるように、上流側
(筬側)から下流側に向かって斜めに下がって行く案内
通路22が形成されている。案内通路は、図3に示され
るように、上側の幅の広い部分22aと、下側の幅の狭
い部分22bとを有していて、幅の広い部分22a及び
幅の狭い部分22bは案内通路部材21の下縁に沿った
部分で排出通路23を介して案内通路部材の外部と通じ
ている。案内通路部材21の下側にはガイドプレート2
4が配置されている。案内通路部材21はセンサ光の透
過が可能な材料で形成されている。案内通路部材21の
下部にはガイドプレート24に沿って案内通路22内に
ジェットエアを流し、糸の先端を先に向ける糸端補助ノ
ズル26が設けられている。この糸端補助ノズル26は
図3に示されるように案内通路部材21の下側に配置さ
れたノズル部材27に形成されている。糸端補助ノズル
26も図示しない加圧エア源に接続されるようになって
いる。
【0015】案内通路部材21の上側には筬oの筬羽p
に接近してエアブロック部材31が配置されている。こ
のエアブロック部材31は筬ノズル部材11に形成され
た筬目拡大用ノズル13と筬羽又は筬目を間に挟んで対
峙して配置され、筬目拡大用ノズルから吹き出されるジ
ェットエアの流れを筬目gの下流側で遮ってエアによっ
て筬羽を筬目が広がるように曲げる作用をする。このエ
アブロック部材31は、好ましくは、筬に関する糸引き
通し装置の位置決めが完了したときエアシリンダ、ソレ
ノイドその他公知の方法で筬羽の下流側の端面に押し付
けられるようになっている。
に接近してエアブロック部材31が配置されている。こ
のエアブロック部材31は筬ノズル部材11に形成され
た筬目拡大用ノズル13と筬羽又は筬目を間に挟んで対
峙して配置され、筬目拡大用ノズルから吹き出されるジ
ェットエアの流れを筬目gの下流側で遮ってエアによっ
て筬羽を筬目が広がるように曲げる作用をする。このエ
アブロック部材31は、好ましくは、筬に関する糸引き
通し装置の位置決めが完了したときエアシリンダ、ソレ
ノイドその他公知の方法で筬羽の下流側の端面に押し付
けられるようになっている。
【0016】案内通路部材21の中央部には、図4に示
されるように、その案内通路部材を間に挟んで糸確認セ
ンサ41が配置されている。この糸確認センサは発光器
42と受光器43とからなる公知の構造のセンサであっ
て、図1で破線で示されるように、案内通路22の幅の
広い部分22a内でかつ検出領域45内で発光器と受光
器との間に糸が予定の通り通されたとき、糸通しの完了
を検出する。なお案内通路部材21の材質は透明である
ので糸確認センサは案内通路部材の外側に近接して配置
されているだけであるが、案内通路部材を不透明の材料
で形成する場合には糸確認センサの発光器42及び受光
器43を配置する場所に案内通路部材の両側に案内通路
22の部分22aに通じる開口を設け、その開口内に発
光器42及び受光器43を配置すればよい。
されるように、その案内通路部材を間に挟んで糸確認セ
ンサ41が配置されている。この糸確認センサは発光器
42と受光器43とからなる公知の構造のセンサであっ
て、図1で破線で示されるように、案内通路22の幅の
広い部分22a内でかつ検出領域45内で発光器と受光
器との間に糸が予定の通り通されたとき、糸通しの完了
を検出する。なお案内通路部材21の材質は透明である
ので糸確認センサは案内通路部材の外側に近接して配置
されているだけであるが、案内通路部材を不透明の材料
で形成する場合には糸確認センサの発光器42及び受光
器43を配置する場所に案内通路部材の両側に案内通路
22の部分22aに通じる開口を設け、その開口内に発
光器42及び受光器43を配置すればよい。
【0017】なお、糸cの先端が筬目w内に入ったか或
いは入りつつあるかを検出して筬目拡大用ノズル13か
らのジェットエアの吹き出しの停止時期を決定するセン
サは、センサ51で示されるように、案内通路部材21
の案内通路の上流側端の側部に配置しても、或いは52
で示されるように、筬ノズル部材11に形成された糸通
し通路12の出口端の側部に配置してもよい。この場合
センサ51又は52の構造及び機能は糸確認センサ41
と同じでよい。したがって、案内通路部材21が不透明
な材料で形成されている場合には案内通路の側部に通じ
る開口を設けてその開口内にセンサ51を配置すればよ
い。同様に、筬ノズル部材11が透明な材料で作られて
いれば糸確認センサ41と同様に配置してよく、不透明
材料で作られていれば糸通し通路12に通じる開口を筬
ノズル部材に形成してその開口内に配置すればよい。
いは入りつつあるかを検出して筬目拡大用ノズル13か
らのジェットエアの吹き出しの停止時期を決定するセン
サは、センサ51で示されるように、案内通路部材21
の案内通路の上流側端の側部に配置しても、或いは52
で示されるように、筬ノズル部材11に形成された糸通
し通路12の出口端の側部に配置してもよい。この場合
センサ51又は52の構造及び機能は糸確認センサ41
と同じでよい。したがって、案内通路部材21が不透明
な材料で形成されている場合には案内通路の側部に通じ
る開口を設けてその開口内にセンサ51を配置すればよ
い。同様に、筬ノズル部材11が透明な材料で作られて
いれば糸確認センサ41と同様に配置してよく、不透明
材料で作られていれば糸通し通路12に通じる開口を筬
ノズル部材に形成してその開口内に配置すればよい。
【0018】上記構成の装置において、ドローイングマ
シンの動作が開始すると、主ノズルから糸通し通路内に
ジェットエアが吹き付けられると共に、筬目拡大用ノズ
ル13及び補助ノズル14からジェットエアが糸を通そ
うとしている筬目gに向かって吹きつけられる。筬目拡
大用ノズル13から吹き出されたジェットエアはエアブ
ロック部材31によって筬目の反対側すなわち下流側に
抜けるのを阻止されるため、背圧が上昇しその筬目を広
げるように筬羽pを曲げる。また、補助ノズル14から
吹き出されたジェットエアは筬目gを通り抜けて案内通
路部材21に形成された案内通路22に向かって流れ
る。一方、ドローイングマシンの直列に並べられた複数
の糸通しヘッド4の通路5内を流れるジェットエアに乗
って糸tの先端は筬ノズル部材11の糸通し通路12に
向かって進んでくる。糸が糸通しヘッドの通路を通過す
る間に隣接する糸通しヘッド2の間に挟まれたヘルド及
び(又は)ドロッパの孔に糸が通される。
シンの動作が開始すると、主ノズルから糸通し通路内に
ジェットエアが吹き付けられると共に、筬目拡大用ノズ
ル13及び補助ノズル14からジェットエアが糸を通そ
うとしている筬目gに向かって吹きつけられる。筬目拡
大用ノズル13から吹き出されたジェットエアはエアブ
ロック部材31によって筬目の反対側すなわち下流側に
抜けるのを阻止されるため、背圧が上昇しその筬目を広
げるように筬羽pを曲げる。また、補助ノズル14から
吹き出されたジェットエアは筬目gを通り抜けて案内通
路部材21に形成された案内通路22に向かって流れ
る。一方、ドローイングマシンの直列に並べられた複数
の糸通しヘッド4の通路5内を流れるジェットエアに乗
って糸tの先端は筬ノズル部材11の糸通し通路12に
向かって進んでくる。糸が糸通しヘッドの通路を通過す
る間に隣接する糸通しヘッド2の間に挟まれたヘルド及
び(又は)ドロッパの孔に糸が通される。
【0019】糸の先端が糸通し通路12内に達すると、
その先端は、隣の糸通しヘッドのノズルから糸通し通路
内に下流側に向かって斜め上方に吹き付けられるジェッ
トエアによって、前述のように広げられた筬目g内に送
られる。筬目を通った糸の先端は補助ノズル14から吹
き出されるジェットエアの作用により案内通路部材21
に形成された案内通路22の幅の広い部分22a内に通
され、糸確認センサ51によって糸が正常に通されたこ
とを検出する。この場合において、装置が糸確認センサ
51での検出信号で筬目拡大用ノズル13からのジェッ
トエアの吹き出しを停止するように構成されているとき
は、糸確認センサ51による糸の検出後にその検出信号
で筬目拡大用ノズルからのジェットエアの吹き出しを停
止する。また、センサ52を使用して筬目拡大用ノズル
からのジェットエアの吹き出しを制御するときは、それ
らのセンサの検出信号でジェットエアの吹き出しを停止
する。
その先端は、隣の糸通しヘッドのノズルから糸通し通路
内に下流側に向かって斜め上方に吹き付けられるジェッ
トエアによって、前述のように広げられた筬目g内に送
られる。筬目を通った糸の先端は補助ノズル14から吹
き出されるジェットエアの作用により案内通路部材21
に形成された案内通路22の幅の広い部分22a内に通
され、糸確認センサ51によって糸が正常に通されたこ
とを検出する。この場合において、装置が糸確認センサ
51での検出信号で筬目拡大用ノズル13からのジェッ
トエアの吹き出しを停止するように構成されているとき
は、糸確認センサ51による糸の検出後にその検出信号
で筬目拡大用ノズルからのジェットエアの吹き出しを停
止する。また、センサ52を使用して筬目拡大用ノズル
からのジェットエアの吹き出しを制御するときは、それ
らのセンサの検出信号でジェットエアの吹き出しを停止
する。
【0020】糸が筬目gを通って案内通路22内の所定
の位置になった後すなわち糸が糸確認センサ41の検出
領域に通された後、糸tを筬ノズル部材11の糸通し通
路12及び案内通路部材21の案内通路22の外に取り
出すときは、糸通しヘッドのノズル及び補助ノズル14
からのジェットエアの吹き出しを停止しかつ筬目拡大用
ノズル13及び糸端補助ノズル26からジェットエアを
吹き出す。すると、糸通し通路12内にある糸は、筬目
拡大用ノズルから吹き出すジェットエアの作用により、
その糸通し通路の底から筬ノズル部材11の下端面まで
伸びるスリット19を通して下に移動され、筬ノズル部
材11の外に出る。一方、案内通路22内にある糸は、
筬ノズル部材内にあった糸が下縁まで下がることによ
り、案内通路内でガイドプレートの上に乗るまで下が
り、糸端補助ノズルからのジェットエアにより案内通路
部材21の下縁に沿って全長に亙って形成された排出通
路23を通して案内通路部材の外に排出される。なお、
上記の糸の排出に併せて糸の糸通しヘッド4の糸通し通
路5内にある部分もその外に出されるが、本発明の要旨
ではないので、説明は省略する。
の位置になった後すなわち糸が糸確認センサ41の検出
領域に通された後、糸tを筬ノズル部材11の糸通し通
路12及び案内通路部材21の案内通路22の外に取り
出すときは、糸通しヘッドのノズル及び補助ノズル14
からのジェットエアの吹き出しを停止しかつ筬目拡大用
ノズル13及び糸端補助ノズル26からジェットエアを
吹き出す。すると、糸通し通路12内にある糸は、筬目
拡大用ノズルから吹き出すジェットエアの作用により、
その糸通し通路の底から筬ノズル部材11の下端面まで
伸びるスリット19を通して下に移動され、筬ノズル部
材11の外に出る。一方、案内通路22内にある糸は、
筬ノズル部材内にあった糸が下縁まで下がることによ
り、案内通路内でガイドプレートの上に乗るまで下が
り、糸端補助ノズルからのジェットエアにより案内通路
部材21の下縁に沿って全長に亙って形成された排出通
路23を通して案内通路部材の外に排出される。なお、
上記の糸の排出に併せて糸の糸通しヘッド4の糸通し通
路5内にある部分もその外に出されるが、本発明の要旨
ではないので、説明は省略する。
【0021】次に、ドローイングマシンが、図示しない
駆動装置により隣接する筬羽間のピッチだけ移動され
て、筬ノズル部材11の糸通し通路12が隣の筬目に整
合され、次の筬目への糸通しの準備が完了する。そし
て、上記と同様にして次の隣の筬目に糸を通す。
駆動装置により隣接する筬羽間のピッチだけ移動され
て、筬ノズル部材11の糸通し通路12が隣の筬目に整
合され、次の筬目への糸通しの準備が完了する。そし
て、上記と同様にして次の隣の筬目に糸を通す。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)糸を所望の位置に適切に案内し通すことができる
ので、糸通過の確認が確実となる。 (2)筬の手前、或いは案内通路内で糸が絡むことがな
くなり、糸の引き通し不良の発生がなくなる。 (3)糸端のほつれ、絡みによる案内通路内での糸の詰
まりがなくなる。 (4)糸端がきれいに揃うので、後工程で行われる検
査、糸結びが容易になる。
る。 (1)糸を所望の位置に適切に案内し通すことができる
ので、糸通過の確認が確実となる。 (2)筬の手前、或いは案内通路内で糸が絡むことがな
くなり、糸の引き通し不良の発生がなくなる。 (3)糸端のほつれ、絡みによる案内通路内での糸の詰
まりがなくなる。 (4)糸端がきれいに揃うので、後工程で行われる検
査、糸結びが容易になる。
【図1】本発明による糸引き通し方法を実施する引き通
し装置の横断面図である。
し装置の横断面図である。
【図2】図1の線A−Aに沿って見た図である。
【図3】図1の線B−Bに沿って見た断面図である。
【図4】図1の線C−Cに沿って見た断面図である。
【図5】補助ノズルの拡大側面図である。
【図6】従来の筬への糸通し装置の一例を示す図であ
る。
る。
【図7】従来の筬への糸通し装置の他の例を示す図であ
る。
る。
10 糸引き通し装置 11 筬ノズル
部材 12 糸通し通路 13 筬目拡大
用ノズル 14 補助ノズル 21 案内通路
部材 22 案内通路 23 排出通路 26 糸端補助ノズル
部材 12 糸通し通路 13 筬目拡大
用ノズル 14 補助ノズル 21 案内通路
部材 22 案内通路 23 排出通路 26 糸端補助ノズル
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の筬羽が所定の間隔で配置してなる
筬の該筬羽間の筬目に、糸の流れ方向で見て筬より上流
側からエアを吹き付けて該筬目を拡大し、該筬目に糸を
引き通した後該糸を筬の下流側に隣接して設けた案内通
路内に通す糸引き通し方法において、 該筬の上流側の位置で糸の引き通し位置から離れた位置
に筬目拡大用ノズルとは別の補助ノズルを設けて該補助
ノズルからエアを筬目に向かって吹き付け、 該糸の先端が所定の位置に達した時、該筬目拡大用のエ
アの吹き付けを一時的に一定時間だけ停止させ、吹き流
されてきた糸を該補助ノズルからのエアにより所望する
経路に矯正案内することを特徴とする糸引き通し方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の糸引き通し方法におい
て、該補助ノズルからエアを筬目に向かって吹付け、ヘ
ッドからの糸通しジェットエアにより該案内通路内に発
生する背圧と該糸通しジェットエアの下方への分散力と
による糸の偏向を抑制し、筬目内に入った糸を案内通路
の所定の領域内に案内させることを特徴とする糸引き通
し方法。 - 【請求項3】 複数の筬羽が所定の間隔で配置してなる
筬の該筬羽間の筬目に、糸の流れ方向で見て筬より上流
側に設けられた筬目拡大用ノズルからエアを吹き付けて
該筬目を拡大し、該筬目に糸を引き通した後該糸を筬の
下流側に隣接して設けた案内通路内に通す糸引き通し装
置において、 該筬の上流側の位置で糸の引き通し位置を挟んで該筬目
拡大用ノズルと反対側の位置に、該筬目に向かってエア
を吹き付ける補助ノズルを設けたことを特徴とする糸の
引き通し装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の糸引き通し装置におい
て、該案内通路の下部に、案内通路の下流側に向かって
エアを吹き付ける糸端補助ノズルを設けたことを特徴と
する糸引き通し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276785A JP2786989B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 糸引き通し方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276785A JP2786989B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 糸引き通し方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07157948A JPH07157948A (ja) | 1995-06-20 |
JP2786989B2 true JP2786989B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17574343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5276785A Expired - Fee Related JP2786989B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 糸引き通し方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2786989B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0158683U (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-12 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP5276785A patent/JP2786989B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07157948A (ja) | 1995-06-20 |
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Legal Events
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