JP2786106B2 - フルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエーテルの精製方法 - Google Patents
フルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエーテルの精製方法Info
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Description
として広く利用されているフルオロメチル−1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエーテル
の精製方法に関する。
−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピ
ルエーテルは使用上安全な吸入麻酔薬として広く利用さ
れている。例えば、その製造方法はUSP4,250,
334に詳しく述べられ、一方、医療用途に適するよう
な純度を得るための精製方法についてはUSP4,32
8,376に記載されている。具体的にはUSP4,2
50,334に記載の製造方法に従って、濃硫酸、フッ
化水素をパラホルムアルデヒドに添加し、この反応混合
物を加熱したところへ1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロイソプロピルアルコールを滴下する方法で発生
するガスを捕集すると、目的とする生成物の他に未反応
のアルコール、副生したホルマールとアセタール等が有
機副生成物として回収される。しかしながら,USP
4,328,376の明細書に記載されるところによる
と、かかる方法で合成されたフルオロメチル−1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエーテル
には叙上の副生成物のみならず微量のオレフィン化合物
が副生成物として含まれることが見出され、しかもこの
化合物は蒸留において共沸様の挙動を示すため、蒸留手
段に依っては精製できないことから、得られた粗フルオ
ロメチルヘキサフルオロイソプロピルエーテルをアミン
類で化学的に処理した上で、蒸留精製工程に付す事によ
り純度の高いフルオロメチル−1,1,1,3,3,3
−ヘキサフルオロイソプロピルエーテルを得ることに成
功している。しかるに、アミン類を使用する精製方法を
適用して得られたフルオロメチルヘキサフルオロイソプ
ロピルエーテルは、その純度を高める点においては満足
しうるものの、却って微量のアミン類がフルオロメチル
−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピ
ルエーテルに残存する結果、アミン臭が認められるとい
う、吸入麻酔薬として極めて好ましくない副次効果を伴
う欠点があった。
とする吸入麻酔薬用途においては、望ましくない不純物
を実質的に不含有にすることが求められるのは論を待た
ない。この目的を達成するために、フルオロメチル−
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピル
エーテルの純度を向上させる方法について鋭意検討を続
けた結果、USP4,250,334に記載の製造方法
に従って、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイ
ソプロピルアルコールとフッ化水素と濃硫酸とホルムア
ルデヒドからフルオロメチル−1,1,1,3,3,3
−ヘキサフルオロイソプロピルエーテルを製造する場
合、当該特許明細書に記載されているホルマールおよび
アセタール等の副生成物のみならず、フルオロメチル−
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピル
エーテル以外のフッ素化エーテル(本明細書において、
「副生フッ素化エーテル」という。)類および高沸点の
ポリエーテル類が不可避的に生成し、そのうち特に副生
フッ素化エーエル類がフルオロメチル−1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエーテルの純
度向上を妨げている事を見出した。これらの内の大部分
の副生成物に関しては、このような反応生成物に対して
通常適用される回収処理方法、すなわち水洗浄、アルカ
リ洗浄、乾燥、蒸留操作等を施すことにより化学的また
は物理的作用を受け、実質的には製品中に残存しないの
が通常である。しかしながら、副生成物である副生フッ
素化エーテル類のうちビスフルオロメチルエーテルは単
独ではきわめて不安定な化合物でありながらフルオロメ
チル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプ
ロピルエーテルと共存する場合には比較的安定に存在
し、通常の回収処理方法、すなわち水洗浄、アルカリ洗
浄、乾燥等によっては分離除去されないという、意外且
つ精製処理において不都合な性質が見出された。そこで
ビスフルオロメチルエーテルを含むフルオロメチル−
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピル
エーテルの蒸留による分離精製を試みたところ、予想に
反して、ビスフルオロメチルエーテルとフルオロメチル
−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピ
ルエーテルとは容易に分離せず共沸様の挙動を示す事が
確認され、充分に純度の高い製品は回収できなかった。
したがって、このビスフルオロメチルエーテルを効率的
に除去する方法を確立することがフルオロメチル−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエー
テルの純度を向上させる上で必須の課題である事は明ら
かである。
かかる従来技術の問題点に鑑み、有用なフルオロメチル
−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピ
ルエーテルに悪影響を及ぼす事無く、実質的にビスフル
オロメチルエーテルを含まないフルオロメチル−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエー
テルを得る精製方法につき鋭意検討した結果、フルオロ
メチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソ
プロピルエーテル合成に当たって副生するフッ素化エー
テルをブレンステッド酸および,またはルイス酸およ
び,または樹脂等に固定化された酸と接触させることに
より効率的に除去されることを見出し本発明に到達し
た。すなわち本発明は、フルオロメチル−1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエーテル合成
に当たって副生するフッ素化エーテルをブレンステッド
酸および,またはルイス酸および,または樹脂等に固定
化された酸と接触させることにより除去した後、アルカ
リ水溶液で処理することを特徴とするフルオロメチル−
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピル
エーテルの精製方法である。
メチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソ
プロピルエーテルの粗生成物から、蒸留によりフルオロ
メチルヘキサフルオロイソプロピルエーテルより高沸点
を有するポリエーテル類を分離して、悪臭のない高純度
のフルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロイソプロピルエーテルが得られる。
るために使用するブレンステッド酸としては硫酸、発煙
硫酸、無水硫酸、臭化水素、よう化水素、トリフルオロ
酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸が、またルイス酸
としては、三フッ化ホウ素、四フッ化チタン等が例示さ
れ、場合によってはそれらは水溶液等の状態での使用も
可能である。また樹脂等に固定化された酸とは、処理実
施の際も固体のまま存在するものをいい,樹脂にスルホ
ン酸基、リン酸基などを有するものであり、いわゆる陽
イオン型のイオン交換樹脂などを挙げることができ、特
にNafion樹脂(デュポン社製品)等が使用に適す
る。本発明においてブレンステッド酸および,またはル
イス酸および,または樹脂等に固定化された酸(以下、
「酸等」と略す。)を適用する態様は、当業者がこれら
の酸等の使用において容易に想到しうる組合せを採りう
る。すなわち、これらの酸等から選ばれた一種もしくは
二種以上を組み合わせて使用することを妨げない。
酸およびまたはルイス酸の場合、酸等/副生フッ素化エ
ーテルのモル比で0.2から20であり,好ましくは1
から10である。酸等が副生フッ素化エーテルに対しモ
ル比が0.2以下では副生フッ素化エーテルの除去を完
全には行えないので好ましくない。また過剰に使用する
事に特に制限はないが、酸等による処理を行ったあとの
分離操作、アルカリ洗浄を容易にするためには使用量は
少ない方が好ましく、酸等/副生フッ素化エーテルのモ
ル比は20以下、好ましくは10以下を採用する。また
樹脂等に固定化された酸の場合、固液反応となるため充
分な処理速度をもたらすために樹脂等に固定化された酸
/粗フルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロイソプロピルエーテルの重量比を0.01から
0.5とするのが好ましい。0.01以下では処理に長
時間を要し、また、0.5以上であることには特別技術
上の不利益はないが経済的に好ましくない。酸等による
処理温度は0から100℃であるが、10から60℃が
好ましく、20から40℃がさらに好ましい。0℃以下
では処理に要する時間が長くなり、また100℃をこえ
ると僅かではあるがフルオロメチル−1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエーテルの分解を
惹き起こすため好ましくない。常圧付近で処理を行う場
合、ほぼ雰囲気温度である20から40℃で行うのが装
置上の点、および前記した分解が起こらない点で最も好
ましい。処理圧力は処理結果には特に効果を持たないで
任意の圧力でよいが、通常1〜10kg/cm2で行
う。
れらは本発明を限定するものではない。分析は、ガスク
ロマトグラフィで行い、実施例における%は全て重量%
である。 実施例1 500mlの反応器に98%硫酸50ml、フッ化水素1
00g(5モル)およびパラホムアルデヒド30g(1
モル)を仕込んだ。この反応混合物を65℃に加熱し
た。その後1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイ
ソプロピルアルコール134g(0.8モル)を2時間
に亘たって滴下した。反応によって発生する蒸気を水で
捕集して、粗フルオロメチル−1,1,1,3,3,3
−ヘキサフルオロイソプロピルエーテル140gを得
た。この粗フルオロメチル−1,1,1,3,3,3−
ヘキサフルオロイソプロピルエーテルはビスフルオロメ
チルエーテルを1.3%含有していた。またポリエーテ
ル類は10.6%含有していた。この粗フルオロメチル
−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピ
ルエーテル25gを50mlの反応器に入れ、80%硫
酸1.3g(3倍モル/ビスフルオロメチルエーテル)
を加えて35℃で4時間攪拌したところ、ビスフルオロ
メチルエーテルは0.01%に減少した。
で水10gで洗浄した。さらに蒸留して純度99.99
%のフルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロイソプロピルエーテル18.9gを得た。 実施例2 実施例1で得たビスフルオロメチルエーテル1.3%と
ポリエーテル類を12.3%含有する粗フルオロメチル
−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピ
ルエーテル25gを50mlの反応器に入れ、四フッ化
チタン1.4g(3倍モル/ビスフルオロメチルエーテ
ル)を加えて35℃で4時間攪拌したところビスフルオ
ロメチルエーテルは0.003%に減少した。
で水10gで洗浄した。さらに蒸留して純度99.99
%のフルオロメチル─1,1,1,3,3,3─ヘキサ
フルオロイソプロピルエーテル19.0gを得た。 実施例3 実施例1で得たビスフルオロメチルエーテル1.3%と
ポリエーテル類を12.3%含有する粗フルオロメチル
−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピ
ルエーテル25gを50mlの反応器に入れ、三フッ化
ホウ素0.3g(1.5倍モル/ビスフルオロメチルエ
ーテル)を加えて25℃で2時間攪拌したところビスフ
ルオロメチルエーテルは検出できなかった。
で水10gで洗浄した。さらに蒸留して純度99.99
%のフルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロイソプロピルエ−テル18.3gを得た。 実施例4 実施例1で得たビスフルオロメチルエーテル1.3%と
ポリエーテル類を12.3%含有する粗フルオロメチル
−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピ
ルエーテル25gを50mlの反応器に入れ、Nafi
on H 2.5g(10%/フルオロメチル−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエー
テル)を加えて35℃で4時間攪拌したところビスフル
オロメチルエーテルは0.001%に減少した。
を10%NaOH水溶液5g、次いで水10gで洗浄し
た。さらに蒸留して純度99.99%のフルオロメチル
─1,1,1,3,3,3─ヘキサフルオロイソプロピ
ルエーテル18.8gを得た。
て使用されるフルオロメチル−1,1,1,3,3,3
−ヘキサフルオロイソプロピルエーテルを極めて高純度
で得る事が出来る。
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも副生フッ素化エーテルを含むフ
ルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオ
ロイソプロピルエーテルをブレンステッド酸、ルイス
酸、または樹脂等に固定化された酸の一種もしくは二種
以上で処理するようにしたことを特徴とする、フルオロ
メチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソ
プロピルエーテルの精製方法 - 【請求項2】副生フッ素化エーテルがビスフルオロメチ
ルエーテルである請求項1記載のフルオロメチル−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエー
テルの精製方法 - 【請求項3】ブレンステッド酸またはルイス酸を、酸等
/フッ素化エーテルのモル比で0.2から20使用する
ことを特徴とする請求項1記載のフルオロメチル−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエー
テルの精製方法 - 【請求項4】樹脂等に固定化された酸を、樹脂等に固定
化された酸/粗フルオロメチル−1,1,1,3,3,
3−ヘキサフルオロイソプロピルエーテルの重量比を
0.01から0.5とすることを特徴とする請求項1記
載のフルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロイソプロピルエーテルの精製方法 - 【請求項5】0から100℃で処理することを特徴とす
る請求項1記載のフルオロメチル−1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロイソプロピルエーテルの精製方
法
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