JP2785968B2 - 操作パネルの製造方法 - Google Patents
操作パネルの製造方法Info
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- JP2785968B2 JP2785968B2 JP21815689A JP21815689A JP2785968B2 JP 2785968 B2 JP2785968 B2 JP 2785968B2 JP 21815689 A JP21815689 A JP 21815689A JP 21815689 A JP21815689 A JP 21815689A JP 2785968 B2 JP2785968 B2 JP 2785968B2
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- operation button
- case
- manufacturing
- resin
- operation panel
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プッシュスイッチを有する操作パネルの製
造方法に関する。
造方法に関する。
従来の技術 従来、この種の操作パネルは、第5図に示すように、
絶縁基板51上にプッシュスイッチ52が配置されるととも
に、この絶縁基板51の上方を覆うケース53に操作ボタン
54が湾曲可能なように薄い接続部55を介して一体的に形
成され、そしてこのケース53上方から、操作ボタン54部
だけを突出させるデザインパネル56が配置された構成に
されていた。ところで、この操作パネルを製造する場
合、第4図(a)に示すように、ケース53と操作ボタン
54とは、樹脂により一体的に形成されており、操作ボタ
ン54部への樹脂注入は、その薄い接続部55を介して行わ
れていた。なお、第4図(b)に示すように、操作ボタ
ン54が押されると、接続部55の変形により、操作ボタン
54の押下げおよび復帰が行われる。
絶縁基板51上にプッシュスイッチ52が配置されるととも
に、この絶縁基板51の上方を覆うケース53に操作ボタン
54が湾曲可能なように薄い接続部55を介して一体的に形
成され、そしてこのケース53上方から、操作ボタン54部
だけを突出させるデザインパネル56が配置された構成に
されていた。ところで、この操作パネルを製造する場
合、第4図(a)に示すように、ケース53と操作ボタン
54とは、樹脂により一体的に形成されており、操作ボタ
ン54部への樹脂注入は、その薄い接続部55を介して行わ
れていた。なお、第4図(b)に示すように、操作ボタ
ン54が押されると、接続部55の変形により、操作ボタン
54の押下げおよび復帰が行われる。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来の製造方法によると、操作ボタン54
部への樹脂注入は、薄い接続部55を介して行なれるた
め、ケース53側から注入された樹脂の温度が低くなり、
したがって操作ボタン54部に引けおよびウエルドライン
が生じるとともに、接続部55にウエルドライン割れなど
が生じ、品質が低下するという問題があった。
部への樹脂注入は、薄い接続部55を介して行なれるた
め、ケース53側から注入された樹脂の温度が低くなり、
したがって操作ボタン54部に引けおよびウエルドライン
が生じるとともに、接続部55にウエルドライン割れなど
が生じ、品質が低下するという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解消し得る操作パネルの
製造方法を提供することを目的とする。
製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明は操作パネルの製造
方法は、絶縁基板上にプッシュスイッチが配置されると
ともにこの上方に操作ボタンを一体的に有するケースが
配置されてなる操作パネルを製造する際に、操作ボタン
とケースとを互いに厚さの異なる接続部を介して一体的
に樹脂成形した後、上記厚い方の接続部を切断する製造
方法である。
方法は、絶縁基板上にプッシュスイッチが配置されると
ともにこの上方に操作ボタンを一体的に有するケースが
配置されてなる操作パネルを製造する際に、操作ボタン
とケースとを互いに厚さの異なる接続部を介して一体的
に樹脂成形した後、上記厚い方の接続部を切断する製造
方法である。
作 用 上記構成において、操作ボタンとケースとを一体的に
樹脂成形する際に、厚さの異なる接続部を介してケース
側から操作ボタン側に樹脂を注入するようにしたので、
操作ボタン部には樹脂が充分に注入される。したがっ
て、従来のように、操作ボタン部に引けおよびウエルド
ラインが生じることがないとともに、接続部にウエルド
ライン割れなども生じず、品質の低下を防止することが
できる。
樹脂成形する際に、厚さの異なる接続部を介してケース
側から操作ボタン側に樹脂を注入するようにしたので、
操作ボタン部には樹脂が充分に注入される。したがっ
て、従来のように、操作ボタン部に引けおよびウエルド
ラインが生じることがないとともに、接続部にウエルド
ライン割れなども生じず、品質の低下を防止することが
できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図に基づ
き説明する。
き説明する。
なお、本発明に係る操作パネルは、従来例で説明した
ように、絶縁基板上にプッシュスイッチが配置されると
ともに、この絶縁基板の上方を覆うケースに操作ボタン
が湾曲可能なように薄い接続部を介して一体的に形成さ
れ、そしてこのケースの上方から、操作ボタン部だけを
突出させるデザインパネルが配置された構成にされたも
のであり、また、本発明の要旨は操作ボタン部分の製造
方法にあるため、本実施例においては、この部分につい
てだけ説明する。
ように、絶縁基板上にプッシュスイッチが配置されると
ともに、この絶縁基板の上方を覆うケースに操作ボタン
が湾曲可能なように薄い接続部を介して一体的に形成さ
れ、そしてこのケースの上方から、操作ボタン部だけを
突出させるデザインパネルが配置された構成にされたも
のであり、また、本発明の要旨は操作ボタン部分の製造
方法にあるため、本実施例においては、この部分につい
てだけ説明する。
すなわち、まずケースに一体的に形成される操作ボタ
ンとケースとを両側でしかも厚さの異なる接続部で接続
された状態の型枠(図示せず)に、樹脂を注入する。す
ると、第1図(a)および第2図に示すように、ケース
1と操作ボタン2とは、厚さの異なる接続部3,4を介し
て互いに一体的に接続された状態で形成される。そし
て、次に第1図(b)に示すように、厚い方の接続部4
だけをを切断すれば、操作ボタン2は薄い方の接続部3
でケース1に一体的に支持されることになり、操作ボタ
ン2の押下げ動作は従来と変わりなく行うことができ、
しかも操作ボタン2に注入される樹脂は薄い接続部3と
厚い接続部4との両方から注入されるため、操作ボタン
2部への樹脂注入は充分に行われる。したがって、操作
ボタン2部には引けおよびウエルドラインなどが生じな
くなるとともに、接続部3にはウエルドライン割れが生
じない。
ンとケースとを両側でしかも厚さの異なる接続部で接続
された状態の型枠(図示せず)に、樹脂を注入する。す
ると、第1図(a)および第2図に示すように、ケース
1と操作ボタン2とは、厚さの異なる接続部3,4を介し
て互いに一体的に接続された状態で形成される。そし
て、次に第1図(b)に示すように、厚い方の接続部4
だけをを切断すれば、操作ボタン2は薄い方の接続部3
でケース1に一体的に支持されることになり、操作ボタ
ン2の押下げ動作は従来と変わりなく行うことができ、
しかも操作ボタン2に注入される樹脂は薄い接続部3と
厚い接続部4との両方から注入されるため、操作ボタン
2部への樹脂注入は充分に行われる。したがって、操作
ボタン2部には引けおよびウエルドラインなどが生じな
くなるとともに、接続部3にはウエルドライン割れが生
じない。
次に、他の実施例を第3図に基づき説明する。この場
合は、まず第3図(a)に示すように、操作ボタン12部
をケース11に対して少し上方に持ち上げた状態で樹脂成
形を行い、次に厚い方の接続部14をカッター16で切断し
[第3図(b)に示す]、その後第3図(c)に示すよ
うに、デザインパネル15を載せればよい。この場合、厚
い方の接続部14の端面は傾斜しているため、切断した
際、カッター16はその方向に逃げることができるので、
鉛直に切断する場合に比べて切断が容易となる。なお、
13は薄い方の接続部である。
合は、まず第3図(a)に示すように、操作ボタン12部
をケース11に対して少し上方に持ち上げた状態で樹脂成
形を行い、次に厚い方の接続部14をカッター16で切断し
[第3図(b)に示す]、その後第3図(c)に示すよ
うに、デザインパネル15を載せればよい。この場合、厚
い方の接続部14の端面は傾斜しているため、切断した
際、カッター16はその方向に逃げることができるので、
鉛直に切断する場合に比べて切断が容易となる。なお、
13は薄い方の接続部である。
発明の効果 以上のように本発明の製造方法によると、操作ボタン
とケースとを一体的に樹脂成形する際に、厚さの異なる
接続部を介してケース側から操作ボタン側に樹脂を注入
するようにしたので、操作ボタン部には樹脂が充分に注
入され、したがって従来のように、操作ボタン部に引け
およびウエルドラインが生じることがないとともに、接
続部にウエルドライン割れなども生じず、品質に低下を
防止することができる。
とケースとを一体的に樹脂成形する際に、厚さの異なる
接続部を介してケース側から操作ボタン側に樹脂を注入
するようにしたので、操作ボタン部には樹脂が充分に注
入され、したがって従来のように、操作ボタン部に引け
およびウエルドラインが生じることがないとともに、接
続部にウエルドライン割れなども生じず、品質に低下を
防止することができる。
第1図および第2図は本発明の製造方法の一実施例を示
すもので、第1図(a)および(b)は製造方法を示す
要部断面図、第2図は同平面図、第3図(a)〜(c)
は他の実施例を示す要部断面図、第4図および第5図は
従来例を示すもので、第4図(a)および(b)は操作
パネルの製造方法を示す要部断面図、第5図は操作ボタ
ン部の要部断面図である。 1,11……ケース、2,12……操作ボタン、3,4,13,14……
接続部。
すもので、第1図(a)および(b)は製造方法を示す
要部断面図、第2図は同平面図、第3図(a)〜(c)
は他の実施例を示す要部断面図、第4図および第5図は
従来例を示すもので、第4図(a)および(b)は操作
パネルの製造方法を示す要部断面図、第5図は操作ボタ
ン部の要部断面図である。 1,11……ケース、2,12……操作ボタン、3,4,13,14……
接続部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 33/00 - 33/76 B29L 31:34 - 31:36 H01H 11/00 - 11/06 H01H 21/00 - 21/88 H05K 5/00 - 5/06
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁基板上にプッシュスイッチが配置され
るとともにこの上方に操作ボタンを一体的に有するケー
スが配置されてなる操作パネルを製造する際に、操作ボ
タンとケースとを互いに厚さの異なる接続部を介して一
体的に樹脂成形した後、上記厚い方の接続部を切断する
操作パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21815689A JP2785968B2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 操作パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21815689A JP2785968B2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 操作パネルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0381917A JPH0381917A (ja) | 1991-04-08 |
JP2785968B2 true JP2785968B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=16715518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21815689A Expired - Fee Related JP2785968B2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 操作パネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2785968B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-24 JP JP21815689A patent/JP2785968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0381917A (ja) | 1991-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |