JP2972969B2 - モールの接続方法 - Google Patents

モールの接続方法

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JP2972969B2
JP2972969B2 JP3344006A JP34400691A JP2972969B2 JP 2972969 B2 JP2972969 B2 JP 2972969B2 JP 3344006 A JP3344006 A JP 3344006A JP 34400691 A JP34400691 A JP 34400691A JP 2972969 B2 JP2972969 B2 JP 2972969B2
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正一 辻口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のウィンドウガ
ラス周囲に取付けるループ状モールの接続方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図1に示すように、自動車のクォ
ーターウィンドウ8・バックウィンドウ9等のウィンド
ウガラス1周囲に取付けるループ状モール2は、図2に
示す如く長尺の押出成形品を所定の長さに裁断し、両接
続端部2c,2cを接着剤等により接続して製作してい
るが、その接続方法には、接着剤によるもの、熱融着に
よるもの、射出成形によるもの等がある。
【0003】しかしながら、図4に示す接着剤10によ
るものは、接続端部2c,2cを一致させることが難し
く、接着剤10が表面にはみ出す等、外観・見栄えが悪
いし、熱融着によるものは、溶融した材料11が溢れ、
外観が悪くなり、その外観をよくするための温度コント
ロール等が困難である。図5に示す射出成形によるもの
は、外観をよくすることは容易であるが接続端部2cと
射出成形部5との接続部の引き裂き強度・耐熱強度等の
強度が低く、図6に示すように外力Fによって剥がれ易
く割れ目13を生じ易い等それぞれ問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のモール接続方法は、外観・見栄えをよくす
ることが難しかったり、見栄えをよくすることが容易な
ものは強度が低く、剥がれやすかったりすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車のウィ
ンドウガラス1周囲に取付けるところの本体2a裏面に
断面L字状の脚部2bを結合してなるループ状モール2
を製作するに当たって、長尺の押出成形品を所定の長さ
に裁断し、接続端部2c,2c同士を射出成形する隙間
Sを残して突合せて、ループ状に形成し、前記隙間部分
に射出成形部分5を成形することよりなるモールの接続
方法であって、本体2aの接続端部からそれぞれ長手方
向に向かって、裏側脚部2bを切欠いで切欠部を成形
し、次いで2つの切欠部6,6と前記隙間Sとを継足し
た長さYより若干短く、脚部2bの厚さTよりも薄い厚
さtのインサート4を射出成形部5に埋設することより
なるものである。
【0006】
【実施例】実施例について図面によって説明すると、1
は自動車のクォーターウィンドウ8・バックウィンドウ
9等のウィンドウガラス、2はそのウィンドウガラス周
囲に取付けるループ状モールであって、本体2aに断面
L字状の脚部2bを結合してあり、しかも長尺の押出成
形品を所定の長さに裁断し、接続端部2c,2c同士を
射出成形する隙間Sを残して突合せて、ループ状に形成
し、前記隙間Sの部分に射出成形によって射出成形部5
を設けて接続したものである。その接続に当たっては、
先ず本体2aの両接続端部2c,2cからそれぞれ長手
方向に向かって、裏側脚部2bを切欠き、切欠部6,6
を形成する。次いで、切欠部6,6の長手方向に断面L
字状のインサート4を置き、隙間S及び切欠部6,6に
射出成形材を射出し、射出成形部5を設ける。なお、イ
ンサート4は、その剛性は射出成形部5よりも高くし、
2つの切欠部6,6と隙間Sとを継足した全長Yより若
干短く、且つ脚部2bの厚さTよりも薄い厚さtにす
る。以上の処理を行うことによって、脚部2bに接続端
部を跨いでインサート4を埋設した射出成形部5を介し
て接続端部2c,2c同士が強固に接続されたループ状
モール2が形成される。尚、インサート4は断面L字状
のものでも図13乃至図15のように平板状のものでも
良い。
【0007】作用について説明すると、本発明により接
続されたループ状モール2は、本体2aの表面に露出す
る射出成形部の幅即ち隙間Sを小さくしても、裏面にそ
の隙間Sを跨いで剛性の高いインサート4が埋設されて
いるため、隙間を埋めた射出成形部5aは殆ど変形せ
ず、従ってその点に加わる曲げ等の応力も微小であっ
て、それによって接着面が剥がれることはない。なお、
変形がインサート4の両端部分で生じても、隙間部分へ
の影響は全くない。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
本発明により接続されたループ状モール2は、本体2a
の表面に露出する射出成形部分の幅を小さくしても、裏
面にその隙間部分を跨いで剛性の高いインサート4が埋
設されており、変形し難く、その点に掛かる曲げ等の応
力が微小で、それによって接着面が剥がれることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の後部斜視図である。
【図2】ループ状モールの平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】従来の接着剤又は熱融着による接続状態を示す
図2のB部一部拡大図である。
【図5】従来の射出成形による接続状態を示す図2のB
部の一部拡大図である。
【図6】従来の射出成形による接続部の剥がれ状態を示
す図6相当図である。
【図7】本発明の実施例の射出成形による接続部を示す
図2のB部の拡大図である。
【図8】図7のC−C視図である。
【図9】図7のD−D視図である。
【図10】図8のE−E視図である。
【図11】図8のF−F視図である。
【図12】モールの接続端部の斜視図である。
【図13】本発明の第2実施例の射出成形による接続部
を示す図10の担当図である。
【図14】本発明の第2実施例の図11の担当図であ
る。
【図15】本発明の第2実施例の図12の担当図であ
る。
【符号の説明】
1 ウィンドウガラス 2 ループ状モール 2a 本体 2b 脚部 2c 接続端部 4 インサート 5 射出成形部 5a 隙間内の射出成形部 6 切欠部 8 クォーターウィンドウ 9 バックウィンドウ 10 接着剤 11 溶融した材料 12 射出成形材 13 割れ目 F 外力 S 隙間 T 脚部の厚さ t インサートの厚さ Y 全長 Z 接続

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のウィンドウガラス(1)周囲に
    取付けるところの本体(2a)裏面に断面L字状の脚部
    (2b)を結合してなるループ状モール(2)を製作す
    るに当たって、長尺の押出成形品を所定長さに裁断し、
    接続端部(2c,2c)同士を射出成形する隙間(S)
    を残して突合せてループ状に形成し、前記隙間部分に射
    出成形部(5)を成形することよりなるモールの接続方
    法であって、本体(2a)の両接続端部(2c,2c)
    からそれぞれ長手方向に向かって、裏側脚部(2b)を
    切欠いで切欠部(6,6)を形成し、次いで2つの切欠
    部(6,6)と前記隙間(S)とを継足した長さ(Y)
    より若干短く、且つ脚部(2b)の厚さ(T)よりも薄
    い厚さ(t)のインサート(4)を射出成形部(5)内
    に埋設することよりなるモールの接続方法。
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