JP3075296B2 - Icカード用カード基材の製造方法及び製造用金型 - Google Patents
Icカード用カード基材の製造方法及び製造用金型Info
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Description
の製造方法及び製造用金型に係わり、特に薄肉部分の成
形性が良好で、カードの外観を損なうおそれのないIC
カードを製造するための製造方法及びその製造方法を実
施するために直接用いられる製造用金型に関する。
してある埋設用凹部内にICモジュールを埋設すること
により製造される。カード基材を射出成形法で製造する
方法としては、従来、図3,4に示す方法が知られてい
る。
4との間に、キャビティ6を形成し、上型に形成してあ
る樹脂圧入口8,8からキャビティ6内に溶融樹脂を流
し込み、固化させることにより、ICカード用カード基
材を製造している。しかしながら、図4に示すように、
このようにして製造されたICカード用カード基材10
の表面には、樹脂圧入口8,8の跡8a,8aが残り、
カードの外観を著しく損なうと共に、カード基材の表面
における印刷エリアを損ねるという問題点を有する。
消するために、図5,6図に示すようなICカード用カ
ード基材の製造方法も考えられる。図5,6に示す方法
では、樹脂圧入口12を、上型14と下型16との間に
形成してあるキャビティ6の端部に設け、そこから樹脂
を注入し、射出成形した後、図6に示すようなカード基
材18を製造し、樹脂圧入口の跡12aを基材端部から
削り落とすようにしている。このような製造方法では、
ICカード用カード基材18の表面には、樹脂注入口1
2の跡が残らないが、次のような問題点を有している。
76〜0.84mm程度に薄く、しかもカード基材18の
埋設用凹部20に埋設されるICモジュールの厚さは約
0.55〜0.65mm程度に薄いため、カード基材18
の最も薄い部分は、僅か0.2mmしかない。このため、
カード端部から樹脂を圧入する方式では、たとえ流動製
の良い樹脂を使用したとしても、埋設用凹部を成形する
ための図5に示す金型凸部22の裏側に樹脂が回り込み
難くなり、カード基材18を歪なく精度良く成形するこ
とは非常に困難であるという問題点を有する。しかも、
カード端部から樹脂を圧入すると、樹脂の流れ方向に沿
って、図6に示すようなウエルドライン24が形成さ
れ、そのラインに沿った曲げ負荷に対して、強度的に弱
いという問題点も有している。
題点を有効に解決するためになされ、歪がなく、外観性
にも優れたICカード用カード基材を、機械的強度を低
下させることなく、しかも精度良く製造することができ
るICカード用カード基材の製造方法及び製造用金型を
提供することを目的とする。
るために、本発明のICカード用カード基材の製造方法
は、ICモジュールが埋設される埋設用凹部を形成する
ための金型凸部に、樹脂圧入口を設け、この樹脂圧入口
を通して、金型内に形成してあるキャビティに溶融樹脂
を注入し、固化させることによりカード基材を成形する
ことを特徴としている。また、本発明のICカード用カ
ード基材の製造用金型は、ICモジュールが埋設される
埋設用凹部を形成するための金型凸部に、キャビティ内
に溶融樹脂を注入するための樹脂圧入口が設けてあるこ
とを特徴としている。
用凹部を形成するための金型凸部に、キャビティ内に溶
融樹脂を注入するための樹脂圧入口が設けてあるので、
樹脂圧入口から注入された溶融樹脂は、金型凸部に邪魔
されることなく、カードを形成するためのキャビティ全
体に行き渡り、完成した製品にウエルドラインが形成さ
れることはない。
カード基材の製造方法及び製造用金型について、図面を
参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に
係るICカード用カード基材の製造用金型の要部概略断
面図、図2は本発明の一実施例に係る製造方法で製造さ
れたICカード用カード基材の平面図である。
るICカード用カード基材の製造用金型30は、上型3
2と下型34とから成る。上型32と下型34との間に
は、カード基材を形成するためのキャビティ6が形成し
てある。そして、上型32及び下型34の何れかには、
ICモジュールが埋設される埋設用凹部36(図2に示
す)を形成するための金型凸部38がキャビティ6内に
突出するように形成してある。
ための金型凸部38の頂部に開口するように、樹脂圧入
口40が形成してあり、ここから溶融樹脂が注入される
ようになっている。
用金型30を用いて、ICカード用カード基材を射出成
形法により製造する場合には、上型32と下型34とを
割面相互が圧接するように組合せ、樹脂注入口40から
溶融樹脂を注入し、固化させれば良い。その後、上型3
2と下型34とを引き離し、キャビティ6内から製品を
取り出せば、図2に示すようなカード基材42が得られ
る。
を用いた製造方法によれば、ICモジュールが埋設され
る埋設用凹部36を形成するための金型凸部38に、キ
ャビティ6内に溶融樹脂を注入するための樹脂圧入口4
0が設けてあるので、樹脂圧入口40から注入された溶
融樹脂は、金型凸部に邪魔されることなく、カードを形
成するためのキャビティ全体に行き渡り、完成した製品
としてのカード基材42にウエルドラインが形成される
ことはない。したがって、ウエルドラインによるカード
の機械的強度の低下を防止できる。
樹脂注入口40の成形跡40aは、埋設用凹部36内に
形成されるが、この埋設用凹部36内には、ICモジュ
ールが埋設されるため、この成形跡40aが隠されるた
め、成形跡40aによりICカードの外観が損なわれる
ことはない。しかも、この方法では、成形跡40aがカ
ード基材42の表面に形成されないので、カード基材を
寸法精度良く製造することができる。
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。
ば、ICモジュールが埋設される埋設用凹部を形成する
ための金型凸部に、キャビティ内に溶融樹脂を注入する
ための樹脂圧入口が設けてあるので、カード表面に樹脂
圧入口の跡が残らず、印刷エリアが形成されるカード表
面が滑らかになり、外観性が向上すると共に、カード表
面に対する印刷工程も容易になる。また、本発明によれ
ば、キャビティ内に樹脂が良好に回り込み、カードの薄
肉部分の成形性が良好になると共に、ICモジュールの
埋設用凹部を精度良く成形することが可能になり、IC
モジュールの埋設作業も容易になる。また、ウェルドラ
インが形成されることがないので、カードの機械的強度
が低下することもない。
ード基材の製造用金型の要部概略断面図である。
されたICカード用カード基材の平面図である。
製造用金型の要部概略断面図である。
平面図である。
製造用金型の要部概略断面図である。
平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ICモジュールが埋設される埋設用凹部
が形成してあるICカード用カード基材を射出成形法に
より製造する方法において、前記埋設用凹部を形成する
ための金型凸部に、樹脂圧入口を設け、この樹脂圧入口
を通して、金型内に形成してあるキャビティに溶融樹脂
を注入し、固化させることによりカード基材を成形する
ことを特徴とするICカード用カード基材の製造方法。 - 【請求項2】 ICモジュールが埋設される埋設用凹部
が形成してあるICカード用カード基材を射出成形法に
より製造するための製造用金型において、前記埋設用凹
部を形成するための金型凸部に、キャビティ内に溶融樹
脂を注入するための樹脂圧入口が設けてあることを特徴
とするICカード用カード基材の製造用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03150998A JP3075296B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | Icカード用カード基材の製造方法及び製造用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03150998A JP3075296B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | Icカード用カード基材の製造方法及び製造用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347607A JPH04347607A (ja) | 1992-12-02 |
JP3075296B2 true JP3075296B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=15509052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03150998A Expired - Lifetime JP3075296B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | Icカード用カード基材の製造方法及び製造用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075296B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19750344C2 (de) * | 1997-11-13 | 2000-05-18 | Ods Landis & Gyr Gmbh & Co Kg | Verfahren zum Herstellen eines flachen Kartengrundkörpers für eine Chipkarte |
JP4606553B2 (ja) * | 2000-08-11 | 2011-01-05 | 大日本印刷株式会社 | カード状基材の製造用金型およびカード状基材の製造方法 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP03150998A patent/JP3075296B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH04347607A (ja) | 1992-12-02 |
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