JP2785568B2 - 過電圧保護回路 - Google Patents

過電圧保護回路

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JP2785568B2
JP2785568B2 JP4054587A JP5458792A JP2785568B2 JP 2785568 B2 JP2785568 B2 JP 2785568B2 JP 4054587 A JP4054587 A JP 4054587A JP 5458792 A JP5458792 A JP 5458792A JP 2785568 B2 JP2785568 B2 JP 2785568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過電圧保護回路に関し、
特に増幅回路の入力端子を過電圧印加から保護する過電
圧保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の過電圧保護回路は、図2
に示すように、入力端子11が高電圧電源端子10を介
して供給される高電圧電源よりも高くなると電流が流れ
るダイオード8と、入力端子11が低電圧電源端子13
を介して供給される低電圧電源よりも低くなると電流が
流れるダイオード9とを有している。
【0003】入力端子11に、高電圧電源を超える過電
圧が印加されて増幅回路7に供給されるときには、ダイ
オード8から高電圧電源端子10の方に電流が流れ、増
幅回路7の入力端子11を電源電圧よりダイオード端子
電圧の1段分だけ高い電圧に抑える。
【0004】又、増幅回路7の低電圧電源より低い過電
圧が入力端子11に印加されると、低電圧電源端子13
からダイオード9を通して電流が流れ、増幅回路7の入
力端子11を低電圧電源よりダイオード1段分だけ低い
電圧に抑えることによって過電圧からの保護を行なって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の過電圧保護
回路は、増幅回路の入力端子が電源電圧よりもダイオー
ド1段分大きな電圧になるため、ダイオード1段分の電
圧を少しでも少なくするためにダイオードを特別に選択
したり、特別過電圧に弱い増幅回路は破壊するというよ
うな問題点があった。
【0006】本発明の目的は上述した問題点を解決し、
ダイオードの特別選択を不要とし、かつ増幅回路に対す
る過電圧印加を排除した過電圧保護回路を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の加減圧保護回路
は、正電圧源と負電圧源とを電源とし入力端子に正負両
極性の信号を入力する増幅回路の前記入力端子側を加減
圧から保護する過電圧保護回路に置いて、前記正電圧源
に第1の抵抗器を介しカソードを接続しアノードをグラ
ンドに接続したツエナー電圧が前記正電圧源の電圧より
ダイオードの順方向電圧だけ低い第1の定電圧ダイオー
ドと、前記負電圧源に第2の抵抗器を介しアノードを接
続しカソードをグランドに接続したツエナー電圧が前記
負電圧源の電圧よりダイオードの順方向電圧だけ低い第
2の定電圧ダイオードと、エミッタを前記入力端子にベ
ースを前記第1の定電圧ダイオードのカソードにコレク
タをグランドに接続したPNPトランジスタと、エミッ
タを前記入力端子にベースを前記第2の定電圧ダイオー
ドのアノードにコレクタをグランドに接続したNPNト
ランジスタとを備える構成を有する。
【0008】また本発明の過電圧保護回路は、前記増幅
回路の入力端子と前記第1の電圧および前記第2の電圧
間にそれぞれPNPおよびNPNトランジスタを配置
し、これらトランジスタのエミッタ端子と前記入力端子
とを接続し、コレクタ端子とグランドとを接続し、かつ
ベース端子はそれぞれ前記第1の電圧および第2の電圧
に接続して、前記入力端子に印加する過電圧から保護す
るものとした構成を有する。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例の過電圧保護回路の回路
図である。
【0010】図1において、増幅回路7の電圧電源端
子10とグランド端子12との間に、抵抗5と定電圧ダ
イオード3から成る直列回路を接続し、かつ定電圧ダイ
オード3の端子間に電圧電源端子10を介して受ける
電圧よりもダイオード1段分の順方向電圧(約1V)
い第1の電圧を発生させる。
【0011】また、増幅回路7の電圧電源端子13と
グランド端子12との間に抵抗6と定電圧ダイオード4
から成る直列回路を接続し、定電圧ダイオード4の端子
間に電圧電源端子13を介して受ける電圧よりもダイ
オード1段分の順方向電圧だけ低い第2の電圧を発生さ
せる。
【0012】さらに、PNPトランジスタ1を、エミッ
タ端子は増幅回路7の入力端子11に接続し、ベース端
子は定電圧ダイオード3のカソード側に接続し、コレク
タ端子を定電圧ダイオード3のアノード側に接続すると
ともに、グランド端子12に接続するようにして配置す
る。
【0013】一方、NPNトランジスタ2を、エミッタ
端子は増幅回路7の入力端子11に接続し、ベース端子
は定電圧ダイオード4のアノード側に接続し、コレクタ
端子は定電圧ダイオード4のカソード側に接続するとと
もにグランド端子12に接続するようにして配置する。
【0014】上述したように接続することにより、入力
端子11に電圧電源端子10に加わる電圧よりも高い
電圧が印加するとPNPトランジスタ1が動作し、入力
端子11からPNPトランジスタ1のエミッタを通り、
コレクタに電流が流れ、増幅回路7の入力端子11を
電圧電源端子10に加わる電圧以内に制限する。尚、定
電圧ダイオード3のツエナー電圧は正電圧電源14に加
わる電圧よりPNPトランジスタのエミッタ・ベース間
電圧V LE\NM\ (即ち、ダイオードの順方向電圧に相当す
る電圧、約0.7V)を差し引いた電圧に設定したい
が、一般には1V程度低目に設定される。これは過電圧
の制限電圧を電源電圧以下でかつ入力信号の振幅に余裕
を見て電源電圧に近づけたいためである。入力端子11
に正極性の信号あるいはノイズが入力され、その振幅が
定電圧ダイオード3のツエナー電圧+V LE\NM\ 、即ち電
源電圧を超えるとPNPトランジスタが動作して入力信
号の振幅を電源電圧以下に制限するようになっている。
【0015】同様にして、入力端子11に電圧電源端
子13に加わる電圧よりもい電圧が印加されると、N
PNトランジスタ2が動作し、グランド端子12からト
ランジスタ2のコレクタを通りエミッタ2を流れ、増幅
回路7の入力端子11を電圧電源端子10に加わる電
圧以内に制限する。
【0016】このようにして、ダイオードの特別選択を
不要として増幅回路の入力端子の印加電圧を電圧電源
および電圧電源の電圧範囲内に制限し、増幅回路に対
する過電圧印加を根本的に排除することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、増幅回路
に使用する電源電圧より低目の電圧を作り、この電圧を
基準にして入力端子電圧が規定電圧以内か比較し、規定
電圧以上の場合には電源電圧以内に入力端子電圧を抑圧
することにより、ダイオードの特別選択を要することな
く増幅回路を外部から引加する過大電圧を確実に電源電
圧以下に制限して保護することができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の過電圧保護回路の回路図で
ある。
【図2】従来の過電圧保護回路の回路図である。
【符号の説明】
1 PNPトランジスタ 2 NPNトランジスタ 3,4 定電圧ダイオード 5,6 抵抗 7 増幅回路 8,9 ダイオード 10 高電圧電源端子 11 入力端子 12 グランド端子 13 低電圧電源端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正電圧源と負電圧源とを電源とし入力端
    子に正負両極性の信号を入力する増幅回路の前記入力端
    子側を過電圧から保護する過電圧保護回路において、前
    記正電圧源に第1の抵抗器を介しカソードを接続しアノ
    ードをグランドに接続したツエナー電圧が前記正電圧源
    の電圧よりダイオードの順方向電圧だけ低い第1の定電
    圧ダイオードと、前記負電圧源に第2の抵抗器を介しア
    ノードを接続しカソードをグランドに接続したツエナー
    電圧が前記負電圧源の電圧よりダイオードの順方向電圧
    だけ低い第2の定電圧ダイオードと、エミッタを前記入
    力端子にベースを前記第1の定電圧ダイオードのカソー
    ドにコレクタをグランドに接続したPNPトランジスタ
    と、エミッタを前記入力端子にベースを前記第2の定電
    圧ダイオードのアノードにコレクタをグランドに接続し
    たNPNトランジスタとを備えることを特徴とした過電
    圧保護回路。
JP4054587A 1992-03-13 1992-03-13 過電圧保護回路 Expired - Lifetime JP2785568B2 (ja)

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