JP2784822B2 - シンセサイザ方式のラジオ受信機 - Google Patents

シンセサイザ方式のラジオ受信機

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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1 第1の実施例(第1図〜第11図) G2 他の実施例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明はシンセサイザ方式のラジオ受信機に関す
る。
B 発明の概要 この発明は、シンセサイザ方式のラジオ受信機におい
て、カードに表示された放送局名を指定すると、その選
局が行われるとともに、周波数を直接指定しても選局が
行われるようにすることにより、目的とする放送局を確
実に選局できるようにしたものである。
C 従来の技術 シンセサイザ方式のラジオ受信機には、一般にプリセ
ット機能があり、例えば、 1.周波数「594」kHzをマニュアル操作により選局する。
2.「メモリキー」を押しながら、数字キーのうちの
「1」キーを押す。
という操作を行えば、以後、「1」キーを押すだけで、
周波数594kHzが選局される。
したがって、このプリセット機能を使用すれば、選局
時、希望する放送局をワンタッチで簡単に選局できる。
D 発明が解決しようとする課題 ところで、短波帯においては、VOAやBBCなど著名な放
送が行われているが、短波放送は、季節や時刻によって
受信状態が変化するので、同一のプログラムを複数の異
なる周波数で放送している。あるいは、季節や時刻によ
って送信周波数を変更して放送を行っている。
したがって、そのような短波放送を受信する場合に
は、季節や時刻などによる受信状態に応じて受信周波数
を変更する必要がある。
しかし、多くの短波放送について、その複数の送信周
波数のすべてをプリセットしておくには、多くのプリセ
ットキーを設けることになり、これでは、受信機の操作
面がキーだらけになってしまい、どのキーにどの放送局
のどの周波数をプリセットしてあるかを憶えておかなけ
ればならず、プリセットの効果が半減してしまう。
また、操作性だけでなくデザイン的にも問題となって
しまう。
この発明は、このような問題点を解決しようとするも
のである。
すなわち、この発明は、 1.周波数のプリセットが不要。
2.放送局名が表示される。
3.表示された放送局名に触れることにより選局が行なわ
れる。
4.送信周波数の変更に容易に対処できる。
であるシンセサイザ受信機を提供しようとするものであ
る。
E 課題を解決するための手段 このため、この発明においては、例えば3枚の選局カ
ード(10A)〜(10C)を用意する。
そして、これらカード(10X)(X=A〜C)には、
複数の送信周波数を有する放送局ごとに、その局名を表
示し、あるいは地域ごとに、その地域に所在する放送局
の局名を表示しておく。また、カード(10X)には、そ
のカード(10X)を互いに識別する識別マーク(11)を
設けておく。
そして、このカード(10X)の1枚を受信機(100)に
差し込み、そのカード(10X)に表示されている放送局
の局名または周波数の文字の1つを指で触れると、その
カード(10X)の識別マーク(11)と、指で触れた位置
とに基づいて、該当する放送局の周波数データを、受信
機(100)内のメモリから取り出して、選局を行う。
また、任意の周波数を受信しているとき、カード(10
X)に表示されている放送局の局名または周波数の文字
の1つを指で触れると、そのカード(10X)の識別マー
ク(11)と、指で触れた位置とに基づいて、そのときの
周波数データを、受像機(100)内のメモリに登録す
る。
さらに、カード(10X)が受信機(100)に差し込まれ
ていないときには、一般のシンセサイザ受信機のよう
に、数字キーを使用してマニュアルで選局を行うものと
する。
F 作用 放送局の局名に触れるだけで、その放送局が選局され
る。
G 実施例 G1 第1の実施例 第1図は、この発明における受信機(100)及び選局
カード(10X)を前方から見た斜視図、第2図はそれら
の正面図である。
そして、カード(10X)は、プラスチック材により長
方形に、例えばキャッシュカードと等しい大きさに形成
されるとともに、この例においては、第5図に示すよう
に、カード(10X)が、主として放送局を単位として使
用される場合である。
すなわち、カード(10A)の表面は、放送局ないしカ
ードの面を示す番号mが「1」(m=1)とされるとと
もに、VOAの放送の7つの送信周波数のどれかを受信す
るためのものとされる。また、カード(10A)の裏面
は、m=2とされるとともに、BBCの放送の8つの送信
周波数のどれかを受信するためのものとされる。
そして、カード(10B)についても同様で、表面はm
=3でABCが割り当てられ、裏面はm=4でNHKの国際放
送が割り当てられている。
さらに、カード(10C)の表面は、m=5でオムニバ
スとされ、北京放送、韓国放送、モスクワ放送などが割
り当てられ、その裏面は、m=6でフリーとされ、ユー
ザが任意の放送局を自由に割り当てるようにされてい
る。
また、カード(10X)は、その長辺方向が受信機(10
0)への差し込み方向となるものであるが、その差し込
み側と短辺(図における左側の短辺)には、カード面の
識別マーク(11)が形成されている。
この識別マーク(11)は、カード(10X)の短辺に沿
った例えば4個のマーク(11A)〜(11D)であり、第5
図に示すように、カード(10X)の番号mに対応して
「白」または「黒」となるように、例えば印刷されてい
る。すなわち、「白」及び「黒」を、2進値の“1"及び
“0"とし、マーク(11D)をMSBとすれば、マーク(11
A)〜(11D)は、カード(10X)の面番号mに等しく、
番号mを4ビットの2進値で示したものとされている。
さらに、第2図に示すように、カード(10X)には、1
0個の表示エリア(12A)(12J)が2行にわたって設け
られ、このエリア(12A)〜(12J)に、そのカード(10
X)に割り当てられている放送局の局名が、例えば印刷
されているとともに、そのエリアあるいは後述するスイ
ッチの番号となる「1」から「0」までの番号nが印刷
されている。
ただし、例えばVOAのように、送信周波数の数が7つ
で、エリア(12A)〜(12J)にあまりが出るときには、
そのあまったエリアには番号nだけが印刷されている。
また、第3図に示すように、カード(10C)の裏面(m
=6)は、フリーなので、エリア(12A)〜(12J)に
は、局名はなにも印刷されず、番号nだけが印刷されて
いる。
さらに、カード(10X)には、エリア(12F)〜(12
J)の下側に、表示エリア(12K)〜(12N)も設けられ
ている。この場合、エリア(12K)には、受信周波数を
数字で直接入力するとき、これを指示する文字「DIRECT
/EXEC」が印刷されている。また、エリア(12L),(12
M)には、受信周波数をマニュアルで1ステップだけダ
ウンまたはアップさせるとき、これを指示する記号
「−」,「+」が印刷され、エリア(12K)には、受信
周波数をプリセットするとき、これを指示する文字「WR
ITE」が印刷されている。
ただし、このカード(10X)が受信機(100)に差し込
まれたとき、例えばVOAの局名が表示されているとすれ
ば、このVOA、すなわち、m=1であることを示す識別
マーク(11)は、表示面とは反対面に印刷されていると
いうように、識別マーク(11)と、表示エリア(12A)
〜(12N)の文字とは、カード(10X)の互いに反対面に
印刷されている。
また、受信機(100)は、全体が直方体に構成されて
いるとともに、その前方から見て右側側面の前方側に、
カード挿入口(101)が形成されている。さらに、カー
ド(10X)を、挿入口(101)から挿入したとき、例えば
第4図に示すようにそのカード(10X)の前面がユーザ
から見えるように、キャビネット前面には、カード(10
X)よりもやや小さい長方形の窓(102)が形成されてい
るとともに、この窓(102)には、透明のタッチパネル
(103)が設けられている。
第6図は、このタッチパネル(103)の正面及び断面
を示すもので、透明なプラスチック基板(103A)の前面
に、透明なプラスチックシート(103B)が設けられると
ともに、このシート(103B)の前面には、所定の間隔
で、スペーサ用の凸部(103C)が、シート(103B)と一
体に形成されている。
そして、さらに、シート(103B)の前面に、透明なプ
ラスチックシート(103D)が設けられるとともに、シー
ト(103B),(103D)の互いに対向する面には、透明電
極(103E),(103F)が設けられている。この場合、こ
の電極(103E),(103F)は、後述する14個のタッチス
イッチ(91A)〜(91N)を構成するものであり、このス
イッチ(91A)〜(91N)が、カード(10X)を挿入した
ときのエリア(12A)〜(12N)の位置となるように、電
極(103E),(103F)のパターンが選定されている。な
お、これらスイッチ(91A)〜(91N)は、スペーサ(10
3C)によりノーマルオフとされている。
さらに、第2図に示すように、受信機(100)の、カ
ード(10X)を挿入したときにカード(10X)の後部受け
面となる壁面には、スイッチ(91A)〜(91J)が対向す
るエリア(104A)〜(104J)に、「1」から「0」まで
の番号が例えば印刷により表示されるとともに、スイッ
チ(91K)〜(91M)が対向するエリア(104K)〜(104
M)に、エリア(12K)〜(12M)における文字・記号と
同様の文字・記号が印刷により表示されている。
また、第7図に示すように、カード(10X)を挿入し
たとき、これを検出するスイッチ(105)が設けられる
とともに、カード(10X)を挿入したとき、そのマーク
(11A)〜(11D)に後方側から対向してそのマーク(11
A)〜(11D)の「白」,「黒」を判別する4組のLED(1
06A)〜(106D)及びフォトセンサ(107A)〜(107D)
が設けられている。
さらに、受信機(100)のカード挿入口(101)の近く
に、カード(10X)を受信機(100)から取り出すための
カードイジェクトボタン(105)が設けられるととも
に、窓(102)の上方には、受信周波数などをデシタル
表示するLCD(106)と、電源スイッチ(107)とが設け
られる。また、窓(102)の隣りには、スピーカ(53)
が設けられる。
一方、受信系及び制御系は、例えば第8図のように構
成される。
すなわち、同図において、(30)は中波帯の受信回路
を示し、電子同調式のアンテナ同調回路(31)により目
的とする周波数frの放送波信号Srが取り出され、この信
号Srが、高周波アンプ(32)を通じミキサ回路(33)に
供給されるとともに、VCO(41)から周波数foが、 fo=fr+450〔kHz〕 ……(i) の発振信号Soが取りされ、この信号Soがミキサ回路(3
3)に局部発振信号として供給されて信号Srは中間周波
信号(中間周波数は450kHz)に周波数変換される。
そして、この中間周波信号が、中間周波アンプ(34)
を通じてAM検波回路(35)に供給されてオーディオ信号
が取り出され、この信号がバンド切り換え用のスイッチ
回路(51)を通じ、さらに、低周波アンプ(52)を通じ
てスピーカ(53)に供給される。
そして、このとき、VCO(41)は、回路(42)〜(4
5)とともにPLL(40)を構成している。すなわち、VCO
(41)からの信号Soが、可変分周回路(42)に供給され
て1/Nの周波数に分周され、その分周信号が位相比較回
路(43)に供給されるとともに、発振回路(44)から基
準となる周波数9kHzの発振信号Spが取り出され、この信
号Spが比較回路(43)に供給され、その比較出力がロー
パスフィルタ(45)を通じてVCO(41)にその制御電圧
として供給される。またフィルタ(45)の出力は、同調
回路(31)に選局電圧としても供給される。
したがって、定常状態においては、分周回路(42)か
らの分周信号と、発振信号Spとは周波数が等しいので、
このときの発振信号Soの周波数foは、 fo=9〔kHz〕×N ……(ii) となる。また、このとき、(i)式が成立している。
したがって、第11図Aの第1行に示すように、分周比
Nを、109〜239の間において「1」ずつ変化させれば、
同図Aの第2行のように、局発周波数foが、981kHz〜21
51kHzの間を9kHz間隔で変化するので、同図Aの第3行
に示すように、受信周波数frは、531kHz〜1701kHzの間
を9kHzの間隔で、かつ、分周比Nに対応して変化するこ
とになる。
さらに、(60)は短波帯の受信回路を示し、この受信
回路(60)も受信回路(30)と同様のシンセサイザ方式
とされるものであり、したがって、その詳細については
説明を省略するが、受信回路(30)がシングルスーパー
方式であったのに対し、受信回路(60)はダブルスーパ
ー方式とされ、その第1中間周波数は10.7MHz、第2中
間周波数は450kHzである。
そして、その第1局部発振周波数が変更されて受信周
波数が変更されるもので、第11図Bの第1行に示すよう
に、第1局部発振用のPLLの可変分周回路(62)の分周
比Nを、2880〜5720の間において「1」ずつ変化させる
ことにより同図Bの第2行に示すように、第1局部発振
周波数foが、14.4MHz〜28.6MHzの間を5kHz間隔で変化
し、しがたがって、同図Bの第3行に示すように、短波
帯の受信周波数frは、3.7MHz〜17.9MHzの間を5kHz間隔
で、かつ、分周比Nに対応して変化する。
なお、短波放送については、 fo=5〔kHz〕×N ……(iii) fr=fo−10.7〔MHz〕 ……(iv) である。
そして、受信回路(60)で受信された短波放送のオー
ディオ信号は、バンド切り換え用のスイッチ回路(51)
及びアンプ(52)を通じてスピーカ(53)に供給され
る。
そして、分周回路(42),(62)の分周比N、Nは、
システムコントロール用のマイクロコンピュータ(70)
により分周回路(42),(62)にセットされる。
すなわち、マイコン(70)において、(71)は例えば
4ビットのCPU、(72)は第9図に示すプログラムが書
き込まれているROM、(73)はワークエリア用のRAM、
(74)は第10図に示すデータテーブル及びラストチャン
ネル(電源をオフにしたときなどに受信していた周波
数)のデータが書き込まれているROM、(81)〜(87)
は入出力用のポート、(88)はLCDドライバ、(106)は
受信周波数などをデジタル表示するLCDを示し、これら
回路(72)〜(74),(81)〜(88)はシステムバス
(79)を通じてCPU(71)に接続されている。
ここで、ROM(74)は、データの消去及び書き込みを
電気的に行うことのできる不揮発性のメモリ、いわゆる
EEPROM(商品名)とされるとともに、このROM(74)に
書き込まれているデータテーブル(第10図)は、次のよ
うな内容とされる。ただし、この例においては、説明の
都合上、ROM(74)のアドレスを簡略化している。
すなわち、ROM(74)のアドレスは、AH,10H〜6AH番地
(“H"は16進数であることを示す)が割り当てられる。
そして、ROM(24)の11H番地には、カード(10X)のう
ち、m=1のカード面の第1番目のエリア(12A)に表
示されている放送局「VOA」の第1周波数5985kHzに対応
する分周比「3337」が書き込まれ、12H番地には、第2
番目のエリア(12B)に表示されている放送局「VOA」の
第2周波数9760kHzに対応する分周比「4092」が書き込
まれ、……というように、ROM(74)のm×16+n番地
には、カード(10X)のうち、面番号が「m」の面であ
り、かつ、エリア(12A)〜(12J)の番号が「n」であ
るエリアに表示されている放送局の周波数を示すデー
タ、この例においては、分周比Nが、書き込まれてい
る。
なお、ROM(74)のアドレスのうち、エリア(12A)〜
(12J)に放送局の局名が表示されていないエリアに対
応するアドレス、例えばカード(12A)のエリア(12H)
〜(12J)に対応する7H〜9H番地には、適当な分周比、
例えば短波帯の最低受信周波数である3.7MHzに対応する
分周比2880が書き込まれている。
また、以上の分周比Nの書き込みは、メーカーにおい
てあらかじめ行われているものでああり、そのような書
き込みの行われた受信機(100)が出荷されて販売され
るものである。
さらに、ROM(74)の、AH番地を除いて、下1桁がAH
のアドレスには、カード(10X)の使用時におけるラス
トチャンネルの分周比N1〜N6(分周比N1〜N6は分周比N
のいずれか)がアクセスされ、AH番地には、カード(10
X)の不使用時におけるラストチャンネルの分周比N
0(分周比N0は分周比Nのいずれか)がアクセスされ
る。
また、ポート(81),(82)には、タッチパネル(10
3)のタッチスイッチ(91A)〜(91N)がマトリックス
接続されるとともに、ダイナミックスキャンが行われて
ポート(82)からはスイッチ(91A)〜(91N)のうちの
押されたスイッチを示すデータが取り込まれる。
さらに、ポート(83)には、カード(10X)の検出ス
イッチ(105)が接続され、ポート(84),(85)に
は、LED(106A)〜(106D)と、フォトセンサ(107A)
〜(107D)とが接続される。また、ポート(86)からス
イッチ回路(51)にバンド切り換え用の制御信号が供給
され、ポート(87)から分周回路(42),(62)にそれ
らの分周比N,Nが供給されてセットされる。
そして、放送の受信は、第9図に示すルーチン(20
0)にしたがって、次のように行われる。
すなわち、電源スイッチ(107)をオンにすると、CPU
(71)の処理はルーチン(200)のステップ(201)から
スタートし、ステップ(202)において、スイッチ(10
5)の出力に基づいてカード(10X)が受信機(100)に
差し込まれているかどうかがチェックされ、差し込まれ
ているときには、処理はステップ(202)からステップ
(203)に進み、このステップ(203)において、LED(1
06A)〜(106D)及びセンサ(107A)〜(107D)によ
り、差し込まれているカードのマーク(11)から面番号
mが読み取られる。
そして、処理はステップ(203)からステップ(204)
に進み、このステップ(204)において、カード(10X)
のマーク(11)から読み取られた番号mにしたがってRO
M(74)のm×16+10番地からラストチャンネルの分周
比Nmが読み出され、次にステップ(205)において、こ
の分周比Nmがポート(87)を通じて分周回路(42)また
は(62)にセットされる。
この場合、分周比Nmを、分周回路(42)と(62)との
どちらかにセットするかは、その分周比Nmの大きさを判
断し、これが中波帯の分周比N(第11図A)の範囲内で
あれば、分周回路(42)にセットされ、短波帯の分数比
N(同図B)の範囲内であれば、分周回路(62)にセッ
トされる。また、同様にして、スイッチ回路(51)が、
受信回路(30),(60)のうちの対応する受信回路側に
切り換えられる。
また、データNmに基づいて受信周波数frを示すデータ
が形成され、このデータがLCDドライバ(88)に供給さ
れ、受信周波数frがLCD(106)によりデジタル表示され
る。
したがって、電源スイッチ(107)をオンにすると、
そのとき、受信機(100)に差し込まれているカード(1
0X)で最後に受信していた放送局(ラストチャンネル)
が受信されることになる。
続いて、処理はステップ(205)からステップ(206)
に進み、このステップ(206)において、タッチスイッ
チ(91A)〜(91N)の出力がチェックされ、どのスイッ
チも押されていないときには、処理はステップ(206)
からステップ(207)に進み、このステップ(207)にお
いて、カード(10X)が受信機(100)に差し込まれてい
るかどうかがチェックされ、差し込まれているときに
は、処理はステップ(207)からステップ(206)に戻
る。
したがって、タッチスイッチ(91A)〜(91N)による
入力及びカード(10X)の取り出しが行われないかぎ
り、ステップ(206),(207)が繰り返され、ステップ
(205)で選局された放送局の受信が続けられる。
そして、このような状態にあるとき、エリア(12A)
〜(12N)のどれかを、タッチパネル(103)の上から指
で押すと、これはスイッチ(91A)〜(91N)のうち、押
されたエリアに対応するスイッチを押したことになる。
すると、このスイッチ(エリア)を押したことがステ
ップ(206)により検出され、処理はステップ(206)か
らステップ(208)に進み、このステップ(208)におい
て、その押されたスイッチがどれであるかが判断され
る。
そして、スイッチ(91A)〜(91J)が押された場合
は、処理はステップ(208)からステップ(211)に進
み、このステップ(211)において、ステップ(206)で
押されたスイッチの番号nと、このとき差し込まれてい
るカード(10X)のマーク(11)の示す番号mとに基づ
いて、ROM(74)のm×16+n番地から、その第m番目
のカード面の番号nのエリアに表示されている放送局、
すなわち、指で局名を押した放送局の分周比Nが読み出
される。
例えば、カード(10A)が、そのVOA側が見えるように
差し込まれている場合に、その第2番目のエリア(12
B)の局名を指で押したとすれば、m=1,n=2なので、
ROM(74)の12H番地から分周比「4092」が読み出され
る。
続いて、処理はステップ(212)に進み、このステッ
プ(212)において、ステップ(211)で読み出された分
周比Nが分周回路(42)または(62)にセットされると
ともに、その周波数frを示すデータがLCDドライバ(8
8)に供給される。
したがって、このステップ(212)の時点から、放送
局のうち、指で局名を押した放送局が選局されたことに
なる。今の場合であれば、m=1,n=2なので、VOAの第
2番目の周波数9760kHzが選局される。
次に、処理はステップ(213)に進み、このステップ
(213)において、ステップ(211)で読み出した分周比
Nが、ROM(74)のアドレスのうち、差し込まれている
カード(10X)の面に対応したアドレス、すなわち、m
×16+10番地にラストチャンネルの分周比Nmとして書き
込まれ、続いて処理はステップ(206)に戻る。
したがって、以後、指で押して選局した放送局の受信
状態が続けられる。今の場合であれば、VOAの第2番目
の周波数9760kHzの受信状態が続けられる。
また、ステップ(206)において押されたスイッチ
(エリア)が、スイッチ(91K)(エリア(12K))の場
合には、処理はステップ(208)からステップ(221)に
進み、このステップ(221)において、スイッチ(91A)
〜(91J),(91K)の入力待ちとなる。
そこで、エリア(12A)〜(12J)に示されている
「1」から「0」までの番号nを、受信を希望する周波
数にしたがってタッチパネル(103)の上から指で順に
押し、最後に再びエリア(12K)を押すと、これは、ス
イッチ(91A)〜(91J)のうちの対応するスイッチを押
し、最後に再びスイッチ(91K)を押したことになる。
すると、処理はステップ(221)からステップ(222)
に進み、このステップ(222)において、ステップ(22
1)のスイッチ出力に基づいて、ステップ(221)で指定
した周波数を与える分周比Nのデータが形成され、次に
処理はステップ(212)に進む。
したがって、ステップ(212)において、ステップ(2
21)で入力した周波数の選局が行われる。
すなわち、カード(10X)が差し込んである場合に、
エリア(12K)を押してからエリア(12A)〜(12J)を
受信したい周波数の数字にしたがって順に押し、最後に
再びエリア(12K)を押したときには、その押した数字
の周波数をダイレクトに選局できる。例えば、エリア
(12K)を押してからエリア(12A)〜(12J)のうち、
番号nが「9,7,6,0」のエリアを順に押し、最後に再び
エリア(12K)を押したときには、周波数9760kHz(VOA
の第2周波数)が選局される。
さらに、ステップ(206)において押されたスイッチ
(エリア)が、スイッチ(91L),(91M)(エリア(12
L),(12M))の場合には、処理はステップ(208)か
らステップ(231)に進み、このステップ(231)におい
て、押されたスイッチ(91L)または(91M)に対応して
現在の分周比Nが「1」だけディクリメントまたはイン
クリメントされ、次に処理はステップ(212)に進む。
したがって、エリア(12L)または(12M)を押すごと
に、受信周波数が1ステップずつディクリメントまたは
インクリメントされていくことになる。
なお、ステップ(242)において分周比Nが最小値及
び最大値に達したときには、以後、分周比Nはそれ以上
ディクリメントまたはインクリメントされない。
したがって、カード(10X)が差し込んである場合
に、エリア(12L),(12M)の記号「−」,「+」を押
したときには、受信周波数を1ステップずつマニュアル
で変更して選局を行うことができる。
また、ステップ(206)において押されたスイッチ
(エリア)が、スイッチ(91N)(エリア(12N))の場
合には、処理はステップ(208)からステップ(241)に
進み、このステップ(241)において、スイッチ(91N)
と、スイッチ(91A)〜(91J)のどれか1つとが同時に
押されているかどうかがチェックされ、同時に押されて
いないときには、処理はステップ(241)からステップ
(206)に戻るが、同時に押されているときには、処理
はステップ(241)からステップ(242)に進む。
そして、このステップ(242)において、スイッチ(9
1A)〜(91J)のうち、スイッチ(91N)と同時に押され
ていたスイッチの番号nと、このとき受信機(100)に
差し込まれていたカード(10X)の番号mとに対応してR
OM(74)のm×16+n番地に、このときの受信周数frを
与える分周比が書き込まれる。
そして、処理はステップ(242)に続いてステップ(2
06)に戻る。
したがって、カード(10X)が差し込んである場合
に、エリア(12N)を押しながらエリア(12A)〜(12
J)の1つを押したときには、そのときの受信周波数
を、そのとき差し込まれていたカード(10X)で、か
つ、そのエリア(12A)〜(12J)のうちの押されたエリ
アに登録することができる。例えば、カード(10A)がV
OA側が見える状態で差し込まれているときであり、か
つ、周波数531kHzを受信しているとき、エリア(12N)
を押しながらエリア(12B)を押すと、その受信周波数5
31kHzを与える分周比N=109が、ROM(74)の12H番地に
書き込まれ、周波数53kHZが、カード(10A)のVOAの面
(m=1の面)のエリア(12B)に登録されたことにな
る。
一方、ステップ(202)において、受信機(100)にカ
ード(10X)が差し込まれていない場合には、処理はス
テップ(202)からステップ(254)に進み、このステッ
プ(254)において、ROM(74)のAH番地からラストチャ
ンネルの分周比N0が読み出され、次にステップ(255)
において、ステップ(254)の分周比N0が分周回路(4
2)または(62)にセットされるとともに、スイッチ回
路(51)が対応して切り換えられる。また、周波数もLC
D(106)によりデジタル表示される。
したがって、電源スイッチ(107)をオンにした場
合、受信機(100)にカード(10X)が差し込まれていな
ければ、そのカード(10X)の差し込まれている状態で
最後に受信していた放送局が選局されることになる。
続いて、処理はステップ(255)からステップ(256)
に進み、このステップ(256)において、スイッチ(91
K)〜(91M)の出力がチェックされ、これらのスイッチ
がどれも押されていないときには、すなわち、エリア
(104K)〜(104M)のどれも押されていないときには、
処理はステップ(256)からステップ(257)に進み、こ
のステップ(257)において、カード(10X)が受信機
(100)に差し込まれているかどうかがチェックされ、
差し込まれていないときには、処理はステップ(257)
からステップ(256)に戻る。
したがって、タッチスイッチ(91K)〜(91M)による
入力及びカード(10X)の差し込みが行われないかぎ
り、ステップ(256),(257)が繰り返されるととも
に、ステップ(255)で選局された放送局の受信が続け
られる。
そして、このような状態にあるとき、エリア(104K)
〜(104M)のどれかを、タッチパネル(103)の上から
指で押すと、これがステップ(256)においてスイッチ
(91K)〜(91M)の出力により検出され、処理はステッ
プ(256)からステップ(258)に進み、このステップ
(258)において、その押されたエリア(スイッチ)が
どれであるかが判断される。
そして、押されたスイッチが、スイッチ(91K)(エ
リア(12K))の場合には、処理はステップ(258)から
ステップ(271)に進む。
このステップ(271)及び次のステップ(272)は、ス
テップ(221)及び(222)と同様の処理を行うものであ
り、ステップ(271)において、スイッチ(91A)〜(91
J),(91K)の入力待ちとなる。
そこで、エリア(104A)〜(104J)に示されている
「1」から「0」までの番号nを、受信を希望する周波
数にしたがってタッチパネル(103)の上から指で順に
押し、最後に再びエリア(104K)を押すと、これは、ス
イッチ(91A)〜(91J)のうちの対応するスイッチを押
し、最後に再びスイッチ(91K)を押したことになる。
すると、処理はステップ(271)からステップ(272)
に進み、このステップ(272)において、ステップ(27
1)のスイッチ出力に基づいて、ステップ(271)で指定
した周波数を与える分周比Nのデータが形成され、次に
処理はステップ(262)に進み、このステップ(262)に
おいて、ステップ(272)で形成された分周比Nが分周
回路(42)または(62)にセットされるとともに、その
周波数frを示すデータがLCDドライバ(88)に供給され
る。
したがって、ステップ(262)において、ステップ(2
71)で入力した周波数の選局が行われる。
すなわち、カード(10X)が差し込まれていない場合
に、エリア(104K)を押してからエリア(104A)〜(10
4J)を受信したい周波数の数字にしたがって順に押し、
最後に再びエリア(104K)を押したときには、その押し
た数字の周波数をダイレクトに選局できる。例えば、エ
リア(104K)を押してからエリア(104A)〜(104J)の
うち、番号nが「9,7,6,0」のエリアを順に押し、最後
に再びエリア(104K)を押したときには、周波数9760kH
z(VOAの第2周波数)が選局される。
続いて、処理はステップ(263)に進み、このステッ
プ(263)において、ステップ(272)で形成した分周比
Nが、ROM(74)のAH番地に、カード(10X)が差し込ま
れていないときのラストチャンネルの分周比Nmとして書
き込まれ、続いて処理はステップ(256)に戻る。
したがって、以後、指で押して選局した放送局の受信
状態が続けられる。今の場合であれば、周波数9760kHz
(VOAの第2周波数)の受信状態が続けられる。
さらに、ステップ(256)において押されたスイッチ
(エリア)が、スイッチ(91L)、(91M)(エリア(10
4L),(104M))の場合には、処理はステップ(258)
からステップ(281)に進み、このステップ(281)にお
いて、押されたスイッチ(91L)または(91M)に対応し
て現在の分周比Nが「1」だけディクリメントまたはイ
ンクリメントされ、次に処理はステップ(262)に進
む。
したがって、エリア(104L)または(104M)を押すご
とに、受信周波数が1ステップずつディクリメントまた
はインクリメントされていくことになる。
したがって、カード(10X)が差し込まれていない場
合に、エリア(104L),(104M)の記号「−」,「+」
を押したときには、受信周波数を1ステップずつマニュ
アルで変更して選局を行うことができる。
なお、ステップ(256),(267)が繰り返されている
とき、カード(10X)が差し込まれると、これがステッ
プ(257)において検出され、処理はステップ(257)か
らステップ(203)に進む。したがって、以後、上述の
ように、その差し込んだカード(10X)に対応して選局
を行うことができる。
また、カード(10X)が差し込んである状態で放送を
受信しているときには、ステップ(206),(207)が繰
り返されているが、このとき、イジェクトボタン(10
5)を押して受信機(100)からカード(10X)を抜き取
ると、これがスイッチ(105)の出力に基づいてステッ
プ(207)で判別され、処理はステップ(207)からステ
ップ(256)に進む。
したがって、以後、上述のようにエリア(104A)〜
(104M)にしたがって選局を行うことができる。
以上のようにして、この発明によれば、選局が行われ
るか、この場合、特にこの発明によれば、該当する放送
局の局名が印刷されているカード(10X)を受信機(10
0)に差し込み、その放送局名を指で押すだけで、その
カード(10X)及び押された位置に基づいてその放送局
を受信するための分周比NがROM(74)から取り出され
て選局が行われるので、目的とする放送局をワンタッチ
で選局できる。
しかも、そのために必要な周波数情報、すなわち、分
周比Nは、メーカーによりROM(74)にあらかじめ書き
込まれ、そのような書き込みの行われた受信機(100)
が出荷されて販売されるので、ユーザが受信周波数のプ
リセットを行う必要がない。
また、短波放送は、季節によって送信周波数を変更し
て放送を行っているが、このようなときには、そのプリ
セットされている周波数を、ステップ(221)〜(242)
により変更して新たに登録できるので、送信周波数が変
更されても、ワンタッチで選局できる。
さらに、受信周波数を示す数字を入力することによ
り、希望する放送局を直接選局することもできるので、
上述のように受信帯域が3.7MHz〜17.9MHzと広くても、
直ちに選局できる。
さらに、カード(10X)は、単にプラスチック板に印
刷をしただけのものであるから、ICカードや磁気カード
などに比べて大幅にローコストであり、また、スピーカ
(53)などの磁気による影響を受けることがなく、取り
扱いに特別の注意がいらず、簡単である。しかも、カー
ド(10X)の両面をそれぞれの放送局に割り当てている
ので、カード(10X)の枚数を少なくできる。
また、カード(10X)を取り出すだけで、マニュアル
操作による受信機としても動作させることができる。
G2 他の実施例 なお、上述においては、主として放送局を単位として
カード(10X)の各面に分割したが、受信の対象となる
地域を複数の地域に分割し、この分割された地域をカー
ド(10X)の各面に対応させ、地域単位で受信できる放
送局を割り当てておくこともできる。さらに、中波放
送、短波放送以外にも、FM放送、テレビ放送の音声など
についても同様にして選局することもできる。
また、マーク(11)を、カード(10X)の差し込み方
向に配列し、カード(10X)の差し込み時に1組のLED及
びフォトセンサでそのマーク(11)を読み取るようにす
ることができる。さらに、マーク(11)自身も印刷以外
に切欠きなどとすることもできる。
さらに、ROM(74)における受信周波数についてのデ
ータは、分周比Nではなくても、受信周波数と一定の関
係のあるデータであればよい。
H 発明の効果 この発明によれば、該当する放送局の局名が印刷され
ているカード(10X)を受信機(100)に差し込み、その
放送局名を指で押すだけで、そのカード(10X)及び押
された位置に基づいてその放送局を受信するための分周
比NがROM(74)から取り出されて選局が行われるの
で、目的とする放送局をワンタッチで選局できる。
しかも、そのために必要な周波数情報、すなわち、分
周比Nは、メーカーによりROM(74)にあらかじめ書き
込まれ、そのような書き込みの行われた受信機(100)
が出荷されて販売されるので、ユーザが受信周波数のプ
リセットを行う必要がない。
また、短波放送は、季節によって送信周波数を変更し
て放送を行っているが、このようなときには、そのプリ
セットされている周波数を、ステップ(221)〜(242)
により変更して新たに登録できるので、送信周波数が変
更されても、ワンタッチで選局できる。
さらに、受信周波数を示す数字を入力することによ
り、希望する放送局を直接選局することもできるので、
上述のように受信帯域が3.7MHz〜17.9MHzと広くても、
直ちに選局できる。
さらに、カード(10X)は、単にプラスチック板を印
刷しただけのものであるから、ICカードや磁気カードな
どに比べて大幅にローコストであり、また、スピーカ
(53)などの磁気による影響を受けることがなく、取り
扱いに特別の注意がいらず、簡単である。しかも、カー
ド(10X)の両面をそれぞれの放送局に割り当てている
ので、カード(10X)の枚数を少なくできる。
また、カード(10X)を取り出すだけで、マニュアル
操作による受信機としても動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図〜第4図はこの発明の一例の斜視図及
びその正面図、第8図はその系統図、第5〜第7図、第
9図〜第11図はその説明のための図である。 (10X)は選局カード、(30)は中波帯の受信回路、(6
0)は短波帯の受信回路、(70)はマイクロコンピュー
タ、(100)は受信機、(200)は選局ルーチンである。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/06 H04B 1/08 H03J 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PLLの発振信号に基づいて周波数変換を行
    って放送の受信を行うシンセサイザ方式の受信回路と、 放送局の局名を表示している複数のカードと、 上記表示されている放送局を受信するために必要な周波
    数データが書き込まれているとともに、この周波数デー
    タの再書き込みができるメモリと、 上記複数のカードのそれぞれを識別する識別手段と、 上記カードがセットされたとき、そのカードの前面に位
    置し、かつ、透明のタッチパネルを構成する複数のスイ
    ッチとを有し、 上記複数のカードの1枚がセットされ、かつ、上記複数
    のスイッチの1つが触れられたとき、その触れられたス
    イッチと、上記識別手段との出力に基づいて上記メモリ
    から上記周波数データを取り出し、 この取り出した周波数データに基づいて上記PLLにおけ
    る可変分周回路の分周比をセットして上記カード及び上
    記触れられたスイッチが対応している放送局を選局し、 上記スイッチのうち、所定のスイッチに触れられたとき
    には、その触れたスイッチにしたがって受信周波数をセ
    ットするデータが形成され、 このデータが、上記メモリの、上記セットされているカ
    ード及び上記触れたスイッチに対応するアドレスに書き
    込まれる ようにしたシンセサイザ方式のラジオ受信機。
  2. 【請求項2】PLLの発振信号に基づいて周波数変換を行
    って放送の受信を行うシンセサイザ方式の受信回路と、 放送局の局名を表示している複数のカードと、 上記表示されている放送局を受信するために必要な周波
    数データが書き込まれているとともに、この周波数デー
    タの再書き込みができるメモリと、 上記複数のカードのそれぞれを識別する識別手段と、 上記カードがセットされたとき、そのカードの前面に位
    置し、かつ、透明のタッチパネルを構成する複数のスイ
    ッチとを有し、 上記複数のカードの1枚がセットされ、かつ、上記複数
    のスイッチの1つが触れられたとき、その触れられたス
    イッチと、上記識別手段との出力に基づいて上記メモリ
    から上記周波数データを取り出し、 この取り出した周波数データに基づいて上記PLLにおけ
    る可変分周回路の分周比をセットして上記カード及び上
    記触れられたスイッチが対応している放送局を選局し、 上記複数のカードのどれもがセットされず、かつ、上記
    スイッチのうち、所定のスイッチに触れたときには、そ
    の触れたスイッチにしたがって受信周波数をセットする
    データが形成され、 このデータにより選局が行われる ようにしたシンセサイザ方式のラジオ受信機。
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