JPH08139571A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JPH08139571A
JPH08139571A JP30562694A JP30562694A JPH08139571A JP H08139571 A JPH08139571 A JP H08139571A JP 30562694 A JP30562694 A JP 30562694A JP 30562694 A JP30562694 A JP 30562694A JP H08139571 A JPH08139571 A JP H08139571A
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program
data
program data
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data storage
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JP30562694A
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Inventor
Akihide Takasu
晶英 高須
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、所望の番組を速やかに視聴するこ
とができる放送受信装置を提供することを目的とする。 【構成】 受信データのうち予め指定した番組番号に対
応した番組データをメモリ12の指定番組記憶領域31
に記憶させ、それ以外の番組データをメモリ12のFI
FO形式記憶領域32に記憶させる。予め指定した番組
番号に対応した番組を見る場合は、番組番号を指定する
ことにより指定番組記憶領域31から番組データを読み
出して番組内容をLCDに表示させる。指定した番組番
号以外の番組を見る場合は、FIFO形式記憶領域32
を指定してFIFO形式記憶領域32から番組データを
先入れ先出し形式で読み出して、その番組内容をLCD
に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放送受信装置に関し、詳
細には、番組をメモリに記憶し、必要なときにメモリか
ら読み出して視聴することのできる放送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、文字放送や特定項目の番組を頁単
位で繰り返し行う放送を受信することのできる放送受信
装置として、例えば、文字放送受信装置等では、受信し
た放送番組の番組内容を記憶する記憶手段を具備せず
に、リアルタイムで放送内容を視聴したり、また、記憶
手段を有する文字放送受信装置であっても、順番に受信
される番組の中から希望の番組を逐次手動で記録する操
作を行ったり、あるいは番組内容を複数記憶可能な記憶
容量を持った記憶手段に最新の番組内容を順次記録させ
ることが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記憶手段を具備していない文字放送受信装置
にあっては、希望の番組情報を得るために、その番組が
受信されるまで待つ必要があることから、希望の番組情
報を速やかに入手することができないという問題があ
る。
【0004】また、記憶手段を具備している文字放送受
信装置にあっても、記憶手段に記憶されている最新の番
組データに希望の番組情報がなかった場合は、上記と同
様に次に受信されるまで待たなくてはならず、一度に記
憶できる番組データを増やせば、希望の番組情報を記憶
している可能性が高くなるが、このためには記憶容量を
大きくしなければならないという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであって、必要なときに必要な番組を速やかに
視聴することができる放送受信装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の放送受信装置
は、放送局から放送される番組内容に応じて番組番号等
のような番組識別データが付された放送電波を受信する
受信手段と、前記受信手段で受信した放送電波の番組デ
ータを出力する番組データ出力手段と、を有する放送受
信装置であって、前記番組識別データを指定する番組指
定手段と、前記受信手段で受信した番組識別データを識
別する番組識別手段と、前記番組指定手段で指定した番
組識別データを前記番組識別手段が識別すると、当該番
組識別データの番組データを番組識別データに対応させ
て記憶する番組データ記憶手段と、前記番組データ記憶
手段に記憶された番組識別データを指定してこれに対応
する番組データを読み出す番組データ読出手段と、を備
えたことにより、上記目的を達成している。
【0007】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、番組識別データを番組番号とし、前記番組データ
記憶手段は、予め指定した番組番号に対応した番組デー
タをその番組番号に対応させて記憶する第1の番組デー
タ記憶手段と、該第1の番組データ記憶手段に記憶され
る予め指定された番組番号以外の番組番号からなる番組
データを順次記憶する第2の番組データ記憶手段と、で
構成されているものであってもよい。
【0008】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記番組番号識別手段は、前記第1の番組データ記
憶手段に記憶されている番組番号と同じ番組番号の番組
データを受信したことを識別し、前記第1の番組データ
記憶手段は、既に記憶されている番組データを新たに受
信した同一の番組番号の番組データに書き換えるもので
あってもよい。
【0009】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記番組データ記憶手段の第1の番組データ記憶手
段と第2の番組データ記憶手段とは、1つのメモリ内の
記憶領域を2つの領域に分割して使用し、その2つの記
憶領域の記憶容量の割合を可変としたものであってもよ
い。
【0010】さらに、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記第2の番組データ記憶手段は、前記第1の番組
データ記憶手段に記憶される番組番号以外の番組データ
を順次受信する順序で記憶するとともに、その記憶した
順序で読み出しを行う先入れ先出し形式の記憶手段であ
ってもよい。
【0011】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記放送受信装置は、前記番組指定手段で番組識別
データとして所定の文字放送の番組番号を指定し、前記
受信手段で文字放送電波を受信し、前記番組識別手段で
受信した文字放送の番組番号を識別し、前記番組データ
記憶手段により前記番組指定手段で指定した番組番号に
対応した文字放送の番組データを番組番号に対応させて
記憶し、前記番組データ読出手段により任意の番組番号
を指定してこれに対応した文字放送の番組データを前記
番組データ記憶手段から読み出すものであってもよい。
【0012】
【作用】本発明の放送受信装置によれば、番組識別手段
により番組指定手段で指定された番組識別データ、例え
ば番組番号が認識されると、番組データ記憶手段に当該
番組番号の番組データが番組番号に対応させて記憶さ
れ、番組データ読出手段により番組データ記憶手段に記
憶された任意の番組番号が指定されたとき、これに対応
する番組データが読み出され、番組データ出力手段に番
組データが出力される。
【0013】したがって、ユーザは、番組データ記憶手
段に記憶された所定の番組データの中から必要な番組デ
ータの番組番号を選択的に指定するだけで、希望の番組
内容を番組データ出力手段に表示させることができる。
その結果、従来のように必要な番組データが受信される
まで待つ必要がなくなり、希望の番組データを速やかに
視聴することができる。
【0014】この場合、請求項2に記載されるように、
番組データ記憶手段は、第1の番組データ記憶手段に予
め指定した番組番号に対応した番組データがその番組番
号に対応させて記憶され、第2の番組データ記憶手段に
該第1の番組データ記憶手段に記憶される予め指定され
た番組番号以外の番組番号からなる番組データが順次記
憶される。
【0015】したがって、ユーザは、利用頻度の高い番
組データは第1の番組データ記憶手段に記憶させ、それ
以外の番組データを第2の番組データ記憶手段に記憶さ
せることができ、利用頻度の高い番組データを第1の番
組データ記憶手段に記憶させて、その中から番組番号を
指定するだけで希望の番組を視聴できると共に、予め指
定しない番組データは第2の番組記憶手段に記憶させて
いるのでその中から視聴したい番組を探すこともでき
る。
【0016】また、請求項3に記載されるように、番組
識別手段により第1の番組データ記憶手段に記憶されて
いる番組番号と同じ番組番号の番組データを受信したこ
とが認識されると、第1の番組記憶手段により既に記憶
されている番組データが新たに受信した同一の番組番号
の番組データに書き換えられる。したがって、番組番号
を予め指定する利用頻度の高い番組のデータ内容が常に
最新のデータに自動的に置換されるので、有効な情報と
して利用できる。
【0017】さらに、請求項4に記載されるように、番
組データ記憶手段の第1の番組データ記憶手段と第2の
番組データ記憶手段とは、1つのメモリ内の記憶領域を
2つの領域に分割して使用され、その2つの記憶領域の
記憶容量の割合を可変としている。
【0018】したがって、利用頻度の高い番組のデータ
内容を第1の番組記憶手段に記憶する指定番組を適宜増
減させることができると共に、その残りの記憶領域を使
って指定外の番組を記憶させるため、記憶手段を有効利
用できる。
【0019】さらに、請求項5に記載されるように、第
2の番組データ記憶手段が第1の番組データ記憶手段に
記憶される番組番号以外の番組データが順次受信する順
序で記憶するとともに、その記憶した順序で読み出しを
行う先入れ先出し形式の記憶手段である。したがって、
予め指定した番組番号以外の番組内容を見る場合は、第
2の番組データ記憶手段から順次読み出して視聴するこ
とができる。
【0020】さらに、請求項6に記載されるように、受
信手段で文字放送電波を受信し、番組番号識別手段で文
字放送電波の各番組別に付された番組番号を識別し、番
組データ読出手段により所定の番組番号を番組データ記
憶手段に指定してこれに対応した文字放送の番組データ
が読み出される。
【0021】したがって、従来、番組内容の異なる複数
の番組を順に放送する文字放送の場合は、必要な番組デ
ータが受信されるまで待つ必要があったが、希望の文字
放送の番組データを必要なときに速やかに視聴すること
ができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1から図4は、本発明に係る放送受信装置の
一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。図1
は、本発明の一実施例の放送受信装置1のブロック図で
あり、放送受信装置1は、アンテナ2、チューナ3、V
IF(ビデオ中間周波数回路)4、マイクロプロセッサ
5、エラー検出器6、テキストVRAM7、CG8、表
示コントローラ9、表示部10、CPU11、メモリ1
2、キー入力部13、原信号発生器14、分周回路15
及び電源装置16等を備えている。この放送受信装置1
は、文字放送や特定項目の番組を頁単位で繰り返し行う
放送を受信することのできるものである。
【0023】放送受信装置1は、そのアンテナ(受信手
段)2により放送電波を受信し、アンテナ2で受信した
放送電波は、チューナ3に送られる。チューナ3は、コ
イル、容量及び抵抗等で構成されたいわゆる電子チュー
ナであり、CPU11からの制御下で作動する。チュー
ナ3は、CPU11から指示された周波数の電波を同調
処理し、その周波数の信号を取り出して、VIF4に出
力する。VIF4は、復調回路や検波回路等で構成さ
れ、チューナ3から入力される信号を復調及び検波し
て、該信号から映像信号部分を取り出す。
【0024】マイクロプロセッサ5は、A/D変換器、
バッファ及びデコーダー等を備えており、マイクロプロ
セッサ5は、VIF4から入力されるアナログの映像信
号をそのA/D変換器によりディジタル信号に変換し
て、バッファに蓄える。また、マイクロプロセッサ5
は、そのデコーダーにより入力信号を復号して文字デー
タに変換する。
【0025】マイクロプロセッサ5のバッファに蓄えら
れたディジタル信号は、順次取り出されてエラー検出器
6に出力され、エラー検出器6は、その中のエラー数を
検出して、検出したエラー数をマイクロプロセッサ5及
びCPU11に出力する。テキストVRAM7は、CP
U11の制御下で、表示画面上の文字位置、大きさ及び
文字コードを記憶する。
【0026】CG(キャラクタジェネレータ)8は、大
きさとコードに対応する表示ドットパターンを記憶して
おり、テキストVRAM7から大きさ及びコードが入力
されると、その表示ドットパターンを表示コントローラ
9に出力する。
【0027】表示コントローラ9は、入力順カウンター
及び表示位置制御回路で構成され、CG8から入力され
たドットパターン列を表示画面の左上から右下に順次表
示するように、位置信号と表示信号とを発生して表示部
10に出力する。
【0028】表示部(番組データ出力手段)10は、Y
−CTR21、X−CTR22及びLCD(液晶表示装
置)23で構成され、LCD23は、Y−CTR21及
びX−CTR22からの駆動信号により駆動される。Y
−CTR21及びX−CTR22は、表示コントローラ
9から入力される位置信号及び表示信号に基づいてLC
D23の各座標に対して、指定されたオン/オフを制御
する駆動信号をLCD23に出力する。LCD23は、
表示画素がドットマトリックス状に配置されており、Y
−CTR21及びX−CTR22からの駆動信号により
点灯(例えば、黒表示)あるいは消灯(透明表示)す
る。
【0029】CPU(番組番号の識別手段、番組データ
の読出手段を含む)11は、マイクロプロセッサ、RO
M(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Me
mory)等で構成され、ROM内には、放送受信装置1と
してのプログラムや後述する番組データ記憶処理プログ
ラム及び番組番号識別処理プログラム等が格納されてい
る。RAMは、ワークメモリとして利用され、マイクロ
プロセッサが、ROM内のプログラムに従って放送受信
装置1の各部を制御して、放送受信装置1として機能さ
せる。
【0030】メモリ(番組データの記憶手段)12は、
RAM等で構成され、図2に示すように、指定番組記憶
領域(第1の番組データ記憶手段)31と、FIFO形
式記憶領域(第2の番組データ記憶手段)32とを形成
している。
【0031】指定番組記憶領域31は、後述する指定番
組番号登録処理に従って、アンテナ2から受信される受
信データの中から利用頻度の高い番組の番組番号(番組
識別データ)を予め指定して、この指定された番組番号
(以下、指定番組番号という)の番組データを記憶する
ものである。また、指定番組記憶領域31は、予めユー
ザにより指定される指定番組番号を複数記憶する番組番
号記憶領域31aと、指定番組番号に対応させて番組デ
ータを記憶する番組データ記憶領域31bとから構成さ
れている。
【0032】FIFO形式記憶領域32は、指定番組記
憶領域31によって占有される領域以外のメモリ12の
空き領域を利用し、指定番組番号以外の番組データを先
入れ先出し形式(以下、FIFO形式という)で記憶す
るものである。また、FIFO形式記憶領域32は、受
信データが受信されるたびにFIFO形式で番組番号を
複数記憶する番組番号記憶領域32aと、その番組番号
に対応させて番組データを記憶する番組データ記憶領域
32bとから構成されている。
【0033】なお、メモリ12において指定番組記憶領
域31とFIFO形式領域32とは、ユーザの設定に応
じて記憶容量の割合を変化させて、利用頻度の高い番組
のデータ内容として第1の番組記憶手段に記憶する指定
番組を適宜増減させることができると共に、その残りの
記憶領域を使って指定外の番組を記憶させることができ
る。
【0034】キーボード(番組番号の指定手段)13
は、図3に示すように、電源をオン/オフさせる電源キ
ー41、メモリ12に格納された番組データを読み出す
読出キー42、メモリ12に指定番組番号を格納する登
録キー43、メモリ12の番組指定領域に記憶された番
組番号を指定するテンキー44、番組データを降順に切
り換える戻りスクロールキー45、番組データを昇順に
切り換える送りスクロールキー46及びメモリ12のF
IFO形式記憶領域32(図2参照)に記憶された番組
データを読み出すFIFOキー47等を備えており、ユ
ーザがキー操作することにより番組の切換等を行うもの
である。
【0035】再び、図1に戻って、図中の原信号発生器
14は、水晶、抵抗及び容量等で構成された、いわゆる
水晶発振器であり、一定周波数の原クロック信号を発生
する。
【0036】分周回路15は、例えば、バイナリーカウ
ンターを数段組み合わせることにより形成されており、
原信号発生器14から入力される原クロック信号を分周
して、時計用の基準信号として利用できる1Hzのクロ
ック信号を生成してCPU11に出力する。CPU11
は、この分周回路15からのクロック信号により現在時
刻を計時して、LCD23に現在時刻を表示させたり、
放送受信装置1の電源のオン/オフ制御を行ったり等各
種制御に利用している。
【0037】電源装置16は、外部電源あるいは電池
(図示略)からの電源を所定の電圧に変換し、放送受信
装置1の各部に供給する。この電源装置16には、CP
U11からの制御信号が入力され、電源装置16は、こ
の制御信号により電源供給の開始及び停止を行う。
【0038】次に、動作を説明する。まず、図1のキー
ボード13の電源キー31により電源がオンにされる
と、CPU11は、電源装置16にオンを指示する制御
信号(例えば、「H」の信号)を出力し、電源装置16
は、オンを指示する制御信号が入力されると、チューナ
3、VIF4、マイクロプロセッサ5及びエラー検出器
6に電源を供給する。また、CPU11は、マイクロプ
ロセッサ5にリセット信号を出力し、マイクロプロセッ
サ5にイニシャライズ処理を行わせる。イニシャライズ
処理が完了すると、アンテナ2で受信した放送電波から
チューナ3で所定のチャンネルに対応した周波数の信号
を取り出し、VIF4で復調・検波処理を行った後、C
PU11から指定された番組に対応する映像信号を選択
してマイクロプロセッサ5に出力する。
【0039】マイクロプロセッサ5は、映像信号をA/
D変換器でディジタル変換してから、1走査ライン分毎
にバッファに蓄え、エラー検出器6に出力してエラー検
出器6でエラー信号の検出を行わせる。エラー検出器6
は、検出したエラー数をマイクロプロセッサ5及びCP
U11に出力し、マイクロプロセッサ5は、エラー数が
エラー回復可能な範囲内にあるときには、内蔵するデコ
ーダーで復号して、テキストVRAM7に出力する。テ
キストVRAM7は、文字コードや大きさのデータを表
示画面の左上から右下へと順次CG8に出力し、CG8
は、テキストVRAM7から送られてきたデータに対応
するパターンを表示コントローラ9に出力する。表示コ
ントローラ9は、表示位置及び表示内容を決定して、Y
−CTR21及びX−CTR22を制御する。Y−CT
R21及びX−CTR22は、LCD23に駆動信号を
出力して、LCD23の対応する位置に対応する内容を
表示させる。
【0040】ところが、文字放送のように、特定の番組
を繰り返し放送しているものでは、希望の番組情報を得
るために、その番組が受信されるまで待つ必要があっ
た。そこで、本放送受信装置1では、上記CPU11が
受信した受信データの番組番号に基づいて、メモリ12
の指定番組記憶領域31あるいはFIFO形式記憶領域
32に番組データを自動的に識別して格納するととも
に、メモリ12に格納された希望の番組データを読み出
し、LCD23に表示できるようにしている。
【0041】上記CPU11により実行される番組デー
タ記憶処理について図4に示すフローチャートに基づい
て説明する。まず、図4では、キーボード13の登録キ
ー43が押下されたか否かが判別され(ステップS
1)、登録キー43が押下されたときには番組データ記
憶処理のサブルーチンとして指定番組番号登録処理を実
行し(ステップS2)、番組データが受信されているか
否かが判別される(ステップS3)。上記ステップS1
で、登録キー43が押下されなかったときは、直接上記
ステップS3で受信データの受信の有無が判断される。
【0042】上記ステップS3で、番組データが受信さ
れていないときには、受信されるまで監視し、番組デー
タの受信があったときは、その番組データの番組番号が
指定番組記憶領域31に登録されている指定番組番号に
一致するか否かが判別される(ステップS4)。
【0043】上記ステップS4で、指定番組番号に一致
するときは、受信データの番組番号に対応する指定番組
記憶領域31の番組データ記憶領域31bに番組データ
が格納されているか否かが判別される(ステップS
6)。また、上記ステップS4で、指定番組番号に一致
しないときは、FIFO形式記憶領域32の番組番号記
憶領域32a及び番組データ記憶領域32bに、それぞ
れ受信データの番組番号及び番組データを格納する。
【0044】上記ステップS6で、当該番組番号に対応
する番組データが格納されているときには、指定番組記
憶領域31の番組データ記憶領域31bに新たに受信さ
れた番組データが上書きされ(ステップS7)、当該番
組番号に対応する番組データが格納されていないときに
は、指定番組記憶領域31の番組データ記憶領域31b
に受信された番組データを格納する(ステップS8)。
【0045】次いで、図5は図4における指定番組番号
登録処理のサブルーチンの流れを示すフローチャートで
あり、以下にこれを説明する。図2に示すメモリ12内
の番組番号指定領域31の番組番号記憶領域31aへ指
定番組番号を登録する場合、まず、ユーザにより、図3
に示すテンキー44を使用して希望する番組の番組番号
(指定番組番号)が入力され(図5のステップP1)、
続いて登録キー43が押下される(ステップP2)。
【0046】次いで、ステップP1で入力された指定番
組番号が番組番号記憶領域31aに既に登録されている
か否かが判別され(ステップP3)、登録されていない
ときは、順次指定された指定番組番号を番組番号記憶領
域31aに登録して(ステップP4)、本サブルーチン
処理を終了する。また、ステップP3で、ステップP1
で入力された指定番組番号が既に登録されているとき
は、重ねて登録することなく本サブルーチン処理を終了
する。
【0047】本実施例の図2は、「4」、「5」、「1
1」の番組番号が指定番組番号として登録された状態を
示している。なお、続いて指定番組番号の登録処理を行
う場合は、図3に示す戻りスクロールキー45又は送り
スクロールキー46を押下すると、次の指定番組番号の
登録状態に移行し、上記と同様の操作を行うことにより
次の指定番組番号を登録することができる。
【0048】次に、文字放送の放送受信装置では、通
常、CPU11が受信した放送番組の内容をリアルタイ
ムでLCD23に表示している。しかし、ユーザの希望
の番組を見たい場合は、キーボード13の読出キー42
を押下することにより、図6に示す番組データ読出処理
が実行されて、メモリ12に格納されている希望の番組
データを読み出してLCD23に表示することができ
る。
【0049】図6は、CPU11によって実行される番
組データ読出処理を示すフローチャートである。まず、
キーボード13の読出キー42が押下されると、例え
ば、「テンキーまたはFIFOキーを入力して下さ
い。」等のメッセージがLCD23に表示され(ステッ
プS11)、図6に示すように、ユーザはこのメッセー
ジに従って、キーボード13のテンキー44あるいはF
IFOキー47を入力する(ステップS12)。
【0050】次いで、キーボード13からの入力がテン
キー44による入力か否かが判別され(ステップS1
3)、テンキー44による入力である場合は、上記した
番組番号記憶領域31aに登録されている指定番組番号
か否かが判別される(ステップS14)。
【0051】このステップS14で、指定された番組番
号である場合は、この番組番号に対応した番組データを
指定番組記憶領域31の番組データ記憶領域31bから
読み出して(ステップS15)、その読み出した番組デ
ータをLCD23に表示させる(ステップS16)。
【0052】また、ステップS14において、指定番組
番号でない場合は、警告メッセージとして、例えば、
「この番組番号は登録されていません。」等をLCD2
3に表示させ(ステップS17)、ステップS11に戻
る。
【0053】また、ステップS13において、テンキー
44による入力でない場合は、FIFOキー47による
入力か否かが判別され(ステップS18)、FIFOキ
ー47による入力である場合は、メモリ12のFIFO
形式記憶領域32の番組データ記憶領域32bから最先
に格納された番組データを順次読み出して(ステップS
19)、LCD23に表示させる(ステップS16)。
【0054】ステップS18で、FIFOキー47によ
る入力もなかった場合は、警告メッセージとして、例え
ば、「正しいキーを入力して下さい。」等をLCD23
に表示させ(ステップS20)、ステップS11の処理
に戻る。
【0055】なお、上記番組データ読出処理において、
ステップS12のキー入力は、キーボード13のテンキ
ー44又はFIFOキー47によるものとして説明した
が、これに限るものでなく、例えば、スクロールキー4
5、46を入力することで指定番組番号をサイクリック
に変化させて選択し、その選択された番組番号に対応し
た番組データを番組データ記憶領域31bから読み出す
ようにしてもよい。
【0056】以上述べたように、本実施例の放送受信装
置1は、メモリ12の指定番組記憶領域31に予め指定
した番組番号に対応した番組データを記憶させ、それ以
外の番組データをメモリ12のFIFO形式記憶領域3
2に記憶させるようにしている。このため、ユーザは、
使用頻度の高い番組データを見る場合、予め指定した番
組番号を入力するだけでメモリ12の指定番組記憶領域
31に記憶された希望の番組内容をLCD23に表示さ
せることができる。したがって、従来のように必要な番
組データが受信されるまで待つ必要がなくなり、希望の
番組データを速やかに視聴することができるようになっ
た。
【0057】また、番組番号を予め指定した利用頻度の
高い番組データの場合は、メモリ12に記憶されている
番組データを常に最新のデータに自動的に置換するた
め、有効な情報として利用できる。
【0058】さらに、番組番号を予め指定していない番
組データであっても、メモリ12の指定番組記憶領域3
1の容量を適宜増減させ、その残りの記憶領域を使って
記憶させるため、記憶領域を有効に利用すると共に、指
定外の番組内容も見ることが可能となった。
【0059】なお、上記実施例では、放送受信装置1
は、ある特定のチャンネルのみを受信するものとして説
明したが、これに限定されることはなく、例えば、複数
のチャンネルを選局できる放送受信装置であれば、メモ
リ12の指定番組記憶領域31にチャンネルを記憶する
チャンネル記憶領域を形成させ、チャンネル及びそのチ
ャンネル毎の番組番号に対応させて記憶させるようにす
ることで、必要なときにチャンネルと番組番号とを指定
するだけで希望する番組を速やかに視聴できるように構
成することも可能である。
【0060】また、上記実施例では、FIFO形式記憶
領域32は、受信データの番組番号を複数記憶する番組
番号記憶領域32aと、その番組番号に対応させて番組
データを記憶する番組データ記憶領域32bとで構成す
るものとして、FIFO形式記憶領域32から指定番組
記憶領域31へ番組データの移動ができるように説明し
たが、番組データの移動を考えなければ、上記FIFO
形式記憶領域32の番組番号記憶領域32aを省略し
て、番組データ記憶領域32bのみから構成するものと
してもよい。更に、本発明による放送受信装置は、文字
放送、FM放送、FM多重による音声及び文字の受信装
置に適用できる。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の放送受信装置によれば、
希望の番組データを速やかに視聴することができる。
【0062】請求項2記載の放送受信装置によれば、利
用頻度や重要度に応じて第1の記憶領域あるいは第2の
記憶領域に分別して記憶させ、その中から番組番号を指
定するだけで希望の番組を視聴できる。
【0063】請求項3記載の放送受信装置によれば、番
組のデータ内容が常に最新のデータに自動的に置換され
るので、有効な情報として利用できる。
【0064】請求項4記載の放送受信装置によれば、利
用頻度の高い番組のデータ内容を第1の番組記憶手段に
記憶する指定番組を適宜増減させることができると共
に、その出来高残りの記憶領域を使って指定外の番組を
記憶させるため、記憶手段を有効利用できる。
【0065】請求項5記載の放送受信装置によれば、予
め指定した番組番号以外の番組内容を見る場合は、第2
の番組データ記憶手段から順次読み出して視聴すること
ができる。
【0066】請求項6記載の放送受信装置によれば、希
望の文字放送の番組データを必要なときに速やかに視聴
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における放送受信装置の要部構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の放送受信装置のメモリの構成を示す図で
ある。
【図3】図1の放送受信装置のキーボードの正面図であ
る。
【図4】番組データ記憶処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】図4の指定番組番号登録処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図6】番組データ読出処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 放送受信装置 2 アンテナ 3 チューナ 4 VIF 5 マイクロプロセッサ 6 エラー検出器 7 テキストVRAM 8 CG 9 表示コントローラ 10 表示部 11 CPU 12 メモリ 13 キーボード 14 分周回路 15 原信号発生器 16 電源
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/025 7/03 7/035

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送局から放送される番組内容に応じて番
    組識別データが付された放送電波を受信する受信手段
    と、 前記受信手段で受信した放送電波の番組データを出力す
    る番組データ出力手段と、 を有する放送受信装置であって、 前記番組識別データを指定する番組指定手段と、 前記受信手段で受信した番組識別データを識別する番組
    識別手段と、 前記番組指定手段で指定した番組識別データを前記番組
    識別手段が識別すると、当該番組識別データの番組デー
    タを番組識別データに対応させて記憶する番組データ記
    憶手段と、 前記番組データ記憶手段に記憶された番組識別データを
    指定してこれに対応する番組データを読み出す番組デー
    タ読出手段と、 を備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 【請求項2】前記番組識別データは番組番号からなり、 前記番組データ記憶手段は、 予め指定した番組識別データに対応した番組データをそ
    の番組番号に対応させて記憶する第1の番組データ記憶
    手段と、 該第1の番組データ記憶手段に記憶される予め指定され
    た番組番号以外の番組番号からなる番組データを順次記
    憶する第2の番組データ記憶手段と、 で構成されていることを特徴とする請求項1記載の放送
    受信装置。
  3. 【請求項3】前記番組識別手段は、 前記第1の番組データ記憶手段に記憶されている番組番
    号と同じ番組番号の番組データを受信したことを識別
    し、 前記第1の番組データ記憶手段は、 既に記憶されている番組データを新たに受信した同一の
    番組番号の番組データに書き換えることを特徴とする請
    求項2記載の放送受信装置。
  4. 【請求項4】前記番組データ記憶手段の第1の番組デー
    タ記憶手段と第2の番組データ記憶手段とは、 1つのメモリ内の記憶領域を2つの領域に分割して使用
    し、その2つの記憶領域の記憶容量の割合を可変とした
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の放送受
    信装置。
  5. 【請求項5】前記第2の番組データ記憶手段は、 前記第1の番組データ記憶手段に記憶される番組番号以
    外の番組データを順次受信する順序で記憶するととも
    に、その記憶した順序で読み出しを行う先入れ先出し形
    式の記憶手段であることを特徴とする請求項2から請求
    項4までの何れかに記載の放送受信装置。
  6. 【請求項6】前記放送受信装置は、 前記番組指定手段で番組識別データとして所定の文字放
    送の番組番号を指定し、 前記受信手段で文字放送電波を受信し、 前記番組識別手段で受信した文字放送の番組番号を識別
    し、 前記番組データ記憶手段により前記番組指定手段で指定
    した番組番号に対応した文字放送の番組データを番組番
    号に対応させて記憶し、 前記番組データ読出手段により任意の番組番号を指定し
    てこれに対応した文字放送の番組データを前記番組デー
    タ記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項1記載
    の放送受信装置。
JP30562694A 1994-11-14 1994-11-14 放送受信装置 Pending JPH08139571A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998043416A1 (fr) * 1997-03-21 1998-10-01 Hitachi, Ltd. Appareil audiovisuel, procede d'utilisation et systeme
JP2002526996A (ja) * 1998-09-29 2002-08-20 ミクロナス ミュニッヒ ゲーエムベーハー 好ましいテレテキストページ番号を選択及び記憶するための方法及び装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998043416A1 (fr) * 1997-03-21 1998-10-01 Hitachi, Ltd. Appareil audiovisuel, procede d'utilisation et systeme
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