JP2783745B2 - プラント監視制御方法 - Google Patents

プラント監視制御方法

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JP2783745B2
JP2783745B2 JP5098756A JP9875693A JP2783745B2 JP 2783745 B2 JP2783745 B2 JP 2783745B2 JP 5098756 A JP5098756 A JP 5098756A JP 9875693 A JP9875693 A JP 9875693A JP 2783745 B2 JP2783745 B2 JP 2783745B2
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原子力発電プラント
などのプラント監視制御システムにおいて使用され、そ
のシステムのプラント制御装置から離れたところにいる
オペレータにより遠隔地にある上記プラント制御装置を
的確に制御する為の情報を提供するプラント監視制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図8は特開平1−161996号
公報に示された従来のプラント監視制御システムの全体
構成を示すものであり、図において、1はプロセス計算
機、2はプラント制御装置、3はCRT表示装置、4は
CRT表示装置3を駆動するためのCRT制御装置、5
はタッチパネル、6はタッチパネル5を制御するタッチ
パネル制御装置、7Aはプロセス計算機1に内蔵される
通信装置、7Bはプラント制御装置2に内蔵される通信
装置、8はプロセス計算機1とプラント制御装置2を接
続する通信回線、9はプラント制御装置2から実際のプ
ラントを制御するためのプロセス入出力装置である。
【0003】次に動作について説明する。CRT表示装
置3に表示される11A,11Bで示している情報はプ
ロセスの現在地を示す値であり、11Aはデジタル表示
で示すプロセス値、11Bはそれを棒グラフ表示で示す
プロセス値である。また、12Aはプラント制御装置2
がプロセス値11A,11Bを制御するための目標設定
値であり、12Bはそれを棒グラフ表示で示す目標設定
値である。例えば、目標設定値12Aはオペレータによ
り、CRT表示装置3に表示されたシンボルの目標設定
値変更ボタン13,14をタッチすることにより図9に
示すような処理を経由しプラント制御装置2に送られ
る。プラント制御装置2は、その処理によるデータを受
信し、プロセス入出力装置9への出力データを変更しプ
ロセスの制御を行うとともに、この出力値を図示しない
監視装置へのエコーバックとして送信する、プラント制
御装置2の出力変化を検知したプロセス計算機1は、こ
の出力変化のデータをCRT制御装置4を経由しCRT
表示装置3に表示させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラント監視制
御システムは以上のように構成されており、通信回線を
利用して容易に大容量のデータを遠隔地に送信してプラ
ントを監視し、また遠隔地より制御することを可能にし
ているが、タッチパネル5→タッチパネル制御装置6→
プロセス計算機1→通信装置7A→通信回線8→通信装
置7B→プラント制御装置2の順を経てプラント制御装
置2に送信されるため時間遅れ要素が大きい。また、プ
ラント制御装置2にて変更された例えば目標設定値12
Aは、この逆の経路を経てCRT表示装置3に表示され
る。このためオペレータが操作をやめてからも、しばら
くの間は目標設定値12Aは変化することになり、制御
性、操作性が悪くなるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、オペレータ操作により、変化
する目標設定値を迅速にオペレータにエコーバックする
事を可能にするプラント監視制御方法を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
プロセス計算機1に先行予測機能101及び先行予測・
制御出力切替機能105を設け、先行予測機能101に
よりプラント制御装置2の出力である制御値を予測し、
時間遅れ要素を考慮した時間経過後またはプラント制御
装置2の出力制御値が上記予測した値に達した後、表示
装置3に表示される情報を先行予測・制御出力切替機能
105により切替え、上記予測値からプラント制御装置
2の出力制御値に戻すことを可能にしたものである。
求項2に係る発明は、プロセス計算機1に先行予測機能
102及び比較校正機能106を設け、先行予測機能1
02によりプラント制御装置2の制御値を予測し、この
予測値と時間遅れ要素を考慮した時間経過後のプラント
制御装置2の出力制御値とを上記比較校正機能106で
比較し、この比較結果に従って次回操作時の予測パラメ
ータを調整可能とするものである。 請求項3に係る発明
は、請求項2のものにおいて、上記プロセス計算機1
に、さらに、比較警報出力機能107を設け、先行予測
機能101によりプラント制御装置2の出力である制御
値を予測し、この予測値と時間遅れ要素を考慮した時間
が十分経過した後のプラント制御装置2の出力制御値と
を上記比較警報出力機能107で比較し、両者が著しく
異なる場合には、表示系、伝送系、制御系のいずれかに
異常が発生したと判断してオペレータに告知するように
した。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】請求項1においては、プロセス計算機1の先行
予測機能101は、プラント制御装置2の出力である制
御値を予測し、先行予測・制御出力切替機能105は時
間遅れ要素を考慮した時間経過後またはプラント制御装
置2の出力制御値が上記予測した値に達した後、表示装
置3に表示される情報を上記予測値からプラント制御装
置2の出力制御値に戻すことを可能にする。 請求項2に
おいては、プロセス計算機1の先行予測機能102は、
プラント制御装置2の出力である制御値を予測し、比較
校正機能106は時間遅れ要素を考慮した時間経過後の
プラント制御装置2の出力制御値と予測値とを比較し、
この比較結果に従って次回操作時の予測パラメータを調
整可能とする。 請求項3においては、比較警報出力機能
107は上記予測値と時間遅れ要素を考慮した時間が十
分経過した後のプラント制御装置2の出力制御値とを比
較し、両者が著しく異なる場合には表示系、伝送系、制
御系のいずれかに異常が発生したと判断してオペレータ
に告知する。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】実施例1. 図1は、本発明の実施例によるプラント監視制御システ
ムにおけるプラント監視制御方法の構成及び処理を示す
フローチャート図である。図1において、図9に示す構
成要素に対応するものには同一の符号を付し、その説明
を省略する。図1において、101はプロセス計算機1
の中に含まれる先行予測機能、201はプロセス計算機
1よりプラント制御装置2へ送信される目標設定値変更
指令データ(ON/OFF指令データ)、202はプラ
ント制御装置2の出力制御値、203は先行予測機能1
01により予測される出力制御値202の予測値であ
る。
【0019】この実施例1のプラント監視制御方法は、
プロセス計算機1に先行予測機能101を設け、プラン
ト制御に関連して連続的に変化するパラメータを制御す
る際、プラント制御装置2からのフィードバック値をそ
のまま表示装置3に表示するのではなく、プラント制御
装置2の特性を考慮し、先行予測機能101によりプラ
ント制御装置2の出力である制御値202を予測し、こ
の予測値203を表示装置3に表示するようにしたこと
を特徴としている。
【0020】次にこの実施例1の動作について説明す
る。プロセス計算機1にはCRT表示装置3上の論理的
な目標設定値変更ボタン13,14がタッチされるとタ
ッチパネル制御装置6を経由しオペレータの操作情報が
入力される。そしてプロセス計算機1はその操作情報の
データをプラント制御装置2へ送信するとともに、先行
予測機能101を用いてプラント制御装置2が出力する
であろう出力制御値202を予測し、予測値203を作
成する。CRT表示装置3へのエコーバックを高速化す
るため、プロセス計算機1はプラント制御装置2が出力
する出力制御値202を待たずに予測値203をCRT
制御装置4へ送信する。これにより操作情報のオペレー
タへのフィードバックを高速化することが可能になる。
【0021】なお、上記先行予測機能101は、目標設
定値変更ボタン13又は14がタッチされている時間、
現在、プラント制御装置2が出力している出力制御値2
02を加算する。この先行予測機能101は、プロセス
計算機1内のソフトウェアによって実現され、図2に示
すように上記タッチ情報を一定周期で読み込み、読み込
んだとき例えば目標設定値変更ボタン13がタッチされ
ていれば出力制御値202の予測値203を一定値アッ
プさせる。したがって、最新予測値は前回予測値にαを
加算したものとなる。このαは、そのボタン13のタッ
チ時間と、予測値と実出力制御値との差とにより求めら
れる。
【0022】即ち、この実施例1では、オペレータによ
りプラント制御装置2への目標値設定操作を実行中に、
プラント制御装置2に対して設定値の増減信号を送信す
るとともに、オペレータの操作量に応じて、プラント制
御装置2に設定される目標値(出力制御値202)を先
行予測し、この予測値203をCRT表示装置3に表示
する。したがって、伝送系、制御系の処理をバイパスし
迅速に、オペレータの操作内容をCRT表示装置3に表
示できる。
【0023】実施例2. 図3は上記実施例1の構成に、先行予測・制御出力切替
機能105を追加した実施例2の構成を示す。この実施
例2のプラント監視制御方法は、プロセス計算機1に先
行予測機能101及び先行予測・制御出力切替機能10
5を設け、先行予測機能101によりプラント制御装置
2の出力である制御値202を予測し、時間遅れ要素を
考慮した時間経過後またはプラント制御装置2の出力制
御値202が上記予測した値203に達した後、表示装
置3に表示される情報を先行予測・制御出力切替機能1
05により切替え、上記予測値203からプラント制御
装置2の出力制御値202に戻すことを可能にしたこと
を特徴としている。
【0024】この実施例2の特徴とする動作は、先行予
測・制御出力切替機能105の切り替え後の出力204
により、オペレータによる操作の後、例えば時間遅れ要
素を考慮した時間経過後、表示装置3に表示される情報
を予測値203からプラント制御装置2の出力制御値2
02に切り替える。即ち、オペレータがタッチ入力のボ
タンから手が離れてからの時間をカウントし、例えば4
秒後に予測値203を表示するのをやめ、プラント制御
装置2が出力している実際の出力制御値202を表示す
る。この先行予測・制御出力切替機能105により、オ
ペレータは監視上の違和感無く予測値203から、実際
のプロセス量の監視を行えるようになる。また、プラン
ト制御装置2の異常等により目標設定値12A,12B
が予想外の変化をした場合にも監視可能となる。また、
予測値203から出力制御値202への切り替えは操作
完了後の従来通りのプラント監視機能を保証することに
もなる。
【0025】実施例3. 図4に上記実施例2の構成に、先行予測値の比較校正機
能106を追加した実施例3の構成を示す。この実施例
3のプラント監視制御方法は、プロセス計算機1に先行
予測機能102及び比較校正機能106を設け、先行予
測機能102によりプラント制御装置2の出力制御値2
02を予測し、この予測値203と時間遅れ要素を考慮
した時間経過後のプラント制御装置2の出力制御値20
2とを上記比較校正機能106で比較し、この比較結果
に従って次回操作時の予測パラメータを調整可能とする
ことを特徴としている。即ち、この実施例3では、先行
予測機能102にて先行予測した目標値(予測値20
3)と、時間遅れ要素を考慮した時間経過後のプラント
制御装置2の出力制御値202とを比較することによ
り、次回同一操作実施時の予測パラメータを調整し、よ
り高精度な予測を可能にしている。なお、先行予測機能
102は、図2で示した値αをソフトウェア上のテーブ
ルに書いておき、次回操作時に新たに算出した値αに基
づいて予測を可能にする。
【0026】205は次回操作時用の比較校正用データ
を示す。比較校正機能106により予測値203とプラ
ント制御装置2が実際に出力する出力制御値202を比
較することにより、予測値パラメータの自動校正を可能
にする。この比較校正機能106により、プラント内に
ある様々な特性を持つプラント制御装置2に対し、個別
に保守員によりパラメータを変更する必要がなくなり、
保守時間の低減と適用範囲の拡大を図ることができる。
また、プラント制御装置2の経年変化に対しても的確な
予測を可能にする。
【0027】実施例4. 図5に上記実施例3の構成に、比較警報出力機能107
を追加した実施例4の構成を示す。この実施例4のプラ
ント監視制御方法は、プロセス計算機1に先行予測機能
102及び比較警報出力機能107を設け、先行予測機
能101によりプラント制御装置2の出力である制御値
202を予測し、この予測値203と時間遅れ要素を考
慮した時間が十分経過した後のプラント制御装置2の出
力制御値202とを比較警報出力機能107で比較し、
両者が著しく異なる場合には、表示系、伝送系、制御系
のいずれかに異常が発生したと判断してオペレータに告
知するようにしたことを特徴としている。
【0028】即ち、この実施例4では、先行予測機能1
02による予測値203から、プラント制御装置2の出
力制御値202の表示に戻す際に、両者の値を比較し著
しく異なる場合には、表示系、伝送系、制御系のループ
に存在するいずれかの系にて異常が発生したものと判断
し、オペレータに異常情報を告知するようにしている。
なお、上記著しく異なる場合の判断は次のように行なわ
れる。予測値203はソフトウェアにより計算された値
であり、実出力制御値202はネットワーク継間で取り
込み可能であり、どの程度差で異常にするかは各プラン
ト制御装置毎の特性により異なるため、程度差を示すテ
ーブルにより、上記著しく異なる場合の判断を行う。一
定時間経過後においても、予測値203とプラント制御
装置2の出力制御値202が著しく異なることは、伝送
ルートに介在するいずれかのユニットの故障が考えられ
る。図5の例では通信装置7A、通信回線8、通信装置
7B、プラント制御装置2が伝送ルートに介在し、いず
れかの異常であると推定することができる。比較警報出
力機能107の出力は警報音や警報ランプによりオペレ
ータに告知される。
【0029】実施例5. 上記実施例1ではプラント制御装置2は従来のハードウ
ェア操作器、即ち個別にワイヤーで接続された信号によ
り動作するプラント制御装置2を考慮し通信回線を流す
データはON/OFF信号を想定していた。これに対
し、この実施例5のプラント監視制御方法は、図6に示
すようにプラント制御装置2にON/OFFの指令値を
与える代わりに、オペレータにより連続操作されている
時間をパラメータとしてプロセス計算機1に与え、その
先行予測機能103によりプラント制御装置2の出力で
ある制御値202の先行予測を行なうようにしたもので
ある。
【0030】即ち、この実施例5は、上記実施例1のプ
ラント制御装置2が従来のハードウェアワイヤーにより
接続されていたプラント制御装置2を想定し、プロセス
計算機1からの指令をON/OFF信号により行ってい
たのに対し、オペレータによる連続操作時間をパラメー
タとして送信可能とする事により、より正確な先行予測
を可能とする。図6の実施例5では伝送フォーマット2
06でプラント制御装置2に要求を出す。伝送フォーマ
ット206にオペレータによる連続操作時間(どの制御
器を何秒間操作したかの時間)が含まれることにより、
先行予測機能103は、より正確な予測が可能になる。
これに対し、プラント制御装置2側にはハードウェアワ
イヤー的ではないフォーマットのデータを解析する機能
が要求されるようになる。
【0031】実施例6. 図7は、上記実施例5の構成に評価関数108による増
減値幅の変化機能を有する先行予測機能104を追加し
た実施例6の構成を示す。この実施例7のプラント監視
制御方法は、プロセス計算機1とプラント制御装置2に
それぞれ同一の連続操作時間をパラメータとする増減値
の評価関数108を持たせ、この評価関数108により
プラント制御装置2に対しステップ変化、加速変化、微
少変化等を要求可能としたものである。
【0032】上記実施例5では、ハードウェアワイヤー
によるプラント制御装置2の操作を行う場合時間遅れ要
素がほとんどなくきわめて柔軟なプラント制御が出来て
いたのに対し、図8で示した構成のシステムでは時間遅
れ要素がありきめ細かい制御が出来ない問題があった。
しかし、本実施例6では、ソフトウェア操作器では操作
が困難な微少変化要求時の連続操作時間を大きくとるこ
とにより可能とし、この弊害として発生する大幅変化要
求への対応のため、連続操作時間が長くなるほど加速的
に増減量を変化させるようにしている。したがって、本
実施例6では、評価関数108による増減幅変化は、プ
ラント制御装置2に対しステップ変化、加速変化、微少
変化などのそれぞれのプラント制御装置2に適切かつ詳
細な変化指令を可能にする。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、先行予測機能によりプラント制御装置の出力である
制御値を予測し、時間遅れ要素を考慮した時間経過後ま
たはプラント制御装置の出力制御値が上記予測した値に
達した後、表示装置に表示される情報を先行予測・制御
出力切替機能により切替え、上記予測値からプラント制
御装置の出力制御値に戻すことを可能にしたので、操作
時以外は表示情報はプラント制御装置の出力であり、こ
れによりオペレータによる正確なプラント監視制御を可
能にするという効果が得られる。 請求項2に係る発明に
よれば、先行予測機能によりプラント制御装置の出力制
御値を予測し、この予測値と時間遅れ要素を考慮した時
間経過後のプラント制御装置の出力制御値とを比較校正
機能で比較し、この比較結果に従って次回操作時の予測
パラメータを調整可能としたので、予測値と出力制御値
とが比較され、この比較結果が次回操作時の予測パラメ
ータの校正にフィードバックされるようになり、これに
より高精度の予測が可能となるという効果が得られる。
請求項3に係る発明によれば、請求項2のものにおい
て、上記プロセス計算機に、さらに、比較警報出力機能
を設け、先行予測機能によりプラント制御装置の出力で
ある制御値を予測し、この予測値と時間遅れ要素を考慮
した時間が十分経過した後のプラント制御装置の出力制
御値とを上記比較警報出力機能で比較し、両者が著しく
異なる場合には、表示系、伝送系、制御系のいずれかに
異常が発生したと判断してオペレータに告知するように
したので、予測値と出力制御値とが著しく異なる場合に
はオペレータに告知され、これによりオペレータは制御
系の異常に迅速に対応できるという効果が得られる。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成及び処理を示すフロ
ーチャートである。
【図2】上記実施例1における先行予測機能の処理を補
足説明するためのフローチャートである。
【図3】この発明の実施例2の構成及び処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】この発明の実施例3の構成及び処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】この発明の実施例4の構成及び処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】この発明の実施例5の構成及び処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】この発明の実施例6の構成及び処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】従来のプラント監視制御システムの全体構成図
である。
【図9】従来のプラント監視制御システムの構成及び処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プロセス計算機 2 プラント制御装置 3 CRT表示装置 4 CRT制御装置 5 タッチパネル 6 タッチパネル制御装置 7A 通信装置(プロセス計算機用) 7B 通信装置(プラント制御装置用) 8 通信回線 9 プロセス入出力装置(PIO) 11A プロセス値(デジタル表示) 11B プロセス値(棒グラフ表示) 12A 目標設定値(デジタル表示) 12B 目標設定値(棒グラフ表示) 13 目標設定値変更ボタン(増加用) 14 目標設定値変更ボタン(減少用) 101 先行予測機能(ON/OFF指令) 102 先行予測機能(ON/OFF指令・構成機能付
き) 103 先行予測機能(連続操作時間指令) 104 先行予測機能(連続操作時間指令・評価関数機
能) 105 先行予測・制御出力切替機能 106 比較校正機能 107 比較警報出力機能 108 評価関数 201 目標設定値変更指令データ(ON/OFF指令
データ) 202 出力制御値 203 予測値 204 先行予測・制御出力切り替え後の出力 205 比較校正用データ 206 伝送フォーマット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントを制御するプラント制御装置
    と、このプラント制御装置により制御されるプラントの
    制御プロセスや状態を表示装置に表示させる処理等を行
    なうプロセス計算機とを備えたプラント監視制御システ
    ムにおいて、上記プロセス計算機に先行予測機能及び先
    行予測・制御出力切替機能を設け、上記先行予測機能に
    より上記プラント制御装置の出力である制御値を予測
    し、時間遅れ要素を考慮した時間経過後または、上記プ
    ラント制御装置の出力制御値が上記予測した値に達した
    後、上記表示装置に表示される情報を上記先行予測・制
    御出力切替機能により切替え、上記予測値から上記プラ
    ント制御装置の出力制御値に戻すことを可能にしたこと
    を特徴とするプラント監視制御方法。
  2. 【請求項2】 プラントを制御するプラント制御装置
    と、このプラント制御装置により制御されるプラントの
    制御プロセスや状態を表示装置に表示させる処理等を行
    なうプロセス計算機とを備えたプラント監視制御システ
    ムにおいて、上記プロセス計算機に先行予測機能及び比
    較校正機能を設け、上記先行予測機能により上記プラン
    ト制御装置の出力である制御値を予測し、この予測値と
    時間遅れ要素を考慮した時間経過後の上記プラント制御
    装置の出力制御値とを上記比較校正機能で比較し、この
    比較結果に従って次回操作時の予測パラメータを調整可
    能とすることを特徴とするプラント監視制御方法。
  3. 【請求項3】 上記プロセス計算機に、さらに、比較警
    報出力機能を設け、上記先行予測機能により上記プラン
    ト制御装置の出力である制御値を予測し、この予測値と
    時間遅れ要素を考慮した時間が十分経過した後の上記プ
    ラント制御装置の出力制御値とを上記比較警報出力機能
    で比較し、両者が著しく異なる場合には、表示系、伝送
    系、制御系のいずれかに異常が発生したと判断してオペ
    レータに告知することを特徴とする請求項2に記載の
    ラント監視制御方法。
JP5098756A 1993-04-01 1993-04-01 プラント監視制御方法 Expired - Fee Related JP2783745B2 (ja)

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