JP2781341B2 - 酸化物単結晶膜の製造方法 - Google Patents

酸化物単結晶膜の製造方法

Info

Publication number
JP2781341B2
JP2781341B2 JP16104894A JP16104894A JP2781341B2 JP 2781341 B2 JP2781341 B2 JP 2781341B2 JP 16104894 A JP16104894 A JP 16104894A JP 16104894 A JP16104894 A JP 16104894A JP 2781341 B2 JP2781341 B2 JP 2781341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
substrate
melt
crystal substrate
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16104894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0826894A (ja
Inventor
和明 山口
伸征 古久根
順二 佐藤
龍一 大内
竜生 川口
美能留 今枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP16104894A priority Critical patent/JP2781341B2/ja
Publication of JPH0826894A publication Critical patent/JPH0826894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2781341B2 publication Critical patent/JP2781341B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気光学単結晶膜等の
酸化物単結晶膜を形成する製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ニオブ酸リチウム(LiNbO3 ) 単結
晶、タンタル酸リチウム(LiTaO3 )単結晶が、オ
プトエレクトロニクス用材料として期待されている。ニ
オブ酸リチウム単結晶等からなる基板の上に、液相エピ
タキシャル法によってニオブ酸リチウム薄膜を得ること
が知られている。例えば、「Appl. Phys.Letters 」 Vo
l.26 No.1 (1975)の第8〜10頁の記載によれば、タ
ンタル酸リチウム単結晶基板上に液相エピタキシャル法
によってニオブ酸リチウム単結晶薄膜を形成している。
「Mat. Res. Bull」 Vol.10(1975) の第1373〜1
377頁の記載によれば、ニオブ酸リチウム単結晶基板
上に液相エピタキシャル法によってニオブ酸リチウム単
結晶薄膜を形成している。「J. Appl. Phys.」 Vo
l.70, No.5,( 1991 )の第2536〜2541頁によ
れば、酸化マグネシウムをドープしたニオブ酸リチウム
単結晶基板上に、液相エピタキシャル法によってニオブ
酸リチウム単結晶薄膜を形成している。
【0003】液相エピタキシャル法における成膜方法を
説明する。まず、例えばニオブ酸リチウム(溶質)とL
iVO3 (溶融媒体)とを仕込んで混合する。この溶融
体の仕込み組成に対応する飽和温度をT0 とする。この
溶融体の温度を、飽和温度T0 よりも高温で保持し、ニ
オブ酸リチウムとLiVO3 とを均一に溶融させる。次
いで、溶融体の温度を、飽和温度T0 よりも低い温度ま
で冷却して溶融体を過冷却状態とする。過冷却状態の溶
融体に対して、基板を接触させ、基板の表面にニオブ酸
リチウム単結晶膜を液相エピタキシャル成長させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際の製造工
程において、次の問題が発生することが判明した。即
ち、液相エピタキシャル法によりニオブ酸リチウム単結
晶膜を作製する場合には、溶融体にニオブ酸リチウム単
結晶基板を接触させた後、基板を上昇させて溶融体から
引き上げるが、このときに基板にクラックが多発するこ
とが判った。例えば、本発明者は、特開平5─3309
77号公報や特開平5─58733号公報に記載されて
いる方法に従って、ニオブ酸リチウム単結晶基板を保持
し、膜を形成した。特開平5─330977号公報の方
法では、脚部を非可とう性とし、脚部の下側端部に溝を
形成し、この溝に、基板の外周縁部を係合させている。
特開平5─58733号公報の方法では、3本の脚部な
いしアームにそれぞれ基板をはめこむための溝を形成
し、このアームの少なくとも内側に、突起を設けてい
る。しかし、溶融体に基板7を接触させた後、基板7を
上昇させて溶融体から引き上げると、図12に示すよう
に、基板7の下側面7cの方から見ると、クラック26
が発生していた。
【0005】本発明の課題は、ニオブ酸リチウム単結晶
膜等の酸化物単結晶膜を液相エピタキシャル法によって
形成するのに際して、酸化物単結晶基板を上昇させて酸
化物溶融体から引き上げる段階で、基板にクラックが発
生したり、結晶性が劣化したりするのを、防止すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、酸化物単結晶
基板の周縁部を複数の腕部によって保持し、この際各腕
部から前記単結晶基板を挟む方向に圧力を加えることが
できるように各腕部を付勢し、前記単結晶基板を酸化物
溶融体に接触させて酸化物単結晶膜を形成し、次いで単
結晶基板を溶融体から引き上げて回転させることによ
り、単結晶基板に付着した溶融体を減らすことを特徴と
する、酸化物単結晶膜の製造方法に係るものである
【0007】
【作用】本発明者は、前記した現象について詳細に検討
した結果、次の結論に至った。即ち、溶融体にニオブ酸
リチウム単結晶基板7を接触させた後、この基板7を上
昇させて溶融体から引き上げるのに際しては、基板7上
に溶融体が残留する。ニオブ酸リチウム単結晶膜等の電
気光学単結晶基板の場合には、基板7上に残留した溶融
体が固化する際に基板7に加わる応力、基板7と溶融媒
体との熱膨張率の違いに起因する応力、あるいは焦電に
よって、基板7にクラック26が発生するものと考えら
れる。
【0008】本発明者は、実際に、基板上における溶融
体の残留状況を詳細に調べた結果、溶融体は、主とし
て、基板を保持する保持具ないしホルダーと基板との間
に、残留することが判った。この結果、図12に示すよ
うに、クラック26は、主として基板7と保持部25c
との接触部分を起点として、発生したものと考えられ
る。
【0009】そこで、本発明者は、基板7に付着した溶
融体を除去するために、基板7を上昇させて溶融体から
引き上げた直後に、直ちに基板を高速で回転し、遠心力
によって溶融体を振り切ることを試みた。この方法は、
基板7に付着した溶融体を除去する上ではかなり有効で
あった。しかし、特に基板7と保持具との間に残留した
溶融体は除去が難しく、これを、基板の回転によって除
去するためには、非常な高速、例えば800rpmを越
える高速度で、基板を回転させる必要があった。
【0010】しかし、このような高速度で基板を回転さ
せることは、実際には困難であった。即ち、基板をアー
ムで保持する際に基板の水平度を確保することが困難で
あり、また、基板とアームとの間で隙間やがたつきが生
じやすかった。特に、基板を高速度で回転させようとす
ると、基板の回転状態のバランスが失われて回転状態に
うねりが発生し、基板が落下することが多く、回転数を
大きくすることが困難であったし、基板の各部分に不均
一に押圧力が加わり、基板上の単結晶膜の結晶性が劣化
し易かった。しかも、実際の量産を可能とするために
は、基板の平面的寸法を大きくする必要があるが、こう
した大寸法の基板を高速度で、中心がぶれないように回
転させることは、非常に困難であった。
【0011】以上の知見を基にして、本発明者は、単結
晶基板の周縁部を複数の腕部によって保持し、各腕部を
付勢して各腕部から単結晶基板を挟む方向に圧力を加
え、単結晶基板を回転させながら上昇させることを試み
た。この結果、各腕部を付勢して各腕部から単結晶基板
を挟む方向に圧力を加えているので、基板と腕部との間
で隙間やがたつきが生じなくなったし、基板の各部分に
加わる押圧力が均一になった。
【0012】しかも、基板を高速度で回転させた場合に
は、基板の各腕部からの押圧力がそれぞれほぼ等しくな
るように、基板の回転の中心の位置が調整される調心作
用がある。従って、基板の回転状態のバランスが良好に
保持され、基板の落下や、無理な押圧力による膜の結晶
性の劣化を、防止することができた。特に、400rp
m以上の高い回転数で基板を回転させることもできるよ
うになった。
【0013】本発明は、異方性の電気光学単結晶基板の
上に、液相エピタキシャル法によって、電気光学単結晶
膜を形成する方法について、特に好適である。なぜな
ら、前記したように、電気光学単結晶基板には特にクラ
ックが発生し易いからである。この原因については、ニ
オブ酸リチウム単結晶等の場合には、基板を構成する単
結晶が異方性であり、基板の厚さ方向と基板の平面方向
とでは、結晶性が異なっている。こうした異方性を有す
る基板においては、基板の表面に残留した溶融体が固化
する際に、クラックが発生し易いものであろう。
【0014】また、本発明者は、上記の方法が他の酸化
物単結晶基板に対して適用できることを確認した。本発
明者は、ガドリニウム─ガリウムガーネット基板上に、
YIG(イットリウム─鉄ガーネット)単結晶膜を液相
エピタキシャル法によって形成する研究を行っていた。
この場合には、溶融体の溶融媒体として、PbO─Bi
2 3 ─B2 3 を使用し、900°C程度で成膜し、
厚さ100〜500μm程度の単結晶膜を形成してい
る。この成膜直後の段階では、育成されたガーネット単
結晶膜上に、フラックスとガーネットとの混合物からな
る固相が析出し、固着している。従来は、次の段階で、
単結晶基板の表面を研磨加工することにより、単結晶膜
の凹凸をなくし、同時に溶融媒体からなる固相を除去す
る研磨加工工程が必要であった。
【0015】しかし、本発明によって酸化物単結晶基板
を回転させ、溶融媒体を振り切ることによって、溶融媒
体を酸化物単結晶基板から除去し、鏡面をえることがで
きた。この結果、溶融媒体からなる固相を除去する研磨
加工工程が不要になった。しかも、溶融媒体を酸化物単
結晶基板から除去できるほど高速で基板を回転させて
も、前記したように、基板の回転状態のバランスが良好
に保持され、基板の落下や、無理な押圧力による膜の結
晶性の劣化を、防止することができた。
【0016】
【実施例】本発明において、腕部を支点を中心として回
動可能なように取り付け、単結晶基板の保持部に対して
支点の反対側において腕部に重りを取り付け、この重り
の重量によって腕部に生ずる回転トルクで腕部を付勢す
ることができる。この場合には、基板を溶融体に接触さ
せる段階では重りの重量に応じた回転トルクのみが腕部
に加わるが、基板の回転速度を上昇させるのにつれて、
重りに加わる遠心力が大きくなり、この遠心力によるト
ルクが更に腕部及び基板へと加わる。ここで、溶融体に
基板を接触させるときには、基板が回転しておらず、又
は基板の回転速度が小さいので、基板を強く保持する必
要は特になく、基板の押圧力は小さくてもよい。この一
方、基板を高速度で回転させる際には、基板を保持する
保持力ないし押圧力を大きくして基板のずれを防止する
必要がある。
【0017】この点、基板の回転速度を上昇させるのに
つれて、重りに加わる遠心力が大きくなるように構成し
ているので、基板を溶融体に接触させる段階では押圧力
を小さくしても、高速回転時に十分な押圧力を得ること
ができる。従って、特に液相エピタキシャル成長の時点
において、膜の結晶性への悪影響を小さくすることがで
きるので、この結晶性が向上する。
【0018】また、弾性復元力によって腕部を付勢する
ことができる。特に、環状の付勢用具に複数の弾性復元
材を設け、各弾性復元材に接触子を固定し、各接触子に
よって腕部を押圧でき、かつ腕部と接触子との接触位置
を変化させることによって腕部に対する押圧力を変化さ
せうるように構成することができる。この場合には、基
板の寸法が変化したときにも、容易に対応することがで
きる。
【0019】また、腕部において基板と接触し、基板を
保持する保持部の形状は、特に制限されないが、単結晶
基板を前記溶融体に接触させるのに際して、腕部の単結
晶基板と接触する保持部分の先端がこの溶融体に接触し
ないように、単結晶基板の溶融体接触面から溶融体側へ
突出しない構成とすると、腕部と基板との隙間に溶融体
が付着するのを防止できる。基板自体に付着した溶融体
は、比較的に低い回転数で除去することができるので、
回転数の増大による単結晶膜の結晶性の劣化も防止する
ことができる。
【0020】また、特に腕部の単結晶基板と接触する保
持部分に切り欠き部を形成することにより、単結晶基板
を回転させながら上昇させる際に、切り欠き部を通して
溶融体を飛散させうるように構成することができる。こ
の切り欠き部は、くし歯状であってもよく、貫通孔であ
ってもよい。これにより、腕部と基板との隙間に付着、
残留した溶融体を、低い回転数で容易に除去することが
できる。
【0021】単結晶基板を溶融体から引き上げる際に、
単結晶基板を溶融体の表面に対して傾斜させることがで
きる。即ち、このときに単結晶基板が水平であると、単
結晶基板の下側面の全面にわたって溶融体が付着する。
しかし、このときに単結晶基板を傾斜させると、基板の
下側面が傾斜することにより、この下側面に沿って溶融
体が下方へと流動し、ルツボの方へと流下し易くなる。
従って、基板側に残留する溶融体の量、特に基板と腕部
との隙間に残留する溶融体の量が減少するので、溶融体
の除去が容易になる。この傾斜角度は、1°〜5°とす
ることが好ましい。
【0022】単結晶基板と、単結晶膜とは,同一の物質
によって形成してよく、異なる物質によって形成するこ
ともできる。ただし、両者の格子定数が近くなければな
らない。電気光学単結晶としては、前記した理由から、
異方性の電気光学単結晶が好ましい。電気光学単結晶と
しては、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)単結晶、タ
ンタル酸リチウム(LiTaO3 )単結晶、LiNbx
Ta1-x 3 単結晶(0<x<1)が好ましい。
【0023】現在のところ、電気光学単結晶基板は、引
き上げ法によって製造されており、ニオブ酸リチウム単
結晶基板については、結晶性の良い光学グレードの単結
晶基板が得られている。しかし、現在の段階では、引き
上げ法により製造されるタンタル酸リチウム単結晶基板
は、ニオブ酸リチウム単結晶基板に比べて結晶性が悪
い。もともと結晶性が悪いタンタル酸リチウム単結晶基
板の上に、単結晶膜を形成しても、光学グレードのニオ
ブ酸リチウム単結晶基板上に作製した膜よりも優れた結
晶性を持つ単結晶膜を得るのは、困難である。
【0024】この理由から、現段階では、光学グレード
のニオブ酸リチウム単結晶を基板として使用することが
好ましい。ただし、この問題は、引き上げ法による製造
技術の問題であるので、将来ニオブ酸リチウム単結晶基
板と同等の結晶性を持つ、光学グレードのタンタル酸リ
チウム単結晶基板が開発されれば、これを基板として好
ましく使用することができる。
【0025】溶質がニオブ酸リチウム、タンタル酸リチ
ウム及びLiNbx Ta 1-x 3 からなる群より選ばれ
た1種以上の溶質である場合には、溶融媒体をLiVO
3 とLiBO2 とからなる群より選ばれた1種以上の溶
融媒体とすることが好ましい。この溶質と溶融媒体との
組み合わせを採用した場合には、溶融体の仕込み組成
は、溶質10mol%─溶媒90mol%〜溶質60m
ol%─溶媒40mol%とすることが好ましい。
【0026】図1は、ウエハー形状の単結晶基板7を保
持し、回転させている状態を示す斜視図であり、図2
は、図1の保持具の要部を示す模式図であり、図3は、
基板7を溶融体8に接触させている状態を模式的に示す
一部断面図である。例えば円柱形状の昇降部分1の下側
側周面に、金具2を例えば3箇所に取り付け、各金具2
に腕部4を取り付ける。この腕部4は、くの字形状に曲
がっており、腕部4の上部4a及び下部4bは、いずれ
も支点3を中心として昇降部分1から外側へと向かって
延びており、腕部4は支点3を中心として回動可能であ
る。上部4aの先端に重り5が取り付けられており、下
部4bの下端に保持部6が形成されている。
【0027】保持部6の形状は、ほぼ垂直である周縁挟
持部6bと、この周縁挟持部の下端から内側に突出した
基板支持部6aとによって、構成されている。基板7を
保持する際には、図2に示すように、腕部4を矢印Bの
ように回動させ、基板7の周縁7aを周縁挟持部6bの
内側に挟持する。この状態で、重り5に加わる重力によ
って、腕部4に矢印B方向の回転トルクが加わり、基板
が保持される。
【0028】基板7を保持した後、昇降部分1を炉内で
降下させ、基板7の下側面7cを溶融体8に接触させ
る。この際には、20rpm程度の低速で基板7を回転
させることができる。次いで、基板7を上昇させ、20
0rpm以上の高速度で回転させて溶融体を振り切る。
この高速回転の際には、重り5には、重力だけではな
く、高速回転による遠心力が加わる。好ましくは、この
高速回転による溶融体8の除去を終えた後、基板7を3
〜60rpm程度の低速回転させながら、炉内を上昇
させ、徐々に冷却させる。
【0029】図4は、他の保持方法によって基板7を保
持している状態を概略的に示す斜視図であり、図5
(a)は、付勢用具8を示す平面図であり、図5(b)
は、図4の保持具の要部を示す正面図である。
【0030】付勢用具8の本体8aは円環形状であり、
付勢用具8の内側に、例えば3箇所に凹部8bが形成さ
れており、各凹部8bに、付勢装置、例えばスプリング
コイル9が挿入及び固定されており、各付勢装置9の先
端部分に接触子10が連結されている。保持具の昇降部
分1の下側側周面の例えば3箇所に、図1の保持具と同
様に金具2が設置されており、各金具2に腕部11が回
動可能なように取り付けられている。
【0031】各腕部11の外側面に、水平な溝12が所
定位置に形成されており、各腕部11の下側に、図1に
示したような保持部6が設けられている。各保持部6に
よって、基板7が3方向から挟持され、保持されてい
る。各接触子10の先端部分に爪10aが形成されてお
り、これらの各爪10aを、各溝1にはめ合わせうる
ように、構成されている。そして、図4及び図5(b)
において、付勢用具8の上下方向における位置を変更す
ると、各腕部11と各接触子10との接触位置が、上下
方向で変動する。そして、各接触子10の位置は、基板
7の周縁部7aよりも内側であり、腕部11は、下側へ
と向かって広がるように傾斜しているので、付勢用具8
を下方に動かすと、接触子10からの押圧力が大きくな
り、この結果基板7に対する押圧力も大きくなる。
【0032】図6(a)、(b)は、他の保持方法によ
って基板7を保持した状態を示す要部部分断面図であ
る。図1に示したものと同じ構成部材には、同じ符号を
付け、その説明は省略する。昇降部分1に軸14を取り
付け、腕部13の貫通孔13aに軸14を挿通し、軸1
4の先端に押さえ16を取り付ける。図6(a)に示す
ように、押さえ16によってコイルスプリング9を押圧
し、次いで矢印C方向へとコイルスプリング9を復元さ
せ、図6(b)に示すように基板7を保持する。
【0033】図7(a)、(b)は、更に他の保持方法
によって基板7を保持した状態を示す要部部分断面図で
ある。腕部17に対して、他の腕部15を取り付け、腕
部17と15とが、支点3Aを中心として回動可能なよ
うにする。本実施例では、支点3Aを基板7の周辺に取
り付けた。腕部17に軸14を取り付け、腕部15の貫
通孔15aに軸14を挿通し、軸14の先端に押さえ1
6を取り付ける。図7(a)に示すように、押さえ16
によってコイルスプリング9を押圧し、次いでコイルス
プリング9を復元させ、矢印D方向へと腕部17を回動
させ、図7(b)に示すように基板7を保持する。
【0034】図8(a)、(b)は、それぞれ、他の形
状の保持部を示す部分断面図である。腕部の構成は特に
制限されないが、前記した図1〜図7に示した腕部を好
適に使用することができる。図8(a)に示す保持部2
0においては、保持部20の内側に向かって周縁挟持部
20aと基板支持部20bとが形成されており、周縁挟
持部20aの上に、基板7の上側面を位置決めするため
の位置決め用突起20cが形成されている。
【0035】図8(b)に示す保持部21においては、
腕部の下端に曲折部21aが設けられ、曲折部21aの
下に基板挟持部21bが略水平方向に延びており、基板
挟持部21bの先端面が基板7に接触している。これに
より、基板7を溶融体に接触させたときに、基板7の下
側面7cが溶融体に接触し、保持部21が溶融体に接触
しないようにする。
【0036】図9(a)、(b)に示すようにして基板
7を保持することもできる。ウエハー形状の基板7の側
周縁7aの例えば3箇所に、保持部22を接触させ、各
保持部22によって基板7を押圧し、基板7を挟持す
る。各保持部22は、側周縁7aの形状に追従できるよ
うに、ほぼ円弧形状をなしており、保持部22に複数個
の貫通孔23が形成されている。これにより、基板7を
回転させる際に、貫通孔23を通して、特に基板7と保
持部22との隙間に付着した溶融体を、飛散させうるよ
うに構成した。
【0037】図9に示す各保持部22をそれぞれ大型化
し、図10に示すように角度の大きい保持部24を使用
することができる。保持部24においては、多数の貫通
孔23が一定間隔で形成されている。基板7の側周縁7
aのほぼ全周近くが、3つの保持部24によって囲まれ
ている。
【0038】図11は、他の保持方法を模式的に示す部
分断面図である。昇降部分1の下側側周面に、金具2を
例えば3箇所に取り付け、各金具2に腕部34を取り付
ける。この腕部34は、くの字形状に曲がっており、腕
部34の上部34b及び下部34cは、いずれも支点3
を中心として、昇降部分1から外側へと向かって延びて
おり、腕部34は支点3を中心として回動可能である。
上部34bの上端に平坦部34aが形成されており、下
部34cの下端に保持部6が形成されている。
【0039】基板7を保持する際には、基板7の周縁7
aを周縁挟持部6bの内側に挟持する。平坦部34aの
上に重り40が支持されており、重り40の重量によっ
て、腕部34に回転トルクが加わり、基板7が保持され
る。こうした保持方法によれば、図1、図2に示す例と
は異なり、高速回転時にも、重り40により加わる力は
変化しないので、基板7に加わる付勢力も変動しない。
なお、重り40は、図11において、垂直方向には移動
するが、回転時においても、水平方向には移動しないよ
うにする。例えば、昇降部分1の側面に凹部を数カ所に
形成し、また重り40の内側面に突起を数カ所に形成
し、前記凹部と突起とを互いにはめ合わせ、この凹部と
突起との嵌合によって重り40を昇降部分1に対して固
定し、重り40が水平方向に移動しないようにすること
ができる。むろんこの際、重り40は、昇降部分1の側
面に沿って、垂直方向にスライドしうるように、前記突
起と凹部とを形成する。このためには、凹部と突起とを
それぞれ、垂直方向に向かって延びる細長い溝として形
成することができる。また、重り40は円環形状であっ
てよいが、各腕部34に対してそれぞれ別体の重り40
を設けることが好ましい。
【0040】以下、具体的な実験結果について、例示す
る。 (比較例1) 特開平5─58733号公報に記載され
た保持方法にほぼ従って、液相エピタキシャル法を実施
した。20mol%LiNbO3 ─80mol%LiV
3 の溶融体を使用した。ルツボ内において、溶融体
を、1000〜1300°Cで3時間以上攪拌して十分
均一な状態とし、次いで温度を960°Cまで冷却し、
静置した。電気光学単結晶基板7としては、Zカットし
た厚さ1mmの光学グレードニオブ酸リチウム単結晶基
板7を用いた。
【0041】特開平5─58733号公報に記載された
ように、3本の脚部にそれぞれ、基板7をはめこむため
の溝を形成し、各腕部の内側に突起を設けた。昇降部分
及び腕部はインコネルによって形成し、腕部の先端部分
は白金によって形成した。基板7を溝にはめ込んで保持
し、この保持状態で、基板7を、20rpmで回転させ
ながら、降下速度1mm/分で、溶融体の液面上約5m
mまで降下させた。ニオブ酸リチウム単結晶基板7と溶
融体との温度が平衡となるように、基板7を充分に予熱
した。
【0042】次いで、溶融体の温度を925°Cまで下
げ、溶融体を過冷却状態とした後、基板7を5mm/分
の降下速度で下げ、基板7の下側面7cを、溶融体の液
表面に接触させ、成膜を行った。
【0043】成膜終了後、ニオブ酸リチウム単結晶基板
7を、100mm/分の上昇速度で溶融体から引き離
し、次いで、基板7を、100rpm又は200rpm
でそれぞれ30秒間回転させた。その後、基板7を室温
までゆっくり冷却し、基板7表面に残った溶融体を水洗
して除去した。
【0044】この結果、100rpm、200rpmの
いずれの回転速度で基板7を回転させた場合にも、基板
の回転状態が不安定であってうねりが観察されたし、ま
た基板7にクラック26が発生していた。
【0045】(実施例1) 図1〜図3に示す保持方法
を使用して、比較例と同様にして液相エピタキシャル法
を実施した。昇降部分1及び腕部4の上部4a及び下部
4bはインコネルによって形成し、腕部4の先端にある
保持部6は白金によって形成した。この保持状態で、ニ
オブ酸リチウム単結晶基板7を、20rpmで回転させ
ながら、降下速度1mm/分で、溶融体の液面上約5m
mまで降下させた。ニオブ酸リチウム単結晶基板7と溶
融体との温度が平衡となるように、基板7を充分に予熱
した。溶融体の温度を925°Cまで下げ、溶融体を過
冷却状態とした後、基板7を5mm/分の降下速度で下
げ、基板7の下側面7cを、溶融体の液表面に接触さ
せ、成膜を行った。
【0046】成膜終了後、ニオブ酸リチウム単結晶基板
7を、100mm/分の上昇速度で溶融体から引き離
し、次いで、基板7を、600rpm又は800rpm
でそれぞれ30秒間回転させた。その後、基板7を室温
までゆっくり冷却し、基板7表面に残った溶融体を水洗
して除去した。
【0047】この結果、600rpm、800rpmの
いずれの回転速度で基板7を回転させた場合にも、基板
7の回転状態は安定しており、中心のブレやうねりは見
られなかったし、基板7にクラック26は発生しなかっ
た。
【0048】(実施例2)実施例1と同様の実験を行っ
た。ただし、酸化テルビウム、酸化ビスマス、酸化鉄、
酸化鉛、酸化ボロンを混合し、加熱及び溶解させて得た
溶融体から、カルシウム、マグネシウム、ジルコニウム
置換ガドリニウム─ガリウム─ガーネット単結晶基板上
に、磁性ガーネット単結晶膜を液相エピタキシャル法に
よって形成した。
【0049】溶融体を、十分に高い温度(1000°
C)で2時間攪拌し、十分均一な液相の状態とした。前
記単結晶基板7を、20rpmで回転させながら、降下
速度1mm/分で、溶融体の液面上約5mmまで降下さ
せた。前記単結晶基板7と溶融体との温度が平衡となる
ように、基板7を充分に予熱した。溶融体の温度を75
0°Cまで下げ、溶融体を過冷却状態とした後、基板7
を5mm/分の降下速度で下げ、基板7の下側面7c
を、溶融体の液表面に接触させ、成膜を行った。
【0050】成膜終了後、単結晶基板7を、100mm
/分の上昇速度で溶融体から引き離し、次いで、基板7
を、500rpmで30秒間回転させた。その後、基板
7を冷却し、基板7の表面に残った溶融体を水洗して除
去することにより、研磨加工工程を経ることなく、鏡面
の単結晶基板を得ることができた。
【0051】
【化1】Tb2.6 Bi0.4 Fe5 12 の組成の膜が約100μm成長した。この単結晶膜のX
線ロッキングカーブの半値幅を測定した。
【0052】X線ロッキングカーブの半値幅について説
明する。単結晶基板及び単結晶膜の結晶性は、X線ロッ
キングカーブの半値幅によって評価することができる。
この半値幅が小さいほど、単結晶の結晶性が良好である
と判断できる。この値の絶対値そのものは、X線測定装
置において使用する基準結晶等によって変動するので、
絶対値を特定することはできない。
【0053】しかし、液相エピタキシャル法により作製
される単結晶薄膜の結晶性は、単結晶基板の結晶性の影
響を強く受ける。従って、作製した単結晶膜の結晶性の
優劣を判断するには、使用した基板のX線ロッキングカ
ーブの半値幅を基準にしなければならない。特に、光学
グレードの単結晶基板は、現在引き上げ法によって作成
されているので、単結晶膜のX線ロッキングカーブの半
値幅が、光学グレードの単結晶基板のそれよりも小さい
ことが好ましい。
【0054】この半値幅の測定は、五結晶法により、
(888)面の反射を用いて行った。入射X線としては
CuKα1を使用し、モノクロメータとしては、Ge単
結晶の(440)面を用いた。本発明者が使用した光学
グレードのカルシウム、マグネシウム、ジルコニウム置
換ガドリニウムガリウムガーネット単結晶基板のX線ロ
ッキングカーブの半値幅は、12.1〜12.4〔arc
sec 〕であったので、これを単結晶基板の結晶性の基準
とした。
【0055】この結果、前記単結晶膜のX線ロッキング
カーブの半値幅は10.5〔arc sec 〕であり、単結晶
基板の結晶性よりも優れていた。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、ニオブ酸リチウム単結
晶膜等の酸化物単結晶膜を、液相エピタキシャル法によ
って、酸化物単結晶基板上に形成するのに際して、酸化
物単結晶基板を上昇させて溶融体から引き上げる段階
で、基板にクラックが発生するのを、防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】重り5を使用して単結晶基板7を付勢すること
によって単結晶基板7を保持している状態を示す斜視図
である。
【図2】図1の保持装置の要部を概略的に示す模式的部
分断面図である。
【図3】図1の保持装置を用いて単結晶基板7を保持
し、単結晶基板7を溶融体8に接触させている状態を示
す概略図である。
【図4】他の保持方法によって単結晶基板7を保持して
いる状態を示す斜視図である。
【図5】(a)は、付勢用具8を示す平面図であり、
(b)は、付勢用具8によって腕部11及び単結晶基板
7を付勢している状態を説明するための模式図である。
【図6】(a)は、更に他の保持方法によって単結晶基
板7を保持する直前の状態の要部を概略的に示す部分断
面図であり、(b)は、(a)において単結晶基板7を
保持している状態の要部を概略的に示す部分断面図であ
る。
【図7】(a)は、更に他の保持方法によって単結晶基
板7を保持する直前の状態の要部を概略的に示す部分断
面図であり、(b)は、(a)において単結晶基板7を
保持している状態の要部を概略的に示す部分断面図であ
る。
【図8】(a)、(b)は、それぞれ単結晶基板7の保
持部の周辺を示す部分断面図である。
【図9】(a)は、更に他の保持部22によって単結晶
基板7を保持している状態を概略的に示す部分断面図で
あり、(b)は、(a)の保持部22の斜視図である。
【図10】更に他の保持部24によって単結晶基板7を
保持している状態を概略的に示す部分断面図である。
【図11】更に他の保持具34によって基板7を保持し
ている状態を概略的に示す部分断面図である。
【図12】単結晶基板7にクラック26が発生した状態
を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
1 保持具の昇降部分 3 支点 4、11、1
3、15、17、25 腕部 5 重り 6、2
0、21、22、24、25c 保持部 7 単結晶
基板 7a 単結晶基板の周縁部 8 溶融体
9 弾性的付勢装置であるコイルスプリング 10
接触子 23 保持部の貫通孔 26 クラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大内 龍一 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日本碍子株式会社内 (72)発明者 川口 竜生 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日本碍子株式会社内 (72)発明者 今枝 美能留 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日本碍子株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−260689(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C30B 1/00 - 35/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸化物単結晶基板の周縁部を複数の腕部に
    よって保持し、この際各腕部から前記単結晶基板を挟む
    方向に圧力を加えることができるように前記各腕部を付
    勢し、前記単結晶基板を溶融体に接触させて酸化物単結
    晶膜を形成し、次いで前記単結晶基板を溶融体から引き
    上げて回転させることにより、前記単結晶基板に付着し
    た前記溶融体を減らすことを特徴とする、酸化物単結晶
    膜の製造方法。
  2. 【請求項2】前記腕部が支点を中心として回動可能なよ
    うに取り付けられており、前記単結晶基板の保持部に対
    して前記支点の反対側において前記腕部に重りが取り付
    けられており、この重りの重量によって前記腕部に生ず
    る回転トルクで前記腕部を付勢できるように構成されて
    いる、請求項1記載の酸化物単結晶膜の製造方法。
  3. 【請求項3】弾性復元力によって前記腕部を付勢したこ
    とを特徴とする、請求項1記載の酸化物単結晶膜の製造
    方法。
  4. 【請求項4】環状の付勢用具に複数の弾性復元材を設
    け、各弾性復元材に接触子を固定し、各接触子によって
    前記腕部を押圧でき、かつ前記腕部と前記接触子との接
    触位置を変化させることによって前記腕部に対する押圧
    力を変化させうるように構成したことを特徴とする、請
    求項3記載の酸化物単結晶膜の製造方法。
  5. 【請求項5】重力によって前記腕部を付勢したことを特
    徴とする、請求項1記載の酸化物単結晶膜の製造方法。
  6. 【請求項6】前記単結晶基板を前記溶融体に接触させる
    のに際して、前記腕部の前記単結晶基板と接触する保持
    部分の先端がこの溶融体に接触しないように、単結晶基
    板の溶融体接触面から溶融体側へ突出しない構成とした
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つの項に
    記載の酸化物単結晶膜の製造方法。
  7. 【請求項7】前記腕部の前記単結晶基板と接触する保持
    部分に切り欠き部を形成することにより、前記単結晶基
    板を回転させながら上昇させる際に、前記切り欠き部を
    通して前記溶融体を飛散させうるように構成したことを
    特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つの項に記載の
    酸化物単結晶膜の製造方法。
  8. 【請求項8】前記単結晶基板を前記溶融体に接触させた
    後、この単結晶基板を前記溶融体から分離する際に、前
    記単結晶基板を前記溶融体の表面に対して傾斜させるこ
    とを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つの項に記
    載の酸化物単結晶膜の製造方法。
  9. 【請求項9】前記酸化物単結晶基板が電気光学単結晶基
    板であり、前記酸化物単結晶膜が電気光学単結晶膜であ
    ることを特徴とする、請求項1記載の酸化物単結晶膜の
    製造方法。
JP16104894A 1994-07-13 1994-07-13 酸化物単結晶膜の製造方法 Expired - Fee Related JP2781341B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16104894A JP2781341B2 (ja) 1994-07-13 1994-07-13 酸化物単結晶膜の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16104894A JP2781341B2 (ja) 1994-07-13 1994-07-13 酸化物単結晶膜の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0826894A JPH0826894A (ja) 1996-01-30
JP2781341B2 true JP2781341B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=15727619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16104894A Expired - Fee Related JP2781341B2 (ja) 1994-07-13 1994-07-13 酸化物単結晶膜の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2781341B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000240666A (ja) 1998-09-08 2000-09-05 Nsk Ltd 転がり軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0826894A (ja) 1996-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2781341B2 (ja) 酸化物単結晶膜の製造方法
JP3462258B2 (ja) 電気光学品の製造方法
JP2915787B2 (ja) 酸化物単結晶膜の製造方法及びその装置
JP3340856B2 (ja) 電気光学品及びその製造方法
JP3447796B2 (ja) 電気光学品の製造方法
JPH0329037B2 (ja)
JP4253220B2 (ja) 磁性ガーネット単結晶膜の製造方法
JP3214069B2 (ja) 液相エピタキシャル成長装置
JP2967372B2 (ja) 液相エピタキシャル成長法にて使用される基板ホルダー
JP3624918B2 (ja) 短波長用ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶の製造法
JP3479112B2 (ja) ニオブ酸リチウム単結晶基板の処理方法及び電気光学品の製造方法
JP2584280Y2 (ja) 単結晶薄膜製造装置における単結晶基板保持ホルダ
JP3141121B2 (ja) 液相エピタキシャル成長法
JPS63195198A (ja) ニオブ酸リチウム単結晶薄膜の製造方法
JPH05117096A (ja) ニオブ酸リチウム単結晶の薄膜の育成方法
JP3858776B2 (ja) 偏光子とそれを用いたプリズム
JP2006143550A (ja) 電気光学薄膜素子
JP3013206B2 (ja) ニオブ酸リチウム単結晶の製造方法
JPH05330982A (ja) 液相エピタキシャル成長装置
SU1604871A1 (ru) Способ получени феррогранатовых структур
JP4419403B2 (ja) 磁性ガーネット単結晶膜育成用冶具
JPH0656575A (ja) 液相エピタキシャル成長法
JPH101391A (ja) 強誘電体光学単結晶基板品の製造方法
JP4253221B2 (ja) 磁性ガーネット単結晶膜の製造方法
JP2751063B2 (ja) 液相エピタキシャル成長膜形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980414

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees