JP2781082B2 - 採光窓 - Google Patents

採光窓

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JP2781082B2
JP2781082B2 JP15278291A JP15278291A JP2781082B2 JP 2781082 B2 JP2781082 B2 JP 2781082B2 JP 15278291 A JP15278291 A JP 15278291A JP 15278291 A JP15278291 A JP 15278291A JP 2781082 B2 JP2781082 B2 JP 2781082B2
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drain
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進一 札本
圭司 浦久保
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の屋根に設けられ
る採光窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の屋根に設けられる採光窓と
しては屋根に設けられる開口部に窓枠を取付け、この窓
枠に窓板を取付けることで構成されており、防水構造と
しては窓枠の周縁にわたってコーキング材を設けたり、
窓枠に取付けられた窓板の取付部分にコーキング材を設
けることで防水性を確保するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、採光窓にお
いては、気温の変化が激しい場合や、降雨量が多いよう
な場合にはコーキング材の隙間から窓枠内に雨水が浸水
したり、窓枠の内面に結露が発生したりするようなこと
がある。しかし、上述のような従来例にあっては、屋外
から浸入してくる雨水を防止することに重点をおくよう
にしてコーキング材を所定位置に設けるようにしている
ため、窓枠内に一旦雨水が浸入すると雨水は排水されず
に溜まったままとなるという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、仮に雨水が採光窓内に浸入したり、結露水が
発生したとしても、排水を行うことかできて雨水や結露
水が窓枠内に溜まったりするようなことのない採光窓を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、屋根に設けられた開口部に窓板1が保
持された窓枠2を配設し、窓枠2の軒側端部と屋根板3
との間に排水部材5を架設し、窓枠2を構成する外枠2
bの縦片40より内側方に向けて天窓用額縁6に載置さ
れる載置片41を突設し、載置片41の内端に立ち上げ
片25を立設し、立ち上げ片25と縦片40との間に排
水溝26を形成し、軒側端部に位置する縦片40に排水
孔27を設けると共に縦片40の軒側外方に位置する外
縦片40aに排水孔27を設け、各排水孔27を介して
排水溝26を排水部材5に連通させたものである。
【0006】
【作用】しかして、採光窓内に浸入した雨水や、採光窓
内で発生する結露水は排水溝26に受けられた後に排水
孔27から排水部材5に流れ、排水部材5から採光窓の
軒側に位置する屋根板3上に排水されることとなり、雨
水や結露水が採光窓内に溜まったままとなるのを回避す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。採光窓は屋根の開口部に取着される窓枠2
と、窓枠2に保持される窓板1と、窓枠2の軒側先部に
取着される排水部材5とによって主体が構成されてい
る。窓枠2は開口部を構成する天窓用額縁6に取付けら
れる内枠2aと、内枠2aの上方に配置されると共に屋
根下地7に取付けられる外枠2bとによって構成されて
おり、内枠2aは内側面より打入された固着具8を天窓
用額縁6に打入することで取付けられ、外枠2bは外面
より側方に突設された連結片9を屋根下地7に固着具8
にて固定することで取付けられている。外枠2bの少な
くとも妻側両端部の外面からは図2、図5に示されるよ
うに側方に向けて浮き上がり防止片4が突設されてお
り、この浮き上がり防止片4によって端縁が外枠2bに
近接して葺設されている屋根板3の浮き上がりを防止す
るようになっている。ここで、図中イが棟側を示し、ロ
が軒側を示している。この浮き上がり防止片4は外枠2
bの上端より側方に突設された突出片の先端より下方に
向けて垂下片10を突設して形成されており、垂下片1
0の先端が屋根板3に当たることで屋根板3の浮き上が
りを防止するようになっている。外枠2bの内面には図
5に示されるように内側方に向けて窓板支持片11が突
設されており、この窓板支持片11に端部を載置するよ
うにして窓板1が上下二段に保持されている。12は防
水性を確保するために設けられたコーキング材であり、
30は天井板である。屋根下地7に連結されることとな
る連結片9は外枠2bの下部外面より突設された突片1
3より立ち上げられた立ち上げ片14の先端より側方に
突設されて形成されており、外枠2bの外側方には突片
13と立ち上げ片14とによって第1の排水溝15が形
成されている。この第1の排水溝15は屋根板3の端縁
よりも下方に位置しており、屋根板3の端縁より下方に
吹き込む雨水を受けるようになっている。窓板1の軒側
端部には図4に示されるような排水部材5が設けられて
おり、窓板1の軒側端部は排水部材5によって屋根板3
の上部に連結固定されている。排水部材5は底板16の
両側より側板17を立ち上げると共に側板17の上端よ
り水切り片18を突設して構成されており、底板16の
一端には連結片19が設けられていると共に他端は開口
した状態となっており、図3に示されるように連結片1
9をパッキン付きビスのような固着具20にて屋根板3
の端部に連結固定し、他端の開口に外枠2bを挿合した
状態で外枠2bと連結固定して取付けられている。21
は排水部材5の下方に取付けられた受け部材であり、一
端は外枠2bの下面に連結固定され、他端は固着具8に
て屋根下地7に連結固定されている。22は防水性を確
保するためのコーキング材である。排水部材5の上方を
覆うように外枠2bの軒側端部にはカバー23が取付け
られており、このカバー23によって降雨時に排水部材
5内に雨水が大量に溜まるのを防止するようにしてい
る。図1に示されるように内枠2aと連結される外枠2
bの内側板24は上部をやや上方に突出させて立ち上げ
片25を形成してあり、この立ち上げ片25によって内
枠2aと外枠2bとの間に第2の排水溝26が形成され
ている。つまり、外枠2bの縦片40より側方に突設さ
れた載置片41の先端に立ち上げ片25が設けられてお
り、立ち上げ片25と縦片40との間に第2の排水溝2
6が形成されている。軒側端部に位置する縦片40には
排水孔27が設けられており、また、縦片40の軒側外
方に位置する外縦片40aにも排水孔27が設けられて
いる。そして、上記第2の排水溝26は各排水孔27を
介して排水部材5に連通させられている。
【0008】そして、第1の排水溝15に受けられる雨
水は第1の排水溝15から排水部材5に流れ込んだ後に
採光窓の軒側端部より屋根板3上に排水されるものであ
り、また、第2の排水溝26内に溜まる雨水や結露水等
は排水孔27から排水部材5に向けて流れた後に排水さ
れるようになっており、採光窓が浸入水によって悪影響
を受けたりすることがないようになっており、仮に採光
窓内に浸入水が発生したとしても溜まることなく排水す
ることができるようになっている。
【0009】
【発明の効果】本発明は上述のように、屋根に設けられ
た開口部に窓板が保持された窓枠を配設し、窓枠の軒側
端部と屋根板との間に排水部材を架設し、窓枠を構成す
る外枠の縦片より内側方に向けて天窓用額縁に載置され
る載置片を突設し、載置片の内端に立ち上げ片を立設
し、立ち上げ片と縦片との間に排水溝を形成し、軒側端
部に位置する縦片に排水孔を設けると共に縦片の軒側外
方に位置する外縦片に排水孔を設け、各排水孔を介して
排水溝を排水部材に連通させてあるので、採光窓内に浸
入した雨水や、採光窓内で発生する結露水は排水溝に受
けられた後に排水孔から排水部材に流れることとなり、
排水部材から採光窓の軒側に位置する屋根板上に排水さ
れることとなり、雨水や結露水が採光窓内に溜まったま
まとなるのを回避することができ、採光窓が雨水や結露
水によって悪影響を受けにくくなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す部分拡大断面図であり、図
2におけるA−A線断面図である。
【図2】配置状態を示す一部省略した平面図である。
【図3】排水部材の配置状態を示す部分拡大断面図であ
って、図2におけるB−B線断面図である。
【図4】排水部材の斜視図である。
【図5】図2におけるC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 窓板 2 窓枠 3 屋根板 5 排水部材 6 天窓用額縁 25 立ち上げ片 26 排水溝 27 排水孔 40 縦片 40a 外縦片 41 載置片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根に設けられた開口部に窓板が保持さ
    れた窓枠を配設し、窓枠の軒側端部と屋根板との間に排
    水部材を架設し、窓枠を構成する外枠の縦片より内側方
    に向けて天窓用額縁に載置される載置片を突設し、載置
    片の内端に立ち上げ片を立設し、立ち上げ片と縦片との
    間に排水溝を形成し、軒側端部に位置する縦片に排水孔
    を設けると共に縦片の軒側外方に位置する外縦片に排水
    孔を設け、各排水孔を介して排水溝を排水部材に連通さ
    せて成ることを特徴とする採光窓。
JP15278291A 1991-06-25 1991-06-25 採光窓 Expired - Fee Related JP2781082B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105781032A (zh) * 2016-03-25 2016-07-20 中国建筑第二工程局有限公司 一种阳光板开启天窗无损导水腔独立排水安全窗框

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105781032A (zh) * 2016-03-25 2016-07-20 中国建筑第二工程局有限公司 一种阳光板开启天窗无损导水腔独立排水安全窗框

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