JP2778537B2 - Agcアンプ - Google Patents

Agcアンプ

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JP2778537B2
JP2778537B2 JP7201680A JP20168095A JP2778537B2 JP 2778537 B2 JP2778537 B2 JP 2778537B2 JP 7201680 A JP7201680 A JP 7201680A JP 20168095 A JP20168095 A JP 20168095A JP 2778537 B2 JP2778537 B2 JP 2778537B2
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rectifier
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克治 木村
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Nippon Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0017Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier
    • H03G1/0023Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier in emitter-coupled or cascode amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G7/00Volume compression or expansion in amplifiers
    • H03G7/06Volume compression or expansion in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G7/08Volume compression or expansion in amplifiers having semiconductor devices incorporating negative feedback

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はAGCアンプに関
し、特に半導体集積回路上に形成され、低電圧で動作
し、低消費電流、且つ広い入力ダイナミックレンジを有
するAGCアンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のAGCアンプとしては、4象限マ
ルチプライヤを2象限動作に制限したAGCアンプが一
般的であり、4象限マルチプライヤとしては、例えばギ
ルバートマルチプライヤを用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のAGCアンプに
おいては、制御電圧を生成するための整流回路を必要と
し、4象限マルチプライヤを2象限動作に制限する制御
電圧発生回路も複雑になり、ギルバートマルチプライヤ
のように、トランジスタを縦積みしているために、2V
以下での低電圧動作は不可能であった。
【0004】また、上述した理由により、回路規模も大
きくなり、回路電流も大きくなってしまうという問題点
があった。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解決
し、必要とされるトランジスタ数を減らして回路規模を
小さくし、また必要とされる電流源の数を減らすこと
で、低電圧動作を可能とし、且つ低消費電流として低消
費電力化を確保したAGCアンプを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のAGCアンプは次の如き構成を有する。即
ち、本発明のAGCアンプは、可変利得器の出力を整流
器により検波・整流して制御電圧を生成し、前記制御電
圧を前記可変利得器の利得制御に供すべく構成した負帰
還ループにより自動利得制御を行うAGCアンプであっ
て、前記可変利得器と整流器とが1つのテール電流で駆
動されるエミッタ結合またはソース結合された3つのト
ランジスタから成るトリプルテールセルに基づいて構成
され、それぞれのベースまたはゲートが入力対となる第
1および第2の2つのトランジスタを含む回路が前記可
変利得器を構成すると共にこれら2つのコレクタまたは
ドレインが可変利得器としての出力対を構成し、第3の
トランジスタを含む回路が前記整流器を構成すると共に
そのコレクタまたはドレインが整流器としての出力端子
を構成し、且つベースまたはゲートに前記制御電圧が印
加されることにより前記可変利得器の利得が制御される
トリプルテールセルを備えることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、本発明のAGCアンプは、複数個の
前記AGCアンプが続接続された構成を有することを
特徴とするものである。
【0008】また、本発明のAGCアンプは、前記トリ
プルテールセルが複数個縦続接続されて成るAGCアン
プであって、最終段のトリプルテールセルの整流器の
力を検波・整流して前記制御電圧を出力し、前記制御電
圧が複数個の前記AGCアンプの共通の制御電圧として
供給される負帰還ループを有することを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の作用を説
明する。本発明のAGCアンプは、可変利得器と整流器
とが、1つのテール電流で駆動されるエミッタ結合また
はソース結合された3つのトランジスタから成る1つの
セル、所謂トリプルテールセルに基づいて構成され、
れぞれのベースまたはゲートが入力対を構成する前段の
2つのトランジスタを含む回路が可変利得器を形成して
且つそれらのコレクタまたはドレインで出力対を構成
し、第3のトランジスタを含む回路が制御電圧を生成す
る整流器を形成して且つそのコレクタまたはドレインは
整流器の出力端子を構成し、そのベースまたはゲートに
制御電圧が印加されることにより可変利得器の利得を制
御する構成を有する。
【0010】このようなトリプルテールセルを基本単位
とするAGCアンプとして構成することによって、必要
とするトランジスタの数を著しく減らして回路規模を圧
縮し、また電源数も可変利得器と整流器との共通電源と
なし得て低電圧かつ低消費電力化を確保したAGCアン
プを実現している。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の第1の実施例のAGCアンプの
回路図である。この第1の実施例は、バイポーラトラン
ジスタQ1、Q2およびQ3が共通の1つのテール電流
で駆動されるトリプルテールセルを構成し、このうち入
力対となる第1および第2の一対のバイポーラトランジ
スタQ1、Q2のコレクタが出力対を構成する。
【0012】また、第3のバイポーラトランジスタQ3
のコレクタが整流器の出力端子を構成し、バイポーラト
ランジスタQ4、Q5は電流出力回路を構成している。
オペアンプ(演算増幅器)OP1は、バイポーラトラン
ジスタQ1、Q2のコレクタと接続され、差動出力とし
ての出力電圧V0 を出力する。オペアンプOP2は、V
ref を参照電圧とし、バイポーラトランジスタQ3のほ
か、バイポーラトランジスタQ4、Q5と平滑用の抵抗
RおよびコンデンサCに基づいて生成する整流出力を所
要のレベルに増幅して制御電圧VC を出力し、ループゲ
インの増大を確保するオペアンプである。上述したバイ
ポーラトランジスタQ4,Q5と、抵抗Rおよびコンデ
ンサCと、オペアンプOP2とが、バイポーラトランジ
スタQ3による整流器の検波・整流機能を確保する。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。
ベース幅変調を無視すれば、トリプルテールセルを構成
するバイポーラトランジスタQ1、Q2およびQ3それ
ぞれのコレクタ電流は次の数式1、同2、同3で表され
る。
【0014】
【数1】
【0015】
【数2】
【0016】
【数3】
【0017】ここで、VT は熱電圧であり、VT =kT
/qと表される。但し、kはボルツマン定数、Tは絶対
温度、qは単位電子電荷である。また、VC はバイポー
ラトランジスタQ3のベースに印加する制御電圧、IS
は飽和電流、±Vi /2は差動入力電圧、VR は直流基
準電圧、VS は共通エミッタ電圧である。但し、トラン
ジスタQ1、Q2は単位トランジスタであり、トランジ
スタQ3のエミッタ面積は単位トランジスタのエミッタ
面積のK倍であるとする。また、テール電流は次の数式
4で表される。
【0018】
【数4】IC1+IC2+IC3=αF0
【0019】但し、αF はトランジスタの電流増幅率で
ある。数式1〜同4を解くと、共通項IS exp {(VR
−VS)/VT }は次の数式5の如く求まる。
【0020】
【数5】
【0021】数式5を利用し、それぞれのコレクタ電流
は次の数式6、同7及び同8で表される。
【0022】
【数6】
【0023】
【数7】
【0024】
【数8】
【0025】図2に、バイポーラ・トリプルテールセル
の各トランジスタのコレクタ電流特性を、K=1の場合
について示す。バイポーラ・トリプルテールセルの差動
出力電流は次の数式9で表される。
【0026】
【数9】
【0027】図3に、バイポーラ・トリプルテールセル
の差動出力電流特性を示す。トランスコンダクタンス特
性は、数式9をVi について微分し、次の数式10とし
て表される。
【0028】
【数10】
【0029】図4に、バイポーラ・トリプルテールセル
のトランスコンダクタンス特性を示す。短絡トランスコ
ンダクタンスは、次の数式11で示される。
【0030】
【数11】
【0031】図5に、バイポーラ・トリプルテールセル
の短絡トランスコンダクタンス特性を示す。図3,図4
より、バイポーラ・トリプルテールセルの差動出力電流
ΔIC は、制御電圧VC で可変でき、トランスコンダク
タンスを可変できる。また、小信号でのトランスコンダ
クタンスは、図5に示した短絡トランスコンダクタンス
特性となる。さらに、バイポーラ・トリプルテールセル
の出力を負荷抵抗RL を介して差動出力の出力電圧V0
とすると電圧利得(ゲイン)が得られる。すなわち、小
信号電圧利得としては、制御電圧VC を可変することで
最大値のαF0L/VT から最小値の0まで変化さ
せることができる。
【0032】バイポーラ・トリプルテールセルの整流電
流は、次の数式12で表される。
【0033】
【数12】ISQ=IC3
【0034】バイポーラ・トリプルテールセルの出力電
流ISQは、図2に示されるように両波整流特性を持ち、
制御電圧VC で整流特性を変えることができる。すなわ
ち、およそ2乗特性に近似できる入力電圧範囲は制御電
圧VC で可変できることがわかる。
【0035】バイポーラ・トリプルテールセルの動作入
力電圧範囲を50mV0-p とすると差動増幅器のゲイン
の変化幅は20dB弱まで確保できる。また、このとき
の整流出力電流は、制御電圧VC に対して単調増加し、
入力電圧Vi に対しては単調減少する。
【0036】従ってバイポーラ・トリプルテールセル単
体で図1のように、整流電流を抵抗RとコンデンサCか
らなるローパスフィルタ(LPF)で平滑化し電圧に変
換したうえループゲインを増大するオペアンプOP2で
所望のレベルの制御電圧VCとしてバイポーラトランジ
スタQ3のベース電圧として印加すれば、AGCアンプ
の制御電圧として動作し、かくして負帰還ループが形成
できる。
【0037】次に、本発明の第2の実施例であるMOS
トリプルテールセルで構成したAGCアンプを図6に示
す。素子間の整合性は良いと仮定し、基盤効果を無視
し、飽和領域で動作するMOSトランジスタのドレイン
電流とゲート・ソース間電圧の関係は2乗則に従うもの
とすれば、トリプルテールセルを構成するそれぞれのM
OSトランジスタM1,M2およびM3のドレイン電流
は次の数式13,同14および同15で表される。
【0038】
【数13】 ID1=β[VR +(Vi /2)−VS −VTH2
【0039】
【数14】 ID2=β[VR −(Vi /2)−VS −VTH2
【0040】
【数15】ID3=Kβ(VR +VC −VS −VTH2
【0041】ここで、β=μ(COX/2)(W/L)はト
ランスコンダクタンスパラメータであり、μはキャリア
の実効モビリティ、COXは単位面積当たりのゲート酸化
膜容量、W,Lはそれぞれ、ゲート幅、ゲート長であ
る。また、テール電流は次の数式16で表される。
【0042】
【数16】ID1+ID2+ID3=I0
【0043】数式13〜同16を解くと、MOSトリプ
ルテールセルの一方の出力電流は次の数式17で表され
る。
【0044】
【数17】
【0045】図7に、図6のAGCアンプを構成するM
OSトリプルテールセルの、K=1の場合についての各
MOSトランジスタのドレイン電流特性を示す。
【0046】図8に、図6のAGCアンプを構成するM
OSトリプルテールセルの、K=1の場合についての差
動出力電流特性を示す。このMOSトリプルテールセル
のトランスコンダクタンス特性は、数式17を微分して
次の数式18で表される。
【0047】
【数18】
【0048】このMOSトリプルテールセルの短絡トラ
ンスコンダクタンスは、次の数式19で表される。
【0049】
【数19】
【0050】図9に、MOSトリプルテールセルの、K
=1の場合についての短絡トランスコンダクタンス特性
を示す。図7、図8より、MOSトリプルテールセルに
よるAGCアンプの差動出力電流ΔID は、制御電圧V
C で可変でき、トランスコンダクタンスを変えることが
できる。また、小信号でのトランスコンダクタンスは、
図9に示した短絡トランスコンダクタンス特性となる。
【0051】さらに、このMOSトリプルテールセルに
おいてもバイポーラトランジスタの場合と同様に、出力
を負荷抵抗RL を介して差動出力の出力電圧V0 とする
と電圧利得(ゲイン)が得られる。すなわち、小信号電
圧利得としては直流電圧VCを可変することで最大値の
√(2βI0)RL から最小値の0まで変化させることが
できる。MOSトリプルテールセルによるAGCアンプ
の整流電流は次の数式20で表される。
【0052】
【数20】
【0053】MOSトリプルテールセルによるAGCア
ンプの出力電流ISQは、図7に示されるように両波整流
特性を持ち、制御電圧VC で整流特性を可変とすること
ができる。例えば、入力電圧範囲を│Vi │≦min {√
(2I0 /β−4VC 2),[−2KVC +2√((K+
4)I0/β−4K/VC 2)]/(K+4)}に限定すれ
ば理想的な2乗特性が得られることがわかる。
【0054】しかし、バイポーラ・トリプルテールセル
とは異なり、2乗特性は変わらない。すなわち、2乗項
の係数は、整流電流ISQにおいてK/{2(K+2)}
となっている。すなわち、MOSトリプルテールセルの
出力電流ISQは両波整流特性を持ち、制御電圧VC で整
流特性を可変とすることができる。MOSトリプルテー
ルセルの動作入力電圧範囲を0.4√(I0 /β)V
0-p とすると、差動増幅器のゲインの変化幅は10数d
B程度まで確保できる。
【0055】また、このときの整流出力電流は、制御電
圧VC に対して単調増加し、入力電圧Vi に対しては単
調減少する。従って、MOSトリプルテールセル単体で
図6のように、整流電流を抵抗RとコンデンサCからな
るローパスフィルタ(LPF)で平滑化し電圧に変換
し、オペアンプOP2を通して所望のレベルの制御電圧
となしてトランジスタM3のゲート電圧とすればAGC
アンプの負帰還ループが形成できる。
【0056】図10は、本発明の第3の実施例の構成を
示すブロック図である。この第3の実施例は、図1もし
くは図6に示すバイポーラトランジスタもしくはMOS
トランジスタによるトリプルテールセルで構成した複数
個のAGCアンプ1〜Nを縦続接続し、出力増幅器11
を通して所望の出力電圧V0 を得る多段接続のAGCア
ンプである。なお、図10では、元来AGCアンプに包
含すべきループゲインアップ用のオペアンプOP2−1
〜OP2−N、ローパスフィルタとして機能するコンデ
ンサC1〜CN、抵抗R1〜RN等は説明の便宜を図っ
てAGCアンプ外に表示している。
【0057】このような多段接続のAGCアンプにあっ
ては、各段のAGCアンプはそれぞれ同一構成で、制御
電圧VC1〜VCNの制御の下にそれぞれ出力一定とな
るように動作し、従って最終段のAGCアンプNも当然
出力一定となる。このように、単位構成のAGCアンプ
の回路構成が極めて簡単で、且つ負帰還ループも極めて
簡単なことから、多段接続のAGCアンプの場合も容易
に実現することができる。
【0058】図11は、本発明の第4の実施例のAGC
アンプの構成を示すブロック図である。この第4の実施
例は、縦続接続したN個の最終段のAGCアンプNの出
力を検波・整流して制御電圧VC となし、各AGCアン
プ共通の負帰還ループを形成するものである。
【0059】図11では、最終段のAGCアンプNの整
流出力をオペアンプOPAに供給すべき抵抗Rとコンデ
ンサの代わりのローパスフィルタ(LPF)12を示し
ているが、抵抗RにコンデンサCを並列接続した回路が
最も簡単な回路構成である。ここでは、図10に示した
第3の実施例のAGCアンプの場合とは異なり、各段の
トリプルテールセル間で入出力の位相を合わせて、AG
Cアンプを構成する負帰還ループが構成されるように位
相整合する必要がある。
【0060】これは、これまでの一般的なAGCアンプ
で考慮される点であり、この実施例のAGCアンプが従
来のAGCアンプの構成に近いものである。こうして、
トリプルテールセルを利用する簡単なAGCアンプの単
体構成若しくは縦続接続構成により、低電圧、低消費電
力で動作する簡素な回路構成のAGCアンプが実現でき
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明のAGCアン
プは、各段をトリプルテールセルの只1セルで構成で
き、且つトリプルテールセルの含む3番目のトランジス
タのベースあるいはゲートへ印加する制御電圧を、整流
特性を持つトリプルテールセルそれ自身、または最終段
のAGCアンプを構成するトリプルテールセルの3番目
のトランジスタのコレクタあるいはドレイン電流を平滑
化して電圧変換して生成印加しているので、トランジス
タを縦積み段数を最小にしているので電源電圧1.0V
程度でも動作可能であり、しかも電流源の数を最小値
(=1)まで減らせられ、またトランジスタの個数も最
小面積の単位トランジスタが3個とすることができ、付
加される容量値を小さくできるので、同じ入力周波数で
みた場合に消費電流を大幅に減らすことができる効果が
ある。さらに、可変利得回路を2象限マルチプライヤで
あるトリプルテールセルで構成しているために整流回路
付きのため制御電圧発生回路も簡略化でき、回路規模を
大幅に削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のAGCアンプの回路図
である。
【図2】図1に示すAGCアンプを構成するバイポーラ
・トリプルテールセルの各トランジスタのコレクタ電流
特性図である。
【図3】図1に示すバイポーラ・トリプルテールセルの
差動出力電流特性図である。
【図4】図1に示すバイポーラ・トリプルテールセルの
トランスコンダクタンス特性図である。
【図5】図1に示すバイポーラ・トリプルテールセルの
短絡トランスコンダクタンス特性図である。
【図6】本発明の第2の実施例のAGCアンプの回路図
である。
【図7】図6に示すAGCアンプを構成するMOSトリ
プルテールセルの各トランジスタのドレイン電流特性図
である。
【図8】図6に示すAGCアンプを構成するMOSトリ
プルテールセルの差動出力電流特性図である。
【図9】図6に示すAGCアンプを構成するMOSトリ
プルテールセルの短絡トランスコンダクタンス特性図で
ある。
【図10】本発明の第3の実施例のAGCアンプの構成
を示すブロック図である。
【図11】本発明の第4の実施例のAGCアンプの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜N AGCアンプ 11 出力増幅器 12 LPF M1〜M5 MOSトランジスタ OP1,OP2 オペアンプ OP2−1〜OP2−N オペアンプ OPA オペアンプ Q1〜Q5 バイポーラトランジスタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変利得器の出力を整流器により検波・
    整流して制御電圧を生成し、前記制御電圧を前記可変利
    得器の利得制御に供すべく構成した負帰還ループにより
    自動利得制御を行うAGCアンプであって、前記可変利
    得器と整流器とが1つのテール電流で駆動されるエミッ
    タ結合またはソース結合された3つのトランジスタから
    るトリプルテールセルに基づいて構成され、それぞれ
    のベースまたはゲートが入力対となる第1および第2の
    2つのトランジスタを含む回路が前記可変利得器を構成
    すると共にこれら2つのコレクタまたはドレインが可変
    利得器としての出力対を構成し、第3のトランジスタ
    含む回路が前記整流器を構成すると共にそのコレクタま
    たはドレインが整流器としての出力端子を構成し、且つ
    ベースまたはゲートに前記制御電圧が印加されることに
    より前記可変利得器の利得が制御されるトリプルテール
    セルを備えることを特徴とするAGCアンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複数個の前記AGCアン
    プが続接続された構成を有することを特徴とするAG
    Cアンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の前記トリプルテールセル
    が複数個縦続接続されて成るAGCアンプであって、
    終段のトリプルテールセルの整流器の出力を検波・整流
    して前記制御電圧を出力し、前記制御電圧が複数個の前
    記AGCアンプの共通の制御電圧として供給される負帰
    還ループを有することを特徴とするAGCアンプ。
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