JPH04319805A - 利得可変増幅器 - Google Patents

利得可変増幅器

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JPH04319805A
JPH04319805A JP8809791A JP8809791A JPH04319805A JP H04319805 A JPH04319805 A JP H04319805A JP 8809791 A JP8809791 A JP 8809791A JP 8809791 A JP8809791 A JP 8809791A JP H04319805 A JPH04319805 A JP H04319805A
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JP
Japan
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differential
voltage
current source
current
transistors
Prior art date
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Pending
Application number
JP8809791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Asaba
浅羽 洋史
Masaki Noda
正樹 野田
Isao Akitake
秋武 勇夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は利得可変増幅器に係り、
特にBS(衛星放送)チュ−ナの第2中間周波増幅器に
好適な利得可変増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】BSチュ−ナは、BSコンバ−タによっ
て1.0〜1.8GHzにダウンコンバ−トされた第1
IF信号を第2IFコンバ−タにより、さらに403〜
480MHzに周波数変換し、SAWフィルタ等のバン
ドパスフィルタにより帯域制限した後、PLL−FM復
調回路により復調され、ベ−スバンド信号を出力する。 ここで、良好な復調特性を得るためには、復調回路の位
相比較器に一定の信号レベルを入力する必要があり、通
常、前述のSAWフィルタと位相比較器の間に中間周波
増幅器が必要となるが、BSチュ−ナへの入力電界が弱
電界の時に良好なS/Nを得るために、この中間周波増
幅器は利得を可変できることが望ましい。  図2はこ
の中間周波増幅器として用いられる利得可変増幅器の従
来例を示したものである。
【0003】トランジスタ1,2,3、負荷抵抗9,1
0、及び定電流源29から構成される差動増幅器が基本
となっている。ここで、トランジスタ1,2にカスコ−
ド接続されたトランジスタ7,8は周波数特性の広帯域
化を図るためのものである。これにトランジスタ4,5
,6から成るバイパス回路をトランジスタ7,8と定電
流源29の間に設け、トランジスタ3,6で構成される
差動対のベ−ス直流電圧VAGC、Vrefを制御する
ことにより、トランジスタ対1,2とトランジスタ対4
,5に流れる電流の分流比を変えて、差動対トランジス
タ1,2のエミッタ抵抗REを可変して利得の制御を行
っている。この時、トランジスタ3,6のエミッタが、
定電流源29に接続されているので、負荷抵抗9,10
には常に一定の電流が流れるため、Vout+、Vou
t−端子の直流バイアス電位は常に一定に保たれて、安
定な高周波特性が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分流比
を制御するためのトランジスタ3,6を挿入することに
より、トランジスタの縦積み段数が増えるため、低消費
電力化のための低電圧駆動(例えばVCC=5V駆動)
の際には1段当りのVCEを確保することが困難となり
、高周波特性及び、回路動作の安定度が劣化するという
問題点があった。
【0005】本発明の目的は低電圧駆動においても高周
波特性及び、回路動作の安定度の劣化を招くことなく、
利得可変時の出力端子の直流バイアス電位のレベル変動
の無い利得可変増幅器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明では、第1の差動対トランジスタと電流源か
ら成る差動増幅器に、第2の差動対トランジスタと電流
源から成る電流バイパス回路を並列に接続し、第3の差
動対トランジスタと定電流源から成る差動電流源から得
られる差動電圧を上記第1及び、第2の電流源のトラン
ジスタのベ−ス端子に印加して、差動増幅器とバイパス
回路に流れる電流の分流比を変えて、利得の制御を行う
ものである。
【0007】
【作用】本発明では、差動電流源から得られる差動電圧
を差動増幅器の電流源とバイパス回路の電流源のトラン
ジスタのベ−スに印加して、これらの電流源に流れる電
流の分流比を可変することにより、その利得を制御して
いるため、トランジスタの縦積み段数を増やすことなく
、負荷抵抗に流れる電流を常に一定に保つことができ、
利得可変時においても出力端子の直流バイアス電位は固
定される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例にて説明する。図1に
本発明による利得可変増幅器の基本構成を示す。図1に
おいて、入力信号端子Vin+,Vin−をベ−スに持
つ第1の差動対トランジスタ1,2の共通エミッタ部に
トランジスタ3と抵抗11から成る電流源を接続し、ト
ランジスタ1,2の各々のコレクタにはトランジスタ7
及び、8をカスコ−ド接続した後、負荷抵抗9,10を
接続して差動増幅器25を構成する。さらに、トランジ
スタ6と抵抗12から成る電流源を共通エミッタ部に接
続した第2の差動対トランジスタ4,5から成るバイパ
ス回路26のトランジスタ4,5のコレクタを各々トラ
ンジスタ1,2のコレクタに接続する。
【0009】次に上記差動増幅器とバイパス回路に流れ
る電流の分流比を制御する差動電流源27について説明
する。PNPトランジスタ対13、14のエミッタを抵
抗19を介して接続し、そのエミッタにはそれぞれ定電
流源20及び、21を接続し、さらにそのコレクタにダ
イオ−ド15、17を介して負荷抵抗16、18を接続
する。
【0010】次に、べ−スを共通とするトランジスタ2
2,23のエミッタをそれぞれ前記トランジスタ13,
14のベ−スに接続し、さらにトランジスタ14のベ−
スに定電流源28を接続する。ここでトランジスタ23
はエミッタのエリアサイズをトランジスタ22のN倍に
設定しておく。この時トランジスタ14のベ−ス電位が
基準電圧Vrefとなる。一方、AGC電圧VAGCは
抵抗24を介してトランジスタ13のベ−スに印加され
る。このベ−ス電位VAGC′とVrefが比較され、
出力された差動電圧をトランジスタ14及び、13のコ
レクタから取り出し、前記差動増幅器25のトランジス
タ3のベ−ス及び、前記バイパス回路26のトランジス
タ6のベ−スに印加することにより、差動増幅器25と
バイパス回路26に流れる電流Io,Io′の分流比を
変えて、利得の制御を行う。
【0011】この時、Io,Io′は差動電流源によっ
て決定されるため、その和は常に一定であり、従って負
荷抵抗9,10に流れる電流も一定となり、トランジス
タの縦積み段数を増やすこと無く、利得可変時において
も差動増幅器の出力端子Vout+、Vout−の直流
バイアス電位は固定される。
【0012】次にトランジスタ22及び、23について
説明する。まず、トランジスタ22は所望の利得制御特
性を得るためのもので、今トランジスタ22が無い場合
、図3の破線で示すようにVAGCが小さくなるに従い
、急激に利得減衰量が増加するため、所望の利得制御特
性が得られない。この時、差動電流源の制御電圧と差動
出力電圧の関係を示す図4において、破線に示す特性と
なるが、トランジスタ22を付加することにより、AG
C電圧VAGCが小さくなるに従い、徐々に抵抗24を
介してAGC端子側に電流が流れ込み、いわゆるリミッ
タ回路として動作するため、実線で示すように差動出力
電圧の変化が緩やかになり、その結果、図3の実線で示
すような所望の利得制御特性を得ることができる。次に
トランジスタ23はトランジスタ22に対し、エミッタ
のエリアサイズをN倍にして、これらのVBEに僅かな
電位差を設けて、上述したように所望の利得制御特性を
得るためのもので、さらにトランジスタ22とペアリン
グをとることにより、トランジスタ、抵抗等の素子バラ
ツキ、電源電圧変動、周囲温度変動に対する利得制御特
性の安定化を図ることが可能となる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、トランジスタの縦積み
段数を増やすことが無いので、低電圧駆動時においても
高周波特性に優れ、回路動作が安定で、かつ利得可変時
においても出力端子の直流バイアス電位のレベル変動が
無い利得可変増幅器が得られる。
【0014】またエミッタのエリアサイズの異なるトラ
ンジスタ対のVBEの僅かな電圧差により利得制御特性
を決定し、さらにこのトランジスタ対のペアリングを取
っているため、素子バラツキ、電源電圧変動、周囲温度
変動等に対して安定な性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す基本回路構成図である
【図2】従来技術の例を示す回路構成図である。
【図3】本発明の利得制御特性を説明する特性図である
【図4】本発明の差動電流源の差動入力電圧と出力電圧
の関係を示す図である。
【符号の説明】
1,2…差動増幅器のトランジスタ対、4,5…バイパ
ス回路のトランジスタ対9,10…負荷抵抗、3,6…
電流源のトランジスタ、20,21…定電流源、13,
14,…差動電流源のPNPトランジスタ、22,23
…トランジスタ、25…差動増幅器、26…バイパス回
路、27…差動電流源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号電圧に応じて電流が変化する第1
    の差動トランジスタ対の共通エミッタ部に第1の電流源
    を接続し、前記第1の差動トランジスタ対の各々のコレ
    クタにカスコ−ド接続されたトランジスタを介してイン
    ピ−ダンス手段を接続して成る差動増幅器に、前記第1
    の差動トランジスタ対及び第1の電流源と並列に第2の
    トランジスタ対と第2の電流源から成るバイパス回路を
    接続して成る差動増幅回路と、第3の差動トランジスタ
    対の共通エミッタ部に第3の電流源を接続し、そのコレ
    クタにはそれぞれ電流−電圧変換手段を接続し、さらに
    そのベ−スの一方に第4の定電流源の接続し、他方に利
    得制御電圧の入力端子を設けた差動電流源を備え、前記
    利得制御電圧の入力端子に利得制御電圧を印加して得ら
    れる差動出力電圧を上記電流−電圧変換手段から取り出
    して、それぞれ前記差動増幅回路の第1及び、第2の電
    流源の制御端子に印加して、前記第1及び第2の電流源
    に流れる電流の分流比を変えることにより利得の制御を
    行なう利得可変増幅器であって、前記第3の差動トラン
    ジスタ対のそれぞれのベ−スには、基準電圧を印加した
    ベ−スを共通とするエミッタのエリアサイズの異なるト
    ランジスタ対のそれぞれのエミッタを接続したことを特
    徴とする利得可変増幅器。
JP8809791A 1991-04-19 1991-04-19 利得可変増幅器 Pending JPH04319805A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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