JPH0630422B2 - 電子スイツチ - Google Patents
電子スイツチInfo
- Publication number
- JPH0630422B2 JPH0630422B2 JP25479885A JP25479885A JPH0630422B2 JP H0630422 B2 JPH0630422 B2 JP H0630422B2 JP 25479885 A JP25479885 A JP 25479885A JP 25479885 A JP25479885 A JP 25479885A JP H0630422 B2 JPH0630422 B2 JP H0630422B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- transistor
- circuit
- present
- amplifier
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- Electronic Switches (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はアナログ回路における利得制御、電圧制御を行
うアッテネータ回路に適用して好適な電子スイッチに関
する。
うアッテネータ回路に適用して好適な電子スイッチに関
する。
演算増幅器をもちいたアナログ増幅器において、各種の
利得制御回路が提案されているが、本発明者等は本発明
に先だって第4図に示すような利得制御回路を検討し
た。
利得制御回路が提案されているが、本発明者等は本発明
に先だって第4図に示すような利得制御回路を検討し
た。
すなわち、1は演算増幅器であり、入力信号Vinは半
導体集積回路(以下においてICという)の1番端子を
介して非反転入力端子に供給される。2番端子が接地さ
れていると仮定すれば、利得GvはGv=Vout/V
in=R1+R2/R2で決定される。
導体集積回路(以下においてICという)の1番端子を
介して非反転入力端子に供給される。2番端子が接地さ
れていると仮定すれば、利得GvはGv=Vout/V
in=R1+R2/R2で決定される。
しかし、利得Gvを可変する場合は、以下に述べる3種
の方法がある。
の方法がある。
第1の方法は、2・3番端子を短絡するものである。こ
の場合、利得Gvは1になる。
の場合、利得Gvは1になる。
第2の方法は、2番端子と接地ラインとの間にコンデン
サを接続するものである。
サを接続するものである。
第3の方法は、2番端子と接地ラインとの間にコンデン
サ抵抗等を直列に接続するものである。上記第2及び第
3の場合、利得はコンデンサと抵抗とのインピーダンス
によって決定される。
サ抵抗等を直列に接続するものである。上記第2及び第
3の場合、利得はコンデンサと抵抗とのインピーダンス
によって決定される。
一方、現在の電子機器は殆どIC化される傾向にある。
この場合、集積度の向上、生産コストの低減といった見
地から外部接続端子が少ない方がよい。しかし、上記第
1の方法では、2・3番端子の2個の端子が利得調整の
ために必要になる。
この場合、集積度の向上、生産コストの低減といった見
地から外部接続端子が少ない方がよい。しかし、上記第
1の方法では、2・3番端子の2個の端子が利得調整の
ために必要になる。
更に生産コストの低減を考慮すると、実装時の生産工数
の削減、外づけ部品の削減は重要な課題である。上記第
2及び第3の方法は、外づけ部品が必要である上に半田
づけのための手間も必要であり、生産コストの低減とい
った見地からみれば好ましくない。
の削減、外づけ部品の削減は重要な課題である。上記第
2及び第3の方法は、外づけ部品が必要である上に半田
づけのための手間も必要であり、生産コストの低減とい
った見地からみれば好ましくない。
しかも、上記第1〜第3の方法では、利得制御が固定さ
れ、容易に可変できない、といった問題点がある。な
お、「アナログ回路の実用設計」(昭和56年3月30
日初版発行、発行所CQ出版社、p53)には、帰還回
路に可変抵抗を用いた増幅器の回路図が図示されている
が、この場合も増幅器をIC化すれば2個の外部接続端
子が必要になり、しかも高価な外付け部品を必要とす
る。
れ、容易に可変できない、といった問題点がある。な
お、「アナログ回路の実用設計」(昭和56年3月30
日初版発行、発行所CQ出版社、p53)には、帰還回
路に可変抵抗を用いた増幅器の回路図が図示されている
が、この場合も増幅器をIC化すれば2個の外部接続端
子が必要になり、しかも高価な外付け部品を必要とす
る。
本発明者等は、増幅器の上記問題点ならびに技術的動向
に鑑み、ICの1個の外部接続端子から入力信号を供給
し、これにより増幅器の利得を制御し得れば、上記問題
点を一挙に解決できることに気づき、本発明を提案する
に至った。
に鑑み、ICの1個の外部接続端子から入力信号を供給
し、これにより増幅器の利得を制御し得れば、上記問題
点を一挙に解決できることに気づき、本発明を提案する
に至った。
本発明の目的は、1個の入力端子を用いて増幅器の利
得、電圧制御等を容易に制御することのできるIC化に
好適な電子スイッチを提供することにある。
得、電圧制御等を容易に制御することのできるIC化に
好適な電子スイッチを提供することにある。
本発明の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
本願において開示される発明のうちの代表的なものの概
要を簡単に述べれば、下記の通りである。
要を簡単に述べれば、下記の通りである。
すなわち、差動対に接続された第1のトランジスタのベ
ースに電圧レベルが可変される入力信号を供給し、第2
のトランジスタのベースに印加された基準電圧と比較し
て上記入力信号のレベル変化を検出して2値にレベル変
化する制御信号を得て、上記制御信号によりインピーダ
ンスの異なるインピーダンス回路をスイッチ回路を介し
て選択的に駆動することにより、IC化に際し1個の外
部接続端子から供給される入力信号によって増幅器の利
得、或いは電圧レベルを可変する、という本発明の目的
を達成するものである。
ースに電圧レベルが可変される入力信号を供給し、第2
のトランジスタのベースに印加された基準電圧と比較し
て上記入力信号のレベル変化を検出して2値にレベル変
化する制御信号を得て、上記制御信号によりインピーダ
ンスの異なるインピーダンス回路をスイッチ回路を介し
て選択的に駆動することにより、IC化に際し1個の外
部接続端子から供給される入力信号によって増幅器の利
得、或いは電圧レベルを可変する、という本発明の目的
を達成するものである。
〔実施例−1〕 以下、第1図を参照して本発明を適用した電子スイッチ
の第1実施例を説明する。なお、第1図はIC化された
電子スイッチの回路図を示すものであり、数字を囲んだ
丸はICの外部接続端子を示すものである。
の第1実施例を説明する。なお、第1図はIC化された
電子スイッチの回路図を示すものであり、数字を囲んだ
丸はICの外部接続端子を示すものである。
本実施例の特徴は、本発明の電子スイッチを増幅器の利
得制御に適用したことにある。
得制御に適用したことにある。
11は本発明でいう検出回路であり、12,13は本発
明でいうスイッチ回路に相当し、抵抗R11,R12が本発
明でいうインピーダンス回路に相当する。
明でいうスイッチ回路に相当し、抵抗R11,R12が本発
明でいうインピーダンス回路に相当する。
検出回路11においてトランジスタQ1,Q2は差動対
に接続され、電圧−電流変換を行うものである。トラン
ジスタQ1のベースには、飽和防止のためのダイオード
D0、1番端子を介して入力信号V1が供給される。一
方、トランジスタQ2のベースには、分圧抵抗RA,R
Bによって分圧された電圧Vref1が基準電圧として
印加されている。そしてトランジスタQ1,Q2は入力
信号V1と基準電圧Vref1との電圧レベルを比較
し、両者の差動圧に対応した電圧−電流変換を行うもの
である。
に接続され、電圧−電流変換を行うものである。トラン
ジスタQ1のベースには、飽和防止のためのダイオード
D0、1番端子を介して入力信号V1が供給される。一
方、トランジスタQ2のベースには、分圧抵抗RA,R
Bによって分圧された電圧Vref1が基準電圧として
印加されている。そしてトランジスタQ1,Q2は入力
信号V1と基準電圧Vref1との電圧レベルを比較
し、両者の差動圧に対応した電圧−電流変換を行うもの
である。
ダイオードD1,D2は、電流−電圧変換を行うもので
あり、複数の制御信号Vc1,Vc2はダイオード
D1,D2の順方向電圧によって得られる。
あり、複数の制御信号Vc1,Vc2はダイオード
D1,D2の順方向電圧によって得られる。
すなわち、スイッチS1が実線で示すように切り換えら
れた場合、1番端子は接地状態になる。この場合、トラ
ンジスタQ1のベース電圧はトランジスタQ2のベース
電圧に対し低レベルになるので、トランジスタQ1にベ
ース電流が流れる。そして定電流回路CS1からトラン
ジスタQ1、ダイオードD1に電流が流れ、上記制御信
号Vc1が得られる。
れた場合、1番端子は接地状態になる。この場合、トラ
ンジスタQ1のベース電圧はトランジスタQ2のベース
電圧に対し低レベルになるので、トランジスタQ1にベ
ース電流が流れる。そして定電流回路CS1からトラン
ジスタQ1、ダイオードD1に電流が流れ、上記制御信
号Vc1が得られる。
スイッチS1が固定接点aに切り換えられた場合は、ト
ランジスタQ1,Q2のベース電圧はV1>Vref1
になり、トランジスタQ2がオン状態になる。定電流回
路CS1、トランジスタQ2、ダイオードD2に電流が
流れ、制御信号VC2が得られる。したがって、制御信
号Vc1,Vc2の電圧レベルは、それぞれ2値のレベ
ルに変化する。なお、以下において制御信号Vc1,V
c2がハイレベルのときを第1のレベルという。
ランジスタQ1,Q2のベース電圧はV1>Vref1
になり、トランジスタQ2がオン状態になる。定電流回
路CS1、トランジスタQ2、ダイオードD2に電流が
流れ、制御信号VC2が得られる。したがって、制御信
号Vc1,Vc2の電圧レベルは、それぞれ2値のレベ
ルに変化する。なお、以下において制御信号Vc1,V
c2がハイレベルのときを第1のレベルという。
スイッチ回路12,13は同一の回路構成になされ、基
準電圧Vrefが共通に供給されている。トランジスタ
Q3,Q4は差動対に接続され、トランジスタQ5,Q
6はカレントミラー回路を構成し、上記トランジスタQ
3,Q4の負荷回路として設けられている。そして上記
トランジスタQ3〜Q6は、当事業者間にボルティジフ
ォロワとして知られたものであり、上記ボルティジフォ
ロワの動作及び非動作はトランジスタQ7に供給される
制御信号Vc2によって制御される。
準電圧Vrefが共通に供給されている。トランジスタ
Q3,Q4は差動対に接続され、トランジスタQ5,Q
6はカレントミラー回路を構成し、上記トランジスタQ
3,Q4の負荷回路として設けられている。そして上記
トランジスタQ3〜Q6は、当事業者間にボルティジフ
ォロワとして知られたものであり、上記ボルティジフォ
ロワの動作及び非動作はトランジスタQ7に供給される
制御信号Vc2によって制御される。
制御信号Vc2が第1のレベル(ハイレベル)のとき、
トランジスタQ7にバイアス電圧が供給されてオン状態
に動作する。スイッチ回路12に電源が供給されること
になり、増幅動作を行う。動作時において、トランジス
タQ4のベースからみた出力インピーダンスZout
は、増幅度をGvとすると、 Zout=re/Gvで決定される。なお、上式におい
てreはトランジスタQ4のエミッタ抵抗であり、小抵
抗である。そしてGvを1<Gvに設定することによ
り、出力インピーダンスZoutを極めて小にすること
ができる。
トランジスタQ7にバイアス電圧が供給されてオン状態
に動作する。スイッチ回路12に電源が供給されること
になり、増幅動作を行う。動作時において、トランジス
タQ4のベースからみた出力インピーダンスZout
は、増幅度をGvとすると、 Zout=re/Gvで決定される。なお、上式におい
てreはトランジスタQ4のエミッタ抵抗であり、小抵
抗である。そしてGvを1<Gvに設定することによ
り、出力インピーダンスZoutを極めて小にすること
ができる。
すなわち、制御信号Vc2が第1のレベルに変化する
と、インピーダンス回路を構成する抵抗R11の一端が、
極めて小抵抗を介して接地されることになる。換言すれ
ば、上記第4図で述べた抵抗R2の一端が接地された場
合と同様の回路構成になり、増幅器21の増幅度Gvは
Gv=R13+R12/R12で決定される。
と、インピーダンス回路を構成する抵抗R11の一端が、
極めて小抵抗を介して接地されることになる。換言すれ
ば、上記第4図で述べた抵抗R2の一端が接地された場
合と同様の回路構成になり、増幅器21の増幅度Gvは
Gv=R13+R12/R12で決定される。
一方、制御信号Vc1が第1のレベルに変化すると、ト
ランジスタQ12にバイアス電圧が供給されることにな
り、これがオン状態に動作する。そしてトランジスタQ
3〜Q12で構成されたスイッチ回路13が上記スイッチ
回路12と同様に動作し、抵抗R11の一端がスイッチ回
路13の出力インピーダンスを介して接地される。
ランジスタQ12にバイアス電圧が供給されることにな
り、これがオン状態に動作する。そしてトランジスタQ
3〜Q12で構成されたスイッチ回路13が上記スイッチ
回路12と同様に動作し、抵抗R11の一端がスイッチ回
路13の出力インピーダンスを介して接地される。
この場合の増幅器21の増幅度Gvは、Gv=R13+R
11/R11で決定される。
11/R11で決定される。
従って、抵抗R11,R12の抵抗値をR11≠R12に設定す
れば、スイッチS1を上記のように切り換えることによ
り、増幅器21の増幅度を可変することができる。
れば、スイッチS1を上記のように切り換えることによ
り、増幅器21の増幅度を可変することができる。
ここで注目すべきは、増幅器21の出力信号V0を同一
IC内において次段の増幅器22に供給するような場
合、点線で示すような利得制御のための外部接続端子X
を特に設ける必要が無いことである。すなわち、出力信
号V0の帰還を行うことなく利得制御が行われるので、
そのための出力端子Xが不要になり、しかも抵抗、コン
デンサといった外づけ部品も不要になり、これらがあい
まって大幅なコスト低減が可能になる。
IC内において次段の増幅器22に供給するような場
合、点線で示すような利得制御のための外部接続端子X
を特に設ける必要が無いことである。すなわち、出力信
号V0の帰還を行うことなく利得制御が行われるので、
そのための出力端子Xが不要になり、しかも抵抗、コン
デンサといった外づけ部品も不要になり、これらがあい
まって大幅なコスト低減が可能になる。
〔実施例−2〕 次に、本発明の第2実施例を第2図を参照して説明す
る。
る。
なお、本実施例は上記検出回路の他の例を示すものであ
り、第2図はその回路図である。
り、第2図はその回路図である。
本実施例の特徴は、2値にレベル変化する3の制御信号
Vc1〜Vc3を得るようにスイッチ回路31を構成し
たことにある。
Vc1〜Vc3を得るようにスイッチ回路31を構成し
たことにある。
トランジスタQ21のベースには、スイッチS1の切り換
えにより電圧レベルの異なった入力電圧V1が供給され
るものとする。
えにより電圧レベルの異なった入力電圧V1が供給され
るものとする。
また、抵抗R21〜R23は分圧抵抗であって、基準電圧V
ref11,Vref12を得るものである。そして入力電
圧V1の電圧レベルがVref12−VfQ21の場合、ト
ランジスタQ21,Q23がともにオン状態になり、ダイオ
ード12の順方向電圧によって制御信号Vc1が得られ
る。
ref11,Vref12を得るものである。そして入力電
圧V1の電圧レベルがVref12−VfQ21の場合、ト
ランジスタQ21,Q23がともにオン状態になり、ダイオ
ード12の順方向電圧によって制御信号Vc1が得られ
る。
入力電圧V1がVref12−VfQ21<V1<Vref
11−2Vfの場合は、トランジスタQ21がオフになり、
トランジスタQ22,Q23がオン状態になる。なお、上式
における2Vfは、レベルシフタとして設けられたダイ
オードD11の順方向電圧、及びトランジスタQ23のベー
ス・エミッタ間電圧を意味するものである。そしてダイ
オードD13の順方向電圧によって制御信号Vc2が得ら
れる。
11−2Vfの場合は、トランジスタQ21がオフになり、
トランジスタQ22,Q23がオン状態になる。なお、上式
における2Vfは、レベルシフタとして設けられたダイ
オードD11の順方向電圧、及びトランジスタQ23のベー
ス・エミッタ間電圧を意味するものである。そしてダイ
オードD13の順方向電圧によって制御信号Vc2が得ら
れる。
また入力電圧V1がVref12−2Vf<V1に設定さ
れた場合は、トランジスタQ23がオフになり、トランジ
スタQ24がオン状態になる。トランジスタQ23がオフに
なるので、トランジスタQ21,Q22もオフになり、制御
信号Vc1,Vc2はともに得られれない。
れた場合は、トランジスタQ23がオフになり、トランジ
スタQ24がオン状態になる。トランジスタQ23がオフに
なるので、トランジスタQ21,Q22もオフになり、制御
信号Vc1,Vc2はともに得られれない。
以上のようにして、制御信号Vc1〜Vc3が得られる
ので、この検出回路31を利用し、且つ上記スイッチ回
路とインピーダンス回路とを増設すれば、上記増幅器2
1の利得制御を3段階に制御することができる。
ので、この検出回路31を利用し、且つ上記スイッチ回
路とインピーダンス回路とを増設すれば、上記増幅器2
1の利得制御を3段階に制御することができる。
〔実施例−3〕 次に本発明の第3実施例を第3図を参照して説明する。
なお、第4図はアツテネータ回路の回路図である。
本実施例の特徴は、上記検出回路31と簡単な回路構成
のスイッチ回路とを用いて電圧制御を行うことにある。
のスイッチ回路とを用いて電圧制御を行うことにある。
トランジスタQ31〜Q33は上記スイッチ回路に相当する
ものである。
ものである。
入力電圧V1のレベル変化に対応して、検出回路31が
上記のように動作し、制御信号Vc1〜Vc3が得られ
る。制御信号Vc1が得られた場合トランジスタQ33が
オン状態となり、抵抗R34の一端を接地する。したがっ
て出力電圧Vaは、抵抗R31とR32〜R34との分圧比で
決定される。
上記のように動作し、制御信号Vc1〜Vc3が得られ
る。制御信号Vc1が得られた場合トランジスタQ33が
オン状態となり、抵抗R34の一端を接地する。したがっ
て出力電圧Vaは、抵抗R31とR32〜R34との分圧比で
決定される。
制御信号Vc2が得られた場合は、トランジスタQ32が
オン状態になり抵抗R33の一端が接地されるので、抵抗
R33,R34は無視することができる。従って、出力電圧
Vaは抵抗R31とR32,R33との抵抗比によって決定さ
れる。
オン状態になり抵抗R33の一端が接地されるので、抵抗
R33,R34は無視することができる。従って、出力電圧
Vaは抵抗R31とR32,R33との抵抗比によって決定さ
れる。
制御信号Vc3が得られた場合は、トランジスタQ31が
オン状態になりR32の一端が接地されるので、R33〜R
35は無視することができる。従って、出力電圧Vaは、
抵抗R31とR32との抵抗比によって決定される。
オン状態になりR32の一端が接地されるので、R33〜R
35は無視することができる。従って、出力電圧Vaは、
抵抗R31とR32との抵抗比によって決定される。
以上のように、本発明を適用したスイッチ回路は増幅器
の利得制御に止まらず、電圧制御にも使用することがで
きる。
の利得制御に止まらず、電圧制御にも使用することがで
きる。
(1)入力信号の電圧レベルを検出して2値にレベル変化
する複数の制御信号を得て複数のスイッチ回路を選択的
に駆動することにより、増幅器の帰還量を制御すること
なく利得制御が行われるので、信号帰還のための端子を
設ける必要がなく、IC化に際し外部接続端子を削減で
きる、という効果が得られる。
する複数の制御信号を得て複数のスイッチ回路を選択的
に駆動することにより、増幅器の帰還量を制御すること
なく利得制御が行われるので、信号帰還のための端子を
設ける必要がなく、IC化に際し外部接続端子を削減で
きる、という効果が得られる。
(2)上記(1)により、ICの集積度を向上し得る、という
効果が得られる。
効果が得られる。
(3)上記(1)により、利得制御のための外づけ部品を削減
し得るので、生産工数の削減とあいまって生産コストを
大幅に低減する、という効果が得られる。
し得るので、生産工数の削減とあいまって生産コストを
大幅に低減する、という効果が得られる。
(4)上記(1)に示すスイッチ回路の選択的駆動により、電
圧の分圧比を所望の値に設定することができるので、簡
単な回路構成のアツテネータを構成する、という効果が
得られる。
圧の分圧比を所望の値に設定することができるので、簡
単な回路構成のアツテネータを構成する、という効果が
得られる。
以上に、本発明者によってなされた発明を実施例にもと
づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形可能であることはいうまでもない。
づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形可能であることはいうまでもない。
例えば、入力信号はアナログ信号であってもよい。
以上の説明では、主として本発明者等によってなされた
発明をその背景となった利用分野である増幅器の利得制
御、電圧制御に適用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、A/D変換機等にも利用す
ることができる。
発明をその背景となった利用分野である増幅器の利得制
御、電圧制御に適用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、A/D変換機等にも利用す
ることができる。
更にビデオ機器、オーディオ機器等の利得制御を必要と
する各種電子機器に広く利用することができる。
する各種電子機器に広く利用することができる。
第1図は本発明を適用した電子スイッチの第1実施例を
示す回路図を示し、 第2図は本発明の第2実施例を示す検出回路の回路図を
示し、 第3図は本発明の第3実施例を示すアッテネータの回路
図を示し、 第4図は本発明に先だって検討された増幅器の回路図を
示すものである。 11,31……検出回路、12,13……スイッチ回
路、21……増幅器、Q1〜Q33……トランジスタ、D
1〜D14……ダイオード、Vc1〜Vc3……制御信
号、V1……入力信号、R11〜R23……抵抗、Vref
1〜Vref12……基準電圧。
示す回路図を示し、 第2図は本発明の第2実施例を示す検出回路の回路図を
示し、 第3図は本発明の第3実施例を示すアッテネータの回路
図を示し、 第4図は本発明に先だって検討された増幅器の回路図を
示すものである。 11,31……検出回路、12,13……スイッチ回
路、21……増幅器、Q1〜Q33……トランジスタ、D
1〜D14……ダイオード、Vc1〜Vc3……制御信
号、V1……入力信号、R11〜R23……抵抗、Vref
1〜Vref12……基準電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 智 東京都小平市上水本町1479番地 日立マイ クロコンピユータエンジニアリング株式会 社内
Claims (3)
- 【請求項1】第1の入力端子に供給される入力信号と第
2の入力端子に印加される基準電圧とを比較し、上記入
力信号のレベル変化を検出した複数の制御信号を得る検
出回路と、 - 【請求項2】上記複数の制御信号の第1のレベル変化時
に実質的に導通状態に駆動され、第2のレベル変化時に
実質的に無限大のインピーダンスに可変される複数のス
イッチ回路と、 - 【請求項3】上記複数のスイッチ回路に接続された複数
のインピーダンス回路と、をそれぞれ具備し、上記第1
の入力端子に供給される入力信号のレベルを可変するこ
とにより、上記複数のインピーダンス回路を選択的に駆
動して信号伝達を制御することを特徴とする電子スイッ
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25479885A JPH0630422B2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 電子スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25479885A JPH0630422B2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 電子スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62115905A JPS62115905A (ja) | 1987-05-27 |
JPH0630422B2 true JPH0630422B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=17270038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25479885A Expired - Lifetime JPH0630422B2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 電子スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630422B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2548157B2 (ja) * | 1987-01-09 | 1996-10-30 | ソニー株式会社 | 利得制御回路 |
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-
1985
- 1985-11-15 JP JP25479885A patent/JPH0630422B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS62115905A (ja) | 1987-05-27 |
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