JP2777475B2 - 面状発熱装置における配線方法 - Google Patents

面状発熱装置における配線方法

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JP2777475B2
JP2777475B2 JP2294600A JP29460090A JP2777475B2 JP 2777475 B2 JP2777475 B2 JP 2777475B2 JP 2294600 A JP2294600 A JP 2294600A JP 29460090 A JP29460090 A JP 29460090A JP 2777475 B2 JP2777475 B2 JP 2777475B2
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忠義 南
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、電気カーペット等の面状発熱装置における
配線方法に関する。
【従来の技術】
第5図は従来の配線方法を用いて製作された電気カー
ペットの断面図、第6図は上記電気カーペットの製作工
程を示すブロック図である。この従来の配線方法は、発
熱体3を所定のパターンに配設するためにあらかじめ配
設パターンを形どった配線枠に仮配線し、その仮配線し
た発熱体3を配線枠ごと、接着材5を塗布した裏面材1
に移してセットし、熱風等で乾燥させて固め、接着後配
線枠を外すようにして配線を行う。この配線方法により
発熱体3が配線された裏面材に、その後表面材4を接着
材5で貼付けて完成する。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の配線方法は、配線枠に発熱体を
仮配線する作業が、発熱体が長く、パターンの面積も大
きいため、非常に手間がかかるほかに、配線枠を裏面材
にセットしたり、セットした配線枠を取り外したりとい
った作業に手間がかかり、多くの労力を必要とし、生産
性が低いという問題があった。また、第5図に示すよう
に表面材4を貼付けた後の完成状態において発熱体3に
よる表面の凹凸が目立ち商品価値を損うという問題があ
った。 そこで、この発明の目的は、配線枠に発熱体を仮配線
する作業をなくし、直接裏面材上に発熱体を配線する事
で生産性の向上を図ると共に、発熱体による表面の凹凸
を軽減させることができる面状発熱装置の配線方法を提
供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の面状発熱装置に
おける配線方法は、熱溶着可能な繊維からなる裏面材の
表面に、溶着可能な材料からなる被覆を有する線状発熱
体を配設し、その線状発熱体を配設した上から表面材を
接着してなる面状発熱装置における上記線状発熱体の配
線方法であって、上記裏面材の表面上における上記線上
発熱体の設置場所に、熱溶解により、上記線状発熱体を
設置するパターンを設けると共に、上記裏面材に上記パ
ターンを形成するときに上記裏面材の熱溶解されている
部分と上記線状発熱体を接着せしめ、所定のパターンの
配線を行なうようにしたことを特徴としている。
【作用】
熱溶着可能な繊維からなる裏面材の表面上における線
状発熱体の設置場所に、熱溶解により、上記線状発熱体
を設置するパターンを設けると共に、上記裏面材に上記
パターンを形成するときに裏面材の熱溶解されている部
分と上記線状発熱体を接着せしめ、所定のパターンの配
設を行なう。従って、従来例に於けるように配線枠への
仮配線、仮配線した配線枠の裏面材へのセット、セット
した配線枠の取り外しといった作業を必要としないため
作業が非常に簡単となり、大幅に生産性の向上が図れ
る。 また、上記パターンを深くし上記発熱体を裏面材の溝
に埋込むようにすれば、表面材は凹凸がなく平面を保つ
ことができ、商品価値が向上する。
【実施例】
以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明す
る。 第1図はこの発明の一実施例の配線方法を用いて製作
された電気カーペットの部分断面図である。 この電気カーペットの裏面材1は主としてポリエステ
ル、アクリル等熱で溶解する合成繊維からなるフエルト
であり、発熱体3は塩化ビニール等の合成繊維を外被と
している。 本実施例の配線方法は、この裏面材1に配線パターン
に基づいた溝2を熱溶解で成形すると同時に発熱体3を
溶着するようにしたものである。 第2図は上記溝2の成形と発熱体3の溶着を行うため
の成形ノズルの一例を示す図である。 この成形ノズル20は、成形ゴテ6、ガイドローラ7、
押えローラ8で構成されている。上記成形ゴテ6は溝2
を成形するもので裏面材1(ポリエステル、アクリル
等)を溶解すべく発熱機構9により発熱する。ガイドロ
ーラ7および押えローラ8は配置する発熱体3を押し出
すものである。 上記構成の成形ノズル20を裏面材1(例としてポリエ
ステル製フエルト)の所定の位置にセットして矢印の方
向に移動させる。成形ゴテ6の温度を260〜700℃に熱す
ると、裏面材1は発熱機構9によって熱せられた成形ゴ
テ6の部分11と接触している部分が溶け溝が出来ると同
時に発熱体3がガイドローラ7により溝2に配置され
る。この時発熱体3の1部は成形ゴテ6の角部10と接触
し、その被覆の一部が溶ける。これを押えローラ8によ
り押さえることにより裏面材1と発熱体3が溶着する。
この成形ノズル20は例えば第3図に示すような前後左右
に自在に首振り可能な自動機21の先端部に取り付けて使
用することにより自由なパターンの配線が行なえる。 次に、上記配線の施された裏面材1に、接着材5を塗
布した表面材4を貼りあわせて第1図の完成状態とな
る。 第4図は本実施例の配線方法を用いたときの製作工程
を示すブロック図である。 このブロック図と第6図のブロック図との比較から分
かるように、本実施例の配線方法によれば、配線枠への
仮配線、仮配線した配線枠の裏面材へのセット、セット
した配線枠の取り外しといった作業を必要としないため
作業が非常に簡単となり、また、発熱体3を裏面材1に
接着するための接着材を必要としないため、大幅なコス
トダウンと生産性の向上が図れる。 また、発熱体3の裏面材1の溝2に埋込むようにして
いるので、第1図に示すように、表面材4は第5図に示
す従来のカーペットのような凹凸がなく平面を保つこと
ができ、商品価値が向上する。 上記実施例は電気カーペットの場合について示した
が、電気カーペット以外の他の面状発熱装置についても
同様のことがいえる。
【発明の効果】
以上より明らかなように、この発明の面状発熱装置に
おける配線方法は、熱溶着可能な裏面材の表面上におけ
る線上発熱体の設置場所に、成形ゴテ等の成形具による
熱溶解により、上記線状発熱体を設置するパターンを設
けると共に、上記裏面材に上記パターンを形成するとき
に上記裏面材の熱溶解されている部分と上記線状発熱体
を接着せしめ、所定パターンの配線を行うようになって
いるので、成形ゴテ等の成形具にて配線パターンを裏面
材に形成するので、種々の配線パターンを精確且つ迅速
に裏面材に形成することができ、裏面材への線状発熱体
の所定の配線パターンでの仮固定の配線作業が非常に簡
単且つ精確に行うことができ、また、線状発熱体を裏面
材に接着するための接着剤を必要とせず、大幅なコスト
ダウンおよび生産性の向上が可能となる。また、表面材
は凹凸がなく平面を保つことができ、面状発熱体の商品
価値を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の配線方法を用いて製作さ
れた電気カーペットの部分断面図、第2図は本実施例で
用いられる成形ノズルを示す概略図、第3図は上記成形
ノズルを取り付けた自動機を示す概略図、第4図は本実
施例を用いた製作工程図、第5図は従来の配線方法を用
いて製作された電気カーペットの部分断面図、第6図は
上記従来の電気カーペットの製作工程図である。 1……裏面材、2……溝、3……発熱体、4……表面
材、 5……接着材、6……成形ゴテ、7……ガイドローラ、 8……押えローラ、9……発熱機構、 20……成形ノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−117952(JP,A) 実開 昭63−178092(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 3/20 H05B 3/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱溶着可能な材料からなる裏面材の表面
    に、溶着可能な材料からなる被覆を有する線状発熱体を
    配設し、その線状発熱体を配設した上から表面材を接着
    してなる面状発熱装置における上記線状発熱体の配線方
    法であって、上記裏面材の表面上における上記線上発熱
    体の設置場所に、成形ゴテ等の成形具による熱溶解によ
    り、上記線状発熱体を設置するパターンを設けると共
    に、上記裏面材に上記パターンを形成するときに上記裏
    面材の熱溶解されている部分と上記線状発熱体を接着せ
    しめて仮固定し、所定のパターンの配線を行うようにし
    たことを特徴とする面状発熱装置における配線方法。
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