JP2777063B2 - パチンコ機の景品球排出手段 - Google Patents

パチンコ機の景品球排出手段

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JP2777063B2 JP6226850A JP22685094A JP2777063B2 JP 2777063 B2 JP2777063 B2 JP 2777063B2 JP 6226850 A JP6226850 A JP 6226850A JP 22685094 A JP22685094 A JP 22685094A JP 2777063 B2 JP2777063 B2 JP 2777063B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の景品球排
出手段に関し、詳しくは、パチンコ機の内部構造を簡素
化することが可能な景品球排出手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機における景品球排出手
段については、例えば、特公平5−11999号公報、
特公平5−5517号公報、特公平5−5518号公報
に開示された技術が知られている。これらの従来の技術
の一例を示すならば、図9および図10に示すように、
パチンコ機100の前枠と中間枠とが一体成型された枠
体103の裏面側に、景品球排出手段105を配置した
機構板107を取付部109を介して設置するものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術においては、枠体103の裏面側に、さら
に景品球排出手段105を配置した機構板107を設け
るため、パチンコ機100の内部構造が複雑になり、内
部スペ−スの確保またはコスト面において問題が生じて
いた。また、機構板107に景品球排出手段105を配
置するので機構板107の重量が増加し、機構板107
の取付部109における耐久性の低下、あるいは機構板
107の開閉に円滑さを欠くといった問題が生じてい
た。そこで、本発明の目的は、前記した機構板の簡素化
または機構板の省略を可能とし、パチンコ機の内部構造
の簡素化が可能な景品球排出手段を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係るパチンコ機の景品球排出手段
は、予め設定された所定数の景品球を排出する景品球排
出装置と、前記景品球を前記景品球排出装置を経由して
景品球排出部へと移送する景品球通路とを有するパチン
コ機の景品球排出手段であって、前記景品球排出装置と
前記景品球通路とは、それぞれパチンコ機の中間枠の縦
枠部の内部に設けられ、景品球通路は、景品球排出装置
の上部に位置するとともにパチンコ機の縦枠部の外部か
ら供給される景品球を景品球排出装置へと供給する第1
の景品球通路と、前記景品球排出装置の下部に位置する
とともに前記景品球排出装置から排出される景品球を景
品球排出部へと移送する第2の景品球通路とを備え、し
かも、前記中間枠の縦枠の内部を空洞状に形成し、その
空洞部に、前記景品球排出装置を設置するとともに、そ
の景品球排出装置の上部の空洞部を前記第1 の景品球通
路とし、前記景品球排出装置の下部の空洞部を前記第2
の景品球通路としている。
【0005】
【作用】したがって、景品球排出装置と景品球通路と
は、それぞれパチンコ機の中間枠の縦枠部の空洞部に
置されるため、縦枠部の外部から供給される景品球は、
縦枠部の内部を通って景品球排出部に排出されることと
なる。また、縦枠部の内部において、景品球排出装置
は、第1の景品球通路と第2の景品球通路の間に位置
し、景品球の排出をおこなう。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例であるパチンコ機1に
ついて、図1から図6に従って説明する。図1および図
2に示すように、本実施例のパチンコ機1は、前枠5
と、前枠5と一体化された中間枠9と、前枠5および中
間枠9が取付けられる外枠60と、中間枠9の縦枠部1
0内に設けられた景品球排出手段3と、景品球排出手段
より景品球2が排出される誘導箱50とを主体として構
成されている。なお、遊技盤、パチンコ機を駆動するた
めの駆動手段等についての図示および説明は、便宜上省
略する。
【0007】前枠5は、図1および図2に示すように、
パチンコ機の前面側(図1および図2においては背面
側)において外枠60に開閉自在に取付けられる矩形の
枠体であり、その中央部には窓を取付けるための窓孔7
が開けられている。また、前枠5の裏面側(図1におい
ては前面側)には中間枠9が設置されている。中間枠9
は、窓孔7の周縁を囲僥し得る矩形の枠体として形成さ
れるとともに、前枠5と一体化されている。中間枠9
は、その上端側の横枠部11に景品球2を貯留しておく
ためのタンク17が設置される。また、中間枠9の縦枠
部10の上端にはタンク17に貯留された景品球2を景
品球排出手段へと供給するための受口13が設けられて
いる。また、受口13とは別個に、パチンコ機の外部に
貯留された景品球2を景品球排出手段3へと供給するた
めの第2の受口15が上端側の横枠部11に設けられて
いる。また、中間枠9の内周には遊技盤を設置するため
の段差部14が形成されている。なお、本実施例におい
ては、前枠5と中間枠9とが一体的に形成されている場
合について説明したが、前枠5と中間枠9とが別体とし
て設置された構成としてもよい。
【0008】景品球排出手段3は、図1に示すように、
中間枠9の縦枠部10の内部に設けられた景品球排出装
置20と、縦枠部10の内部において景品球排出装置2
0の上部に形成された第1の景品球通路30と、縦枠部
10の内部において景品球排出装置20の下部に形成さ
れた第2の景品球通路40とから構成される。すなわ
ち、縦枠部10の内部(本実施例では、図1において正
面から見て右側の縦枠部)を空洞状に形成し、該空洞部
に景品球排出装置20を設置するとともに、景品球排出
装置20の上部の空洞部を第1の景品球通路30とし、
景品球排出装置20の下部の空洞部を第2の景品球通路
40としている。
【0009】ここで、図1、図4および図6に示すよう
に、第1の景品球通路30および第2の景品球通路40
ともに、縦枠部10の空洞部の中央に仕切り板35、4
5を設けて、景品球2が2列状に移送される構造とされ
ている。これは、後述する景品球排出装置20が同時に
2列の景品球2を処理し得る構造としたことに対応する
ためである。また、移送される景品球2がこぼれ落ちる
のを防止するために、図1に示すように、縦枠部10の
内部に設けられた景品球排出手段3は板状のカバ−33
にて被覆される。なお、カバ−33には、景品球2の供
給状態が目視により確認できるように細長状のスリット
31、41が穿設されている。
【0010】景品球排出装置20は、予め設定された数
の景品球2を放出し、次の放出に備えて景品球2を待機
させるという一連の動作を繰り返し行わせる機能を有
し、図1および図5に示すように、中間枠9の縦枠部1
0の内部の略中央付近に配置されている。なお、本実施
例においては、景品球2の処理効率を向上させるため
に、第1の景品球通路30から景品球排出装置20に対
して景品球2が2列状に供給され、かつ、景品球排出装
置20から第2の景品球通路40に対して景品球2が2
列状に排出される構造とされている。
【0011】第1の景品球通路30は、受口13または
第2の受口15から供給された景品球2を景品球排出装
置20に移送するための部材であり、図1および図4に
示すように、中間枠9の縦枠部10の内部の空洞部に仕
切り板35を設けて2列状に形成されている。また、第
2の景品球通路40は、景品球排出装置20から排出さ
れた景品球2を誘導箱50に移送するための部材であ
り、図1、図3および図6に示すように、第1の景品球
通路30と同様に中間枠9の縦枠部10の内部に設けら
れた空洞部に仕切り板45を設けて2列状に形成されて
いる。また、図1に示すように、第2の景品球通路40
は、下部において誘導箱50へと景品球2を移送するた
めに屈曲して形成されるとともに、図3に示すように、
誘導箱50に景品球2を排出するための排出孔43が開
けられている。
【0012】なお、本実施例においては、景品球通路を
第1の景品球通路30と第2の景品球通路40とに分け
て構成しているが、例えば、図7に示すように、景品球
排出装置20を縦枠部10の上端部に配置して、景品球
2を受口13または第2の受口15から直接景品球排出
装置20に供給し得る構造としてもよい。或いは、図8
に示すように、景品球排出装置20を縦枠部10の下端
部に配置して、景品球2を景品球排出装置20から直接
誘導箱50に排出し得る構造としてもよい。
【0013】また、本実施例においては、景品球排出手
段3において景品球2は2列状にて処理される構造であ
ったが、これを1列にて処理する構造としてもよい。
【0014】誘導箱50は、図3に示すように、排出孔
43を通じて第2の景品球通路40から排出された景品
球2を受け皿53へ移送するための部材であり、中空の
箱体として形成されるものである。なお、誘導箱50
は、本発明における「景品球排出部」に該当するもので
ある。なお、誘導箱50を用いないで、景品球2が第2
の景品球通路40から直接受け皿53へ移送される構造
としてもよい。かかる場合は、受け皿53が、本発明に
おける「景品球排出部」に該当することとなる。かくし
て、本実施例のパチンコ機1が構成される。
【0015】次に、本実施例のパチンコ機1の作用につ
いて説明する。図1および図2に示すように、球タンク
17に貯留された景品球2は受け口13から、また、パ
チンコ機1の外部から供給された景品球2は第2受け口
15から、景品球排出手段3に供給される。景品球排出
手段3において、景品球2は第1の景品球通路30を通
って景品球排出装置20に供給される。さて、遊戯中に
所定の入賞口に景品球2が入賞した場合、景品球排出装
置20は、予め設定された所定数の景品球2を排出す
る。排出された景品球2は第2の景品球通路40を通っ
て排出孔43より誘導箱50に排出される(図3参
照)。そして、図3に示すように、排出された景品球2
は誘導箱50中で向きを変えて受け皿53に送られるの
である。これによって、景品球2の排出動作、すなわち
景品球2の払出しが完了する。
【0016】本実施例のパチンコ機1においては、上述
の景品球2の排出にあたり、景品球排出手段3を中間枠
9の縦枠部10の内部に設けた構造であるため、機構板
が不要となりパチンコ機の内部構造が簡素化されるもの
である。なお、本実施例では機構板自体を不要とした構
造を採用したが、例えば駆動手段等を設置するために機
構板を必要とする場合であっても、景品球排出手段3を
機構板に設ける必要性がないため、パチンコ機の内部構
造の簡素化に寄与し得るものである。
【0017】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、景
品球排出装置と景品球通路とは、それぞれパチンコ機の
中間枠の縦枠の空洞部に配置されるため、従来の機構板
の簡略化および機構板の軽量化が可能となり、もしくは
機構板の設置自体が不要となり、パチンコ機の内部構造
の簡素化に寄与し得ることとなる。また、景品球排出装
置の縦枠内部での設置位置を自由に設定し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のパチンコ機の景品球排出手段の構造を
示す斜視図である。
【図2】実施例のパチンコ機の構造を示す斜視図であ
る。
【図3】景品球排出手段と誘導箱の構造を示す斜視図で
ある。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】図2におけるB−B線断面図である。
【図6】図2におけるC−C線断面図である。
【図7】景品球排出装置を縦枠部の上端部に設置した状
態を示す斜視図である。
【図8】景品球排出装置を縦枠部の下端部に設置した状
態を示す斜視図である。
【図9】従来のパチンコ機の構造を示す斜視図である。
【図10】同じく、従来のパチンコ機の構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 景品球 3 景品球排出手段 5 前枠 9 中間枠 10 縦枠部 20 景品球排出装置 30 第1の景品球通路 31 スリット 33 カバ− 35 仕切り板 40 第2の景品球通路 41 スリット 43 排出孔 45 仕切り板 50 誘導箱 53 受け皿 60 外枠

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された所定数の景品球を排出す
    る景品球排出装置と、前記景品球を前記景品球排出装置
    を経由して景品球排出部へと移送する景品球通路とを有
    するパチンコ機の景品球排出手段であって、 前記景品球排出装置と前記景品球通路とは、それぞれパ
    チンコ機の中間枠の縦枠部の内部に設けられ、 景品球通路は、景品球排出装置の上部に位置するととも
    にパチンコ機の縦枠部の外部から供給される景品球を景
    品球排出装置へと供給する第1の景品球通路と、 前記景品球排出装置の下部に位置するとともに前記景品
    球排出装置から排出される景品球を景品球排出部へと移
    送する第2の景品球通路とを備え、 しかも、前記中間枠の縦枠の内部を空洞状に形成し、そ
    の空洞部に、前記景品球排出装置を設置するとともに、
    その景品球排出装置の上部の空洞部を前記第1の景品球
    通路とし、前記景品球排出装置の下部の空洞部を前記第
    2の景品球通路としているパチンコ機の景品球排出手
    段。
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JP2917087B2 (ja) * 1992-12-28 1999-07-12 株式会社ニューギン 縦型弾球遊技機
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