JP2774747B2 - 配電盤の箱枠体 - Google Patents

配電盤の箱枠体

Info

Publication number
JP2774747B2
JP2774747B2 JP4315670A JP31567092A JP2774747B2 JP 2774747 B2 JP2774747 B2 JP 2774747B2 JP 4315670 A JP4315670 A JP 4315670A JP 31567092 A JP31567092 A JP 31567092A JP 2774747 B2 JP2774747 B2 JP 2774747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
horizontal member
width
box frame
depth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4315670A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06153330A (ja
Inventor
雅廣 石川
尊敬 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4315670A priority Critical patent/JP2774747B2/ja
Publication of JPH06153330A publication Critical patent/JPH06153330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2774747B2 publication Critical patent/JP2774747B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コントロールセンタ
などの配電盤に用いられる箱枠体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の配電盤の箱枠体は、一般的に、支
柱、幅水平部材、奥行水平部材を各々治具内に仮組して
のち、これらを一括溶接することによって、直方体状の
箱枠体を製作する。或いは、製作を容易にするために、
まず前後面または上下面を構成する2組の四辺形枠体を
溶接して組立て、次いでこれら四辺形枠体の角部に奥行
部材または高さ部材を溶接して接続することによって直
方体状の箱枠体を製作する手順がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
の種の箱枠体において、治具内に全ての部材を仮組し一
括溶接する場合、箱枠体の寸法精度を得るために治具が
大がかりで、複雑となるだけでなく、仮組の作業も繁雑
で、製作時間の短縮が困難であるという問題があった。
また、製作を容易にするために、まず前後面又は上下面
を構成する四辺形枠体を溶接組立する場合は、四辺形枠
体の溶接に治具が必要であり、更に溶接後に歪取りを行
い、次に奥行部材又は高さ部材を合せて治具内で仮組し
溶接した後に再度歪取り、仕上げなどの作業が必要とな
り、これも製作時間が多くかかるという問題があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、配電盤等の箱枠体の仮組を容易
にするとともに、溶接治具を簡便なものにすることによ
って、製作が容易で短時間で製作可能な箱枠体を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る箱枠体
は、幅脚と一対の立上り脚を有し、溝形断面を呈する幅
水平部材の端部に丸孔を設け、鉛直脚と水平脚でなる奥
行水平部材の、水平脚端部に丸孔を有する突出片を設
け、前記幅水平部材と奥行水平部材を丸孔部で重なるよ
うに直交して当接させ、この丸孔部にリベットなどの接
続部材を貫通し接合させることにより、上下面の四辺形
枠体を構成し、これらの間に支柱2を溶接で架設したも
のである。
【0006】
【作用】この発明における箱枠体は、箱枠体を構成する
四辺形枠体をリベット等の接続部材を用いて製作したの
で、四辺形枠体溶接のための治具や溶接後の歪取り等が
不要であり、箱枠体の製作が容易になる。
【0007】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明に係る箱枠体の要部を示す分解斜
視図、図2は箱枠体全体の組立状態を示す斜視図、図
3、図4、図5は要部の組立状態を示す正面図と平面断
面図と側面図、図6は上下面を構成する四辺形枠体の仮
組状態を示す斜視図である。
【0008】図2に示す如く、箱枠体1は全体が直方体
状に形成されていて、その四隅には4本のコーナ支柱2
が配設されており、このコーナ支柱2の間には前後面に
中間支柱3が、両側面には主支柱4がそれぞれ配設され
ている。そしてこれら支柱2,3,4の下側および上側
には、幅方向の幅水平部材5と、奥行方向の奥行水平部
材6の結合でなる四辺形の枠体8が連結される。
【0009】ここで、幅水平部材5は図1の如く幅脚5
aと一対の立上り脚5b,5cとを有する略溝形断面に
形成され、この幅脚5aの両端には丸孔5dが設けら
れ、また立上り脚5bの両端には突出片5eおよび端部
近くに角孔5fが設けられている。また奥行水平部材6
は、鉛直脚6aと、段部6dを有する水平長脚6b及び
水平短脚6cを有する略溝形断面に形成され、水平短脚
6cの両端には前記幅水平部材5の丸孔5dに対応する
ように設けられた丸孔6eを有する突出片6fが突設さ
れている。また鉛直脚6aの両端部は前記幅水平部材5
の突出片5eが嵌入するように角孔6gが、また水平長
脚6bの段部6dの両端部には幅水平部材立上り脚5b
の角孔5fに嵌入するように突出片6hが設けられてい
る。また、四隅の支柱2は、幅脚2aと一対の立上り脚
2b、2bを有する溝形断面を呈しており、立上り脚2
bの両端には切欠部2cが設けられている。
【0010】以上の構成において、箱枠体を製作する手
順は次の通りである。幅水平部材5と奥行水平部材6を
互いに結合するが、この際突出片5eと角孔6g並びに
角孔5fと突出片6hが嵌入し、丸孔5dと丸孔6eが
上下で重なるように当接させ、前記丸孔5d,6eにリ
ベットなどの接続部材7を貫通して接合させることによ
り、四辺形枠体8を構成する。次に前記のように製作さ
れた2個の四辺形枠体8の間に直交するようにコーナ支
柱2、中間支柱3、主支柱4を配設し、仮組し溶着す
る。9,10,11は箱枠体コーナ部の溶接肉盛であ
る。また、支柱2を4辺形枠体8に仮組するときは、奥
行水平部材6の突出片6fを支柱2の断面内側の溝部に
係合させることによって、左右、前後方向の位置決めが
同時に行なえる。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、配電盤
等の箱枠体を構成する四辺形枠体をリベット等の接続部
材を用いて結合するとともに、幅水平部材及び奥行水平
部材の各々に突出片、角孔を設けて嵌合する構成とした
ので、溶接により四辺形枠体を製作する場合に比べ、治
具も不要で、溶接歪取り等の作業も不要であり、コーナ
支柱等の他の部材と合せて治具等に仮組、溶接し箱枠体
を製作する場合も治具等への仮組が容易であるため、箱
枠体の製作が容易になり、製作期間を大幅に短縮できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による配電盤の箱枠体の要
部を示す分解斜視図である。
【図2】この発明の一実施例による配電盤の箱枠体全体
を示す斜視図である。
【図3】この発明の一実施例による配電盤の箱枠体の要
部を示す正面図である。
【図4】この発明の一実施例による配電盤の箱枠体の要
部を示す平面断面図である。
【図5】この発明の一実施例による配電盤の箱枠体の要
部を示す側面図である。
【図6】この発明の一実施例による配電盤の箱枠体の上
下面を構成する四辺形枠体を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 支柱 2a 幅脚 2b 立上り脚 2c 切欠部 5 幅水平部材 5a 幅脚 5b,5c 立上り脚 5d 丸孔 5e 突出部 5f 角孔 6 奥行水平部材 6a 鉛直脚 6b,6c 水平脚 6d 段部 6f 突出片 6e 丸孔 6h 突出片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 1/30 H02B 1/01

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅脚と一対の立上り脚を有し溝形断面を
    呈する四隅の支柱と、幅脚と一対の立上り脚を有する幅
    水平部材と、鉛直脚と水平脚を有する奥行水平部材を備
    え、前記幅水平部材の幅脚の少なくとも一方の端部に結
    合孔を設け、一方、前記奥行水平部材の水平脚端部に結
    合孔を設けるとともに、前記幅水平部材幅脚部に上下で
    重合する突出片を設けて、前記幅水平部材と奥行水平部
    材とが結合孔部で互いに重なるように直交して当接さ
    せ、上記結合孔部に接続部材を貫通して接合させること
    により四辺形枠体を構成し、この四辺形枠体に直交する
    ように前記四隅の支柱を溶着して組立てたことを特徴と
    する配電盤の箱枠体。
  2. 【請求項2】 幅水平部材の内側の立上り脚には奥行水
    平部材の鉛直脚に設けた孔と嵌合する突出片を設け、ま
    た奥行水平部材の水平脚の段部には幅水平部材の内側立
    上り脚の端部近くに設けた穴に嵌合する突出片が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の配電盤の箱枠
    体。
  3. 【請求項3】 四隅の支柱の立上り脚端面には切欠部が
    設けられており、奥行水平部材の突出片が、前記支柱の
    断面内側の溝部に係合するように構成されたことを特徴
    とする請求項1または2記載の配電盤の箱枠体。
JP4315670A 1992-10-29 1992-10-29 配電盤の箱枠体 Expired - Lifetime JP2774747B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4315670A JP2774747B2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 配電盤の箱枠体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4315670A JP2774747B2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 配電盤の箱枠体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06153330A JPH06153330A (ja) 1994-05-31
JP2774747B2 true JP2774747B2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=18068165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4315670A Expired - Lifetime JP2774747B2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 配電盤の箱枠体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2774747B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06153330A (ja) 1994-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2774747B2 (ja) 配電盤の箱枠体
JPH0246167Y2 (ja)
JPH0246168Y2 (ja)
JPH0333843Y2 (ja)
KR101440034B1 (ko) 가구 하부프레임
JPH0117686Y2 (ja)
US4214325A (en) Dismountable frame for children's furniture
JPH0113125Y2 (ja)
JPH0336247Y2 (ja)
JPH0337283Y2 (ja)
JPS6339287Y2 (ja)
JP2554174Y2 (ja) 柱と梁の連結構造
JPH0113124Y2 (ja)
JPH0142563Y2 (ja)
JPS6028277Y2 (ja) 家具等におけるパネル取付け装置
JPS6318623Y2 (ja)
JPH02213308A (ja) 棚板等の板体用コーナー部材
JPH0336249Y2 (ja)
JP2601710B2 (ja) 軸組構造
JPH0731572Y2 (ja) 電気機器用筐体
JPH0829462B2 (ja) 住宅ユニットにおける柱梁接合金具およびその製造方法
JPS61141903U (ja)
JPH04238936A (ja) 接合部材
JPH0321381B2 (ja)
JPS6223701Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080424

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090424

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100424

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100424

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110424

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 15